JP5936733B1 - ガラス専用カッターホイール - Google Patents

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Abstract

【課題】ガラス切断後のガラスの洗浄工程が不要になると共に、ガラス専用カッターホイールの回転不良を低減させることができるガラス専用カッターホイールを提供することを目的としている。【解決手段】ガラス専用カッターホイール本体10と、ガラス専用カッターホイール本体10の軸心に沿って設けられた取付孔12と、ガラス専用カッターホイール本体10に設けられると共に、取付孔12の周方向に沿うように設けられた単数又は複数の貫通孔13及び/又は凹孔13aとを備え、貫通孔13及び/又は凹孔13a内には、液状化し難い潤滑剤14が充填されてなる。【選択図】図2

Description

本発明は、建材用ガラス、自動車等車両用ガラス、電子部品用ガラス、フラットパネルディスプレイ用のガラス等、各種ガラスの切断に使用されるガラス専用カッターホイールに関する。
従来のガラス切断においては、ガラス専用カッターホイールの回転を良好にするため、あるいは、切断中のガラスの切粉の発生を抑制するためカッティングオイルが使用されていた(例えば、特許文献1,2参照)。
しかしながら、上記のようなカッティングオイルを使用すると、ガラス専用カッターホイールとガラス面がオイルで浸された状態になるため、ガラス切断後のガラスの洗浄工程が必要であるという問題があった。
一方で、カッティングオイルを使用できない電子部品やフラットパネルディスプレイ用のガラス切断では、ガラス専用カッターホイールの良好な回転を保つために、ガラス専用カッターホイールの内径を異形状にしたものが知られている(例えば、特許文献3参照)。
しかしながら、上記のようなガラス専用カッターホイールであっても、ガラス専用カッターホイールの取付孔と、その取付孔内に挿入される回転軸との間の摩擦によって発生する摩耗粉が詰まって、回転不良が生じてしまう場合があるという問題があった。
また、ホルダ溝とガラス専用カッターホイール側周面とが接触した際、その接触により発生する摩擦抵抗を軽減させることが出来ず、もって、ガラス切断中のガラス専用カッターホイールの回転不良を低減させることができないという問題もあった。
そこで、そのような問題を解決すべく、ガラス専用カッターホイールの取付孔内に潤滑油を充填し、その取付孔内にカッターヘッドに固定された2本の支持軸を両側から嵌合させることにより、回転不良を低減させようとする発明が提案されている(特許文献4参照)。
公開実用昭和53−77958号公報 実開平6−6434号公報 特開2000−53436号公報 特開2003−137575号公報
しかしながら、上記のようなカッターホイールは、一時的に回転不良を低減させることはできるものの、取付孔内に充填されていた潤滑油と支持軸とが激しく擦れ合うことにより、時間が経つにつれ取付孔から潤滑油が漏れ出し、ガラス専用カッターホイールとガラス面がオイルで浸された状態になり、もって、ガラス切断後のガラスの洗浄工程が必要になるという問題があった。
そこで、本発明は、上記問題に鑑み、ガラス切断後のガラスの洗浄工程が不要になると共に、ガラス専用カッターホイールの回転不良を低減させることができるガラス専用カッターホイールを提供することを目的としている。
上記本発明の目的は、以下の手段によって達成される。なお、括弧内は、後述する実施形態の参照符号を付したものであるが、本発明はこれに限定されるものではない。
請求項1の発明によれば、ガラス専用カッターホイール本体(10,10A)と、
前記ガラス専用カッターホイール本体(10,10A)の軸心に沿って設けられた取付孔(12)と、
前記ガラス専用カッターホイール本体(10,10A)に設けられると共に、前記取付孔(12)の周方向に沿うように設けられた単数又は複数の貫通孔(13,13A)及び/又は凹孔(13a,13A)とを備え、
