JP6722917B2 - スクライブヘッドユニット - Google Patents

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Description

本発明はガラス基板やシリコンウエハ等の脆性材料基板をダイヤモンドポイントによってスクライブするためのスクライブヘッドユニットに関するものである。
従来ガラス基板やシリコンウエハをスクライブするために、スクライビングホイールや単結晶ダイヤモンドによるダイヤモンドポイントを用いたスクライビングツールが用いられている。ガラス基板に対しては、主に基板に対して転動させるスクライビングホイールが用いられてきたが、スクライブ後の基板の強度が向上するなどの利点より、固定刃であるダイヤモンドポイントの使用も検討されてきている。特許文献1,2にはサファイアウエハやアルミナウエハ等の硬度の高い基板をスクライブするためのポイントカッターが提案されている。これらの特許文献には、角錐の稜線上にカットポイントを設けたツールや、先端が円錐になったツールが用いられている。
特開2003−183040号公報 特開2005−079529号公報
ツールとしてダイヤモンドポイントを用いたスクライビングツールを用いてガラス基板をスクライブする場合、ダイヤモンドポイントの寿命が短く、数十mスクライブした段階で損傷してしまうという問題点があった。
本発明は以上のような課題を解決するためになされたものであり、脆性材料基板を分断する際にダイヤモンドポイントを用いたスクライビングツールの耐久性を向上させ、寿命を長くし、交換頻度を少なくすることができるスクライブヘッドユニットを提供することを目的とする。
この課題を解決するために、本発明のスクライブヘッドユニットは、所定の荷重でスクライビングツールのポイントを脆性材料基板に押し付け、相対的に移動させることによってスクライブするスクライブヘッドユニットであって、ダイヤモンドを用いた1つ又は複数のポイントを有するスクライビングツールと、前記スクライビングツールを固定するツールホルダと、上下動自在に設けられた潤滑剤ホルダと、前記潤滑剤ホルダの下端に取付けられ、潤滑剤をスクライブ予定ライン上に塗布する潤滑剤塗布部材と、前記潤滑剤ホルダを前記脆性材料基板に押圧する押圧手段と、を具備し、前記潤滑材塗布部材は、固形潤滑剤で構成されるものである。
ここで前記潤滑剤塗布部材は、軸芯を有する円柱状の固潤滑ホイールとしてもよい。
ここで前記スクライブヘッドユニットは、スクライブ予定ラインに沿って脆性材料基板の異物除去を行う異物除去手段を有するようにしてもよい。
ここで前記異物除去手段は、異物除去ホルダと、前記異物除去ホルダの下端に設けられた異物除去部材と、を具備するようにしてもよい。
ここで前記押圧手段は、前記潤滑剤ホルダを脆性材料基板に押圧するエア加圧ユニットとしてもよい。
ここで前記押圧手段は、前記潤滑剤ホルダを脆性材料基板に押圧するスプリング加圧ユニットとしてもよい。
このような特徴を有する本発明によれば、まず脆性材料基板のスクライブ予定ラインに潤滑剤を塗布し、ダイヤモンドポイントを有するスクライビングツールでスクライブする。このためダイヤモンドポイントに摩耗が生じにくく、耐久性を大幅に向上させることができるという効果が得られる。特に、潤滑剤として固体潤滑剤を用いているため、スクライブ予定ラインの近傍にのみ、潤滑剤を精度良く塗布することができる。これにより、基板上の不要な箇所への潤滑剤の付着を防止するとともに、後工程における潤滑剤の除去等を容易に行うことができる。又潤滑剤を塗布する前にスクライブ予定ラインをクリーニングする場合には、脆性材料基板に最初から付着している異物、またはスクライブ中に発生する異物が脆性材料基板とスクライビングツールに巻き込まれることがなく、ポイントの損傷を更に少なくすることができるという効果が得られる。
図1は本発明の実施の形態によるツールホルダに用いられるスクライビングツールの一例を示す平面図及び側面図である。 図2は本実施の形態によるツールホルダの斜視図である。 図3は本発明の第1の実施の形態によるスクライブヘッドユニットの一例を示す正面図及び側面図である。 図4は本発明の第1の実施の形態によるスクライブヘッドユニットのうち潤滑剤を塗布する潤滑剤ホルダとその周辺部分のみを示す側面図である。 図5は本発明の実施の形態におけるガラス基板の分断方法を示すフローチャートである。 図6は本発明の実施の形態におけるガラス基板の平面図である。 図7は本発明の実施の形態におけるガラス基板のスクライブ予定ラインの拡大図である。 図8は本発明の実施の形態におけるスクライブ方法において形成されるトレンチライン、及びクラックラインの断面図である。 図9は本実施の形態によるガラス基板のトレンチラインとアシストラインを示す図である。 図10は本発明の第2の実施の形態によるスクライブヘッドユニットを示す正面図及び側面図である。
