JP6691235B2 - 介助装置 - Google Patents

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Description

本発明は、介助装置に関するものである。
特許文献1には、被介助者の移乗動作を補助する介助装置が開示されている。この介助装置は、移乗動作の補助において、座位姿勢の被介助者の臀部を座面から上昇させてから方向転換を行い、被介助者の臀部を下降させて着座させる。これにより、被介助者は、例えばベッドから車椅子へと移乗される。
特開2008−073501号公報
このような介助装置は、トイレ室のように限られたスペースの部屋に設置されることがある。このような場合に、介助装置には、回転時に被介助者が壁に接触することを防止しつつ、移動目標まで移動可能な可動範囲を確保するなど利用性の向上が求められている。
本明細書は、限られたスペースの部屋に設置される介助装置の利用性を向上させることで、介助者および被介助者の負荷を軽減できる介助装置を提供することを目的とする。
本明細書は、部屋の床面に設けられ、鉛直方向に平行な軸線周りに回転可能な回転台と、前記回転台に設けられ、水平方向にスライド可能なスライド部材と、前記スライド部材に設けられ、被介助者の上半身を支持する支持部材と、を備え、前記スライド部材は、前記部屋の外側であって前記支持部材に前記被介助者が乗降する第一位置と、前記部屋の内側であって前記支持部材に支持された前記被介助者を前記部屋に入室した状態とする第二位置と、の間で前記支持部材をスライドさせる第一の介助装置を開示する。
本明細書は、部屋の床面に設けられ、鉛直方向に平行な軸線周りに回転可能な回転台と、前記回転台に設けられ、水平方向にスライド可能なスライド部材と、前記スライド部材に設けられ、被介助者の上半身を支持する支持部材と、前記回転台を角度決めする角度決め装置と、を備え、前記回転台の回転可能な範囲には、前記スライド部材のスライド方向が前記部屋の出入り口を向く第一角度と、前記スライド部材のスライド方向が前記部屋に設けられた移動目標を向く第二角度とが含まれ、前記角度決め装置は、前記第一角度および前記第二角度において前記回転台を角度決めする第二の介助装置を開示する。
第一の介助装置によると、スライド部材のスライドにより部屋の外側から部屋の内側へと支持部材に支持された被介助者を入室させることができる。これにより、回転台の回転中心(軸線)から最外部まで距離を短縮できるので、方向転換をコンパクトに行うことができる。また、方向転換を行った後に、スライド部材が適宜スライドすることによって被介助者が移動目標まで移動される。つまり、上記構成では移乗動作において必要な角度においてスライド部材のスライドにより伸縮できる。結果として、限られたスペースの部屋に設置される介助装置の利用性を向上でき、介助者および被介助者の負荷を軽減できる。
第二の介助装置によると、スライド部材のスライドにより回転台の回転方向の回転可能な範囲を確保することができる。これにより、回転台の回転中心(軸線)から最外部まで距離を短縮できるので、方向転換をコンパクトに行うことができる。また、回転台は、角度決め装置によって回転可能な範囲内で第一角度および第二角度において角度決めされる。これにより、介助者等が回転台を回転させる際に第一角度や第二角度に角度決めすることが容易となり、介助装置の操作性を向上できる。
また、方向転換を行った後に、スライド部材が適宜スライドすることによって被介助者が移動目標まで移動される。つまり、上記構成では移乗動作において必要な角度においてスライド部材のスライドにより伸縮できる。結果として、限られたスペースの部屋に設置される介助装置の利用性を向上でき、介助者および被介助者の負荷を軽減できる。
実施形態の介助装置を右側方から見た側面図であり、伸縮可能なスライド装置が延びた状態を示す。 図1の介助装置の上面図である。 介助装置の制御装置を示すブロック図である。 座位姿勢の被介助者を支持する介助装置を示す側面図である。 立位姿勢の被介助者を支持する介助装置を示す側面図である。 スライド装置を縮めて被介助者を前進させた状態を示す側面図である。 被介助者をトイレ室に入室させるようにスライド装置を縮めた際における介助装置の動作前後の状態を、被介助者を省略して示す上面図である。 被介助者を方向転換させるように回転装置を回転された際における介助装置の回転前後の状態を、被介助者を省略して示す上面図である。 被介助者を移動目標に接近させるようにスライド装置を延ばした際における介助装置の動作前後の状態を、被介助者を省略して示す上面図である。
(1.実施形態)
(1−1.介助装置1の概要)
介助装置1は、被介助者M(図4などを参照)の上半身を支持して、座位姿勢にある被介助者Mの方向転換を行い、別の位置に再び着座させる移乗動作の補助を行う。本実施形態の移動動作の補助において、介助装置1は、座位姿勢の被介助者Mの臀部Mtを座面から上昇させる動作(臀部上昇動作)の補助、および方向転換の後に臀部Mtを下降させて着座させる動作(臀部下降動作)の補助を行う。
ここで、上記の臀部上昇動作には、座位姿勢から立位姿勢への起立動作、および座位姿勢から中腰姿勢への動作が含まれる。また、上記の臀部下降動作には、立位姿勢から座位姿勢への着座動作、および中腰姿勢から座位姿勢への着座動作が含まれる。介助装置1が立位姿勢または中腰姿勢における被介助者Mの上半身を支持することで、一人の介助者が介助装置1を操作して、被介助者Mを移乗させることができる。これにより、被介助者Mは、例えば介助装置1の乗降位置と、介助施設における部屋に設置された移動目標との間で移乗される。
なお、立位姿勢とは、被介助者Mの下半身が立っている姿勢を意味し、上半身の姿勢を問わない。また、中腰姿勢とは、被介助者Mの下半身が座位姿勢と立位姿勢との間の姿勢であり、被介助者Mの臀部Mtが座面から離れており、かつ、膝が曲がっている状態を意味する。
