JP6706090B2 - 目地縁切部材 - Google Patents
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Description
くとも一方または躯体の第3面に掛かることによって、上記目地縁切部材の位置決めを行う係止部が、プレート部から突出するように形成されている。したがって、2つの外装材における縦目地側の端部と躯体の縦目地側の端部とで段差が形成されている場合であっても、係止部を第2面に掛けることによって容易に上記目地縁切部材の位置決めができる。また、プレート部が横目地の縁端を閉塞するとともに係止部が横目地における目地底がない領域を閉塞することによって、縦目地と横目地との接続部付近のシール性を向上させることができる。
の位置決めが容易になるとともに、当該接続部付近のシール性を確保できるという効果を奏する。
まず、図1を参照して、本発明に係る目地縁切部材の用途について説明する。図1の(a)は、本発明に係る目地縁切部材が適用される建築物の目地構造の一例を示す正面図であり、(b)は、(a)に示される目地構造のA−A’矢視断面図であり、(c)は、(a)に示される目地構造における、縦目地と横目地との接続部を示す斜視図である。
次に、図2および図3を参照して、本発明に係る目地縁切部材の構造について説明する。図2の(a)および(b)は、本発明の一実施形態に係る目地縁切部材1の概略構成を示す斜視図である。図3の(a)および(b)は、目地縁切部材1を縦目地M1と横目地
M2との接続部Bに配設した状態を示す斜視図である。
プレート部2は、縦目地M1に接続される横目地M2の縁端を閉塞する薄板部材である。プレート部2は、PVC、AES、PP、PE、6−ナイロン、6−6ナイロン、PET、PCなどの硬質樹脂、ゴムなどの弾性物質、または金属から構成されている。
当接部3は、図2の(b)に示すように、プレート部2における幅広の面(外装パネル41の第1面411の下縁および外装パネル42の第1面421の上縁に当接する側の面)に突設された薄板状の部材である。本実施形態では、プレート部2の屋内側に配置される側縁から折れ曲る方向に突設されている。
ある第2端部32は、外装パネル42の第2面422における第1段差を形成する面に屋内側から当接する。換言すれば、当接部3は、横目地M2を挟んで上下に配置された2つの外装パネル41・42のそれぞれにおける第2面412・422の両方に当接する形状になっている。当接部3の左右方向の幅は、図3の(a)および(b)に示すように、横目地M2における目地底がない領域を屋内側から閉塞する程度の幅になっている。
補助当接部4は、図2の(b)に示すように、当接部3における屋外を向く面(外装パネル41・42の第2面412・422と対向する側の面)から突出するように形成された薄板状の部材である。なお、図2に示す目地縁切部材1においては、補助当接部4は、プレート部2における当接部3が突設されている側の面とも連結している。また、補助当接部4は、図3の(b)に示すように、プレート部2で横目地M2の縁端を閉塞した状態において、当該補助当接部4の上側の面が外装パネル41における横目地M2側の面である第4面(対向面)413に当接するように配置されている。補助当接部4は、当接部3による目地縁切部材1の位置決めを補助する機能を有する。
面413・423の少なくとも一方に当接するような配置になっていればよい。
本発明に係る目地縁切部材の実施形態としては、上記の目地縁切部材1のみならず、様々なバリエーションが想定されるものであり、この点について、図4の(a)および(b)、図5の(a)および(b)を用いて説明する。
として含む。第1当接部3d−1および第2当接部3d−2はそれぞれ薄板状であり、第1当接部3d−1は、外装パネル41の屋内側にある第2面412のみに当接するようにプレート部2の屋内側端縁の上端部から突出している。また、第2当接部3d−2は、横目地M2を挟んで下方の外装パネル42の屋内側にある第2面422のみに当接するようにプレート部2の下端部から突出している。この場合、補助当接部4は、プレート部2における両当接部3d−1・3d−2が突設されている側の面のみから突出するように形成される。
2、2a プレート部
3、3c、3e 当接部(係止部)
3d−1 第1当接部(係止部)
3d−2 第2当接部(係止部)
4 補助当接部(補助係止部)
31 第1端部
32 第2端部
41、42、43 外装パネル(外装材)
411、421 第1面
412、422 第2面
413、423 第4面(対向面)
631 第3面
B 接続部
M1 縦目地
M2 横目地
Claims (4)
- 建築物における複数の外装材の縦目地と横目地との接続部に配設される目地縁切部材であって、
上記横目地を挟んで互いに隣り合う2つの外装材のそれぞれにおける、縦目地側の面である第1面に当接することによって、上記横目地の縁端を閉塞するプレート部と、
上記プレート部から突出するように形成され、上記2つの外装材のそれぞれにおける屋内側の面である第2面の両方、または上記2つの外装材が固定された躯体における屋内側の面である第3面に、上記2つの外装材を跨ぐように掛かることによって、上記目地縁切部材の位置決めを行う係止部と、を備えていることを特徴とする目地縁切部材。 - 上記2つの外装材のそれぞれにおける、上記横目地を挟んで互いに対向し合う対向面の少なくとも一方に掛かることによって、上記目地縁切部材の位置決めを補助する補助係止部をさらに備え、
上記補助係止部は、上記プレート部および上記係止部の少なくとも一方から突出するように形成されていることを特徴とする請求項1に記載の目地縁切部材。 - 上記係止部は、薄板状であり、上記第2面の両方または上記第3面に当接することを特徴とする請求項1または2に記載の目地縁切部材。
- 上記係止部は、鉛直上側の端部である第1端部および鉛直下側の端部である第2端部を有するとともに、上記第1端部および上記第2端部と上記第2面との段差が小さくなるように、上記第1端部および上記第2端部に向けて徐々に厚さが薄くなっていることを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載の目地縁切部材。
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JP2016033611A JP6706090B2 (ja) | 2016-02-24 | 2016-02-24 | 目地縁切部材 |
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JP2017150227A JP2017150227A (ja) | 2017-08-31 |
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