JP6710809B2 - 波動歯車装置および波動発生器 - Google Patents

波動歯車装置および波動発生器 Download PDF

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Description

本発明は波動歯車装置に関し、特に、外歯歯車を非円形に撓めて当該外歯歯車を内歯歯車に対して2か所あるいはそれ以上の箇所でかみ合わせる波動発生器に関する。
波動歯車装置では、波動発生器によって、可撓性の外歯歯車が、周方向において等角度間隔で、2か所あるいはそれ以上の箇所で、内歯歯車にかみ合うように、非円形に撓められる。例えば、外歯歯車は楕円状に撓められて、その楕円状の形状における長軸の両端の2か所に、内歯歯車に対するかみ合い部分が形成される。外歯歯車が三つ葉形状(3ローブ形状)に撓められる場合には、円周方向における120°間隔の3か所に、内歯歯車に対するかみ合い部分が形成される。
この状態で、波動発生器をモータ等によって回転すると、両歯車のかみ合い部分が内歯歯車の円周方向に移動する。両歯車のかみ合い部分が1周する毎に、両歯車の間には、それらの歯数差分だけ、相対回転が生じる。一方の歯車を回転しないように固定すると、他方の歯車から減速回転が取り出される。両歯車の歯数差は、かみ合い部分の数の整数倍とされる。
波動発生器によって非円形に撓められた外歯歯車において、各かみ合い部分の形状は同一である。例えば、外歯歯車を楕円状に撓めて2か所で内歯歯車にかみ合わせる場合には、外歯歯車は、その中心を対称点とする点対称の楕円状の形状に撓められる。長軸の両端に形成される外歯歯車のかみ合い部分の形状が同一になる。外歯歯車を3か所で内歯歯車にかみ合わせる場合には、外歯歯車は、その中心回りに120°回転する毎に形状が一致する3回対称の形状に撓められる。外歯歯車における3か所のかみ合い部分の形状が同一になる。
特許文献1、2には、波動発生器によって外歯歯車を楕円状に撓めて、2か所の位置で外歯歯車を内歯歯車にかみ合わせる波動歯車装置が提案されている。特許文献1には、外歯歯車の撓み形状を規定するウエーブプラグの輪郭形状として、余弦成分からなる卵形曲線、混合円弧、4力シェープなどを用いることが記載されている。特許文献2には、4項以上のフーリエ展開項を有する接線極座標表示式によって表現されるウエーブプラグの楕円状の形状が提案されている。
特許第4067037号公報 特許第2916012号公報
ここで、楕円状に撓められた外歯歯車は、その長軸の両端の2か所で内歯歯車にかみ合っているので、波動発生器が1回転する毎に、長軸(かみ合い部分)が同一位置を2回通過する。外歯歯車の円周方向の各部分は、半径方向に一定の振幅で繰り返し撓められる波動運動を行う。波動運動は、波動発生器1回転につき2周期の振動である。したがって、外歯歯車が楕円状に撓められる波動歯車装置では、当該波動歯車装置に生じる角度伝達誤差には、波動発生器1回転につき2周期の振動成分が含まれ、この2次振動成分は他の次数の振動成分よりも大きい。
同様に、三つ葉状に撓められた外歯歯車は120°の角度間隔の3か所で内歯歯車にかみ合っているので、波動発生器が1回転する毎に、かみ合い部分が同一位置を3回通過する。外歯歯車の円周方向の各部分は、半径方向に一定の振幅で繰り返し撓められる波動運動を行う。波動運動は、波動発生器1回転につき3周期の振動になる。この場合には、当該波動歯車装置に生じる角度伝達誤差に、波動発生器1回転につき3周期の振動成分が含まれ、この3次振動成分が他の次数の振動成分よりも大きい。
波動歯車装置の角度伝達誤差は、両歯車の歯部の加工誤差、波動発生器および両歯車の心ずれ、傾きなどの組み付け誤差などに起因して発生する。2次あるいは3次の振動成分は、波動歯車装置が組み込まれた装置の共振を引き起こし、駆動系、例えば搬送系の位置決め不良などの原因となる。また、ロボットアームなど高精度の運動軌跡が要求される用途においては、このような振動成分が原因となって、要求レベルを満たす精度を維持した駆動を実現できないことがある。