(1−2.介助装置1の構成)
以下に、介助装置1の構成について、図1−図3を主に参照して説明する。介助装置1は、図1−図3に示すように、回転装置10、スライド装置20、基台30、支持装置40、および制御装置60を備える。回転装置10は、床面Fに設置され、上面に設けられるスライド装置20などを回転可能に支持する。回転装置10は、固定部11、回転台12、回転規制部13、第一操作ペダル14、および角度決め装置15を備える。
固定部11は、床面Fの規定位置に固定される。固定部11は、例えば床面Fに設けられた固定ピン(図示しない)と嵌合することによって、床面Fの所定位置に着脱可能に固定され得る。回転台12は、固定部11により鉛直方向に平行な軸線A1周りに自由に回転可能に支持される。ここで、自由に回転可能とは、アクチュエータなどによって回転角度を制御するために駆動力を付与されたり制動されたりしておらず、例えば介助者の操作力のような外力によって回転可能な状態を意味する。
回転規制部13は、回転台12の回転を規制する状態と、回転台12の回転を許容する状態とを切り換える。回転規制部13は、本実施形態において、第一操作ペダル14に対する踏み込み操作がある度に、回転台12の回転の規制状態と許容状態とを切り換える。また、回転規制部13は、制御装置60による制御に基づいて、回転の規制状態と許容状態とを切り換え可能に構成される。回転規制部13は、例えば固定部11に設けられ、相対回転可能な回転台12に対してピンを係合させたり、摩擦板を押圧させたりすることによって、回転台12の回転を規制する。回転台12は、回転規制部13による規制が解除されると、回転可能な角度範囲において自由に回転可能な状態となる。
角度決め装置15は、2箇所以上の所定の角度(本実施形態においては、図8に示す第一角度N1、および第二角度N2)において回転台12を角度決めする。ここで、角度決めには、回転台12の回転可能な角度範囲の終端を定めるように回転台12の回転を規制する意味の他に、回転可能な角度範囲内で回転台12を特定の角度に維持する意味が含まれる。本実施形態において、角度決め装置15は、図2に示すように、固定部11側の一対の突起部151と、回転台12側の係合部152とにより構成される。
角度決め装置15は、固定部11の外周面のうち周方向に90度ずれた2箇所に設けられた一対の突起部151の何れかに、回転台12の内周面に設けられた係合部152が係合することにより、回転台12の回転を規制する。このとき、角度決め装置15は、一対の突起部151の位置に応じて、回転台12の回転可能な角度範囲Ra(図8を参照)を定められる。これにより、角度決め装置15は、第一角度N1および第二角度N2において回転台12を角度決めして、回転台12の回転可能な角度範囲Raを超える回転を防止する。
スライド装置20は、回転装置10の上面に設けられ、基台30などを回転装置10に対してスライド可能に支持する。スライド装置20は、一対のレール21、スライド部材22、スライド規制部23、第二操作ペダル24、および位置決め装置25を備える。一対のレール21は、互いに平行に水平方向に延伸するように形成される。一対のレール21の一端は、回転台12の上面に固定される。一対のレール21の他端は、回転台12の外縁から回転台12の径方向外方に突出している。
スライド部材22は、一対のレール21の間に介在し、一対のレール21を介して回転台12に設けられる。これにより、スライド部材22は、一対のレール21が延伸するスライド方向に自由にスライド可能に構成される。ここで、自由にスライド可能とは、アクチュエータなどによってスライド位置を制御するために駆動力を付与されたり制動されたりしておらず、例えば介助者の操作力のような外力によってスライド可能な状態を意味する。
スライド規制部23は、スライド部材22のスライドを規制する状態と、スライド部材22のスライドを許容する状態とを切り換える。スライド規制部23は、本実施形態において、第二操作ペダル24に対する踏み込み操作がある度に、スライド部材22のスライドの規制状態と許容状態とを切り換える。また、スライド規制部23は、制御装置60による制御に基づいて、スライドの規制状態と許容状態とを切り換え可能に構成される。スライド規制部23は、例えば一対のレール21に設けられ、スライド可能なスライド部材22に対してピンを係合させたり、摩擦板を押圧させたりすることによって、スライド部材22のスライドを規制する。スライド部材22は、スライド規制部23による規制が解除されると、スライド部材の可動範囲において自由にスライド可能な状態となる。
位置決め装置25は、2箇所以上の所定の位置(本実施形態においては、図7に示す第一位置P1、および第二位置P2)においてスライド部材22を位置決めする。ここで、位置決めには、スライド部材22の可動範囲の終端を定めるようにスライド部材22のスライドを規制する意味の他に、可動範囲内でスライド部材22を特定の位置に維持する意味が含まれる。本実施形態において、位置決め装置25は、図1に示すように、レール21側の一対のスライドストッパ251により構成される。
位置決め装置25は、レール21の内部の前端と後端との2箇所に設けられた一対のスライドストッパ251の何れかに、スライド部材22の端部が係合することにより、スライド部材22のスライドを規制し、一対のレール21からスライド部材22が脱落することを防止する。このとき、位置決め装置25は、一対のスライドストッパの位置に応じて、スライド部材22の可動範囲Rs(図7を参照)を定められる。これにより、位置決め装置25は、第一位置P1および第二位置P2においてスライド部材22の位置決めして、スライド部材22の可動範囲Rsを超えるスライドを防止する。
基台30は、スライド装置20のスライド部材22に設けられる。基台30は、足載置台31、一対の車輪32、操作部33、フレーム34、および下腿当て部35を備える。足載置台31は、スライド部材22に固定され、床面Fの近くにほぼ水平に設けられる。足載置台31の上面には、図2に示すように、被介助者Mが足を乗せる位置を案内するための足形の接地マーク311が記されている。
足載置台31の下側には、左右に一対の車輪32が設けられている。これにより、基台30の一端側は、一対の車輪32に支持される。また、基台30の他端側は、スライド部材22を介して回転台12に支持される。また、一対の車輪32は、移動方向を転換する転舵機能を有する。これにより、基台30は、任意のスライド位置において、回転台12の軸線A1周りの回転に伴って方向転換可能に構成される。
操作部33は、図1に示すように、足載置台31の上面のうち左右方向の端部に固定されている。本実施形態において、操作部33は、スライド部材22のスライド方向に前後に傾斜した一対の斜面を有する逆V字状に形成されている。操作部33は、介助者の脚力によって、回転台12を回転させる操作、またはスライド部材22をスライドさせる操作を受け付ける。
フレーム34は、足載置台31の回転台12側の端部に固定される。フレーム34は、図1に示すように、足載置台31との固定位置から斜め上方に延伸するとともに、後方に湾曲してほぼ水平に延伸するように形成される。フレーム34は、下腿当て部35および支持装置40を支持する。下腿当て部35は、足載置台31の接地マーク311よりも少し前側の上方に設けられる。下腿当て部35は、左右方向に延在するクッション材で形成される。下腿当て部35は、被介助者Mの下腿が接触する部位である。下腿当て部35は、配置高さを調整可能に構成される。
支持装置40は、基台30のフレーム34に設けられる。支持装置40は、アーム41、駆動装置42、ハンドル43、および支持部材50を備える。アーム41の一端は、フレーム34の所定位置に設定された左右方向に水平な軸線A2周りに揺動可能に支持される。アーム41は、フレーム34の下部と、アーム41の中間部とを連結する駆動装置42により駆動される。本実施形態において、駆動装置42は、油圧シリンダに対する作動油の供給によってロッドを伸縮する。アーム41は、駆動装置42の伸縮量によって揺動角が変動するように構成されている。
介助装置1が臀部上昇動作の補助を行う場合には、駆動装置42が延びてアーム41が後旋回する。一方、介助装置1が臀部下降動作の補助を行う場合には、駆動装置42が縮んでアーム41が後旋回する。ハンドル43は、アーム41の他端(フレーム34に連結された端部とは反対側の端部)に固定される。ハンドル43は、アーム41の端部から前上方向に延びるように形成されている。ハンドル43は、被介助者Mの両手によって把持される部分として利用される。また、ハンドル43の側方部分および前方部分は、介助者によって介助装置1を回転またはスライドさせるために把持される部分として利用される。
支持部材50は、被介助者Mの上半身を支持する。支持部材50は、アーム41に着脱可能に固定されている。このように、支持部材50は、アーム41およびフレーム34を介してスライド部材22に設けられている。支持部材50は、駆動装置42の駆動によってアーム41がフレーム34に対して揺動すると、スライド部材22に対して前後方向に傾動する。
支持部材50は、胴体支持部51、および一対の脇支持部52を備える。胴体支持部51は、被介助者Mの胴体形状に近い面状に形成されており、柔軟な変形が可能になっている。胴体支持部51の支持面は、被介助者Mの上半身のうち胴体の前面に面接触して胴体を支持する。胴体支持部51は、アーム41に取り付けられている。一対の脇支持部52は、被介助者Mの両脇を支持する。詳細には、一対の脇支持部52は、胴体支持部51の左右に揺動可能に設けられている。脇支持部52は、棒状部材により、L字状に形成されている。脇支持部52の表面は、柔軟な変形が可能な材料により覆われている。
制御装置60は、基台30に設けられた制御ユニット(図示しない)に組み込まれている。上記の制御ユニットは、制御装置60の他に、駆動装置42を駆動させるための油圧ポンプや制御用のバッテリ電源などを有する。制御装置60は、図3に示すように、駆動制御部61、およびコントローラ62を備える。駆動制御部61は、介助装置1が被介助者Mの臀部上昇動作や臀部下降動作を補助する場合に、コントローラ62が受け付けた被介助者Mまたは介助者からの指令に基づいて、駆動装置42を駆動させて支持部材50の移動を制御する。
また、制御装置60は、支持装置40のアーム41が揺動している場合には、回転台12の回転を規制する。具体的には、回転装置10の回転規制部13は、制御装置60による制御信号に基づいて、駆動装置42が駆動している場合には回転台12の回転を規制する状態に切り換える。これにより、回転台12は、支持部材50が前旋回または後旋回している間は、固定部11に対してロックされて回転不能となる。
さらに、制御装置60は、支持装置40のアーム41が揺動している場合には、スライド部材22のスライドを規制する。具体的には、スライド装置20のスライド規制部23は、制御装置60による制御信号に基づいて、駆動装置42が駆動している場合にはスライド部材22のスライドを規制する状態に切り換える。これにより、スライド部材22は、支持部材50が前旋回または後旋回している間は、一対のレール21に対してロックされてスライド不能となる。
(1−3.介助装置1による移乗動作の補助)
介助装置1による移乗動作を補助する処理について、図4〜図9を参照して説明する。ここで、介助装置1は、例えば介助施設において移動目標が設けられた部屋に設置される。本実施形態において、介助施設は、図7に示すように、移動目標としての便器85が設置されたトイレ室80を備える。トイレ室80は、便器85の前後方向に対向して配置された前壁81と後壁82、および便器85の左右方向に対向して配置された一対の側壁83により区画されている。トイレ室80の出入り口84は、便器85の側方に位置する側壁83に設けられている。
