JP6688508B2 - 釣り糸 - Google Patents
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ただし、PEラインは表面摩擦が少ないため結線作業が難しいという問題がある。また、PEラインを折り曲げると強度が低下し切れ易く、かつ、岩や貝、海藻、魚体などと擦れると切れ易い(すなわち、傷に対して弱い)。更には、PEラインは伸びが比較的少ないという問題もある。
すなわち、本発明の第1の局面による連結釣り糸は、第1の釣り糸と、それに連結される第2の釣り糸と、を含む連結釣り糸であって、第2の釣り糸は、環状部と、環状部を形成するための結び目と、結び目から環状部の反対側に伸びる延伸部と、を有し、第2の釣り糸のうち、結び目とそれに隣接する環状部の一部および延伸部の一部が第1の釣り糸の周りに直接巻回されて第1の巻回部を形成し、延伸部の一部に隣接する延伸部の別の一部が第1の巻回部の外周に巻回されて第2の巻回部を形成する、連結釣り糸である。
また、本発明の第3の局面によれば、上記の連結釣り糸と、連結釣り糸を巻き付けるための糸巻きと、を含む用具が規定され、糸巻きは、連結釣り糸の環状部を通過可能である。これによれば、環状部を道糸の輪状の部分に通し、その状態で糸巻きごと環状部に通して引き絞ることで連結釣り糸を道糸に対して連結することができ、連結の作業効率が高い。
また、本発明の第6の局面によれば、上記の方法において、第1の巻回部形成ステップにより第1の巻回部が第1の釣り糸に沿って形成されていく方向と、第2の巻回部形成ステップにより第2の巻回部が第1の釣り糸に沿って形成されていく方向とは反対向きである。これによれば、第1の巻回部と第2の巻回部を連続して効率的に形成することができる。
図1は、本実施形態の連結釣り糸1と、それを巻き付けて収容する糸巻き2を示す。連結釣り糸1は輪状の部分1Aと、輪状の部分1Aの一部から伸びる線状の部分1Bとからなる。糸巻き2は全体が円盤状であり、外縁の内側近傍の仮想円に沿って並ぶ複数のフック2Aを有する。各フック2Aはそれぞれ糸巻き2の径方向外側に開くように傾斜しており、複数のフック2Aの外周側を跨ぐように連結釣り糸1を巻き付けて連結釣り糸1を収容できる。連結釣り糸1の収容時には輪状の部分1Aも糸巻き2に巻きつけられフック2Aに掛けられる。図1は、輪状の部分1Aを含む部分を糸巻き2から外した状態を示す。糸巻き2の形状は円盤状に限らず、楕円状、矩形状、多角形状等、任意である。また、糸巻き2はフック2Aを有するものに限らず、その外周に釣り糸を巻き付けるものなど、任意の態様で釣り糸を収容するものであってよい。
第1の釣り糸10の直径の例として0.053mmから2.340mmの範囲内の直径を挙げることができ、より好ましい直径の例として0.165mmから1.170mmの範囲内の直径を挙げることができる。第1の釣り糸10の直径は、例えば、釣り用品の標準規格の一つであるJAFS−D1051100(ナイロン糸・フロロカーボン糸・ポリエステル糸の標準直径)に規定の標準直径のいずれかに準拠するものとすることができる。
第2の釣り糸20の太さの例として20d(デニール)から6000dの範囲内の太さを挙げることができ、より好ましい太さの例として40dから1200dの範囲内の太さを挙げることができる。第2の釣り糸20の太さは、例えば、釣り用品の標準規格の一つであるJAFS−D10111002(PE糸の太さ標準規格)に規定の標準値のいずれかに準拠するものとすることができる。
また、第1の釣り糸10の直径を、第2の釣り糸20の直径の約2倍から約2.5倍の範囲内とすることが例示できる。
次に、第1の釣り糸10を振って、図5(b)に示すように、結線具100に第1の釣り糸10の周りを回転させる。このようにすることで、結線具100に遠心力が働き、第2の釣り糸20がボビン101から解かれてノズル103から少しずつ繰り出され、第1の釣り糸10の周りに間隔を空けずに緻密に巻き付けられる。この場合、第2の釣り糸20がアーム102a、102bのいずれかに数回巻き付けられていることから第2の釣り糸20とアーム102a、102bのうち巻き付けられた方との間の摩擦により第2の釣り糸20の緩みを防止できる。こうして、結線具100に働く遠心力により、繰り出される第2の釣り糸20にテンションが付加され、第2の釣り糸20を第1の釣り糸10に対して強く緻密に巻き付けることができる。またこのとき、第2の釣り糸20の環状部22の一部が最初に第1の釣り糸10の周りに巻き付けられることとなる。
図9(b)に示す第1の釣り糸10のうち、エンドノット部分から先に延出する部分は切り落とす。図9(b)に示す第2の釣り糸20のうち、エンドノット部分から先に延出する延伸部23は切り落としてもよく(xの位置で切り落とす)、あるいは、若干の長さ(数センチ程度)を残して切り落としてもよい(yのような位置で切り落とす)。切り落とした先端を適度に加熱溶融して丸くしてもよい。
以上により図2に示す本実施形態に係る連結釣り糸1が完成する。
巻回部1Cに対してコーティングを施してもよい。コーティング材として、有機溶剤、着色剤、樹脂、その他の添加剤からなる油性のインクを用いてもよい。
複数の弾性部材202の間に第1の釣り糸10と第2の釣り糸20を挟み、ねじ201を蝶ナット203に対して締め付けることで、第1の釣り糸10と第2の釣り糸20をまとめて固定できる。そのため、図10(A)、(B)に示す留め具200’、200”を、図5、6の留め具200に代えて用いることができる。
本明細書の中で明示した特許公報の内容は、その全ての内容を援用によって本明細書中に取り込むこととする。
1A 輪状の部分
1B 線状の部分
1C 巻回部
2 糸巻き
2A フック
10 第1の釣り糸
20 第2の釣り糸
21 結び目
22 環状部
23 延伸部
100 結線具
101 ボビン
102 ボビンホルダー
102a、102b アーム
103 ノズル
200、200’、200” 留め具
201 ねじ
202 弾性部材
203 蝶ナット
204 ワッシャ―
300 保持具
Claims (7)
- 第1の釣り糸と、それに連結される第2の釣り糸と、を含む連結釣り糸であって、
前記第2の釣り糸は、環状部と、前記環状部を形成するための結び目と、前記結び目から前記環状部の反対側に伸びる延伸部と、を有し、
前記第2の釣り糸のうち、前記結び目とそれに隣接する前記環状部の一部および前記延伸部の一部が前記第1の釣り糸の周りに直接巻回されて第1の巻回部を形成し、
前記延伸部の一部に隣接する該延伸部の別の一部が前記第1の巻回部の外周に巻回されて第2の巻回部を形成する、連結釣り糸。 - 前記第2の釣り糸は前記第1の釣り糸よりも細い、請求項1に記載の連結釣り糸。
- 請求項1または請求項2に記載の連結釣り糸と、
前記連結釣り糸を巻き付けるための糸巻きと、を含む用具であって、
前記糸巻きは、前記連結釣り糸の前記環状部を通過可能である、用具。 - 第1の釣り糸と、それに連結される第2の釣り糸であって、環状部と、前記環状部を形成するための結び目と、前記結び目から前記環状部の反対側に伸びる延伸部とを有する第2の釣り糸と、からなる連結釣り糸を作成する方法であって、
釣り糸を巻き付けるためのボビンと、前記ボビンに巻き付けられた前記釣り糸を通過させて繰り出すノズルと、前記ノズルから繰り出される前記釣り糸に対してテンションを付加するテンション付加部と、を有する結線具の前記ノズルに、前記第2の釣り糸を前記延伸部側から挿通させる挿通ステップと、
前記第2の釣り糸を、前記テンション付加部を介して前記ボビンに巻き付けるボビン巻き付けステップと、
前記結線具に前記第1の釣り糸の周りを回転させて、前記第2の釣り糸の前記結び目とそれに隣接する前記環状部の一部および前記延伸部の一部を前記第1の釣り糸の周りに直接巻回して第1の巻回部を形成する第1の巻回部形成ステップと、
前記結線具に前記第1の釣り糸の周りを回転させて、前記延伸部の一部に隣接する該延伸部の別の一部を前記第1の巻回部の外周に巻回して第2の巻回部を形成する第2の巻回部形成ステップと、を有する方法。 - 前記第2の釣り糸は前記第1の釣り糸よりも細い、請求項4に記載の方法。
- 前記第1の巻回部形成ステップにより前記第1の巻回部が前記第1の釣り糸に沿って形成されていく方向と、前記第2の巻回部形成ステップにより前記第2の巻回部が前記第1の釣り糸に沿って形成されていく方向とは反対向きである、請求項4または請求項5に記載の方法。
- 前記テンション付加部は棒状部分を有し、
前記ボビン巻き付けステップは、前記第2の釣り糸を前記テンション付加部の前記棒状部分の周りに巻き付けることを含む、請求項4〜6のいずれか一項に記載の方法。
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