JP4504461B1 - 糸絡み防止具 - Google Patents

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Abstract

【課題】 釣竿の性能を阻害することなく糸絡みを確実に防止することができ、尚且つ釣竿の先端部に容易に外れることがないように確実に取付けできる糸絡み防止具の提供。
【解決手段】 ガイドリング2から釣竿穂先3の周囲に亘って連続して覆う略逆円錐状の覆い部4を有し、先端に開口5を有し、ガイドリング2が突出する側の側面に長手方向に沿ってスリット6が形成してあり、末端部7を釣竿穂先3の周囲と滑らかに連続するように鋭角に面取りしてある。
【選択図】 図1

Description

本発明は、釣竿の先端部に釣糸が絡むのを防止する糸絡み防止具に関する。
釣竿には、釣糸を通すリング状のガイド部が長手方向に間隔をおいて設けてあり、釣竿をしゃくって釣糸がたるんだときなどに、ガイド部のまわりに釣糸が絡みやすく、絡んだ釣糸を解くのに大変苦労する。夜釣りでは釣糸が竿先に絡み付いているのを知らずにリールを巻き、釣竿の穂先を折ってしまうことも少なくない。また近年、ナイロンモノフィラメントからなる釣糸に代わり、腰の弱いポリエチレン撚糸からなる釣糸(いわゆるPライン)が多用されるようになっており、この釣糸は水に濡れるとくっつきやすくなる性質があるため、糸絡みが一層起こりやすくなっている。
従来、竿先への糸絡みを防止するものとして、竿先部に取付ける筒状のカバーがあった(例えば、特許文献1,2参照)。このような従来の糸絡み防止カバーは、カバー末端と釣竿との間に段差ができ、その段差に釣糸が引っ掛かって糸絡みが発生する。特許文献1記載のものは、末端側に釣竿に固定するための固定部が形成されているため、固定部の周囲に釣糸が絡みやすい。これを防止するには、カバーの長さを十分長くする必要があった。しかしそのように長いカバーを取付けると、竿先が重くなると同時に竿先のしなりが鈍くなり、釣竿の性能を著しく阻害することになる。特許文献2の図7には、先端のガイド部のまわりだけをカバーするものが記載されているが、このようなカバーではカバー末端の縁に釣糸が引っ掛かり、糸絡みを防止することができない。また、カバーの竿根元側が楕円形に大きく開口しているため、スローイング時等にカバーが竿先から抜けてどこかに飛んでいってしまうおそれもある。
特開2001−120122号公報 特開2001−204307号公報
本発明は以上に述べた実情に鑑み、釣竿の性能を阻害することなく糸絡みを確実に防止することができ、尚且つ釣竿の先端部に容易に外れることがないように確実に取付けできる糸絡み防止具の提供を目的とする。
上記の課題を達成するために請求項1記載の発明による糸絡み防止具は、ガイドリングから釣竿穂先の周囲に亘って連続して覆う略逆円錐状の覆い部を有し、先端に開口を有し、ガイドリングが突出する側の側面に長手方向に沿ってスリットが形成してあり、末端部を釣竿穂先の周囲と滑らかに連続するように鋭角に面取りしてあることを特徴とする。
請求項2記載の発明による糸絡み防止具は、請求項1記載の発明の構成に加え、スリットは、先端側が次第に幅広に形成されていることを特徴とする。
請求項3記載の発明による糸絡み防止具は、請求項1又は2記載の発明の構成に加え、釣竿先端のガイドリングの外周に嵌合する嵌合部を有することを特徴とする。
請求項1記載の発明による糸絡み防止具は、末端部を釣竿穂先の周囲と滑らかに連続するように鋭角に面取りしてあって、釣糸の引っ掛かりがないため、長さを短くしても糸絡みを確実に防止することができ、釣竿の性能を阻害することがない。また、釣竿のガイドリングから釣竿穂先の周囲に亘って連続して覆う略逆円錐状の覆い部を有しているため、釣竿を振っても容易に抜け落ちない。しかも、ガイドリングが突出する側の側面に長手方向に沿ってスリットが形成してあるので、釣竿先端部に容易に着脱できる。
請求項2記載の発明による糸絡み防止具は、スリットの先端側が次第に幅広に形成されていることで、釣竿先端部への取付け作業が一層容易に行える。
請求項3記載の発明による糸絡み防止具は、釣竿先端のガイドリングの外周に嵌合する嵌合部を有することで、より一層安定して取付けできる。
(a)は本発明の糸絡み防止具の第1実施形態を示す正面図、(b)は同側面図、(c)は同下面図である。 図1のB部拡大図である。 図1のX矢視図である。 図1のA−A断面図である。 (a)は本発明の糸絡み防止具の第2実施形態を示す側面図、(b)は同下面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1〜4は、本発明の糸絡み防止具1の第1実施形態であって、磯釣り用の釣竿の先端部に取付けたものを示している。磯釣り用の釣竿は、穂先3が直径1〜2mm程度と非常に細く、柔軟なものとなっており、先端のガイドリング2から2番目のガイドリングまでの距離がある程度長いため、糸絡み防止具1は先端のガイドリング2の周囲のみをカバーする短いものとなっている。
