JP6703444B2 - 鋼構造物の建造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、鋼構造物の建造方法に関し、特に、構成体どうしを連結する際の騒音の発生を抑制できる鋼構造物の建造方法に関するものである。
鋼構造物として、例えば、橋梁が例示される。橋梁では、桁部材(構成体)どうしが添接板を介して高力ボルトにより連結される。具体的には、高力ボルトを挿通するための挿通孔が桁部材の端部および添接板にそれぞれ穿設されており、桁部材を一対の添接板の間に挟み込んだ状態で、高力ボルトを両者の挿通孔に挿通し、ナットをインパクトレンチなどの工具によって締結することで、桁部材どうしが連結される(特許文献1)。
特開2014−104449号公報(例えば、段落0018〜0020、第1図など)
しかしながら、上述した従来の技術では、ボルトにナットを工具によって締結する際に、工具の駆動に伴う振動が桁部材(構成体)に伝わり、桁部材が音源となって騒音が発生するという問題点があった。
本発明は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、構成体どうしを連結する際の騒音の発生を抑制できる鋼構造物の建造方法を提供することを目的としている。
この目的を達成するために、請求項1記載の鋼構造物の建造方法は、鋼構造物を構成する鋼製の構成体であって、ウェブと、そのウェブの上下の縁部から張り出す一対のフランジとを備え前記一対のフランジの対向間隔である高さ寸法に対して長手方向寸法が3倍以上の長尺状に形成される前記構成体のウェブどうし及びフランジどうしをそれぞれ添接板を介してボルト及びナットにより連結して前記鋼構造物を建造する方法であり、前記構成体の長手方向端部どうしを突き合わせる突き合わせ工程と、その突き合わせ工程により前記構成体の長手方向端部どうしが突き合わせられた後に、幅寸法および奥行寸法が略100mm以下の断面矩形に、又は、直径が略100mm以下の断面円形に、厚み寸法が略30mm以下に、ゴム硬度が略30°以上かつ略60°以下の範囲内に、それぞれ設定されるゴム状の弾性体およびその弾性体と略同一の外形であり、厚み寸法が略2mm以上かつ略10mm以下の範囲内に設定される鋼製の板状体として形成され前記弾性体の一側に配設される質量体を備える吸振治具の前記弾性体の他側を前記構成体のウェブ又はフランジに当接させた姿勢で、複数の前記吸振治具を、前記添接板の外縁から略5cm以上かつ略50cm以下の距離を隔てつつ、前記添接板の外縁に沿う方向であって、且つ、前記構成体の長手方向に略直交する方向に沿って前記構成体に列状に配設する吸振治具配設工程と、その吸振治具配設工程により複数の前記吸振治具が前記構成体に配設された後に、前記構成体に穿設される挿通孔および前記構成体に穿設される挿通孔に対応する配置で前記添接板に穿設される挿通孔それぞれ前記ボルトを挿通して前記構成体どうしを仮連結する仮連結工程と、その仮連結工程により前記構成体どうしが仮連結された後に、インパクトレンチにより前記ボルトに前記ナットを本締めして前記構成体どうしを連結する本連結工程と、その本連結工程により前記構成体どうしが連結された後に、複数の前記吸振治具を前記構成体から取り外す吸振治具撤去工程とを備える。
請求項記載の鋼構造物の建造方法は、請求項1記載の鋼構造物の建造方法において、前記弾性体の他側に配設されると共に前記構成体の外面に取り外し可能に吸着される吸着手段を前記吸振治具が備え、前記吸振治具配設工程は、前記吸振治具の吸着手段を前記構成体の外面に吸着させて前記吸振治具を前記構成体に配設する。
請求項1記載の鋼構造物の建造方法によれば、吸振治具配設工程により吸振治具が構成体に配設された後に、仮連結工程および本連結工程を行うので、騒音の発生を抑制できる。即ち、吸振治具配設工程では、弾性体およびその弾性体の一側に配設される質量体からなる吸振治具の弾性体の他側を構成体の外面に当接させた姿勢で吸振治具を構成に配設するので、仮連結工程または本連結工程において、工具の駆動に伴う振動が構成に伝わった場合でも、吸振治具の吸振効果により構成体が振動することを抑制できる。その結果、構成が音源となって発生する騒音を抑制できる。
また、構成体どうしが添接板を介して連結されるところ、吸振治具配設工程は、複数の吸振治具を添接板の外縁に沿って構成体に列状に配設するので、工具の振動が伝わって構成体が振動することを効果的に抑制できる。その結果、構成が音源となって発生する騒音を抑制できる。
また、構成体が長尺状に形成される場合、かかる構成体が線音源として騒音を発生するところ、請求項によれば、構成体の長手方向端部どうしが添接板を介して連結され、吸振治具配設工程は、添接板の外縁に沿う方向であって、且つ、構成体の長手方向に略直交する方向に沿って、吸振治具を列状に配設するので、かかる吸振治具を、長尺状の構成体が線音源となることを抑制するのに適した位置に配設できる。その結果、吸振治具の配設数を抑制して、部品コストや設置作業の工数を低減しつつ、構成体が線音源となることを抑制して、騒音の発生を抑制できる。
また、吸振治具配設工程は、添接板の外縁に最も近い列の吸振治具を、添接板の外縁との間の距離が略5cm以上かつ略50cm以下となる位置に配設するので、工具を使用した締結作業の作業性と構成体の振動の抑制との両立を図ることができる。即ち、添接板の外縁から吸振治具が略5cm以上離間されていることで、インパクトレンチなどの工具に吸振治具が干渉することを抑制して、締結作業の作業性を確保できる一方、吸振治具が添接板の外縁から略50cm以内に配設されていることで、工具と吸振治具との間隔を小さくして、構成体が振動することを抑制できる。
請求項記載の鋼構造物の建造方法によれば、請求項1記載の鋼構造物の建造方法の奏する効果に加え、弾性体の他側に配設されると共に構成体の外面に取り外し可能に吸着される吸着手段を吸振治具が備えるところ、吸振治具配設工程は、吸振治具の吸着手段を構成体の外面に吸着させて吸振治具を構成体に配設するので、本連結工程の後に吸振治具を構成体から取り外すことができる。即ち、取り外した吸振治具を、別の構成体どうしの連結に繰り返し使用できる。その結果、吸振治具の必要数を低減して、コストを抑制できる。
本発明の一実施形態における橋梁の部分拡大斜視図である。 吸振治具を配設する前の状態における桁部材の側面図である。 吸振治具を配設し且つボルトにナットを締結した状態における桁部材の側面図である。 (a)は、吸振治具の正面図であり、(b)は、図4(a)のIVb−IVb線における吸振治具の断面図である。 (a)は、第2実施形態における吸振治具の正面図であり、(b)は、図5(a)のVb−Vb線における吸振治具の断面図である。 第3実施形態における桁部材の側面図である。
以下、本発明の好ましい実施形態について、添付図面を参照して説明する。まず、図1を参照して、橋梁1について説明する。図1は、本発明の一実施形態における橋梁1の部分拡大斜視図であり、桁部材10どうしの連結部分が図示される。
図1に示すように、桁部材10は、長手方向端部どうしが突き合わされ、その突き合わせ部分が複数の添接板21〜23を介して連結される。即ち、桁部材10に添接板21〜23がボルトB及びナットNにより締結されることで、添接板21〜23を介して、桁部材10どうしが連結される。
桁部材10は、橋脚の間にベント(構台)を仮設備として組み立て、クレーンにより吊り上げた架設桁(桁部材10)を橋脚とベントとの間およびベントどうしの間にそれぞれ架設し、それら架設桁どうしを順に連結することで主桁を形成する。その後、並設された主桁の間に横桁が架設され、格子状の構造体(主桁および横桁)が形成された後、床板が配設されることで、橋梁1が形成(建造)される。
桁部材10は、ウェブ11と、そのウェブ11の上下の縁部から張り出す上フランジ12及び下フランジ13とを備えた鋼製のI桁として形成され、桁部材10の長手方向端部には、複数の挿通孔11a〜13aが縦横に格子状に整列した配置で穿設される(図2参照)。
なお、本実施形態の桁部材10は、高さ寸法(上フランジ12と下フランジ13との対向間隔)に対して長手方向寸法が3倍以上の長尺状に形成される。そのため、後述するように、桁部材10が音源となる場合、その音源は高さ寸法に比べて長手方向寸法が十分に長い「線音源」となる。
添接板21〜23は、正面視縦長矩形または横長矩形の鋼製の板状体であり、添接板21は桁部材10のウェブ11を、添接板22,23は上フランジ12及び下フランジ13を、それぞれ板厚方向に挟み込む。
添接板21〜23には、桁部材10の挿通孔11a〜13aに対応する配置で、複数の挿通孔がそれぞれ穿設される。よって、桁部材10に対して添接板21〜23を規定の位置に配設することで、桁部材10の挿通孔11a〜13aと添接板21〜23の挿通孔とが連通され、ボルトBが挿通可能とされる。
次いで、図2から図4を参照して、橋梁1の設置(建造)方法について説明する。図2は、吸振治具30を配設する前の状態における桁部材10の側面図であり、図3は、吸振治具20を配設し且つボルトBにナットNを締結した状態における桁部材10の側面図である。なお、本実施形態では、桁部材10どうしを連結して主桁を形成(建造)する桁部材10(構成体)の連結方法について説明し、主桁を支持する支承や橋脚、ベント、及び、主桁に支持される床板の設置(建造)方法については、公知の技術と同様であるので、その説明を省略する。
桁部材10の連結は、まず、図2に示すように、架設桁(桁部材10)の長手方向端部を突き合わせる(突き合わせ工程)。
突き合わせ工程により桁部材10の長手方向端部を突き合わせた後は、図3に示すように、吸振治具30を桁部材10のウェブ11に配設する(吸振治具配設工程)。ここで、吸振治具30の詳細構成について、図4を参照して説明する。図4(a)は、吸振治具30の正面図であり、図4(b)は、図4(a)のIVb−IVb線における吸振治具30の断面図である。
図4に示すように、吸振治具30は、ドリフトピンを作業者がハンマーで叩いて挿入する際の振動やインパクトレンチの駆動に伴う振動により桁部材10が振動することを抑制するための部材であり、弾性体であるゴム状弾性体31と、そのゴム状弾性体31の一側(図4(b)上側)の面に配設される鋼板32と、その鋼板32と反対側となるゴム状弾性体31の他側(図4(b)下側)の面に配設されるマグネットシート33とを備える。
ゴム状弾性体31は、鋼板32を変位可能に支持する弾性ばね及びダッシュポットの役割を担う部位であり、粘弾性を有するゴム状弾性材料から角柱状に形成される。なお、本実施形態では、ゴム状弾性体31の大きさ(幅寸法×奥行寸法×厚み寸法)が100mm×100mm×30mmに、ゴム硬度が45°に、それぞれ設定される。また、ゴム状弾性材料として、クロロプレンゴム(CR)が採用される。
鋼板32は、桁部材10に補助的な質量体を付加するための部位であり、鋼製の板状体として形成される。マグネットシート33は、吸振治具30を桁部材10の外面に取り外し可能に吸着させるための部位であり、着磁されたシート状体として形成される。
なお、本実施形態では、鋼板32及びマグネットシート33のそれぞれがゴム状弾性体31と略同一の外形(即ち、幅寸法×奥行寸法=100mm×100mm)に設定される。この場合、鋼板32の厚み寸法は6mmに、マグネットシート33の厚み寸法は5mmに、それぞれ設定される。
図3に戻って説明する。吸振治具配設工程では、マグネットシート33の吸着力を利用して、吸振治具30を桁部材10のウェブ11に配設する。具体的には、添接板21の外縁21aに沿う方向であって、且つ、桁部材10の長手方向(橋軸方向)に略直交する方向(図3上下方向)に沿って吸振治具30を列状に配設する。
なお、本実施形態では、吸振治具30は、桁部材10の上フランジ12及び下フランジ13には配設されず、ウェブ11のみに配設される。これにより、桁部材10が音源となって発生する騒音の抑制に寄与しやすい部位に吸振治具30の配設を集中させることができる。よって、後述するように、吸振治具30の配設数を抑制しつつ、桁部材10の振動を抑制できる。
また、吸振治具30は、桁部材10のウェブ11に2列が配設される。この場合、2列に配設された吸振治具30のうち、添接板21の外縁21aに最も近い列の吸振治具30は、添接板21の外縁21aとの間の距離tが略10cmとなる位置に配設される。これにより、後述するように、インパクトレンチに吸振治具30が干渉することを抑制して、作業性を確保しつつ、桁部材10の振動を抑制できる。
吸振治具配設工程により吸振治具30をウェブ11に配設した後は、桁部材10どうしを添接板21〜23を介して仮連結する(仮連結工程)。
仮連結工程では、桁部材10に対して添接板21〜23を規定の位置に配置し、桁部材10(ウェブ11、上フランジ12及び下フランジ13)を添接板21〜23により板厚方向に挟み込み、桁部材10の挿通孔11a〜13a及び添接板21〜23の挿通孔にそれぞれボルトBを挿通すると共にナットNを仮締めする。
なお、仮連結工程では、ボルトB及びナットNの仮締めに先立ち、孔揃えのために作業者がハンマーを用いてドリフトピンを叩き込むドリフトピンの挿通孔11a〜13aへの挿入およびインパクトレンチによる仮締めボルトの締結が行われる。
仮連結工程により桁部材10どうしを仮連結した後は、全てのボルトBにナットNをインパクトレンチにより本締めし、ボルトB及びナットNによって添接板21〜23を桁部材10に締結することで、桁部材10どうしを添接板21〜23を介して連結する(本連結工程)。
本連結工程により桁部材10どうしの連結を行った後は、上述した各工程(吸振治具配設工程、仮連結工程および本連結工程)を順に再度行うことで、橋脚およびベントに架設されている桁部材10のうちの残りの桁部材10(即ち、隣接する桁部材10との連結が完了していない桁部材10)どうしの連結を行う。この場合、吸振治具30は、本連結工程が完了する毎に桁部材10から取り外し、次の吸振治具配設工程において使用する。
即ち、吸振治具30は、上述したように、マグネットシート33を備え、桁部材10の外面に対して取り外し可能に形成されるので、吸振治具配設工程において、吸振治具30を桁部材10に容易に配設できるだけでなく、本連結工程の後に吸振治具30を桁部材10から取り外すことができる。これにより、取り外した吸振治具30を、別の吸振治具配設工程において繰り返し使用できる。その結果、吸振治具30の必要数を低減して、コストを抑制できる。
以上のように、本実施形態における桁部材10の連結方法によれば、吸振治具配設工程により桁部材10の外面に吸振治具30が配設された状態で仮連結工程および本連結工程が行われる。よって、仮連結工程において、ドリフトピンを作業者がハンマーで叩いて挿入する際の振動や、仮連結工程または本連結工程において、仮締めボルト又はボルトBを締結する際のインパクトレンチの駆動に伴う振動が桁部材10に伝わった場合でも、吸振治具30の吸振効果により桁部材10が振動することを抑制できる。その結果、桁部材10が線音源となって発生する騒音を抑制できる。
この場合、本実施形態における桁部材10の連結方法は、吸振治具30を桁部材10の外面に直接配設し、吸振治具30が桁部材10の振動を肩代わりして振動する(即ち、ゴム状弾性体31の変形に伴い鋼板32が変位する)ことで、桁部材10の振動を抑制するという技術思想であり、インパクトレンチのソケットが係合されるナットN(又はハンマーで叩かれるドリフトピン)から桁部材10までの振動伝達経路の一部(例えば、ナットN及びボルトBと添接板21との間や添接板21と桁部材10との間)に弾性体を介在させて、振動の伝達を遮断(絶縁)する技術思想とは異なる。
よって、本実施形態における桁部材10の連結方法によれば、インパクトレンチの駆動に伴う振動(又はドリフトピンをハンマーで叩く際の振動)が、ナットN(又はドリフトピン)、ボルトB及び添接板21等を媒質として桁部材10へ伝わる形態、及び、空気を媒質として桁部材10へ伝わる形態のいずれの形態に対しても、インパクトレンチの駆動に伴う振動(又はドリフトピンをハンマーで叩く際の振動)によって桁部材10が振動することを効果的に抑制できる。
吸振治具配設工程では、上述したように、吸振治具30を、添接板21の外縁21aに沿う方向であって、且つ、桁部材10の長手方向(橋軸方向)に略直交する方向(図3上下方向)に沿って吸振治具30を列状に配設するので、吸振治具30を、長尺状の桁部材10が線音源となることを抑制するのに適した位置に配設できる。
その結果、吸振治具30の配設数を抑制して、部品コストや設置および撤去作業(吸振治具配設工程における吸振治具30の取り付け及び本連結工程の後の吸振治具30の取り外しの作業)の工数を低減しつつ、桁部材10が線音源となることを抑制して、騒音の発生を抑制できる。
また、吸振治具配設工程では、上述したように、添接板21の外縁21aに最も近い列の吸振治具30を、添接板21の外縁21aとの間の距離tが略10cmとなる位置に配設するので、インパクトレンチを使用した締結作業の作業性と桁部材10の振動の抑制との両立を図ることができる。
即ち、添接板21の外縁21aから吸振治具30が少なくとも略5cm以上離間されていることで、インパクトレンチに吸振治具30が干渉することを抑制して、締結作業の作業性を確保できる一方、吸振治具30が添接板21の外縁21aから少なくとも略50cm以内に配設されていることで、振動源(インパクトレンチ)と吸振治具30との間隔を小さくして、桁部材10が振動することを抑制できる。
なお、このように、吸振治具30を、添接板21の外縁21aとの間の距離tが略50cm以内となる位置に列設することで、桁部材10の長手方向端部どうしの連結部分の近傍のみに吸振治具30を配設(本実施形態では2列のみを配設)しても、桁部材10の振動を抑制でき、桁部材10の長手方向中間部に吸振治具30を配設することを不要とできる。
更に、吸振治具配設工程では、上述したように、吸振治具30を桁部材10のウェブ11のみに配設し、上フランジ12及び下フランジ13には配設しないので、桁部材10が線音源となることを抑制するのに適した位置のみに吸振治具30を配設でき、桁部材10が線音源となることの抑制に寄与し難い箇所(上フランジ12及び下フランジ13)への吸振治具30の配設を抑制できる。
その結果、吸振治具30の配設数を抑制して、部品コストや設置および撤去作業(吸振治具配設工程における吸振治具30の取り付け及び本連結工程の後の吸振治具30の取り外しの作業)の工数を低減しつつ、桁部材10が線音源となることを抑制して、騒音の発生を抑制できる。
次いで、図5を参照して、第2実施形態における吸振治具230について説明する。第1実施形態では、マグネットシート33の吸着力により吸振治具30が桁部材10に吸着される場合を説明したが、第2実施形態における吸振治具230は、ゴム状弾性体231に一体に形成された吸盤部234の吸着力により桁部材10に吸着される。
図5(a)は、第2実施形態における吸振治具230の正面図であり、図5(b)は、図5(a)のVb−Vb線における吸振治具230の断面図である。
図5に示すように、第2実施形態における吸振治具230は、円柱状に形成されるゴム状弾性体231と、そのゴム状弾性体231の一側(図5(b)上側)の面に配設される円板状の鋼板232と、その鋼板232と反対側となるゴム状弾性体231の他側(図5(b)下側)に一体に形成されるに吸盤部234とを備える。
ここで、第2実施形態における吸振治具230は、第1実施形態における吸振治具30に対し、ゴム状弾性体231及び鋼板232の正面視形状(断面形状)が異なる点、及び、マグネットシート33に代えて吸盤部234が採用される点を除き、他の構成は同一であるので、同一の構成についての説明は省略し、異なる構成のみを説明する。
吸盤部234は、ゴム状弾性材料の可撓性を利用して桁部材10の外面に吸着する部位であり、ゴム状弾性体231に接続されると共にゴム状弾性体231から離間するに従って縮径される接続部234aと、その接続部234aの最小径部分の外周から径方向外方へ向けて張り出す張出部234bと、それら接続部234a及び張出部234bの鋼板232と反対側の端面(図5(b)下側の面)に球面状に凹設される球面凹部234cとを備える。
よって、吸振治具230によれば、吸盤部234を桁部材10の外面に押し付け、球面凹部234c内の空気を外部へ排出することで、吸盤部234(接続部234a及び張出部234b)の元の形状に戻ろうとする弾性回復力を利用して、球面凹部234c内の圧力を外部の圧力(大気圧)よりも低くできる。即ち、圧力差による吸引力を利用して吸振治具230を桁部材10の外面に吸着させることができる。また、球面凹部234c内へ外気を導入することで、吸振治具230を桁部材10から取り外すことができる。
このように、第2実施形態における吸振治具230によっても、第1実施形態の場合と同様に、吸振治具配設工程において、吸振治具230を桁部材10に容易に配設できるだけでなく、本連結工程の後に吸振治具230を桁部材10から取り外すことができ、取り外した吸振治具230を、別の吸振治具配設工程において繰り返し使用できる。その結果、吸振治具230の必要数を低減して、コストを抑制できる。
次いで、図6を参照して、第3実施形態について説明する。図6は、第3実施形態における桁部材10の側面図であり、吸振治具20を配設し且つボルトBにナットNを締結した状態が図示される。なお、上述した各実施形態と同一の部分には同一の符号を付して、その説明は省略する。
図6に示すように、第3実施形態では、吸振治具配設工程において、吸振治具30が、桁部材10のウェブ11に4列配設され、各列は、ウェブ11の幅方向(図6上下方向)中央を通る仮想線Lに対して線対称となる配置で配設される。即ち、吸振治具30は、ウェブ11の幅方向(即ち、添接板21の外縁21aに沿う方向であって、桁部材10の長手方向(橋軸方向)に略直交する方向)における中央側のみに配設され、上フランジ12及び下フランジ13側には配設されない。
より詳細には、各列において、上フランジ12又は下フランジ13に最も近い側の吸振治具30(以下「フランジ側の吸振治具30」と称す)が、少なくとも添接板21の外縁21bよりもウェブ11の幅方向中央(仮想線L)側に配設される。この場合、フランジ側の吸振治具30は、上フランジ12又は下フランジ13から、ウェブ11の幅寸法(上フランジ12と下フランジ13との間隔)の15%以上かつ35%以下の範囲で離間されることが好ましく、本実施形態では、略25%に設定される。
ここで、上述したように、桁部材10が音源となる場合、その音源は高さ寸法に比べて長手方向寸法が十分に長い「線音源」となるところ、桁部材10は、ウェブ11が、上フランジ12及び下フランジ13によって拘束されているため、ウェブ11の幅方向(図6上下方向)中央付近を腹とするモードで単振動する。
そのため、本実施形態のように、ウェブ11の幅方向中央側のみに吸振治具30を配設する(即ち、フランジ12側には配設しない)ことで、桁部材10が音源となることを抑制するのに適した位置のみに吸振治具30を配設でき、桁部材10が音源となることの抑制に寄与し難い箇所への吸振治具30の配設を抑制できる。その結果、騒音の発生をより少ない吸振治具30で効率的に抑制できる。
また、本実施形態では、添接板21の外縁21aに近い側の列よりも遠い側の列ほど吸振治具30の配設数が少なくされる。具体的には、本実施形態では、添接板21の外縁21aに近い側の第1列および第2列にはそれぞれ6個の吸振治具30が、第3列には4個の吸振治具30が、添接板21から最も遠い第4列には2個の吸振治具30が、それぞれ配設される。
これにより、吸振治具30の配設数を、ドリフトピンを作業者がハンマーで叩いて挿入する際の振動やインパクトレンチの駆動に伴う振動が桁部材10に入力される側に近い列ほど多く(遠い列ほど少なく)でき、この点からも、騒音の発生をより少ない吸振治具30で効率的に抑制できる。
以上、実施の形態に基づき本発明を説明したが、本発明は上記実施の形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変形が可能であることは容易に推察できるものである。
上記各実施形態で挙げた数値は一例であり、他の数値を採用することは当然可能である。例えば、挿通孔11a〜13aの形成数は任意であり、鋼構造物(橋梁1)の設計条件に応じて適宜設定可能である。同様に、吸振治具30,230の大きさやゴム状弾性体31,231のゴム硬度は任意であり、構成体(桁部材10)の振動態様に応じてその振動を抑制するのに適した数値を適宜設定可能である。
但し、ゴム状弾性体31,231のゴム硬度は30°〜60°の範囲内に、鋼板32,232の厚み寸法は2mm〜10mmの範囲内に、マグネットシート33の厚み寸法は1mm〜10mmの範囲内に、それぞれ設定されることが好ましい。
上記各実施形態で説明した材料は一例であり、他の材料を採用することは当然可能である。例えば、ゴム状弾性体31,231がクロロプレンゴム(CR)から形成される場合を説明したが、どのような材質のゴム状弾性材料を採用するかは任意であり、構成体(桁部材10)の振動態様に応じてその振動を抑制するのに適した材料を適宜設定可能である。
また、弾性体の一例としてゴム状弾性材料からなるゴム状弾性体31,231を例示したが、他の弾性材料から弾性体を構成しても良い。他の弾性材料としては、例えば、シリコンが例示される。
上記各実施形態では、鋼構造物として橋梁1を一例として説明したが、鋼製の構成体どうしをボルトB及びナットNにより連結して構成される構造物であれば、他の構造物であっても良い。他の構造物としては、例えば、鉄塔、家屋(ビル、工場、倉庫など)、駐車場、フェンス、屋根(例えば、高速道路内へのゴルフ場からの飛球防止のネットを支持する構造物)、水門、起伏ゲート、プラント(パイプライン)、ガスタンク、風力発電プロペラ塔などが例示される。
上記各実施形態では、桁部材10(構成体)が断面I形に形成される場合を説明したが、他の形状であっても良い。他の形状としては、例えば、断面矩形(即ち、箱桁)が例示される。
上記各実施形態では、桁部材10(構成体)どうしを添接板21〜23を介して連結する場合を説明したが、添接板21〜23を用いずに、桁部材10どうしが直接連結されるものであっても良い。即ち、添接板を用いずに、構成体どうしが直接連結されるものも鋼構造物に含まれる。
上記各実施形態では、吸振治具配設工程を突き合わせ工程の後に行う場合を説明したが、必ずしもこれに限られるものではなく、吸振治具配設工程を突き合わせ工程の前に行っても良い。この場合、吸振治具配設工程を、桁部材10を橋脚およびベントに架設する前に(即ち、クレーンで吊り上げる前に)行うことが好ましい。これにより、吸振治具30,230を桁部材10に配設する作業を高所で行う必要がなく、地上等で行うことができるので、その作業性の向上を図ることができる。
上記各実施形態では、吸振治具配設工程を仮連結工程の前に行う場合を説明したが、必ずしもこれに限られるものではなく、吸振治具配設工程を仮連結工程の後に行っても良く、或いは、吸振治具配設工程を仮連結工程と並行して行っても良い。即ち、仮連結工程と吸振治具配設工程との先後は任意であり、これら両工程が少なくとも本連結工程の前に完了していれば足りる。
なお、ナットNのボルトBへの作業者の手作業による(即ち、インパクトレンチを使用しない)仮締めは、仮連結工程において行っても良く、或いは、本連結工程において行っても良い。又は、仮締めを行わずに、本連結工程でのインパクトレンチによる本締めのみとしても良い。
上記各実施形態では、吸振治具30,230の配設数が2列または4列とされる場合を説明したが、必ずしもこれに限られるものではなく、1列または3列であっても良く、或いは、5列以上であっても良い。同様に、各列における吸振治具30,230の配設数も適宜設定可能である。特に、第3実施形態における吸振治具30の配設数は、各列が全て異なる配設数である必要はなく、一の列における吸振治具30の配設数が他の列における吸振治具30の配設数と同数とされていても良い。よって、全列において吸振治具30の配設数が同数であっても良い。
この場合、複数列を配設する場合には、吸振治具30,230どうしの間隔(特に、桁部材10の長手方向における離間距離)は、吸振治具30,230の最大外形(正面視正方形の場合は幅寸法または奥行寸法、正面視円形の場合は直径)よりも小さい寸法に設定することが好ましい。吸振治具30,230の吸振効果を利用した桁部材10の振動抑制効果を高めることができるからである。
上記各実施形態では説明を省略したが、吸振治具配設工程では、桁部材10のウェブ11の両面に吸振治具30,230を配設しても良く、或いは、片面のみに吸振治具30,230を配設しても良い。
上記各実施形態では、吸振治具30,230がウェブ11のみに配設される(上フランジ12及び下フランジ13には配設されない)場合を説明したが、必ずしもこれに限られるものではない。例えば、吸振治具30、230を、ウェブ11に配設することに加えて、上フランジ12及び下フランジ13にも配設しても良く、或いは、ウェブ11には配設せず、上フランジ12及び下フランジ13のみに配設しても良い。
上記各実施形態では、吸振治具30,230を桁部材10に吸着させる吸着手段が、マグネットシート33又は吸盤部234から形成される場合を説明したが、必ずしもこれに限られるものではなく、他の手段を採用しても良い。他の手段としては、例えば、両面テープによりゴム状弾性体31,231を桁部材10の外面に着脱自在に貼り付けるもの、ゴム状弾性体31,231の他側の面にマグネットベース(操作子の操作に伴い磁石を回転させ、吸着状態と非吸着状態とを切り替えるもの。例えば、特開平5−40409号参照)を配設し、桁部材10の外面に着脱自在に吸着させるもの、ゴム状弾性体31,231に埋設された1又は複数の磁石により桁部材10に着脱自在に吸着させるものなどが例示される。
上記第1実施形態と第2実施形態とを組み合わせても良い。例えば、第2実施形態における吸振治具230の吸盤部234をマグネットシート33に入れ替えて、吸振治具230を構成しても良く、第1実施形態における吸振治具230のマグネットシート33を吸盤部234に入れ替えて、吸振治具30を構成しても良い。
なお、吸振治具230のように、軸対称の形状に形成される場合には、軸まわりの方向性を無くせるので、桁部材10への配設作業の作業性を向上できる。また、ゴム状弾性体231をせん断変形させるモード(鋼板232が桁部材10の外面に略平行に変位するモード)での特性をいずれのせん断方向に対しても同一とでき、吸振治具230による吸振効果を高めることができる。
1 橋梁(鋼構造物)
10 桁部材(構成体)
11 ウェブ
11a 挿通孔
12 上フランジ(フランジ)
12a 挿通孔
13 下フランジ(フランジ)
13a 挿通孔
21〜23 添接板
21a 外縁
30,230 吸振治具
31,231 ゴム状弾性体
32,232 鋼板(質量体)
33 マグネットシート(吸着手段)
234 吸盤部(吸着手段)
B ボルト
N ナット

Claims (2)

  1. 鋼構造物を構成する鋼製の構成体であって、ウェブと、そのウェブの上下の縁部から張り出す一対のフランジとを備え前記一対のフランジの対向間隔である高さ寸法に対して長手方向寸法が3倍以上の長尺状に形成される前記構成体のウェブどうし及びフランジどうしをそれぞれ添接板を介してボルト及びナットにより連結して前記鋼構造物を建造する鋼構造物の建造方法において、
    前記構成体の長手方向端部どうしを突き合わせる突き合わせ工程と、
    その突き合わせ工程により前記構成体の長手方向端部どうしが突き合わせられた後に、幅寸法および奥行寸法が略100mm以下の断面矩形に、又は、直径が略100mm以下の断面円形に、厚み寸法が略30mm以下に、ゴム硬度が略30°以上かつ略60°以下の範囲内に、それぞれ設定されるゴム状の弾性体およびその弾性体と略同一の外形であり、厚み寸法が略2mm以上かつ略10mm以下の範囲内に設定される鋼製の板状体として形成され前記弾性体の一側に配設される質量体を備える吸振治具の前記弾性体の他側を前記構成体のウェブ又はフランジに当接させた姿勢で、複数の前記吸振治具を、前記添接板の外縁から略5cm以上かつ略50cm以下の距離を隔てつつ、前記添接板の外縁に沿う方向であって、且つ、前記構成体の長手方向に略直交する方向に沿って前記構成体に列状に配設する吸振治具配設工程と、
    その吸振治具配設工程により複数の前記吸振治具が前記構成体に配設された後に、前記構成体に穿設される挿通孔および前記構成体に穿設される挿通孔に対応する配置で前記添接板に穿設される挿通孔それぞれ前記ボルトを挿通して前記構成体どうしを仮連結する仮連結工程と、
    その仮連結工程により前記構成体どうしが仮連結された後に、インパクトレンチにより前記ボルトに前記ナットを本締めして前記構成体どうしを連結する本連結工程と
    その本連結工程により前記構成体どうしが連結された後に、複数の前記吸振治具を前記構成体から取り外す吸振治具撤去工程とを備えることを特徴とする鋼構造物の建造方法。
  2. 前記弾性体の他側に配設されると共に前記構成体の外面に取り外し可能に吸着される吸着手段を前記吸振治具が備え、
    前記吸振治具配設工程は、前記吸振治具の吸着手段を前記構成体の外面に吸着させて前記吸振治具を前記構成体に配設することを特徴とする請求項1記載の鋼構造物の建造方法。
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