次に本発明の実施の形態について説明する。まず図1は本実施の形態のスクライブヘッドユニットのツールホルダに保持されるスクライビングツールである、マルチポイントダイヤモンドツール(以下、単にダイヤモンドツールという)10の一例を示す平面図及び側面図である。このダイヤモンドツール10は一定の厚さで回転対称の任意の数の辺から成る多角形の角柱をベースとする。この実施の形態では、一定厚さの四角柱のベース11を単結晶ダイヤモンドにより構成し、その中心に貫通孔12を有している。ベース11には貫通孔12を通る軸(図1(a)については紙面に垂直な軸)に平行な稜線13a〜13dが四角形の外周面に均等に形成されている。
さて本実施の形態ではベース11に対して図1に示すように四方の角部分の四角柱の両底面から外周面が交差する稜線へ向けて面取りのように研磨する。即ち図1(b)に示すようにベース11の右側の底面の4つの角よりベース11の稜線に向けて研磨して第1の傾斜面14a〜14dを形成する。このときベース11の底面の稜線を挟む辺と傾斜面との成す角が等しくなるように、即ち傾斜面が稜線の一端を頂点とした二等辺三角形となるように研磨する。このような傾斜面はレーザ加工又は機械加工によって容易に形成することができる。また、レーザ加工の後にさらに機械研磨を行い、さらに精密な研磨面としてもよい。こうすれば各稜線13a〜13dと第1の傾斜面14a〜14dとの交点を頂点として、図1(b)に示すようにベースの側面視において右側に4つのポイントP1〜P4を形成することができる。このときベース11の傾斜面14a〜14dは天面となる。ここで天面とは、稜線を形成する2つの外周面に接し、稜線の一端を共有する面をいう。
次にベース11の他方の底面より同様にしてベース11の外周に向けて研磨して第2の傾斜面15a〜15dを形成する。このとき、第1の傾斜面と第2の傾斜面との間に稜線が残るよう、第1の傾斜面と第2の傾斜面との研磨範囲の合計がベースの厚みを超えないように研磨する。こうすれば各稜線13a〜13dと第2の傾斜面15a〜15dとの交点をポイントとして図1(b)に示すようにベースの側面視において左側に4個のポイントP5〜P8を形成することができる。このように稜線13a〜13dの両端をポイントP1〜P8とすることで、四角形のダイヤモンドツール10について外周に8箇所のポイントを形成することができる。
次にツールホルダについて説明する。図2はツールホルダの組立てを示す斜視図である。図2に示すようにツールホルダ20の主要部を構成するツールホルダ本体21は、直方体状のホルダ保持部22aと、その先端に直方体の上半分が切り欠かれた形状を有するツール取付部22bとから成り立っている。ホルダ保持部22aは図2に示すようにツールホルダをスクライブヘッドユニットに固定するための取付用の貫通孔23a,23b及び24a,24bが設けられる。又ツール取付部22bはホルダ保持部22aに近い位置で切り欠かれた長手方向に垂直の厚さ調整溝25を有している。先端部には図2に示すように左右から切り欠かれた傾斜面26a,26bと、下方から切欠かれた傾斜面26cを有している。又ツール取付部22bのほぼ中央部分には中心軸に垂直にねじ溝27が設けられている。ツール取付部22bの表面にはツールホルダ本体21の長手方向の中心軸に沿った一定深さのツール保持溝28がねじ溝27を通過して形成され、先端部ではツール保持溝28は外側に向けて約90°の角度で開放されている。言い換えれば、ツール保持溝28は先端に向かうにつれて幅が広くなり、溝の内壁の延長線が交わる角度が90°とされている。厚さ調整溝25とツール保持溝28とは同一の深さを有するものとする。ここでツール保持溝28の90°に開放されている領域は、前述した四角形のダイヤモンドツール10を保持し、その先端部分を外部に突出させる保持領域となる。
