JP6709593B2 - 包装材 - Google Patents

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Description

本発明は、物品を包装する包装材に関する。
食品等の物品を包装する包装材としては、シート材を用いて袋状に形成された包装材が用いられている。該包装材としては、例えば、特許文献1に示すように、物品を収容する袋状領域を一方向の一端側に備えると共に一方向の他端側に袋状領域から延出する延出領域を備えるものが知られている。斯かる包装材は、袋状領域に物品を収容した後、該袋状領域を閉塞することによって物品が包装されるように構成されている。
また、斯かる包装材は、重なり合う2枚のシート材から構成されており、該2枚のシート材の一方向に直行する他方向の両端部同士が接合されて形成された一対の端部接合部と、一方向の両端部から一方向に離間した位置で他方向に延びる領域同士がカットテープを介して接合されて形成された内側接合部とを備えている。そして、内側接合部よりも一方向の一端側に袋状領域が形成され、該袋状領域よりも一方向の他端側における内側接合部を含む領域に延出領域が形成されている。
また、斯かる包装材は、一方のシート材の延出領域を形成する領域が切り込まれて形成された切込部を備えており、包装された物品を取り出す際には、該切込部によって分離された部分を摘んで袋状領域側へ引っ張ることで、切込部の両端部を起点に延出領域から袋状領域に渡って包装材が切断される。これにより、袋状領域に開口部が形成されるため、該開口部から袋状領域内の物品を取り出すことが可能となる。
特開2009−184702号公報
しかしながら、袋状領域に収容された食品の大きさや袋状領域に形成される開口部の広さによっては、袋状領域内の食品を開口部から取り出すことが困難な場合がある。
そこで、本発明は、袋状領域からの物品の取り出しを容易に行うことができる包装材を提供することを課題とする。
本発明に係る包装材は、シート材を用いて形成された本体部を備えており、該本体部は、物品を収容する袋状の袋状領域と該袋状領域から延出する延出領域と備えており、袋状領域は、一方向における本体部の一端側に形成されており、延出領域は、前記一方向における本体部の他端側に形成されており、前記一方向に延びる切断予定線に沿って袋状領域から延出領域に向かって本体部を切断可能に構成されており、前記延出領域は、前記切断予定線と交差する切り込みから構成される第一切込部を備えており、該第一切込部は、前記一方向に直交する他方向に延びるように形成されると共に、前記他方向の両端部よりも内側の位置で、本体部の切断方向の下流側に位置する前記切断予定線の一端と接するように形成されており、第一切込部の両端部を起点に前記他方向へ本体部を切断可能に構成される
斯かる構成によれば、袋状領域から延出領域に渡って本体部を切断(以下、第一切断とも記す)することで、本体部に開口部が形成される。また、第一切断する際の切断予定線と交差するように第一切込部が形成されることで、第一切断が第一切込部に達した際に、第一切断によって形成された開口部と第一切込部とが連なった状態となる。そして、斯かる状態で第一切込部の両端部を起点に本体部を更に切断(以下、第二切断とも記す)することで、第一切断によって形成された開口部を広げることができる。これにより、袋状領域内の物品を広げられた開口部から容易に取り出すことができる。
前記本体部は、重ね合わされた二枚のシート材から構成されると共に、前記一方向における両端部から前記一方向に離間した位置で二枚のシート材の前記他方向に延びる領域同士が直接的又は間接的に接合されて形成された内側接合部と、前記他方向における二枚のシート材の両端部同士が内側接合部よりも一方向の一端側の位置で接合されて形成された一対の端部接合部とを備えており、二枚のシート材のそれぞれにおける内側接合部を形成する領域は、剥離可能に接合されており、前記袋状領域は、本体部における内側接合部よりも前記一方向の一端側に形成され、前記延出領域は、本体部における袋状領域よりも前記一方向の他端側の内側接合部を含む領域に形成されており、前記第一切込部は、内側接合部に形成されることが好ましい。
斯かる構成によれば、第一切込部が剥離可能な内側接合部に形成されることで、本体部の第一切断が第一切込部に達するまで内側接合部が剥離されつつ本体部(具体的には、一方のシート材の内側接合部を形成する領域)が切断される。また、第一切断が第一切込部に達した後に本体部の第二切断を行う際にも、内側接合部が剥離されつつ本体部が切断される。つまり、第一切込部が内側接合部に形成された場合であっても、第一切断及び第二切断を容易に行うことができるため、第一切断によって形成された開口部を第二切断によって容易に広げることができる。更に、内側接合部は、本体部の他の部位よりも変形し難い(換言すれば、張りがある)ため、内側接合部に形成された第一切込部の両端部を起点とする第二切断を行い易くすることができる。
前記袋状領域は、延出領域から離間した位置に形成された切り込みから構成される第二切込部を更に備えており、前記第一切込部は、第二切込部の両端部から前記延出領域へ向かう一対の切断予定線と交差するように形成されることが好ましい。
斯かる構成によれば、第二切込部の両端部を起点に一対の切断予定線で本体部を切断(第一切断)することで、第一切断が第一切込部に達した際に一対の切断予定線と第一切込部と第二切込部とで囲まれた領域(以下、分離領域とも記す)が本体部から分離する。これにより、袋状領域から物品を取り出す際に、分離領域が開口部の近傍に位置することがないため、分離領域が物品の取り出しの邪魔になるのを防止することができる。
以上のように、本発明によれば、袋状領域からの物品の取り出しを容易に行うことができる。
(a)は、本実施形態に係る包装材の平面図、(b)は、同実施形態の包装材の収容口を開いた状態を示す斜視図。 同実施形態の包装材で物品を包装した状態を示した斜視図。 同実施形態の包装材で物品を包装した状態から第一切込部に達するまで本体部を切断した状態を示す斜視図。 同実施形態の包装材で物品を包装した状態から第一切込部に達するまで本体部を切断した後、第一切込部の両端部から本体部を更に切断した状態を示す斜視図。 他の実施形態に係る包装材を示した平面図。 (a)は、更に他の実施形態に係る包装材の第一切込部の近傍を示した平面図、(b)は、更に他の実施形態に係る包装材の第一切込部の近傍を示した平面図、(c)は、更に他の実施形態に係る包装材の第一切込部の近傍を示した平面図、(d)は、更に他の実施形態に係る包装材の第一切込部の近傍の断面図。
以下、本発明の実施形態について図1〜4を参照しながら説明する。なお、以下の図面において同一または相当する部分には同一の参照符号を付しその説明は繰り返さない。また、以下の説明における一方向(第一方向)は、各図における座標軸のx軸に沿った方向であり、第一方向に直交する他方向(第二方向)は、各図における座標軸のy軸に沿った方向であり、第一方向及び第二方向に直交する第三方向は、各図における座標軸のz軸に沿った方向である。
図1(a)に示すように、本実施形態に係る包装材1は、シート材を用いて形成された袋状の本体部2と、該本体部2の切断を補助するカットテープ3と、後述する第二切込部2gを本体部2の内側から覆う第一被覆フィルム4と、第二切込部2gを本体部2の外側から覆う第二被覆フィルム5とから構成される。本体部2を構成するシート材としては、包装される物品の形状に沿って変形可能なものが用いられる。例えば、シート材としては、無色透明な樹脂フィルム、紙材、又は、布材等を用いることができる。
前記本体部2は、物品を収容する袋状の袋状領域2aと該袋状領域2aから延出する延出領域2bとを備える。袋状領域2aは、第一方向における本体部2の一端側に形成され、延出領域2bは、第一方向における本体部2の他端側に形成される。また、本体部2(具体的には、袋状領域2a)は、図1(b)に示すように、袋状領域2aの内側へ物品を収容する際に用いられる収容口2cを第一方向の一端部に備える。そして、収容口2cから袋状領域2aの内側へ物品を挿入して収容口2cを閉塞するように袋状領域2aの収容口2c側の領域を折り込むことで、包装材1によって物品が包装される。
また、本体部2は、重ね合わされた二枚のシート材が接合されることで形成される。また、本体部2は、第一方向における両端部から第一方向に離間した位置で二枚のシート材の第二方向に延びる領域同士が剥離可能に接合されて形成された内側接合部2dを備える。また、本体部2は、第二方向における二枚のシート材の両端部同士が内側接合部2dよりも第一方向の一端側の位置で接合されて形成された一対の端部接合部2e,2eを備える。そして、本体部2における内側接合部2dよりも第一方向の一端側(収容口2c側)に袋状領域2aが形成され、本体部2における袋状領域2aよりも第一方向の他端側の内側接合部2dを含む領域に延出領域2bが形成される。
