JP6706134B2 - ペットフード用フード粒、粒状ペットフード、およびペットフード包装体 - Google Patents

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Description

本発明はペットフード用フード粒、粒状ペットフード、およびペットフード包装体に関する。
ペットフードにあっては、ペットに好んで食されるようにするために、すなわち嗜好性を向上させるために、様々な工夫がなされている。
特許文献1には、給餌直前に電子レンジで加熱することで嗜好性が向上する粒状のペットフードが記載されている。
特許文献1に記載の粒状ペットフードは、個々のフード粒に特定の加工デンプンと油脂を配合することによって、電子レンジで加熱したときにフード粒の柔らかさと香りが増すように工夫されている。実施例のフード粒の表面には油脂を含む外添剤が粒全体の5.4質量%程度の量でコーティングされている(表2)。
特許第5752310号公報
しかしながら、特許文献1に記載のフード粒は加熱したときの視覚的な変化がほとんどなく、加熱されたかどうか給餌者が見ただけでは判り難い。
本発明は、加熱することによって視覚的な変化を生じる、ペットフード用フード粒、粒状ペットフード、およびペットフード包装体の提供を課題とする。
本発明は以下の態様を有する。
[1] 水分含量が10〜40質量%のコア粒の外側に、油脂を含有し30℃から60℃の間で溶融するコーティング層(X)が設けられており、粒全体に対して前記コーティング層(X)が30〜75質量%である、ペットフード用フード粒。
[2] 前記コーティング層(X)が、60℃で固体である粉体を含有し、該粉体の平均粒子径が200μm以下である、[1]のペットフード用フード粒。
[3] 前記コーティング層(X)に対して、前記粉体が20〜75質量%である、[2]のペットフード用フード粒。
[4] 前記コーティング層(X)が、組成が異なる2層以上を有する、[1]〜[3]のいずれかのペットフード用フード粒。
[5] 最表面に、60℃で固体である光沢剤層が設けられている、[1]〜[4]のいずれかのペットフード用フード粒。
[6] [1]〜[5]のいずれかのペットフード用フード粒を含む、粒状ペットフード。
[7] さらに、前記ペットフード用フード粒に該当しない他の粒を含む、[6]の粒状ペットフード。
[8] 前記他の粒として乾燥野菜を含む、[7]の粒状ペットフード。
[9] [6]〜[8]のいずれかの粒状ペットフードが、イージーピール包材からなる容器に収容されている、ペットフード包装体。
本発明のペットフード用フード粒は、加熱することによってコーティング層が溶融して視覚的な変化を生じる。
本発明の粒状ペットフードは、加熱することによって視覚的な変化を生じるペットフード用フード粒を含んでいる。
本発明のペットフード包装体は、加熱することによって視覚的な変化を生じるペットフード用フード粒を含んでいる。
例1に係る写真であり、左側はコーティング前のコア粒、右側はコーティング後のフード粒である。 例1に係る写真であり、左側は加熱前のフード粒、右側は加熱後のフード粒である。 例2に係る写真であり、左側はコーティング前のコア粒、右側はコーティング後のフード粒である。 例3に係る写真であり、左側はコーティング前のコア粒、右側はコーティング後のフード粒である。 例4に係る写真であり、左側は加熱前のフード粒、右側は加熱後のフード粒である。 例5で得られたコーティング後のフード粒の写真である。
<水分含量の測定方法>
被測定物を粉砕機にかけて1mmの篩を通過するように粉砕し、これを分析試料とする。分析試料2〜5gを正確に量ってアルミニウム製秤量皿(あらかじめ乾燥して重さを正確に量っておいたもの)に入れ、135±2℃で2時間乾燥し、デシケーター中で放冷後、重さを正確に量って、乾燥前後の重量差から水分含量を求める。
コア粒の表層部分にはコーティング層の一部が浸み込んでいる可能性があるため、コア粒の水分含量はコア粒の中心部分を被測定物として測定する。
<平均粒子径の測定方法>
本明細書において、粉体の平均粒子径は以下の方法で測定される値である。