前記貫通孔(13,13A)及び/又は凹孔(13a,13A)内には、ワックス、或いは、グリースを配合した液状化し難い潤滑剤(14)が充填されてなることを特徴としている。
一方、請求項2の発明によれば、ガラス専用カッターホイール本体(10B〜10F)と、
前記ガラス専用カッターホイール本体(10B〜10F)の軸心に沿って設けられた取付孔(12)と、
前記ガラス専用カッターホイール本体(10B〜10F)に設けられると共に、前記取付孔(12)とは所定間隔離れた位置に設けられた単数又は複数の貫通孔(13B〜13F)及び/又は凹孔(13Ba,13C〜13F)とを備え、
前記貫通孔(13B〜13F)及び/又は凹孔(13Ba,13C〜13F)内には、ワックス、或いは、グリースを配合した液状化し難い潤滑剤(14)が充填されてなることを特徴としている。
また、請求項3の発明によれば、上記請求項1又は2に記載のガラス専用カッターホイールにおいて、前記潤滑剤(14)は、耐熱性を有してなることを特徴としている。
次に、本発明の効果について、図面の参照符号を付して説明する。なお、括弧内は、後述する実施形態の参照符号を付したものであるが、本発明はこれに限定されるものではない。
請求項1に係る発明によれば、単数又は複数の潤滑剤(14)が充填された貫通孔(13,13A)及び/又は凹孔(13a,13A)が取付孔(12)の周方向に沿うように設けられているから、回転軸(3)と取付孔(12)とが接触し摩擦が発生したとしても、貫通孔(13,13A)及び/又は凹孔(13a,13A)内に充填されている潤滑剤(14)と回転軸(3)とが接触し、その回転軸(3)に潤滑剤(14)が付着することによって、回転軸(3)と取付孔(12)との摩擦抵抗が軽減されることとなる。これにより、ガラス専用カッターホイールの回転不良を低減させることができることとなる。このように回転不良が低減されれば、ガラスの切断中に発生する切粉の発生を軽減することができる。また、ガラス専用カッターホイール自体の耐久性がものによって大きく異なるというような事が無く安定するから、切断工程の歩留まり向上に貢献することができる。特に、自動化ライン等の使用では管理が容易になり、大幅な省力化が可能となる。さらに、回転軸(3)と激しく擦れ合う箇所である取付孔(12)内に潤滑剤(14)を充填させず、他の箇所に潤滑剤(14)を充填させ、さらに、液状化し難い潤滑剤(14)を用いているから、ガラス切断後のガラスの洗浄工程を不要にすることができる。
また、請求項2に係る発明によれば、単数又は複数の潤滑剤(14)が充填された貫通孔(13B〜13F)及び/又は凹孔(13Ba,13C〜13F)が取付孔(12)とは所定間隔離れた位置に設けられているから、ホイールホルダ下部(22)の溝部(22a)に形成されている左右両側壁面(22b)に、ガラス専用カッターホイール本体の側周面(10Ba)が接触し摩擦が発生したとしても、貫通孔(13B〜13F)及び/又は凹孔(13Ba,13C〜13F)内に充填されている潤滑剤(14)と左右両側壁面(22b)とが接触し、その左右両側壁面(22b)に潤滑剤(14)が付着することによって、ガラス専用カッターホイール本体の側周面(10Ba)とホイールホルダ下部(22)の溝部(22a)に形成されている左右両側壁面(22b)との摩擦抵抗を軽減させることができる。これにより、ガラス専用カッターホイールの回転不良を低減させることができる。このように回転不良が低減されれば、ガラスの切断中に発生する切粉の発生を軽減することができる。また、ガラス専用カッターホイール自体の耐久性がものによって大きく異なるというような事が無く安定するから、切断工程の歩留まり向上に貢献することができる。特に、自動化ライン等の使用では管理が容易になり、大幅な省力化が可能となる。さらに、回転軸(3)と激しく擦れ合う箇所である取付孔(12)内に潤滑剤(14)を充填させず、他の箇所に潤滑剤(14)を充填させ、さらに、液状化し難い潤滑剤(14)を用いているから、ガラス切断後のガラスの洗浄工程を不要にすることができる。
