JP6689155B2 - 電子機器用止水構造、電子機器用読取ユニットおよび電子機器 - Google Patents

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Description

本発明は、電子機器用止水構造、電子機器用読取ユニットおよび電子機器に関する。
カードの読み取り装置において、装置内部への液体の浸入を防止する技術が知られている(例えば、特許文献1)。特許文献1に記載の技術では、装置筐体に設けられたカード挿入用のスリットの上端部を、下端部に対して前に迫り出したように形成している。また、カード挿入口からの異物の浸入を防止する技術が知られている(例えば、特許文献2)。特許文献2に記載の技術は、カード挿入口を開閉する、断面略L字状で、上側両端部に、装置本体の溝部に嵌合する爪部が配置されたカードカバーを有する。
特開平11−085932号公報 特開平10−083435号公報
車両に搭載される車両用の電子機器は、本体部の前面に、地図データや使用者の音楽、画像データなどを記憶した記憶媒体を挿入したり取り外したりする開口(メディアスロット)が形成されている。開口には、塵埃の浸入を防ぐため、開閉扉が配置されている。開口を閉じた状態の開閉扉の操作性を向上させるため、開口の鉛直方向上側で、ユーザの指が触れる位置に、扉操作用凹部が形成されている。
しかしながら、誤って液体が電子機器に滴下されてしまった場合、扉操作用凹部を介して開口から電気機器の内部に液体が浸入してしまうおそれがある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、扉操作用凹部からの液体の浸入を規制する電子機器用止水構造、電子機器用読取ユニットおよび電子機器を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る電子機器用止水構造は、電子機器の操作面に配置され、対象物が挿入される開口の電子機器用止水構造であって、前記操作面と平行な平面に配置された回動軸と、前記回動軸を固定端とし、自由端が前記回動軸よりも鉛直方向上側となる範囲で少なくとも回動し、前記開口を開閉する開閉体と、前記開閉体の自由端に配置され、前記開閉体を閉じた状態で前記開口に向かって突出した庇部とを有する開閉扉と、前記操作面における前記開口の鉛直方向上側に配置され、前記操作面に対して凹状に形成され、前記開閉体を閉じた状態で前記開閉体の上部を露出させる扉操作用凹部と、前記操作面における前記扉操作用凹部の鉛直方向下側、かつ、前記開口の鉛直方向上側に配置され、前記開口に対して凸状に形成された突出部と、前記突出部に凹状に形成された区画室と、を備え、前記区画室は、前記扉操作用凹部と連接され、前記庇部は、前記開閉体を閉じた状態で、少なくとも一部が前記区画室に収容されることを特徴とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る電子機器用読取ユニットは、上記の電子機器用止水構造と、前記操作面を有する筐体とを備えることを特徴とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る電子機器は、上記の電子機器用読取ユニットと、前記操作面に対して開閉する表示ユニットとを備えることを特徴とする。
本発明によれば、扉操作用凹部からの液体の浸入を規制することができるという効果を奏する。
図1は、実施形態に係る電子機器用止水構造を有する電子機器を示す斜視図である。 図2は、実施形態に係る電子機器用止水構造を有する電子機器を示す斜視図である。 図3は、実施形態に係る電子機器用止水構造を示す部分断面図である。 図4は、実施形態に係る電子機器用止水構造の読取部を示す斜視図である。 図5は、実施形態に係る電子機器用止水構造の開閉扉を示す斜視図である。 図6は、実施形態に係る電子機器用止水構造を説明する部分拡大断面図である。 図7は、実施形態に係る電子機器用止水構造を説明する部分拡大断面図である。 図8は、従来の電子機器の読取部と開閉扉とを示す斜視図である。 図9は、従来の電子機器の読取部と開閉扉とを説明する部分断面図である。 図10は、従来の電子機器の読取部と開閉扉とを説明する部分拡大断面図である。
