JP6907031B2 - 燃料電池スタック - Google Patents
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Description
A−1.構成:
(燃料電池スタック100の構成)
図1は、本実施形態における燃料電池スタック100の外観構成を示す斜視図であり、図2は、図1のII−IIの位置における燃料電池スタック100のYZ断面構成(一部省略)を示す説明図であり、図3は、図1のIII−IIIの位置における燃料電池スタック100のXY断面構成(一部省略)を示す説明図である。各図には、方向を特定するための互いに直交するXYZ軸が示されている。本明細書では、便宜的に、Z軸正方向を上方向といい、Z軸負方向を下方向といい、Z軸に直交する方向を水平方向というが、燃料電池スタック100は実際にはそのような向きとは異なる向きで設置されてもよい。
各セル110は、筒状(チューブ状)の部材である。燃料電池スタック100に含まれる24個のセル110は、各セル110の軸方向が略平行になるように、互いに間隔を空けて配置されている。具体的には、24個のセル110は、第1の水平方向(X軸方向)に3個ずつ並べて配置され、該第1の水平方向に直交する第2の水平方向(Y軸方向)に8個ずつ並べて配置されている。第2の水平方向は、特許請求の範囲における第2の方向に相当する。
各集電部材104は、ガス透過性を有する導電性材料により形成されている。図2および図3に示すように、各集電部材104は、各セル110を囲むように形成された3つの円筒部分142と、円筒部分142同士を連結する連結部分144とを含む。第1の水平方向(X軸方向)に並ぶ3つのセル110が各集電部材104の3つの円筒部分142内に配置されることにより、それらのセル110が互いに電気的に接続される。また、8つの集電部材104は、絶縁多孔体106を間に挟みつつ、第2の水平方向(Y軸方向)に並べて配置されている。
図1および図2に示すように、マニホールド300の共通ガス導入孔304に水素を含む燃料ガスFGが供給されると、燃料ガスFGは、共有ガス流路302内において、概ね、第2の水平方向(Y軸方向)の共通ガス導入孔304側(Y軸負方向側)から、共通ガス導入孔304とは反対側(Y軸正方向側)に向かって流れる。共有ガス流路302内を流れる燃料ガスFGの一部が、各セル110の燃料極116に形成された個別ガス流路117内に進入する。また、図1および図3に示すように、燃料電池スタック100に酸素を含む酸化剤ガスOG(例えば空気)が供給されると、酸化剤ガスOGは、絶縁多孔体106および集電部材104を透過して、各セル110の空気極114に至る。各セル110の燃料極116に燃料ガスFGが供給され、空気極114に酸化剤ガスOGが供給されると、各セル110において酸化剤ガスOGおよび燃料ガスFGの電気化学反応による発電が行われる。各セル110は、集電部材104および上述した導電パスEPにより互いに電気的に接続されており、また、燃料電池スタック100の第2の水平方向(Y軸方向)の両端には、図示しない端子部材が設けられている。各セル110における発電により生じた電力は、負極側および正極側の端子部材に接続された導線等を通して外部に取り出される。なお、複数の燃料電池スタック100を所定方向に配列して燃料電池モジュールを構成してもよい。
図4は、本実施形態におけるセル110の燃料極116の詳細構成を示す説明図である。図4には、図2のX1部における燃料極116のYZ断面構成が拡大して示されている。図5は、図4のV−Vの位置における燃料極116のXZ断面構成を示す説明図である。燃料極116のYZ断面は、特許請求の範囲における特定断面に相当する。
図2および図4に示すように、セル110(燃料極116)のYZ断面において、共有ガス流路302に流れる燃料ガスFGの主たるガスの流れ方向F1は、共有ガス流路302の延長方向に沿った上記第2の水平方向(Y軸方向)の共通ガス導入孔304側(Y軸負方向側 以下、「ガスの流れ方向F1の上流側」という)から、共通ガス導入孔304とは反対側(Y軸正方向側 以下、「ガスの流れ方向F1の下流側」という)である。各燃料極116の個別ガス流路117は、第1の傾斜部201Uと第2の傾斜部202Uとを含む。第1の傾斜部201Uは、個別ガス流路117を構成し、上流側開口端117Uから個別ガス流路117の下流側(Z軸正方向側)に向かってガスの流れ方向F1の下流側に傾斜している。第2の傾斜部202Uは、個別ガス流路117を構成するとともに第1の傾斜部201Uよりガスの流れ方向F1の上流側に位置し、上流側開口端117Uから個別ガス流路117の下流側に向かってガスの流れ方向F1の下流側に傾斜している。
