JP6698843B2 - 積層型圧電素子およびこれを備えた噴射装置ならびに燃料噴射システム - Google Patents

積層型圧電素子およびこれを備えた噴射装置ならびに燃料噴射システム Download PDF

Info

Publication number
JP6698843B2
JP6698843B2 JP2018529448A JP2018529448A JP6698843B2 JP 6698843 B2 JP6698843 B2 JP 6698843B2 JP 2018529448 A JP2018529448 A JP 2018529448A JP 2018529448 A JP2018529448 A JP 2018529448A JP 6698843 B2 JP6698843 B2 JP 6698843B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
internal electrode
electrode layer
piezoelectric element
viewed
stacking direction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018529448A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2018020921A1 (ja
Inventor
新作 里井
新作 里井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Corp filed Critical Kyocera Corp
Publication of JPWO2018020921A1 publication Critical patent/JPWO2018020921A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6698843B2 publication Critical patent/JP6698843B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M51/00Fuel-injection apparatus characterised by being operated electrically
    • F02M51/06Injectors peculiar thereto with means directly operating the valve needle
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M55/00Fuel-injection apparatus characterised by their fuel conduits or their venting means; Arrangements of conduits between fuel tank and pump F02M37/00
    • F02M55/02Conduits between injection pumps and injectors, e.g. conduits between pump and common-rail or conduits between common-rail and injectors
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10NELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10N30/00Piezoelectric or electrostrictive devices
    • H10N30/01Manufacture or treatment
    • H10N30/02Forming enclosures or casings
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10NELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10N30/00Piezoelectric or electrostrictive devices
    • H10N30/20Piezoelectric or electrostrictive devices with electrical input and mechanical output, e.g. functioning as actuators or vibrators
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10NELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10N30/00Piezoelectric or electrostrictive devices
    • H10N30/50Piezoelectric or electrostrictive devices having a stacked or multilayer structure
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10NELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10N30/00Piezoelectric or electrostrictive devices
    • H10N30/80Constructional details
    • H10N30/88Mounts; Supports; Enclosures; Casings

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Fuel-Injection Apparatus (AREA)

Description

本開示は、圧電駆動素子(圧電アクチュエータ),圧力センサ素子および圧電回路素子等として用いられる積層型圧電素子およびこれを備えた噴射装置ならびに燃料噴射システムに関する。
積層型圧電素子として、第1の内部電極層および第2の内部電極層が圧電体層を介して交互に積層された積層体と、積層体の側面に設けられた被覆材を有しているものが知られている。そして、積層型圧電素子として、積層方向から見て第1の内部電極層と第2の内部電極層とが重なる活性領域と、積層方向から見て第1の内部電極層と第2の内部電極層とが重ならない不活性領域とを有しているものが知られている(例えば特許文献1を参照)。
特開平7−7193号公報
本開示の積層型圧電素子は、第1の内部電極層および第2の内部電極層が圧電体層を介して交互に積層されてなる積層体を備えている。積層体は、積層方向から見て前記第1の内部電極層と前記第2の内部電極層とが重なる活性領域と、積層方向から見て前記第1の内部電極層と前記第2の内部電極層とが重ならない不活性領域とを有している。また、積層体は、前記第1の内部電極層および前記第2の内部電極層の両方の端面が達する第1の側面を有している。そして、積層型圧電素子は、積層体の少なくとも前記第1の側面を被覆する被覆材を備えていて、積層方向から見て、前記第1の側面を被覆する前記被覆材の厚みが、前記活性領域の中央部よりも前記活性領域と前記不活性領域との境界付近で厚く 、前記被覆材の厚みが前記活性領域と前記不活性領域との境界付近よりも前記第1の側面 の端側で薄くなっている。
また、本開示の噴射装置は、噴射孔を有する容器と、上記の積層型圧電素子とを備え、該積層型圧電素子の駆動によって前記噴射孔が開閉されるものである。
また、本開示の燃料噴射システムは、高圧燃料を蓄えるコモンレールと、該コモンレールに蓄えられた前記高圧燃料を噴射する上記の噴射装置と、前記コモンレールに前記高圧燃料を供給する圧力ポンプと、前記噴射装置に駆動信号を与える噴射制御ユニットとを備える。
積層型圧電素子の一例の斜視図である。 図1に示す積層型圧電素子の分解図である。 図1に示す積層型圧電素子の平面図である。 積層型圧電素子の他の例の平面図である。 積層型圧電素子の他の例の平面図である。 積層型圧電素子の他の例の平面図である。 積層型圧電素子の他の例の平面図である。 積層型圧電素子の他の例の平面図である。 積層型圧電素子の他の例の斜視図である。 図9に示す積層型圧電素子の分解図である。 図9に示す積層型圧電素子の平面図である。 噴射装置の実施形態の一例を示す概略的な断面図である。 燃料噴射システムの実施形態の一例を示す概略的なブロック図である。
従来の積層型圧電素子においては、活性領域と不活性領域との境界は応力が集中することから、この境界に位置する積層体の表面にはクラックが生じやすくなっている。このように、積層体にクラックが生じると、絶縁破壊を起こすおそれがあり、積層型圧電素子の長期信頼性が低下してしまう。
本開示は上記事情に鑑みてなされたもので、積層体の絶縁破壊を抑制し、長期信頼性に優れた積層型圧電素子およびこれを備えた噴射装置ならびに燃料噴射システムを提供することを目的とする。
以下、本実施形態の積層型圧電素子の一例について図面を参照して説明する。
図1は積層型圧電素子の実施形態の一例を示す斜視図、図2は図1に示す積層型圧電素子の分解図、図3は図1に示す積層型圧電素子の平面図である。
図1乃至図3に示す積層型圧電素子1は、第1の内部電極層121および第2の内部電極層122が圧電体層11を介して交互に積層されてなる積層体10を備えている。積層体10は、積層方向から見て第1の内部電極層121と第2の内部電極層122とが重なる活性領域13と、積層方向から見て第1の内部電極層121と第2の内部電極層122とが重ならない不活性領域14とを有している。また、積層体10は、第1の内部電極層121および第2の内部電極層122の両方の端面が達する第1の側面151を有している。そして、積層型圧電素子1は、積層体10の少なくとも第1の側面151を被覆する被覆材16を備えていて、積層方向から見て、第1の側面151を被覆する被覆材16の厚みが、活性領域13の中央部よりも活性領域13と不活性領域14との境界付近で厚くなっている。
積層型圧電素子1を構成する積層体10は、第1の内部電極層121および第2の内部電極層122が圧電体層11を介して交互に積層されたものである。この積層体10は、積層方向から見て第1の内部電極層121と第2の内部電極層122とが重なる活性領域13と、積層方向から見て第1の内部電極層121と第2の内部電極層122とが重ならない不活性領域14とを有している。ここで、活性領域13は駆動時に積層方向に伸長または収縮する部位である。また、不活性領域14は駆動時に積層方向に伸長または収縮しないかまたはしにくい部位である。
なお、積層体10は、第1の内部電極層121および第2の内部電極層122が圧電体層11を介して交互に積層された部分と、積層方向両端部に設けられた圧電体層11のみが積層された部分とを有している。この積層方向両端部に位置する圧電体層11のみが積層された部分も、駆動時に積層方向に伸長または収縮しない部位である。
この積層体10は、例えば縦0.5mm〜10mm、横0.5mm〜10mm、高さ1mm〜100mmの四角柱状(直方体状)にされている。積層体10としては、六角柱形状や八角柱形状、円柱状などであってもよい。
積層体10を構成する圧電体層11は、圧電特性を有するセラミックスからなるものである。このようなセラミックスとして、例えばチタン酸ジルコン酸鉛(PbZrO−PbTiO)からなるペロブスカイト型酸化物、ニオブ酸リチウム(LiNbO)、タンタル酸リチウム(LiTaO)などを用いることができる。この圧電体層11の厚みは、例えば3μm〜250μmとされる。
積層体10を構成する第1の内部電極層121および第2の内部電極層122は、圧電体層11を形成するセラミックスと同時焼成により形成されたものである。第1の内部電極層121および第2の内部電極層122は、圧電体層11と交互に積層されて圧電体層11を上下から挟んでいる。例えば正極を第1の内部電極層121、負極を第2の内部電極層122として積層体10に交互に配置されることにより、それらの間に挟まれた圧電体層11に駆動電圧が印加される。この材料として、例えば銀−パラジウム合金を主成分とする導体、あるいは銅、白金などを含む導体を用いることができる。図に示す例では、第1の内部電極層121および第2の内部電極層122がそれぞれ積層体10の対向する一対の側面に互い違いに引き出されて、後述する積層体10の側面に設けられた一対の外部電極17と電気的に接続されている。第1の内部電極層121および第2の内部電極層122の厚みは、例えば0.1μm〜5μmとされる。
ここで、第1の内部電極層121および第2の内部電極層122のいずれか一方の端面が達する側面(第2の側面152)は、第1の内部電極層121および第2の内部電極層122がそれぞれ互い違いに引き出された積層体10の対向する一対の側面である。
また、積層体10の第2の側面152(対向する一対の側面)以外の他の対向する一対の側面は第1の側面151であり、この第1の側面に第1の内部電極層121および第2の内部電極層122の両方の端面が達している。
なお、積層体10には、応力を緩和するための層であって内部電極層として機能しない金属層等が含まれていてもよい。
そして、第1の内部電極層121および第2の内部電極層122のいずれか一方の端面が達する第2の側面152にはそれぞれ外部電極17が設けられ、引き出された第1の内部電極層121または第2の内部電極層122と電気的に接続されている。この外部電極17は、例えば銀や銅などの金属を含んだ導電性ペーストを焼き付けて作製することができる。ここで、外部電極17を積層体10の側面に垂直な横断面で見たときに、外部電極17の厚みは5μm〜70μmの厚さにされる。図示しないが、外部電極17の端部にリード部材が接合され、リード部材を介して外部回路との電気的な接続がなされる。
そして、積層型圧電素子1は、積層体10の少なくとも第1の側面151を被覆する被覆材16を備えている。この被覆材16の厚みは、積層体10の積層方向から見て、活性領域13の中央部よりも活性領域13と不活性領域14との境界付近で厚くなっている。
なお、積層体10の積層方向から見た場合の活性領域13の中央部は、厳密には積層体10の内部に位置しているものの、ここでいう積層方向から見た場合の活性領域13の中央部とは、積層方向から見た場合の第1の側面151に面した活性領域13の中央部、言い換えれば、第1の側面151における第1の内部電極層121および第2の内部電極層122が達している部分の中央部のことを意味している。図1〜図3に示す例においては、第1の内部電極層121および第2の内部電極層122は、それぞれ反対側の第2の側面152から互い違いに積層体10の内部へ向かって延びる長さが同じであって、第1の側面151で見て左右対称(線対称)になっている。したがって、積層方向から見た場合の活性領域13の中央部は、第1の側面151の中央に位置している。
また、被覆材16における活性領域13と不活性領域14との境界付近とは、被覆材16が設けられた側面における活性領域13と不活性領域14との境界に対向する部位およびその近傍領域のことを意味している。具体的には、積層体10を平面視したときに、被覆材16が設けられた側面における活性領域13と不活性領域14との境界から当該側面の長さ(幅)の1/10以内の範囲を、活性領域13と不活性領域14との境界付近とする。
被覆材16は、例えばシリコーン樹脂、エポキシ樹脂、ナイロン樹脂などからなり、単層のみならず、複数層で構成されていてもよい。この被覆材16は、第1の内部電極層121および第2の内部電極層122の両方の端面が達する積層体10の第1の側面151におけるマイグレーションや放電を抑制する効果を奏する。図1〜図3に示す例では、この被覆材16は、第1の側面151のみにおいて第1の内部電極層121および第2の内部電極層122の端面を覆って露出させないように設けられている。
ここで、活性領域13と不活性領域14との境界は応力が集中することから、この境界に位置する積層体10の表面(第1の側面151)にはクラックが生じやすくなっている。これに対し、本例の積層型圧電素子1は、駆動による伸縮によく追従する活性領域13の中央部では被覆材16の厚みが薄く、応力が集中する活性領域13と不活性領域14との境界付近では被覆材16の厚みが厚くなっている。これにより、活性領域13と不活性領域14の間に生じる歪を小さくでき、応力を低減することができる。したがって、積層体10にクラックが生じるのを抑制し、絶縁破壊を抑制することができる。したがって、長期信頼性に優れた積層型圧電素子1とすることができる。
なお、被覆材16の厚みとしては、活性領域13の中央部に対向する相対的に薄い部位で例えば20μm〜400μmに設定され、活性領域13と不活性領域14との境界付近に対向する相対的に厚い部位で例えば薄い部位の厚みの1.1〜5.0倍の厚みとされる。
また、図3に示す例では、活性領域13と不活性領域14との境界付近に対向する相対的に厚い部位は断面矩形状の積層方向に延びた突起(突条部)になっているが、このような突条部に限定されない。例えば図4に示すように、断面で見て先端に向かって幅が細くなるような断面形状の積層方向に延びた突起(突条部)であってもよい。
ここで、図5に示すように、積層体10の積層方向から見て、被覆材16の厚みがなだらかに変化している構成とすることができる。この構成によれば、被覆材16に応力が集中しやすい箇所がなくなるので、被覆材16のクラックが抑制され、活性領域13と不活性領域14との境界付近の歪や応力を抑制する効果を長期間にわたって維持することができる。
また、図6に示すように、積層体10の積層方向から見て、被覆材16の厚みが活性領域13と不活性領域14との境界付近よりも第1の側面151の端側で薄くなっている構成とすることができる。ここで、図6に示す例では、被覆材16の厚みが活性領域13と不活性領域14との境界付近から端にかけて徐々に薄くなって、最も端においては活性領域13の中央部よりも薄くなっている。この構成によれば、被覆材16が第1の側面151の端側の部位で積層体10の伸縮に追従しやすくなっているので、被覆材16の第1の側面151の端からの剥がれが抑制される。したがって、活性領域13と不活性領域14との境界付近の歪や応力を抑制する効果を長期間にわたって維持することができる。
また、本例は、積層体10が四角柱状であって、第1の側面151および第2の側面152をそれぞれ一対ずつ有している構成、すわなち、第1の内部電極層121および第2の内部電極層122の両方の端面が達している第1の側面151を一対有しており、第1の内部電極層121および第2の内部電極層122のうちのいずれか一方の端面が達している第2の側面152を一対有している構成である。このような構成とすることで、第2の側面152には活性領域13と不活性領域14との境界が存在しないことから、歪や応力を生じる部分を少なくできる。
図1乃至図6に示す例では、被覆材16は積層体10における一対の第1の側面151に設けられているが、このような一対の第1の側面151のみに被覆材16が設けられる構成に限られず、一対の第2の側面152にも被覆材16が設けられた構成であってもよい。すなわち、積層体10の側面の全周にわたって被覆材16が設けられた構成であってもよい。
さらに、図7および図8に示すように、被覆材16は一対の第1の側面151および一対の第2の側面152を全て被覆しており、積層方向から見て、一対の第1の側面151および一対の第2の側面152のそれぞれの被覆材16の厚み変化が同じ形状で変化している構成とすることができる。ここで、図7に示す例は、図4に示す形状の被覆材16を一対の第1の側面151および一対の第2の側面152の全ての側面に設けた例を示している。また、図8に示す例は、図6に示す形状の被覆材16を一対の第1の側面151および一対の第2の側面152の全ての側面に設けた例を示している。
これにより、4面における被覆材16の変位拘束力が均一に近づくことから、長期間にわたって安定した変位で駆動し続けることができる。
以上の説明は、第1の内部電極層121および第2の内部電極層122の両方の端面が達する第1の側面151と、第1の内部電極層121および第2の内部電極層122のいずれか一方の端面が達する第2の側面152とを有している積層体10を備えた積層型圧電素子1の例である。
この例に限らず、例えば、四角柱状の積層体10の4つの側面の全てが第1の側面151である積層型圧電素子1でもよい。すなわち、図9〜図11に示す例のように、第1の内部電極層121および第2の内部電極層122の両方の端面が、四角柱状の積層体10の4つの側面全てに達していてもよい。つまり、この例では、第1の内部電極層121および第2の内部電極層122のいずれか一方の端面が達する第2の側面152は備えていない。
この場合の第1の内部電極層121の積層方向から見た場合の形状は、圧電体層11と同じ大きさで同じ四角形の1つの角部を切欠いた(隅切りした)形状である。また、第2の内部電極層122の形状は、第1の内部電極層121を積層方向から見た中心を対称の中心として180度回転させた形状(点対称な形状)である。四角柱状の積層体10を積層方向から見ると、第1の内部電極層121の切欠いた部分と第2の内部電極層122の切欠いた部分は、四角形の対角に位置している。このような形状により、第1の内部電極層121および第2の内部電極層122の端面は、四角柱状の積層体10の4つの側面全てに達しており、4つの側面全てが第1の側面151となっている。
また、この例の場合には、各側面(第1の側面151)において、活性領域13と不活性領域14とがある。この不活性領域14は、第1の内部電極層121および第2の内部電極層122のいずれかが切欠かれていることで第1の内部電極層121または第2の内部電極層122の端面の一部が側面に達していない部分である。そして、この例では、積層方向から見て相対的に幅の広い不活性領域14があるほうの対向する一対の側面(第1の側面151)の当該不活性領域14に外部電極17が設けられていて、この不活性領域13に達している第1の内部電極層121の端面または第2の内部電極層122の端面と外部電極17とが電気的に接続されている。なお、積層方向から見た不活性領域14の幅や外部電極17の設けられる位置については特に限定はない。
この例の場合も、被覆材16の厚みが活性領域13の中央部よりも活性領域13と不活性領域14との境界付近で厚くなっている。なお、ここでいう活性領域13の中央部とは、積層方向から見たときの第1の側面151における活性領域13の中央部(第1の側面151に面した活性領域13の中央部)、言い換えれば、第1の側面151における第1の内部電極層121および第2の内部電極層122が達している部分の中央部のことを意味している。
また、図9〜図11に示すように、この例の場合も、積層方向から見て、被覆材16の厚みがなだらかに変化していてもよいし、積層方向から見て、被覆材16の厚みが活性領域13と不活性領域14との境界付近よりも第1の側面151の端側(被覆材16の端)で薄くなっていてもよい。
次に、本実施形態の積層型圧電素子1の製造方法の一例について説明する。
まず、圧電体層11となるセラミックグリーンシートを作製する。具体的には、圧電セラミックスの仮焼粉末と、アクリル系,ブチラール系等の有機高分子からなるバインダーと、可塑剤とを混合してセラミックスラリーを作製する。そして、ドクターブレード法、カレンダーロール法等のテープ成型法を用いることにより、このセラミックスラリーを用いてセラミックグリーンシートを作製する。圧電セラミックスとしては圧電特性を有するものであればよく、例えば、チタン酸ジルコン酸鉛(PbZrO−PbTiO)からなるペロブスカイト型酸化物等を用いることができる。また、可塑剤としては、フタル酸ジブチル(DBP),フタル酸ジオクチル(DOP)等を用いることができる。
次に、第1の内部電極層121および第2の内部電極層122となる導電性ペーストを作製する。具体的には、銀−パラジウム合金の金属粉末にバインダーおよび可塑剤を添加混合することによって導電性ペーストを作製する。この導電性ペーストを上記のセラミックグリーンシート上に、スクリーン印刷法を用いて第1の内部電極層121および第2の内部電極層122のパターンで塗布する。さらに、この導電性ペーストが印刷されたセラミックグリーンシートを複数枚積層し、所定の温度で脱バインダー処理を行なった後、900〜1200℃の温度で焼成する。そして、平面研削盤等を用いて所定の形状になるよう研削処理を施すことによって、交互に積層された圧電体層11、第1の内部電極層121および第2の内部電極層122を備えた活性部を作製する。また、第1の内部電極層121および第2の内部電極層122となる導電性ペーストを塗布していないセラミックグリーンシートを積層することで不活性部を作製する。そして、活性部と不活性部とを組み合わせることで積層体10を製造する。
なお、積層体10は、上記の製造方法によって作製されるものに限定されるものではなく、圧電体層11、第1の内部電極層121および第2の内部電極層122を複数積層してなる積層体10を作製できれば、どのような製造方法によって作製されてもよい。
次に、外部電極17を形成する。具体的には、銀や銅のような金属を含んだ導電性ペーストを用いる。これを積層体10の側面における第1の内部電極層121および第2の内部電極層122のうちの一方の端面が導出された領域(第2の側面152)に焼き付けて、例えば5μm〜70μmの厚さの外部電極17を形成する。スクリーン印刷やディスペンス方式により、所定の厚みや幅に制御して形成することができる。例えば、銀を主成分とする導電性粒子とガラスとを混合したものに、バインダー,可塑剤および溶剤を加えて作製した銀ガラス含有導電性ペーストを用いる。そして、外部電極17のパターンで積層体10の側面にスクリーン印刷法によって印刷後、乾燥させた後、650〜750℃の温度で焼き付け処理を行なう。
次に、被覆材16を形成する。具体的には、例えばエポキシ、シリコーン、ナイロンなどの樹脂を使用し、少なくとも第1の側面151に、印刷やディスペンス方式により、所定の厚みに制御して形成することができる。
ここで、積層型圧電素子1は、積層体10の少なくとも第1の側面151を被覆する被覆材16を備えていて、積層体10の積層方向から見て、第1の側面151を被覆する被覆材16の厚みが、活性領域13の中央部よりも活性領域13と不活性領域14との境界付近で厚くなっている構成とするには、ディスペンサーで厚みを厚くしたい部分の塗布量が多くなるように制御しつつ塗布することで作製することができる。また、厚みを厚くしたい部分に重ね塗りすることでも、作製することができる。また、積層方向から見て、被覆材16の厚みがなだらかに変化している形状とするには、例えばそのような形状の金型を用いてインサート成型することで、作製することができる。
その後、外部電極17に0.1〜3kV/mmの直流電界を印加し、積層体10を構成する圧電体層11を分極することによって、積層型圧電素子1が完成する。この積層型圧電素子1は、外部電極17を介して外部の電源と接続して、圧電体層11に電圧を印加することにより、各圧電体層11を逆圧電効果によって大きく変位させることができる。これにより、例えばエンジンに燃料を噴射供給する自動車用燃料噴射弁として機能させることが可能となる。
次に、本実施形態の噴射装置の一例について説明する。図12は、本実施形態の噴射装置の一例を示す概略断面図である。
図12に示すように、本例の噴射装置19は、一端に噴射孔21を有する収納容器(容器)23の内部に上記の例の積層型圧電素子1が収納されている。
収納容器23内には、噴射孔21を開閉することができるニードルバルブ25が配設されている。噴射孔21には流体通路27がニードルバルブ25の動きに応じて連通可能になるように配設されている。この流体通路27は外部の流体供給源に連結され、流体通路27に常時高圧で流体が供給されている。従って、ニードルバルブ25が噴射孔21を開放すると、流体通路27に供給されていた流体が外部または隣接する容器、例えば内燃機関の燃料室(図示せず)に、噴射孔21から吐出されるように構成されている。
ニードルバルブ25の上端部は内径が大きくなっており、収納容器23に形成されたシリンダ29と摺動可能なピストン31になっている。そして、収納容器23内には、上述した例の積層型圧電素子1がピストン31に接して収納されている。
このような噴射装置19では、積層型圧電素子1の駆動によって噴射孔21が開閉される。具体的には、積層型圧電素子1が電圧を印加されて伸長すると、ピストン31が押圧され、ニードルバルブ25が噴射孔21に通じる流体通路27を閉塞し、流体の供給が停止される。また、電圧の印加が停止されると積層型圧電素子1が収縮し、皿バネ33がピストン31を押し返し、流体通路27が開放され噴射孔21が流体通路27と連通して、噴射孔21から流体の噴射が行なわれるようになっている。
なお、積層型圧電素子1に電圧を印加することによって流体通路27を開放し、電圧の印加を停止することによって流体通路27を閉鎖するように構成してもよい。
また、積層型圧電素子1が必ずしも収納容器23の内部にある必要はなく、積層型圧電素子1の駆動によって収納容器23の内部に流体の噴射を制御するための圧力が加わるように構成されていればよい。なお、本例の噴射装置19において、流体とは、燃料,インク等の他、導電性ペースト等の種々の液体および気体が含まれる。本例の噴射装置19を用いることによって、流体の流量および噴出タイミングを長期にわたって安定して制御することができる。
上記の例の積層型圧電素子1を採用した本例の噴射装置19を内燃機関に用いれば、従来の噴射装置に比べてエンジン等の内燃機関の燃焼室に燃料をより長い期間にわたって精度よく噴射させることができる。
次に、本開示の燃料噴射システムの実施の形態の例について説明する。図13は、本実施形態の燃料噴射システムの一例を示す概略図である。
図13に示すように、本例の燃料噴射システム35は、高圧流体としての高圧燃料を蓄えるコモンレール37と、このコモンレール37に蓄えられた高圧流体を噴射する複数の上記の例の噴射装置19と、コモンレール37に高圧流体を供給する圧力ポンプ39と、噴射装置19に駆動信号を与える噴射制御ユニット41とを備えている。
噴射制御ユニット41は、外部情報または外部からの信号に基づいて高圧流体の噴射の量およびタイミングを制御する。例えば、エンジンの燃料噴射に本例の燃料噴射システム35を用いた場合であれば、エンジンの燃焼室内の状況をセンサ等で感知しながら燃料噴射の量およびタイミングを制御することができる。圧力ポンプ39は、燃料タンク43から流体燃料を高圧でコモンレール37に供給する役割を果たす。例えばエンジンの燃料噴射システム35の場合には1000気圧〜2000気圧(約101MPa〜約203MPa)、好ましくは1500気圧〜1700気圧(約152MPa〜約172MPa)の高圧にしてコモンレール37に流体燃料を送り込む。コモンレール37では、圧力ポンプ39から送られてきた高圧燃料を蓄え、噴射装置19に適宜送り込む。噴射装置19は、前述したように噴射孔21から一定の流体を外部または隣接する容器に噴射する。例えば、燃料を噴射供給する対象がエンジンの場合には、高圧燃料を噴射孔21からエンジンの燃焼室内に霧状に噴射する。
本例の燃料噴射システム35によれば、高圧燃料の所望の噴射を長期にわたって安定して行なうことができる。
次に、実施例について説明する。
積層型圧電素子を備えた圧電アクチュエータを以下のようにして作製した。まず、平均粒径が0.4μmのチタン酸ジルコン酸鉛(PbZrO−PbTiO)を主成分とする圧電セラミックスの仮焼粉末、バインダーおよび可塑剤を混合したセラミックスラリーを作製した。このセラミックスラリーを用いてドクターブレード法により厚み50μmの圧電体層となるセラミックグリーンシートを作製した。
次に、銀−パラジウム合金にバインダーを加えて、内部電極層となる導電性ペーストを作製した。
次に、セラミックグリーンシートの片面に、第1および第2の内部電極層となる導電性ペーストをスクリーン印刷法により印刷し、導電性ペーストが印刷されたセラミックグリーンシートを200枚積層した。また、第1および第2の内部電極層となる導電性ペーストが印刷されたセラミックグリーンシート200枚を中心にして、その上下に、内部電極層となる導電性ペーストが印刷されていないセラミックグリーンシート合計15枚を積層した。そして、980〜1100℃で焼成し、平面研削盤を用いて所定の形状に研削して端面が5mm角の積層体を得た。
次に、積層体の側面に、銀とガラスにバインダーを混合した導電性ペーストをスクリーン印刷法により印刷し、700℃で焼き付け処理を行なって、外部電極を形成した。
次に、外部電極の表面に、銀粉末とポリイミド樹脂を混合ペースト状にした接合材をディスペンサーにて塗布し、外部電極板を積層体の側面と平行にして取り付けた。
次に、一対の第1の側面にシリコーン樹脂による被覆材を形成した。
ここで、比較例として、被覆材の厚みを均一に50μmの厚みで形成したものを用意した(試料1)。
これに対し、実施例として、図3に示すように活性領域と不活性領域との境界付近に対向する相対的に厚い部位が断面矩形状の積層方向に延びた突起(突条部)を有するシリコーン樹脂製の被覆材を形成したものを用意した(試料2)。ここで、厚みの薄い部分の厚みは50μm、厚みの厚い部分の厚み(突起の高さ)は100μmとした。
また、実施例として、図5に示すように活性領域と不活性領域との境界付近に対向する相対的に厚い部位が断面矩形状の積層方向に延びた突起(突条部)を有し、その厚みがなだらかに変化するシリコーン樹脂製の被覆材を形成したものを用意した(試料3)。なお、厚いところと薄いところの接続部は45°の角度でなだらかに接続する。厚みの薄い部分は50μm、厚みの厚い部分の厚み(突起の高さ)は100μmとした。また、積層方向から見た断面で突起は約45°の角度で幅が狭くなるように立ち上がる形状であり、突起とそれ以外の領域との境界が丸みを帯びてなだらかになっている形状であった。
試料1〜試料3の積層型圧電素子に、外部電極に溶接で接合されたリード部材を介して3kV/mmの直流電界を15分間印加して、分極処理を行なった。そして、これらの積層型圧電素子に160Vの直流電圧を印加したところ、積層体の積層方向に30μmの変位量が得られた。
さらに、これらの積層型圧電素子に、温度25℃、湿度60%の試験環境下で、周波数150Hzのサイン波形にて1時間駆動させ、1時間停止する冷熱サイクルを連続で50回実施した。
その結果、試料1の積層型圧電素子は45回で絶縁不良による破壊でストップした。これに対し、試料2および試料3の積層型圧電素子は破壊せず、試験終了した。なお、試験前後の変位の変化率は、試料2が−5%で、試料3が−1%となった。
試料1の積層型圧電素子は、駆動中に積層体の活性領域と不活性領域との境界付近にクラックが発生し、絶縁抵抗が低下したことで焼損し、ストップしたものと思われる。一方、試料2および試料3の積層型圧電素子は、同様のクラックの発生はなく、絶縁性が保たれていた。
なお、試料2における被覆材では厚みが変化する箇所で応力集中によるクラックが確認されたが、試料3における被覆材では厚みが変化する箇所でクラックが確認されなかった。
以上の結果から、実施例の積層型圧電素子によれば、長期信頼性に優れたものとなることがわかる。
1・・・積層型圧電素子
10・・・積層体
11・・・圧電体層
121・・・第1の内部電極層
122・・・第2の内部電極層
13・・・活性領域
14・・・不活性領域
151・・・第1の側面
152・・・第2の側面
16・・・被覆材
17・・・外部電極
19・・・噴射装置
21・・・噴射孔
23・・・収納容器(容器)
25・・・ニードルバルブ
27・・・流体通路
29・・・シリンダ
31・・・ピストン
33・・・皿バネ
35・・・燃料噴射システム
37・・・コモンレール
39・・・圧力ポンプ
41・・・噴射制御ユニット
43・・・燃料タンク

Claims (10)

  1. 第1の内部電極層および第2の内部電極層が圧電体層を介して交互に積層されてなり、積層方向から見て前記第1の内部電極層と前記第2の内部電極層とが重なる活性領域と、
    積層方向から見て前記第1の内部電極層と前記第2の内部電極層とが重ならない不活性領域とを有しているとともに、前記第1の内部電極層および前記第2の内部電極層の両方の端面が達する第1の側面を有している積層体と、
    該積層体の少なくとも前記第1の側面を被覆する被覆材とを備え、
    積層方向から見て、前記第1の側面を被覆する前記被覆材の厚みが、前記活性領域の中央部よりも前記活性領域と前記不活性領域との境界付近で厚く、前記被覆材の厚みが前記 活性領域と前記不活性領域との境界付近よりも前記第1の側面の端側で薄くなっている積層型圧電素子。
  2. 前記積層方向から見て、前記被覆材の厚みがなだらかに変化している請求項1に記載の積層型圧電素子。
  3. 第1の内部電極層および第2の内部電極層が圧電体層を介して交互に積層されてなり、 積層方向から見て前記第1の内部電極層と前記第2の内部電極層とが重なる活性領域と、 積層方向から見て前記第1の内部電極層と前記第2の内部電極層とが重ならない不活性 領域とを有しているとともに、前記第1の内部電極層および前記第2の内部電極層の両方 の端面が達する第1の側面を有している積層体と、
    該積層体の少なくとも前記第1の側面を被覆する被覆材とを備え、
    積層方向から見て、前記第1の側面を被覆する前記被覆材の厚みが、前記活性領域の中 央部よりも前記活性領域と前記不活性領域との境界付近で厚くなっており、
    前記積層体が四角柱状であって、4つの側面の全てが前記第1の内部電極層および前記 第2の内部電極層の両方の端面が達する第1の側面になっている積層型圧電素子。
  4. 前記積層方向から見て、前記被覆材の厚みがなだらかに変化している請求項3に記載の 積層型圧電素子。
  5. 前記積層方向から見て、前記被覆材の厚みが前記活性領域と前記不活性領域との境界付 近よりも前記第1の側面の端側で薄くなっている請求項3または請求項4に記載の積層型 圧電素子。
  6. 前記積層体が、前記第1の内部電極層および前記第2の内部電極層のいずれか一方のみの端面が達する第2の側面も有している請求項1または請求項2に記載の積層型圧電素子。
  7. 前記積層体が四角柱状であって、前記第1の側面および前記第2の側面をそれぞれ一対ずつ有している請求項に記載の積層型圧電素子。
  8. 前記被覆材は一対の前記第1の側面および一対の前記第2の側面を全て被覆しており、積層方向から見て、一対の前記第1の側面および一対の前記第2の側面のそれぞれの被覆材の厚み変化が同じ形状で変化している請求項に記載の積層型圧電素子。
  9. 噴射孔を有する容器と、請求項1乃至請求項のうちのいずれかに記載の積層型圧電素子とを備え、該積層型圧電素子の駆動によって前記噴射孔が開閉される噴射装置。
  10. 高圧燃料を蓄えるコモンレールと、該コモンレールに蓄えられた前記高圧燃料を噴射する請求項に記載の噴射装置と、前記コモンレールに記高圧燃料を供給する圧力ポンプと、前記噴射装置に駆動信号を与える噴射制御ユニットとを備える燃料噴射システム。
JP2018529448A 2016-07-26 2017-06-23 積層型圧電素子およびこれを備えた噴射装置ならびに燃料噴射システム Active JP6698843B2 (ja)

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016146446 2016-07-26
JP2016146446 2016-07-26
JP2016205244 2016-10-19
JP2016205244 2016-10-19
PCT/JP2017/023152 WO2018020921A1 (ja) 2016-07-26 2017-06-23 積層型圧電素子およびこれを備えた噴射装置ならびに燃料噴射システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2018020921A1 JPWO2018020921A1 (ja) 2019-04-11
JP6698843B2 true JP6698843B2 (ja) 2020-05-27

Family

ID=61016567

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018529448A Active JP6698843B2 (ja) 2016-07-26 2017-06-23 積層型圧電素子およびこれを備えた噴射装置ならびに燃料噴射システム

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP6698843B2 (ja)
WO (1) WO2018020921A1 (ja)

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5679677B2 (ja) * 2010-02-24 2015-03-04 京セラ株式会社 積層型圧電素子およびこれを備えた噴射装置ならびに燃料噴射システム
US9287486B2 (en) * 2011-01-21 2016-03-15 Kyocera Corporation Multi-layer piezoelectric element, and piezoelectric actuator, injection device, and fuel injection system provided with same
WO2013042658A1 (ja) * 2011-09-22 2013-03-28 日本碍子株式会社 圧電/電歪アクチュエータ
JP5556857B2 (ja) * 2012-06-22 2014-07-23 Tdk株式会社 積層型圧電素子
JP5915703B2 (ja) * 2014-02-27 2016-05-11 Tdk株式会社 圧電素子ユニットおよび駆動装置

Also Published As

Publication number Publication date
WO2018020921A1 (ja) 2018-02-01
JPWO2018020921A1 (ja) 2019-04-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5586777B2 (ja) 積層型圧電素子およびこれを備えた噴射装置ならびに燃料噴射システム
JP5787547B2 (ja) 積層型圧電素子およびこれを備えた噴射装置ならびに燃料噴射システム
WO2011093293A1 (ja) 積層型圧電素子およびその製造方法、ならびにこの積層型圧電素子を備えた噴射装置、燃料噴射システム
JP5856312B2 (ja) 積層型圧電素子およびこれを備えた圧電アクチュエータ、噴射装置ならびに燃料噴射システム
JP5813235B2 (ja) 積層型圧電素子およびこれを備えた圧電アクチュエータ、噴射装置ならびに燃料噴射システム
JP6749057B2 (ja) 積層型圧電素子およびこれを備えた噴射装置ならびに燃料噴射システム
JP6698843B2 (ja) 積層型圧電素子およびこれを備えた噴射装置ならびに燃料噴射システム
JP6185608B2 (ja) 積層型圧電素子およびこれを備えた噴射装置ならびに燃料噴射システム
JP6619515B2 (ja) 積層型圧電素子およびこれを備えた噴射装置ならびに燃料噴射システム
JP6913516B2 (ja) 積層型圧電素子およびこれを備えた噴射装置ならびに燃料噴射システム
WO2016013265A1 (ja) 積層型圧電素子およびこれを備えた噴射装置ならびに燃料噴射システム
JP5743608B2 (ja) 積層型圧電素子およびこれを備えた圧電アクチュエータ、噴射装置、燃料噴射システム
JP5705509B2 (ja) 積層型圧電素子およびこれを備えた噴射装置ならびに燃料噴射システム
WO2012011302A1 (ja) 積層型圧電素子およびこれを備えた噴射装置ならびに燃料噴射システム
JP5701397B2 (ja) 積層型圧電素子およびこれを備えた圧電アクチュエータ、噴射装置、燃料噴射システム
JP5797339B2 (ja) 積層型圧電素子およびこれを備えた噴射装置ならびに燃料噴射システム
WO2013146984A1 (ja) 積層型圧電素子およびこれを備えた噴射装置ならびに燃料噴射システム
JP6062728B2 (ja) 積層型圧電素子およびこれを備えた噴射装置ならびに燃料噴射システム
JP6185609B2 (ja) 積層型圧電素子およびこれを備えた噴射装置ならびに燃料噴射システム
JP6017937B2 (ja) 積層型圧電素子およびこれを備えた噴射装置ならびに燃料噴射システム
JP2018206800A (ja) 積層型圧電素子およびこれを備えた噴射装置ならびに燃料噴射システム
JP2010034271A (ja) 積層型圧電素子、これを用いた噴射装置及び燃料噴射システム
JP2017011125A (ja) 積層型圧電素子およびこれを備えた噴射装置ならびに燃料噴射システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20181210

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20191210

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200106

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200106

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200331

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200428

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6698843

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150