以下に添付図面を参照して、本発明に係る止水構造(電子機器用止水構造)5を備えた電子機器1の実施形態を詳細に説明する。なお、以下の実施形態により本発明が限定されるものではない。
以下の説明においては、電子機器1を車両の車室の前方に搭載した状態で各方向を定義する。前後方向とは、車両直進時の進行方向と平行な方向であり、乗員席側に向かう方向を前後方向の「前」、前方ウインドシールド側に向かう方向を前後方向の「後」とする。前後方向を、X軸方向とする。左右方向とは、前後方向に対して水平に直交する方向である。乗員席側から見て、左手側が「左」、右手側が「右」である。左右方向を、Y軸方向とする。上下方向(鉛直方向)とは、前後方向および左右方向に対して直交する方向である。上下方向を、Z軸方向とする。したがって、前後方向、左右方向および鉛直方向は、3次元で直交する。
図1は、実施形態に係る電子機器用止水構造を有する電子機器を示す斜視図である。図2は、実施形態に係る電子機器用止水構造を有する電子機器を示す斜視図である。図3は、実施形態に係る電子機器用止水構造を示す部分断面図である。図4は、実施形態に係る電子機器用止水構造の読取部を示す斜視図である。図5は、実施形態に係る電子機器用止水構造の開閉扉を示す斜視図である。電子機器1は、例えば、AV一体型のカーナビゲーションシステムまたはカーオーディオなどである。電子機器1は、表示ユニット2と、読取ユニット(電子機器用読取ユニット)3とを備える。
図1、図2を用いて、表示ユニット2について説明する。表示ユニット2は、読取ユニット3のサブパネル(操作面)30aに沿ってスライドし開閉する。言い換えると、表示ユニット2は、読取ユニット3の筐体30に対してチルト動作し開閉する。より詳しくは、表示ユニット2は、筐体30のサブパネル30aと平行な方向に沿って起立しているとき、閉じた状態である。表示ユニット2が閉じた状態のとき、サブパネル30aは表示ユニット2で覆われている。表示ユニット2は、サブパネル30aに対して傾いているとき、開いた状態である。表示ユニット2が開いた状態のとき、サブパネル30aは露出している。本実施形態では、表示ユニット2は、下側が筐体30から遠ざかりながら、上側がサブパネル30aに沿って下側にスライドすることで、筐体30に対して開いた状態となる。表示ユニット2は、下側が筐体30に近づきながら、上側がサブパネル30aに沿って上側にスライドすることで筐体30に対して閉じた状態となる。
表示ユニット2は、ディスプレイパネル21の外周を覆う箱形の筐体20と、筐体20の乗員席に面した正面に配置されたディスプレイパネル21と、筐体20の正面と反対側の背面20bの下側に配置された図示しない回動軸と、筐体20の背面20bの上側に配置された図示しないガイドローラと、ディスプレイパネル21の側方に配置された操作部22とを有する。
ディスプレイパネル21は、例えば、液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)または有機EL(Organic Electro−Luminescence)ディスプレイを含むディスプレイである。ディスプレイパネル21は、読取ユニット3から出力された映像信号に基づいて、映像を表示する。ディスプレイパネル21は、正面が乗員席と向かい合って配置されている。ディスプレイパネル21は、表面にタッチパネルが配置されている。ディスプレイパネル21は、表示された操作画面を介して操作を検出し、読取ユニット3に出力する。本実施形態では、ディスプレイパネル21は、前後方向と直交する平面に配置されている。
回動軸は、スライド機構4のスライド軸41に回動自在に連結されている。回動軸は、左右方向に沿って配置されている。
ガイドローラは、読取ユニット3の筐体30に形成された図示しないガイド溝と係合している。言い換えると、ガイドローラは、ガイド溝に沿ってスライドする。