測定対象の粉体を難溶の溶媒に分散させた分散液を、レーザー回折散乱装置(堀場製作所製 LA−910(製品名)、超音波分散1分、フローセル使用)により分析し、積算体積が50%になる値(メジアン径)を読み取った値を平均粒子径とする。
<融点の測定方法>
本明細書において、油脂の融点(多成分の混合物の場合は溶融範囲を意味する。)は、基準油脂分析試験法により得られる値である。
≪ペットフード用フード粒≫
本発明のペットフード用フード粒(以下、フード粒(z)という。)は、コア粒の外側に、コーティング層(X)が設けられている。
<コア粒>
コア粒は水分含量が10〜40質量%であり、ペットフードとして適用できる粒状(ペレット)であればよい。
コア粒の水分含量が10質量%以上であると、フード粒(z)が電子レンジで加熱されたときに、コア粒中の水分の発熱を利用してコーティング層を速やかに溶融させる効果に優れる。コア粒の水分含量が40質量%以下であると保存性に優れる。コア粒の水分含量は12〜40質量%が好ましく、20〜35質量%がより好ましい。
コア粒の原料は特に限定されない。ペットフードにおいて公知の原料を適宜用いることができる。コア粒は、例えば、粉体原料と液体原料を混合した原料混合物を加熱および成形して得られる。
コア粒は膨化粒でもよく、非膨化粒でもよい。膨化粒は、加熱、発酵、化学反応または減圧などの手法により、原料混合物の内部で気体を発生させる膨化工程を経て製造された粒である。膨化工程では、気体が発生することにより原料混合物の体積が増加し多孔質の性状となる。また原料混合物の体積が増加することにより嵩密度が低下する。膨化工程の前、膨化工程の後、または膨化工程と同時に原料混合物を粒状に成形することにより膨化粒が得られる。
粉体原料の例としては、穀類(トウモロコシ、小麦、米、大麦、燕麦、ライ麦等)、豆類(丸大豆等)、デンプン類(小麦デンプン、トウモロコシデンプン、米デンプン、馬鈴薯デンプン、タピオカデンプン、甘藷デンプン、サゴデンプン、加工デンプン等)、タンパク質類(コーングルテンミール、脱脂大豆、大豆タンパク等の植物性タンパク質源;鶏肉、牛肉、豚肉、鹿肉、ミール類(チキンミール、豚ミール、牛ミール、これらの混合ミール)、魚介類(魚肉、フィッシュミール)等の動物性タンパク質源)、野菜類、粉状の添加物(ビタミン類、無機塩類、アミノ酸、糖類、有機酸、フレーバー原料、繊維類、着色剤、保存料、乳化剤、嗜好性向上剤等)が挙げられる。ミール類とは肉類または魚介類を圧縮させ細かく砕いた粉体を意味する。嗜好性向上剤としては、畜肉、魚介等の動物原料エキス粉末や、植物原料エキス粉末、酵母粉末等が挙げられる。
液体原料の例としては、水、油脂、液糖、保湿剤、乳化剤等が挙げられる。保湿剤、乳化剤は水溶液の状態で添加してもよい。
油脂は植物性油脂でもよく、動物性油脂でもよい。高い嗜好性が得られ易い点で動物性油脂を用いることが好ましい。好ましい動物物性油脂としては、鶏油、豚脂(ラード)、牛脂(ヘット)、または乳性脂肪等が挙げられる。
コア粒の配合例として、穀類、豆類、デンプン類の合計20〜60質量%、タンパク質類の合計5〜30質量%、水(溶媒として添加される水も含む。)10〜40質量%、残りはその他の成分が挙げられる。
コア粒の大きさや形状は特に限定されず、ペットが食べやすいように適宜設計できる。
コア粒の形状は、例えば球状、多角体状、柱状、ドーナッツ状、板状又は碁石状(circular, curved tablet)等が挙げられる。
コア粒の大きさは、例えば最短径及び最長径が、いずれも3〜30mmの範囲内あることが好ましく、いずれも6〜16.5mmであることがより好ましく、いずれも8〜12mmであることがさらに好ましい。
<コーティング層(X)>
コーティング層(X)は、油脂を含有し30℃から60℃の間で溶融する層である。以下、コーティング層(X)中の油脂を油脂(a)という。
コーティング層(X)が「30℃から60℃の間で溶融する」とは、30℃では溶融しておらず、30℃から60℃の間に溶融し始める温度が存在することを意味する。
コーティング層(X)は、油脂(a)以外に、60℃で溶融しない成分(60℃で固体の成分)(b)(以下成分(b)ともいう。)、および60℃で液体のその他の成分(c)(以下成分(c)ともいう。)の一方または両方を含んでもよい。
コーティング層(X)は、組成が均一な一層でもよく、組成が異なる複数の層の積層物でもよい。
フード粒(z)全体に対するコーティング層(X)の割合は、30〜75質量%である。30質量%以上であると加温時にコーティング層(X)が溶融することによる視覚的な変化が十分に得られる。
該コーティング層(X)の割合は30〜50質量%が好ましく、30〜45質量%がより好ましく、30〜40質量%がさらに好ましい。
コーティング層(X)が「30℃から60℃の間で溶融する」ことの確認は以下の加温試験により行う。
[加温試験]
50g程度のフード粒(z)を試験対象とする。予め質量を測定したフード粒(z)(室温・質量x1)を、予め質量を測定した吸収シートの上に置き、30℃の雰囲気中に30分間保持した後のフード粒(z)の質量(x2)を測定する。吸収シートはコーティング層(X)が溶融した液体を吸収するものであればよく、濾紙、ティッシュペーパー等を用いることができる。
(x1−x2)/x1×100で算出される質量の変化率が誤差範囲内(±5%以内)であれば、コーティング層(X)が30℃で溶融していないと判定する。
次いで、このフード粒(z)(30℃・質量x3)を前記吸収シートの上に置いた状態で、電子レンジで60℃に達するまで加熱した後、室温にまで放冷してフード粒(z)の質量(x4)を測定する。フード粒(z)の温度は赤外線放射温度計(佐藤計量器製作所社製、型番:SK−8920)を用いて確認する。
(x3−x4)/x3×100で算出される質量の変化率が誤差範囲内(±5%以内)であれば、コーティング層(X)が60℃で溶融していないと判定し、該変化率が該誤差範囲を超える場合は30℃から60℃の間で溶融すると判定する。
フード粒(z)中のコーティング層(X)の割合は以下の方法で測定できる。またコーティング層(X)中の油脂(a)と、60℃で溶融しない成分(b)と、60℃で液体のその他の成分(c)は以下の方法で分離できる。
前記加温試験において、電子レンジで60℃に加熱した後、室温にまで放冷したフード粒(z)(室温・質量x4)を前記吸収シートの上に置いた状態で、60℃の雰囲気中に約30分間保持してコーティング層(X)を溶融させて取り除き、室温まで放冷したフード粒(z)の質量(x5)を測定する。
(x1−x5)の値をコーティング層(X)の質量とする。(x1−x5)/x1×100でフード粒(z)全体に対するコーティング層(X)の割合を求める。
また、前記60℃の雰囲気中から取り出した直後において、油脂(a)および成分(c)は吸収シートに吸収されており、成分(b)は吸収シート上に存在する。
吸収シートに吸収されている液体中の油脂(a)の含有量を下記の方法で測定し、残りを成分(c)の含有量とする。
[油脂の含有量の測定方法]
油脂含有量の測定方法は、ペットフードの表示に関わる公正規約施行規則に記載の方法(酸分解ジエチルエーテル抽出法)に従って測定する。
分析試料12gを正確に量って100mLのビーカーに入れ、エタノール2mLを加え、ガラス棒で混和して試料を潤した後、塩酸(4+1)20mLを加えて時計皿で覆い、70〜80℃の水浴中でときどきかき混ぜながら1時間加熱した後放冷する。
先のビーカーの内容物を200mLの分液漏斗Aに入れ、ビーカーをエタノール10mL及びジエチルエーテル25mLで順次洗浄し、洗液を分液漏斗Aに合わせる。
更にジエチルエーテル75mLを分液漏斗Aに加え、振り混ぜた後静置する。ジエチルエーテル層(上層)をピペット等でとり、あらかじめ水20mLを入れた300mLの分液漏斗Bに加える。
分液漏斗Aにジエチルエーテル50mLを加え、同様に2回操作し、各ジエチルエーテル層をピペット等でとり、分液漏斗Bに合わせる。
分液漏斗Bを振り混ぜた後静置し、水層(下層)を捨てる。更に水20mLを分液漏斗Bに加え、同様に2回操作する。ジエチルエーテル層をあらかじめ脱脂綿を詰め硫酸ナトリウム(無水)10g以上の適量を入れた漏斗で脂肪ひょう量瓶又は300mLのなす形フラスコ(あらかじめ95〜100℃で乾燥し、デシケーター中で放冷後、重さを正確に量っておいたもの)にろ過する。
次に、ソックスレー抽出器で先の脂肪ひょう量瓶内の、又はロータリーエバポレーターで先のなす形フラスコ内のジエチルエーテルを回収する。脂肪ひょう量瓶又はなす形フラスコをはずしてジエチルエーテルを揮散させ、95〜100℃で3時間乾燥し、デシケーター中で放冷後、重さを正確に量り、分析試料中の油脂の含有量を算出する。
[油脂(a)]
油脂(a)は、融点が20℃以上、60℃以下である脂(a1)の1種以上を含有する。さらに融点が−60℃以上、20℃未満である油(a2)の1種以上をさらに含んでもよい。
脂(a1)の具体例としては、パーム油、牛脂、豚脂、鶏脂、乳脂、カカオ脂、ヤシ油、パーム核油、加工油脂等が挙げられる。コーティング層(X)中の脂(a)の全量に対して、脂(a1)が80〜100質量%であることが好ましく、90〜100質量%がより好ましく、95〜100質量%が特に好ましい。
脂(a1)のうち、融点が25〜50℃である脂(a11)がより好ましい。具体例としては牛脂、パーム油が挙げられる。コーティング層(X)中の脂(a)の全量に対して、脂(a11)が80〜100質量%であることが好ましく、90〜100質量%がより好ましく、95〜100質量%が特に好ましい。
油(a2)の具体例としては、魚油、亜麻仁油、サフラワー油、ヒマワリ油、大豆油、菜種油、コーン油、綿実油、米油、オリーブ油、落花生油等が挙げられる。油脂(a)に対して、油(a2)が20質量%以下であることが好ましい。
[成分(b)]
成分(b)は60℃で固体の粉体である。コーティング層中に存在する成分(b)の平均粒子径が200μm以下であることが好ましい。このような粉体状の成分(b)をコーティング層(X)に含有させると保形性が向上し、コーティング層(X)の厚みをより大きくできる。成分(b)の平均粒子径が200μm以下であると保形性の向上効果に優れる。
成分(b)はペットフードとして適用できる粉体であればよく、ペットの嗜好性が得られやすいものが好ましい。粉体の具体例としては、粉糖、動物エキス粉末、植物エキス粉末、酵母粉末、酵母エキス粉末、穀類、デンプン類、種実類、豆類、魚介類、肉類、卵類、乳類、野菜類、果実類、きのこ類、藻類等が挙げられる。これらのうち、嗜好性の点で、成分(b)が粉糖、動物エキス粉末、植物エキス粉末、酵母粉末および酵母エキス粉末からなる群から選ばれる1種以上を含むことが好ましい。
コーティング層(X)中の成分(b)は1種でもよく、2種以上を含んでもよい。コーティング層(X)が2種以上の成分(b)を含む場合、全部の成分(b)が1つの層に含まれていてもよく、コーティング層(X)を構成する複数の層にそれぞれ異なる種類の成分(b)が含まれていてもよい。
[成分(c)]
成分(c)としては、嗜好性向上剤(動物エキス、植物エキス、酵母エキス、蛋白加水分解物等)、酵母、糖類、アミノ酸、核酸、香料、着色料等が挙げられる。
[コーティング層(X)の組成]
コーティング層(X)に対して、油脂(a)の含有量は25質量%以上が好ましい。100質量%でもよい。
コーティング層(X)が60℃で固体の成分(b)を含む場合、コーティング層(X)に対して、成分(b)の含有量は20〜75質量%が好ましく、40〜75質量%がより好ましく、50〜60質量%が特に好ましい。成分(b)が20質量%以上であると保形性の向上効果に優れる。75質量%以下であると、成分(b)以外の成分とのバランスが良い。
コーティング層(X)が60℃で液体の成分(c)を含む場合、コーティング層(X)に対して、成分(c)の含有量は20質量%以下が好ましい。
<光沢剤層>
フード粒(z)の最表面に、60℃で固体である光沢剤層が設けられていてもよい。光沢剤層が設けられていると、フード粒(z)の製造後、ペットフード包装体の製造過程や保管中における、フード粒(z)表面のべたつきが抑えられる。
光沢剤層は光沢剤組成物を塗布して固化させることにより形成される。
光沢剤組成物にはヒドロキシプロピルメチルセルロース(HPMC)、ヒドロキシプロピルセルロース(HPC)、ツェイン、アカシアガム、イーストラップ、マルチチールグラニュー、イソマルチグラニュー、結晶セルロース、セラック、シェラック、ミツロウ、カルナウバロウおよびウルシロウからなる群から選ばれる1種以上の光沢剤が含まれる。光沢剤の他に甘味料等の任意成分が含まれていてもよい。光沢剤組成物に対して、光沢剤の含有量は10質量%以上であり、20質量%以上が好ましく、100質量%でもよい。
フード粒に対して光沢剤層は0.01〜20質量%が好ましく、0.1〜5質量%がより好ましい。フード粒に対して光沢剤層が上記下限値以上であるとべたつき抑制効果に優れる。上記上限値以下であると、フード粒が加熱されたときのコーティング層の溶融性に優れる。
<フード粒(z)の製造方法>
フード粒(z)は、油脂(a)を含む油脂組成物をコア粒の表面に塗布して固化させる工程を複数回繰り返してコーティング層(X)を形成する方法で製造できる。さらに光沢剤層を形成してもよい。
具体的には油脂組成物を60℃以上に加温して流動性を有する状態とし、これをコア粒の表面に塗布した後、降温して固化させることにより、該油脂組成物からなる層を形成する。コーティング層(X)が所望の厚みとなるまで、油脂組成物の塗布と固化を繰り返す。
油脂組成物をコア粒の表面に塗布する方法は、公知の方法を適宜用いることができる。例えば、コア粒を撹拌しながら油脂組成物を添加して混合する方法、コア粒を油脂組成物に浸漬させて引き上げる方法等が挙げられる。
コーティング層(X)の形成に用いる油脂組成物は1種でもよく、組成が異なる2種以上を用いてもよい。
具体的に、1種の油脂組成物の塗布と固化を複数回繰り返すことにより、組成が均一で所望の厚みを有する一層のコーティング層(X)を形成できる。
また1種の油脂組成物の塗布と固化を1回または2回以上行って内側層(例えば外添剤層)を形成した後、別の油脂組成物の塗布と固化を1回または2回以上行うことにより、内側層の表面上に外側層を形成できる。こうして複数層の積層物からなるコーティング層(X)を形成できる。
例えば、油脂(a)を含む液状の外添剤(第1の油脂組成物)をコア粒の表面上に塗布し固化させる工程を1回以上行って外添剤層を形成した後、油脂(a)を含み、前記外添剤とは組成が異なる油脂組成物(第2の油脂組成物)を、外添剤層の表面上に塗布し固化させる工程を1回以上行ってフード粒(z)を製造することができる。外添剤中の油脂(a)と第2の油脂組成物中の油脂(a)とは同じであってもよく、異なっていてもよい。外添剤(第1の油脂組成物)に粉状の嗜好性向上剤(成分(b))を含有させてもよい。第2の油脂組成物として組成が異なる2種以上を用いてもよい。この方法によれば、コア粒の表面上に外添剤層が設けられ、外添剤層の表面上に、油脂(a)を含む油脂組成物層が設けられたフード粒が得られる。
≪粒状ペットフード≫
本発明の粒状ペットフード(以下、単にペットフードともいう。)は、フード粒(z)を含む。フード粒(z)のみからなるペットフードでもよく、フード粒(z)に該当しない他の粒を含んでもよい。
本発明のペットフードは、給餌前に加温されるペットフードが好ましい。加熱手段は限定されないが、給餌前に電子レンジで加温されるペットフードがより好ましい。加温終了時のペットフード温度は、55〜65℃が好ましく、60〜65℃がより好ましい。
フード粒(z)に該当しない他の粒は、粒全体に対して30〜75質量%のコーティング層(X)を有しない粒であり、特に限定されない
他の粒としては、水分含量が10質量%未満のドライフード粒、水分含量が10質量%以上であるセミモイストフード粒であってフード粒(z)に含まれない粒、乾燥野菜、乾燥肉、乾燥魚介類等が挙げられる。
かかるフード粒(z)と他の粒とを含むペットフードは、加熱によりフード粒(z)のコーティング層(X)が溶融して液体となり、該液体が他の粒に絡まるため、他の粒の外観がより美味しそうに見える。また他の粒の嗜好性を向上させることもできる。
≪ペットフード包装体≫
本発明のペットフードの製品形態は特に限定されないが、イージーピール包材からなる容器にペットフードが収容されたペットフード包装体の形態が好ましい。イージーピール包材は離型性が良好であるため、コーティング層(X)の溶融物が容器内面へ付着するのが抑えられる。したがって、加熱後のペットフードの全量を容器からスムーズに取り出すことができる。
イージーピール包材として公知の材料を適宜用いることができる。耐熱性を有するものが好ましい。電子レンジで加熱可能な材料が好ましい。
