JP6692522B2 - 低圧水銀ランプ及びそれを用いた装置 - Google Patents

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本発明は、流水殺菌装置、紫外線酸化水処理装置などに利用して好適な低圧水銀ランプ及び装置に関するものである。
低圧水銀ランプは、点灯中の水銀蒸気圧が100Pa以下のアーク放電を利用するランプであり、流水殺菌装置、紫外線酸化水処理装置などに利用される。従来の低圧水銀ランプでは、放電を維持するために必要量以上の水銀が発光管に封入されている。その理由は、水銀ランプでは、始動時や点灯時にフィラメントに塗布された電子放射物質(エミッタ)が電子の衝突により飛散し、フィラメント近傍の発光管内壁に付着する。こうして付着したエミッタと水銀が合金化すると、放電に寄与する水銀が枯渇することになる。そこで、それを防止するために、必要量以上の水銀を発光管に封入するのである。
近年、水銀が環境へ悪影響を及ぼす物質であることは周知となっている。そのため、極力水銀の使用量を低減することが望ましい。しかしながら、市場の要求はさらなるランプ長寿命化のため、余剰な水銀の削減が困難であった。
特開2004-31080 特開2012-109264
上述のように、水銀量を減らすと、放電に寄与する水銀が枯渇する可能性がある。そこで、水銀量を減らしても、始動特性及び点灯特性が低下しない低圧水ランプが求められている。
本発明の目的は、始動特性及び点灯特性を低下させることなく、簡単な機構により、従来の低圧水銀ランプにて用いられる水銀量よりも少ない水銀量の低圧水銀ランプを提供することにある。
本発明によると、管状の発光管と、該発光管の内部に設けられた1対のフィラメントと、前記発光管の内部に封入された水銀及び希ガスと、を有する低圧水銀ランプにおいて、
前記発光管の外側に前記フィラメントを囲むように電熱線ヒータが設けられている、としてよい。
本発明によると、前記低圧水銀ランプにおいて、前記ヒータは、前記発光管の外周面に螺旋状に巻かれ、前記ヒータの軸線方向の中心位置は前記フィラメントの軸線方向の中心位置に整合するように配置されている、としてよい。
本発明によると、前記低圧水銀ランプにおいて、前記フィラメントの軸線方向の寸法をL、前記ヒータの軸線方向の寸法をXとするとき、次の関係式を満たす、としてよい。
5L≦X≦10L
本発明によると、前記低圧水銀ランプにおいて、更に、前記ヒータに供給する電流を制御するヒータコントロールユニットが設けられ、該ヒータコントロールユニットは前記発光管の点灯時間の積算時間が所定の制限時間を超えた毎に所定の加熱時間だけ前記ヒータに電流を供給する、としてよい。
本発明によると、前記低圧水銀ランプにおいて、前記水銀量は、定格電力が同一且つ発光管の形状及び寸法が同一の既存の低圧水銀ランプの水銀量の半分以下である、としてよい。
本発明によると、前記低圧水銀ランプと該低圧水銀ランプを囲む円筒状の透明な水冷ジャケットとを有する流水殺菌装置において、
前記ヒータは、前記水冷ジャケットの内周面に螺旋状に配置され、前記ヒータの軸線方向の中心位置は前記フィラメントの軸線方向の中心位置に整合するように配置されている、としてよい。
本発明によると、始動特性及び点灯特性を低下させることなく、簡単な機構により、従来の低圧水銀ランプにて用いられる水銀量よりも少ない水銀量の低圧水銀ランプを提供することができる。
図1Aは本発明に係わる低圧水銀ランプの構造の例を説明する図である。 図1Bは本発明に係わる低圧水銀ランプを備えた流水殺菌装置の構造の例を説明する図である。 図1Cは本発明に係わる低圧水銀ランプのフィラメントとヒータの位置関係を説明する図である。 図2Aは本発明に係わる低圧水銀ランプの電源回路の例を説明する図である。 図2Bは本発明に係わる低圧水銀ランプを備えた流水殺菌装置の電源回路の例を説明する図である。 図3Aは本発明に係わる低圧水銀ランプのヒータの動作の例を説明する図である。 図3Bは本発明に係わる低圧水銀ランプのヒータの動作の例を説明する図である。
図1Aを参照して本発明の低圧水銀ランプの構造の例を説明する。ここで、低圧水銀ランプのランプ軸線の中心位置にてランプ軸線に垂直な中心面A−Aを設定する。本例の低圧水銀ランプは、中心面A−Aに関して左右対称な形状を有する。そこで、以下に、低圧水銀ランプの半分の構造を説明する。
本例の低圧水銀ランプ1は、細長い管状の1本の発光管11と、その両端に設けられたベース(口金)13と、両側の共用の接続端子19と、1対のヒータ17とを有する。発光管11には水銀及び希ガスが封入されている。一般に低圧水銀ランプでは、点灯中の水銀蒸気圧は100Pa以下である。本発明の低圧水銀ランプの水銀量は、従来の低圧水銀ランプの水銀量より十分に少ないが、これについては後に詳細に説明する。発光管の内部には電極、即ち、1対のフィラメント15が挿入されている。各フィラメント15の両端にはフィラメント電流供給導線151が接続されている。フィラメント電流供給導線151は、発光管11の端部を貫通し、ベース13を貫通して接続端子19まで延びている。
本発明の低圧水銀ランプ1の構造は従来の低圧水銀ランプの構造と比較して、1対のヒータ17が設けられている点が異なり、それ以外の構造は、従来の低圧水銀ランプの構造と同一であってよい。本実施形態では、各ヒータ17は発光管11の外周面に沿って、螺旋状に巻かれている。本実施形態では、ヒータ17は電熱線ヒータであってよい。電熱線ヒータは、鉄クロム系又はニッケルクロム系の線材によって構成され、広く市販されている。
各ヒータ17の両端にはヒータ電流供給導線171が接続されている。ヒータ電流供給導線171は、発光管11の外周面に沿って軸線方向に延び、ベース13を貫通して共用の接続端子19まで延びている。本実施形態では、フィラメント電流供給導線151とヒータ電流供給導線171は、共用の接続端子19に接続されているが、別個の接続端子にそれぞれ接続されてもよい。
図1Bを参照して本発明の流水殺菌装置2の構造の例を説明する。ここで、流水殺菌装置2の中心軸線の中心位置にて中心軸線に垂直な中心面A−Aを設定する。本例の流水殺菌装置2は、中心面A−Aに関して左右対称な形状を有する。そこで、以下に、流水殺菌装置2の半分の構造を説明する。本例の流水殺菌装置2は、低圧水銀ランプ1と、それを囲む透明な水冷ジャケット20と、水冷ジャケット20の内面に沿って設けられたヒータ17とを有する。水冷ジャケット20の外側には殺菌対象の水(図示無し)が流れている。
本例の低圧水銀ランプ1は、図1Aの例と同様に、細長い管状の発光管11と、その両端に設けられたベース(口金)13と、両側のランプ点灯用の接続端子152と、を有する。発光管11の内部には電極、即ち、1対のフィラメント15(図1A参照)が挿入されている。各フィラメント15の両端にはフィラメント電流供給導線151が接続されている。フィラメント電流供給導線151は、発光管11の端部を貫通し、ベース13を貫通して接続端子152まで延びている。
本例の流水殺菌装置2は、従来の流水殺菌装置の構造と比較して、1対のヒータ17が設けられている点が異なり、それ以外の構造は、従来の流水殺菌装置の構造と同一であってよい。本実施形態では、各ヒータ17は水冷ジャケット20の内面に沿って、螺旋状に巻かれている。本実施形態では、図1Aに示した例と同様に、ヒータ17は電熱線ヒータであってよい。
各ヒータ17の両端にはヒータ電流供給導線171が接続されている。ヒータ電流供給導線171は、水冷ジャケット20の内周面に沿って軸線方向に延び、フィラメント用の接続端子172まで延びている。本実施形態では、フィラメント電流供給導線151とヒータ電流供給導線171は、別個の接続端子に接続されているが、図1Aの例のように、共通の接続端子に接続されてもよい。
図1Cを参照して、本実施形態における、ヒータ17の位置及び寸法を説明する。本実施形態では、ヒータ17は、発光管11の外周囲に巻き付けられたコイル状(図1A参照)、又は、水冷ジャケット20の内周面に沿って設けられたコイル状(図1B参照)である。フィラメント15は、コイル状であり、その螺旋軸がランプ軸線に直交するように配置されている。好ましくは、フィラメント15の螺旋軸の中心位置が、ヒータ17の螺旋軸に整合している。従って、ヒータ17は、少なくともフィラメント15を囲むように設けられる。ヒータ17の螺旋軸方向の寸法Xは、少なくともフィラメント15をヒータの螺旋軸方向に測定した寸法Lより十分に長い。本実施形態によると、ヒータ17の螺旋軸方向の寸法Xは、フィラメント15をヒータの螺旋軸方向に測定した寸法Lの5倍以上10倍以下である。即ち、5L≦X≦10Lである。
ここでヒータ17の作用を説明する。上述のように、低圧水銀ランプ1では、始動時や点灯時にフィラメント15に塗布された電子放射物質(エミッタ)が電子の衝突により飛散し、フィラメント近傍の発光管内壁に付着する。こうして付着したエミッタと水銀が合金化すると、放電に寄与する水銀が枯渇することになる。それによって照度が低下し、又は、点灯不可となる。即ち、ランプ寿命の短縮化が起きる。そこで、本発明によると、フィラメント15の周囲にヒータ17を設けて発光管11を局所的に加熱する。尚、ヒータ17によって発光管11を局所的に300℃程度に加熱すれば十分である。それによって、エミッタと水銀の合金化が阻止され、又は、発光管11に付着した合金化した水銀が元の単体水銀に還元される。こうして放電に寄与する水銀量を確保することができる。本発明によると、ヒータ17を設けることによって、ランプ寿命の短縮化を回避することができる。
更に、本発明によると、発光管11に封入された水銀量は、環境に与える影響を考慮して、従来の低圧水銀ランプの水銀量と比較して十分に少ない値に設定している。そのため、放電に寄与する水銀は、従来の低圧水銀ランプと比べて更に少ない。しかしながら、本発明によると、フィラメント15の周囲にヒータ17を設けて発光管11を局所的に加熱する。それによって、エミッタと水銀の合金化が阻止され、又は、既に合金化した水銀が元の単体水銀に還元される。そのため、発光管11内に封入された水銀量が通常の量より少なくても、水銀を無駄なく有効に利用することができる。そのため、ランプ寿命の短縮化を回避することができる。即ち、本発明によると、ランプ寿命の短縮化を回避することができると同時に環境負荷物質である水銀量を減少させることが可能となる。
図2Aを参照して、低圧水銀ランプ1に接続された回路の構造の例を説明する。ここでは、図1Aに示した低圧水銀ランプ1に好適な回路の例を説明する。低圧水銀ランプ1は、発光管11及びヒータ17を有する。発光管11のフィラメントとヒータ17は、共用の接続端子19を介してランプ及びヒータ制御回路3に接続されている。ランプ及びヒータ制御回路3は、ランプ点灯用安定器153、ヒータ加熱用電源173及びヒータコントロールユニット174を有する。ヒータコントロールユニット174によってヒータ17の動作が制御される。ヒータコントロールユニット174の動作に後に説明する。
図2Bを参照して、低圧水銀ランプ1に接続された回路の構造の例を説明する。ここでは、図1Bに示した流水殺菌装置2に設けられた低圧水銀ランプに好適な回路の例を説明する。流水殺菌装置2に設けられた低圧水銀ランプ1は、発光管11及びヒータ17を有する。発光管11のフィラメントとヒータ17は、フィラメント用の接続端子152を介してランプ点灯用安定器153に接続されている。ヒータ17は、ヒータ用の接続端子172を介してヒータ制御回路4に接続されている。ヒータ制御回路4は、ヒータ加熱用電源173及びヒータコントロールユニット174を有する。ヒータコントロールユニット174によってヒータ17の動作が制御される。ヒータコントロールユニット174の動作に後に説明する。
図3A及び図3Bを参照して、ヒータ17の動作モード、即ち、ヒータコントロールユニット174の作用を説明する。本願の発明者が得た知見によると、点灯時間が約1000時間を経過した時点で、ヒータ17をオンにするとよい。ヒータ17をオンにすることによって、フィラメント付近の発光管11は局所的に過熱され、約300℃となる。それによって、点灯中に合金化した水銀が元の単体水銀に還元される。ヒータ17をオンにする時間は比較的短くてよく、例えば、150〜250秒程度であってよい。本願の発明者が行った実験では、ヒータ17をオンにする時間は180秒であった。
図3Aの例では、低圧水銀ランプは連続運転されているものとする。例えば、ランプの点灯時間が所定の時間T1を経過した毎に、ヒータ17をオンにする。図3Bの例では、低圧水銀ランプは間欠運転されているものとする。即ち、所定の間隔にてオンとオフが繰り返す。例えば、ランプがオンとなるのは昼間のT2時間(例えば8時間)であり、ランプがオフとなるのは夜間(例えば16時間)である。この場合、ヒータ17は、低圧水銀ランプ1の点灯時間の積算値が所定の時間T1を経過した毎に、ヒータ17をオンにする。
図3Aの例では、点灯中にヒータ17をオンにするが、図3Bの例では、点灯中又は消灯中にヒータ17をオンにする。点灯時間T1は例えば1000時間、ヒータ17をオンにする時間は180秒であってよい。それによって、点灯中に合金化した水銀が元の単体水銀に還元される。
Figure 0006692522
表1及び表2を参照して、本願の発明者が行った実験を説明する。実験に使用した低圧水銀ランプ1の定格電力は240W、アーク長は1500mm、発光管11の外径は15mm、水冷ジャケット20の内径は25mmである。表1に示すように、従来例及び比較例では、ヒータ15を装着していない。実施例1及び2ではヒータ17を装着している。ヒータ17は、1000時間毎に180秒間オンにした。ヒータ17をオンにすることによって、フィラメント15の周囲の発光管の温度が少なくとも300℃に維持される。発光管11に封入した水銀量は、従来例の場合で20mmgである。従来例の水銀量を100%とすると、比較例、実施例1及び2の場合、それぞれ50%、50%、20%となる。
