JP6693124B2 - 液状物収容容器 - Google Patents

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Description

本発明は、開口部を備えフランジ部が形成された容器本体と、開口部を覆う蓋材とを備え、フランジ部には、周状のシール部が形成されている液状物収容容器に関する。
従来、液状の流動性を有する液状物を、プラスチック製の容器に収容し、フィルムなどからなる蓋で密封した蓋付容器が多く市場に出回っている。このような蓋付容器のうち特に小型のものは、ポーション、ポーション容器やポーションカップなどとも称される。小型の蓋付容器は、ガムシロップ、コーヒーフレッシュ、調味料、濃縮飲料など、様々な液状物を収容するために利用されている。
蓋付容器の一形態として、例えば特許文献1に開示されているように、ポーション容器の底面に外力を加えて容器本体を変形させ、これによって容器本体内部の圧力を上昇させ、このことによりシール部が部分的に分離するよう構成されたタイプのものが知られている。
特許文献1のポーション容器は、希釈用ボトル内に装着して使用されるものであり。特許文献1の図2に示すように、ボルル内に濃縮飲料が収容されたポーション容器をセットし、装置を利用して容器本体の底面を押圧することにより、所望の濃度の飲料を生成することもできる。
特開2015−9051号公報
ポーション容器は、通常、容器本体のフランジ部の先端部に折り曲げ罫線が付与されており、ここを折り曲げると同時に蓋材を剥離していく構成になっている。このため、両手で開封することが必要である。また、開封の際に液状物がどうしても手についてしまい、衛生的でないという問題を有している。
この点、特許文献1においても、ポーション容器は、希釈用ボトル内に装着して使用されるポーション容器であり、片手の指のみで液状物を注出できるポーション容器は存在しないのが実情である。
また、一つのポーションは容量が決まっているため、複数人数分の量を使用したい場合には、複数回の開封が必要となり手間がかかることになる。
本発明は、上記の課題に鑑み、片手の指のみで液状物を注出でき、かつ、一個分でも複数個分でも注出することができる液状物収容容器を提供することを目的とする。
本発明者らは、上記課題を解決すべく、鋭意検討を行った結果、下記の構成によって上記課題を解決できることを見出し、本発明を完成するに至った。
(1)少なくとも、第1の容器と第2の容器とを備え、
前記第1の容器および前記第2の容器はそれぞれ、開口部が形成された容器本体と、容器の開口部を覆う蓋材とを備え、
それぞれの容器本体は、底壁と、底壁から立設された側壁と、側壁の上部に連設されたフランジ部とを有し、
前記第1の容器のフランジ部の第1部分と、前記第2の容器のフランジ部の第2部分とが、連設線を介して連設されており、
それぞれの前記蓋材と前記フランジ部との間には周状のシール部が形成されており、
前記周状のシール部の一部には、シール部を剥離して液状物を注出可能な注出起点部が形成されており、
それぞれの前記注出起点部が、前記第1部分および前記第2部分に形成されている液状物収容容器。
(2)前記第1の容器の注出起点部の重心と、前記第1の容器の開口部の重心とを結ぶ線である第1の延長線と、
前記第2の容器の注出起点部の重心と、前記第2の容器の開口部の重心とを結ぶ線である第2の延長線とが平行に位置するように、それぞれの前記注出起点部が設けられている(1)に記載の液状物収容容器。
(3)前記第1の容器の注出起点部の重心と、前記第1の容器の開口部の重心とを結ぶ線である第1の延長線と、
前記第2の容器の注出起点部の重心と、前記第2の容器の開口部の重心とを結ぶ線である第2の延長線とが交差するように、それぞれの前記注出起点部が設けられている(1)に記載の液状物収容容器。
本発明の液状物収容容器は、片手の指のみで液状物を注出でき、かつ、一個分でも複数個分でも注出することができる。
第1実施形態の液状物収容容器の平面図である。 第1実施形態の液状物収容容器の底面図である。 第1実施形態の液状物収容容器の正面図である。 第1実施形態の液状物収容容器の側面図である。 第1実施形態の液状物収容容器の使用状態を示す斜視図である。 第1実施形態の液状物収容容器の変形例を示す平面図である。 第2実施形態の液状物収容容器の平面図である。 第2実施形態の液状物収容容器の底面図である。 第2実施形態の液状物収容容器の正面図である。 第2実施形態の液状物収容容器の側面図である。 第2実施形態の液状物収容容器の使用状態を示す斜視図である。 第2実施形態の液状物収容容器の変形例を示す平面図である。
以下、本発明の実施形態について、詳細に説明するが、本発明は、以下の実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の目的の範囲内において、適宜変更を加えて実施することができる。
<第1実施形態>
図1〜図5に示すように、本実施形態の液状物収容容器100は、第1の容器110の容器本体10のフランジ部12と、第2の容器120の容器本体10のフランジ部12とが、連設線125を介して連設されている2連の所謂ポーション容器である。なお、以下の説明において、第1の容器および第2の容器で共通の構成については、同一の符号を付してその説明を省略する。また、第1の容器および第2の容器の同一構成を同時に説明する際は、容器本体10、10のように重ねて記載してその説明を省略する。
それぞれの容器本体10は、開口部11を備える。また、連設線125に平行な方向に延びる一対の外縁12aと、連設線125と直交する方向に延びる一対の外縁12bとを備えるフランジ部12が形成されており、この実施形態においては、第1の容器および第2の容器のそれぞれの外縁12b同士が一直線上に位置するように構成されている。また、連設線125が、第1の容器110および第2の容器120の連設線125側の外縁12aを兼ねている。
フランジ部12には、周状のシール部20が形成されている。シール部20とは、容器本体10と蓋材30とが熱、超音波、高周波などのシール手段で、蓋材30とフランジ部12とが、周状にシール接合されており、これにより液状物(図示せず)が密封されている。なお、本発明において、周状のシール部20とは一周に亘って形成されるシール部を指し、円周形状のものに限らず、多角形状であってもよいし、円周形状と多角形状を組み合わせたものであってもよい。
[容器本体]
それぞれの容器本体10は、例えば、射出成形法やシート成形法により成形することができる。容器本体10を構成する材料としては、ポリスチレンやポリプロピレンやポリエチレンテレフタレートなどのプラスチックを用いることができる。
それぞれの容器本体10は、底壁14と、底壁14から立設された側壁13と、側壁13の上縁に連設されたフランジ部12と、からなり、底壁14と側壁13とで胴部15を構成している。
[胴部]
図2から図4に示すように、この実施形態においては、胴部15は、底壁14と、側壁13とで構成される。図3に示すように、それぞれの底壁14は、フランジ部12の外縁12a側から連設線125に向かって上方に傾斜する斜面となっている。
底壁14の外縁から立設される周状の側壁13は、フランジ部12の外縁12a側から立設される第1側壁13aと、第1側壁13aの両側に連設されて底壁14のフランジ部12の外縁12b側から立設される第2側壁13bと、第2側壁13b間に連設されて連設線125側から立設される第3側壁13cとで構成されている。第3側壁13cの中央部には、開口部11側に凹む第3側壁凹部131cが形成されており、本実施形態においては、第3側壁凹部131cは側壁の内面も外面も開口部11側に突出している。
側壁13a、13b、13cはそれぞれ平面で形成されていてもよく、開口部11側に凹む凹部であってもよく、フランジ部12側に突出する凸部であってもよい。
図3に示すように、第3側壁13cを、対向する第1側壁13aより低くすることで、上記のように底壁14を傾斜させることができる。これにより、連設線125を介してそれぞれの容器本体の底壁14が対向するように折った際に、底壁14同士が接面するように構成されている(図5参照)。このとき、図2、図3に示すように、フランジ部12の裏面で連設線125の位置に対応する仮想線L5と、外縁12aに平行で容器本体10の胴部15の最深部に沿った仮想線L6とを結ぶ仮想面Sが、底壁14の傾斜面と一致するように構成することで、底壁14同士を接面させることができる。
[フランジ部]
フランジ部12は、側壁13の上縁から水平に延出する鍔状部である。更に、本実施形態においては、液状物収容容器の平面視の注出起点部21の位置に、内側に凹む切欠き24が、連設線125を挟んで対向して形成され、全体として切欠き24、24で楕円形状の孔部を構成している。この切欠き24は後述する注出位置表示部としての機能も有する。
第1の容器110および第2の容器120のフランジ部12、12は、連設線125を挟んだ両側の位置に、それぞれ第1部分121および第2部分122を有する。ここで、第1部分121および第2部分122とは、連設線125に近い側の外縁12aに沿ったフランジ部12、12を意味する。後述するように、この第1部分121および第2部分122に注出起点部21が形成されることで、連設線125を介して第1の容器110および第2の容器120を二つ折りした際に、それぞれの注出起点部21から液状物を注出できる。
[連設線]
第1の容器110と第2の容器120とは、それぞれのフランジ部12の第1部分121と第2部分122とが、連設線125を介して連設されている。連設線125は、それぞれの容器本体10、10を連設するために形成される仮想線である。それぞれの容器本体10、10の底壁14同士が対向する方向に二つ折りしやすくするために、連設線125を、断続的な貫通線、断続的または連続的なハーフカット線、エンボス部、フランジ部12の他の部分に比べて厚みが薄い薄肉部のいずれかとしてもよい。連設線125をエンボス部とする場合、エンボス部は下方に向かって突出するように形成されることが好ましい。また、連設線125を薄肉部とする場合、薄肉部は、フランジ部の他の部分の下端部同士を連結するように形成されることが好ましい。また、連設線125は第1の容器110と第2の容器120を分離しやすくする切離線としての効果も奏する。
容器本体の形状や大きさは特に限定されない。しかし、本発明の液状物収容容器は、後述する連設線125を介してそれぞれの容器本体の底壁14同士が対向するように折った際に、底壁14同士が押されて胴部15が変形することで、シール部20を剥離して液状物を注出可能な構成であるので、容器本体の胴部15は押圧で変形する程度の可撓性を備えていることが必要である。この可撓性の観点と、容器本体の剛性維持の観点からは、材質にもよるが、容器本体10の胴部15の厚さは、100μm以上500μm以下であることが好ましく、100μm以上300μm以下であることがより好ましい。
[蓋材]
蓋材30は、少なくとも、基材層とシーラント層とを備える積層体である。基材層を構成する材料としては、ポリエチレンテレフタレート、ナイロン、ポリプロピレン等のプラスチックや、紙等を用いることができる。また、シーラント層を構成する材料としては、ポリプロピレンや、ポリプロピレンとポリエチレンの混合樹脂等を用いることができる。ポリプロピレンとポリエチレンの混合樹脂は、所謂イージーピールシーラントである。
蓋材30を構成する積層体には、印刷層が形成されていてもよく、この印刷層の表示によって、後述する注出位置表示部を構成してもよい。また、積層体には、アルミニウム箔などの金属箔や、アルミニウムなどの無機物や酸化珪素や酸化アルミニウムなどの無機酸化物などのバリア層が配置されていてもよい。
本実施形態では、1枚の蓋材30によって、容器110の開口部11と容器120の開口部11が覆われている。そして、連設線125に沿って、切離線31が形成されている。切離線31としては、例えば、断続的な貫通線、連続的または断続的なハーフカット線などにすることができる。このことにより、第1の容器110と第2の容器120を分離しやすくすることができる。また、切離線31を設けず、2枚の蓋材30を用いて、容器110の開口部11と容器120の開口部11を別々に覆うようにしてもよい。この場合であっても、第1の容器110と第2の容器120を分離しやすくすることができる。なお、液状物収容容器100と蓋材30に断続的な貫通線を設ける場合、液状物収容容器100と蓋材30を接合した後、液状物収容容器100と蓋材30に同時に貫通線を設けるようにしてもよい。
[注出起点部と注出起点シール部]
図1に示すように、本実施形態に関するシール部20の一部、具体的には、フランジ部12の切欠き24付近に、開口部11側に向かって突出した形状の注出起点部21が形成されている。この注出起点部21は、容器本体10、10の二つ折りによる底壁14の押圧によって液状物収容容器内の圧力が上昇し、シール部20を剥離して液状物を注出可能とするシール部20の一部を意味し、この実施形態においては注出起点シール部21と同義である。注出起点シール部21によって、連設線125を介して第1の容器110および第2の容器120を二つ折りした際に、底壁14同士の押圧により、液状物収容容器内の液状物を注出することができる。
より具体的に説明すると、注出起点シール部21はいわゆる易接着のイージーオープン性を有する弱シール部となっている一方、注出起点シール部21以外のシール部23は、いわゆる通常強度のシール部であり、ヒートシール等によって容器本体10と蓋材30とが強固に接着する構造となっている。すなわち、注出起点シール部21のシール強度は、注出起点シール部21以外のシール部23のシール強度よりも小さくなっている。このため、液状物収容容器内の圧力を上昇させると、シール部20のうち、弱シールの注出起点シール部21が先に剥離しやすくすることができる。これによって、容器本体10のフランジ部12と蓋材30との間に隙間が形成され、液状物収容容器内の液状物を注出することができる。よって、使用者は、連設線125を介して第1の容器110および第2の容器120を二つ折りすることにより、液状物を注出することができる。なお、切欠き24は本発明の液状物収容容器において必須ではないが、切欠き24を有することで、容器本体10に圧力を加えたときに、容器本体10のフランジ部12と蓋材30との間に隙間を形成しやすくすることができるため、注出起点部21から注出した液状物を外部に注出することをより容易にする機能を有する。
それぞれのシール強度は、好ましくは15mm幅におけるシール部23のシール強度が20N以上、より好ましくは20N以上50N以下(以下、強シールともいう)である。これに対して15mm幅における注出起点シール部21のシール強度が5N以上20N未満、好ましくは8N以上12N以下(以下、弱シールともいう)である。この範囲内であれば、シール部23が剥離されることを抑制し、注出起点シール部21が剥離されやすくすることができるため、指による押圧のみによって注出起点部21から液状物を注出しやすくすることができる。なお、15mm幅におけるシール部23と注出起点シール部21のシール強度差が8N以上12N以下であることが好ましい。
また、注出起点シール部21の面積は、周状のシール部20の面積の15%以下であることが好ましく、3%以上10%以下であることがより好ましい。
シール強度は、例えば、テンシロン引張試験機(株式会社オリエンテック製、RTC−1310A)を用いて測定することができる。以下、シール強度を測定する手順の一例について説明する。まず、蓋材30とフランジ部12とが接合された液状物収容容器サンプルを、15mm幅にカットする。次に、テンシロンの一方のつかみ治具で蓋材30の一部分を挟み、他方のつかみ治具でフランジ部12を挟む。その後、引張速度300mm/minで、蓋材30とフランジ部12とがなす角が180°になるように引っ張る。そして、計測された荷重の最大値を、シール強度とする。
注出起点部21を形成する他の方法としては、蓋材30のシーラント層表面のシール部20における注出起点シール部21に相当する位置のみに、いわゆる易剥離コート剤をパターン塗布することにより、注出起点シール部21を弱シールとし、注出起点シール部21以外のシール部23を強シールとする方法が例示できる。易剥離コート剤としては、例えば、シリコーン樹脂とセルロース系樹脂とを主成分とし、酢酸エチルを溶剤として含むインキ(例えば、DIC株式会社、ポリコートP−91、固形分10%)などを用いることができる。
また、別の方法として、ヒートシールを2段階で行う方法が例示できる。例えば、最初のヒートシールではシール部20全体が弱シールとなるように低温でヒートシールし、2回目のヒートシールでは、注出起点シール部21以外のシール部23が強シールとなるように高温でヒートシールすることにより、注出起点シール部21を弱シールとし、注出起点シール部21以外のシール部23を強シールとすることができる。
更に別の方法としては、注出起点シール部のシール幅を、注出起点シール部以外のシール部のシール幅よりも狭くすることにより、注出起点シール部を弱シールとし、注出起点シール部以外のシール部を強シールとしてもよい。
また、図1に示すように、注出起点シール部21を内側に向かって突出した形状とした場合は、注出起点シール部21のシール強度が、注出起点シール部21以外のシール部23のシール強度よりも小さくない場合であっても、押圧によって液状物収容容器内の圧力が上昇し、シール部20のうち、注出起点シール部21が先に剥離しやすくすることができる。このため、連設線125を介して第1の容器110および第2の容器120を二つ折りした際の押圧により、液状物収容容器内の液状物を注出することができる。よって、使用者は、液状物を注出することができる。
[ガイドシール部]
図1には、注出起点シール部21以外のシール部23の一端と他端に連設され、フランジ部12の外縁に至る2本のガイドシール部22が、フランジ部12の切欠き24を挟んで形成されている。
ガイドシール部とは、注出起点シール部21以外のシール部23に連設され、注出起点部21から注出された液状物を液状物収容容器の外部に誘導して注出可能とするシール部をいう。ガイドシール部は、注出起点部以外のシール部23と同様に、容器本体10と蓋材30とを強固に接着する構造(強シール)とする。
ガイドシール部22は本発明の液状物収容容器において必須ではないが、本発明の液状物収容容器にはガイドシール部が形成されていることが好ましい。押圧によって注出起点部21の容器本体10と蓋材30とが剥離され、容器本体に収納された液状物が注出起点部から注出される。ここで、注出起点部21に連設してガイドシール部22が形成されているため、ガイドシール部22によって、注出起点部から注出された液状物が広がることなく外部に注出される。一方のガイドシール部22と他方のガイドシール部22は、フランジ部12の外縁に向かうにつれて近づくように形成される部分を含んでいてもよい。
[注出位置表示部]
本発明においては、使用者が液状物収容容器の平面視における注出起点部21の位置、すなわち注出方向を確かに認識できるように、注出位置表示部が形成されていることが好ましい。つまり、本発明においては、従来のポーション容器などとは異なり、指で蓋材を剥がすことなく、連設線125を介して第1の容器110および第2の容器120を二つ折りした際の押圧によってフランジ部12と蓋材30との間に隙間を形成し、液状物を注出できる構成となっている。このため、注出起点部21の位置を間違えると誤った方向から液状物が飛び出してしまう。注出位置表示部を形成することで、この注出位置の誤認を防止することができる。
注出位置表示部としては、液状物収容容器の平面視における注出起点部21の位置を特定できる手段であれば特に限定されない。例えば、印刷等による表示でもよく、具体例には、蓋材30において注出起点部21付近に開封箇所と方向を示す矢印が表示されていてもよいし、文字情報、例えば「ここから注出できます」などの表示がされていてもよいし、注出起点部21を色や図形で識別してもよい。
また、図1に示すように、フランジ部12に形成されている切欠き24も、視覚的に注出位置表示部を誘導できる機能があるので好ましい。
[注出起点部の位置]
この実施形態においては、それぞれの注出起点部21は、フランジ部12の第1部分121および第2部分122のうち、連設線125を挟んで対向する位置に形成されている。
具体的には、第1の容器110の注出起点部21の重心P1と、第1の容器110の開口部11の重心G1とを結ぶ線である第1の延長線L1と、第2の容器120の注出起点部21の重心P2と、第2の容器120の開口部11の重心G2とを結ぶ線である第2の延長線L2とが一直線上に位置するように、注出起点部21が設けられている。
本実施形態においては、注出起点部21、21は、第1部分121および第2部分122に形成されていればよいが、第1の延長線L1と第2の延長線L2とが平行に位置するようになっていることが好ましく、この場合、第1の延長線L1と第2の延長線L2との平行間距離は30mm以内であることがより好ましい。また、本実施形態のように、第1の延長線L1と第2の延長線L2とが一直線上に位置するように注出起点部21、21が設けられていることが特に好ましい。
[液状物収容容器の使用方法]
次に、液状物収容容器100の使用方法について、図5を用いて説明する。使用者は、第1の容器110と第2の容器120とが連設された状態で、両端のフランジ部12の外縁12a、12a付近の箇所を指で把持し、連設線125を介して、底壁14、14同士が接面するように二つ折りするように折り曲げ、底壁14、14同士を接面させる(図5の状態)。この状態から更に押圧すると、容器本体10、10の胴部15、15が押圧で変形するので、容器本体10、10内に圧力が加わる。これにより、注出起点部21、21のシールが剥離して容器本体に収納された液状物を、注出起点部21、21から同時に注出することができ、一度に2個分の容器から液状物を同時に注出できる。
また、注出起点部21、21に連設してガイドシール部22、22が形成されているため、ガイドシール部22、22によって、注出起点部から注出された液状物が広がることなく、切欠き24、24から外部に注出される。このため、液状物の注出方向を規制することができる。
また、第1の容器110内に収容されている液状物と第2の容器120内に収容されている液状物は、それぞれの容器の注出起点部21、21から同時に注出されるため、それぞれの液状物が混ぜられた状態で注出することができる。なお、第1の容器110および第2の容器120内の液状物は同じ液状物としてもよく、異なる液状物であってもよい。
なお、上述では、第1の容器110と第2の容器120の底壁14同士を接面させて液状物を注出する例について説明したが、第1の容器110または第2の容器120に収容された液状物のみを注出してもよい。この場合、第1の容器110または第2の容器120の容器本体10の胴部15を指で押圧することにより液状物を注出することができる。例えば、容器本体10の側壁13b、13bを片手の親指と人差し指とで押圧することにより液状物を注出することができる。このように、どちらか一方の容器に収容された液状物のみを注出する場合、切離線を利用して、第1の容器110と第2の容器120とを切り離した後、使用するようにしてもよい。
[第1実施形態の変形例]
上記の液状物収容容器100の変形例について、図6を用いて説明する。以下の変形例および他の実施形態の説明においては、第1実施形態と同様の図番については、第1実施形態における説明を援用して読み替えることとし、その説明を省略する。図6の液状物収容容器200は、上記の第1の容器110と第2の容器120とからなる液状物収容容器100に対して、更に第3の容器130と第4の容器140とが連設された4連のポーション容器である点が第1実施形態の液状物収容容器100と異なっている。
本実施形態では、連設線125を介して、第1の容器110のフランジ部12の外縁12aと、第2の容器120のフランジ部12の外縁12aとが連設されている。また、連設線125と一直線上に配置される連設線126を介して、第3の容器130のフランジ部12の外縁12aと、第4の容器140のフランジ部12の外縁12aとが連設されている。そして、連設線127を介して、第1の容器110のフランジ部12の外縁12bと、第3の容器130のフランジ部12の外縁12bとが連設されている。また、連設線127と一直線上に配置される連設線128を介して、第2の容器120のフランジ部12の外縁12bと、第4の容器140のフランジ部12の外縁12bとが連設されるよう構成されている。第3の容器130および第4の容器140のフランジ部12、12は、連設線126を挟んだ両側の位置に、それぞれ第1部分121および第2部分122を有する。
4本の連設線125、126、127、128の交点となる角部は、それぞれのフランジ部の角部が外に向かって凸の曲部となっており、4連の重心となる中央部には孔部が形成されている。また、本実施形態における蓋材30には、4本の連設線125、126、127、128の位置で、かつ、孔部を跨ぐように切離線31が形成されている。
この液状物収容容器200においては、使用者は、4連の状態で一直線上のフランジ部12の外縁となる12a、12a付近の箇所を指で把持し、連設線125および126を介して、2組の底壁14、14同士が接面するように二つ折りするように折り曲げ、2組の底壁14、14同士を接面させ、第1の容器110と第2の容器120の対向する注出起点部21、21と、第3の容器130と第4の容器140の対向する注出起点部21、21のシールが剥離して、容器本体に収納された液状物を2ヶ所の注出箇所から同時に注出することができ、一度に4個分の容器から液状物を同時に注出できる。