さてこのツール取付部22bの上部にはホルダ押さえ30が取付けられる。ホルダ押さえ30は略直方体状でツール取付部22bの窪みに取付けられて直方体状のツールホルダ20を構成するものである。ホルダ押さえ30の先端部左右にはツール取付部22bの傾斜面26a,26bに対応する傾斜面31a,31bが設けられ、上面には傾斜面26cに対応する傾斜面31cが設けられている。又中央部分には貫通孔32が設けられている。
ダイヤモンドツール10をツールホルダ20に保持する場合には、まず厚さ調整部材としてダイヤモンドツール10の厚さと同一の径を有する厚さ調整ピン33を厚さ調整溝25に挿入し、次いでツール保持溝28にダイヤモンドツール10を嵌め込んでその一部を突出させた状態で押さえ部材30を被せ、ねじ34を締め付けることによって固定する。こうすればホルダ押さえ30の下面が常にツール取付部22bの面に対して平行に接することとなるため、先端にダイヤモンドツール10を確実に固定することができる。
図3はダイヤモンドツール10を有するツールホルダ20をスクライブヘッドユニットに取付けた状態を示す正面図及び側面図である。スクライブヘッドユニット40Aは板状のヘッドプレート41自体が図示しないスライド機構によって全体に上下動するように構成されている。そしてこのヘッドプレート41にはスクライブ荷重用のエアシリンダ42が固定される。エアシリンダ42の下端はロッド42aが伸縮自在に突出している。さて図3(b)に示すようにヘッドプレート41のロッド42aの下方には、ガイド機構43とスライド部44が設けられ、所定の荷重でスライド部44を下方に押圧している。ガイド機構43はスライド部44を上下動自在に保持するものである。スライド部44にはL字形のプレート45が設けられる。プレート45はスライド部44と共に上下動するが、ストッパ46によって下限が規制されている。そしてこのプレート45にはツールホルダ20が貫通孔23b,24bにねじ47a,47bを貫通させて斜め方向に固定されている。そしてスクライブヘッドユニット40Aを矢印A方向に移動させることでスクライブすることができる。
さてヘッドプレート41の右端にはサポートプレート50上に異物除去ホルダ51が設けられる。板状のサポートプレート50は図3(b)に示すように、異物除去ホルダ51を側面から見てダイヤモンドツールと同一の位置となるようにヘッドプレート41から左方向に突出させるものである。異物除去ホルダ51はツールホルダと同様に直方体状でヘッドベース41に平行に固定され、先端にはスポンジ52が取付けられている。スポンジ52はスクライブヘッドユニット40Aを矢印A方向に移動させたときに、スクライブする直前に基板に接触してスクライブ予定ラインに付着している異物を除去する異物除去部材である。ここで異物除去ホルダ51とその先端の柔軟な異物除去部材であるスポンジ52とは、スクライブヘッドユニット40Aに取付けられた異物除去手段を構成している。
次に異物除去ホルダ51に隣接する潤滑剤ホルダについて説明する。図4は潤滑剤ホルダとその周辺部分のみを抜き出して示した側面図であり、エアシリンダ42,スライド部44,プレート45やダイヤモンドツール10及びサポートプレート50と異物除去ホルダ51等は省略している。さて図4に示すようにヘッドプレート41にはサポートプレート50と同様にサポートプレート53が突出するように取付けられている。サポートプレート53の左端にはガイド機構53aが形成され、このガイド機構53aに沿ってスライド部54及びこれに取付けられたL字状ブロック55が上下動自在に構成される。このL字状ブロック55の下方には潤滑剤ホルダ56がねじ止めにて取付けられる。潤滑剤ホルダ56は異物除去ホルダ51と同様に直方体状で下端に固形潤滑ホイール57が取付けられている。固形潤滑ホイール57は円柱状で軸芯が潤滑剤ホルダ56に回転自在に保持されており、スクライブ方向に移動させることで回転し、スクライブする直前にスクライブ予定ライン上に潤滑剤を塗布する潤滑剤塗布部材である。
又図4に示すようにヘッドプレート41に横向きに突出するようにサポートプレート58が設けられ、その先端には下降端ストッパ59が設けられる。下降端ストッパ59はL字状ブロック55の一端に当接することによってL字状ブロック55が下がりすぎないように規制するものである。又ヘッドプレート41にはL字状ブロック55の上方にサポートプレート60が設けられ、その上部にはエア加圧ユニット61が設けられる。エア加圧ユニット61は先端の突出部でL字状ブロック55を下向きに押圧することによって、潤滑剤ホルダ56の下方の固形潤滑ホイール57を脆性材料基板に押し付けるものである。サポートプレート60に保持されているエア加圧ユニット61は潤滑剤ホルダ56を押圧する押圧手段を構成している。