操作部22は、電子機器1に対する操作を入力する複数のボタンを含む。操作部22は、各ボタンに対する操作を検出し読取ユニット3に出力する。操作部22は、ディスプレイパネル21に表示された操作画面に画像として表示させるタッチパネルとしてもよい。
図2を用いて、読取ユニット3について説明する。読取ユニット3は、記憶媒体(挿入物)から情報を読み取る。読取ユニット3は、記憶媒体から読み取った情報と、ディスプレイパネル21で検出された操作情報とに基づいて、電子機器1の各部に制御信号を出力する。読取ユニット3は、筐体30と、筐体30に配置されたスライド機構4と、読取部6と開閉扉7とを含む止水構造5と、図示しない制御部とを有する。
筐体30は、直方体状の箱状に形成されている。筐体30は、表示ユニット2と向かい合う面にサブパネル30aを有する。
図3を用いて、サブパネル30aについて説明する。サブパネル30aは、前後方向と直交する平面に対して傾斜を有する平面に配置されている。より詳しくは、サブパネル30aは、前方から後方に向かうにつれて下側から上側に傾斜している。本実施形態では、サブパネル30aは、前後方向と直交する平面に対して、例えば、10〜30°の傾斜角θを有する平面に配置されている。このようにサブパネル30aが傾斜しているので、表示ユニット2の筐体20の背面20b側と読取ユニット3の筐体30のサブパネル30aとの隙間S1の上端S1aが、鉛直方向上側に向かって開口した状態となっている。このため、例えば、誤って電子機器1に滴下されてしまった飲料などの液体Rが、隙間S1の上端S1aから、隙間S1に浸入してしまうおそれがある。なお、隙間S1の幅、言い換えると、表示ユニット2の筐体20の背面20b側と読取ユニット3の筐体30のサブパネル30aとの間の距離は、数mmである。
ガイド溝は、筐体30の前側の側面内周30b(図2参照)に形成されている。
図2に戻って、スライド機構4について説明する。スライド機構4は、筐体30に対して前後方向に進退する。スライド機構4は、スライド軸41と、図示しないモータとを有する。スライド軸41は、モータで駆動され、一端側が筐体30のサブパネル30aより前方に進出したり、筐体30の内部に後退したりする。スライド軸41は、他端部がモータと接続されている。スライド軸41は、一端部が表示ユニット2の回動軸と接続されている。
このように構成されたスライド機構4は、スライド軸41で、表示ユニット2の回動軸を前方に押し出す。このとき、表示ユニット2のガイドローラは、ガイド溝に沿って下側にスライドされる。このようなスライド機構4の動作で、表示ユニット2の下側が筐体30から遠ざかりながら、表示ユニット2の上側が筐体30の下側にスライドされる。スライド機構4は、スライド軸41で、表示ユニット2の回動軸を後方に引き戻す。このとき、表示ユニット2のガイドローラは、ガイド溝に沿って上側にスライドされる。このようなスライド機構4の動作で、表示ユニット2の下側が筐体30に近づきながら、表示ユニット2の上側が筐体30の上側にスライドされる。
止水構造5は、読取ユニット3を止水する構造である。より詳しくは、止水構造5は、電子機器1の読取ユニット3の筐体30のサブパネル30aに配置され、記憶媒体を挿入する読取部6のメディアスロット(開口)62を止水する構造である。止水構造5は、読取部6と開閉扉7とを含む。
図2ないし図4を用いて、読取部6について説明する。読取部6は、メディアスロット62に挿入された記憶媒体を読み取る。読取部6は、メディアスロット62に挿入された記憶媒体から読み取った情報を読取ユニット3に出力する。読取部6は、サブパネル30aに配置されている。読取部6は、サブパネル30aより後方に凹状に形成された凹部61と、凹部61に配置されたメディアスロット62と、扉操作用凹部63と、リブ64と、区画室65とを有する。
凹部61は、平面視で矩形状に形成されている。本実施形態では、凹部61は、サブパネル30aより数mm後方に凹んでいる。凹部61の乗員席と向かい合う面は、壁面61aである。壁面61aは、サブパネル30aと平行な平面に配置されている。
メディアスロット62は、記憶媒体が挿入される。メディアスロット62は、壁面61aに配置されている。本実施形態では、メディアスロット62は、壁面61aの左右方向の中央部に配置されている。メディアスロット62は、壁面61aより後方に凹状に形成されている。メディアスロット62は、扉操作用凹部63の鉛直方向下側に位置している。言い換えると、鉛直方向視で、メディアスロット62は、扉操作用凹部63の少なくとも一部と重なって位置している。メディアスロット62は、読取ユニット3の筐体30の内部に、図示しない電子部品が配置されている。電子部品は、読取ユニット3の筐体30の内部において、図示しない基板と電気的に接続されている。
扉操作用凹部63は、開閉扉7の開閉操作の操作性を向上させるために形成された凹みである。扉操作用凹部63は、サブパネル30aより後方に凹状に形成されている。扉操作用凹部63は、平面視で、外周縁が上側に膨らんだ円弧状に形成されている。扉操作用凹部63は、凹部61の上端から上側に形成されている。言い換えると、扉操作用凹部63は、凹部61の上端と連接されている。本実施形態では、扉操作用凹部63は、凹部61の上端の左右方向の中央部と連接されている。扉操作用凹部63は、メディアスロット62の鉛直方向上側に配置されている。言い換えると、鉛直方向視で、幅方向(左右方向)において、扉操作用凹部63は、メディアスロット62の少なくとも一部と重なって位置している。扉操作用凹部63は、開閉体71が閉じた状態で、開閉体71の上部を露出させる。
リブ(突出部)64は、凹部61の上側に配置されている。リブ64は、扉操作用凹部63の鉛直方向下側に配置されている。リブ64は、メディアスロット62の鉛直方向上側に配置されている。言い換えると、鉛直方向視で、リブ64は、扉操作用凹部63とメディアスロット62と重なって位置している。リブ64は、壁面61aの左右方向に沿って配置されている。リブ64は、壁面61aより前方に突出して壁面61aと一体に形成されている。リブ64は、サブパネル30aより後方に位置している。本実施形態では、リブ64は、凹部61の左右方向の中央部に形成されている。
右リブ64Rは、リブ64の区画室65より右側部である。鉛直方向視で、右リブ64Rは、メディアスロット62と重なって位置していない。本実施形態では、右リブ64Rは、メディアスロット62の右上部に配置されている。
左リブ64Lは、リブ64の区画室65より左側部である。鉛直方向視で、左リブ64Lは、メディアスロット62と重なって位置していない。本実施形態では、左リブ64Lは、メディアスロット62の左上部に配置されている。
区画室65は、リブ64を凹状に凹ませ形成されている。区画室65は、扉操作用凹部63の下端に連接している。区画室65は、メディアスロット62の鉛直方向上側に配置されている。言い換えると、鉛直方向視で、区画室65は、メディアスロット62と重なって位置している。本実施形態では、区画室65は、リブ64の左右方向の中央部に形成されている。区画室65は、メディアスロット62の左右方向の幅と同じか、メディアスロット62の左右方向の幅より大きく形成されている。区画室65は、リブ64によって、凹部61と区画されている。
図2、図3、図5、図6を用いて、開閉扉7について説明する。開閉扉7は、開閉することで、読取部6を開放したり、覆ったりする。開閉扉7は、筐体30に配置される。開閉扉7は、開閉体71と、開閉体71の下側に配置され、左右方向に沿って配置された回動軸72と、開閉体71の上端に配置され、左右方向に沿って配置された庇部73とを有する。
開閉体71は、回動軸72を固定端とし、自由端が回動軸72よりも鉛直方向上側となる範囲で少なくとも回動し、読取部6を開閉する。開閉体71は、上側が筐体30に対して近づいたり離れたりして読取部6の凹部61を開閉する。開閉体71が開いた状態では、凹部61が解放され、メディアスロット62が露出する。開閉体71が閉じた状態では、凹部61が閉じられ、メディアスロット62が覆われる。開閉体71が閉じた状態では、開閉体71の乗員席と向かい合う表面71aと、サブパネル30aとは同一平面に位置付けられる。言い換えると、開閉体71が閉じた状態では、開閉体71が凹部61に収容される。開閉体71が開いた状態では、上側がサブパネル30aより前方に傾斜している。