上記のように、容器は2連に限らず、4連以上であってもよい。これにより、更に多人数分の注出が可能となる。また、第1の容器から第4の容器のそれぞれの構成要素は、同一の構成であってもよく、異なる構成を有していてもよい。
<第2実施形態>
次に、本発明の第2実施形態の液状物収容容器300について、図7〜10を用いて説明する。液状物収容容器300は、第1の容器110Aの注出起点部21の重心P3と、第1の容器110Aの開口部の重心G3とを結ぶ線である第1の延長線L3と、第2の容器120Aの注出起点部21の重心P4と、第2の容器120Aの開口部の重心G4とを結ぶ線である第2の延長線L4とが交点Qで交差する点が第1実施形態と異なっている。より具体的には、この実施形態において注出起点部21は、連設線125を挟んで対向する位置で、フランジ部12の角部に形成されている。図7に示すように、第1の容器110Aのフランジ部12の第1部分121に注出起点部21が形成され、第2の容器120Aのフランジ部12の第2部分122に注出起点部21が形成されている。
また、この実施形態においては、第1の容器110A、第2の容器120Aの容器本体の胴部315の構成が第1実施形態の胴部15と異なっている。胴部315は、底壁314と、側壁313とで構成される。
図8に示すように、それぞれの底壁314は、延長線L3、L4の位置を介して対称な2つの平面である底壁314Aおよび314Bとで構成されている。底壁314Aおよび314Bは、それぞれ注出起点部21に対応する位置S1が最も低く、注出起点部21に対向する位置S2が最も高く、それぞれ、L3、L4の位置、すなわちS1とS2とを結ぶ線から、フランジ部12の外縁の角部側のS3、S4に向かって、上方に傾斜している平面である。
底壁314Aと314Bとを上記のように構成することで、連設線125を介してそれぞれの容器本体の底壁が対向するように折った際に、底壁314A同士が接面することができる。
底壁314の外縁から立設される周状の側壁313は、連設線125に対向するフランジ部12の外縁12a側から立設される第1側壁313aと、第1側壁313aの両側に連設されてフランジ部12の一対の外縁12b側から立設される第2側壁313bと、第2側壁313b間に連設されて連設線125側から立設される第3側壁313cとで構成されている。なお、第1実施形態における側壁13、第1側壁13a、第2側壁13b、第3側壁13cが、それぞれ、本実施形態における側壁313、第1側壁313a、第2側壁313b、第3側壁313cに相当する。
図11に示すように、この液状物収容容器300の使用方法も第1実施形態の液状物収容容器100と略同様であり、第1の容器110Aと第2の容器120Aとが連設した状態で、両端のフランジ部12の外縁12a、12a付近の箇所を指で把持し、連設線125を介して、底壁314、314同士が接面するように二つ折りするように折り曲げ、底壁314、314同士を接面させる。この状態から更に押圧すると、容器本体の胴部315が押圧で変形するので、容器本体内に圧力が加わる。これにより、注出起点部21、21のシールが剥離して容器本体に収納された液状物を、注出起点部21、21から同時に注出することができ、一度に2個分の容器から液状物を同時に注出できる。このとき、注出箇所を交点Q付近に集中させることができる。
[第2実施形態の変形例]
上記の液状物収容容器300の変形例について、図12を用いて説明する。図12の液状物収容容器400は、上記の第1の容器110Aと第2の容器120Aとからなる液状物収容容器300に対して、更に第3の容器130Aと第4の容器140Aとが連設された4連のポーション容器である点が第2実施形態の液状物収容容器300と異なっている。
本実施形態においても、連設線125を介して、第1の容器110Aのフランジ部12の外縁12aと、第2の容器120Aのフランジ部12の外縁12aとが連設されている。また、連設線125と一直線上に配置される連設線126を介して、第3の容器130Aのフランジ部12の外縁12aと、第4の容器140Aのフランジ部12の外縁12aとが連設されている。そして、連設線127を介して、第1の容器110Aのフランジ部12の外縁12bと、第3の容器130Aのフランジ部12の外縁12bとが連設されている。また、連設線127と一直線上に配置される連設線128を介して、第2の容器120Aのフランジ部12の外縁12bと、第4の容器140Aのフランジ部12の外縁12bとが連設されるよう構成されている。
4連の重心となる中央部は、4本の連設線125、126、127、128の交点となる部分であって、フランジ部の角部のそれぞれの切欠き24で構成される孔部が形成されている。また、本実施形態における蓋材30には、4本の連設線125、126、127、128の位置で、かつ、孔部を跨ぐように切離線31が形成されている。
この液状物収容容器400においては、使用者は、4連の状態で一直線上のフランジ部12の外縁となる一対の12a、12a付近の箇所か、または、一対の12b、12b付近の箇所を指で把持し、連設線125および126か、または、連設線127および128を介して、2組の底壁同士が接面するように二つ折りするように折り曲げ、2組の底壁同士を接面させ、4箇所の注出起点部21のシールが剥離して容器本体に収納された液状物を、4箇所の注出起点部21から同時に注出することができ、一度に4個分の容器から液状物を同時に注出できる。この実施形態においては、4連の重心となる中央部に注出箇所を集中させることができる。
このとき、連設線125および126を介して折り曲げた場合には、図8、図11に示すように、底壁314A同士が接面することができる。また、連設線127および128を介して折り曲げた場合には、底壁314B同士が接面することができるので、いずれの場合においても、容器本体同士を押圧することができる。
100、200、300、400 液状物収容容器
110、110A 第1の容器
120、120A 第2の容器
130、130A 第3の容器
140,140A 第4の容器
10、10a、310、310a 容器本体
11、311 開口部
12 フランジ部
12a フランジ部の外縁
12b フランジ部の外縁
121 フランジ部の第1部分
122 フランジ部の第2部分
125、126、127、128 連設線
13、313 側壁
13a、313a 第1側壁
13b、313b 第2側壁
13c、313c 第3側壁
14、314A、314B 底壁
15、315 胴部
20 シール部
21 注出起点部
22 ガイドシール部
23 注出起点部シール部以外のシール部
24 切欠き
30 蓋材
31 切離線
L1、L3 第1の延長線
L2、L4 第2の延長線
L5、L6 仮想線
S 仮想面
P1、P2、P3、P4 注出起点部の重心
G1、G2、G3、G4 開口部の重心

Claims (3)

  1. 少なくとも、第1の容器と第2の容器とを備え、
    前記第1の容器および前記第2の容器はそれぞれ、開口部が形成された容器本体と、容器の開口部を覆う蓋材とを備え、
    それぞれの容器本体は、底壁と、底壁から立設された側壁と、側壁の上部に連設されたフランジ部とを有し、
    前記第1の容器のフランジ部の第1部分と、前記第2の容器のフランジ部の第2部分とが、連設線を介して連設されており、
    それぞれの前記蓋材と前記フランジ部との間には周状のシール部が形成されており、
    前記周状のシール部の一部には、シール部を剥離して液状物を注出可能な注出起点シール部が形成されており、
    それぞれの前記注出起点シール部が、前記第1部分および前記第2部分に形成されており、
    それぞれの前記注出起点シール部がそれぞれの容器の内側に向かって突出した形状である
    液状物収容容器。
  2. 前記第1の容器の注出起点シール部の重心と、前記第1の容器の開口部の重心とを結ぶ線である第1の延長線と、
    前記第2の容器の注出起点シール部の重心と、前記第2の容器の開口部の重心とを結ぶ線である第2の延長線とが平行に位置するように、それぞれの前記注出起点シール部が設けられている請求項1に記載の液状物収容容器。
  3. 前記第1の容器の注出起点シール部の重心と、前記第1の容器の開口部の重心とを結ぶ線である第1の延長線と、
    前記第2の容器の注出起点シール部の重心と、前記第2の容器の開口部の重心とを結ぶ線である第2の延長線とが交差するように、それぞれの前記注出起点シール部が設けられている請求項1に記載の液状物収容容器。
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