このような問題は、剛性の外歯歯車と、可撓性の内歯歯車と、内歯歯車を非円形に撓めて外歯歯車に対して部分的にかみ合わせる構成の波動歯車装置においても生じる。
本発明の目的は、入力回転1回転毎にかみ合い部分の箇所数に対応する周期で発生する角度伝達誤差成分に起因する振動を低減できる波動歯車装置および波動発生器を提供することにある。
上記の課題を解決するために、本発明の波動歯車装置は、剛性歯車と、剛性歯車にかみ合い可能な可撓性歯車と、可撓性歯車を非円形に撓めて剛性歯車に対するかみ合い部分を形成し、かみ合い部分を剛性歯車の円周方向に移動させる波動発生器とを有している。波動発生器は、可撓性歯車の周方向において、等角度間隔で、2か所あるいはそれ以上の箇所に、剛性歯車に対するかみ合い部分が形成されるように、可撓性歯車を撓めている。また、少なくとも2か所のかみ合い部分は、それらの形状が相互に異なっている。
非円形に撓められた可撓性歯車の各かみ合い部分のそれぞれは、入力回転1回転毎に、剛性歯車の円周方向における同一位置を通過する。形状が異なるかみ合い部分の間では、剛性歯車に対するかみ合い状態も相違する。一方のかみ合い部分が通過する場合と他方のかみ合い部分が通過する場合とでは、かみ合い状態が相違するので、角度伝達誤差の出方(タイミング、大きさ)も同一にはならない。この結果、入力回転1回転毎にかみ合い部分の箇所数に対応する周期で発生する角度伝達誤差成分に起因する振動を低減できる。
例えば、波動歯車装置は、剛性の内歯歯車と、内歯歯車にかみ合い可能な可撓性の外歯歯車と、外歯歯車の周方向において、等角度間隔で、2か所あるいはそれ以上の箇所で、内歯歯車に対する前記外歯歯車のかみ合い部分が形成されるように、外歯歯車を非円形に撓め、かみ合い部分を内歯歯車の円周方向に移動させる波動発生器とを有している。
波動発生器によって、外歯歯車を、2か所で、異なる形状のかみ合い部分が形成されるように、楕円状閉曲線に沿った形状に撓める場合には、当該楕円状閉曲線を非点対称の閉曲線にすればよい。例えば、楕円状閉曲線を、当該楕円状閉曲線の短軸を対称軸とせず、長軸のみを対称軸とする線対称の閉曲線にすればよい。
波動発生器によって、3か所に、かみ合い部分が形成されるように、外歯歯車を非円形の閉曲線に沿った形成に撓める場合がある。この場合には、例えば、外歯歯車の撓み形状を規定する閉曲線において、かみ合い部分のそれぞれを規定する3か所の曲線部分を、相互に異なる形状にする。
波動発生器として、剛性のウエーブプラグ、および、ウエーブプラグのプラグ外周面と外歯歯車の内周面との間に装着されるウエーブベアリングを備えている波動発生器を用いることができる。この場合には、プラグ外周面の輪郭形状によって、外歯歯車の非円形の撓み形状が規定される。また、波動発生器として、外歯歯車の内周面に当接して当該外歯歯車を非円形に撓める複数個のローラーを備えている波動発生器を用いることができる。
次に、本発明は、外歯歯車を楕円状閉曲線に沿った形状に撓めて、楕円状閉曲線の長軸の両端の2か所において、内歯歯車に対する外歯歯車のかみ合い部分を形成し、かみ合い部分を内歯歯車の円周方向に移動させる、波動歯車装置の波動発生器に関する。本発明の波動発生器は、剛性のウエーブプラグと、ウエーブプラグのプラグ外周面と外歯歯車の内周面との間に装着されるウエーブベアリングとを備えている。プラグ外周面の輪郭形状は楕円状閉曲線に基づいて規定されている。また、楕円状閉曲線は、当該楕円状閉曲線の短軸を対称軸とせず、長軸のみを対称軸とする線対称の閉曲線である。
