JP6698294B2 - セル、セルスタック装置、モジュール、およびモジュール収容装置 - Google Patents

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Description

本発明は、セル、セルスタック装置、モジュール、およびモジュール収容装置に関する。
近年、次世代エネルギーとして、燃料ガス(水素含有ガス)と酸素含有ガス(通常、空気である)とを用いて電力を得ることができる燃料電池セルが開発されている。燃料電池セル(以下、セルということがある。)は、固体電解質層を燃料極と空気極とで挟んだ構造を有している。セルは、燃料極に燃料ガスを、空気極に酸素含有ガスを流し、セルを加温することによって発電する(例えば特許文献1参照)。
また、特許文献1のセルにおいては、燃料極、固体電解質層および空気極を有する積層体が支持体上に設けられている。この支持体は、開気孔率が好ましくは35〜50%であることが記載されている。
特開2010−129269号公報
しかしながら、特許文献1は支持体の気孔率の分布には言及されていなかった。従って、発電効率を向上させることが困難であった。
本発明の目的は、発電効率の向上したセル、セルスタック装置、モジュール、およびモジュール収容装置を提供することである。
本発明のセルは、ガス流路が内部に設けられた長さ方向と幅方向を有しており、一対の第1主面及び第2主面と一対の側面とを有する平板状の支持体と、該支持体の少なくとも第1主面上に設けられた燃料極と、該燃料極を覆っており、前記支持体の前記第1主面から前記一対の側面にかけて設けられた固体電解質層と、該固体電解質層上で、前記燃料極と対向するように設けられた空気極と、前記第2主面上に設けられたインターコネクタ層と、を有するとともに、前記固体電解質層と前記インターコネクタ層とが重なる重なり部を有し、前記支持体は、前記幅方向において、前記重なり部を含み、該重なり部より端部側の第1領域と、中央部側の第2領域と、前記第1領域と前記第2領域との間に位置し、前記重なり部を含まない第3領域と、を有しており、前記第1領域の幅と前記第2領域の幅と前記第3領域の幅とは同一であり、前記第2領域は、前記第3領域よりも気孔率が大きいことを特徴とする。または、ガス流路が内部に設けられた長さ方向と幅方向を有しており、一対の第1主面及び第2主面と一対の側面とを有する平板状の支持体と、該支持体の前記第1主面上及び前記第2主面上に設けられた燃料極と、該燃料極を覆っており、前記支持体の前記第1主面および前記第2主面から前記一対の側面にかけて設けられた固体電解質層と、該固体電解質層上で、前記燃料極と対向するように設けられた空気極と、を有しており、前記支持体は、前記幅方向において、端部側の第1領域と、中央部側の第2領域と、前記第1領域と前記第2領域との間に位置する第3領域と、を有しており、前記第1領域の幅と前記第2領域の幅と前記第3領域の幅とは同一であり、前記第2領域は、前記第3領域よりも気孔率が大きいことを特徴とする。
本発明のセルスタック装置は、上述のセルを複数個配列してなるセルスタックを備えることを特徴とする。
本発明のモジュールは、収納容器内に、上述のセルスタック装置が収納されていることを特徴とする。
本発明のモジュール収容装置は、外装ケース内に、上述のモジュールと、該モジュールを作動させるための補機とを収納してなることを特徴とする。
本発明のセルは、発電効率の向上したセルとすることができる。このようなセルを用い
たセルスタック装置、モジュールおよびモジュール収容装置においても、発電効率を向上させることができる。
本実施形態のセルの構造を示し、(a)はその横断面図であり、(b)は(a)の斜視図である。 他の実施形態のセルの構造を示す斜視図である。 図2のセルの縦断面図である。 図1のセルを具備するセルスタック装置を示し、(a)は側面図、(b)は(a)の破線部についての横断面図である。 図4のセルスタック装置を具備するモジュールの一例を示し、セルスタック装置を収納容器に収納する前の状態を示す外観斜視図である。 図5のモジュールを具備するモジュール収容装置の一例を示す斜視図である。