一方、請求項3に係る発明によれば、潤滑剤(14)は、耐熱性を有しているから、ガラスの温度が高温であっても、潤滑剤(14)が液状化し難いため、ガラス成形ライン等の高温での作業条件下であっても対応することができる。
(a)は本発明の第1実施形態に係るガラス専用カッターホイールがホイールホルダに回転可能に取り付けられている状態を示す正面図、(b)は(a)に示すA部分の拡大図である。 (a)は同実施形態に係るガラス専用カッターホイールの側面図、(b)は(a)のX−X線断面図、(c)は同実施形態に係る貫通孔を凹孔に設計変更した場合の断面図である。 本発明の第2実施形態に係るガラス専用カッターホイールの側面図である。 (a)本発明の第3実施形態に係るガラス専用カッターホイールの側面図、(b)は(a)のY−Y線断面図、(c)は同実施形態に係る貫通孔を凹孔に設計変更した場合の断面図である。 本発明の他の実施形態に係るガラス専用カッターホイールの側面図である。 本発明の他の実施形態に係るガラス専用カッターホイールの側面図である。 本発明の他の実施形態に係るガラス専用カッターホイールの側面図である。 本発明の他の実施形態に係るガラス専用カッターホイールの側面図である。 第1実施形態に係るガラス専用カッターホイールと従来のガラス専用カッターホイールをそれぞれ15個用いてガラス切断の耐久性比較を行った結果を示すグラフである。
<第1実施形態>
以下、本発明に係るガラス専用カッターホイールの第1実施形態を図1〜図2を参照して具体的に説明する。なお、以下の説明において、上下左右の方向を示す場合は、図示正面から見た場合の上下左右をいうものとする。
図1に示すように、本実施形態に係るガラス専用カッターホイール1は、ホイールホルダ2に回転可能に取り付けられている。ホイールホルダ2は、主に焼き入れ鋼等の材質で形成され、図1(a)に示すように、略円柱状に形成されているホイールホルダ中央部20と、そのホイールホルダ中央部20の上端部より突設している当該ホイールホルダ中央部20よりも小径な略円柱状のホイールホルダ上部21と、そのホイールホルダ中央部20の下端部より突設している当該ホイールホルダ中央部20よりも小径な略円柱状のホイールホルダ下部22とで構成されている。
このホイールホルダ下部22の下端部には、図1(特に図1(b))に示すように、上記ガラス専用カッターホイール1を収容可能な正面視コ字状の溝部22aが形成され、さらに、この溝部22aに形成されている左右両側壁面22bには、その左右両側壁面22bに対して直交する方向から上記溝部22a側に向かって、円形状の回転軸挿通孔22cが貫通されている。このように貫通された回転軸挿通孔22cには、回転軸3が挿入される。そして、この挿入された回転軸3には、上記ガラス専用カッターホイール1が回転可能に取り付けられている。これにより、上記ガラス専用カッターホイール1が、上記溝部22a内に回転可能に収容されることとなり、もって、ガラス専用カッターホイール1が、ホイールホルダ2に回転可能に取り付けられることとなる。なお、回転軸3を回転軸挿通孔22cに挿入するにあたっては、圧入で挿入し、かしめることにより、ホイールホルダ2とガラス専用カッターホイール1を一体型としても良い。
一方、ガラス専用カッターホイール1は、超硬合金やダイヤモンド単結晶体等の高硬度の材質で形成されている。そして、このような材質で形成されているガラス専用カッターホイール1は、図2(a),(b)に示すように、外周部に沿って稜線を形成するV字形の刃11を有する円板状のガラス専用カッターホイール本体10を備えている。このガラス専用カッターホイール本体10の軸心には、円形状の取付孔12(特に、図2(a)参照)が貫設されている。そしてこのガラス専用カッターホイール本体10には、図2(a)に示すように、円形状の取付孔12の円周に接して、その周方向に沿って、所定間隔置きに縦長半楕円状の貫通孔13が複数(図示では4つ)貫設されている(図2(b)参照)。なお、この貫通孔13を貫設するにあたっては、どのような方法でも良いが、ガラス専用カッターホイール1が高硬度の材質で形成されていることから、放電ワイヤーカットを用いて貫設することができる。