トイレ室80における移乗動作には、被介助者Mを車椅子Wから便器85へと移乗させる動作、および被介助者Mを便器85から車椅子Wへと移乗させる動作が含まれる。移乗動作の概要としては、介助者は、先ずトイレ室80の外側で被介助者Mを車椅子Wから介助装置1に搭乗させる。次に、介助者は、介助装置1に支持された被介助者Mをトイレ室に入室させてから方向転換を行う。そして、介助者は、被介助者Mを便器85に向かって移動させてから便器85に着座させる。
上記のような移乗動作は、臀部上昇動作と、方向転換動作と、臀部下降動作とにより構成される。なお、本実施形態は、臀部上昇動作として、起立動作を例示する。また、移乗動作の初期状態として、被介助者Mは、図4に示すように、車椅子Wの座面に臀部Mtが接触した座位姿勢にある。被介助者Mは、介助者の操作によってトイレ室80の出入り口84の近くまで移動される。
介助装置1は、移乗動作の初期状態において、図7に示すように、スライド部材22のスライド方向がトイレ室80の出入り口84を向くように、回転装置10の回転台12が第一角度N1とされている。このとき、支持部材50の胴体支持部51の支持面は、上方視でトイレ室80の側方(図7の左右方向)を向いた状態にある。また、スライド部材22は、図4および図7に示すように、トイレ室80の外側であって支持部材50に被介助者Mが乗降する第一位置P1まで引き出された状態にある。
被介助者Mは、基台30の接地マーク311を目安に両足を足載置台31に載置するとともに、ハンドル43を把持する。そして、被介助者Mは、車椅子Wに座った状態で上半身を前傾させて、支持部材50の胴体支持部51に胸部が接触し、一対の脇支持部52に両脇を支持された状態とされる。この状態において、被介助者Mまたは介助者がコントローラ62を操作し、起立動作の補助を行うように指令する。これにより、制御装置60の駆動制御部61が支持装置40の駆動装置42を駆動させる。
そうすると、支持装置40のアーム41が軸線A2周りに回転して、支持部材50が前旋回する。これに伴って、被介助者Mは、図5に示すように、上半身が上昇するとともに前進し、臀部Mtが車椅子Wの座面から離れた立位姿勢とされる。このとき、被介助者Mの膝が下腿当て部35に接触した状態となり得る。なお、上記のように駆動装置42が駆動している間は、回転規制部13により回転台12の回転が規制され、またスライド規制部23によりスライド部材22のスライドが規制される。これにより、介助装置1が全体として安定し、結果として被介助者Mの起立動作の補助をより安定させることができる。
続いて、支持部材50の前旋回が停止すると、回転規制部13による回転規制が解除されるとともに、スライド規制部23によるスライド規制が解除される。そして、介助者が基台30の操作部33または支持装置40のハンドル43にスライド方向の操作力を加えることによって、スライド部材22がスライドされる。これにより、スライド装置20が縮んで、スライド装置20に設けられた基台30および支持装置40が平行移動する。スライド部材22は、図6および図7に示すように、トイレ室80の内側であって支持部材50に支持された被介助者Mをトイレ室80に入室した状態とする第二位置P2まで押し入れられている。
さらに、介助者が基台30の操作部33または支持装置40のハンドル43に回転台12の周方向に操作力を加えることによって、回転台12が軸線A1周りに回転される。具体的には、図8に示すように、回転装置10に設けられたスライド装置20、基台30、および支持装置40が一体的に反時計回りに回転される。このとき、介助装置1は、スライド装置20が縮んだ状態にあることから、軸線A1から最外部までの距離がスライド部材22の可動範囲に応じた距離(第一位置P1から第二位置P2までの距離)だけ短縮されている。これにより、介助装置1は、コンパクトな方向転換が可能となっている。
回転台12は、第一角度N1から90度回転してスライド部材22のスライド方向が移動目標としての便器85を向いた状態で、角度決め装置15によって固定部11に対する回転を規制される。これにより、回転台12は、角度決め装置15により第二角度N2に角度決めされる。このように、介助者は、支持装置40に支持された被介助者Mが方向転換されて便器85に背を向けた状態とすることができる。
そして、介助者が基台30の操作部33または支持装置40のハンドル43にスライド方向の操作力を加えることによって、スライド部材22が便器85側にスライドされる。これにより、スライド装置20が延びて、スライド装置20に設けられた基台30および支持装置40が平行移動する。スライド部材22は、図9に示すように、回転後の第二位置P2−2から第三位置P3まで移動される。
上記の回転後の第二位置P2−2は、回転台12が角度決め装置15により第二角度N2に角度決めされ、且つスライド装置20が縮んだ状態にあるときのスライド部材22の位置である。また、上記の第三位置P3は、支持部材50に支持され且つ回転台12の回転により方向転換された被介助者Mを便器85に着座可能な状態とするスライド部材22の位置である。つまり、第三位置P3は、被介助者Mを着座させるために、支持部材50を便器85に十分に接近させたときのスライド部材22の位置である。
この状態において、被介助者Mまたは介助者がコントローラ62を操作し、臀部下降動作の補助を行うように指令する。これにより、制御装置60の駆動制御部61が支持装置40の駆動装置42を駆動させる。そうすると、支持装置40のアーム41が軸線A2周りに回転して、支持部材50が後旋回する。これに伴って、被介助者Mは、上半身が下降するとともに後退し、臀部Mtが便器85の座面に接触した座位姿勢とされる。
