JP6331927B2 - サイドバイザーの取付構造 - Google Patents
サイドバイザーの取付構造 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6331927B2 JP6331927B2 JP2014196339A JP2014196339A JP6331927B2 JP 6331927 B2 JP6331927 B2 JP 6331927B2 JP 2014196339 A JP2014196339 A JP 2014196339A JP 2014196339 A JP2014196339 A JP 2014196339A JP 6331927 B2 JP6331927 B2 JP 6331927B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- visor
- glass run
- trim
- wall
- vehicle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Description
しかしながら、本発明は、ドアトリム230の車外側面を覆うドアモール260の取付構造であり、サイドバイザーのような大きな本体部を有するものを保持する取付構造ではなく、ガラスラン2とドアトリム230は、別体で形成されており、取付構造が複雑であった。
ガラスランは、ドアフレームの先端に形成されるドアフレームフランジ部に取付けられるトリム部と、トリム部と一体的に形成され、ドアフレームの内周に取付け、ドアガラスとの間をシールするガラスラン部とから構成され、
ガラスラン部は、車外側側壁、車内側側壁及びガラスラン部底壁からなる断面略コ字状をなし、車外側側壁と車内側側壁の先端から断面略コ字状の内側に向けて車外側シールリップと車内側シールリップが形成され、
トリム部は、ガラスラン側側壁、ボディー側側壁及びトリム部第1底壁からなる断面略コ字状のガラスラン取付部と、ボディー側側壁、トリム部第2底壁とバイザー取付壁からなる断面略コ字状のバイザー取付部をなし、
サイドバイザーは、バイザー取付部に取付けられるバイザー取付脚部と、バイザー取付脚部が延設されるバイザー取付基部と、バイザー取付基部から延設されるバイザー本体部と、バイザー取付基部の内面に鉤状のバイザー係止部を有し、
バイザー取付脚部がバイザー取付部に挿入されて、バイザー係止部がバイザー取付脚部とともにトリム部のトリム部第1底壁を挟持するように係止して、サイドバイザーがガラスランに取付けられることを特徴とするサイドバイザーの取付構造である。
サイドバイザーのバイザー取付基部をバイザー取付脚部と、バイザー係止部の2か所で係止することができ、サイドバイザーを強固にトリム部第1底壁に保持することができる。
図1〜図2は、本発明の実施の形態を示すものである。図3は、自動車の側面図である。図3に示すように、ドア1の上部にはドアフレーム2が設けられ、ドアガラス5が昇降自在に取付けられる。すなわち、ドアフレーム2の内周には、ガラスラン10が取付けられ、ドアガラス5の昇降を案内するとともに、ドアガラス5とドアフレーム2との間をシールしている。サイドバイザー40は、ドアフレーム2の上辺に沿って取付けられている。
まず、ドアフレーム2とガラスラン10について説明し、その後、サイドバイザー40の取付構造について説明する。
なお、ガラスラン10のフロント側とリヤ側のコーナー部13には、ドアフレーム2の縦辺部に装着されるガラスラン部20が下方に接続されている。このため、ドアフレーム2の上辺ばかりでなく、ドアガラス5の側端の縦辺側の部分をガラスラン部20が保持してシールすることができる。ドアフレーム2の上辺と縦辺の接続部分に取付けられるガラスラン部20は、コーナー部13を構成し、ガラスラン部20の上辺部分と縦辺部分のそれぞれのコーナー部13を型成形により接続して形成される。
図1に示すように、ガラスラン10は、ドアフレーム2の内周に取付けられるガラスラン部20と、ドアフレーム2の先端に形成されるドアフレームフランジ部3に取付けられるトリム部30とから構成される。まず、ガラスラン10全体の形状をガラスラン部20とトリム部30に分けて説明し、ドアフレーム2への取付けについては後述する。
ガラスラン部底壁23は、後述する硬質部材で形成されている。
また、後述するサイドバイザー40のバイザー取付脚部41をバイザー取付部30bに挿入することのみでサイドバイザー40を確実に保持して、サイドバイザー40の取付が容易である。本実施の形態では、ガラスラン取付部30aは、硬質部材で形成されるが、軟質部材で形成して、金属又は硬質樹脂のインサート部材を埋設することもできる。
サイドバイザー40は、アクリル樹脂等の合成樹脂を使用して、射出成形等の型成形で成形される。
図1に示すように、サイドバイザー40は、ガラスラン10のバイザー取付部30bに取付けられるバイザー取付脚部41と、バイザー取付脚部41が延設されるバイザー取付基部43と、バイザー取付基部43から延設されるバイザー本体部46を有する。
バイザー取付脚部41は、バイザー取付基部43から略直角方向に形成されて、先端には鉤状のバイザー先端係止部42が形成され、トリム部係止突部38と係合する。
