JP6913516B2 - 積層型圧電素子およびこれを備えた噴射装置ならびに燃料噴射システム - Google Patents
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Description
また、本開示の他の例の積層型圧電素子は、圧電体層および内部電極層が交互に積層された積層ユニットを複数備えているとともに、隣り合う積層ユニットと積層ユニットとの間に配置された予定破断層を備え、それぞれの前記積層ユニットにおいて、前記予定破断層から数えて1番目の圧電体層である第1の圧電体層が、前記予定破断層から数えて2番目の圧電体層である第2の圧電体層よりも薄く、それぞれの前記積層ユニットにおいて、前記第1の圧電体層および前記第2の圧電体層を除く全ての前記圧電体層は前記第1の圧電体層の厚みと同じかまたはそれよりも厚く、かつ前記第1の圧電体層および前記第2の圧電体層を除くすべての前記圧電体層は前記第1の圧電体層から遠ざかるにしたがって厚みが薄くなっている。
制して、長期信頼性に優れたものとすることができる。
とにより、それらの間に挟まれた圧電体層1に駆動電圧が印加される。このような材料として、例えば低温焼成が可能な銀−パラジウム合金を主成分とする導体、あるいは銅、白金などを含む導体を用いることができる。第1の内部電極層21および第2の内部電極層22の厚みは、例えば0.1〜5μmとされる。
押圧され、ニードルバルブ25が噴射孔21に通じる流体通路27を閉塞し、流体の供給が停止される。また、電圧の印加が停止されると積層型圧電素子10が収縮し、皿バネ33がピストン31を押し返し、流体通路27が開放され噴射孔21が流体通路27と連通して、噴射孔21から流体の噴射が行なわれるようになっている。
1・・・圧電体層
11・・・第1の圧電体層
12・・・第2の圧電体層
13・・・第3の圧電体層
2・・・内部電極層
21・・・第1の内部電極層
22・・・第2の内部電極層
30・・・積層体
3・・・積層ユニット
4・・・予定破断層
5・・・外部電極
19・・・噴射装置
21・・・噴射孔
23・・・収納容器
25・・・ニードルバルブ
27・・・流体通路
29・・・シリンダ
31・・・ピストン
33・・・皿バネ
35・・・燃料噴射システム
37・・・コモンレール
39・・・圧力ポンプ
41・・・噴射制御ユニット
43・・・燃料タンク
Claims (5)
- 圧電体層および内部電極層が交互に積層された積層ユニットを複数備えているとともに、隣り合う積層ユニットと積層ユニットとの間に配置された予定破断層を備え、
それぞれの前記積層ユニットにおいて、前記予定破断層から数えて1番目の圧電体層である第1の圧電体層が、前記予定破断層から数えて2番目の圧電体層である第2の圧電体層よりも薄く、
それぞれの前記積層ユニットにおいて、前記予定破断層から数えて3番目の圧電体層である第3の圧電体層が、前記第1の圧電体層の厚みと同じかまたはそれよりも厚く、かつ前記第2の圧電体層よりも薄いことを特徴とする積層型圧電素子。 - 圧電体層および内部電極層が交互に積層された積層ユニットを複数備えているとともに、隣り合う積層ユニットと積層ユニットとの間に配置された予定破断層を備え、
それぞれの前記積層ユニットにおいて、前記予定破断層から数えて1番目の圧電体層である第1の圧電体層が、前記予定破断層から数えて2番目の圧電体層である第2の圧電体層よりも薄く、
それぞれの前記積層ユニットにおいて、前記第1の圧電体層および前記第2の圧電体層を除く全ての前記圧電体層は前記第1の圧電体層の厚みと同じかまたはそれよりも厚く、かつ前記第1の圧電体層および前記第2の圧電体層を除くすべての前記圧電体層は前記第1の圧電体層から遠ざかるにしたがって厚みが薄くなっていることを特徴とする積層型圧電素子。 - 前記予定破断層と前記予定破断層との間に配置された前記積層ユニットにおいて、全ての前記圧電体層の厚みを見たときに、上下対称となっていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の積層型圧電素子。
- 噴射孔を有する容器と、請求項1乃至請求項3のうちのいずれかに記載の積層型圧電素子とを備え、該積層型圧電素子の駆動によって前記噴射孔が開閉されることを特徴とする噴射装置。
- 高圧燃料を蓄えるコモンレールと、該コモンレールに蓄えられた前記高圧燃料を噴射する請求項4に記載の噴射装置と、前記コモンレールに記高圧燃料を供給する圧力ポンプと、前記噴射装置に駆動信号を与える噴射制御ユニットとを備えることを特徴とする燃料噴射システム。
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JP2017106705A JP6913516B2 (ja) | 2017-05-30 | 2017-05-30 | 積層型圧電素子およびこれを備えた噴射装置ならびに燃料噴射システム |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2017106705A JP6913516B2 (ja) | 2017-05-30 | 2017-05-30 | 積層型圧電素子およびこれを備えた噴射装置ならびに燃料噴射システム |
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JP2018206801A JP2018206801A (ja) | 2018-12-27 |
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ID=64958153
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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2017
- 2017-05-30 JP JP2017106705A patent/JP6913516B2/ja active Active
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