また、本体部2は、袋状領域2aから延出領域2bに渡って切断可能に構成される。具体的には、本体部2は、袋状領域2aから延出領域2bに渡って(具体的には、第一方向に延びるように)仮想的に設定される切断予定線L1上で切断可能に構成される。本実施形態では、本体部2は、第二方向に間隔を開けて仮想的に設定される一対の切断予定線L1,L1上で切断可能に構成される。切断予定線L1は、延出領域2bに形成された切り込みから構成される第一切込部2fと袋状領域2aに形成された切り込みから構成される第二切込部2gとの間に仮想的に設定される。
第一切込部2fは、切断予定線L1(本実施形態では、一対の切断予定線L1,L1)と交差するように形成されて第二方向に延びる切り込みから構成される。また、第一切込部2fは、延出領域2bを貫通しないように形成される。具体的には、本体部2を構成する一方のシート材の延出領域2bを形成する領域に形成された切り込みが他方のシート材の延出領域2bを形成する領域によって覆われた状態となることで延出領域2bを貫通しない第一切込部2fが形成される。また、第一切込部2fは、内側接合部2dに形成される。具体的には、本体部2を構成する一方のシート材の内側接合部2dを形成する領域に形成された切り込みが他方のシート材の内側接合部2dを形成する領域によって覆われた状態で、二枚のシート材の内側接合部2dを形成する領域同士が直接的に接合されることで、内側接合部2dを貫通しない第一切込部2fが形成される。
第二切込部2gは、袋状領域2aにおける延出領域2bから第一方向に離間した位置に形成される。具体的には、物品が収容された袋状領域2aの収容口2cを閉塞する際に折り込まれる領域よりも延出領域2b側に第二切込部2gが形成される。また、第二切込部2gは、第二方向に延びるように形成される。また、第二切込部2gは、第一切込部2fに沿って形成され、第二方向に沿った両端間の長さが第二方向に沿った第一切込部2fの両端間の長さよりも短くなるように形成される。そして、第二切込部2gの両端部から第一切込部2fに達する一対の切断予定線L1,L1が仮想的に設定される。
前記カットテープ3は、第一方向が長手となるように配置されて本体部2の内側(具体的には、本体部2に物品を収容した際の一方のシート材における物品側)に貼り付けられる。また、カットテープ3は、内側接合部2dと交差しないように配置される。つまり、カットテープ3は、袋状領域2aのみと重なるように配置される。また、カットテープ3の幅は、第一切込部2f及び第二切込部2gそれぞれの第二方向における両端間の長さよりも短くなるように形成される。そして、カットテープ3の幅方向の両端部の外側に幅方向に沿って一対の切断予定線L1,L1が仮想的に設定される。
前記第一被覆フィルム4は、第二切込部2gを覆うように本体部2の内側(具体的には、本体部2に物品を収容した際の一方のシート材における物品側)に貼り付けられる。また、第一被覆フィルム4は、第二切込部2gの周囲の位置で本体部2に貼り付けられる。一方、第二被覆フィルム5は、第二切込部2gを覆うように本体部2の外側(具体的には、本体部2に物品を収容した際の一方のシート材における物品側の反対側)に貼り付けられる。具体的には、第二被覆フィルム5は、一方のシート材における第二切込部2gの両端部間の領域であって第二切込部2gよりも延出領域2b側の第二切込部2gの近傍の領域に貼り付けられる。また、第二被覆フィルム5は、第一方向における延出領域2bから離れた側の端部が本体部2に貼り付けられないことで、該端部(以下、摘み部5aとも記す)を指などで摘むことが可能となる。
本実施形態に係る包装材1を用いて物品を包装する際には、収容口2cから袋状領域2a内に物品を収容し、袋状領域2aの収容口2c側の領域を折り込んで収容口2cを閉塞する。これにより、図2に示すように、包装材1によって物品が包装されてなる包装体10が形成される。
次に、包装体10から物品を取り出す方法について説明する。まず初めに、第二被覆フィルム5の摘み部5aを摘んで延出領域2b側へ引っ張る。この際、第二被覆フィルム5と貼り付いた第二切込部2gの両端部間の領域が第二被覆フィルム5と共に延出領域2b側へ引っ張られる。これにより、第二切込部2gの両端部を起点に一対の切断予定線L1,L1上で袋状領域2a(具体的には、本体部2を構成する一方のシート材の袋状領域2aを形成する領域)が切断される。そして、袋状領域2aの切断が延出領域2b(具体的には、内側接合部2d)に達した後は、本体部2を構成する一方のシート材における内側接合部2dを形成する領域が他方のシート材における内側接合部2dを形成する領域から剥離されつつ一対の切断予定線L1,L1上で切断される。そして、内側接合部2dの切断が第一切込部2fに達することで、図3に示すように、一対の切断予定線L1,L1と第一切込部2fと第二切込部2gとで囲まれていた領域(以下、分離領域とも記す)2hが包装体10から分離される(第一切断)。
これにより、分離領域2hに対応する広さの開口部10aが包装体10に形成される。該開口部10aは、第一切込部2fに連なった状態で形成される。そして、開口部10aの第一切込部2f側における第二方向で対向する各端部を摘んで第二方向に離間させるように(具体的には、一対の端部接合部2e,2e側へ)引っ張ることで、本体部2を構成する一方のシート材における内側接合部2dを形成する領域が他方のシート材における内側接合部2dを形成する領域から剥離されつつ第一切込部2fの両端部を起点に第二方向に(具体的には、一対の端部接合部2e,2e側へ)切断される。これにより、開口部10aは、延出領域2b側へ向かって開口面が拡開されるため、該開口部10aから包装体10内の物品を容易に取り出すことができる。
以上のように、本発明に係る包装材によれば、袋状領域からの物品の取り出しを容易に行うことができる。
即ち、袋状領域2aから延出領域2bに渡って本体部2を切断(以下、第一切断とも記す)することで、本体部2に開口部10aが形成される。また、第一切断する際の切断予定線L1と交差するように第一切込部2fが形成されることで、第一切断が第一切込部2fに達した際に、第一切断によって形成された開口部10aと第一切込部2fとが連なった状態となる。そして、斯かる状態で第一切込部2fの両端部を起点に本体部2を更に切断(以下、第二切断とも記す)することで、第一切断によって形成された開口部10aを広げることができる。これにより、袋状領域2a内の物品を広げられた開口部10aから容易に取り出すことができる。
また、第一切込部2fが剥離可能な内側接合部2dに形成されることで、本体部の第一切断が第一切込部2fに達するまで内側接合部2dが剥離されつつ本体部2(具体的には、一方のシート材の内側接合部2dを形成する領域)が切断される。また、第一切断が第一切込部2fに達した後に本体部2の第二切断を行う際にも、内側接合部2dが剥離されつつ本体部2が切断される。つまり、第一切込部2fが内側接合部2dに形成された場合であっても、第一切断及び第二切断を容易に行うことができるため、第一切断によって形成された開口部10aを第二切断によって容易に広げることができる。更に、内側接合部2dは、本体部2の他の部位よりも変形し難い(換言すれば、張りがある)ため、内側接合部2dに形成された第一切込部2fの両端部を起点とする第二切断を行い易くすることができる。
また、第二切込部2gの両端部を起点に一対の切断予定線L1,1Lで本体部2を切断(第一切断)することで、第一切断が第一切込部2fに達した際に一対の切断予定線L1,1Lと第一切込部2fと第二切込部2gとで囲まれた領域(以下、分離領域とも記す)2gが本体部2から分離する。これにより、袋状領域2aから物品を取り出す際に、分離領域2gが開口部10aの近傍に位置することがないため、分離領域2gが物品の取り出しの邪魔になるのを防止することができる。
なお、本発明に係る包装材は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。また、上記した複数の実施形態の構成や方法等を任意に採用して組み合わせてもよく(1つの実施形態に係る構成や方法等を他の実施形態に係る構成や方法等に適用してもよく)、さらに、下記する各種の変更例に係る構成や方法等を任意に選択して、上記した実施形態に係る構成や方法等に採用してもよいことは勿論である。
例えば、上記実施形態では、本体部2は、一対の切断予定線L1,L1上で切断されるように構成されているが、これに限定されるものではなく、例えば、図5に示すように、一つの切断予定線L1上で切断されるように構成されてもよい。斯かる場合には、第一方向に延びる切り込みから構成される第二切込部2g’を本体部2に形成し、該第二切込部2g’の一端部から第一切込部2fに達する一つの切断予定線L1を仮想的に設定することができる。
また、上記実施形態では、第一切込部2fは、一対の切断予定線L1,L1と交差するように形成されているが、これに限定されるものではなく、例えば、図6(a)に示すように、一方の切断予定線L1のみと交差するように第一切込部2fが形成されてもよい。
また、上記実施形態では、第一切込部2fは、内側接合部2dに形成されているが、これに限定されるものではなく、例えば、図6(b)(c)に示すように、延出領域2bにおける内側接合部2d以外の領域に形成されてもよい。
また、上記実施形態では、内側接合部2dの一方の面側のみ第一切込部2fが形成されているが、これに限定されるものではなく、例えば、図6(d)に示すように、内側接合部2dの両面に第一切込部2fが形成されてもよい。斯かる場合には、一方の第一切込部2fと他方の第一切込部2fとの間にカットテープ3が配置されることで、第一切込部2f同士が連通しないように構成することができる。つまり、斯かる場合には、カットテープ3が袋状領域2aから第一切込部2fに達する位置(袋状領域2aから第一切込部2fを超えない位置)まで配置され、二枚のシート材の一方向に直行する他方向に延びる領域同士が直接的又は間接的に剥離可能に接合されて内側接合部2dが形成される。なお、一方の第一切込部2fと他方の第一切込部2fとの間にカットテープ3が配置せずに第一切込部2f,2f同士が連通するように構成してもよい。
また、上記実施形態では、切断予定線L1が直線状に仮想的に設定されているが、これに限定されるものではなく、例えば、曲線状や屈折した線状であってもよい。
また、上記実施形態では、第一切込部2fと第二切込部2gとが包装体10の同一面に形成されているが、これに限定されるものではなく、例えば、包装体10における第一切込部2fが形成される面と第二切込部2gが形成される面とが交差するように構成されてもよい。
また、上記実施形態では、カットテープ3を備えるように構成されているが、これに限定されるものではなく、例えば、カットテープ3を備えない包装材であってもよい。
また、上記実施形態では、本体部2が重なり合う2枚のシート材から構成されているが、これに限定されるものではなく、例えば、一枚のシート材を折り畳んで重なり合う端部同士を接合することで形成される本体部であってもよく、筒状に形成したシート材から形成された本体部であってもよい。
1…包装材、2…本体部、2a…袋状領域、2b…延出領域、2c…収容口、2d…内側接合部、2e…端部接合部、2f…第一切込部、2g…第二切込部、2h…領域、3…カットテープ、4…第一被覆フィルム、5…第二被覆フィルム、5a…摘み部、10…包装体、10a…開口部、L1…切断予定線

Claims (3)

  1. シート材を用いて形成された本体部を備えており、
    該本体部は、物品を収容する袋状の袋状領域と該袋状領域から延出する延出領域と備えており、
    袋状領域は、一方向における本体部の一端側に形成されており、
    延出領域は、前記一方向における本体部の他端側に形成されており、
    前記一方向に延びる切断予定線に沿って袋状領域から延出領域に向かって本体部を切断可能に構成されており、
    前記延出領域は、前記切断予定線と交差する切り込みから構成される第一切込部を備えており、
    該第一切込部は、前記一方向に直交する他方向に延びるように形成されると共に、前記他方向の両端部よりも内側の位置で、本体部の切断方向の下流側に位置する前記切断予定線の一端と接するように形成されており、
    第一切込部の両端部を起点に前記他方向へ本体部を切断可能に構成される包装材。
  2. 前記本体部は、重ね合わされた二枚のシート材から構成されると共に、前記一方向における両端部から前記一方向に離間した位置で二枚のシート材の前記他方向に延びる領域同士が直接的又は間接的に接合されて形成された内側接合部と、前記他方向における二枚のシート材の両端部同士が内側接合部よりも一方向の一端側の位置で接合されて形成された一対の端部接合部とを備えており、
    二枚のシート材のそれぞれにおける内側接合部を形成する領域は、剥離可能に接合されており、
    前記袋状領域は、本体部における内側接合部よりも前記一方向の一端側に形成され、前記延出領域は、本体部における袋状領域よりも前記一方向の他端側の内側接合部を含む領域に形成されており、
    前記第一切込部は、内側接合部に形成される請求項1に記載の包装材。
  3. 前記袋状領域は、延出領域から離間した位置に形成された切り込みから構成される第二切込部を更に備えており、
    前記第一切込部は、第二切込部の両端部から前記延出領域へ向かう一対の切断予定線と交差するように形成される請求項1又は2に記載の包装材。
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