サイドバイザー40のバイザー取付基部43をバイザー取付脚部41と、バイザー係止部45の2か所で係止することができ、サイドバイザー40を強固にトリム部第1底壁33又は車外側側壁21に保持することができる。
図1に示すように、ガラスラン10は、ドアフレーム2のドアフレームフランジ部3がトリム部30のガラスラン取付部30aに挿入されて取付けられている。
軟質部材は、動的架橋型オレフィン系熱可塑性エラストマー(TPV)を使用する。
硬質部材として、動的架橋型オレフィン系熱可塑性エラストマー(TPV)とポリプロピレン樹脂(PP)のブレンド材を使用する。
3 ドアフレームフランジ部
10 ガラスラン
20 ガラスラン部
21 車外側側壁
22 車内側側壁
23 ガラスラン部底壁
30 トリム部
30a ガラスラン取付部
30b バイザー取付部
31 ガラスラン側側壁
32 ボディー側側壁
33 トリム部底壁
40 サイドバイザー
41 バイザー取付脚部
43 バイザー取付基部
46 バイザー本体部
Claims (6)
- ドアフレームの上辺部に取付けられドアフレームとドアガラスとの間をシールする押出成形により形成されたガラスランに、射出成型により形成されたサイドバイザーを取付けるサイドバイザーの取付構造において、
該ガラスランは、上記ドアフレームの先端に形成されるドアフレームフランジ部に取付けられるトリム部と、該トリム部と一体的に形成され、上記ドアフレームの内周に取付け、ドアガラスとの間をシールするガラスラン部とから構成され、
上記ガラスラン部は、車外側側壁、車内側側壁及びガラスラン部底壁からなる断面略コ字状をなし、上記車外側側壁と車内側側壁の先端から断面略コ字状の内側に向けて車外側シールリップと車内側シールリップが形成され、
上記トリム部は、ガラスラン側側壁、ボディー側側壁及びトリム部第1底壁からなる断面略コ字状のガラスラン取付部と、上記ボディー側側壁、トリム部第2底壁とバイザー取付壁からなる断面略コ字状のバイザー取付部をなし、
上記サイドバイザーは、上記バイザー取付部に取付けられるバイザー取付脚部と、該バイザー取付脚部が延設されるバイザー取付基部と、該バイザー取付基部から延設されるバイザー本体部と、上記バイザー取付基部の内面に鉤状のバイザー係止部を有し、
上記バイザー取付脚部が上記バイザー取付部に挿入されて、上記バイザー係止部が上記バイザー取付脚部とともに上記トリム部の上記トリム部第1底壁を挟持するように係止して、上記サイドバイザーが上記ガラスランに取付けられることを特徴とするサイドバイザーの取付構造。 - 上記バイザー取付基部の外面に意匠部材が取付けられた請求項1に記載のサイドバイザーの取付構造。
- 上記バイザー取付基部の内面にバイザー係止部を形成し、該バイザー係止部を上記トリム部第1底壁又は上記車外側側壁の車外側面に係止する請求項1に記載のサイドバイザーの取付構造。
- 上記バイザー取付基部の内面と、上記トリム部第1底壁の車外側面又は上記車外側側壁の車外側面は、接着剤又は両面接着テープで接着された請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載のサイドバイザーの取付構造。
- 上記トリム部のガラスラン側側壁と上記ガラスランの上記ガラスラン部底壁は、一体的又は同一部材として形成された請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載のサイドバイザーの取付構造。
- 上記バイザー取付壁の車体開口部周縁と対向する面にドア閉時に、上記車体開口部周縁に当接するトリム部シールリップを形成し、該トリム部シールリップは、上記バイザー取付壁の車体開口部周縁と対向する面の中央部よりも車外側に形成される請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載のサイドバイザーの取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014196339A JP6331927B2 (ja) | 2014-09-26 | 2014-09-26 | サイドバイザーの取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014196339A JP6331927B2 (ja) | 2014-09-26 | 2014-09-26 | サイドバイザーの取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016068573A JP2016068573A (ja) | 2016-05-09 |
JP6331927B2 true JP6331927B2 (ja) | 2018-05-30 |
Family
ID=55863737
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014196339A Active JP6331927B2 (ja) | 2014-09-26 | 2014-09-26 | サイドバイザーの取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6331927B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6774272B2 (ja) * | 2016-08-29 | 2020-10-21 | 西川ゴム工業株式会社 | グラスラン及びグラスランの組付方法 |