図6に示すように、開閉体71が閉じた状態で、開閉体71は、サブパネル30aと同様に、前後方向と直交する平面に対して、例えば、15°〜30°の傾斜を有する平面に配置されている。図6は、実施形態に係る電子機器用止水構造を説明する部分拡大断面図である。このように開閉体71が閉じた状態で、開閉体71およびサブパネル30aが傾斜しているので、開閉体71の上端とサブパネル30aとの隙間S2の上端S2aが、鉛直方向上側に向かって開口し、扉操作用凹部63と連通している。隙間S2は、隙間S1と連通している。隙間S2は、断面積の小さい毛細管状となっている。
開閉体71は、例えば、ネジリコイルバネや板バネを含む付勢手段で閉じる方向に付勢されている。本実施形態では、ネジリコイルバネの一端が筐体30に固定され、他端が開閉体71に固定されている。
庇部73は、開閉体71の上端に配置されている。庇部73は、表面71aと反対側の裏面71bから突出した庇状に形成されている。庇部73は、開閉体71が閉じた状態で、裏面71bより後方に突出している。庇部73は、係合突部73aと、右側部73bと、左側部73cとを有する。
係合突部73aは、庇部73の左右方向の中央に形成されている。係合突部73aは、右側部73bおよび左側部73cよりも、高さ方向に低い位置に形成されている。係合突部73aは、開閉体71が閉じた状態で、右側部73bおよび左側部73cより後方に突出している。係合突部73aは、開閉体71が閉じた状態で、区画室65に収容される。より詳しくは、開閉体71が閉じた状態で、係合突部73aとリブ64とは入れ子状態となっている。言い換えると、開閉体71が閉じた状態で、係合突部73aの先端は、リブ64の先端よりも後方に位置している。開閉体71が閉じた状態の鉛直方向視で、係合突部73aは、リブ64と重なって位置している。また、開閉体71が閉じた状態の鉛直方向視で、係合突部73aは、メディアスロット62と重なって位置している。
右側部73bは、庇部73の右側に配置されている。右側部73bは、係合突部73aよりも、高さ方向に高く形成されている。右側部73bは、開閉体71が閉じた状態で、後方への突出が係合突部73aより小さい。図7に示すように、右側部73bは、開閉体71が閉じた状態で、読取部6の右リブ64Rの前面64Raに当接する。図7は、実施形態に係る電子機器用止水構造を説明する部分拡大断面図である。開閉体71が閉じた状態の鉛直方向視で、右側部73bは、メディアスロット62と重なって位置していない。
左側部73cは、庇部73の左側に配置されている。左側部73cは、係合突部73aよりも、高さ方向に高く形成されている。左側部73cは、開閉体71が閉じた状態で、後方への突出が係合突部73aより小さい。左側部73cは、開閉体71が閉じた状態で、読取部6の左リブ64Lの前面64Laに当接する。開閉体71が閉じた状態の鉛直方向視で、左側部73cは、メディアスロット62と重なって位置していない。
次に、このように構成された電子機器1の作用について説明する。
まず、電子機器1の開閉動作について説明する。
読取ユニット3は、表示ユニット2を開動作させる操作が検出された検出信号が入力されると、スライド機構4で、表示ユニット2を開動作させる。より詳しくは、図2に示すように、表示ユニット2の回動軸は、スライド機構4のスライド軸41で前方に押し出される。このとき、表示ユニット2は、ガイドローラがガイド溝に沿って下側にスライドされる。これにより、表示ユニット2は、下側が筐体30から遠ざかりながら、上側が筐体30の下側にスライドされ、筐体30に対して開いた状態とされ、サブパネル30aが露出される。このようにして、電子機器1が開動作される。
読取ユニット3は、表示ユニット2を閉動作させる操作が検出された検出信号が入力されると、スライド機構4で、表示ユニット2を閉動作させる。より詳しくは、スライド機構4のスライド軸41で、表示ユニット2の回動軸が後方に引き戻される。このとき、表示ユニット2のガイドローラがガイド溝に沿って上側にスライドされる。これにより、表示ユニット2の下側が筐体30から近づきながら、表示ユニット2の上側が筐体30の上側にスライドされ、表示ユニット2が筐体30に対して閉じた状態とされ、サブパネル30aが覆われる。このようにして、電子機器1が閉動作される。
開閉扉7は、電子機器1が開動作した状態、言い換えると、表示ユニット2が筐体30に対して開き、サブパネル30aが露出した状態で、開閉される。
ユーザは、サブパネル30aに配置された読取部6の扉操作用凹部63に指を差し込む。そして、ユーザは、開閉扉7の上側を手前側に引き倒す。開閉体71は、回動軸72を中心に回動し読取部6のメディアスロット62を開放する。このようにして、開閉扉7が開かれ、読取部6のメディアスロット62が露出される。
そして、ユーザは、記憶媒体を、読取部6のメディアスロット62に挿入したり、メディアスロット62から取り外したりする。
そして、ユーザは、開閉扉7の開閉体71の上側を読取部6側に押し上げる。開閉体71は、回動軸72を中心に回動し読取部6のメディアスロット62を覆う。このようにして、開閉扉7が閉じられ、読取部6のメディアスロット62が覆われる。なお、開閉体71は、ある程度まで閉じると、ネジリコイルバネで付勢され閉じられる。
このように開閉扉7が閉じられた状態では、庇部73の係合突部73aが、区画室65に収容されている。言い換えると、庇部73の係合突部73aは、区画室65の上端より鉛直方向下側、かつ、リブ64より鉛直方向上側に配置されている。庇部73の右側部73bは、読取部6の右リブ64Rの前面64Raに当接している。庇部73の左側部73cは、読取部6の左リブ64Lの前面64Laに当接している。
つづいて、例えば、飲料などの少量の液体Rが、誤って電子機器1に滴下されてしまった場合における、電子機器1の止水構造5の作用について説明する。なお、電子機器1は、表示ユニット2が閉じられた閉状態である。
図3に示すように、サブパネル30aが傾斜しているので、隙間S1の上端S1aは、鉛直方向上側に向かって開口した状態となっている。また、表示ユニット2の筐体20の上面20aは、前方から後方に向かって鉛直方向上側から鉛直方向下側に傾斜している。言い換えると、表示ユニット2の筐体20の上面20aは、サブパネル30aに向かって鉛直方向上側から鉛直方向下側に傾斜している。このため、誤って電子機器1に滴下された液体Rは、表示ユニット2の筐体20の上面20aまたは読取ユニット3の筐体30に沿って、隙間S1の上端S1aから、隙間S1に浸入しやすい。
隙間S1に浸入した液体Rは、隙間S1を鉛直方向下側に移動する。より詳しくは、液体Rは、表示ユニット2の筐体20の上面20aおよび背面20bに沿って鉛直方向下側に移動する。または、液体Rは、読取ユニット3のサブパネル30aに沿って鉛直方向下側に移動する。
そして、液体Rは、読取部6の近傍に到達する。読取部6の左右方向の中央に到達した液体Rは、サブパネル30aより凹状に形成された扉操作用凹部63に浸入する。図6に示すように、隙間S2の上端S2aは、扉操作用凹部63と接続している。このため、扉操作用凹部63に浸入した液体Rは、隙間S2の上端S2aから、隙間S2に浸入する。
隙間S2に浸入した液体Rは、隙間S2の断面積が小さいので、毛細管現象のように、隙間S2を鉛直方向下側に移動する。より詳しくは、液体Rは、読取部6の区画室65を鉛直方向下側に移動する。または、液体Rは、庇部73の係合突部73aに沿って鉛直方向下側に移動する。庇部73の係合突部73aは、区画室65の前面65aに当接している。このため、液体Rは、区画室65に留められる。また、液体Rが、庇部73の係合突部73aと区画室65の前面65aとのわずかな隙間から鉛直方向下側に侵入したとしても、庇部73とリブ64とが入れ子状態となっているので、液体Rは、リブ64の上側において区画室65に留められる。ユーザは、液体Rが読取部6の区画室65に留まっている間に、滴下した液体Rを拭き取る。
読取部6の右側または左側に到達した液体Rは、図7に示すように、庇部73の右側部73bが読取部6の右リブ64Rの前面64Raに当接し、庇部73の左側部73cが読取部6の左リブ64Lの前面64Laに当接しているので、浸入が規制される。また、液体Rが、庇部73の右側部73bと右リブ64Rの前面64Raとのわずかな隙間、または、庇部73の左側部73cと左リブ64Lの前面64Laとのわずかな隙間から鉛直方向下側に侵入したとしても、鉛直方向視で、右リブ64Rおよび左リブ64Lとメディアスロット62とが重なって位置していない。このため、わずかな隙間から鉛直方向下側に侵入した液体Rが、メディアスロット62に浸入するおそれは少ない。
このように、誤って電子機器1に滴下されてしまった液体Rが、読取部6の扉操作用凹部63に到達した場合、液体Rを、読取部6の区画室65に留まらせ、読取部6のメディアスロット62に到達することが規制される。
上述したように、本実施形態は、例えば、飲料などの少量の液体Rが電子機器1に誤って滴下されてしまった場合、液体Rが読取部6のメディアスロット62に到達することを規制することができる。より詳しくは、本実施形態は、誤って電子機器1に滴下されて読取部6の扉操作用凹部63に浸入した液体Rを、読取部6の区画室65に留まらせることができる。このように、本実施形態は、誤って電子機器1に滴下されてしまった液体Rが、読取部6のメディアスロット62に到達することを規制することができる。
本実施形態によれば、庇部73の右側部73bが、読取部6の右リブ64Rの前面64Raに当接し、庇部73の左側部73cが、読取部6の左リブ64Lの前面65aに当接している。このため、本実施形態は、読取部6の右側または左側に到達した液体Rが浸入することを規制することができる。また、たとえ、液体Rが、庇部73の右側部73bと右リブ64Rの前面64Raとのわずかな隙間、または、庇部73の左側部73cと左リブ64Lの前面64Laとのわずかな隙間から鉛直方向下側に侵入したとしても、鉛直方向視で、右リブ64Rおよび左リブ64Lとメディアスロット62とが重なって位置していない。このため、本実施形態は、誤って電子機器1に滴下されてしまった液体Rが、読取部6のメディアスロット62に到達することを規制することができる。
これに対して、図8ないし図10を用いて、従来の電子機器について説明する。図8は、従来の電子機器の読取部と開閉扉とを示す斜視図である。図9は、従来の電子機器の読取部と開閉扉とを説明する部分断面図である。図10は、従来の電子機器の読取部と開閉扉とを説明する部分拡大断面図である。開閉扉170は、開閉体171が庇部を有していない。読取部160は、リブと区画室とを有していない。このため、開閉体171が閉じた状態で、庇部が区画室に収容され、入れ子状態となることもない。読取部160の扉操作用凹部163に浸入した液体Rは、上端S3aから隙間S3に浸入する。隙間S3に浸入した液体Rは、液体Rを留められる場所がないため、そのままメディアスロット162に到達してしまう。このようにして、液体Rがメディアスロット162の内部に浸入すると、電子機器の基板が液体Rで濡れ、電子機器が動作不良を起こすおそれがある。
本実施形態によれば、鉛直方向視で、扉操作用凹部63は、メディアスロット62の少なくとも一部と重なって位置している。言い換えると、メディアスロット62の少なくとも一部の鉛直方向上側にかかって、扉操作用凹部63が配置されている。本実施形態は、誤って電子機器1に滴下され扉操作用凹部63に浸入した液体Rを、区画室65に留まらせることができる。このように、本実施形態は、誤って電子機器1に滴下されてしまった液体Rが、読取部6のメディアスロット62に到達することを規制することができる。
本実施形態によれば、開閉扉7が庇部73を有しているので、開閉体71が閉じた状態で、図6、図7に示すように、隙間S2の上端S2aが狭められている。このように、本実施形態は、図10に示すような、従来の電子機器に比べて、隙間S2の上端S2aが狭められているので、液体Rの浸入を抑制することができる。
本実施形態によれば、開閉体71が閉じた状態で、庇部73とリブ64とが入れ子状態となっている。このため、本実施形態は、液体Rが庇部73の係合突部73aと区画室65の前面65aとのわずかな隙間から鉛直方向下側に侵入したとしても、液体Rを、リブ64の上側において区画室65に留めることができる。このようにして、本実施形態は、誤って電子機器1に滴下されてしまった液体Rを、読取部6の区画室65に留まらせ、読取部6のメディアスロット62に到達することを規制することができる。
しかも、本実施形態によれば、読取部6のメディアスロット62への液体Rの浸入を規制しながら、扉操作用凹部63と庇部73の係合突部73aとにより、開閉扉7の開閉操作の操作性をよくすることができる。
さて、これまで本発明に係る電子機器1について説明したが、上述した実施形態以外にも種々の異なる形態にて実施されてよいものである。区画室65の構成は、一例であり、これに限定されるものではない。区画室65および係合突部73aは、左右方向の全長に亘って形成されていてもよい。このように構成することで、より多くの液体Rを、区画室65に留まらせることができる。
読取部6のメディアスロット62の配置は上記で説明した配置に限定されず、例えば、凹部61に左右方向に並んで複数が配置されていてもよい。
1 電子機器
2 表示ユニット
20 筐体
21 ディスプレイパネル
3 読取ユニット(電子機器用読取ユニット)
30 筐体
30a サブパネル(操作面)
5 止水構造(電子機器用止水構造)
6 読取部
61 凹部
61a 壁面
62 メディアスロット(開口)
63 扉操作用凹部
64 リブ(突出部)
65 区画室
7 開閉扉
71 開閉体
72 回動軸
73 庇部
73a 係合突部
73b 右側部
73c 左側部

Claims (6)

  1. 電子機器の操作面に配置され、対象物が挿入される開口の電子機器用止水構造であって、
    前記操作面と平行な平面に配置された回動軸と、前記回動軸を固定端とし、自由端が前記回動軸よりも鉛直方向上側となる範囲で少なくとも回動し、前記開口を開閉する開閉体と、前記開閉体の自由端に配置され、前記開閉体を閉じた状態で前記開口に向かって突出した庇部とを有する開閉扉と、
    前記操作面における前記開口の鉛直方向上側に配置され、前記操作面に対して凹状に形成され、前記開閉体を閉じた状態で前記開閉体の上部を露出させる扉操作用凹部と、
    前記操作面における前記扉操作用凹部の鉛直方向下側、かつ、前記開口の鉛直方向上側に配置され、前記開口に対して凸状に形成された突出部と、
    前記突出部に前記扉操作用凹部よりも凹んだ凹状に形成された、前記扉操作用凹部と連接された区画室と、を備え、
    前記開閉体は、付勢部材により閉じる方向に付勢され、
    前記庇部は、前記開閉体を閉じた状態で、少なくとも一部が、前記区画室の前面の上下方向の中間部に当接し、
    前記区画室は、前記開閉体を閉じた状態で、前記庇部の当接している部分の上側と下側とに区画された、侵入した液体を留める空間を有することを特徴とする電子機器用止水構造。
  2. 前記庇部は、前記開閉体が閉じた状態で、前記区画室の前面の上下方向の中間部に当接する係合突部、を有し、
    前記係合突部は、前記開閉体が閉じた状態の鉛直方向視で、前記突出部および前記開口と重なって位置している請求項1に記載の電子機器用止水構造。
  3. 前記扉操作用凹部は、鉛直方向視で幅方向において、幅方向の位置が、前記開口の少なくとも一部と重なって位置する請求項2に記載の電子機器用止水構造。
  4. 前記対象物は、記憶媒体であることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の電子機器用止水構造。
  5. 請求項1から4のいずれか一項に記載の電子機器用止水構造と、
    前記操作面を有する筐体とを備えることを特徴とする電子機器用読取ユニット。
  6. 請求項5に記載の電子機器用読取ユニットと、
    前記操作面に対して開閉する表示ユニットとを備えることを特徴とする電子機器。
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