JP6708419B2 - シール部材、ユニット及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置及びプロセスカートリッジにおけるシール部材に関する。
電子写真画像形成装置(以下、画像形成装置)を構成する現像装置やプロセスカートリッジなどのユニットは、感光ドラムや現像ローラ等の回転体にクリーニングブレードや現像ブレード等を接触させる構成を有する。これらのユニットでは、現像剤が漏れることを防ぐため、感光ドラムや現像ローラ等の回転軸の軸線方向における端部に、シール部材を設けている。そして、このようなシール部材として、エラストマ等の弾性体を用いたものが知られている(例えば特許文献1、2参照)。
特開平04−243277号公報 特開平07−013390号公報
通常、回転体にシール部材を設けてシール性を発揮させようとする場合、回転体の外形に沿ってシール部材の当接部形状を決定すればよい。しかしながら、回転体とともにブレードに対してもシール性を発揮させようとする場合、回転体の外形に沿いつつ、ブレードの形状にも沿うようシール部材の当接部形状を決定しなければならない。すなわち、回転する部材である回転体との摺動接触において十分なシール性を発揮しつつ、固定された部材であるブレードとの接触においても十分なシール性を発揮する必要がある。また、ブレードは、枠体に固定されつつも回転体との摺動によって微動を生じる場合があり、そのような状態変化に対する追随性も求められる。このようにシール対象として性質の異なる2つの部材に対して完璧なシール性を求めることは容易ではない。特に、ブレード先端部と回転体とで形成される段差部の隅部にまでシール部材を配することは難しいため、シール性を十分に発揮できない場合がある。
特許文献1に開示されたシール構成は、回転体と枠体との間のシールのみを想定した構成であり、ブレードをシール対象としていない。したがって、特許文献1に開示のシール部材は、回転体に対するシール性は期待できるものの、上述したようなブレード先端部と回転体とで形成される段差部に対してシール性を発揮できない可能性がある。また、特許文献2に開示されたシール構成は、回転体とブレードの双方に対してシール性を発揮する構成となっているものの、上述した段差部に対して特段の構成を備えたものとはなっていない。したがって、特許文献2に開示のシール部材では、上述した段差部、特に隅部にまで十分なシール性を発揮できない可能性がある。
本発明の目的は、現像剤の収容部における現像剤の漏れを生じさせる隙間の発生をより効果的に抑制することができる技術を提供することである。
上記目的を達成するため、本発明のシール部材は、
現像剤の収容部と前記収容部に通ずる開口を備えた枠体と、前記開口に対向するように且つ回転軸線を中心に回転可能に前記枠体に設けられる現像ローラと、前記現像ローラの表面に付着する現像剤の量を規制するためのブレードと、を有する現像装置に用いられる、弾性体で形成されたシール部材であって、
記枠体と前記現像ローラの隙間、前記枠体と前記ブレードの隙間と、から現像剤が漏れ出るのを防ぐべく、前記開口の前記回転軸線の方向の端部の外側にある前記枠体の端部領域に前記回転軸線に交差する方向に延びるように設けられるシール部材において、
前記現像ローラに接触するように構成された第1シール面を有する第1シール部と、
前記ブレードに接触するように構成された第2シール面であって前記第1シール面よりも前記シール部材の厚み方向において凹んでいる第2シール面を有する第2シール部と、
前記回転軸線に交差する方向において前記第1シール部と前記第2シール部との間に配置され第3シール部であって、前記第1シール面と前記第2シール面をつなぎ前記ブレードの先端面に対向するように構成された第3シール面を有する第3シール部と、
を備え、
前記第3シール面は、前記回転軸線に垂直な断面上において、前記シール部材が前記現像装置に設けられ且つ前記現像ローラが回転していない第1状態のときに前記ブレードの前記先端面との間に前記現像ローラの半径方向に関し前記現像ローラの表面から離れるにつれて小さくなる隙間であって、前記シール部材が前記現像装置に設けられ且つ前記現像ローラが回転している第2状態のときに前記第3シール面が前記ブレードの前記先端面に接触して埋まる隙間もしくは前記第3シール面が前記ブレードの前記先端面に近づいて前記第1状態よりも狭くなる隙間が形成されるように、構成されていることを特徴とする
記目的を達成するため、本発明の現像装置は、
画像形成装置に備えられる現像装置であって、
現像剤の収容部と前記収容部に通ずる開口を備えた枠体と、