図1〜6を用いて、セル、セルスタック、モジュールおよびモジュール収容装置について説明する。なお、同一の構成については同一の符号を用いるものとする。
以下において、セルスタックを構成するセルとして固体酸化物形の燃料電池セルの例を用いて説明する。
(セルの構成)
図1は、本実施形態のセルの一例を示すものであり、(a)はその横断面図、(b)は(a)の斜視図である。なお、両図面において、セル1の各構成の一部を拡大して示している。
セル1は、導電性支持体(以下、単に支持体と略す。)2、燃料極3、固体電解質層4(以下、単に電解質層と略す。)および空気極5を備える。
支持体2は、横断面が扁平な楕円形で、全体的に見て楕円柱状をしている。また、支持体2は多孔質体である。図1に示すように、支持体2は、一対の主面nと一対の側面mとを有する平板状である。図1に示す例では、一対の主面nは互いに平行である。図1に示す例では、一対の側面mは、それぞれ弧状面となっている。なお、一対の側面mは、平坦面であってもよい。
また、支持体2の内部には、適当な間隔で複数のガス流路2aが縦方向Lに貫通して設けられている。また、セル1は、この支持体2の外周を後述する各種の部材が取り巻くように設けられた構造を有している。
燃料極3は、図1に示すように、支持体2の少なくとも一方主面n(図1では下面)上に設けられている。図1に示す例においては、燃料極3は、支持体2の一方主面nと両側の弧状面mを覆うように支持体2に配置されている。また、燃料極3は、空気極5に対面する位置に配置されていればよいため、例えば、燃料極3が他方主面n(図1では上面)および弧状面mまで延びず、一方主面nにのみ燃料極3が配置されていてもよい。また、燃料極3は多孔質体である。
電解質層4は、図1に示すように、燃料極3を覆っており、支持体2の一方主面nから一対の側面mにかけて設けられている。また、本例の電解質層4は固体酸化物形である。
空気極5は、図1に示すように、電解質層4上で、燃料極3と対向するように設けられている。図1に示す例においては、支持体2の一方主面n側であって電解質層4の外側に配置されている。また、空気極5は多孔質体である。
インターコネクタ層6は、支持体2の燃料極3および電解質層4が積層されていない他方主面nに配置されている。
以上で説明したセル1は、燃料極3、電解質層4および空気極5が積層されている部分が発電素子部として発電する。発電させるためには、空気極5の外側に空気等の酸素含有ガスを流し、且つ支持体2内のガス流路2aに燃料ガス(水素含有ガス)を流して、燃料極3に燃料ガスを供給し、燃料極3を所定の作動温度まで加熱する。そして、かかる発電によって生成した電流は、インターコネクタ層6にて集電される。
図1に示す例において、燃料極3と電解質層4とは、一方主面(図1(a)の下面)から両端の弧状面mを経由して他方主面n(上面)の一部まで延びており、電解質層9の両端部にはインターコネクタ層6の両端部が積層されて接合されている。これによって、電解質層4とインターコネクタ層6とで支持体2が取り囲まれ、内部を流通する燃料ガスが外部に漏出しない構成となっている。言い換えれば、電解質層4を境界として、燃料極3に供給される燃料ガスと空気極5に供給される酸素含有ガスとが遮断されている。
そのため、図1(b)に示す側面から見ると、平面形状が矩形状のインターコネクタ層6が支持体2の縦方向Lの上端から下端までを覆うように配置されており、インターコネクタ層6の左右両側端部は電解質層4の両端部の表面に重なるように接合されている。
(セルの各部材の説明)
支持体2は、燃料ガスを燃料極3まで透過するためにガス透過性であること、およびインターコネクタ層6に接続されて集電されるために導電性であることが要求される。したがって、支持体2としては、導電性セラミックスやサーメット等を用いることができる。その導電率は300S/cm以上、特に440S/cm以上であるのが好ましく、ガス透過性を備えるために開気孔率は25%以上であることが好適である。
支持体2は、セル1を作製するにあたり、燃料極3または電解質層4との同時焼成にて作製する場合においては、支持体2は鉄族金属成分と無機酸化物、例えば、Niおよび/またはNiOと特定の希土類酸化物からなる。特定の希土類酸化物は、支持体2の熱膨張係数を電解質層4の熱膨張係数に近づけるために使用されるものであり、Y、Lu、Yb、Tm、Er、Ho、Dy、Gd、Sm、Prからなる群より選択される少なくとも1種の元素を含む希土類酸化物が用いられ、Niおよび/またはNiOとの組み合わせで使用することができる。このような希土類酸化物の具体例としては、Y、Lu、Yb、Tm、Er、Ho、Dy、Gd、Sm、Prを例示することができ、Niおよび/またはNiOとの固溶や反応が殆どなく、また、熱膨張係数が電解質層4と同程度であり、かつ安価であるという点から、YおよびYbの少なくとも一種からなる。また、本実施形態においては、支持体2の良好な導電率を維持し、かつ熱膨張係数を電解質層4と近似させるという点で、Niおよび/またはNiO:希土類酸化物=35:65〜65:35の体積比で存在する。なお、支持体2中には、要求される特性が損なわれない限りの範囲で、他の金属成分や酸化物成分を含有していてもよい。
さらに、本実施態様によれば、支持体2の主面nの長さ(支持体2の幅方向Wの長さ)は、15〜60mm、弧状面mの長さ(弧の長さ)は2〜8mmであり、支持体2の厚み(主面n間の厚み)は1.5〜5mm、支持体2のL方向の長さは、10〜50cmとさ
れている。
燃料極3は、電極反応を生じさせるものであり、本実施態様では、多孔質の導電性セラミックスからなる。例えば、希土類酸化物が固溶したZrOとNiおよび/またはNiOとからなる材料、または他の希土類酸化物が固溶したCeOとNiおよび/またはNiOとからなる材料が挙げられる。なお、希土類酸化物は、支持体2において例示したものを用いることができ、例えばYが固溶したZrO(YSZ)とNiおよび/またはNiOとからなる材料が挙げられる。本実施態様では、燃料極3中の希土類酸化物が固溶したZrOまたは他の希土類酸化物が固溶しているCeOの含有量は35〜65体積%の範囲で、NiあるいはNiOの含有量は65〜35体積%である。さらに、この燃料極3の開気孔率は例えば15%以上、特に20〜40%の範囲にあり、その厚みは1〜30μmである。
電解質層4は、燃料極3、空気極5間のイオンの橋渡しをする電解質としての機能を有していると同時に、燃料ガスと酸素含有ガスとのリークを防止するためにガス遮断性を有することが必要とされる。本実施態様では、3〜15モル%のY、Sc、Yb等の希土類元素の酸化物を含有した部分安定化あるいは安定化ZrOからなるセラミックス(固体酸化物)が用いられている。また、希土類元素としては、安価であるという点からYが用いられている。電解質層4は、例えば、LaGaO系の材質であっても良く、上記特性を有する限りにおいては、他の材料であってもよいことは勿論である。本実施態様において、電解質層4の厚みは10〜40μmである。特に、電解質層4におけるガス透過を抑制するため、その厚みは20〜40μmである。
空気極5は、一般的に用いられるものであれば特に制限はなく、例えば、いわゆるABO型のペロブスカイト型酸化物からなる導電性セラミックスから形成することができる。具体的には、LaSrCoFeO、LaSrMnO、LaSrCoO等を用いることができる。空気極5はガス透過性を有していることが必要であり、開気孔率が20%以上、特に30〜50%の範囲にあることが好ましい。
インターコネクタ6は、ランタンクロマイト系のペロブスカイト型酸化物(LaCrO系酸化物)、もしくは、ランタンストロンチウムチタン系のペロブスカイト型酸化物(LaSrTiO系酸化物)が好適に使用される。これらの材料は、導電性を有し、かつ燃料ガス(水素含有ガス)および酸素含有ガス(空気等)と接触しても還元も酸化もされない。また、インターコネクタ6は支持基板2に形成されたガス流路2aを流通する燃料ガス、および支持基板2の外側を流通する酸素含有ガスのリークを防止するために緻密質でなければならず、93%以上、特に95%以上の相対密度を有していることが好ましい。
ところで、セル1の支持体2の気孔率が幅方向で一様である場合には、支持体2の幅方向の中央部側で十分なガス透過性がないため、ガス流路2aを通過してきたガスが燃料極3に到達しづらくなる。従って、発電効率を向上させることが難しかった。
そこで、本実施形態では、支持体2は、幅方向において、端部側の第1領域Aと、中央部側の第2領域Bと、第1領域Aと第2領域Bとの間に位置する第3領域Cと、を有しており、第2領域Bは、第3領域Cよりも気孔率が大きくなっている。
この構成により、比較的気孔率が高い第2領域Bにおいては、ガス流路2aを通過してきたガスが支持体2内部で拡散しやすくなり、燃料極3に到達しやすくなる。また、第3領域Cの気孔率を第2領域Bより小さくしておくことにより、空気極5で全体が覆われておらず発電量の少ない第1領域Aにガスが拡散し過ぎることを抑制できる。従って、セル
1の発電効率を向上させることができる。
ここで、図1に示す例では、第1領域Aとは、インターコネクタ層6の端部と電解質層4の端部とが重なった重なり部Sから、幅方向wにおいて外側の領域をいう。
また、一対の重なり部S間の領域であって、幅方向wにおける外側の領域が第3領域Cであり、中央の領域が第2領域Bである。第3領域Cの幅は、第1領域Aの幅と同一である。一対の重なり部S間の領域であって、両側の第3領域Cの幅を除いた部分が第2領域Bである。
なお、本実施形態では、各領域の気孔率は、以下のように測定する。先ず、支持体の気孔内に樹脂が進入するようにその支持体に対して所謂「樹脂埋め」処理を行う。その「樹脂埋め」処理された支持体の表面に対して機械研磨を行う。機械研磨された表面の微構造を走査型電子顕微鏡(SEM)を用いて観察して得られた画像に対して画像処理を行うことによって、気孔の部分(樹脂が進入している部分)と気孔でない部分(樹脂が進入していない部分)の面積をそれぞれ算出する。「全体の面積(気孔の部分の面積と気孔でない部分の面積の和)」に対する「気孔の部分の面積」の割合を支持体(支持基板)の「気孔率」とする。
SEMで観察する部分は、各領域でそれぞれ3〜5箇所とし、各領域で平均値をとり、その値を各領域での気孔率とする。なお、第2領域Bおよび第3領域Cにおいては、インターコネクタ層6が設けられている他方主面から一定の距離にある任意の3〜5箇所を選択する。
また、第2領域Bの気孔率は、第3領域Cの1.01〜1.5倍であるとよい。1.01倍以上の場合には、第2領域Bの気孔率が十分大きいので、ガスが支持体2の中央部の内部に拡散しやすくなり、燃料極3に到達しやすくなる。従って、発電効率を向上させることができる。また、1.5倍以下の場合には、第2領域Bにおいて気孔が多くなり過ぎることを抑制できる。従って、第2領域Bにおいて電流経路を確保することができるので発電効率を向上させることができる。
また、第1領域Aは、第3領域Cよりも気孔率が大きいとよい。支持体2が電解質層4よりも熱膨張率が高い場合には、両部材間で熱膨張差による応力が発生する。この応力は支持体2の側面mで大きくなりやすい。よって、支持体2と電解質層4との間の燃料極3にクラック等の損傷が生じやすかった。また、燃料極3が一方主面nのみに設けられ、側面mでは支持体2と電解質層4とが直接接している場合には、両部材間で剥離が生じやすかった。これらのような場合に、第1領域Aが、第3領域Cよりも気孔率が大きいことにより、支持体2の熱膨張率が比較的高かったとしても、気孔率が大きい分、熱膨張量が抑えられる。従って、電解質層4との熱膨張差が小さくなり応力が緩和される。よって、支持体2の側面mにおいて、燃料極3の損傷、又は、支持体2と電解質層4との剥離を抑制することができる。なお、支持体2が電解質層4よりも熱膨張率が高い場合とは、例えば、支持体2がNiおよび/またはNiOとYからなり、電解質層4がYを含有したZrOからなる場合である。
また、図1に示す例においては、第3領域Cのガス流路2aの径が、第1領域Aのガス流路2aの径よりも大きい。この場合には、重なり部Sで生じた応力によって発生したクラックが、第3領域Cのガス流路2aに到達する可能性がある。ガス流路2aの径が大きくなると、重なり部S(電解質層4の先端部)とガス流路2aまでの距離が短くなるからである。ここで、上述したように、第3領域Cの気孔率を第1領域Aよりも小さくしておくことによって、重なり部Sで発生したクラックが、支持体2内部を進展しづらくなる。
よって、ガス流路2aまでクラックが繋がり、支持体2が破断することを抑制できる。
また、第1領域Aの気孔率は、第3領域Cの1.01〜1.5倍であるとよい。1.01倍以上の場合には、第1領域Aの気孔率が高くなるので、電解質層4と支持体2の側面との間において熱膨張差による応力が緩和される。従って、燃料極3の損傷、又は、支持体2と電解質層4との剥離を抑制することができる。また、1.5倍以下である場合には、第1領域Aの気孔率が高くなり過ぎていないので、支持体2の側面側において強度を維持することができる。
(製造方法)
以上説明した本実施形態のセル1の作製方法の一例について説明する。ただし、以下に述べる材料、粒径、温度、及び塗布方法等の各種条件は、適宜変更することができる。以下、「成形体」とは、焼成前の状態を指すものとする。
先ず、例えば、Niおよび/またはNiO粉末と、Yなどの希土類酸化物の粉末と、有機バインダーと、溶媒とを混合して坏土を調製し、この坏土を用いて押出成形により支持体成形体を作製し、これを乾燥する。
また、第1領域、第2領域および第3領域を所望の気孔率とするためには、支持体成形体内部の造孔材の量を調整する。例えば、押出成形機に坏土をセットする際、位置によって坏土内の造孔材の量を変えておけば良い。それ以外にも、例えば、押出成形により、各領域ごとに成形体をブロックで作製しておき、後で仮焼等により合体させても良い。
なお、支持体成形体は、900〜1000℃にて2〜6時間仮焼した仮焼体を用いてもよい。
次に、例えば所定の調合組成に従い、NiOと、Yが固溶したZrO(YSZ)との素原料を秤量、混合する。この後、混合した粉体に、有機バインダーおよび溶媒を混合して燃料極用スラリーを調製する。
また、Yが固溶したZrO粉末に、トルエン、バインダー粉末(下記、ZrO粉末に付着させるバインダー粉末よりも高分子、例えばアクリル系樹脂)、市販の分散剤等を加えてスラリー化したものをドクターブレード等の方法により、成形してシート状の電解質層成形体を作製する。
そして、得られたシート状の電解質層成形体上に燃料極用スラリーを塗布し乾燥して燃料極成形体を形成して、シート状の積層成形体を形成する。この燃料極成形体および電解質層成形体のシート状の積層成形体の燃料極成形体側の面を導電性支持体成形体に積層し、成形体を形成する。
続いて、インターコネクタ層材料(例えば、LaCrMgO系酸化物粉末)、有機バインダー及び溶媒を混合してスラリーを作製する。
この後、電解質層成形体の両端部上に、インターコネクタ層用成形体の両端部が積層されるように、支持体成形体上面にインターコネクタ層用スラリーを塗布し、積層成形体を作製する。
次いで、上記の積層成形体を脱バインダー処理し、酸素含有雰囲気中、1400〜1450℃にて2〜6時間、同時焼結(同時焼成)する。
続いて、例えば、所定の粒径のLaSr1−xCoyFe1−y(以下、単にLSCFと略す)粉末、有機バインダー、造孔材、及び溶媒を混合して空気極用スラリーを作製する。このスラリーを電解質層上にスクリーン印刷にて塗布して、空気極用成形体を形成する。このスラリーを電解質層上にスクリーン印刷にて塗布して、空気極用成形体を形成する。
次に、電解質層上に空気極用成形体が形成された積層体を、1100〜1200℃にて1〜3時間焼成する。このようにして図1に示す構造の本実施形態のセル1を製造できる。
なお、セル1は、その後、ガス流路に水素ガスを流し、支持体2および燃料極3の還元処理を行なうのが好ましい。その際、たとえば750〜1000℃にて5〜20時間還元処理を行なうのが好ましい。
(他の実施形態)
図2は、他の実施形態のセルの構造を示す斜視図である。図3は、図2のセルの縦断面図である。
図2、図3に示すセル10は、いわゆる横縞型のセルの一例を示しており、絶縁性の支持体1を備えている。支持体2の内部には、適当な間隔で複数のガス流路2aがセル10の長手方向Lに貫通して形成されている。
支持体2は、一対の主面上のそれぞれに、多孔質な燃料極3、緻密質な固体電解質層4および多孔質な空気極5を1組として、複数組が隣り合うように設けられており、これらが緻密質なインターコネクタ層6により電気的に接続されている。なお、この燃料極3、固体電解質層4および空気極5が重なっている部位が、発電する素子部aとして機能する。即ち、空気極5の外側に空気等の酸素含有ガスを流し、且つ支持体2内のガス流路2aに燃料ガス(水素含有ガス)を流し、所定の作動温度まで加熱することにより発電する。また燃料極3は少なくともその一部が支持体1に埋め込まれた形態であってもよい。
また、支持体2を絶縁性の支持体2とするにあたっては、例えば、Mg酸化物(MgO)、Niおよび/またはNiOと、特定の希土類酸化物とで形成されることが好ましい。希土類元素酸化物については上述と同様のものを用いることができる。また、MgOは70〜80体積%、希土類元素酸化物は10〜20体積%、Niおよび/またはNiOは10〜25体積%とし、全体として10Ω・cm以上の抵抗率を有することが好ましい。
この横縞型のセル10おいても、図2に示すように、第2領域Bは、第3領域Cよりも気孔率が大きくなっている。これにより、燃料ガスが燃料極3に届きやすくなり発電効率が向上する。
なお、横縞型のセル10においては、第1領域Aは、セル10の幅方向wの長さの5%の領域である。セル10の幅方向の両端部に位置する第1領域Aを合計すると、10%である。また、第3領域Cは、セル10の幅方向wの長さの5%の領域である。セル10の幅方向の両端部に位置する第3領域Cを合計すると、10%である。第2領域Bは、残りの80%の中央の部分である。
(セルスタック装置)
図4は、上述したセルの複数個を、導電部材13を介して電気的に直列に接続して構成されたセルスタック装置の一例を示したものであり、(a)はセルスタック装置18を概略的に示す側面図、(b)は(a)のセルスタック装置18の破線部についての横断面図で
あり、(a)で示した破線で囲った部分を抜粋して示している。なお、(b)において(a)で示した破線で囲った部分に対応する部分を明確とするために矢印にて示している。
セルスタック装置11は、複数のセル1が並設され、各セル1間が導電部材13で接続されているセルスタック12具備する。また、複数のセル1の並設方向の両端には弾性変形可能な端部導電部材14が設けられ、並設された複数のセル1を挟持している。さらに、端部導電部材14にはセルスタック12(セル1)の発電により生じる電流を引出すための電流引出し部15が接続されている。また、各セル1の下端および端部導電部材14の下端はガスタンク16に、ガラスシール材等の接着剤により固定されている。
本実施形態のセルスタック装置11においても、上述したセル1を具備することから、出力密度の低下を抑制したセルスタック装置11とすることができる。
(モジュール)
次に、上述したセルスタック装置11を収納容器19内に収納してなるモジュール18について図5を用いて説明する。
図5に示すモジュール18は、セル1にて使用する燃料ガスを得るために、天然ガスや灯油等の原燃料を改質して燃料ガスを生成するための改質器20をセルスタック12の上方に配置している。そして、改質器20で生成された燃料ガスは、ガス流通管21を介してガスタンク16に供給され、ガスタンク16を介してセル1の内部に設けられたガス流路(図示せず)に供給される。
なお、図5においては、収納容器19の一部(前後面)を取り外し、内部に収納されているセルスタック装置1および改質器20を後方に取り出した状態を示している。
このようなモジュール18においては、発電効率の向上しセルスタック装置11を収納してなることから、発電効率の向上したモジュール18とすることができる。
(モジュール収容装置)
次に、上述したモジュール18と、モジュール18を作動させるための補機(不図示)とを外装ケースに収納してなるモジュール収容装置23について図6を用いて説明する。
図6に示すモジュール収容装置23は、支柱24と外装板25から構成される外装ケース内を仕切板26により上下に区画し、その上方側を上述したモジュール18を収納するモジュール収納室27とし、下方側をモジュール18を作動させるための補機を収納する補機収納室28として構成されている。
また、仕切板26には、補機収納室28の空気をモジュール収納室27側に流すための空気流通口29が設けられており、モジュール収納室27を構成する外装板25の一部に、モジュール収納室27内の空気を排気するための排気口30が設けられている。
このようなモジュール収容装置では、発電効率の向上したセルスタック11を備えるモジュール18を収納してなることから、発電効率の向上したモジュール収容装置23とすることができる。
