JP6694115B2 - シュウ酸銀 - Google Patents

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Description

本発明は、シュウ酸銀に関する。
銀(Ag)は、特に優れた導電性を有することから、導電性ペーストや導電性インクなどの用途に利用されている。これらの用途に利用する場合には、その用途に適した銀の形態に加工されることとなるが、各種形態の銀を生成する際には、要求される性状に応じた銀化合物が中間体として利用される。
たとえば、銀化合物であるシュウ酸銀(Ag)は、銀粒子などを製造する際の前駆体として利用されることが報告されている。シュウ酸銀は、還元剤を要することなく比較的低温で熱分解し、微細な銀粒子を生成することができるという特長を有し、また、このとき放出されるシュウ酸イオン(C 2−)は、二酸化炭素として除去されるため、不純物が残留しないという利点がある。
シュウ酸銀に関して、特許文献1には、硝酸銀溶液とシュウ酸カリウムとを混合してシュウ酸銀を製造すること、また、含水率の低く付着性のない取扱い容易なシュウ酸銀を沈殿することが記載されている。また、特許文献2には、シュウ酸銀を、水系や有機系の溶液にシュウ酸銀を懸濁させることで、爆発性を低減させ取扱い性を改善することが記載されている。
特公平6−78271号公報 特開2014−118587号公報
本発明の実施形態は、熱安定性に優れたシュウ酸銀を提供することを目的とする。
1)本発明の実施形態に係るシュウ酸銀は、熱重量測定において、1%重量減温度が190℃以上であることを特徴とする。
2)本発明の実施形態に係るシュウ酸銀は、示差熱分析において、最大温度が219℃以上であることを特徴とする。
3)本発明の実施形態に係るシュウ酸銀は、CuKα線を用いた粉末X線回折パターンにおいて、2θが17.2°±3°または28.8°±3°で最大のピーク強度を示すことを特徴とする上記1)又は2)に記載のシュウ酸銀である。
4)本発明の実施形態に係るシュウ酸銀は、CuKα線を用いた粉末X線回折パターンにおいて、2θが17.2°±3°、28.8°±3°、29.8°±3°、32.3°±3°、44.9°±3°および、53.2°±3°のいずれかに、主要なピークを示すことを特徴とする上記1)又は2)に記載のシュウ酸銀である。
本発明の実施形態によれば、熱安定性に優れたシュウ酸銀を製造することができる。
本発明の実施形態に係るシュウ酸銀のXRDチャートを示す。
シュウ酸銀は、140℃以上で発熱分解を開始し、200℃以上で爆発的に分解するため、その取扱いに注意が必要な材料である。特に、急激な加熱、摩擦、衝撃によって爆発的に分解し、また、その威力も極めて高いことから、製造、保管、使用等において、細心の注意が必要である。このようなことから、シュウ酸銀の熱安定性を向上させて、爆発性を低下させることで、工業的に利用され易いシュウ酸銀が求められる。
シュウ酸銀の熱安定性について鋭意研究したところ、シュウ酸銀の合成条件を厳密に制御することによって、熱安定性に優れたシュウ酸銀を製造することができるとの知見が得られた。また、そのような熱安定性に優れたシュウ酸銀は特有の結晶構造を有するとの知見が得られた。本開示は、これらの知見に基づいて、以下の実施形態を提供するものである。
本発明の実施形態に係るシュウ酸銀は、優れた熱安定を有し、熱重量測定(TG)における1%重量減温度が190℃以上と高い値を示すことを特徴とする。市販されているシュウ酸銀の中には140℃で分解するもの、すなわち、1%重量減温度が140℃のものもあることから、本発明の実施形態に係るシュウ酸銀が、熱安定性において格段に優れていることが理解できる。より好ましくは、熱重量測定(TG)における1%重量減温度が200℃以上である。
また、本発明の実施形態に係るシュウ酸銀は、示差熱分析(DTA)における最大温度が219℃以上と高い値を示すものである。このように熱への安定性が向上したことにより、工業的に様々な用途において、シュウ酸銀を安全に利用することが可能となるという優れた効果を有する。
また、上述の熱安定性に優れたシュウ酸銀は、特有の結晶構造を有するものであり、具体的には、CuKα線を用いた粉末X線回折(XRD)パターンにおいて、2θが17.2°±3°または、28.8°±3°で最大ピーク強度を示すことを特徴とする。なお、本開示において、±3°とは、XRDのピーク位置のずれ(シフト)を考慮したものである。
また、上述の熱安定性に優れたシュウ酸銀は、CuKα線を用いた粉末X線回折(XRD)パターンにおいて、2θが17.2°±3°、28.8°±3°、29.8°±3°、32.3°±3°、44.9°±3°、および、53.2°±3°、に主要なピークを示すことを特徴とする。ここで「主要なピーク」とは、ピーク強度が大きいものから順に5番目までのピークを意味するものとする。
次に、本発明の実施形態に係るシュウ酸銀の製造方法について説明する。
まず、硝酸銀を水に溶解して硝酸銀水溶液を調整し、また、シュウ酸・二水和物を水に溶解してシュウ酸水溶液を調整する。このとき、硝酸銀水溶液中の銀濃度は、0.75mol/L以上3mol/L以下とし、シュウ酸水溶液中のシュウ酸濃度は、0.5mol/L以上1mol/L以下とする。これらの濃度が低すぎると熱安定性に優れたシュウ酸銀が析出し難く、一方、これらの濃度が高すぎると、反応中に硝酸銀又はシュウ酸が析出して、シュウ酸銀中に混入し、シュウ酸銀の熱安定性を低下させることがある。好ましくは、硝酸銀水溶液中の銀濃度は2mol/L以上3mol/L以下、シュウ酸水溶液中のシュウ酸濃度は0.5mol/L以上0.8mol/L以下とする。
次に硝酸銀水溶液に、定量ポンプを使用してシュウ酸水溶液を添加し、撹拌しながら混合、合成する。シュウ酸水溶液を滴下したのは、シュウ酸銀に製造設備から銀が混入することを防止するためであり、銀が混入すると、銀が酸化触媒の働きをして、シュウ酸銀の熱安定性に悪影響を与えることがある。また、金属不純物の混入を防ぐために、上記シュウ酸水和物の他、また、シュウ酸無水和物を用いることが好ましい。
熱安定性に優れたシュウ酸銀を作製するためには、合成時の液温および撹拌保持時間が特に重要である。液温が20℃未満であると硝酸銀やシュウ酸の溶解度が低下し、一方、40℃を超えると合成したシュウ酸銀の熱安定性が低下することから、液温は、20〜40℃とすることが好ましい。また、撹拌保持時間は30分以上とするのが好ましく、また、液温によるが、懸濁条件下で長時間反応させると、シュウ酸銀の熱安定性が低下する傾向にあることから、液温が高い場合は、撹拌保持時間は4時間以内とすることが好ましい。
その後、合成した得られたシュウ酸銀を濾過した後、洗浄、乾燥させることにより、熱安定性に優れたシュウ酸銀を作製することができる。
次に、本発明の実施例及び比較例について説明する。なお、以下の実施例は、あくまで代表的な例を示しているもので、本発明はこれらの実施例に制限される必要はなく、明細書の記載される技術思想の範囲で解釈されるべきものである。
(実施例1)
2mol/Lの硝酸銀水溶液500mlに、0.8mol/Lのシュウ酸二水和物水溶液625mlを滴下し、液温30℃で混合し、30分間、撹拌保持した。その後、これを濾過、洗浄した後、乾燥して、シュウ酸銀の結晶150gを得た。次に、得られたシュウ酸銀について、粉末X回折分析(XRD)を行った。その結果を図1に示す。また熱重量分析(TG)及び示差熱分析(DTA)についても行った。以上の結果をまとめたものを表1に示す。表1に示す通り、実施例1のシュウ酸銀は、特有の結晶構造を有し、熱安定性に優れたものであった。
(実施例2)
1mol/Lの硝酸銀水溶液1000mlに、0.8mol/Lのシュウ酸二水和物水溶液625mlを滴下し、液温30℃で混合し、30分間、撹拌保持した。その後、これを濾過、洗浄した後、乾燥して、シュウ酸銀の結晶150gを得た。得られたシュウ酸銀について、粉末X回折分析(XRD)を行った。その結果を図1に示す。また、熱重量分析(TG)及び示差熱分析(DTA)についても行った。以上の結果をまとめたものを表1に示す。表1に示す通り、実施例2のシュウ酸銀は、特有の結晶構造を有し、熱安定性に優れたものであった。
(実施例3)
0.75mol/Lの硝酸銀水溶液1333mlに、0.8mol/Lのシュウ酸二水和物水溶液625mlを滴下し、液温30℃で混合し、30分間、撹拌保持した。その後これを濾過、洗浄した後、乾燥して、シュウ酸銀の結晶150gを得た。得られたシュウ酸銀について、粉末X回折分析(XRD)を行った。その結果を図1に示す。また、熱重量分析(TG)及び示差熱分析(DTA)についても行った。以上の結果をまとめたものを表1に示す。表1に示す通り、実施例3のシュウ酸銀は、特有の結晶構造を有し熱安定性に優れたものであった。
(実施例4)
0.75mol/Lの硝酸銀水溶液1333mlに、0.5mol/Lのシュウ酸二水和物水溶液1000mlを滴下し、液温30℃で混合し、30分間、撹拌保持した。その後これを濾過、洗浄した後、乾燥して、シュウ酸銀の結晶150gを得た。得られたシュウ酸銀について、粉末X回折分析(XRD)を行った。その結果を図1に示す。また、熱重量分析(TG)及び示差熱分析(DTA)についても行った。以上の結果をまとめたものを表1に示す。表1に示す通り、実施例4のシュウ酸銀は、特有の結晶構造を有し熱安定性に優れたものであった。
(実施例5)
2mol/Lの硝酸銀水溶液500mlに、0.8mol/Lのシュウ酸二水和物水溶液625mlを滴下し、液温30℃で混合し、24時間、撹拌保持した。その後、これを濾過、洗浄した後、乾燥して、シュウ酸銀の結晶150gを得た。次に、得られたシュウ酸銀について、粉末X回折分析(XRD)を行った。その結果を図1に示す。また熱重量分析(TG)及び示差熱分析(DTA)についても行った。以上の結果をまとめたものを表1に示す。表1に示す通り、実施例5のシュウ酸銀は、特有の結晶構造を有し、熱安定性に優れたものであった。
(実施例6)
2mol/Lの硝酸銀水溶液500mlに、0.8mol/Lのシュウ酸二水和物水溶液625mlを滴下し、液温40℃で混合し、4時間、撹拌保持した。その後、これを濾過、洗浄した後、乾燥して、シュウ酸銀の結晶150gを得た。次に、得られたシュウ酸銀について、粉末X回折分析(XRD)を行った。その結果を図1に示す。また熱重量分析(TG)及び示差熱分析(DTA)についても行った。以上の結果をまとめたものを表1に示す。表1に示す通り、実施例6のシュウ酸銀は、特有の結晶構造を有し、熱安定性に優れたものであった。
(比較例1)
0.5mol/Lの硝酸銀水溶液2000mlに、0.8mol/Lのシュウ酸二水和物水溶液625mlを滴下し、液温30℃で混合し、30分間、撹拌保持した。その後これを濾過、洗浄した後、乾燥して、シュウ酸銀の結晶150gを得た。得られたシュウ酸銀について、粉末X回折分析(XRD)を行った。その結果を図1に示す。また、熱重量分析(TG)及び示差熱分析(DTA)についても行った。以上の結果をまとめたものを表1に示す。表1に示す通り、比較例1のシュウ酸銀は、実施例に比べて熱安定性に劣るものであった。
(比較例2)
0.25mol/Lの硝酸銀水溶液4000mlに、0.8mol/Lのシュウ酸二水和物水溶液625mlを滴下し、液温30℃で混合し、30分間、撹拌保持した。その後これを濾過、洗浄した後、乾燥して、シュウ酸銀の結晶150gを得た。得られたシュウ酸銀について、粉末X回折分析(XRD)を行った。その結果を図1に示す。また、熱重量分析(TG)及び示差熱分析(DTA)についても行った。以上の結果をまとめたものを表1に示す。表1に示す通り、比較例2のシュウ酸銀は、実施例に比べて熱安定性に劣るものであった。
(比較例3)
0.1mol/Lの硝酸銀水溶液10000mlに、0.8mol/Lのシュウ酸二水和物水溶液625mlを滴下し、液温30℃で混合し、30分間、撹拌保持した。その後、これを濾過、洗浄した後、乾燥して、シュウ酸銀の結晶150gを得た。得られたシュウ酸銀について、粉末X回折分析(XRD)を行った。その結果を図1に示す。また、熱重量分析(TG)及び示差熱分析(DTA)についても行った。以上の結果をまとめたものを表1に示す。表1に示す通り、比較例3のシュウ酸銀は、実施例に比べて熱安定性に劣るものであった。
(比較例4)
2mol/Lの硝酸銀水溶液500mlに、0.8mol/Lのシュウ酸二水和物水溶液625mlを滴下し、液温40℃で混合し、8時間、撹拌保持した。その後、これを濾過、洗浄した後、乾燥して、シュウ酸銀の結晶150gを得た。次に、得られたシュウ酸銀について、粉末X回折分析(XRD)を行った。その結果を図1に示す。また熱重量分析(TG)及び示差熱分析(DTA)についても行った。以上の結果をまとめたものを表1に示す。表1に示す通り、比較例4のシュウ酸銀は、実施例に比べて熱安定性に劣るものであった。
(比較例5)
2mol/Lの硝酸銀水溶液500mlに、0.8mol/Lのシュウ酸二水和物水溶液625mlを滴下し、液温50℃で混合し、4時間、撹拌保持した。その後、これを濾過、洗浄した後、乾燥して、シュウ酸銀の結晶150gを得た。次に、得られたシュウ酸銀について、粉末X回折分析(XRD)を行った。その結果を図1に示す。また熱重量分析(TG)及び示差熱分析(DTA)についても行った。以上の結果をまとめたものを表1に示す。表1に示す通り、比較例5のシュウ酸銀は、実施例に比べて熱安定性に劣るものであった。
本発明の実施形態によれば、熱安定性に優れたシュウ酸銀を製造することができる。シュウ酸銀は、銀ナノ粒子の製造における前駆体として有用であり、特に、銀ナノ粒子を用いた導電性ペーストや導電性インクに対して有用である。

Claims (4)

  1. 熱重量測定において1%重量減温度が190℃以上であることを特徴とするシュウ酸銀。
  2. 示差熱分析において最大温度が219℃以上であることを特徴とするシュウ酸銀。
  3. CuKα線を用いた粉末X線回折パターンにおいて、2θが17.2°±3°または28.8°±3°で最大ピーク強度を示すことを特徴とする請求項1又は2に記載のシュウ酸銀。
  4. CuKα線を用いた粉末X線回折パターンにおいて、2θが17.2°±3°、28.8°±3°、29.8°±3°、32.3°±3°、44.9°±3°、および、53.2°±3°のいずれかに、主要なピークを示すことを特徴とする請求項1又は2に記載のシュウ酸銀。
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