JP6986843B2 (ja) | 2017-02-14 | 2021-12-22 | 東海興業株式会社 | シール用樹脂成形品 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0353316U (ja) * | 1989-10-02 | 1991-05-23 | ||
JP2003312265A (ja) * | 2002-04-24 | 2003-11-06 | Toyoda Gosei Co Ltd | 自動車用ドアのドアフレーム構造 |
JP4391786B2 (ja) * | 2003-09-30 | 2009-12-24 | 田村プラスチック製品株式会社 | 自動車用サイドバイザー |
JP5083689B2 (ja) * | 2008-04-24 | 2012-11-28 | イズミ工業株式会社 | 自動車用ドアバイザーにおけるブラケットの取付け構造 |
JP5115370B2 (ja) * | 2008-07-09 | 2013-01-09 | 三菱自動車工業株式会社 | 自動車ドアのシール部材 |
JP2012131304A (ja) * | 2010-12-21 | 2012-07-12 | Kinugawa Rubber Ind Co Ltd | グラスランの取付構造 |
-
2014
- 2014-09-26 JP JP2014196339A patent/JP6331927B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2016068573A (ja) | 2016-05-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5610308B2 (ja) | ガラスラン | |
US9597949B2 (en) | Glass run for automobile | |
US20130232881A1 (en) | Glass run | |
JP6065798B2 (ja) | 自動車用ガラスランの取付構造 | |
CN107176020B (zh) | 玻璃滑槽 | |
JP2009056924A (ja) | 自動車用ガラスラン | |
JP6500232B2 (ja) | 自動車用ガラスランの保持構造 | |
US20160280054A1 (en) | Glass run | |
JP6460397B2 (ja) | ガラスラン | |
JP6374446B2 (ja) | ルーフサイドウエザストリップの取付構造 | |
JP6331927B2 (ja) | サイドバイザーの取付構造 | |
JP5991692B2 (ja) | ガラスラン | |
JP2015174609A (ja) | 自動車ドアのシール構造 | |
JP2010052623A (ja) | ドアウエザストリップ | |
JP2016068570A (ja) | 自動車用ガラスラン | |
JP5991691B2 (ja) | ガラスラン | |
JP5995148B2 (ja) | サイドバイザーの取付構造 | |
JP2008114804A (ja) | 自動車ドアのシール構造 | |
JP2014196053A (ja) | ウエザストリップ | |
US6932422B2 (en) | Attachment structure of weather strip for motor vehicle | |
JP4716187B2 (ja) | 自動車ドアのシール構造 | |
JP2008007016A (ja) | ガラスラン | |
JP2009154768A (ja) | 自動車用ガラスラン | |
JP5557042B2 (ja) | クォーターウエザストリップ | |
JP2008247196A (ja) | ドアウエザストリップの取付構造 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20161021 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20170725 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20170901 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20171024 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20180403 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20180416 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6331927 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |