JP6699008B2 - 車両用サスペンションの取付け構造 - Google Patents

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Description

本発明は、車両のリアサスペンションを構成するトレーリングアームの前端の取付け構造に関する。
車両のリアサスペンションを構成するトレーリングアームの前端は、車両後方部材(リアサイドメンバなど)から吊り下げられた状態で接合された溝形状のブラケットに取り付けられている。当該ブラケットには、車幅方向に沿って配置された支持軸が固定されており、トレーリングアームの前端は、車幅方向回りに回動可能となるように、当該支持軸に支持されている。特許文献1には、このようなトレーリングアームの取付け構造の一例が開示されている。
車両の旋回などにおいて、トレーリングアームの前端を支持する支持軸には、車両上下方向回りのねじりが作用する。このため、車幅方向において支持軸の両側に位置するブラケットには、当該ねじりに起因したねじりモーメントが作用する。ねじりモーメントによりブラケットに変形が生じ、ブラケットの変形量が大きくなると、車両操舵の安定性が低下することが懸念される。そこで、当該ブラケットのうち、車幅方向外方に位置するブラケットは、ロッカインナパネルなどの車両後方部材に接合されることにより、ねじり剛性の向上を図ることが可能である。これに対し、車幅方向内方に位置するブラケットは、ねじり剛性の向上を図るために、当該ブラケットの部材厚および強度を増加させる対策を講じることがある。ただし、このような対策は、車両重量および生産コストの増加などを招くという課題がある。
特開2014−184883号公報
本発明は上述の事情に鑑み、比較的簡易な構造により、取付け部材のねじり剛性の向上を図ることが可能な車両用サスペンションの取付け構造を提供することをその課題とする。
本発明によれば、車両下方を向き、かつ車両前後方向に延びる底部、および前記底部の車幅方向両端から車両上方に向けて起立する一対の起立部、を有する車両後方部材と、前記底部の車幅方向両端から車両前後方向に沿って下垂する一対の側部、および各々の前記側部の前端につながり、かつ車両前後方向を向く屈折部、を有するとともに、前記車両後方部材に接合されたブラケットと、一対の前記側部に連通され、かつトレーリングアームの前端を車幅方向回りに回動可能に支持する支持軸と、車幅方向内方および外方の少なくとも一方に位置する前記起立部および前記側部の双方に接合された第1補剛部、および前記第1補剛部の前端につながり、かつ前記屈折部に接合された第2補剛部、を有する補剛材と、を備え、前記起立部および前記側部と、前記第1補剛部と、の間には、車両上下方向において前記起立部と前記側部との境界を跨ぎ、かつ車両前後方向に延びる第1中空領域が設けられ、前記側部と前記屈折部との境界と、前記第1補剛部と前記第2補剛部との境界と、の間には、車両上下方向に延び、かつ前記第1中空領域の前端に通じる第2中空領域が設けられていることを特徴とする車両用サスペンションの取付け構造が提供される。
本発明にかかる車両用サスペンションの取付け構造を構成する車両後方部材およびブラケットと、補剛材との間には、第1中空領域および第2中空領域が設けられている。第1中空領域は、車両前後方向から視たとき、起立部および側部と、第1補剛部との間に設けられている。第1中空領域は、車両上下方向において起立部と側部との境界を跨ぎ、かつ車両前後方向に延びている。また、第2中空領域は、車両上下方向から視たとき、側部と屈折部との境界と、第1補剛部と第2補剛部との境界と、の間に設けられている。第2中空領域は、車両上下方向に延び、かつ第1中空領域の前端に通じている。第1中空領域および第2中空領域によって、車幅方向から視てL字状の閉断面構造が、ブラケットと補剛材との間に構成される。当該閉断面構造によって、ブラケットのねじり剛性を向上させることができる。したがって、本発明にかかる車両用サスペンションの取付け構造によれば、比較的簡易な構造により、取付け部材(ブラケット)のねじり剛性の向上を図ることが可能となる。
本発明のその他の特徴および利点は、添付図面に基づき以下に行う詳細な説明によって、より明らかとなろう。
本発明にかかる車両用サスペンションの取付け構造を適用した車体の一例の斜視図である。 図1に示す取付け構造を適用した車体の一例の平面図である。 図2のIII−III線に沿う断面図である。 図1のIV−IV線に沿う断面図である。 図2のV−V線に沿う断面図である。 図1に示す取付け構造を構成するブラケット(内側ブラケット)の斜視図である。
本発明を実施するための形態(以下「実施形態」という。)について、添付図面に基づいて説明する。
図1〜図6に基づき、本発明の一実施形態にかかる車両用サスペンションの取付け構造(以下「取付け構造A」という。)について説明する。取付け構造Aは、リアサイドメンバ11、ブラケット20、支持軸31および補剛材40によって構成される。本実施形態では、リアサイドメンバ11が、本発明にかかる特許請求の範囲に記載の「車両後方部材」に相当する。また、本明細書においては、車両の右側後輪における取付け構造Aについて説明する。これらの図のうち、図1は、車幅方向内方から右側方に向けて視た図である。図2は、理解の便宜上、リアサイドメンバ11を透過しており、透過したリアサイドメンバ11を想像線(二点鎖線)で示している。図4は、図1に示す一点鎖線に沿う断面図である。
ここで、説明の便宜上、これらの図において示されるuprを車両上方向、dwを車両下方向、frを車両前方向、rrを車両後方向、rhを車両右方向、lhを車両左方向とする。なお、以下の説明で、特記なく上下を用いる場合は、車両上下方向の上下を指すものとし、特記なく左右を用いる場合は、車両左右方向(車幅方向)の左右を指すものとする。また、特記なく前後を用いる場合は、車両前後方向の前後を指す。
リアサイドメンバ11は、図1〜図3に示すように、車両後方に位置するリアフロアパネル(図示略)の右端に接合されるとともに、かつ車両前後方向に延びている。リアサイドメンバ11は、リアフロアパネルの左端にも接合されている。図1および図3に示すように、リアサイドメンバ11は、底部111および一対の起立部112を有する。底部111は、車両下方を向き、かつ車両前後方向に延びている。一対の起立部112は、底部111の車幅方向両端から車両上方に向けて起立している。一対の起立部112は、内側起立部112Aおよび外側起立部112Bから構成される。内側起立部112Aは、底部111の車幅方向内方端(左端)に位置している。外側起立部112Bは、底部111の車幅方向外方端(右端)に位置している。内側起立部112Aおよび外側起立部112Bは、車幅方向において互いに離間し、かつ対向している。車両後方においては、リアフロアパネルとリアサイドメンバ11による閉断面構造が構成される。このため、リアサイドメンバ11は、車両後方における左右一対の骨格構造を構成している。
ロッカインナパネル12は、図1〜図4に示すように、リアサイドメンバ11に対して車幅方向外方に位置している。ロッカインナパネル12の上端は、リアサイドメンバ11の外側起立部112Bに接合されている。
ブラケット20は、図1〜図5に示すように、リアサイドメンバ11の底部111に接合され、かつリアサイドメンバ11の車幅方向両端から車両下方に向けて下垂している。ブラケット20は、一対の側部21、屈折部22、頂部23および鉤状部24を有する。本実施形態では、ブラケット20は、内側ブラケット20Aおよび外側ブラケット20Bから構成され、これらは相互に分離された構造となっている。内側ブラケット20Aは、底部111の車幅方向内方端(左端)から車両下方に向けて下垂している。内側ブラケット20Aは、内側部211、内側屈折領域221および内側領域231を有する。また、外側ブラケット20Bは、底部111の車幅方向外方端(右端)から車両下方に向けて下垂している。外側ブラケット20Bは、外側部212、外側屈折領域222、外側領域232および鉤状部24を有する。
図1〜図4に示すように、一対の側部21は、リアサイドメンバ11の底部111の車幅方向両端から、車両前後方向に沿って車両下方に向けて下垂している。一対の側部21は、内側部211(内側ブラケット20A)および外側部212(外側ブラケット20B)から構成される。内側部211は、底部111の車幅方向内方端(左端)に位置している。外側部212は、底部111の車幅方向外方端(右端)に位置している。内側部211および外側部212は、車幅方向において互いに離間し、かつ対向している。内側部211には、車幅方向に貫通する取付け孔211Aが設けられている。外側部212には、車幅方向に貫通する取付け孔212Aが設けられている。取付け孔212Aの中心位置および大きさは、取付け孔211Aに対応している。
図1、図2および図4に示すように、屈折部22は、一対の側部21の前端につながり、かつ車両前後方向を向いている。屈折部22は、内側屈折領域221(内側ブラケット20A)および外側屈折領域222(外側ブラケット20B)を有する。内側屈折領域221は、内側部211の前端につながり、かつ車幅方向外方に向けて延びている。外側屈折領域222は、外側部212の前端につながり、かつ車幅方向内方に向けて延びている。内側屈折領域221および外側屈折領域222は、車幅方向において互いに離間している。
図2、図3および図5に示すように、頂部23は、一対の側部21の上端につながり、かつリアサイドメンバ11の底部111に接合されている。頂部23は、内側領域231(内側ブラケット20A)および外側領域232(外側ブラケット20B)を有する。内側領域231は、内側部211の上端から車幅方向外方に向けて延び、かつ車両上下方向を向いている。外側領域232は、外側部212の上端から車幅方向内方に向けて延び、かつ車両上下方向を向いている。内側領域231および外側領域232は、車幅方向において互いに離間している。
図1〜図3に示すように、鉤状部24は、外側ブラケット20Bの外側部212の下端から車幅方向外方に向けて延びた後、車両下方に向けて下垂している。鉤状部24は、車幅方向内方からロッカインナパネル12に接合されている。
図6に示すように、内側ブラケット20Aには、内側部211と内側領域231との境界と、内側部211と内側屈折領域221との境界と、内側屈折領域221と内側領域231との境界とのそれぞれを跨ぐ切欠面25(ハッチング領域)が形成されている。切欠面25が形成されていることによって、内側部211と内側領域231との境界は、図3に示すように車両前後方向から視たとき、車幅方向に対して斜め下方に凹んだ状態となっている。また、内側部211と内側屈折領域221との境界は、図4に示すように車両上下方向から視たとき、車幅方向に対して斜め後方に凹んだ状態となっている。さらに、内側屈折領域221と内側領域231との境界は、図5に示すように車幅方向から視たとき、車両前後方向に対して斜め下方に凹んだ状態となっている。
支持軸31は、図3および図4に示すように、ブラケット20の一対の側部21に連通されている。具体的には、支持軸31は、内側部211(内側ブラケット20A)の取付け孔211Aと、外側部212(外側ブラケット20B)の取付け孔212Aとの双方に連通されている。支持軸31は、たとえばボルト・ナットである。支持軸31は、一対の側部21の間に設けられた隙間を車幅方向に貫通している。当該隙間には、トレーリングアーム32の前端に位置する先端部321が収容されている。先端部321は、支持軸31に支持されている。支持軸31は、先端部321を車幅方向回り(支持軸31の軸方向回り)に回動可能に支持している。なお、本実施形態では、トレーリングアーム32はロアコントロールアームである。また、図3および図4に示すように、車幅方向において外側ブラケット20Bの外側部212と支持軸31との間には、補助ブラケット29が挟まれている。補助ブラケット29は、車幅方向において支持軸31に貫通されている。補助ブラケット29は、支持軸31により外側部212に作用する支圧力を低減しつつ、外側部212の曲げ剛性を向上させている。
補剛材40は、図1〜図4に示すように、車幅方向内方および外方の少なくとも一方に位置するリアサイドメンバ11の起立部112の一部と、ブラケット20の側部21との双方を覆うとともに、ブラケット20の一対の屈折部22よりも車両前方に位置する。補剛材40は、第1補剛部41および第2補剛部42を有する。第1補剛部41は、車幅方向内方および外方の少なくとも一方に位置する起立部112および側部21の双方に接合されている。本実施形態では、内側起立部112Aおよび内側部211(内側ブラケット20A)の双方に第1補剛部41が接合されている。内側起立部112Aの一部と、内側部211とは、ともに車幅方向内方から第1補剛部41に覆われている。第1補剛部41は、車幅方向において支持軸31に貫通されている。第2補剛部42は、第1補剛部41の前端につながり、かつ車両前後方向を向いている。第2補剛部42は、第1補剛部41が接合された側部21につながる屈折部22に接合されている。本実施形態では、内側屈折領域221(内側ブラケット20A)に第2補剛部42が接合されている。内側屈折領域221は、車両前方から第2補剛部42に覆われている。第2補剛部42は、第1接合部421および第2接合部422を有する。第1接合部421は、第2補剛部42の上端から車両前方に向けて延び、かつリアサイドメンバ11の底部111に接合されている。第2接合部422は、第2補剛部42の車幅方向外方端(左端)から車両前方に向けて延び、かつロッカインナパネル12に接合されている。このため、外側屈折領域222(外側ブラケット20B)も、車両前方から第2補剛部42に覆われている。なお、本実施形態では、第2補剛部42は、外側屈折領域222にも接合されている。
図3に示すように、車両前後方向から視、リアサイドメンバ11の起立部112(内側起立部112A)と、ブラケット20(内側ブラケット20A)の切欠面25と、補剛材40の第1補剛部41との間には、第1中空領域51が設けられている。第1中空領域51は、起立部112、切欠面25および第1補剛部41に囲まれている。第1中空領域51は、車両上下方向において起立部112と側部21との境界を跨ぎ、かつ車両前後方向に延びている。また、図4に示すように、車両上下方向から視ブラケット20(内側ブラケット20A)の切欠面25と、第1補剛部41と補剛材40の第2補剛部42との境界と、の間には、第2中空領域52が設けられている。第2中空領域52は、切欠面25および当該境界に囲まれている。第2中空領域52は、車両上下方向に延び、かつ第1中空領域51の前端に通じている。さらに、本実施形態では、図5に示すように、ブラケット20(内側ブラケット20A)の切欠面25と、第2補剛部42との間には、第3中空領域53が設けられている。第3中空領域53は、リアサイドメンバ11の底部111、切欠面25および第2補剛部42に囲まれている。第3中空領域53は、車幅方向に延び、かつ第2中空領域52の上端に通じている。
次に、取付け構造Aの作用効果について説明する。
取付け構造Aを構成するリアサイドメンバ11およびブラケット20(内側ブラケット20A)と、補剛材40との間には、第1中空領域51および第2中空領域52が設けられている。第1中空領域51は、車両前後方向から視たとき、リアサイドメンバ11の起立部112およびブラケット20の側部21と、補剛材40の第1補剛部41との間に設けられている。第1中空領域51は、車両上下方向において起立部112と側部21との境界を跨ぎ、かつ車両前後方向に延びている。また、第2中空領域52は、車両上下方向から視たとき、側部21とブラケット20の屈折部22との境界と、第1補剛部41と補剛材40の第2補剛部42との境界と、の間に設けられている。第2中空領域52は、車両上下方向に延び、かつ第1中空領域51の前端に通じている。第1中空領域51および第2中空領域52によって、車幅方向から視てL字状の閉断面構造が、ブラケット20と補剛材40との間に構成される。当該閉断面構造は、比較的剛性が高く、かつブラケット20に伝達されるねじり応力を低減させることができる。このため、当該閉断面構造によって、ブラケット20のねじり剛性を向上させることができる。したがって、取付け構造Aによれば、比較的簡易な構造により、取付け部材(ブラケット20)のねじり剛性の向上を図ることが可能となる。
本実施形態では、ブラケット20(内側ブラケット20A)に切欠面25が設けられることによって、第1中空領域51および第2中空領域52の双方が得られる構成となっている。これ以外に、車幅方向に突出するビードを第1補剛部41に設け、車幅方向に対し斜め前方に突出するビードを第1補剛部41と第2補剛部42との境界に設けることによっても、第1中空領域51および第2中空領域52の双方を得ることができる。
本実施形態では、ブラケット20の屈折部22と頂部23との境界と、補剛材40の第2補剛部42との間には、第3中空領域53が設けられている。第3中空領域53は、車幅方向に延び、かつ第2中空領域52の上端に通じている。このような構成をとることによって、ブラケット20のねじり剛性をより向上させることができる。また、本実施形態では、第2補剛部42は、第2接合部422においてロッカインナパネル12に接合されている。このような構成をとることによって、ブラケット20のねじり剛性をさらに向上させるとともに、車両の加減速に伴う車両前後方向の曲げに対して補剛材40が抵抗することができる。
本実施形態では、ブラケット20は、相互に分離された内側ブラケット20Aおよび外側ブラケット20Bから構成されているが、これらを一体とした構成としてもよい。
本実施形態では、補剛材40の第1補剛部41は、車幅方向内方に位置するリアサイドメンバ11の起立部112(内側起立部112A)およびブラケット20の側部21(内側ブラケット20Aの内側部211)の双方に接合された構成となっている。これ以外に、第1補剛部41は、車幅方向外方に位置する起立部112(外側起立部112B)および側部21(外側ブラケット20Bの外側部212)に接合された構成であってもよい。さらには、第1補剛部41は、車幅方向内方および外方の双方に配置され、一方の起立部112および側部21と、他方の起立部112および側部21とにそれぞれ接合された構成であっってもよい。
本明細書においては、車両の右側後輪における取付け構造Aについて説明しているが、本発明にかかる取付け構造Aは、車両の左側後輪においても適用することができる。
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではない。本発明の各部の具体的な構成は、種々に設計変更自在である。
A:取付け構造
11:リアサイドメンバ(車両後方部材)
111:底部
112:起立部
112A:内側起立部
112B:外側起立部
12:ロッカインナパネル
20:ブラケット
20A:内側ブラケット
20B:外側ブラケット
21:側部
211:内側部
211A:取付け孔
212:外側部
212A:取付け孔
22:屈折部
221:内側屈折領域
222:外側屈折領域
23:頂部
231:内側領域
232:外側領域
24:鉤状部
25:切欠面
29:補助ブラケット
31:支持軸
32:トレーリングアーム
321:先端部
40:補剛材
41:第1補剛部
42:第2補剛部
421:第1接合部
422:第2接合部
51:第1中空領域
52:第2中空領域
53:第3中空領域

Claims (1)

  1. 車両下方を向き、かつ車両前後方向に延びる底部と、前記底部の車幅方向両端から車両上方に向けて起立する一対の起立部、を有する車両後方部材と、
    前記底部の前記車幅方向両端から車両前後方向に沿って下垂する一対の側部と、前記一対の側部の前端につながり、かつ車両前後方向を向く屈折部と、前記一対の側部の上端につながる頂部と、を有するとともに、前記頂部が前記底部に接合されたブラケットと、
    前記一対の側部に連通され、かつトレーリングアームの前端を車幅方向回りに回動可能に支持する支持軸と、
    前記一対の起立部の少なくともいずれかと、前記一対の側部の少なくともいずれかと、に接合された第1補剛部と、前記第1補剛部の前端につながり、かつ前記屈折部に接合された第2補剛部、を有する補剛材と、を備え、
    前記ブラケットには、前記一対の側部の少なくともいずれかと前記頂部との境界と、前記一対の側部の少なくともいずれかと前記屈折部との境界と、をそれぞれ跨ぐ切欠面が形成され、
    前記一対の起立部の少なくともいずれかと、前記切欠面と、前記第1補剛部と、の間には、車両上下方向において前記一対の起立部の少なくともいずれかと、前記一対の側部との少なくともいずれかと、の境界を跨ぎ、かつ車両前後方向に延びる第1中空領域が設けられ、
    前記切欠面と、前記第1補剛部と前記第2補剛部との境界と、の間には、前記車両上下方向に延び、かつ前記第1中空領域の前端に通じる第2中空領域が設けられていることを特徴とする、車両用サスペンションの取付け構造。
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