固形潤滑ホイール57を構成する固形潤滑剤としては、ロウ(ワックス)や石油系炭化水素などの常温で固形の潤滑剤が用いられる。又は、固形の潤滑剤と常温で液体の潤滑剤、粉末状の固形潤滑剤又はその他の成分の混合物であってもよい。粉末状の固形潤滑剤としては、例えば黒鉛、二硫化モリブデン、二硫化タングステン等が好適に用いられる。
次に本実施の形態のスクライブヘッドユニット40Aを用いて脆性材料基板であるガラス基板を分断する方法について図5のフローチャート、図6のガラス基板の平面図を用いて説明する。まずステップS1において平坦な表面SFを有するガラス基板70を準備する。ガラス基板70をスクライブする際には、傾けて取付けられているツールホルダ20のダイヤモンドツール10の1つのポイントP1をガラス基板70に対して接するように固定して、スクライブヘッドユニット40Aをガラス基板70の一方の辺70aの近傍に押し下げて図示の矢印A方向に移動させ、分断予定ラインの他方の辺70bに近い位置まで摺動させる。このようにスクライブヘッドユニット40Aを移動させると、異物除去ホルダ51に取付けられているスポンジ52でスクライブ予定ラインの異物が除去される。即ち図5のステップS2に示すように、スクライブ予定ラインに沿ってクリーニングが行われる。このとき図7(a)にスクライブ予定ラインSIL1の拡大図を示すように、スクライブ予定ラインSIL1を中央に含むように所定幅のラインに対してクリーニングが行われる。このようにスクライブ予定ラインをクリーニングすることで、スクライブ中に異物がガラス基板70と刃先の間に巻き込まれることがなくなり、ダイヤモンドツールのポイントの損傷を少なくすることができる。
次に、図7(b)に示すようにスクライブ予定ラインSIL1に対してクリーニングされた部分には、重ねて潤滑剤ホルダ56の固形潤滑ホイール57がガラス面に接触し、上部よりエア加圧ユニット61で荷重がかけられた状態で移動することにより固形潤滑ホイール57が転動し、潤滑剤が薄く塗布される(ステップS3)。そしてホルダ20に保持されているスクライブヘッドのダイヤモンドツールでスクライブすることによって、図6に示すようにスクライブ予定ラインSIL1に沿ってトレンチラインTL1を形成する(ステップS4)。このときダイヤモンドツール10は転動することなく、同じポイントでスクライブを行う。実際にはスクライブヘッドユニット40Aを移動させることによってステップS2〜S4がほぼ同時に進行することとなる。こうすれば潤滑剤の潤滑効果によりダイヤモンドツールのポイントの摩耗を大幅に少なくすることができ、長寿命化することができる。例えばダイヤモンドツールのポイントは潤滑剤を塗布していない場合に数十mで摩耗していたが、潤滑剤を塗布した場合には、数千mに渡って耐久性を保持することができる。さらに、固形潤滑ホイール57の転動により潤滑剤が塗布されるため、スクライブ予定ライン及びその近傍にのみ、潤滑剤を精度良く塗布することができる。これにより、基板上のスクライブ予定ライン以外の箇所への潤滑剤の付着を抑制するとともに、後工程における潤滑剤の除去等を容易に行うことができる。
トレンチラインとは、図6(b)の円形部分の断面を示す図8(a)のように、スクライブによってガラス基板70の表面SFに塑性変形による溝のみが形成され、厚さ方向にはクラックが生じていないラインである。このため、クラックを生じさせる通常のスクライブラインを形成する場合よりも低い荷重とするなど、より広いスクライブ条件でトレンチライン形成のためのスクライブをすることができる。また、本実施の形態においては辺70aがスクライブ上流側、辺70bが下流側となる。
同様にガラス基板70の表面SFのスクライブ予定ラインSIL2〜SIL6に沿ってスクライブヘッドユニット40Aを左から右に移動させる。これによって異物除去ホルダ51のスポンジ52でスクライブ予定ラインの異物が除去され、潤滑剤ホルダ56の固形潤滑ホイール57により潤滑剤が塗布され、更にダイヤモンドツール10によってスクライブされる。こうしてトレンチラインT1に平行に更に5本のトレンチラインTL2〜TL6が形成される。
次に図9に示すように、各トレンチラインと交差するようにアシストラインAL1を形成する。アシストラインAL1は各トレンチラインの下流側、即ち辺70bに近い位置に形成することが好ましい。アシストラインAL1は図1に示すように、ダイヤモンドの刃先を持つスクライビングツールを用いてもよく、スクライビングホイールを転動させて形成させてもよい。本実施の形態においては、アシストラインはクラックが形成されたクラックラインとする。
こうしてアシストラインAL1を形成し、アシストラインAL1に沿ってガラス基板70がアシストラインAL1に沿って分断される。このとき既に形成されているトレンチラインTL1〜TL6とアシストラインAL1が交差した位置から図8(b)に示すようにクラックが生じ、クラックが各トレンチラインTL1〜TL6の上流側に伸展する(ステップS5)。従ってトレンチラインTL1〜TL6はその下方にクラックを伴うクラックラインCL1〜CL6に変化することとなる。
この後図5のステップS6において、このクラックラインCL1〜CL6に沿ってガラス基板70を分断することによって所望の形状にガラス基板70を分断することができる。
そして固形潤滑ホイール57は潤滑剤を塗布すると徐々に摩耗しその直径が小さくなるが、L字状ブロック55は上下動自在であり、上部よりエア加圧ユニット61によってL字状ブロック55が押圧されているため、常に所定の荷重で固形潤滑ホイール57がガラス面に押圧され、潤滑剤を塗布することができる。
本実施の形態においてはアシストラインを形成し、アシストラインに沿って分離することでクラックが発生するものとしたが、アシストラインの分離を伴わない工程としてもよい。この場合、アシストラインを形成するとトレンチラインに沿ってクラックが形成される。また、アシストラインを形成せずに、トレンチラインの終端においてダイヤモンドツールを逆方向に摺動させることによりクラックを形成する工程、またはトレンチラインを延長してダイヤモンドツールが基板の端部を通過する工程等を行うことによっても、トレンチラインに沿ってクラックを生じさせることができる。
基板に接しているポイントP1が摩耗により劣化した場合には、スクライブヘッドユニットからツールホルダを取り外し、180°回転させて前後を入れ替えることによりポイントP5を用いることができる。あるいは、ダイヤモンドツール10を一旦ツールホルダ20から取り外し、90°回転させて再びツールホルダ20に固定し、他のポイント、例えばポイントP2をガラス基板70に接触させて同様にしてスクライブ予定ラインのクリーニング、潤滑剤塗布及びスクライブを行う。
次に異物除去や潤滑剤を塗布する機能を有するスクライブヘッドユニットの他の実施の形態について説明する。図10は第2の実施の形態のスクライブヘッドユニットを示しており、前述した第1の実施の形態と同一部分は同一符号を示している。図10に示すように、第2の実施の形態のスクライブヘッドユニット40Bにおいては、サポートプレート60にエア加圧ユニット61に代えて、スプリングを用いたスプリング加圧ユニット62を設ける。スプリング加圧ユニット62はL字状ブロック55を上方より下向きに押圧する押圧手段である。この場合にも固形潤滑ホイール57をガラス面に押し付けることができ、固形潤滑ホイール57が摩耗してきた場合であってもスプリングによって加圧するため、常にほぼ同一の圧力でホイールを押圧してガラス面に潤滑剤を塗布することができる。この場合にはエア加圧ユニットよりも簡単な構造で同一の効果を得ることができる。
尚前述した各実施の形態では、図1に示すようにダイヤモンド製の複数のポイントを持つスクライビングツールを用いているが、多角形の外周に板厚方向又は外周方向から研磨して複数のポイントを形成したスクライビングツールを用いてもよく、また四角錐台形や円錐形状のスクライビングツールを用いてもよい。
ここでは図5に示すようにトレンチラインを形成した後、アシストラインを形成しているが、トレンチラインを形成した後にスクライブ予定ラインに塗布した潤滑剤を拭き取り等により除去するステップを含めるようにしてもよい。
又一定距離のスクライブを終えた後に、ダイヤモンドツールのポイント部分をクリーニングするようにしてもよい。クリーニングでは刃先のポイント部分にエアブローを吹き付けてもよく、ポイント部分から空気を吸引してもよい。又ポイント部分を超音波洗浄してもよく、潤滑剤や異物をスポンジ等で取り除いてクリーニングするようにしてもよい。潤滑剤を除去する場合には、基板の端部にマットを設け、スクライビングツールでこのマット上を通過させることによってクリーニングを行うようにしてもよい。
前述した各実施の形態では、異物除去部材としてスポンジを用いているが、これと同様の機能を達する柔軟な部材、例えばフェルト等を用いることができる。
また、前述した実施の形態ではスクライブ前に潤滑剤塗布部材として固形潤滑ホイールを用いて潤滑剤を塗布しているが、潤滑剤塗布部材は固形の潤滑剤であれば形状はホイールに限定されるものではなく、円柱または角柱、円錐または角錐等任意の形状であってもよい。ホイール形状ではない場合、潤滑剤塗布部材は基板上を摺動することにより、潤滑剤を塗布する。
又前述した各実施の形態ではスクライブヘッドユニットを移動させることによって基板をスクライブするようにしているが、スクライブヘッドユニットを固定し基板を移動させることによって異物除去や潤滑剤塗布及びスクライブを行うようにしてもよい。
また、前述した実施の形態では1つのスクライブヘッドユニット40Aにツールホルダ、異物除去手段及び潤滑剤塗布手段を設けているが、異物除去手段又は潤滑剤塗布手段をツールホルダが設けられたスクライブヘッドユニットとは異なるスクライブヘッドユニットに設けてもよい。さらに、前述した実施の形態ではスクライブヘッドユニット40Aを移動させることによってステップS2〜S4がほぼ同時に進行するようにしているが、スクライブ予定ラインに対してステップS2〜S4を段階的に行うようにしてもよい。
本発明はダイヤモンドポイントを有するスクライビングツールによって脆性材料基板をスクライブする場合にダイヤモンドポイントの摩耗を最小限に抑えることができ、ダイヤモンドポイントを用いたスクライブ装置に有効に用いることができる。
10 マルチポイントダイヤモンドツール
11 ベース
12 貫通孔
13a〜13d 稜線
14a〜14d 第1の傾斜面
15a〜15d 第2の傾斜面
20 ツールホルダ
21 ツールホルダ本体
22a ホルダ保持部
22b ツール保持部
23a,23b,24a,24b 貫通孔
25 厚さ調整溝
26a,26b,26c,31a,31b,31c 傾斜面
27 ねじ溝
28 ツール保持溝
30 ホルダ押さえ
33 厚さ調整ピン
34 ねじ
40A,40B スクライブヘッドユニット
41 ヘッドプレート
42 エアシリンダ
43 ガイド機構
44 スライド部
45 プレート
50,53 サポートプレート
51 異物除去ホルダ
52 スポンジ
54 スライド部
55 L字状ブロック
56 潤滑剤ホルダ
57 固形潤滑ホイール
58,60 サポートプレート
59 下降端ストッパ
61 エア加圧ユニット
62 スプリング加圧ユニット
70 ガラス基板
P1〜P8 ポイント
SIL1〜SIL6 スクライブ予定ライン
TL1〜TL6 トレンチライン
AL アシストライン
CL1〜CL6 クラックライン

Claims (6)

  1. 所定の荷重でスクライビングツールのポイントを脆性材料基板に押し付け、相対的に移動させることによってスクライブするスクライブヘッドユニットであって、
    ダイヤモンドを用いた1つ又は複数のポイントを有するスクライビングツールと、
    前記スクライビングツールを固定するツールホルダと、
    上下動自在にけられた潤滑剤ホルダと、
    前記潤滑剤ホルダの下端に取付けられ、潤滑剤をスクライブ予定ライン上に塗布する潤滑剤塗布部材と、
    前記潤滑剤ホルダを前記脆性材料基板に押圧する押圧手段と、を具備し、
    前記潤滑材塗布部材は、固形潤滑剤で構成されるスクライブヘッドユニット。
  2. 前記潤滑剤塗布部材は、軸芯を有する円柱状の固潤滑ホイールであることを特徴とする請求項1記載のスクライブヘッドユニット。
  3. 前記スクライブヘッドユニットは、
    スクライブ予定ラインに沿って脆性材料基板の異物除去を行う異物除去手段を有する請求項1記載のスクライブヘッドユニット。
  4. 前記異物除去手段は
    物除去ホルダと、
    前記異物除去ホルダの下端に設けられた異物除去部材と、を具備する請求項記載のスクライブヘッドユニット。
  5. 前記押圧手段は、前記潤滑剤ホルダを脆性材料基板に押圧するエア加圧ユニットである請求項1〜3のいずれか1項記載のスクライブヘッドユニット。
  6. 前記押圧手段は、前記潤滑剤ホルダを脆性材料基板に押圧するスプリング加圧ユニットである請求項1〜3のいずれか1項記載のスクライブヘッドユニット。
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