Figure 0006692522
この実験では、比較例、実施例1及び2について、照度維持率及びランプ寿命を測定した。照度維持率は、初めて点灯したときの照度を基準(100%)として、所定時間経過後の照度を百分率で表したものである。照度維持率が70%以下となる時点をランプ寿命と判定した。低圧水銀ランプ1のランプ寿命は、通常、6000時間である。この実験では、比較例、実施例1及び2について、低圧水銀ランプ1と流水殺菌装置2の両者について測定した。しかしながら、低圧水銀ランプ1と流水殺菌装置2では、照度維持率が同一であった。
表1に示すように、点灯時間が6000時間を経過した時点で、比較例の低圧水銀ランプは不点灯となった。また、従来例、実施例1及び2の低圧水銀ランプの照度維持率は、70%、72%、70%であった。表2に示すように、点灯時間が10000時間経過した時点で、従来例の照度維持率は70%、実施例1の照度維持率は72%であった。
以上より次の知見が得られる。先ず、従来例と比較例を比較検討する。両者ともにヒータを設けない。比較例では、水銀量を50%減少させた。その結果、ランプ寿命が6000時間より短くなった。このことから、ヒータを設けることなく、単に水銀量を減少させると、ランプ寿命が短くなり、好ましくない。次に、従来例と実施例1を比較する。いずれもランプ寿命が6000時間を超えている。従って、水銀量を減少させても、ヒータを設けることによって、ランプ寿命が6000時間より短くならない、即ち、定格ランプ寿命を保持することができる。実施例1と実施例2を比較する。表2に示すように、両者共にランプ寿命が6000時間には達している。しかし、実施例1ではランプ寿命が10000時間を超えるが、実施例2ではランプ寿命が10000時間を超えることはできない。従って、ランプ寿命が10000時間以上であることが好ましい場合には、水銀量は通常の50%程度とするとよい。
以上、本実施形態に係る低圧水銀ランプ及び流水殺菌装置について説明したが、これらは例示であって、本発明の範囲を制限するものではない。当業者が、本実施形態に対して容易になしえる追加・削除・変更・改良等は、本発明の範囲内である。本発明の技術的範囲は、添付の特許請求の記載によって定められる。
1…低圧水銀ランプ
2…流水殺菌装置
3…ランプ及びヒータ制御回路
4…ヒータ制御回路
11…発光管
13…ベース
15…フィラメント
17…ヒータ
19…接続端子
20…水冷ジャケット
151…フィラメント電流供給導線
152…接続端子
153…ランプ点灯用安定器
171…ヒータ電流供給導線
172…接続端子
173…ヒータ加熱用電源
174…ヒータコントロールユニット

Claims (4)

  1. 管状の発光管と、該発光管の内部に設けられた1対のフィラメントと、発光管の内部に封入された水銀及び希ガスとを有する低圧水銀ランプにおいて、
    前記発光管の外側に前記フィラメントを囲むように電熱線ヒータが設けられ、
    更に、前記電熱線ヒータに供給する電流を制御するヒータコントロールユニットが設けられ、該ヒータコントロールユニットは、前記発光管の点灯時間の積算時間が所定の制限時間を超えた毎に所定の加熱時間だけ該電熱線ヒータに電流を供給することを特徴とする、低圧水銀ランプ。
  2. 請求項1記載の低圧水銀ランプにおいて、前記電熱線ヒータは、前記発光管の外周面に螺旋状に巻かれ、
    前記フィラメントは、コイル状であり、その螺旋軸がランプ軸線に直交するように配置され、該フィラメントの螺旋軸の中心位置が、前記電熱線ヒータの螺旋軸に整合するように配置されていることを特徴とする低圧水銀ランプ。
  3. 請求項1記載の低圧水銀ランプにおいて、前記電熱線ヒータの螺旋軸方向の寸法をX、前記フィラメントを該電熱線ヒータの螺旋軸方向に測定した寸法をLとするとき、次の関係式を満たすことを特徴とする低圧水銀ランプ。
    5L≦X≦10L
  4. 請求項1記載の低圧水銀ランプと該低圧水銀ランプを囲む円筒状の透明な水冷ジャケットとを有する流水殺菌装置において、
    前記電熱線ヒータは、前記水冷ジャケットの内周面に螺旋状に配置され、
    前記フィラメントは、コイル状であり、その螺旋軸がランプ軸線に直交するように配置され、該フィラメントの螺旋軸の中心位置が、前記電熱線ヒータの螺旋軸に整合するように配置されていることを特徴とする流水殺菌装置。
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