図4に示すように、各燃料極116の個別ガス流路117は、さらに、第3の傾斜部201Dと第4の傾斜部202Dとを含む。第3の傾斜部201Dは、個別ガス流路117を構成し、下流側開口端117Dから個別ガス流路117の上流側(Z軸負方向側)に向かってガスの流れ方向F1の下流側に傾斜している。第4の傾斜部202Dは、個別ガス流路117を構成するとともに第3の傾斜部201Dよりガスの流れ方向F1の下流側に位置し、下流側開口端117Dから個別ガス流路117の上流側に向かってガスの流れ方向F1の下流側に傾斜している。
次に、上述した構成のセル110の製造方法について説明する。図6は、本実施形態におけるセル110の製造方法の一例を示すフローチャートである。
以上説明したように、本実施形態のセル110では、各燃料極116の個別ガス流路117は、第1の傾斜部201Uと第2の傾斜部202Uとを含む(図4参照)。第1の傾斜部201Uは、個別ガス流路117を構成し、上流側開口端117Uから個別ガス流路117の下流側(Z軸正方向側)に向かってガスの流れ方向F1の下流側に傾斜している。第2の傾斜部202Uは、個別ガス流路117を構成するとともに第1の傾斜部201Uよりガスの流れ方向F1の上流側に位置し、上流側開口端117Uから個別ガス流路117の下流側に向かってガスの流れ方向F1の下流側に傾斜している。このため、個別ガス流路117が全長にわたって流れ方向F1に略直交する方向に延びている構成に比べて、マニホールド300の共有ガス流路302から各セル110の個別ガス流路117に燃料ガスFGが流れ込みやすくなる。その結果、共有ガス流路302から個別ガス流路117への燃料ガスFGの導入効率が高くなり、燃料電池スタックにおける燃料ガスFGの利用効率(共有ガス流路302に供給される燃料ガスFGの量に対する、セル110にて発電に利用される燃料ガスFGの量の割合)を向上させることができる。
本明細書で開示される技術は、上述の実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の形態に変形することができ、例えば次のような変形も可能である。
Claims (4)
- 第1の方向に貫通する個別ガス流路が形成されるとともに燃料極および空気極の一方の電極を含む多孔質の支持体と、前記支持体の外表面側に配置された電解質層と、前記電解質層を挟んで前記一方の電極と対向する他方の電極と、をそれぞれ含み、前記第1の方向に直交する第2の方向に並べて配置された複数の燃料電池セルと、
前記複数の燃料電池セルに対して前記第1の方向の一方側に配置され、前記複数の燃料電池セルの前記個別ガス流路における前記第1の方向の前記一方側の第1の開口端に連通する共有ガス流路が内部に形成されたガス供給体と、を備える燃料電池スタックにおいて、
少なくとも1つの前記支持体の前記第2の方向と前記第1の方向との両方に平行な特定断面において、
前記共有ガス流路に流れるガスの流れ方向は、前記第2の方向の一方側から他方側であり、
前記少なくとも1つの前記支持体は、
前記個別ガス流路を構成し、前記第1の開口端から前記個別ガス流路の下流側に向かって前記第2の方向の前記他方側に傾斜する第1の傾斜部と、
前記個別ガス流路を構成するとともに前記第1の傾斜部より前記第2の方向の前記一方側に位置し、前記第1の開口端から前記個別ガス流路の下流側に向かって前記第2の方向の前記他方側に傾斜する第2の傾斜部と、を含むことを特徴とする、燃料電池スタック。 - 請求項1に記載の燃料電池スタックにおいて、さらに、
前記第1の方向と前記第2の方向との両方に直交する第3の方向において、前記個別ガス流路の前記第1の開口端の位置における幅の最大値は、前記個別ガス流路の中央部における幅の最大値より大きいことを特徴とする、燃料電池スタック。 - 請求項1または請求項2に記載の燃料電池スタックにおいて、さらに、
前記第2の方向において、前記個別ガス流路の前記第1の開口端とは反対側の第2の開口端の位置における幅の最大値は、前記個別ガス流路の中央部における幅の最大値より小さいことを特徴とする、燃料電池スタック。 - 請求項1から請求項3までのいずれか一項に記載の燃料電池スタックにおいて、さらに、
前記特定断面において、
前記少なくとも1つの前記支持体は、
前記個別ガス流路を構成し、前記個別ガス流路の前記第1の開口端とは反対側の第2の開口端から前記個別ガス流路の上流側に向かって前記第2の方向の前記他方側に傾斜する第3の傾斜部と、
前記個別ガス流路を構成するとともに前記第3の傾斜部より前記第2の方向の前記他方側に位置し、前記第2の開口端から前記個別ガス流路の上流側に向かって前記第2の方向の前記他方側に傾斜する第4の傾斜部と、を含むことを特徴とする、燃料電池スタック。
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