以上、本発明は上述の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々の変更、改良等が可能である。例えば、支持体上に空気極、電解質層、燃料極の順に配置した燃料電池セルであっても良い。さらに、例えば、燃料極を兼ねる支持体であってもよい。
また、上記形態では燃料電池セル、これを用いたセルスタック装置、燃料電池モジュールおよび燃料電池装置について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、セルに水蒸気と電圧とを付与して水蒸気(水)を電気分解することにより、水素と酸素(O)を生成する電解セル(SOEC)およびこれを備える電解セルスタック装置、電解モジュールおよび電解装置にも適用することができる。
(試料の作製)
各領域の気孔率が異なる複数のセルを作製した。具体的には、表1に示すように、9個の試料(N=9)を作製した。
各試料にて使用したセルの形状は図1と同様の板形状とした。セルの長手方向の長さが20cm、セルの幅方向の長さが26mm、厚みが2mmであった。
製造方法は前述のものと同様とした。なお、支持体成形体の作製に使用されたNiO粉末は平均粒径0.5μmであり、Y粉末は平均粒径0.9μmであった。支持体成形体は、焼成−還元後における体積比率が、NiOが48体積%、Yが52体積%であった。電解質層原料粉末は、8mol%のYが固溶したマイクロトラック法による粒径が0.8μmのZrO粉末を利用した。燃料極成形体の作製に使用されたNiO粉末は平均粒径0.5μmであり、Yが固溶したZrO粉末は平均粒径0.8μmであった。支持体成形体、電解質層用シートおよび燃料極成形体の積層成形体は、1000℃にて3時間仮焼処理した。インターコネクタ層の材料としては、La(Mg0.3Cr0.70.96を使用した。インターコネクタ層用スラリーを前述の積層体に塗布し、酸素含有雰囲気中で1450℃にて2時間同時焼成した。空気極の材料としては、La0.6Sr0.4Co0.2Fe0.8を使用した。空気極は1100℃にて4時間で焼き付けて形成した。還元処理は、セルの内部に水素ガスを流し、850℃で10時間、支持体および燃料極の還元処理を施し、冷却した。
ここで、試料No.1〜9の支持体では、造孔材の量等を調整することによって、表1に示す通り、各領域の気孔率を制御した。
(気孔率の測定)
上記のように作製した後の試料No.1〜9の支持体について、前述したように、「樹脂埋め」処理後、機械研磨を行い、取得したSEM画像で画像処理を行って、各領域の気孔率を求めた。
SEMで観察する部分は、各領域でそれぞれ3箇所とし、各領域で平均値をとり、その値を各領域での気孔率とした。なお、第2領域Bおよび第3領域Cにおいては、インターコネクタ層が設けられている他方主面から0.5mm離れた任意の3箇所を選択した。
(発電性能試験)
まず、750℃の温度下で各試料のセルに水素ガスを流し、セルの出力密度を測定した。出力密度の結果を表1に示した。
(支持体の耐久性試験)
本試験においては、各試料となるセルをそれぞれ10本作製した。そして、上記の還元処理後のセルの支持体におけるクラック発生有無を確認した。クラックの確認は、重なり部を起点として第3領域にクラックが発生したか否かを確認した。クラックはSEM画像で観察した。1μmの長さに達しているものをクラックと認定した。クラックの発生したセ
ルの本数を表1に示した。
(燃料極の耐久性試験)
本試験においては、各試料となるセルをそれぞれ10本作製した。そして、各セルについて、「雰囲気温度を常温から750℃まで1時間で上げた後に750℃から常温まで2時間で下げるパターン」を10回繰り返す熱サイクル試験を行った。
そして、本試験後のセルの支持体の側面側における燃料極にクラックが発生したか否かを確認した。クラックはSEM画像で観察した。1μmの長さに達しているものをクラックと認定した。支持体の側面側における燃料極にクラックが発生したセル本数を表1に示した。
(発電性能試験結果)
表1から明らかなように、試料No.1では、出力密度が小さかった。これは、第2領域が、第3領域よりも気孔率が小さかったからである。