前記開口に対向するように且つ回転軸線を中心に回転可能に前記枠体に設けられる現像ローラと、
前記現像ローラの表面に付着する現像剤の量を規制するためのブレードと、
前記枠体と前記現像ローラの隙間と、前記枠体と前記ブレードの隙間と、から現像剤が漏れ出るのを防ぐべく、前記開口の前記回転軸線の方向の端部の外側にある前記枠体の端部領域に前記回転軸線に交差する方向に延びるように設けられるシール部材と、
を備え
前記シール部材は、
前記現像ローラに接触するように構成された第1シール面を有する第1シール部と、
前記ブレードに接触するように構成された第2シール面であって前記第1シール面よりも前記シール部材の厚み方向において凹んでいる第2シール面を有する第2シール部と、
前記回転軸線に交差する方向において前記第1シール部と前記第2シール部との間に配置された第3シール部であって、前記第1シール面と前記第2シール面をつなぎ前記ブレードの先端面に対向するように構成された第3シール面を有する第3シール部と、
を備え、
前記第3シール面は、前記回転軸線に垂直な断面において、前記現像ローラが回転していない第1状態のときに前記ブレードの前記先端面との間に前記現像ローラの半径方向に関し前記現像ローラの表面から離れるにつれて小さくなる隙間であって、前記現像ローラが回転している第2状態のときに前記3シール面が前記ブレードの前記先端面に接触して埋まる隙間もしくは前記第3シール面が前記ブレードの前記先端面に近づいて前記第1状態よりも狭くなる隙間が形成されるように、構成されていることを特徴とする
本発明によれば、現像剤の収容部における現像剤の漏れを生じさせる隙間の発生をより効果的に抑制することができる。
本発明の実施例1のシール部材を配したプロセスカートリッジの模式図 本発明の実施例に係る画像形成装置の模式的断面図 本発明の実施例に係るプロセスカートリッジの模式的断面図 本発明の実施例1のシール部材を配したプロセスカートリッジの模式図 本発明の実施例1のシール部材を配したプロセスカートリッジの模式図 本発明の実施例2のシール部材を配したプロセスカートリッジの模式図 本発明の実施例2のシール部材を配したプロセスカートリッジの模式図 本発明の実施例2のシール部材を配したプロセスカートリッジの模式図 本発明の実施例3のシール部材を配したプロセスカートリッジの模式図 本発明の実施例3のシール部材を配したプロセスカートリッジの模式図 本発明の実施例3のシール部材を配したプロセスカートリッジの模式図
以下に図面を参照して、この発明を実施するための形態を、実施例に基づいて例示的に詳しく説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状それらの相対配置などは、発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきものである。すなわち、この発明の範囲を以下の実施の形態に限定する趣旨のものではない。
[実施例1]
本発明は、現像装置、現像カートリッジ、プロセスカートリッジおよびこれを用いた画像形成装置に関するものである。現像装置とは、現像剤を表面に坦持する現像ローラ(現像剤担持体)を有し、現像ローラによって、感光ドラム(像担持体)に形成された静電潜像(静電像)を、現像剤を用いて可視像化する装置である。現像カートリッジとは、上記現像装置を一体的なユニットとしてカートリッジ化し、画像形成装置本体に対して取り外し可能に装着されるものである。また、プロセスカートリッジとは、感光ドラムと、この感光ドラムに作用する現像装置とを一体的なユニットとしてカートリッジ化し、画像形成装置本体に対して取り外し可能に装着されるものである。また、画像形成装置とは電子写真画像形成方式を用いてシート材等の記録媒体(記録材)に画像を形成するものである。電子写真画像形成装置の例としては、例えば、電子写真複写機、電子写真プリンタ(LEDプリンタ、レーザビームプリンタ等)、ファクシミリ装置及びワードプロセッサ等が含まれる。
(画像形成装置全体の構成)
図2は、画像形成装置本体A(以下、装置本体A)にプロセスカートリッジBが装着された状態の本実施例に係る画像形成装置100の構成を示す模式的断面図である。画像形成装置100は、露光手段1が画像情報に基づいた情報光(レーザー光、LED光等)を電子写真感光体である感光ドラム5上へ照射して潜像を形成し、この潜像に対して現像剤を付着させることで現像剤像を形成する。このとき、現像剤像の形成と同期して記録材供給部3から記録材2を搬送し、感光ドラム5上に形成した現像剤像を転写手段である転写ローラ6に転写バイアスを印加して記録材2に転写する。そして、記録材2に転写した像を定着手段7によって記録材2に定着させた後、記録材排出部4へ排出する。ここで、装置本体Aとは、画像形成装置100の装置構成のうちカートリッジBを除いた構成部分のことである。
(プロセスカートリッジの構成)
図3は、プロセスカートリッジBの構成を示す断面図である。プロセスカートリッジBは、感光ドラム5と、これに作用する少なくとも1つのプロセス手段を備え、装置本体Aに着脱可能としたものである。プロセス手段としては、感光ドラム5を帯電させる帯電手段、感光ドラム5上の潜像を現像する現像手段、感光ドラム5上に残留した現像剤をクリーニングするクリーニング手段などが挙げられる。本実施例のプロセスカートリッジBは、帯電手段としての帯電ローラ8、クリーニング手段としてのクリーニングブレード10を有する。そして、現像手段としては、回転体である現像ローラ(現像剤担持体)9や、現像ブレード18等を有している。
また、プロセスカートリッジBは、現像剤Tを収納する現像剤収納部11を備えている。現像剤収納部11は、現像剤Tの収容空間に、現像剤Tを撹拌・搬送するための撹拌部材12が回転可能に設けられている。現像剤収容部11は、現像枠体13が一体的に結合されており、現像枠体13には現像ローラ9が不図示の軸受によって回転可能に支持されている。すなわち、プロセスカートリッジBは、概略、クリーニングユニットと現像ユニットとが合体されたような構成となっている。クリーニングユニットは、感光ドラム5、ドラム枠体20、帯電ローラ8およびクリーニングブレード10等からなる。一方、現像ユニットは、現像剤収容部11及び現像枠体13からなる現像容器、現像ブレード18、現像ローラ9、攪拌部材12、トナーT等からなる。
現像剤収容部11に収容された現像剤Tは、現像枠体13に設けられた開口を通過し、現像ローラ9の表面に付着、担持される。現像枠体13は、現像剤収容部11を構成する枠体とともに、現像装置における現像剤容器の枠体を構成し、該枠体における開口を形成する部材である。現像ローラ9はその開口に回転可能に設けられている。現像剤Tは、現像枠体13に設けられた開口を介して、現像剤収容部11内から現像ローラ9の表面に供給されるとともに、回転する現像ローラ9の表面に載って外部まで運び出される。現像ローラ9に付着した現像剤は、現像剤層厚規制部材としての現像ブレード18によって現像ローラ9表面に付着する量が規制されながら、現像枠体13の開口を通過して外部へ運び出される。この現像ローラ9表面による搬出以外で、現像剤Tが現像枠体13の開口と現像ローラ9との間から外部へ漏れ出ることを防ぐため、現像ローラ9の回転軸の軸線方向における両端部に、シール部材14が設けられている。シール部材14は、現像ローラ9の回転軸の軸線方向における端部周辺の領域において、現像枠体13の開口と現像ローラ9と現像ブレード18との間の隙間を、現像剤Tが漏れ出ないようにシールする。
また、感光ドラム5は不図示の軸受によってドラム枠体20に回転可能に支持される。そして、感光ドラム5とドラム枠体20との間から現像剤が漏れ出ないように、感光ドラム5の軸線方向両端部にシール部材15を備えている。以下の説明では、本発明を適用したシール部材として、現像ローラ9の両端部に設けたシール部材14について説明するが、他の同様の構成、例えば、感光ドラム5の両端部に設けたシール部材15にも適用可能である。この場合、現像枠体13はドラム枠体20に、現像ローラ9は感光ドラム5に、現像ブレード18はクリーニングブレード10に、それぞれ置き換えられる。
(シール部材の構成)
図4及び図5を用いて本実施例に係るシール部材の構成について説明する。図4は、本実施例のプロセスカートリッジBの、現像ブレード18を取り付ける際のシール部材14の周辺を表した模式的分解斜視図である。図5は、現像枠体13に現像ブレード18を取り付けた状態における様子を示す模式図であり、現像ローラ9は未だ組み付けられていないので、図中では二点鎖線の円弧で表している。図5(a)は、現像枠体13を現像ローラ9が取り付けられる位置側からみた図である。図5(b)は、図5(a)のE−E断面図である(図5(a)には現像ローラ9は図示していない)。図5(c)は、後述する段差部14f付近の拡大図である。図中のRは現像ローラ9が回転する向きを表す。
現像枠体13は、現像剤収納部11から搬送される現像剤Tを受け入れ、かつ現像ローラ9の表面まで現像剤Tを導くための開口13aを有する。そして、開口13aを囲むように、長手シール部材16、シール部材14、ブレードシール部材17が設けられている。現像ブレード18は、ブレード部としてのウレタンゴム製のブレード18aと、ブレード部支持部としての金属製のブレード支持板18bと、から構成され、ビス30で現像枠体13に固定される。長手シール部材16は、現像枠体13と現像ローラ9の間を、現像ローラ9の長手方向の略全域にわたってシールし、ブレードシール部材17は、現像枠体
13と現像ブレード18の間を、現像ブレード18の長手方向の略全域にわたってシールする。また、シール部材14は、長手シール部材16、ブレードシール部材17、ブレード18a、現像ローラ9と接触し、現像ローラ9(現像ブレード18)の長手方向の両端部領域において、各部材との接触部からの現像剤の漏出を防いでいる。
本実施例のシール部材14は、エラストマ樹脂やゴム等の弾性体(ゴム状弾性体)で形成され、現像枠体13に取り付けられる。現像枠体13へのシール部材14の取り付け方は、特に限定されるものではなく、接着剤等により貼り付けられる場合もあるし、現像枠体13に一体的に成形される場合もある。シール部材14は、概略、現像枠体13における現像ローラ9周面との対向面上に形成され、該対向面から現像ローラ9周面に向かって突出し接触する構成となる。シール部材14は、ブレード支持板18bと接触する支持板接触部14a、ブレード18aと接触するブレード接触部14e、現像ローラ9と接触する回転体接触部14b、長手シール部材16と接触する長手シール接触部14c等の形状を順次、有している。第1シール部としての回転体接触部14bは、現像ローラ9の回転軸と同心で現像ローラ9より小さい径の円弧部で形成されている。第2シール部としてのブレード接触部14eも、回転体接触部14bと同様に現像ローラ9と同心の円弧部を有している。その円弧部は、ブレード18aの厚さと同等かそれ未満の距離分だけ回転体接触部14bよりも大きい径を有している。ブレード接触部14eは、現像ローラ9組付前で且つ現像ブレード18組付時にブレード18aと密着する部分(図5(b)でブレード18aと接触している部分)と、それ以外の部分であって現像ローラ9組付時にブレード18aと密着する部分からなる。
さらに、シール部材14は、ブレード18aの先端面18a2と接触し、回転体接触部14bとブレード接触部14eとをつなぐ部分である第3のシール部としての段差部14fを有している。この段差部14fは、図5(c)に示すように、ブレード接触部14eから現像ローラ9の画像形成時における回転方向の上流側且つ回転体接触部(14b)に向かって傾斜して連なっている。
すなわち、回転体接触部14bは、現像ローラ9と接触する第1接触面として、現像ローラ9の回転軸を中心とする円弧状の接触面を有する。また、ブレード接触部14eは、ブレード18aと接触する第2接触面として、現像ローラ9の回転軸を中心とする円弧状の接触面であって、現像ローラ9の回転軸との間の距離が回転体接触部14bの接触面よりも長い接触面を有する。そして、段差部14fは、第3接触面として、回転体接触部14bの上記接触面とブレード接触部14eの上記接触面との間をつなぐ面であって、現像ローラ9の回転軸を中心とする仮想円の径方向に対して傾斜した方向に延びる接触面を有する。この段差部14fの接触面は、現像ローラ9及び現像ブレード18の組付前の状態において、現像ローラ9及び現像ブレード18が現像枠体13に組み付けられたときのブレード18aの先端部の端面18a2の延びる方向に対して傾斜した方向に延びる面である。この段差部14fは、ブレード接触部14eが接触しないブレード18aの先端部の端面18a2と、該端面18a2と隣接する現像ローラ9の表面の領域であって回転体接触部14bが接触しない領域と、に接触する。回転体接触部14b、ブレード接触部14e、段差部14fの各シール部は、現像ローラ9の回転軸線方向における幅が同一であり、各接触面も同方向に同一の幅を有する。
図1は、図5に示した状態に対して現像ローラ9を組み付けた状態を説明する図である。図1(a)は、現像枠体13を現像ローラ9が取り付けられた位置側からみた図であり、構成をわかりやすく示すため現像ローラ9は図示していない。図1(b)は、図1(a)のE−Eで切断した断面図である。また、図1(c)、(d)は、現像ローラ9、シール部材14、ブレード18aの3部品が互いに接触する位置周辺を現像ローラ9の回転軸の軸線方向にみたときの拡大図である。図1(c)は、現像ローラ9を組み付けた後で現
像ローラ9を回転させる前の静止状態、すなわち、現像ローラ9が初めて回転する前の現像ローラ9が停止している状態を示す。図1(d)は、現像ローラ9が回転状態、すなわち、現像ローラ9が初めての回転を開始したあとの状態を示す。
現像ローラ9が組み付けられることにより、ブレード18a及び回転体接触部14bは現像ローラ9の外周面に沿うように変形し、回転体接触部14bは現像ローラ9によって径方向に圧縮される。また、ブレード接触部14eは、ブレード18aの変形によってブレード18aの現像ローラ9と接触しない側の面18a1に沿うように圧縮される。これにより、回転体接触部14bが現像ローラ9と、ブレード接触部14eがブレード18aと、それぞれ密着する。現像ローラ9の組み付け直後でまだ静止状態にあるとき、ブレード18aの先端面18a2とシール部材14の段差部14fとは一部が接触しているか、または全く接触していない状態にある。このとき、現像ローラ9、シール部材14の段差部14f、ブレード18aの先端面18a2に囲まれた段差隙間Kを生じさせる(図1(c))。この段差隙間Kは、ブレード18aの先端面18a2との距離が現像ローラ9表面に近づくにつれて現像ローラ9の回転方向に広がるような隙間である。
ここで、段差隙間Kを生じさせている理由を説明する。通常、現像剤の漏れを防止するためには、各部材が適度に密着して部材間の隙間を埋めるよう配置する必要がある。これを実現するためには、現像ローラ9の組み付け直後から隙間が生じない状態にしなければならない。しかしながら、この場合、現像ローラ9の組み付け直後においてすでに、あるいは現像ローラ9が画像形成時における回転方向Rの向きに回転したとき、シール部材14の一部が現像ローラ9とブレード18aの間に噛み込まれてしまい、隙間を生じさせる危険性がある。そこで本実施例においては、噛み込み防止とシール性とを両立させるべく、現像ローラ9の組み付け時に、シール部材14の段差部14fとブレード18aの先端面18a2との間に隙間を生じさせる構成としている。
特に噛み込まれる危険性の高い段差部14fの回転体接触部14bに近い側を、段差部14fのブレード接触部14eに近い側よりも、現像ローラ9の回転方向の上流側に配置している。段差隙間Kが生じていても、図1(d)で示すように現像ローラ9が回転方向Rに回転すると、摩擦力で回転体接触部14bも回転移動し、段差部14fも回転体接触部14bの回転移動に伴って移動し、先端面18a2と密着してシール性を発揮する。すなわち、段差部14fは、図1(c)に示すように、第1状態として、現像ローラ9が初めて回転する前は上記段差隙間Kが形成された状態にある。そして、段差部14fは、現像ローラ9が初めて回転することで変形し、図1(d)に示すように、第2状態として、段差隙間Kを埋めた状態、あるいは、十分なシール性が発揮される程度に段差隙間Kを狭めた状態となる。つまり、回転体接触部14bとブレード接触部14eとの間に順次、段差部14fとして階段状に形成された面を形成し、現像ローラ9が回転することにより、現像ローラ9及び現像ブレード18との間に形成される隙間が小さくなる。この回転体接触部14bとブレード接触部14eとの間に順次配置された段差部14fの変形は、段差隙間Kを埋めつつも、あるいは段差隙間Kを狭めつつも、段差部14fに現像ローラ9とブレード18aとの間に挟み込まれる部分が生じないような変形となる。
段差隙間Kの大きさは、シール部材14やブレード18aの寸法公差、組付け公差によって変化する。しかしながら、段差部14fの傾斜の角度、傾斜部の形状(直線だけでなく曲線やそれらの組み合わせ)を適宜選択すれば、段差部14fは現像ローラ9の回転に伴って先端面18a2と密着するまで移動するように構成することができる。このため、段差隙間Kの大きさが異なってもシール性を発揮することができる。現像ローラ9の回転後、現像ローラ9と回転体接触部14bとの摩擦力によって、段差部14fは先端面18a2との密着を維持したままとなるので、再び段差隙間Kを生じることはなく、シール性を維持したままとなる。
[実施例2]
図6、図7、図8を用いて、本発明の実施例2の構成について説明する。図6は、図5のシール部材14を本実施例のシール部材24に置き換えて示した図である。同様に、図7は、図1のシール部材14をシール部材24に、図8は、図4のシール部材14をシール部材24に置き換えて示した図である。実施例2において、実施例1と共通する構成については、同じ符号を付し、再度の説明は省略する。実施例2においてここで説明しない事項は、実施例1と同様である。
本実施例のシール部材24の段差部24fは、図6(a)で示すようにブレード18aの長手方向に沿って回転体接触部24bよりも枠体13の外側方向(図6(a)における左方向)に延伸した形状となっている。すなわち、第3シール部としての段差部24fは、現像ローラ9の周方向に第1シール部としての回転体接触部24bと連なる部分24f4(連結部)と、連なっていない部分(側端部)24f3(非連結部)と、を有する。本実施例における段差部24fは、後述する実施例3のシール部材34の段差部34fと異なり、連結部と非連結部とが現像ローラ9の軸線方向に一体的に連なっている。各シール部の現像ローラ9の軸線方向における幅は、第2シール部としてのブレード接触部24eと段差部24fは同じで、回転体接触部24bは他の二つのシール部に対して短く、各シール部の接触面も同様の幅関係を有する。
現像ローラ9が組み付けられると、ブレード18a及びシール部材24は、図7(b)に示すように変形する。これにより、回転体接触部24bが現像ローラ9と、ブレード接触部24eがブレード18aの現像ローラ9と接触しない側の面18a1と、それぞれ密着する。そして、実施例1と同様、図7(c)で示すように、現像ローラ9、シール部材24の段差部24f、ブレード18aの先端面18a2に囲まれた段差隙間Kを生じる構成としている。現像ローラ9の回転に伴って、段差部24fが先端面18a2と密着してシール性を発揮するのも実施例1と同様である。
実施例2は、回転体接触部24bに対する段差部24fの現像ローラ9の軸線方向における幅が、実施例1では両者が同一であるのに対し、広くなるように構成されていることを特徴とする。すなわち、本実施例の段差部24fは、現像ローラ9の回転方向に回転体接触部24bに支えられる部分24f4(連結部)と、直接的には支えられていない部分24f3(非連結部)と、を有する構成となっている。これにより、本実施例の段差部24fは、現像ローラ9との摺動によって変形が生じやすい部分24f3(非連結部)と、生じにくい部分24f4(連結部)と、を有することになる。段差部24fの非連結部24f3は、回転体接触部24bとは離れて形成されており柔軟に移動できるため、現像ローラ9が回転した際に、連結部24f4と比較して先端面18a2とより密着しやすくなる。また、シール部材24全体における、回転する現像ローラ9と摺動接触する面の面積が、特に漏れが発生しやすい現像ローラ9と現像ブレード18とにより形成される段差部において、相対的に現像ローラ9の軸線方向に幅広な構成となる。これにより、シール部材24の密着性の向上、シール性の向上を図ることができる。
なお、本実施例の段差部24fは、非連結部24f3が連結部24f4に対して現像ローラ9の軸線方向における外側に配置された構成となっているが、この構成に限定されるものではない。非連結部24f3が連結部24f4に対して上記軸線方向の内側に配置されてもよいし、非連結部24f3が連結部24f4の上記軸線方向の両側に配置された構成でもよい。
[実施例3]
図9、図10、図11を用いて、本発明の実施例3の構成について説明する。図9は、
図6のシール部材24を本実施例のシール部材34に置き換えて示した図である。同様に、図10は、図7のシール部材24をシール部材34に、図11(a)は、図8のシール部材24をシール部材34に置き換えて示した図である。また、図11(b)は、図11(a)におけるシール部材34周辺を拡大して示した図である。実施例3において、実施例1、2と共通する構成については、同じ符号を付し、再度の説明は省略する。実施例3においてここで説明しない事項は、実施例1、2と同様である。
本実施例のシール部材34は、図9(a)及び図11(b)で示すように、段差部34fが回転体接触部34bの側面34b1の面内方向にて分割面34f5によって分割され、第1の段差部34f3と第2の段差部34f4を有する。非連結部としての第1の段差部34f3は、回転体接触部34bから独立しており、連結部としての第2の段差部34f4は、第1シール部としての回転体接触部34と一体となっている。第1の段差部34f3と第2の段差部34f4とは、分割面34f5において互いに摺動可能な状態で現像ローラ9の軸線方向に接触しており、現像剤の漏れを防いでいる。
現像ローラ9が組み付けられると、ブレード18a及びシール部材34は、図10(b)に示すように変形する。これにより、回転体接触部34bが現像ローラ9と、ブレード接触部34eがブレード18aの現像ローラ9と接触しない側の面18a1とそれぞれ密着する。そして、実施例1、2と同様、図10(c)で示すように現像ローラ9、シール部材34の段差部34f、ブレード18aの先端面18a2に囲まれた段差隙間Kを生じる構成としている。現像ローラ9の回転に伴って、段差部34fが先端面18a2と密着してシール性を発揮するのも実施例1、2と同様である。
実施例3は、段差部34fが第1の段差部34f3と第2の段差部34f4とからなっており、第1の段差部34f3は第2の段差部34f4よりもより柔軟に移動できる。なぜなら、第1の段差部34f3は、回転体接触部34bから独立しているため、現像ローラ9の回転に対し、より追従しやすいからである。これにより、現像ローラ9が回転した際に、第1の段差部34f3と先端面18a2は、実施例1や実施例2よりも更に密着しやすくなる。これにより、更なるシール性の向上を図ることができる。
なお、本実施例によれば、第2の段差部34f4と先端面18a2との間の接触圧力を、実施例1の段差部14fや実施例2の段差部24fよりも下げてもよい。なぜなら、第1の段差部34f3にてシール性が向上しているため、第2の段差部34f4でのシール性を緩和できるからである。これにより、第2の段差部34f4において、現像ローラ9と現像ブレード18との間への噛み込み発生を更に抑制することができる。以上より、シール性を更に向上させつつシール部材34をより噛み込みにくくすることが可能となる。
なお、本実施例の段差部34fは、第1の段差部34f3が第2の段差部34f4に対して現像ローラ9の軸線方向における外側に配置された構成となっているが、この構成に限定されるものではない。第1の段差部34f3が第2の段差部34f4に対して上記軸線方向の内側に配置されてもよいし、第1の段差部34f3が第2の段差部34f4の上記軸線方向の両側に配置された構成でもよい。
上記各実施例は、それぞれの構成を可能限り互いに組み合わせることができる。また、上記各実施例は、現像ユニットのシール部材における本発明の適用例を示したものであるが、本発明が適用可能な構成は上記各実施例に限定されるものではない。例えば、クリーニングユニットにおいてドラム枠体20の廃トナー室からの廃トナー漏れを防止するシール構成、すなわち、ドラム枠体20に設けられ、クリーニングブレード10や感光ドラム5と当接または摺動接触するシール部材にも本発明は適用できる。
また、上記各実施例の説明では、現像ローラ9の軸線方向両端部のうちの一方の端部におけるシール構成についてのみ説明したが、他方の端部におけるシール構成も同様に構成されている。すなわち、他方の端部におけるシール構成は、一方の端部におけるシール構成に対し、軸線方向の配置構成等が対称(逆の)関係になるのみで、機能等において異なるところはない。
9…現像ローラ(回転体)、13…現像枠体、14…シール部材、14b…回転体接触部(第1シール部)、14e…ブレード接触部(第2シール部)、14f…段差部(第3シール部)、18…現像ブレード、18a…ブレード(ブレード部)、18a2…先端面、18b…ブレード支持板(ブレード部支持部)、K…段差隙間

Claims (18)

  1. 現像剤の収容部と前記収容部に通ずる開口を備えた枠体と、前記開口に対向するように且つ回転軸線を中心に回転可能に前記枠体に設けられる現像ローラと、前記現像ローラの表面に付着する現像剤の量を規制するためのブレードと、を有する現像装置に用いられる、弾性体で形成されたシール部材であって、
    記枠体と前記現像ローラの隙間、前記枠体と前記ブレードの隙間と、から現像剤が漏れ出るのを防ぐべく、前記開口の前記回転軸線の方向の端部の外側にある前記枠体の端部領域に前記回転軸線に交差する方向に延びるように設けられるシール部材において、
    前記現像ローラに接触するように構成された第1シール面を有する第1シール部と、
    前記ブレードに接触するように構成された第2シール面であって前記第1シール面よりも前記シール部材の厚み方向において凹んでいる第2シール面を有する第2シール部と、
    前記回転軸線に交差する方向において前記第1シール部と前記第2シール部との間に配置され第3シール部であって、前記第1シール面と前記第2シール面をつなぎ前記ブレードの先端面に対向するように構成された第3シール面を有する第3シール部と、
    を備え、
    前記第3シール面は、前記回転軸線に垂直な断面上において、前記シール部材が前記現像装置に設けられ且つ前記現像ローラが回転していない第1状態のときに前記ブレードの前記先端面との間に前記現像ローラの半径方向に関し前記現像ローラの表面から離れるにつれて小さくなる隙間であって、前記シール部材が前記現像装置に設けられ且つ前記現像ローラが回転している第2状態のときに前記第3シール面が前記ブレードの前記先端面に接触して埋まる隙間もしくは前記第3シール面が前記ブレードの前記先端面に近づいて前記第1状態よりも狭くなる隙間が形成されるように、構成されていることを特徴とするシール部材。
  2. 記第2シール面は前記現像装置に設けられていない状態において、円弧状の面であることを特徴とする請求項1に記載のシール部材。
  3. 前記第1シール部、前記第2シール部、及び前記第3シール部は、前記回転軸線方向における幅が同じであることを特徴とする請求項1または2に記載のシール部材。
  4. 前記第3シール部は、前記回転軸線方向における幅が前記第1シール部よりも広いことを特徴とする請求項1または2に記載のシール部材。
  5. 前記第3シール部は、
    前記現像ローラの周方向に前記第1シール部と連なる連結部と、
    前記現像ローラの周方向に前記第1シール部と連なっていない非連結部と、
    を有することを特徴とする請求項に記載のシール部材。
  6. 前記連結部と前記非連結部は、前記回転軸線方向に一体的に連なっていることを特徴する請求項に記載のシール部材。
  7. 前記連結部と前記非連結部は、前記回転軸線方向に分割され、かつ前記回転軸線方向に互いに接触するように配置されていることを特徴する請求項に記載のシール部材。
  8. 前記非連結部は、前記連結部に対して前記回転軸線方向の外側に配置されていることを特徴とする請求項のいずれか1項に記載のシール部材。
  9. 前記シール部は、エラストマであることを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載のシール部材。
  10. 画像形成装置に備えられる現像装置であって、
    現像剤の収容部と前記収容部に通ずる開口を備えた枠体と、
    前記開口に対向するように且つ回転軸線を中心に回転可能に前記枠体に設けられる現像ローラと、
    前記現像ローラの表面に付着する現像剤の量を規制するためのブレードと、
    前記枠体と前記現像ローラの隙間と、前記枠体と前記ブレードの隙間と、から現像剤が漏れ出るのを防ぐべく、前記開口の前記回転軸線の方向の端部の外側にある前記枠体の端部領域に前記回転軸線に交差する方向に延びるように設けられるシール部材と、
    を備え
    前記シール部材は、
    前記現像ローラに接触するように構成された第1シール面を有する第1シール部と、
    前記ブレードに接触するように構成された第2シール面であって前記第1シール面よりも前記シール部材の厚み方向において凹んでいる第2シール面を有する第2シール部と、
    前記回転軸線に交差する方向において前記第1シール部と前記第2シール部との間に配置された第3シール部であって、前記第1シール面と前記第2シール面をつなぎ前記ブレードの先端面に対向するように構成された第3シール面を有する第3シール部と、
    を備え、
    前記第3シール面は、前記回転軸線に垂直な断面において、前記現像ローラが回転していない第1状態のときに前記ブレードの前記先端面との間に前記現像ローラの半径方向に関し前記現像ローラの表面から離れるにつれて小さくなる隙間であって、前記現像ローラが回転している第2状態のときに前記3シール面が前記ブレードの前記先端面に接触して埋まる隙間もしくは前記第3シール面が前記ブレードの前記先端面に近づいて前記第1状態よりも狭くなる隙間が形成されるように、構成されていることを特徴とする現像装置
  11. 前記第2シール面は、前記シール部材が前記現像装置に設けられていない状態において、円弧状の面であることを特徴とする請求項10に記載の現像装置。
  12. 前記第1シール部、前記第2シール部、及び前記第3シール部は、前記回転軸線の方向における幅が同じであることを特徴とする請求項10または11に記載の現像装置。
  13. 前記第3シール部は、前記回転軸線の方向における幅が前記第1シール部よりも広いことを特徴とする請求項10または11に記載の現像装置。
  14. 前記第3シール部は、
    前記現像ローラの周方向に前記第1シール部と連なる連結部と、
    前記現像ローラの周方向に前記第1シール部と連なっていない非連結部と、
    を有することを特徴とする請求項13に記載の現像装置。
  15. 前記連結部と前記非連結部は、前記回転軸線の方向に一体的に連なっていることを特徴する請求項14に記載の現像装置。
  16. 前記連結部と前記非連結部は、前記回転軸線の方向に分割され、かつ前記回転軸線の方向に互いに接触するように配置されていることを特徴する請求項14に記載の現像装置。
  17. 前記非連結部は、前記連結部に対して前記回転軸線の方向の外側に配置されていることを特徴とする請求項14〜16のいずれか1項に記載の現像装置。
  18. 前記シール部材は、エラストマであることを特徴とする請求項10〜17のいずれか1項に記載の現像装置。
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