JP3128641U - 釣り糸巻取用ドラムおよび釣り糸巻取機 - Google Patents

釣り糸巻取用ドラムおよび釣り糸巻取機 Download PDF

Info

Publication number
JP3128641U
JP3128641U JP2006008904U JP2006008904U JP3128641U JP 3128641 U JP3128641 U JP 3128641U JP 2006008904 U JP2006008904 U JP 2006008904U JP 2006008904 U JP2006008904 U JP 2006008904U JP 3128641 U JP3128641 U JP 3128641U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fishing line
fishing
winding drum
line winding
winding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006008904U
Other languages
English (en)
Inventor
末博 工藤
Original Assignee
末博 工藤
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 末博 工藤 filed Critical 末博 工藤
Priority to JP2006008904U priority Critical patent/JP3128641U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3128641U publication Critical patent/JP3128641U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】糸の途中に鉛の錘が取り付けられている釣り糸であっても、釣り糸がもつれることを防止して、作業者が鋭い針先で怪我をすることなく、効率良く巻き取ることが可能な釣り糸巻取用ドラムと釣り糸巻取機を提供する。
【解決手段】釣り糸巻取用ドラム11は、中央部1がくびれた筒状の形状を有しており、外周端部2から中央部1に向かって傾斜面3を有している。傾斜面3の表面には磁石4が設けられている。釣り糸20を巻き取る際には、幹糸23が釣り糸巻取用ドラム11の中央部1を通るようにして巻き取る。釣り糸巻取用ドラム11が回転すると、枝糸22の先端に取り付けられた釣り針24が、傾斜面3の表面に設けられた磁石4に付着する。そのため、釣り針24が幹糸23に絡むことがなく、操作上便利であるとともに、作業者が釣り針24で怪我をすることがない。
【選択図】図2

Description

本考案は、複数の仕掛けが取り付けられた釣り糸を巻き取る際に用いられる釣り糸巻取用ドラムと釣り糸巻取機に関する。
イカ釣り等を手釣りで行う際に、1本の幹糸に複数の擬餌針を繋ぎ先端に錘を設けた仕掛けが用いられている。イカ釣りにおいては、イカの群れが逃げないようにこの仕掛けを素早く海中へ投入する必要があり、また、釣り糸を巻き取る際には、釣り糸がもつれないように手早く巻き取ることが必要である。このことはイカ釣りに限らず、魚釣りの場合も同様である。
図5に、イカ釣りで手釣り用に通常用いられる釣り糸の構造を示す。釣り糸20は、擬餌針21が先端に取り付けられた複数の枝糸22が、幹糸23に連結された構造となっている。
釣り糸20の巻き取りは手早く行うことが要求されるため、時間をかけて丁寧に釣り糸を揃えることができない。そのため、巻き取られた釣り糸20は乱雑になりやすく、擬餌針21が不規則に釣り糸20に引掛かった状態となりやすい。擬餌針21は鋭い針先を有しているため、釣り糸20がもつれると作業者は怪我をしやすく、操作性と安全性の点で問題があった。
釣り糸20を効率よく巻き取るために、リールに磁石を取り付けたものが、特許文献1に記載されている。
特開2000−270735号公報
しかし、手釣り用の釣り糸は、比較的深い海中に生息する魚を採るために、100mほどの長さのものが使用される場合があり、海中での潮流に流されないようにするために、釣り糸の途中に間隔を置いて鉛の錘が取り付けられていることがあり、このような釣り糸は、通常使用されているリールでは、錘が邪魔になってうまく巻き取ることができない。
本考案は、このような問題点を解決するためになされたもので、糸の途中に鉛の錘が取り付けられている釣り糸であっても、釣り糸がもつれることを防止して、作業者が鋭い針先で怪我をすることなく、効率良く巻き取りと巻きおろしを行うことが可能な釣り糸巻取用ドラムと、この釣り糸巻取用ドラムを備えた釣り糸巻取機を提供することを目的とする。
以上の課題を解決するために、本考案の釣り糸巻取用ドラムは、釣り糸を巻き取るために用いられる釣り糸巻取用ドラムにおいて、中央部がくびれた筒状の形状を有し、外周端部から前記中央部に向かって傾斜面を有し、前記傾斜面の表面には磁石が設けられていることを特徴とする。
釣り糸を巻き取る際に、枝糸の先端に取り付けられた釣り針や擬餌針が、傾斜面の表面に設けられた磁石に付着するため、釣り針や擬餌針が幹糸に絡むことがなく、操作上便利であるとともに、作業者が釣り針や擬餌針で怪我をすることがない。
また、本考案の釣り糸巻取用機は、上述した釣り糸巻取用ドラムの回転軸に沿ってベルトが巻かれており、電動巻き取り部の動力が前記ベルトに伝達されて釣り糸巻取用ドラムが回転することを特徴とする。
釣り糸の巻き取りおよび巻きおろしは、電動巻き取り部を操作して、ベルトの回転方向を転換することにより簡便に行うことができる。また、電動巻き取り部に内在するモータのクラッチによって、釣り糸の巻き取り速度を適宜変更することができる。
本考案によると、釣り糸がもつれることを防止して、作業者が鋭い針先で怪我をすることなく、効率良く巻き取りと巻きおろしを行うことが可能な釣り糸巻取用ドラムと、この釣り糸巻取用ドラムを備えた釣り糸巻取機を実現することができる。
以下に、本考案をその実施形態に基づいて説明する。
図1に、本考案の実施形態に係る釣り糸巻取用ドラムを備えた釣り糸巻き取り機の外観を示す。
図1において、釣り糸巻き取り機10は、釣り糸巻取用ドラム11が支持部12によって船上に固定されて使用されるものである。釣り糸巻取用ドラム11は回転軸13を有しており、この回転軸13に沿ってベルト14が巻かれており、電動巻き取り部15の動力がベルト14に伝達されることによって釣り糸巻取用ドラム11が回転する。
図2に基づいて、釣り糸巻取用ドラム11によって釣り糸20が巻き取られる様子を説明する。
図2(a)に示すように、釣り糸巻取用ドラム11は、中央部1がくびれた筒状の形状を有しており、外周端部2から中央部1に向かって傾斜面3を有している。傾斜面3の表面には磁石4が設けられている。図2においては、丸型の磁石4を複数配置したものを示しているが、これに限定されるものではなく、磁石4は板状や棒状であってもよい。
釣り糸20を巻き取る際には、幹糸23が釣り糸巻取用ドラム11の中央部1を通るようにして巻き取る。漁業関係者が通常使用する釣り糸20は、枝糸22の長さが約40cmであり、幹糸23に枝糸22が取り付けられる間隔は10m程度である。
図1に示すベルト14に電動巻き取り部15の動力が伝達されると、釣り糸巻取用ドラム11が回転し、図2(b)に示すように、枝糸22の先端に取り付けられた釣り針24が、傾斜面3の表面に設けられた磁石4に付着する。そのため、釣り針24が幹糸23に絡むことがなく、操作上便利であるとともに、作業者が釣り針24で怪我をすることがない。傾斜面3の寸法は、巻き取り時に釣り針24が磁石4に自然に付着する長さに設定することが好ましい。
図3は、イカ釣り用に用いられる、擬餌針21が枝糸22の先端に取り付けられた釣り糸20を巻き取っている状況を示すものであり、原理は図2に示すものと同様である。擬餌針21の針先は金属によって形成されるため、擬餌針21は、傾斜面3の表面に設けられた磁石4に付着する。従って、擬餌針21が幹糸23に絡むことがなく、操作上便利であるとともに、作業者が擬餌針21の針先で怪我をすることがない。
図4は、錘25が取り付けられた釣り糸20を巻き取っている状況を示すものである。ここでは、枝糸22は図示せず、幹糸23のみを図示している。錘25は幹糸23の途中に間隔を置いて配置されており、幹糸23は釣り糸巻取用ドラム11のくびれた中央部1で巻き取られるため、錘25があっても巻き取りに支障をきたすことがない。
以上は、釣り糸20を巻き取る場合について説明したが、一旦巻き取られた釣り糸20は、図1に示す電動巻き取り部15を操作して、ベルト14の回転方向を逆にすることにより、釣り糸20を簡便に巻きおろすこともできる。また、電動巻き取り部15に内在するモータのクラッチによって、釣り糸20の巻き取り速度を適宜変更することができるため、状況に応じた巻き取り速度の変更が可能である。
本考案は、釣り糸がもつれることを防止して、作業者が鋭い針先で怪我をすることなく、効率良く巻き取りと巻きおろしを行うことが可能な釣り糸巻取用ドラムと、この釣り糸巻取用ドラムを備えた釣り糸巻取機として利用することができる。特に、竿を用いずに行う、手釣り用の巻き取り装置として有効である。
本考案の実施形態に係る釣り糸巻取用ドラムを備えた釣り糸巻き取り機の外観を示す図である。 釣り糸巻取用ドラムによって釣り糸が巻き取られる様子を説明するための図である。 擬餌針が枝糸の先端に取り付けられた釣り糸を巻き取っている状況を示す図である。 錘が取り付けられた釣り糸を巻き取っている状況を示す図である。 イカ釣りで手釣り用に通常用いられる釣り糸の構造を示す図である。
符号の説明
1 中央部
2 外周端部
3 傾斜面
4 磁石
10 釣り糸巻き取り機
11 釣り糸巻取用ドラム
12 支持部
13 回転軸
14 ベルト
15 電動巻き取り部
20 釣り糸
21 擬餌針
22 枝糸
23 幹糸
24 釣り針
25 錘

