JP6706106B2 - 計器用窓、及び計器用窓の取付方法 - Google Patents

計器用窓、及び計器用窓の取付方法 Download PDF

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本発明は、配電盤等のパネルに取付けられる計器用窓、及びその計器用窓の取付方法に関する。
配電盤等のキュービクルのドアに取付けられる計器用窓として、例えば特許文献1には、窓枠の全周にわたってパッキンを取付け、窓枠と窓ガラスとの間をパッキンにより封止する計器用窓が開示されている。
特開平08−210879号公報
特許文献1に開示されている計器用窓では、パッキンにより窓枠と窓ガラスとの間を封止しているため、窓ガラス等の寸法精度にばらつきがあると窓ガラスとパッキンとの間に隙間ができ、止水性能が悪化する虞がある。
本発明は上記事実を考慮し、止水性能の悪化を抑制することができる計器用窓、及び計器用窓の取付方法を提供することを目的とする。
第1態様に記載の計器用窓は、裏面に全周にわたって段差部が形成された窓枠と、前記段差部に嵌込まれた窓ガラスと、前記段差部と前記窓ガラスとの間に充填された封止剤と、を備える。
上記構成によれば、封止剤を充填することにより窓枠と窓ガラスとの間を封止するため、パッキンにより窓枠と窓ガラスとの間を封止する構成と比較して、窓枠と窓ガラスとの間に隙間ができ難い。このため、窓枠と窓ガラスとの間における止水性能の悪化を抑制することができる。
第2態様に記載の計器用窓は、第1態様に記載の計器用窓であって、前記窓枠の前記裏面に全周にわたって設けられ、前記窓枠が固定されるドアと当接するパッキンと、前記窓ガラスに貼付けられ、前記ドアと当接する封止ゴムと、を備える。
上記構成によれば、パッキンによって窓枠とドアとの止水性能を確保し、封止ゴムによって窓ガラスとドアとの止水性能を確保することができる。
第3態様に記載の計器用窓の取付方法は、窓枠に形成された装着溝にボルトの頭部を装着し、前記窓枠の前記装着溝より内周に形成された段差部に窓ガラスを嵌込み、前記段差部と前記窓ガラスとの間に封止剤を充填した後、前記封止剤を覆うように前記窓ガラスに封止ゴムを貼付け、前記窓枠の裏面に全周にわたってパッキンを設け、前記パッキンと前記封止ゴムとがドアに当接するように前記ドアのボルト孔に前記ボルトを挿入して固定する。
上記構成によれば、窓枠に窓ガラスを嵌込んだ後に窓枠と窓ガラスとの間に封止剤を充填するため、窓枠に封止剤を塗布した後に窓枠に窓ガラスを嵌込む方法と比較して、封止剤が流動する虞が少ない。このため、窓枠と窓ガラスとの間に隙間ができ難く、窓枠と窓ガラスとの間における止水性能の悪化を抑制することができる。また、パッキンと封止ゴムによって窓枠、窓ガラスとドアとの止水性能を確保することができる。
本発明によれば、止水性能の悪化を抑制することができる計器用窓、及び計器用窓の取付方法を提供することができる。
本発明の実施形態に係る計器用窓のドアへの取付状態を示す斜視図である。 (A)は本発明の実施形態に係る計器用窓を示す裏面図であり、(B)は(A)におけるB−B線断面図である。 本発明の実施形態に係る計器用窓のドアへの取付方法を示す工程図である。
以下、本発明の実施形態に係る計器用窓の一例について、図1〜図3を参照して説明する。
(計器用窓の構成)
図1、図2に示すように、本実施形態の計器用窓10は、略四角形状の窓枠12を備えている。窓枠12はアルミ製であり、下端中央部分の切れ目12Aを接着剤で接合してシール14で覆うことにより環状とされている。
一方、配電盤等のキュービクル16のドア16Aには、計器用窓10が取付けられる開口部18、及び開口部18の周囲に形成された複数(本実施形態では9個)のボルト孔20が設けられている。
窓枠12の裏面(ドア16Aに対向する面)には、全周にわたって装着溝22が形成されており、装着溝22にはドア16Aのボルト孔20にそれぞれ挿入される複数(本実施形態では9個)のボルト24の頭部24Aが装着されている。
また、ボルト24は、装着溝22内においてドア16Aのボルト孔20に対応する位置に位置決めされ、ボルト固定シール26によって窓枠12に固定されている。なお、図2(B)に示すように、ボルト24はナット42によってドア16Aのボルト孔20に締結されている。
窓枠12の裏面の装着溝22より内周の部分には、全周にわたって段差部28が形成されている。段差部28の縁(図2(B)における左上端部)には、全周にわたってスポンジゴム30が取付けられており、スポンジゴム30を介して窓枠12の段差部28に網入りの窓ガラス32が嵌込まれている。
また、段差部28の側面(窓枠12の内周面)と窓ガラス32の外周面との間には、封止剤としての接着剤34が充填されている。接着剤34としては、耐水性や耐熱性を有し、高い柔軟性を備えるウレタン系樹脂接着剤が好適に用いられる。
また、窓ガラス32の裏面(ドア16Aに対向する面)の外周部分には、全周にわたって封止ゴム36が貼付けられている。封止ゴム36は、窓ガラス32の外周部分から窓枠12の裏面側へと延出しており、窓枠12と窓ガラス32との間から露出した接着剤34を覆っている。
窓枠12の裏面の装着溝22より外周の部分には、全周にわたって凹部38が形成されており、凹部38には丸ゴムからなるパッキン40が取付けられている。なお、窓枠12及び窓ガラス32は、パッキン40及び封止ゴム36を介してドア16Aに固定されている。
(計器用窓の取付方法)
計器用窓10を製造し、キュービクル16のドア16Aへ取付ける場合には、まず、図2(A)に示すように、窓枠12の切れ目12Aから装着溝22内へボルト24の頭部24Aを挿入した後、切れ目12Aを接着剤で接合してシール14で覆う。その後、図3(A)に示すように、段差部28の縁に、全周にわたってスポンジゴム30を貼付ける。
次に、図3(B)に示すように、窓ガラス32をスポンジゴム30に当接させて窓枠12の段差部28に嵌込む。そして、電動のコーキングガンによって段差部28の側面(窓枠12の内周面)と窓ガラス32の外周面との間に接着剤34を充填する。
接着剤34が硬化した後、図3(C)に示すように、接着剤34を覆うように窓ガラス32の裏面(ドア16Aに対向する面)の外周部分に封止ゴム36を貼付ける。また、窓枠12の凹部38にパッキン40を取付ける。さらに、装着溝22内においてボルト24をドア16Aのボルト孔20に対応する位置に位置決めし、ボルト固定シール26によって窓枠12に固定する。
その後、図1、図3(D)に示すように、ドア16Aのボルト孔20にボルト24を挿入してナット42で締結することで、ドア16Aの開口部18に計器用窓10を取付ける。このとき、窓枠12及び窓ガラス32は、パッキン40及び封止ゴム36を介してドア16Aに固定される。
(作用、効果)
本実施形態では、接着剤34を充填することにより窓枠12の内周面と窓ガラス32の外周面との間を封止している。このため、パッキンにより窓枠12の内周面と窓ガラス32の外周面との間を封止する構成と比較して、窓ガラス32等の寸法精度にばらつきがある場合であっても窓枠12と窓ガラス32との間に隙間ができ難い。
また、本実施形態では、窓枠12の段差部28に窓ガラス32を嵌込んだ後に窓枠12と窓ガラス32との間に接着剤34を充填している。このため、窓枠12の段差部28に接着剤34を塗布した後に窓ガラス32を嵌込む方法と比較して、窓枠12の段差部28内において接着剤34が流動する虞が少なくなり、窓枠12と窓ガラス32との間における止水性能の悪化を抑制することができる。
また、接着剤34を覆うように封止ゴム36を貼付けるため、窓枠12と窓ガラス32との間における止水性能の悪化をより抑制することができる。さらに、パッキン40及び封止ゴム36を介して窓枠12及び窓ガラス32をドア16Aに固定するため、窓枠12とドア16A、及び窓ガラス32とドア16Aとの間における止水性能の悪化を抑制することができる。
なお、本実施形態では、パッキン40と封止ゴム36とを別部材とし、窓枠12とドア16A、及び窓ガラス32とドア16Aとの間をパッキン40と封止ゴム36とによってそれぞれ止水している。このため、パッキン40と封止ゴム36とを同一の部材とした場合と比較して、窓ガラス32等の寸法精度にばらつきがある場合であっても窓枠12及び窓ガラス32とドア16Aとの間に隙間ができ難い。
また、窓枠12の切れ目12Aについても、接着剤で接合した後にシール14で覆っているため、窓枠12の切れ目12Aからキュービクル16内への水の浸入を防止することができる。
さらに、本実施形態では、ボルト24がボルト固定シール26によってドア16Aのボルト孔20に対応する位置に固定されている。このため、計器用窓10をドア16Aへ取付ける際に、容易にドア16Aのボルト孔20にボルト24を挿入することができる。
(その他の実施形態)
なお、本発明について実施形態の一例を説明したが、本発明はかかる実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々の実施形態が可能である。
例えば、上記の実施形態では、封止剤としてガラスの接合に適したウレタン系樹脂の接着剤34を用いたが、窓枠12と窓ガラス32との間に充填でき、硬化することで窓枠12と窓ガラス32との間を封止することができる材料であれば、ウレタン系樹脂の接着剤34には限られない。
また、上記の実施形態では、ボルト24がボルト固定シール26によってドア16Aのボルト孔20に対応する位置に固定されていたが、装着溝22内においてボルト24は固定されていなくてもよい。もしくは、ボルト24が装着溝22に係止されることによって固定されていてもよい。
10 計器用窓
12 窓枠
16A ドア
20 ボルト孔
22 装着溝
24 ボルト
24A 頭部
28 段差部
30 スポンジゴム
32 窓ガラス
34 接着剤(封止剤)
36 封止ゴム
40 パッキン

Claims (2)

  1. 裏面に全周にわたって段差部が形成された窓枠と、
    前記段差部に嵌め込まれた窓ガラスと、
    前記段差部と前記窓ガラスとの間に充填された封止剤と、
    前記窓枠の前記裏面に全周にわたって設けられ、前記窓枠が固定されるドアと当接するパッキンと、
    前記窓ガラスに貼付けられ、前記ドアと当接する封止ゴムと、
    を備える計器用窓。
  2. 窓枠に形成された装着溝にボルトの頭部を装着し、
    前記窓枠の前記装着溝より内周に形成された段差部に窓ガラスを嵌め込み、
    前記段差部と前記窓ガラスとの間に封止剤を充填した後、前記封止剤を覆うように前記窓ガラスに封止ゴムを貼付け、
    前記窓枠の裏面に全周にわたってパッキンを設け、
    前記パッキンと前記封止ゴムとがドアに当接するように前記ドアのボルト孔に前記ボルトを挿入して固定する、計器用窓の取付方法。
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