本糸絡み防止具1は、合成樹脂やゴム等の柔軟性を有する材質にて一体に形成されており、先端側の横断面が略円形ないし略楕円形で、末端側にかけて次第に細くなった略逆円錐状の覆い部4を有し、覆い部4が先端のガイドリング2から釣竿穂先3の周囲に亘って連続して覆っている。先端側には、図1(a)に示すように、ガイドリング2の内径よりも大きい開口5が形成してある。この開口5の内周面には、図4に示すように、ガイドリング2の外周に嵌合する溝8が形成してある。糸絡み防止具1の末端側には、図3に示すように、釣竿穂先3の周囲に嵌合するように小さな開口10が形成してある。糸絡み防止具1の下面側には、図1(c)に示すように、先端の開口5から末端の開口10にかけてスリット6が形成してある。スリット6は、先端側が次第に幅広に形成されている。
本糸絡み防止具1は、スリット6を広げることによって釣竿先端部に着脱自在に取付けられ、取付けると先端側の開口5と末端側の開口10がガイドリング2外周と釣竿穂先3外周にそれぞれ嵌合し、安定的に保持される。また、柔軟性を有しているので、ガイドリング2や穂先3の外径が多少違うものにも取付けできる。
糸絡み防止具1の末端部7は、図2に示すように、釣竿穂先3の周囲と滑らかに連続するように、傾斜面11により鋭角に面取りしてある。また、末端部7の内面には肉ぬすみ12が設けてあり、これにより末端側の開口10が釣竿穂先3の周囲に密着しやすくしている。
糸絡み防止具1の表面には、釣糸9が滑りやすいようにコーティングが施してある。
以上のような糸絡み防止具1を取付けると、釣りをしていて釣糸9が弛んで釣竿先端部に巻き付こうとしても、釣糸9は糸絡み防止具1の覆い部4の表面を滑って抜けるために、糸絡みを防止できる。特に、糸絡み防止具1の末端部7を傾斜面11により鋭角に面取りし、釣竿穂先3の周囲と滑らかに連続するようにしており、この部分にも釣糸9の引っ掛かりがないため、優れた糸絡み防止効果を発揮する。また、先端のガイドリング2の周囲のみを覆う長さの短いものにしたため、極めて軽量で釣り人が穂先3に違和感を感じることがなく、また穂先3のたわみ性にほとんど影響を与えず、釣竿の性能を何ら阻害しない。さらに、覆い部4を逆円錐状としたため、竿先を激しく振っても糸絡み防止具1が抜け落ちることがない。また、ガイドリング2が突出する下面側にスリット6が形成してあることで、釣竿先端部に容易に着脱でき、さらにスリット6の先端側が次第に幅広に形成してあることで、取付け作業が一層容易に行えると共に、ガイドリング2に釣糸9を通すのも容易である。
図5は、本発明の糸絡み防止具1の第2実施形態を示している。本実施形態は、船釣り用の短い釣竿等に用いる場合で、先端のガイドリング2と2番目のガイドリング13との距離が12cm程度と近いため、先端のガイドリング2から2番目のガイドリング13までを覆う形状としている。本実施形態では、2番目のガイドリング13の手前側に略逆円錐状の覆い部4を有しており、それより先端側はほぼストレートになっている。下面のスリット6は、2番目のガイドリング13の手前側に次第に広がった部分6aを有し、その部分より先端側は一定の幅で広くなっている。先端部と末端部7の形態は、第1実施形態のものと同様である。
本発明は以上に述べた実施形態に限定されない。糸絡み防止具の材質、細部の形状等は、適宜変更することができる。本糸絡み防止具は、可撓性を有していればよく、セルロイドやPET樹脂、塩化ビニル樹脂等で形成することもできる。
1 糸絡み防止具
2 先端のガイドリング
3 釣竿穂先
4 覆い部
5 開口
6 スリット
7 末端部
8 溝(嵌合部)
9 釣糸
13 2番目のガイドリング

Claims (3)

  1. ガイドリングから釣竿穂先の周囲に亘って連続して覆う略逆円錐状の覆い部を有し、先端に開口を有し、ガイドリングが突出する側の側面に長手方向に沿ってスリットが形成してあり、末端部を釣竿穂先の周囲と滑らかに連続するように鋭角に面取りしてあることを特徴とする糸絡み防止具。
  2. スリットは、先端側が次第に幅広に形成されていることを特徴とする請求項1記載の糸絡み防止具。
  3. 釣竿先端のガイドリングの外周に嵌合する嵌合部を有することを特徴とする請求項1又は2記載の糸絡み防止具。
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