好ましい材料の例としては、エチレンープロピレンランダム共重合体と線状低密度ポリエチレン(LLDPE)とのポリマーブレンド;ポリプロピレン系樹脂と高密度ポリエチレン、低密度ポリエチレンまたはエチレンー酢酸ビニル共重合体などを組合せたポリマーブレンド;ポリプロピレン(PP)とポリエチレン(PE)やポリスチレン(PS)とポリエチレン(PE)等ランダムPP、PE、PS等のポリマーブレンド;ポリエチレン系ポリマーをベースとした特殊ポリマー複合体のCFフィルム(東レフィルム加工株式会社)等が挙げられる。
容器の形状は特に限定されない。例えば袋状でもよく、ボウル(bowl)状の容器の開口部を包装用フィルムでヒートシールした形状でもよい。
ペットフード包装体は、ペットフードが使い切り量で容器に収容されたものが好ましい。使い切り量とは、1回の給餌で使い切ることができる量であり、1回の給餌量またはその一部を小分けした量である。
容器に、給餌直前の加熱に関する表示が設けられていることが好ましい。ペットフードの温度が、予め設定された目的の温度になるように設定された加熱方法や加熱条件の表示でもよい。具体的には、湯煎による加熱方法として沸騰したお湯に浸漬させる時間を表示してもよい。または電子レンジによる加熱方法として、定格高周波出力(ワット数)と加熱時間を表示してもよい。
以下に実施例を用いて本発明をさらに詳しく説明するが、本発明はこれら実施例に限定されるものではない。
<原材料>
以下の原材料を用いた。
油脂(1):シャリオ(製品名、アデカ社製、加工油脂)、融点42℃。
油脂(2):パーム油、融点30℃。
粉糖:平均粒子径50μm。
<製造例1:外添剤層が設けられたコア粒(1)の製造>
穀類、豆類、デンプン類の合計40質量%、タンパク質類の合計20質量%、水(溶媒としての水を含む)25質量%、その他の成分15質量%からなる原料混合物をエクストルーダに投入し、混練しながら115℃±15℃で約2分間の加熱処理を施し、エクストルーダの出口で粒状に押出造粒すると同時に膨化させた。得られた膨化粒(コア粒)を、乾燥工程を行わずに、外添剤として牛脂(融点42℃)を塗布し室温に降温して、外添剤層が設けられたコア粒(1)を得た。該コア粒(1)の中心部分の水分含量は21質量%であった。外添剤の塗布量は、外添剤層を含むコア粒(1)の質量に対して2.7質量%とした。
コア粒(1)は碁石状で、最短径は7.5〜9.5mm、最長径は8.5〜10.5mmである。
表1に示す条件でフード粒を製造した。例1、2、4、5は実施例、例3は比較例である。
<例1>
予め表1に示す配合で油脂(1)、油脂(2)、および粉糖を混合し60℃に加温して油脂組成物を調製した。
次いで、コア粒(1)50gを撹拌しつつ、60℃に加温した油脂組成物10gを添加し混合する方法で塗布した後、−20℃の冷凍庫内で5分間保持して冷却し、油脂組成物からなる層(第1の層)を固化させた。
こうして第1の層が形成された粒を撹拌しつつ、60℃に加温した油脂組成物10gを添加し混合する方法で塗布した後、同様に冷却して第2の層を形成した。
これらの操作を所定の塗布量になるまで繰り返して目的のフード粒を得た。
図1Aの写真の左側はコーティング前のコア粒(1)であり、右側は本例でコーティング層を形成したフード粒である。この写真に示されるように、茶色または緑色であったコア粒(1)が、白色のコーティング層で覆われ、フード粒は白色の粒に見える。
得られたフード粒について、前記加温試験を行い、コーティング層が30℃から60℃の間で溶融することを確認した。さらにフード粒全体に対するコーティング層の割合を求めた。その結果を表1に示す(以下、同様。)。フード粒全体に対するコーティング層の割合が、フード粒全体に対する油脂組成物の塗布量の割合よりも小さいのは、油脂組成物の一部がコア粒に浸み込んだためと推測される。
図1Bの写真の左側は本例で得られたフード粒(電子レンジ加熱前)であり、右側は該フード粒を電子レンジで60℃に加熱した後の状態を示す。加熱によりコーティング層の溶融が生じて、フード粒の色調が明かに変化した。
<例2>
例1と同様に製造したコア粒(1)、および例1と同じ油脂組成物を用い、油脂組成物の塗布量を変更してフード粒を製造した。
図2の写真の左側はコーティング前のコア粒(1)であり、右側は本例でコーティング層を形成したフード粒である。この写真に示されるように、茶色または緑色であったコア粒(1)が白色のコーティング層で覆われ、フード粒は白色の粒に見える。
得られたフード粒について、前記加温試験を行い、コーティング層が30℃から60℃の間で溶融することを確認した。本例で得たフード粒を電子レンジで60℃に加熱したところ、コーティング層の溶融が生じて色調が変化した。
<例3(比較例)>
例1と同様に製造したコア粒(1)、および例1と同じ油脂組成物を用い、油脂組成物の塗布量を変更してフード粒を製造した。
図3の写真の左側はコーティング前のコア粒(1)であり、右側は本例でコーティング層を形成したフード粒である。この写真に示されるように、フード粒は、茶色または緑色であったコア粒(1)と比べて色調の変化が少なく、白色の粒には見えなかった。本例で得たフード粒を電子レンジで60℃に加熱したところ、コーティング層は溶融したものの色調の変化は少なかった。
<例4>
本例では、例1と同様に製造したコア粒(1)に、例1〜3よりも粉糖の含有量が少ない油脂組成物をコーティングしてフード粒を製造した。
得られたフード粒について、前記加温試験を行い、コーティング層が30℃から60℃の間で溶融することを確認した。
図4の写真の左側は本例でコーティング層を形成したフード粒(加熱前)であり、右側は該フード粒を電子レンジで60℃に加熱した後の状態を示す。この写真に示されるように、茶色または緑色であったコア粒(1)が白色のコーティング層で覆われ、フード粒は白色の粒に見える。また電子レンジで60℃に加熱するとコーティング層の溶融が生じてフード粒の色調が明かに変化した。
<例5>
本例では、例1と同様に製造したコア粒(1)に、粉糖を含まない油脂組成物をコーティングしてフード粒を製造した。
図5は本例で得られたフード粒の写真である。茶色または緑色であったコア粒(1)が白色のコーティング層で覆われ、フード粒は白色の粒に見える。
得られたフード粒について、前記加温試験を行い、コーティング層が30℃から60℃の間で溶融することを確認した。本例で得たフード粒を電子レンジで60℃に加熱したところ、コーティング層の溶融が生じて色調が変化した。
このように、コア粒の外側に、加熱により溶融するコーティング層(X)を、フード粒全体に対して30質量%以上となるように設けることにより、フード粒を加熱したときの視覚的な変化が充分に得られる。

Claims (9)

  1. 給餌前に電子レンジで55〜65℃に加温して用いられるペットフード用フード粒であって、
    水分含量が20〜40質量%のコア粒の外側に、油脂を含有し30℃から60℃の間で溶融するコーティング層(X)が設けられており、
    前記コア粒は膨化粒であり、
    粒全体に対して前記コーティング層(X)が30〜75質量%である、ペットフード用フード粒。
  2. 前記コーティング層(X)が、60℃で固体である粉体を含有し、該粉体の平均粒子径が200μm以下である、請求項1記載のペットフード用フード粒。
  3. 前記コーティング層(X)に対して、前記粉体が20〜75質量%である、請求項2に記載のペットフード用フード粒。
  4. 前記コーティング層(X)が、組成が異なる2層以上を有する、請求項1〜3のいずれか一項に記載のペットフード用フード粒。
  5. 最表面に、60℃で固体である光沢剤層が設けられている、請求項1〜4のいずれか一項に記載のペットフード用フード粒。
  6. 請求項1〜5のいずれか一項に記載のペットフード用フード粒を含む、粒状ペットフード。
  7. さらに、前記ペットフード用フード粒に該当しない他の粒を含む、請求項6に記載の粒状ペットフード。
  8. 前記他の粒として乾燥野菜を含む、請求項7に記載の粒状ペットフード。
  9. 請求項6〜8のいずれか一項に記載の粒状ペットフードが、イージーピール包材からなる容器に収容されている、ペットフード包装体。
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