ところで、このような貫通孔13内には、図2(a),(b)に示すように、液状化し難い潤滑剤14が充填されている。この潤滑剤14は、ワックスやシリコン、或いは、グリース等を配合したもので形成され、液状化して貫通孔13内から漏れ出さないように、多少弾力性があり、ある程度の固さを有するように形成されている。そしてまた、高温の作業条件下であっても、液状化しないように耐熱性を有するように形成されている。なお、貫通孔13の幅方向H(図2(a)参照)の長さは、取付孔12の径の値に応じて変化するが、0.01mm〜1.6mm程度が好ましい。また、貫通孔13の数は、ガラス専用カッターホイール本体10の外径が1.5mm〜6mmであった場合、1〜20個程度が好ましい。
しかして、このように形成されるガラス専用カッターホイール1は、ホイールホルダ2の回転軸挿通孔22cとガラス専用カッターホイール1の取付孔12とが同軸線上になるようにホイールホルダ2の溝部22a内に収容される。そして、この状態で、ホイールホルダ2の回転軸挿通孔22c内及びガラス専用カッターホイール1の取付孔12内に回転軸3を挿入することにより、ガラス専用カッターホイール1がホイールホルダ2の溝部22a内に回転可能に収容されることとなる。
かくして、このようにホイールホルダ2に回転可能に取り付けられているガラス専用カッターホイール1は、当該ホイールホルダ2が図示しないガラス切断装置に取り付けられる。これにより、ガラス専用カッターホイール1が回転軸3を中心として回転することにより、外周部に沿って稜線を形成するV字形の刃11によって、ガラスが切断(スクライブ)されることとなる。その際、回転軸3とガラス専用カッターホイール1の取付孔12とが接触し摩擦が発生することとなるが、取付孔12の円周に接して、その周方向に沿って、所定間隔置きに貫設されている貫通孔13に充填されている潤滑剤14と回転軸3とが接触し、もって、回転軸3に潤滑剤14が付着することとなり、回転軸3とガラス専用カッターホイール1の取付孔12との摩擦抵抗が軽減されることとなる。これにより、ガラス専用カッターホイールの回転不良を低減させることができることとなる。このように回転不良が低減されれば、ガラスの切断中に発生する切粉の発生を軽減することができる。また、ガラス専用カッターホイール自体の耐久性がものによって大きく異なるというような事が無く安定するから、切断工程の歩留まり向上に貢献することができる。特に、自動化ライン等の使用では管理が容易になり、大幅な省力化が可能となる。
また、潤滑剤14は、液状化し難い、すなわち、液状化して貫通孔13内から漏れ出さないように、多少弾力性があり、ある程度の固さを有するように形成されており、さらに、回転軸3と激しく擦れ合う箇所である取付孔12内に潤滑剤14を充填させず、他の箇所に潤滑剤14を充填させているから、ガラス切断後のガラスの洗浄工程を不要にすることができる。また、潤滑剤14は、耐熱性を有しているから、ガラスの温度が高温であっても、潤滑剤14が液状化し難いため、ガラス成形ライン等の高温での作業条件下であっても対応可能となる。
なお、本実施形態においては、貫通孔13を貫設させ、その貫通孔13内に潤滑剤14を充填させる例を示したが、貫通させずとも、図2(c)に示すように、凹孔13aを設けるようにし、その凹孔13a内に潤滑剤14を充填させるようにしても良い。このようにしても、回転軸3と潤滑剤14が接触することとなり、もって、回転軸3とガラス専用カッターホイール1の取付孔12との摩擦抵抗を軽減させることができる。
<第2実施形態>
次に、本発明に係るガラス専用カッターホイールの第2実施形態を、図3を参照して説明する。なお、第1実施形態と同一構成については、同一の符号を付し、説明は省略する。
第2実施形態と第1実施形態の異なる点は、貫通孔13又は凹孔13aの形状が異なるだけでそれ以外は同一である。すなわち、図3に示すように、本実施形態のガラス専用カッターホイール1Aは、超硬合金やダイヤモンド単結晶体等の高硬度の材質で形成されており、さらに、外周部に沿って稜線を形成するV字形の刃11を有する円板状のガラス専用カッターホイール本体10Aを備えている。このガラス専用カッターホイール本体10Aの軸心には、円形状の取付孔12が貫設され、その取付孔12の円周には、その円周に接して周方向に沿って、所定間隔置きに略半円形状の貫通孔又は凹孔13Aが複数(図示では4つ)貫設されている。そして、その貫通孔又は凹孔13A内には潤滑剤14が充填されている。
しかして、このようにしても、回転軸3と潤滑剤14が接触し、回転軸3に潤滑剤14が付着することとなり、もって、回転軸3とガラス専用カッターホイール1Aの取付孔12との摩擦抵抗を軽減させることができる。
なお、第1実施形態及び第2実施形態においては、複数の貫通孔13,13A又は凹孔13a,13Aを設ける例を示したが、複数設けずとも単数でも良い。また、全てを貫通孔又は全てを凹孔にせずとも、何れかを貫通孔とし残りを凹孔とするなど、貫通孔と凹孔を組み合わせて設けても良い。さらに、貫通孔及び/又は凹孔の形状は、第1実施形態及び第2実施形態に示した形状に限らず、回転軸3と潤滑剤14が接触できるものであればどのような形状でも良い。
<第3実施形態>
次に、本発明に係るガラス専用カッターホイールの第3実施形態を、図4を参照して説明する。なお、第1実施形態及び第2実施形態と同一構成については、同一の符号を付し、説明は省略する。
第3実施形態と、第1実施形態及び第2実施形態の異なる点は、貫通孔及び/又は凹孔の配置位置が異なるだけでそれ以外は同一である。すなわち、図4(a)に示すように、本実施形態のガラス専用カッターホイール1Bは、超硬合金やダイヤモンド単結晶体等の高硬度の材質で形成されており、さらに、外周部に沿って稜線を形成するV字形の刃11を有する円板状のガラス専用カッターホイール本体10Bを備えている。このガラス専用カッターホイール本体10Bの軸心には、円形状の取付孔12が貫設されている。そして、この取付孔12より所定間隔離れた位置に、取付孔12より小径の貫通孔13B(図4(b)参照)が複数(図示では2つ)貫設され、この貫通孔13B内には、潤滑剤14が充填されている。
しかして、このようなガラス専用カッターホイール1Bがホイールホルダ2に回転可能に取り付けられ(図1参照)、さらに、当該ホイールホルダ2が図示しないガラス切断装置に取り付けられることにより、ガラス専用カッターホイール1Bが回転軸3を中心として回転し、もって、外周部に沿って稜線を形成するV字形の刃11によって、ガラスが切断(スクライブ)されることとなる。その際、ホイールホルダ下部22の溝部22aに形成されている左右両側壁面22bに、ガラス専用カッターホイール本体10Bの側周面10Ba(図4(a),(b)参照)が接触すると摩擦が発生することとなるが、貫通孔13B内に充填されている潤滑剤14と左右両側壁面22bとが接触し、もって、左右両側壁面22bに潤滑剤14が付着することによって、ガラス専用カッターホイール本体10Bの側周面10Baとホイールホルダ下部22の溝部22aに形成されている左右両側壁面22bとの摩擦抵抗を軽減させることができる。これにより、ガラス専用カッターホイールの回転不良を低減させることができる。このように回転不良が低減されれば、ガラスの切断中に発生する切粉の発生を軽減することができる。また、ガラス専用カッターホイール自体の耐久性がものによって大きく異なるというような事が無く安定するから、切断工程の歩留まり向上に貢献することができる。特に、自動化ライン等の使用では管理が容易になり、大幅な省力化が可能となる。
なお、本実施形態においては、貫通孔13Bを貫設させ、その貫通孔13B内に潤滑剤14を充填させる例を示したが、貫通させずとも、図4(c)に示すように、凹孔13Baを設けるようにし、その凹孔13Ba内に潤滑剤14を充填させるようにしても良い。このようにしても、左右両側壁面22bと潤滑剤14とが接触することとなり、もって、ガラス専用カッターホイール本体10Bの側周面10Baとホイールホルダ下部22の溝部22aに形成されている左右両側壁面22bとの摩擦抵抗を軽減させることができる。