なお、上記のように駆動装置42が駆動している間は、起立動作の補助を行った際と同様に、回転規制部13により回転台12の回転が規制され、またスライド規制部23によりスライド部材22のスライドが規制される。これにより、介助装置1が全体として安定し、結果として被介助者Mの臀部下降動作の補助をより安定させることができる。
また、被介助者Mを便器85から車椅子Wへと移乗させる動作の補助については、上記が逆順で行われる。ここで、回転台12の回転可能な角度範囲Raは、本実施形態において、第一角度N1から第二角度N2までの角度範囲である。よって、介助装置1のスライド部材22が方向転換後の第二位置P2−2から元の第二位置P2に向かうように回転台12を回転させた場合に、回転台12は、回転可能な角度範囲Raの終端において角度決め装置15によって回転を規制され、第一角度N1に角度決めされる。結果として、介助者は、支持装置40に支持された被介助者Mが元の第一角度N1に方向転換されて車椅子Wに背を向けた状態とすることができる。
また、スライド部材22の可動範囲Rsは、トイレ室80の外側であって支持部材50に被介助者Mが乗降する第一位置P1と、トイレ室80の内側であって支持部材50に支持された被介助者Mをトイレ室80に入室した状態とする第二位置P2と、の間で支持部材50をスライドさせる範囲に設定されている。なお、スライド部材22の可動範囲Rsは、トイレ室80における回転後の第二位置P2−2と第三位置P3との距離の方が、第一位置P1と第二位置P2との距離よりも長ければ、これに対応した範囲にしてもよい。
(2.実施形態の構成による効果)
以上説明したように、本明細書に開示する介助装置1は、部屋(トイレ室80)の床面Fに設けられ、鉛直方向に平行な軸線A1周りに回転可能な回転台12と、回転台12に設けられ、水平方向にスライド可能なスライド部材22と、スライド部材22に設けられ、被介助者Mの上半身を支持する支持部材50と、を備える。スライド部材22は、部屋(トイレ室80)の外側であって支持部材50に被介助者Mが乗降する位置(第一位置P1)と、部屋(トイレ室80)の内側であって支持部材50に支持された被介助者Mを部屋(トイレ室80)に入室した状態とする位置(第二位置P2)と、の間で支持部材50をスライドさせる。
このような構成によると、スライド部材22のスライドにより部屋(トイレ室80)の外側から部屋(トイレ室80)の内側へと支持部材50に支持された被介助者Mを入室させることができる。これにより、回転台12の回転中心(軸線A1)から最外部まで距離を短縮できるので、方向転換をコンパクトに行うことができる。例えばスライド部材22を有しない構成では、被介助者Mを回転中心に接近させるように支持部材50を動作させる必要がある。これに対して、上記構成では、乗降位置(第一位置)において被介助者Mの臀部Mtが浮いた状態(座面から離間した状態)にできれば、スライド部材22のスライドによって入室が可能となる。つまり、臀部Mtが浮いた被介助者Mをさらに高い位置まで上昇させる動作を省略することができる。
また、コンパクトに方向転換を行った後に、スライド部材22が適宜スライドすることによって被介助者Mが移動目標(便器85)まで移動される。例えば被介助者Mを持ち上げる装置と回転装置とにより構成される介助装置では可動領域を確保するために回転半径を大きくする必要があったのに対して、本実施形態にて例示した構成では移乗動作において必要な角度においてスライド部材22のスライドにより伸縮できる。結果として、限られたスペースの部屋(トイレ室80)に設置される介助装置1の利用性を向上でき、介助者および被介助者Mの負荷を軽減できる。
上記の介助装置1は、部屋(トイレ室80)の床面Fに設けられ、鉛直方向に平行な軸線A1周りに回転可能な回転台12と、回転台12に設けられ、水平方向にスライド可能なスライド部材22と、スライド部材22に設けられ、被介助者Mの上半身を支持する支持部材50と、を備える。回転台12の回転可能な角度範囲Raには、スライド部材22のスライド方向が部屋(トイレ室80)の出入り口84を向く第一角度N1と、スライド部材22のスライド方向が部屋(トイレ室80)に設けられた移動目標(便器85)を向く第二角度N2とが含まれる。介助装置1は、第一角度N1および第二角度N2の少なくとも一方において回転台12を角度決めする角度決め装置15を備える。
このような構成によると、スライド部材22のスライドにより回転台12の回転方向の回転可能な範囲を確保することができる。これにより、回転台12の回転中心(軸線A1)から最外部まで距離を短縮できるので、方向転換をコンパクトに行うことができる。また、回転台12は、角度決め装置15によって回転可能な範囲が全周のうち一部に制約されることによって、介助者等が回転台12を回転させる際に第一角度N1や第二角度N2を大きく超過する回転が防止される。また、回転台12は、角度決め装置15によって第一角度N1および第二角度N2において角度決めされる。これにより、介助者等が回転台12を回転させる際に第一角度N1や第二角度N2に角度決めすることが容易となり、介助装置1の操作性を向上できる。
また、コンパクトに方向転換を行った後に、スライド部材22が適宜スライドすることによって被介助者Mが移動目標(便器85)まで移動される。例えば被介助者Mを持ち上げる装置と回転装置とにより構成される介助装置では可動領域を確保するために回転半径を大きくする必要があったのに対して、本実施形態にて例示した構成では移乗動作において必要な角度においてスライド部材22のスライドにより伸縮できる。結果として、限られたスペースの部屋(トイレ室80)に設置される介助装置1の利用性を向上でき、介助者および被介助者Mの負荷を軽減できる。
上記の介助装置1において、スライド部材22の可動範囲Rsには、第一位置P1、第二位置P2、および支持部材50に支持され且つ回転台12の回転により方向転換された被介助者Mを移動目標(便器85)に着座可能な状態とする第三位置P3が含まれる。介助装置1は、第一位置P1、第二位置P2、および第三位置P3の少なくとも2箇所においてスライド部材22を位置決めする位置決め装置25を備える。
このような構成によると、介助者等がスライド部材22をスライドさせる際に第一位置P1や第二位置P2に位置決めすることが容易となり、介助装置1の操作性を向上できる。
上記の介助装置1は、座位姿勢にある被介助者Mの臀部Mtを座面から離間させるように、支持部材50をスライド部材22に対して移動させる駆動装置42を備える。
このような構成によると、駆動装置42によって支持部材50を動作させて被介助者Mの上半身を昇降させることができる。このように、介助者の負荷が高い介助動作について駆動装置42の補助を利用できるので、介助者の負荷を軽減できる。
上記の介助装置1において、回転台12は、軸線A1周りに自由に回転可能に構成される。介助装置1は、回転台12の回転を規制する状態と、回転台12の回転を許容する状態とを切り換える回転規制部13を備える。
このような構成によると、回転規制部13によって回転台12を任意の角度で停止させたり、回転の規制を解除して自由に回転可能にしたりすることができる。これにより、例えば被介助者Mの乗り降りや、スライド部材22のスライドの途中で必要に応じて回転台12の回転を停止でき、介助装置1の動作を安定させることができる。
上記の介助装置1は、座位姿勢にある被介助者Mの臀部Mtを座面から離間させるように、支持部材50をスライド部材22に対して移動させる駆動装置42を備える。回転規制部13は、駆動装置42が駆動している場合には回転台12の回転を規制する状態に切り換える。
このような構成によると、駆動装置42が駆動している間は回転規制部13によって回転台12の回転が規制される。これにより、被介助者Mの臀部Mtが座面から離間する姿勢に移行させるための支持部材50の移動中には、被介助者Mの方向転換が抑制され、被介助者Mが安心して介助装置1の動作に身体を預けることができる。
上記の介助装置1において、スライド部材22は、スライド方向に自由にスライド可能に構成される。介助装置1は、スライド部材22のスライドを規制する状態と、スライド部材22のスライドを許容する状態とを切り換えるスライド規制部23を備える。
このような構成によると、スライド規制部23によってスライド部材22を任意の位置で停止させたり、スライドの規制を解除して自由にスライド可能にしたりすることができる。これにより、例えば被介助者Mの乗り降りや、回転台12の回転の途中で必要に応じてスライド部材22のスライドを停止でき、介助装置1の動作を安定させることができる。
上記の介助装置1は、座位姿勢にある被介助者Mの臀部Mtを座面から離間させるように、支持部材50をスライド部材22に対して移動させる駆動装置42を備える。スライド規制部23は、駆動装置42が駆動している場合にはスライド部材22のスライドを規制する状態に切り換える。
このような構成によると、駆動装置42が駆動している間はスライド規制部23によってスライド部材22のスライドが規制される。これにより、被介助者Mの臀部Mtが座面から離間する姿勢に移行させるための支持部材50の移動中には、被介助者Mのスライド部材22による前後進が抑制され、被介助者Mが安心して介助装置1の動作に身体を預けることができる。
上記の介助装置1は、被介助者Mを介助する介助者の脚力によって、回転台12を回転させる操作、またはスライド部材22をスライドさせる操作を受け付ける操作部33を備える。
このような構成によると、被介助者Mの質量を合わせた介助装置1を回転させたりスライドさせたりする際に必要な動力を操作部33から与えることができる。これにより、例えば介助者は、支持部材50を両手で支持しながら脚力をもって回転台12を回転させたり、スライド部材22をスライドさせたりすることができる。これにより、介助装置1の操作性を向上でき、介助者および被介助者Mの負担をより軽減できる。
上記の介助装置1において、部屋は、移動目標としての便器85が設置されたトイレ室80である。
トイレ室80は、特に室内のスペースが限られ、出入り口84も大きく間取りされていないことがある。このようなトイレ室80における移乗においては、被介助者Mの入退室と、移動目標としての便器85までの移動を狭い室内において確実に補助されることが求められる。これに対して、上記のような構成を備える介助装置1によると、トイレ室80の外側における乗降を可能としつつコンパクトに方向転換が行え、さらに便器85まで被介助者Mを確実に移動させることができる。よって、本実施形態にて例示した構成の介助装置1をトイレ室80に設置することが特に有用である。
(3.実施形態の変形態様)
(3−1.回転装置10、スライド装置20について)
実施形態において、介助装置1が設置される部屋は、移動目標としての便器85を備えるトイレ室80であるものとした。この他に、介助装置1は、種々の部屋に設置される構成としてもよい。この場合やトイレ室80において出入り口84が側壁83でなく後壁82などに設けられている場合には、回転台12の回転可能な角度範囲Raは、90度でなく180度など種々の角度範囲に設定されてもよい。
回転台12の回転可能な角度範囲Raは、例えば介助装置1の用途に応じて調整可能に構成されてもよい。具体的には、角度決め装置15は、一対の突起部151が固定部11の外周縁に沿って移動可能に構成されるとともに、任意の周方向位置においてねじ締結などによって固定される構成としてもよい。これにより、実施形態と同様の効果を奏するとともに、介助装置1の用途や設置場所の変更等に対応することができる。