また、本発明の波動歯車装置の波動発生器は、外歯歯車の内周面に当接して当該外歯歯車を楕円状閉曲線に沿った形状に撓めるための複数個のローラーと、複数のローラーを、楕円状閉曲線に内接するように、当該楕円状閉曲線に沿った異なる位置に保持しているローラー保持部材とを備えている。楕円状閉曲線は、当該楕円状閉曲線の短軸を対称軸とせず、長軸のみを対称軸とする線対称の閉曲線である。
本明細書において、「楕円状閉曲線」は、形状が異なる複数の楕円曲線の組み合わせ、楕円曲線に近似の円弧などの曲線の組み合わせ、楕円曲線と楕円曲線に近似の曲線との組み合わせなどによって、構成される閉曲線を意味する。
例えば、楕円状閉曲線における短軸の一方の側の曲線部分と、短軸の他方の側の曲線部分とを、相互に異なる形状の楕円によって規定する。これらの曲線部分の両端を、短軸の両端位置において、滑らかに繋げて、楕円状閉曲線を規定する。より具体的な例では、楕円状閉曲線における短軸の一方の側の曲線部分を、前述の特許文献1に記載された曲線によって規定し、他方の側の曲線部分を、前述の特許文献2に記載された曲線によって規定し、これらの曲線の両端を、短軸の両端位置において滑らかに繋げて、楕円状閉曲線を構成する。
外歯歯車は、その回転中心を対称点とする点対称の形状ではなく、例えば、長軸のみを対称軸とする線対称の楕円状閉曲線に沿った形状に撓められる。両歯車のかみ合い部分は長軸方向の両端に形成される。すなわち、2か所にかみ合い部分が形成される。したがって、かみ合い部分は、波動発生器が1回転する間に、内歯歯車の円周方向における同一位置を2度通過する。一方のかみ合い部分が通過する場合と他方のかみ合い部分が通過する場合とでは、かみ合い状態が相違し、角度伝達誤差の出方(タイミング、大きさ)も同一にはならない。この結果、波動発生器の1回転当たり2周期で発生する角度伝達誤差の2次の誤差成分に起因する振動を低減できる。
(a)は実施の形態1に係る波動歯車装置の概略端面図であり、(b)は外歯歯車の撓み形状を規定する楕円状閉曲線を示す説明図である。 図1の波動歯車装置の概略縦断面図である。 (a)は実施の形態2に係る波動歯車装置の概略端面図であり、(b)は外歯歯車の撓み形状を規定する楕円状閉曲線を示す説明図である。 図3の波動歯車装置の概略縦断面図である。 本発明の実施の形態3に係る波動歯車装置を示す説明図である。 本発明の実施の形態4に係る波動歯車装置を示す説明図である。 本発明の実施の形態5に係る波動歯車装置を示す説明図である。
以下に、図面を参照して本発明を適用した波動歯車装置の実施の形態を説明する。以下の各実施の形態は、カップ型波動歯車装置に関するものである。しかしながら、本発明は、シルクハット型波動歯車装置およびフラット型波動歯車装置にも、同様に適用可能である。
[実施の形態1]
図1(a)は、実施の形態1に係る波動歯車装置の概略端面図であり、図1(b)はその外歯歯車の撓み形状を規定する楕円状閉曲線を示す説明図である。図2は波動歯車装置の概略縦断面図である。これらの図に示すように、波動歯車装置1は、円環状の剛性の内歯歯車2(剛性歯車)と、この内側に同軸に配置したカップ形状の可撓性の外歯歯車3(可撓性歯車)と、この内側に嵌め込まれた波動発生器4とを備えている。
外歯歯車3は、波動発生器4によって、楕円状閉曲線C0に沿った形状に撓められている。波動発生器4によって撓められた外歯歯車3には、楕円状閉曲線C0における長軸Lmaxの両端の2か所に、内歯歯車2にかみ合うかみ合い部分が形成される。図1(a)において、一点鎖線で囲む部分が、かみ合い部分5a、5bである。
波動発生器4がモータ等(図示せず)によって回転すると、両歯車2、3のかみ合い部分5a、5bが内歯歯車2の円周方向に移動する。かみ合い部分5a、5bが1周すると、両歯車2、3の歯数差分だけ、両歯車2、3の間に相対回転が生じる。内歯歯車2と外歯歯車3の間の歯数差は2n枚(n:正の整数)であり、例えば、2枚(n=1)である。例えば、内歯歯車2を回転しないように固定すると、波動発生器4の回転を、外歯歯車3の側から、大幅に減速された減速回転として取り出すことができる。
内歯歯車2は、ほぼ矩形断面をした円環状部材6と、この円環状部材6の円形内周面に形成した内歯7とを備えている。外歯歯車3は、半径方向に撓み可能な円筒状胴部11と、この円筒状胴部11の後端から半径方向の内側に延びている円盤状のダイヤフラム12と、ダイヤフラム12の内周縁に繋がっている剛体である円環状のボス13と、円筒状胴部11の開口端の側の外周面部分に形成した外歯14とを備えている。
波動発生器4は、円筒状のハブ21と、この外周面に取り付けたウエーブプラグ(カム板)22と、ウエーブプラグ22の外周面22aに装着したウエーブベアリング23とを備えている。外周面22aは、楕円状閉曲線C0に相似の輪郭形状をしている。外周面22aに装着したウエーブベアリング23の外輪外周面23aは楕円状閉曲線C0に対応する輪郭形状に撓められている。外歯歯車3における円筒状胴部11の外歯14が形成されている外歯形成部分15は、外輪外周面23aの輪郭形状に対応した楕円状閉曲線C0に沿った形状に撓められている。
ここで、波動発生器4による外歯歯車3の撓み形状を規定する楕円状閉曲線C0は、例えば、図1(b)に示すように、2種類の楕円曲線から構成される。
楕円状閉曲線C0は、その短軸Lminの一方の側(図1(b)における上半部分)を規定する第1曲線部分C1と、短軸Lminの他方の側(図1(b)における下半部分)規定する第2曲線部分C2とによって規定される。図1(b)においては、短軸Lminに対する第1曲線部分C1の線対称の曲線を一点鎖線で示すと共に、第1、第2曲線部分C1、C2の相違を誇張して示してある。
第1、第2曲線部分C1、C2は、相互に異なる形状の楕円曲線であるが、周長が同一で、短軸が同一長さである。例えば、第1曲線部分C1は、長軸Lmaxおよびその付近の部分の曲率が、第2曲線部分C2の長軸Lmaxおよびその付近の部分の曲率よりも大きい。短軸Lminの両端において、第1、第2曲線部分C1、C2の端が、相互に滑らかに繋がって、楕円状閉曲線C0が形成されている。楕円状閉曲線C0は、長軸Lmaxを対称軸としている(長軸Lmaxに対しては線対称である)が、短軸Lminを対称軸としていない(短軸Lminに対しては非線対称である)。
本例の外歯歯車3は、波動発生器4によって、楕円状閉曲線C0に沿った形状に撓められる。撓められた外歯歯車3は、長軸Lmaxの両端において、内歯歯車2にかみ合う。すなわち、長軸Lmaxの両端に、両歯車2、3のかみ合い部分5a、5bが形成される。かみ合い部分が2か所形成されるので、波動発生器4が1回転する間に、内歯歯車2の円周方向における同一位置を、両歯車2、3のかみ合い部分が2度通過する。
楕円状閉曲線C0の第1曲線部分C1によって形成されるかみ合い部分(図1(a)においては、かみ合い部分5a)と、第2曲線部分C2によって形成されるかみ合い部分(図1(a)においては、かみ合い部分5b)とでは、かみ合い状態が相違し、角度伝達誤差の出方(タイミング、大きさ)も同一にはならない。よって、波動歯車装置1の角度伝達誤差に含まれている入力回転(波動発生器4の回転)1回転当たり2周期で発生する二次の誤差成分に起因する振動を低減できる。
[実施の形態2(ローラー式の波動発生器の例)]
図3(a)は実施の形態2に係る波動歯車装置を示す概略端面図であり、図3(b)はその外歯歯車の撓み形状を規定する楕円状閉曲線を示す説明図である。図4は波動歯車装置の概略縦断面図である。実施の形態2の波動歯車装置31は、円環状の剛性の内歯歯車32(剛性歯車)と、この内歯歯車32の内側に配置されたカップ形状の可撓性の外歯歯車33(可撓性歯車)と、この可撓性の外歯歯車33の内側に配置された6ローラータイプの波動発生器34とを有している。波動発生器34によって、外歯歯車33は楕円状閉曲線に沿った形状に撓められて、その長軸Lmaxの両端の2か所には、内歯歯車32にかみ合うかみ合い部分が形成される。図3(a)において一点鎖線で囲む部分が、外歯歯車33における内歯歯車32にかみ合っているかみ合い部分35a、35bである。
6ローラータイプの波動発生器34は、中空入力軸41と、この中空入力軸41の外周面に同軸に固定、あるいは中空入力軸41と一体部品として形成されているローラー保持部材である支持円盤42と、この支持円盤42に取り付けられている6個のローラー51〜56を備えている。ローラー51〜56は、外歯歯車33の外歯形成部分の内周面に対して内側から当接し、外歯歯車33を楕円状閉曲線C10に沿った形状に撓めている。ローラー51〜56は、回転中心(装置中心軸線)31aを中心とする楕円状閉曲線C10に沿って、当該楕円状閉曲線C10に内接する位置に配置されている。
図3(b)に示すように、楕円状閉曲線C10は、その短軸Lminの一方の側(図における上半部分)を規定する第1曲線部分C11と、短軸Lminの他方の側(図における下半部分)規定する第2曲線部分C12とによって規定されている。図3(b)においては、短軸Lminに対する第1曲線部分C11の線対称の曲線を一点鎖線で示すと共に、第1、第2曲線部分C11、C12の相違を誇張して示してある。
例えば、第1、第2曲線部分C11、C12は、相互に異なる形状の楕円曲線であるが、周長が同一で、短軸が同一長さである。第1曲線部分C11の長軸Lmaxの位置およびその付近の曲率は、第2曲線部分C12の長軸Lmaxの位置およびその付近の曲率よりも大きい。短軸Lminの両端において、第1、第2曲線部分C11、C12の対応する端が、相互に滑らかに繋がって、楕円状閉曲線C10が形成されている。したがって、楕円状閉曲線C10は、長軸Lmaxを対称軸としている(長軸Lmaxに対しては線対称である)が、短軸Lminを対称軸としていない(短軸Lminに対しては非線対称である)。
ローラー51〜56のうち、ローラー51、52、53は、短軸Lminに対して一方の側(図における上側)に配置され、ローラー54、55、56は、他方の側に配置されている。ローラー51は、長軸Lmax上に位置し、ローラー52、53は、同一サイズのローラーであり、長軸Lmaxに対して線対称の位置に配置されている。同様に、ローラー54は長軸Lmax上に位置し、ローラー55、56は、同一サイズのローラーであり、長軸Lmaxに対して線対称の位置に配置されている。
例えば、ローラー51とローラー54は同一サイズであるが、それらのローラー中心は、回転中心(装置中心軸線)31aからの距離が僅かに相違し、非点対称の位置に配置されている。ローラー52とローラー55は同一サイズであるが、それらのローラー中心は、回転中心(装置中心軸線)31aからの距離が僅かに相違し、非点対称の位置に配置されている。同様に、ローラー53とローラー56は同一サイズであるが、それらのローラー中心は、回転中心(装置中心軸線)31aからの距離が僅かに相違し、非点対称の位置に配置されている。ローラーサイズを変えることで、非点対称の楕円状閉曲線C10を規定することもできる。
これらのローラー51〜56によって規定される楕円状閉曲線C10は、上記のように、回転中心31aに対して非点対称な形状である。すなわち、長軸Lmaxを対称軸とする線対称な形状であるが、短軸Lminに対して非線対称な形状である。
本例の波動歯車装置31においても、楕円状閉曲線C10の第1曲線部分C11によって形成されるかみ合い部分(図3(a)におけるかみ合い部分35a)と、第2曲線部分C12によって形成される他方のかみ合い部分(図3(a)におけるかみ合い部分35b)とでは、かみ合い状態が相違し、角度伝達誤差の出方(タイミング、大きさ)も同一にはならない。よって、入力回転(波動発生器34の回転)1回転当たり2周期で発生する角度伝達誤差の二次の誤差成分に起因する波動歯車装置31の振動を低減できる。
[実施の形態3]
図5は本発明を適用した実施の形態3に係る波動歯車装置を示す説明図である。波動歯車装置120は、最も内側に剛性の外歯歯車122(剛性歯車)が配置されている。外歯歯車122を同心状に取り囲む状態に、円環状の可撓性の内歯歯車123(可撓性歯車)が配置されている。内歯歯車123を同心状に取り囲む状態に、環状の波動発生器124が配置されている。
内歯歯車123は、波動発生器124によって、例えば、実施の形態1の場合の楕円状閉じ曲線C0と同様な楕円状閉曲線C30に沿った形状に撓められている。波動発生器124によって撓められた内歯歯車123には、楕円状閉曲線C30における短軸Lminの両端の2か所に、外歯歯車122に対するかみ合い部分125a、125bが形成される。図5において、一点鎖線で囲む部分が、かみ合い部分125a、125bである。
波動発生器124は円環状の剛性カム板126と、この内側に装着されたウエーブベアリング127とを備えている。なお、図示の例では、ウエーブベアリング127の外輪は剛性カム板126に一体形成されている。剛性カム板126の非円形内周面126aは、楕円状閉曲線C30によって規定されている。
波動発生器124によって、その内側の内歯歯車123は楕円状に撓められ、その楕円状の形状の短軸Lminの両端に位置する内歯が、内側の外歯歯車122の外歯に噛み合っている。例えば、波動発生器124をモータなどの回転駆動源によって回転し、外歯歯車122を回転しないように固定すると、両歯車122、123のかみ合い位置が周方向に移動し、両歯車の歯数差に応じた相対回転が両歯車の間に発生する。この回転を内歯歯車123から取り出すことができる。
楕円状閉曲線C30における短軸両端の部分の曲線部分は、形状が相互に異なる。これらの曲線部分によって撓められる内歯歯車123のかみ合い部分125a、125bの形状も、相互に異なる。この結果、かみ合い部分125a、125bの間では、外歯歯車122に対するかみ合い状態が相違し、角度伝達誤差の出方(タイミング、大きさ)も同一にはならない。よって、波動歯車装置120の角度伝達誤差に含まれている入力回転1回転当たり2周期で発生する2次の誤差成分に起因する振動を低減できる。
[実施の形態4]
図6は実施の形態4に係る波動歯車装置を示す説明図である。波動歯車装置140は、剛性の内歯歯車142(剛性歯車)と、この内側に配置されている可撓性の外歯歯車143(可撓性歯車)と、この内側に嵌め込まれている非円形輪郭の波動発生器144を有している。外歯歯車143における外歯が形成されている部分は、波動発生器144によって非円形に撓められている。
波動発生器144は、非円形輪郭の剛性カム板146と、この外周に装着したウエーブベアリング147とを備えている。剛性カム板146の非円形外周面146aは、真円に対して、その円周方向に沿って等間隔の複数箇所において内接可能な閉曲線によって規定されている。本例では、非円形外周面146aは、三つ葉形状(3ローブ形状)であり、真円に対して、その円周方向に沿って等間隔の3箇所において内接可能な閉曲線C40によって規定されている。真円に対して、その円周方向に沿って等間隔の4か所以上の複数箇所において内接可能な閉曲線によって非円形外周面を規定することも可能である。
この形状の波動発生器144によって、外歯歯車143は、当該波動発生器144の非円形輪郭に沿った形状に撓められて、120°の角度間隔の3か所で、内歯歯車142に対するかみ合い部分145a、145b、145cが形成されている。波動発生器144の剛性カム板146の非円形外周面146aを規定する閉曲線C40において、かみ合い部分145a〜145cを形成する3か所の曲線部分C40a、C40b、C40cは、相互に異なる形状に設定されている。これにより、3か所のかみ合い部分145a〜145cにおける内歯歯車142とのかみ合い状態も相互に異なる。
波動発生器144にはモータ軸などの高速回転入力軸が連結される。波動発生器144が回転すると、両歯車142、143の噛み合い位置が円周方向に移動して、両歯車142、143の間には、それらの歯数差に起因する相対回転が発生する。例えば、内歯歯車142が回転しないように固定され、外歯歯車143が負荷側の部材に連結され、外歯歯車143から減速回転が取り出されて負荷側の部材に伝達される。この場合の両歯車142、143の歯数差は3n枚(nは正の整数)に設定される。
内歯歯車142に対する外歯歯車143の3か所のかみ合い部分145a〜145cの間では、相互に、かみ合い状態が相違し、角度伝達誤差の出方(タイミング、大きさ)も同一にはならない。よって、波動歯車装置140の角度伝達誤差に含まれている入力回転1回転当たり3周期で発生する3次の誤差成分に起因する振動を低減できる。
(実施の形態5)
図7は実施の形態5に係る波動歯車装置を示す説明図である。この図に示す波動歯車装置160は、可撓性の内歯歯車163(可撓性歯車)が剛性の外歯歯車162(剛性歯車)の外側に配置されており、内歯歯車163の外周側に、非円形輪郭の内周面を備えた波動発生器164が配置されている。
波動発生器164は、非円形内周面166aを備えた剛性カム板166と、この非円形内周面166aに装着したウエーブベアリング167とを備えている。剛性カム板166の非円形内周面166aは、真円に対して、その円周方向に沿って等間隔の複数箇所において外接可能な閉曲線によって規定されている。本例では、非円形内周面166aは、三つ葉形状(3ローブ形状)であり、真円に対して、その円周方向に沿って等間隔の3箇所において外接可能な閉曲線C50によって規定されている。真円に対して、その円周方向に沿って等間隔の4か所以上の複数箇所において外接可能な閉曲線によって非円形内周面を規定することも可能である。
この形状の波動発生器164によって、内歯歯車163は、当該波動発生器164の非円形輪郭に沿った形状に撓められて、120°の角度間隔の3か所で、外歯歯車162に対するかみ合い部分165a、165b、165cが形成される。波動発生器164の非円形内周面166aを規定する閉曲線C50において、かみ合い部分165a〜165cを形成する3か所の曲線部分C50a、C50b、C50cは、相互に異なる形状に設定されている。これにより、3か所のかみ合い部分165a〜165cにおける外歯歯車162に対するかみ合い状態も相互に異なる。
例えば、波動発生器164をモータなどの回転駆動源によって回転し、外歯歯車162を回転しないように固定しておくと、両歯車162、163のかみ合い位置が周方向に移動し、両歯車の歯数差に応じた相対回転が両歯車の間に発生する。この回転を内歯歯車163から取り出すことができる。この場合の両歯車162、163の歯数差は3n枚(nは正の整数)に設定される。
外歯歯車162に対する内歯歯車163の3か所のかみ合い部分165a〜165cの間では、相互に、かみ合い状態が相違し、角度伝達誤差の出方(タイミング、大きさ)も同一にはならない。よって、波動歯車装置160の角度伝達誤差に含まれている入力回転1回転当たり3周期で発生する3次の誤差成分に起因する振動を低減できる。
[その他の実施の形態]
先に述べたように、本発明は、カップ型の波動歯車装置に限らず、シルクハット型の波動歯車装置、フラット型の波動歯車装置にも同様に適用可能である。
また、上記の実施の形態1、2、3において、楕円状閉曲線が非点対称の形状になればよいので、当該楕円状閉曲線を規定する第1、第2曲線部分として、各種の形状を採用することができる。例えば、特許文献1において提案されているプラグ形状と、特許文献2において提案されているプラグ形状との組み合わせを採用できる。また、特許文献1に記載されている従来のプラグ形状から選択した2種類のプラグ形状を用いることができる。

Claims (9)

  1. 剛性歯車と、
    前記剛性歯車にかみ合い可能な可撓性歯車と、
    前記可撓性歯車を非円形に撓めて前記剛性歯車に対するかみ合い部分を形成し、当該かみ合い部分を前記剛性歯車の円周方向に移動させる波動発生器と
    を有しており、
    前記波動発生器は、前記可撓性歯車の周方向において、等角度間隔で、2か所あるいはそれ以上の箇所に前記かみ合い部分が形成されるように、前記可撓性歯車を撓めており、
    少なくとも2か所の前記かみ合い部分は、それらの形状が相互に異なる
    波動歯車装置。
  2. 請求項1において、
    前記剛性歯車は内歯歯車であり、前記可撓性歯車は外歯歯車である波動歯車装置。
  3. 請求項2において、
    前記波動発生器は、前記外歯歯車を、2か所に前記かみ合い部分が形成されるように、楕円状閉曲線に沿った形状に撓めており、
    前記楕円状閉曲線は非点対称の閉曲線である波動歯車装置。
  4. 請求項3において、
    前記楕円状閉曲線は、当該楕円状閉曲線の短軸を対称軸とせず、その長軸のみを対称軸とする線対称の閉曲線である波動歯車装置。
  5. 請求項2において、
    前記波動発生器は、3か所に、前記かみ合い部分が形成されるように、前記外歯歯車を非円形の閉曲線に沿った形状に撓めており、
    前記閉曲線において、前記かみ合い部分のそれぞれを規定する3か所の曲線部分は、それらの形状が相互に異なる波動歯車装置。
  6. 請求項2において、
    前記波動発生器は、
    剛性のウエーブプラグ、および、前記ウエーブプラグのプラグ外周面と前記外歯歯車の内周面との間に装着されるウエーブベアリングを備え、
    前記プラグ外周面の輪郭形状によって、前記外歯歯車の非円形の撓み形状が規定されている波動歯車装置。
  7. 請求項2において、
    前記波動発生器は、
    前記外歯歯車の内周面に当接して当該外歯歯車を非円形に撓める複数個のローラーを備えている波動歯車装置。
  8. 外歯歯車を楕円状閉曲線に沿った形状に撓めて、前記楕円状閉曲線の長軸の両端の2か所において、内歯歯車に対する前記外歯歯車のかみ合い部分を形成し、前記かみ合い部分を前記内歯歯車の円周方向に移動させる、波動歯車装置の波動発生器であって、
    剛性のウエーブプラグと、
    前記ウエーブプラグのプラグ外周面と前記外歯歯車の内周面との間に装着されるウエーブベアリングと
    を備えており、
    前記プラグ外周面の輪郭形状は前記楕円状閉曲線に基づいて規定されており、
    前記楕円状閉曲線は、当該楕円状閉曲線の短軸を対称軸とせず、前記長軸のみを対称軸とする線対称の閉曲線である波動発生器。
  9. 外歯歯車を楕円状閉曲線に沿った形状に撓めて、前記楕円状閉曲線の長軸の両端の2か所において、内歯歯車に対する前記外歯歯車のかみ合い部分を形成し、前記かみ合い部分を前記内歯歯車の円周方向に移動させる、波動歯車装置の波動発生器であって、
    前記外歯歯車の内周面に当接して当該外歯歯車を前記楕円状閉曲線に沿った形状に撓めるための複数個のローラーと、
    複数の前記ローラーを、前記楕円状閉曲線に内接するように、当該楕円状閉曲線に沿った異なる位置に保持しているローラー保持部材と
    を備えており、
    前記楕円状閉曲線は、当該楕円状閉曲線の短軸を対称軸とせず、前記長軸のみを対称軸とする線対称の閉曲線である波動発生器。
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