ところで、第3実施形態において示した貫通孔13B又は凹孔13Baの形状はあくまで一例であり、左右両側壁面22bと潤滑剤14とが接触すればどのような形状でも良い。例えば、図5に示すガラス専用カッターホイール1Cのガラス専用カッターホイール本体10Cのように、取付孔12を取り囲むように円形の貫通孔又は凹孔13Cを所定間隔置きに複数(図示では4つ)設けるようにしても良い。さらには、図6に示すガラス専用カッターホイール1Dのガラス専用カッターホイール本体10Dのように、貫通孔又は凹孔13Cよりも小径の貫通孔又は凹孔13Dを、取付孔12を取り囲むように、所定間隔置きに複数(図示では10つ)設けるようにしても良い。またさらには、図7に示すガラス専用カッターホイール1Eのガラス専用カッターホイール本体10Eのように、横長楕円形状の貫通孔又は凹孔13Eを複数(図示では2つ)設けるようにしても良い。そしてさらには、図8に示すガラス専用カッターホイール1Fのガラス専用カッターホイール本体10Fのように、細長円弧状の貫通孔又は凹孔13Fを複数(図示では2つ)設けるようにしても良い。
また、第1実施形態及び第2実施形態と同じく、貫通孔13B,13C,13D,13E,13F又は凹孔13Ba,13C,13D,13E,13Fを複数設けずとも単数でも良い。さらには、全てを貫通孔又は全てを凹孔にせずとも、何れかを貫通孔とし残りを凹孔とするなど、貫通孔と凹孔を組み合わせて設けても良い。
ところで、第1実施形態〜第3実施形態にて示したガラス専用カッターホイールでは、取付孔12の円周に接して、その周方向に沿って、所定間隔置きに貫通孔13,13A及び/又は凹孔13a,13Aを設ける例のみを示し、又、取付孔12より所定間隔離れた位置に、貫通孔13B,13C,13D,13E,13F及び/又は凹孔13Ba,13C,13D,13E,13Fを設ける例のみを示したが、混在させても良い。すなわち、取付孔12の円周に接して、その周方向に沿って、貫通孔13,13A及び/又は凹孔13a,13Aを設け、且つ、取付孔12より所定間隔離れた位置に、貫通孔13B,13C,13D,13E,13F及び/又は凹孔13Ba,13C,13D,13E,13Fを設けても良い。このようにすれば、ガラス専用カッターホイールの回転不良をより低減させることができる。
また、第1実施形態〜第3実施形態にて示したガラス専用カッターホイールの外周部に沿って稜線を形成するV字形の刃11は、その先端が1段刃である例を示したが、それに限らず2段刃でも良い。
さらに、第1実施形態〜第3実施形態にて示したガラス専用カッターホイールは、ガラス切断装置(図示せず)で用いられるだけでなく、勿論、手工具としてのガラス切りにも適用可能である。
<実施例>
次に、実施例を用いて、本発明を更に詳しく説明する。
第1実施形態に係るガラス専用カッターホイール1と従来のガラス専用カッターホイールをそれぞれ15個用いてガラス切断の耐久性比較を行った。
ガラス専用カッターホイール1と従来のガラス専用カッターホイールのサイズとしては、外径2.5mm,内径0.8mm,厚み0.65mm,刃の先端角度120°であるものを使用した。なお、ガラス専用カッターホイール1の貫通孔13の幅方向H(図2(a)参照)の長さは、0.2mmに設定した。
また、ガラスとしては、無アルカリガラスで厚み0.7mmのものを使用した。そして、ガラス切断装置としては、トーヨー産業製テスト専用機を使用した。なお、ガラス専用カッターホイール1と従来のガラス専用カッターホイールの相違は、取付孔12の円周に潤滑剤14が充填されている貫通孔13を設けているか否かの相違だけであり、それ以外は同一である。
このような条件の元、ガラス専用カッターホイールの限界点(連続して切粉の発生が見られた時、及び、連続して割り不良が発生した時)が来るまで、当該ガラス専用カッターホイールを用いてガラスを切断し続け、ガラス専用カッターホイールの耐久性を計測した。その結果が、図9に示すグラフである。
図9に示すグラフは、横軸が第1実施形態に係るガラス専用カッターホイール1及び従来のガラス専用カッターホイール何個目のものかを示し、縦軸が限界点までガラスを切断した回数を示すものである。すなわち、1個目の第1実施形態に係るガラス専用カッターホイール1は、約500回目の切断で限界点に達し、1個目の従来のガラス専用カッターホイールは約290回目の切断で限界点に達している。そして、2個目の第1実施形態に係るガラス専用カッターホイール1は、約490回目の切断で限界点に達し、2個目の従来のガラス専用カッターホイールは約450回目の切断で限界点に達している。さらに、3個目の第1実施形態に係るガラス専用カッターホイール1は、約480回目の切断で限界点に達し、3個目の従来のガラス専用カッターホイールは約460回目の切断で限界点に達している。また、4個目の第1実施形態に係るガラス専用カッターホイール1は、約490回目の切断で限界点に達し、4個目の従来のガラス専用カッターホイールは約300回目の切断で限界点に達している。というように、15個の第1実施形態に係るガラス専用カッターホイール1及び15個の従来のガラス専用カッターホイールが、それぞれ何回目の切断で限界点に到達したかを表したのが図9に示すグラフである。なお、図9に示すグラフで記載されている「従来ホイル」とは、従来のガラス専用カッターホイールのことであり、「潤滑剤ありホイル」とは、第1実施形態に係るガラス専用カッターホイール1のことである。
これを見ると、第1実施形態に係るガラス専用カッターホイール1は、どのガラス専用カッターホイール1であっても、ほぼ同じ切断回数で限界点に達しており、耐久性が安定していることが分かる。その一方で、従来のガラス専用カッターホイールは、ものによって限界点に達する切断回数に大きなばらつきが生じており、安定性を欠いていることが分かる。
してみると、本実施形態に係るガラス専用カッターホイールを使用すれば、ガラス切断の耐久性が従来のガラス専用カッターホイールに比べ安定していることが分かる。それゆえ、本実施形態によれば、ガラスの切断工程の歩留まり向上に貢献することができ、特に自動化ライン等の使用では管理が容易になり大幅な省力化が可能となる。
しかして、このように、ガラス切断の耐久性が従来のガラス専用カッターホイールに比べ安定していることからするに、従来のガラス専用カッターホイールに比べ本実施形態に係るガラス専用カッターホイールでは、回転不良が低減されていることが分かる。
1,1A〜1F ガラス専用カッターホイール
2 ホイールホルダ
3 回転軸
10,10A〜10F ガラス専用カッターホイール本体
10Ba 側周面
12 取付孔
13,13A〜13F 貫通孔
13a,13A,13Ba,13C〜13F 凹孔
14 潤滑剤
22 ホイールホルダ下部
22a 溝部
22b 左右両側壁部

Claims (3)

  1. ガラス専用カッターホイール本体と、
    前記ガラス専用カッターホイール本体の軸心に沿って設けられた取付孔と、
    前記ガラス専用カッターホイール本体に設けられると共に、前記取付孔の周方向に沿うように設けられた単数又は複数の貫通孔及び/又は凹孔とを備え、
    前記貫通孔及び/又は凹孔内には、ワックス、或いは、グリースを配合した液状化し難い潤滑剤が充填されてなるガラス専用カッターホイール。
  2. ガラス専用カッターホイール本体と、
    前記ガラス専用カッターホイール本体の軸心に沿って設けられた取付孔と、
    前記ガラス専用カッターホイール本体に設けられると共に、前記取付孔とは所定間隔離れた位置に設けられた単数又は複数の貫通孔及び/又は凹孔とを備え、
    前記貫通孔及び/又は凹孔内には、ワックス、或いは、グリースを配合した液状化し難い潤滑剤が充填されてなるガラス専用カッターホイール。
  3. 前記潤滑剤は、耐熱性を有してなる請求項1又は2に記載のガラス専用カッターホイール。
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