また、介助装置1の用途によっては、回転台12が1箇所または3箇所以上の規定角度において角度決めされるように、角度決め装置15が構成されてもよい。例えば3箇所以上の規定角度において回転台12を角度決めする場合には、角度決め装置15は、一対の突起部151と係合部152に代えて、例えば回転台12が規定角度となった際に固定部11に設けられるプランジャが回転台12に設けられる係合穴に係合して角度決めされる構成としてもよい。
その他に、介助施設の部屋に設けられた移動目標が床面Fに固定されていない場合や、移乗元や移動目標が複数ある場合には、回転装置10において回転台12が全周に亘って自由に回転可能に構成されてもよい。また、回転台12の回転中心である軸線A1は、実施形態において、出入り口84の幅方向中央を通る直線と移動目標としての便器85の幅方向中央を通る直線との交点となる位置に設定される構成とした。これに対して、軸線A1は、出入り口84や移動目標の位置、回転台12とスライド装置20の位置関係などに応じて適宜設定することができる。
実施形態において、スライド装置20のスライド部材22の可動範囲Rsは、トイレ室80に被介助者Mを入退室させる第一位置P1と第二位置P2との間で支持部材50をスライドさせる範囲とした。これに対して、可動範囲Rsは、介助装置1の用途によっては被介助者Mの入退室を目的とした範囲に設定される他に、回転台12の軸線A1からある程度離れていても搭乗可能となるように支持部材50を適宜スライドさせる範囲に設定してもよい。このような構成においても、床面Fに固定された介助装置1に対して車椅子Wなどを接近させる位置を正確にしなくてもスライド部材22のスライドによって調整が可能となり、移乗動作における介助装置1の利用性を向上できる。
スライド部材22の可動範囲Rsは、例えば介助装置1の用途に応じて調整可能に構成されてもよい。具体的には、位置決め装置25は、一対のスライドストッパ251がレール21に沿って移動可能に構成されるとともに、任意のスライド方向位置においてねじ締結などによって固定される構成としてもよい。これにより、実施形態と同様の効果を奏するとともに、介助装置1の用途や設置場所の変更等に対応することができる。
また、スライド装置20は、スライド部材22の幅方向中央を通る直線上に回転台12の軸線A1が位置するように回転台12に設けられる構成とした。これに対して、介助装置1の用途や設置される部屋のレイアウトによっては、スライド部材22のスライド方向は回転台12の径方向からずれていてもよい。また、スライド部材22のスライド方向に対して支持部材50が水平方向に斜めになっていてもよい。さらに、スライド部材22のスライドの軌跡を定める一対のレール21は、実施形態にて例示したように直線状とする他に、曲線状など種々の形状としてもよい。
また、介助装置1は、回転台12の回転動作とスライド部材22のスライド動作が同期するように、支持装置40の移動軌跡を定める機構を備える構成としてもよい。このような構成によると、例えば介助装置1に被介助者Mが搭乗した後に支持部材50を回転させる操作力を付与すると、スライド装置20が縮みながら回転台12が回転し始める。そして、ある程度回転したところでスライド装置20が再び延びて、被介助者は、移動目標に移動可能な状態とされる。
その他に、実施形態において、回転台12が自由に回転可能に構成され、またスライド部材22が自由にスライド可能に構成されるものとした。これに対して、回転台12およびスライド部材22の少なくとも一方は、例えばアクチュエータなどによって駆動力を付与されて回転角度やスライド位置を制御されるようにしてもよい。このような構成において、回転台12およびスライド部材22がともにアクチュエータによって互いの動作を協調されて、また支持装置40の駆動装置42の動作とも協調されて支持部材50を適宜移動させる構成としてもよい。
また、上記のような構成において、角度決め装置15および位置決め装置25は、例えばアクチュエータの制御部によって構成され、予め記憶されている規定角度に回転台12を角度決めし、また予め記憶されている規定位置にスライド部材22を位置決めするようにしてもよい。このとき、回転台12の規定角度および回転可能な角度範囲Ra、並びにスライド部材22の規定位置および可動範囲Rsは、アクチュエータの制御部に対する設定の変更によって任意に変更可能としてもよい。
具体的には、介助装置1は、介助者や介助装置1の設置を行う作業者による規定角度および角度範囲Raの設定値の変更を受け付けて、アクチュエータの制御部に記憶させる。アクチュエータの制御部としての角度決め装置15は、設定された規定角度および角度範囲Raに基づいてアクチュエータの動作を制御し、回転台12を角度決めする。また、介助装置1は、同様に規定位置および可動範囲Rsの設定値の変更を受け付けて、アクチュエータの制御部に記憶させる。アクチュエータの制御部としての位置決め装置25は、設定された規定位置および可動範囲Rsに基づいてアクチュエータの動作を制御し、スライド部材22を位置決めする。このような構成によると、アクチュエータの制御部に対する設定値の変更によって規定角度、角度範囲Ra、規定位置、および可動範囲Rsを容易に設定することができ、介助装置1の用途や設置場所の変更等に対応することができる。
実施形態において、制御装置60は、支持装置40の駆動装置42が駆動している場合には回転台12の回転を規制し、またスライド部材22のスライドを規制するものとした。これに対して、駆動装置42が駆動中であっても、回転台12の回転およびスライド部材22のスライドの少なくとも一方を許容する構成としてもよい。例えば、駆動装置42の駆動中にスライド部材22のスライドを許容する場合には、臀部上昇動作の実行中に被介助者Mの臀部Mtが座面から浮いたのを確認して、スライド部材22をスライドさせて被介助者Mを前進させることができる。また、臀部下降動作の実行中においては、被介助者Mの臀部Mtの位置を移動目標の座面に対して調整するように、スライド部材22をスライドさせることができる。
(3−2.その他)
実施形態において、支持装置40の駆動装置42は、油圧式であるものとした。これに対して、駆動装置42は、座位姿勢にある被介助者Mの臀部Mtを座面から離間させるように支持部材50をスライド部材22に対して移動可能であれば種々の態様を採用し得る。例えば、駆動装置42は、ガススプリングなどの弾性装置であってもよいし、支持部材50の角度を維持したまま上昇可能な昇降装置であってもよい。また、駆動装置42は、支持部材50を揺動させる揺動装置と昇降させる昇降装置とを備える構成としてもよい。
その他に、制御装置60のコントローラ62は、介助者や被介助者Mの手動操作によって指令を受け付ける構成とした。これに対して、コントローラ62は、例えば介助者の足操作によって指令を受け付け可能に、基台30などの足元に設けられる構成としてもよい。このような構成によると、介助者が両手で被介助者Mの身体や支持装置40のハンドル43を支持しながら、臀部上昇動作の補助や臀部下降動作の補助を行うように、介助装置1に指令することが可能となる。
1:介助装置、 10:回転装置、 12:回転台、 13:回転規制部、 15:角度決め装置、 20:スライド装置、 22:スライド部材、 23:スライド規制部、 25:位置決め装置、 30:基台、 33:操作部、 40:支持装置、 42:駆動装置、 50:支持部材、 80:トイレ室(部屋)、 84:出入り口、 85:便器(移動目標)、 A1:(回転台の)軸線、 P1:第一位置、 P2:第二位置、 N1:第一角度、 N2:第二角度、 Ra:角度範囲、 Rs:可動範囲、 F:床面、 M:被介助者、 Mt:臀部、 W:車椅子

Claims (11)

  1. 部屋の床面に設けられ、鉛直方向に平行な軸線周りに回転可能な回転台と、
    前記回転台に設けられ、水平方向にスライド可能なスライド部材と、
    前記スライド部材に設けられ、被介助者の上半身を支持する支持部材と、を備え、
    前記スライド部材は、前記部屋の外側であって前記支持部材に前記被介助者が乗降する第一位置と、前記部屋の内側であって前記支持部材に支持された前記被介助者を前記部屋に入室した状態とする第二位置と、の間で前記支持部材をスライドさせる介助装置。
  2. 前記回転台の回転可能な角度範囲には、前記スライド部材のスライド方向が前記部屋の出入り口を向く第一角度と、前記スライド部材のスライド方向が前記部屋に設けられた移動目標を向く第二角度とが含まれ、
    前記介助装置は、前記第一角度および前記第二角度の少なくとも一方において前記回転台を角度決めする角度決め装置を備える、請求項1に記載の介助装置。
  3. 前記スライド部材の可動範囲には、前記第一位置、前記第二位置、および前記支持部材に支持され且つ前記回転台の回転により方向転換された前記被介助者を移動目標に着座可能な状態とする第三位置が含まれ、
    前記介助装置は、前記第一位置、前記第二位置、および前記第三位置の少なくとも2箇所において前記スライド部材を位置決めする位置決め装置を備える、請求項1または2に記載の介助装置。
  4. 部屋の床面に設けられ、鉛直方向に平行な軸線周りに回転可能な回転台と、
    前記回転台に設けられ、水平方向にスライド可能なスライド部材と、
    前記スライド部材に設けられ、被介助者の上半身を支持する支持部材と、
    前記回転台を角度決めする角度決め装置と、を備え、
    前記回転台の回転可能な角度範囲には、前記スライド部材のスライド方向が前記部屋の出入り口を向く第一角度と、前記スライド部材のスライド方向が前記部屋に設けられた移動目標を向く第二角度とが含まれ、
    前記角度決め装置は、前記第一角度および前記第二角度の少なくとも一方において前記回転台を角度決めする介助装置。
  5. 前記介助装置は、座位姿勢にある前記被介助者の臀部を座面から離間させるように、前記支持部材を前記スライド部材に対して移動させる駆動装置を備える、請求項1−4の何れか一項に記載の介助装置。
  6. 前記回転台は、軸線周りに自由に回転可能に構成され、
    前記介助装置は、前記回転台の回転を規制する状態と、前記回転台の回転を許容する状態とを切り換える回転規制部を備える、請求項1−5の何れか一項に記載の介助装置。
  7. 前記介助装置は、座位姿勢にある前記被介助者の臀部を座面から離間させるように、前記支持部材を前記スライド部材に対して移動させる駆動装置を備え、
    前記回転規制部は、前記駆動装置が駆動している場合には前記回転台の回転を規制する状態に切り換える、請求項6に記載の介助装置。
  8. 前記スライド部材は、スライド方向に自由にスライド可能に構成され、
    前記介助装置は、前記スライド部材のスライドを規制する状態と、前記スライド部材のスライドを許容する状態とを切り換えるスライド規制部を備える、請求項1−7の何れか一項に記載の介助装置。
  9. 前記介助装置は、座位姿勢にある前記被介助者の臀部を座面から離間させるように、前記支持部材を前記スライド部材に対して移動させる駆動装置を備え、
    前記スライド規制部は、前記駆動装置が駆動している場合には前記スライド部材のスライドを規制する状態に切り換える、請求項8に記載の介助装置。
  10. 前記介助装置は、前記被介助者を介助する介助者の脚力によって、前記回転台を回転させる操作、または前記スライド部材をスライドさせる操作を受け付ける操作部を備える、請求項1−9の何れか一項に記載の介助装置。
  11. 前記部屋は、移動目標としての便器が設置されたトイレ室である、請求項1−10の何れか一項に記載の介助装置。
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