また、試料No.2、9では、試料No.1と比較して、出力密度が高かった。これは、第2領域が、第3領域よりも気孔率が大きかったからである。
また、試料No.3〜8では、試料No.2、9と比較して、出力密度が高かった。これは、第2領域の気孔率は、第3領域の1.01〜1.5倍だったからである。
(支持体の耐久性試験結果)
試料No.4〜9では、試料No.1〜3と比較して、第3領域でのクラックの発生を抑制することができた。これは、第3領域の気孔率が第1領域よりも低かったからである。
(燃料極の耐久性試験結果)
試料No.4では、試料No.1〜3と比較して、燃料極でのクラックの発生を抑制することができた。これは、第1領域は第3領域よりも気孔率が大きかったからである。
試料No.5〜9では、試料No.4と比較して、燃料極でのクラックの発生を抑制することができた。これは、第1領域の気孔率は、第3領域の1.01倍以上だったからである。
1:セル
2:支持体
A:第1領域
B:第2領域
C:第3領域
3:燃料極
4:固体電解質層
5:空気極
6:インターコネクタ層

Claims (8)

  1. ガス流路が内部に設けられた長さ方向と幅方向を有しており、一対の第1主面及び第2主面と一対の側面とを有する平板状の支持体と、
    該支持体の少なくとも第1主面上に設けられた燃料極と、
    該燃料極を覆っており、前記支持体の前記第1主面から前記一対の側面にかけて設けられた固体電解質層と、
    該固体電解質層上で、前記燃料極と対向するように設けられた空気極と、
    前記第2主面上に設けられたインターコネクタ層と、を有するとともに、
    前記固体電解質層と前記インターコネクタ層とが重なる重なり部を有し、
    前記支持体は、前記幅方向において、
    前記重なり部を含み、該重なり部より端部側の第1領域と、
    中央部側の第2領域と、
    前記第1領域と前記第2領域との間に位置し、前記重なり部を含まない第3領域と、を有しており、
    前記第1領域の幅と前記第2領域の幅と前記第3領域の幅とは同一であり、
    前記第2領域は、前記第3領域よりも気孔率が大きい
    ことを特徴とするセル。
  2. ガス流路が内部に設けられた長さ方向と幅方向を有しており、一対の第1主面及び第2主面と一対の側面とを有する平板状の支持体と、
    該支持体の前記第1主面上及び前記第2主面上に設けられた燃料極と、
    該燃料極を覆っており、前記支持体の前記第1主面および前記第2主面から前記一対の側面にかけて設けられた固体電解質層と、
    該固体電解質層上で、前記燃料極と対向するように設けられた空気極と、を有しており、
    前記支持体は、前記幅方向において、
    端部側の第1領域と、
    中央部側の第2領域と、
    前記第1領域と前記第2領域との間に位置する第3領域と、を有しており、
    前記第1領域の幅と前記第2領域の幅と前記第3領域の幅とは同一であり、
    前記第2領域は、前記第3領域よりも気孔率が大きい
    ことを特徴とするセル。
  3. 前記第2領域の気孔率は、前記第3領域の1.01〜1.5倍である
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のセル。
  4. 前記第1領域は、第3領域よりも気孔率が大きい
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のうちいずれかに記載のセル。
  5. 前記第1領域の気孔率は、前記第3領域の1.01倍以上である
    ことを特徴とする請求項4に記載のセル。
  6. 請求項1乃至請求項5のうちいずれかに記載のセルを複数個配列してなるセルスタックを備えることを特徴とするセルスタック装置。
  7. 収納容器内に、請求項6に記載のセルスタック装置が収納されていることを特徴とするモジュール。
  8. 外装ケース内に、請求項7に記載のモジュールと、該モジュールを作動させるための補機とを備えることを特徴とするモジュール収容装置。
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