JP6560083B2 - セル、セルスタック装置、モジュール、及びモジュール収容装置 - Google Patents
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Description
貫通するガス流路とを備えており、前記支持体の長さ方向の中央部における断面において、前記ガス流路から前記第1主面までの距離をD1、前記ガス流路から前記第2主面までの距離をD2とした場合、D1>D2を満足することを特徴とする。
図1は、本実施形態のセルの構造を示す斜視断面図である。なお、セル1の各構成の一部を拡大して示している。
支持体2は、燃料ガスを燃料極層3まで透過するためにガス透過性であること、及びインターコネクタ6に接続されて集電されるために導電性であることが要求される。したがって、支持体2としては、導電性セラミックスやサーメット等を用いることができる。その導電率は300S/cm以上、特に440S/cm以上であるのが好ましく、ガス透過性を備えるために開気孔率は25%以上であることが好適である。
できる。このような希土類酸化物の具体例としては、Y2O3、Lu2O3、Yb2O3、Tm2O3、Er2O3、Ho2O3、Dy2O3、Gd2O3、Sm2O3、Pr2O3を例示することができる。また、Ni及び/又はNiOとの固溶や反応が殆どなく、熱膨張係数が固体電解質層4と同程度であり、かつ安価であるという点から、Y2O3及びYb2O3の少なくとも一種からなるとよい。また、本実施形態においては、支持体2の良好な導電率を維持し、かつ熱膨張係数を固体電解質層4と近似させるという点で、Ni及び/又はNiO:希土類酸化物=35:65〜65:35の体積比で存在する。なお、支持体2中には、要求される特性が損なわれない限りの範囲で、他の金属成分や酸化物成分を含有していてもよい。
ターコネクタ6の外側を流れる酸素含有ガスが、インターコネクタ6を構成する元素の格子間を透過し、支持体2の内部に流れることとなる。従って、特に支持体2の第2主面n2付近の領域においては、第2主面n2から内部に向けて酸化反応が進行する。また、支持体2の内部ではガス流路2aを流れる燃料ガスにより、ガス流路2aから第2主面n2に向けて還元反応が進行する。これにより、支持体2の第2主面n2とガス流路2aの間の領域では酸化と還元が繰り返されることとなる。従って、支持体2の第2主面n2付近では体積膨張及び収縮が繰り返されるので、インターコネクタ6の剥離や、支持体2の第2主面n2表面にクラックを生じさせる一因となっており、耐久性を向上させることが難しかった。
定にあたり、支持体2の幅方向Wの端部におけるガス流路2aとは、第2主面n2を平面視した際に固体電解質層4の端部と重なるガス流路2aであり、支持体2の幅方向Wの中央部におけるガス流路2aとは、第2主面n2を平面視した際に固体電解質層4の端部と重ならないガス流路2aとすればよい。支持体2の幅方向Wの中央部におけるガス流路2aから第2主面n2までの距離は、支持体2の幅方向Wの中央部におけるガス流路2aのうち一つを選んで測定すればよい。支持体2の幅方向Wの端部におけるガス流路2aから第2主面n2までの距離は、支持体2の幅方向Wの端部におけるガス流路2aのうち一つを選んで測定すればよい。
るような1点の分割点及び支持体2の長さ方向Lにおいて、インターコネクタ6が平面透視で重なっていない支持体最端点を抽出し、該分割点及び該支持体最端点の特定のガス流路における距離D2を測って平均値を算出し、該平均値を距離D2とすればよい。
以上説明した本実施形態のセル1の作製方法の一例について説明する。ただし、以下に述べる材料、粒径、温度、及び塗布方法等の各種条件は、適宜変更することができる。以下、「成形体」とは、焼成前の状態を指すものとする。
いる金型の内部に、予め、所定の形状を有する樹脂成形体を、ピン等の治具によって固定しておく。この樹脂成形体の材料としては、支持体成形体の仮焼時又は焼成時の温度で、蒸発し焼失するような樹脂を用いる。また、樹脂成形体の形状は、所望のガス通路2の形状としておく。
図4は、上述したセルの複数個を、導電部材13を介して電気的に直列に接続して構成されたセルスタック装置の一例を示したものであり、(a)はセルスタック装置18を概略的に示す側面図、(b)は(a)のセルスタック装置18の破線部についての横断面図であり、(a)で示した破線で囲った部分を抜粋して示している。なお、(b)において(a)で示した破線で囲った部分に対応する部分を明確とするために矢印にて示している。
次に、上述したセルスタック装置11を収納容器19内に収納してなるモジュール18について図5を用いて説明する。
次に、上述したモジュール18と、モジュール18を作動させるための補機(不図示)とを外装ケースに収納してなるモジュール収容装置23について図6を用いて説明する。
2:支持体
2a:ガス流路
3:第1電極層(燃料極層)
4:固体電解質層
5:第2電極層(空気極層)
6:インターコネクタ
Claims (6)
- 対向する第1主面及び第2主面を有しており、長さ方向を有する支持体と、
該支持体の第1主面上に設けられた第1電極層と、
該第1電極層上に設けられた固体電解質層と、
該固体電解質層上に設けられた第2電極層と、
前記支持体の第2主面上に設けられたインターコネクタと、
前記支持体の内部に設けられた、前記長さ方向に沿って貫通するガス流路とを備えており、
前記支持体の長さ方向の中央部における断面において、前記ガス流路から前記第1主面までの距離をD1、前記ガス流路から前記第2主面までの距離をD2とした場合、D1>D2を満足することを特徴とするセル。 - 前記支持体は幅方向に沿って複数の前記ガス流路が設けられており、
前記支持体の長さ方向の中央部における断面において、前記支持体の幅方向の中央部における前記ガス流路から前記第2主面までの距離は、前記支持体の幅方向の端部における前記ガス流路から前記第2主面までの距離より短いことを特徴とする請求項1に記載のセル。 - 前記ガス流路のうち、前記インターコネクタと平面透視で重なっている部分は、重なっていない部分よりも前記第2主面に近接していることを特徴とする請求項1又は請求項2のいずれかに記載のセル。
- 複数個配列された請求項1乃至3のうちいずれかに記載のセルを有するセルスタックを備えることを特徴とするセルスタック装置。
- 収納容器内に、請求項4に記載のセルスタック装置を備えることを特徴とするモジュール。
- 外装ケース内に、請求項5に記載のモジュールと、該モジュールを作動させるための補機とを備えることを特徴とするモジュール収容装置。
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