Claims (2)

  1. 釣り糸を巻き取るために用いられる釣り糸巻取用ドラムにおいて、中央部がくびれた筒状の形状を有し、外周端部から前記中央部に向かって傾斜面を有し、前記傾斜面の表面には磁石が設けられていることを特徴とする釣り糸巻取用ドラム。
  2. 請求項1記載の釣り糸巻取用ドラムの回転軸に沿ってベルトが巻かれており、電動巻き取り部の動力が前記ベルトに伝達されて釣り糸巻取用ドラムが回転することを特徴とする釣り糸巻取機。
JP2006008904U 2006-11-01 2006-11-01 釣り糸巻取用ドラムおよび釣り糸巻取機 Expired - Fee Related JP3128641U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006008904U JP3128641U (ja) 2006-11-01 2006-11-01 釣り糸巻取用ドラムおよび釣り糸巻取機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006008904U JP3128641U (ja) 2006-11-01 2006-11-01 釣り糸巻取用ドラムおよび釣り糸巻取機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3128641U true JP3128641U (ja) 2007-01-18

Family

ID=43279655

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006008904U Expired - Fee Related JP3128641U (ja) 2006-11-01 2006-11-01 釣り糸巻取用ドラムおよび釣り糸巻取機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3128641U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010045985A (ja) * 2008-08-19 2010-03-04 Aoki Kikai:Kk 釣糸巻回装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010045985A (ja) * 2008-08-19 2010-03-04 Aoki Kikai:Kk 釣糸巻回装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101947668B1 (ko) 어류 조획기
JP3128641U (ja) 釣り糸巻取用ドラムおよび釣り糸巻取機
TW467720B (en) Fishing line guiding mechanism for spinning reel
KR101370603B1 (ko) 오징어 자동 조상장치
US3298127A (en) Line dispenser
CN110678071B (zh) 自动钓捕系统以及自动钓捕方法
KR20180115906A (ko) 물레 및 이를 이용한 어류 조획기
KR200416611Y1 (ko) 오징어 날날이 낚시
KR20180115907A (ko) 물레 및 이를 이용한 어류 조획기
JP3155653U (ja) イカ釣り装置
KR20230070802A (ko) 권취보빈 및 이를 이용한 어류 조획기
JP4167722B2 (ja) ハリスキャッチ
JP4803504B2 (ja) 釣餌
CN210746805U (zh) 一种防断渔具
KR20230132254A (ko) 권취보빈 및 이를 이용한 어류 조획기
KR102396348B1 (ko) 수평 권취식 채낚장치
JP2019154418A (ja) 極限まで遠投距離を伸ばせるスマート両軸受リール
JP6688508B2 (ja) 釣り糸
JP2006280291A (ja) 釣り用仕掛け巻き取り器
US20150189864A1 (en) Two-speed fishing reel
JP3180137U (ja) スピニングリールのスプールカバー
JPH01141537A (ja) 釣り用より取り器
KR20230147975A (ko) 어류 조획장치
JP3128624B2 (ja) 釣糸ねじれ矯正具及び釣竿
JP3067760U (ja) 釣糸ねじれ矯正具及び釣竿

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees