JP6681650B2 - 線材の切断装置及び線材の切断方法 - Google Patents

線材の切断装置及び線材の切断方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6681650B2
JP6681650B2 JP2016075142A JP2016075142A JP6681650B2 JP 6681650 B2 JP6681650 B2 JP 6681650B2 JP 2016075142 A JP2016075142 A JP 2016075142A JP 2016075142 A JP2016075142 A JP 2016075142A JP 6681650 B2 JP6681650 B2 JP 6681650B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cutting blades
cutting
wire rod
blades
wire
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016075142A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017185512A (ja
Inventor
益実 大澤
益実 大澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nittoku Co Ltd
Original Assignee
Nittoku Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nittoku Co Ltd filed Critical Nittoku Co Ltd
Priority to JP2016075142A priority Critical patent/JP6681650B2/ja
Priority to DE102017205633.9A priority patent/DE102017205633B4/de
Publication of JP2017185512A publication Critical patent/JP2017185512A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6681650B2 publication Critical patent/JP6681650B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21FWORKING OR PROCESSING OF METAL WIRE
    • B21F11/00Cutting wire

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Shearing Machines (AREA)
  • Wire Processing (AREA)
  • Harvester Elements (AREA)

Description

本発明は、比較的太い線材の外径を拡大させること無く切断し得る線材の切断装置及び線材の切断方法に関するものである。
従来、所定の張力のもとで供給される線材を被巻線部材に巻回させる巻線装置においては、巻線の前後にその線材を切断することが行われる。ここで、線材が比較的細いものである場合には、その線材を引き千切るようなことが行われるけれども、引き千切ることが困難な比較的太い線材を巻線する巻線装置では、その線材を切断する切断装置を別に設けることが行われる。
ここで、巻線装置等に設けられる線材の切断装置として、筒状のボディと、ボディの前端に枢支されボディの前端から前方に突出する先端側に切断部が形成された一対の切断レバー体と、そのボディに摺動可能に収容されエア圧により移動して切断部を開閉動作させる切断用スライダとを備えるものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
この線材の切断装置における切断用スライダはエア圧によりボディ内部で移動し、そのスライダの移動により切断部の開き角度が小さくなり、その切断部に挟まれた切断の対象である線材を挟持可能に構成される。そして、線材を挟持した後にあっても切断用スライダをエア圧により更に移動させることにより、線材を挟持した切断部の開き角度は更に小さくなり、最終的にその開く角度がゼロに達して切断部における切断刃が互いに接触することによりその線材を切断するようになっている。
特開2003−1863号公報
しかし、一対の切断レバー体の先端側に形成された切断部の間に線材を侵入させ、その切断部を互いに近づけて、その間にある線材に切断部を食い込ませ、切断刃が互いに接触するまで近づけることにより線材を切断させる上記従来の切断装置では、線材の上下から切断刃を食い込ませた場合に、その切断刃の食い込みに伴って線材が上下方向から圧縮され、その断面形状が左右方向に広がり、切断が完了した段階で左右方向に広がった切断面は、その左右方向の広がりが切断前の線材の直径を超える様な事態を生じさせる。
このように切断面の外形が線材の直径を超えるようなことが生じると、その線材の端部を引き回して被巻線部材にその線材を巻線する場合、直径が拡大した線材の端部が他の線材と接触し、線材が被覆導線のようなものであれば、その被覆を損傷させるような不具合を生じさせる。
また、例えば、中央孔を有するトロイダルコアへの巻線のように、被巻線部材が閉磁路を構成するものであれば、切断された線材の端部を被巻線部材の孔に挿通させた後にその外周近傍に折り返して、再び線材の端部を被巻線部材の孔に挿通させる様な作業を繰り返す必要がある。この場合において、切断された線材の端部が線材の直径を超えるようになると、拡大した線材の端部を被巻線部材の孔に挿通させることが困難になる不具合も生じさせる。
本発明の目的は、線材の外径を拡大させること無く切断し得る線材の切断装置及び線材の切断方法を提供することにある。
本発明は、横方向に延びる線材の上下に線材の幅方向の切込みを入れる上下の切り込み刃と、線材の幅方向の左右に線材の上下方向の切込みを入れる左右の切り込み刃とを備える線材の切断装置である。
その特徴ある構成は、上下の切り込み刃と左右の切り込み刃が線材に直交する単一の仮想平面上に設けられ、上下の切り込み刃の双方又は左右の切り込み刃の双方に、左右の切り込み刃のそれぞれの刃先又は上下の切り込み刃のそれぞれの刃先が進入する凹溝が左右方向の両側又は上下方向の両側に刃先から刃元に延びてそれぞれ形成されたところにある。
この場合、上下の切り込み刃と左右の切り込み刃のそれぞれの刃先における両歯面が仮想平面に対して対称を成して形成され、両歯面が成す刃先角が70度以上100度以下であることが好ましい。
そして、上下の切り込み刃と左右の切り込み刃のそれぞれが先端に刃先が形成された棒状部材である場合、線材が通過可能な中央孔が形成され、それぞれの刃先が中央孔に臨むように中央孔を中心に上下及び左右の切り込み刃を放射状に移動可能に支持する支持部材と、上下及び左右の切り込み刃を互いに離間させる方向に付勢する付勢手段と、支持部材の外周に回転可能に嵌入され上下及び左右の切り込み刃の基端が内周に接して回転により付勢手段の付勢力に抗して上下及び左右の切り込み刃を互いに接近させるリング状カムとを備えることができる。
この場合の付勢手段が、上下の切り込み刃を互いに離間させる方向に付勢する第一付勢手段と、左右の切り込み刃を互いに離間させる方向に付勢する第二付勢手段を備える場合、リング状カムが、内周面に上下の切り込み刃の基端がそれぞれ接触して回転により第一付勢手段の付勢力に抗して上下の切り込み刃を互いに接近させる第一リング状カムと、第一リング状カムに隣接して設けられ内周面に左右の切り込み刃の基端がそれぞれ接触して回転により第二付勢手段の付勢力に抗して左右の切り込み刃を互いに接近させる第二リング状カムとを備え、支持部材に設けられ上下の切り込み刃が互いに接近してそれぞれの刃先が接触するような第一リング状カムの回転を禁止する第一ストッパと、支持部材に設けられ左右の切り込み刃が互いに接近してそれぞれの刃先が接触するような第二カムの回転を禁止する第二ストッパとを更に備えることが好ましい。
一方、本発明の線材の切断方法は、上記線材の切断装置を用いた線材の切断方法であって、線材に直交する単一の仮想平面上に線材から上下及び左右に延びて設けられた上下及び左右の切り込み刃の刃先を線材の周囲に上下及び左右から食い込ませ、上下の切り込み刃の双方又は左右の切り込み刃の双方に左右方向の両側又は上下方向の両側に刃先から刃元に延びてそれぞれ形成された凹溝に、左右の切り込み刃のそれぞれの刃先又は上下の切り込み刃のそれぞれの刃先を進入させて線材を切断することを特徴とする。
この場合、上下及び左右の切り込み刃のそれぞれの刃先における両歯面を仮想平面に対して対称を成して形成し、両歯面が成す刃先角を70度以上100度以下として、切断された線材の両端部を四角錐台形状にそれぞれ塑性変形させることが好ましい。
本発明の線材の切断装置及び線材の切断方法では、線材に直交する単一の仮想平面上に線材から上下及び左右に延びて設けられた上下及び左右の切り込み刃を備え、それらの刃先を線材の周囲に上下及び左右から食い込ませるので、上下及び左右の切り込み刃の刃先は線材の周囲に上下及び左右から食い込むことになる。
ここで、上下の切り込み刃の刃先が線材に上下から食い込むと、その切り込み刃の食い込みに伴って線材が上下方向から圧縮され、その断面形状が横長の楕円のように、左右方向に広がろうとする。けれども、本願発明では、上下の切り込み刃の刃先を線材に上下から食い込ませるとともに、その上下の切り込み刃と同一仮想平面上にある左右の切り込み刃の刃先を線材に左右から食い込ませるので、線材の左右から食い込む左右の切り込み刃により、線材の切断箇所における左右方向に広がろうとする変形は禁止される。
このように周囲から食い込む刃先により線材の径方向外側への変形は防止されるので、周囲から食い込む刃先により線材は軸方向に延びて、上下又は左右の切り込み刃のそれぞれの刃先が接近した段階で、それらに包囲される部分が破断し、線材は切断されることになる。これにより、本発明では、線材の外径を拡大させること無く線材を切断することが可能になるのである。
そして、上下及び左右の切り込み刃のそれぞれの刃先における刃先角を70度以上100度以下とすると、切断された線材の両端部は、先細りの四角錐台形状にそれぞれ塑性変形することになり、例えば、中央孔を有するトロイダルコアへの巻線のように、被巻線部材が閉磁路を構成するものであっても、その被巻線部材の孔に先細の線材の端部を挿通させることに成り、その挿入作業は比較的容易となる。
本発明実施形態の線材の切断装置における線材と、上下の切り込み刃と、左右の切り込み刃との関係を示す斜視図である。 図6のC−C線断面図である。 その第一リング状カムの回転により上下の切り込み刃が互いに近づく状態を示す図2に対応する断面図である。 図6のD−D線断面図である。 その第二リング状カムの回転により左右の切り込み刃が互いに近づく状態を示す図4に対応する断面図である。 図8のB−B線断面図である。 図8のA−A線断面図である。 本発明の線材の切断装置の正面図である。 その上下の切り込み刃と左右の切り込み刃のそれぞれの刃先が線材の周囲に上下及び左右から食い込む状態を示す図である。 図9のE−E線断面図である。 図9のF−F線断面図である。
次に、本発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて説明する。
図1に示す様に、本発明の線材の切断装置10は、横方向に延びる線材11の上下に線材11の幅方向の切込みを入れる上下の切り込み刃12,13と、線材11の幅方向の左右に線材11の上下方向の切込みを入れる左右の切り込み刃14,15とを備える。
図2〜図7に示すように、上下の切り込み刃12,13と左右の切り込み刃14,15は、それぞれ先端に刃先が形成された棒状部材であって、本発明の線材の切断装置10は、これらを移動可能に支持する厚肉円板状の支持部材21を備える。
支持部材21の中心軸上には線材11が通過可能な中央孔21aが形成され、棒状部材である上下の切り込み刃12,13と左右の切り込み刃14,15が移動可能に挿通される挿通孔21bが、その中央孔21aから放射状に四本形成される。
挿通孔21bは一端が中央孔21aに貫通し、他端が支持部材21の外周に開放する様に形成される。支持部材21の外周に開放する挿通孔21bの他端には、円柱状コロ22を収容可能な凹溝21cと、棒状部材である各切り込み刃12〜15の各挿通孔21bに対する回転を禁止する為の幅狭部21dと、挿通孔21bに挿通された各切り込み刃12〜15を支持部材21の半径方向外側に押し出すように付勢するコイルスプリング23が挿入される切り欠き部21eが、支持部材21の外周から中央孔21aに向かって、この順序でそれぞれ支持部材21の軸方向に中央孔21aと平行に形成される。
上下の切り込み刃12,13と左右の切り込み刃14,15は、それぞれの先端における刃先が中央孔21aに臨むように放射状に形成された挿通孔21bに別々に挿通され、この上下及び左右の切り込み刃12〜15のそれぞれの基端側には、挿通孔21bにおける幅狭部21dに挟持されて挿通孔21bに挿通されたそれぞれの切り込み刃12〜15の挿通孔21bの軸心を中心とした回転を禁止すると共に、この棒状部材である切り込み刃12〜15に嵌入されたコイルスプリング23の端部が接触するフランジ部12d〜15dがそれぞれ形成される。
コイルスプリング23は各切り込み刃12〜15の先端側からそれぞれ嵌入され、その状態で各切り込み刃12〜15は先端側から各挿通孔21bに挿入される。するとコイルスプリング23は切り欠き部21eに収容され、その状態で一端がフランジ部12d〜15dに接触するコイルスプリング23は、その他端が各切り込み刃12〜15の先端側の切り欠き部21eに当接して圧縮されるように構成される。
そして、圧縮されて切り欠き部21eに収容されたコイルスプリング23は、伸張しようとする付勢力により、フランジ部12d〜15dを支持部材21の外側に付勢して、上下又は左右の切り込み刃12〜15を互いに離間させる方向に付勢するように構成される。
従って、上下の切り込み刃12,13にそれぞれ嵌入されたコイルスプリング23,23は、上下の切り込み刃12,13を互いに離間させる方向に付勢する第一付勢手段となり、左右の切り込み刃14,15にそれぞれ嵌入されたコイルスプリング23,23は、左右の切り込み刃14,15を互いに離間させる方向に付勢する第二付勢手段となる。
図6及び図7に示すように、凹溝21cには、各切り込み刃12〜15の他端におけるフランジ部12d〜15dに当接するコロ22がそれぞれ挿入され、そのコロ22の凹溝21cからの軸方向における移動を禁止する円板状の蓋板24が支持部材21の両側にそれぞれ設けられる。この円板状の蓋板24は支持部材21の外径と略同一の外径を有し、凹溝21cを両側から蓋してその凹溝21cに収容されたコロ22の軸方向の移動を防止すると共に、中央には中央孔21aと同径又はそれより大きな直径の丸孔24aがその中央孔21aに連通するように形成され、この丸孔24a及び中央孔21aに線材11を挿通可能に構成される。
支持部材21には、第一及び第二リング状カム26,27が重なった状態で別々に独立して回転可能に嵌入される。この支持部材21の両側には、蓋板24を介して、第一及び第二リング状カム26,27の支持部材21周囲からの軸方向の離脱を防止する取付具28及びカバー材29が設けられる。
図7及び図8に示すように、取付具28は方形状の平板部材であって、その取付具28の先端の側面に支持部材21が設けられる。取付具28の基端側には第一及び第二リング状カム26,27を回転させるアクチュエータ31,32が取付けられ、支持部材21が設けられた先端側には、支持部材21の中央孔21aに連通する貫通孔28aが形成される。
カバー材29は、支持部材21の外径より大きくかつ第一及び第二リング状カム26,27の外径より小さな外径を有し、厚肉円板状の支持部材21に嵌入された第一及び第二リング状カム26,27を取付具28と共に挟んで、その軸方向の移動を防止すると共に、中央には丸孔24aと同径の連通孔29aがその丸孔24aに連通するように形成される。
カバー材29には、連通孔29aを塞ぐ第一補助板41が固定され、その第一補助板41には、線材11を支持部材21の中央孔21aに案内する第一はとめ42が取付けられる。
一方、取付具28には、貫通孔28aを塞ぐ第二補助板43が固定され、その第二補助板43には、第一はとめ42により案内されて支持部材21の中央孔21aを貫通した線材11を外部に案内する第二はとめ44が取付けられる。
図2及び図3に示すように、支持部材21の外周に回転可能に嵌入された第一リング状カム26は、内周面にコロ22を解して上下の切り込み刃12,13の基端がそれぞれ接触し、回転により第一付勢手段であるコイルスプリング23の付勢力に抗して上下の切り込み刃12,13を互いに接近させる様にその内周面が形成される。
一方、その第一リング状カム26に隣接して支持部材21の外周に回転可能に嵌入された第二リング状カム27は、図4及び図5に示すように、その内周面にコロ22を介して左右の切り込み刃14,15の基端がそれぞれ接触し、回転により第二付勢手段であるコイルスプリング23の付勢力に抗して左右の切り込み刃14,15を互いに接近させる様にその内周面が形成される。
図8に示すように、取付具28の基端側に取付けられるアクチュエータは、この第一及び第二リング状カム26,27を別々に回転させる流体圧シリンダ31,32である。即ち、先端に支持部材21が設けられた取付具28の基端にはその上下に流体圧シリンダ31,32の基端がそれぞれ枢支される。
第一及び第二リング状カム26,27の周囲にはそれぞれ操作片26a,27aが取付具28の上下方向に突出するように別々に取付けられ、第一リング状カム26に取付けられた操作片26aに、第一流体圧シリンダ31の出没ロッド31aが枢支され、第二リング状カム27に取付けられた操作片27aに、第二流体圧シリンダ32の出没ロッド32aが枢支される。そして、各流体圧シリンダ31,32の出没ロッド31a,32aをそれらの本体部31b,32bから突出させることにより、第一及び第二リング状カム26,27を回転可能に構成される。
一方、取付具28の支持部材21が設けられた先端には、各流体圧シリンダ31,32の本体部31b,32bから突出する出没ロッド31a,32aの先端又はその出没ロッド31a,32aの先端が枢支された操作片26a,27aが当接して、第一及び第二リング状カム26,27の回転角度を制限するストッパ33,34が設けられる。
この実施の形態におけるストッパ33,34は操作片26a,27aが当接するネジ部材33,34であって、そのネジ部材33,34が螺着される螺着材35が取付具28の先端に取付けられる。よって、螺着材35に対してネジ部材33,34を回転させることにより、そのネジ部材33,34に操作片26a,27aが当接するまでの出没ロッド31a,32aの突出量が変化し、これにより、第一及び第二リング状カム26,27の回転角度を制限するように構成される。
そして、本発明の特徴ある構成は、図6及び図7の拡大図に示すように、厚肉円板状の支持部材21の中央孔21aに直交する仮想平面M上に放射状に挿通孔21bが形成され、それらの挿通孔21bに移動可能に挿通された上下の切り込み刃12,13と左右の切り込み刃14,15が、中央孔21aを通過する線材11に直交する単一の仮想平面M上に設けられたところにある。
ここで、上下の切り込み刃12,13と左右の切り込み刃14,15のそれぞれの刃先における両歯面12a,12b,13a,13b,14a,14b,15a,15bは仮想平面Mに対して対称を成して形成される。
その一方で、このような切り込み刃12〜15を単一の仮想平面M内に設けると、中央孔21aに突出するそれらの刃先は互いに干渉することになるので、図1,図6及び図7に示すように、上下の切り込み刃12,13の双方、又は左右の切り込み刃14,15の双方に、左右の切り込み刃14,15のそれぞれの刃先、又は上下の切り込み刃12,13のそれぞれの刃先が進入する凹溝14c,15cが、左右方向の両側又は上下方向の両側に刃先から刃元に延びてそれぞれ形成される。
図1,図6及び図7には、左右の切り込み刃14,15の双方に、上下の切り込み刃12,13のそれぞれの刃先が進入する凹溝14c,15cが、上下方向の両側に刃先から刃元に延びてそれぞれ形成される場合を示す。これにより、線材11が切断される以前にそれらの刃先が互いに干渉することを防止可能に構成される。
そして、図6及び図7に示すように、上下の切り込み刃12,13と左右の切り込み刃14,15のそれぞれの刃先における両歯面12a,12b,13a,13b,14a,14b,15a,15bが仮想平面Mに対して対称を成し、その仮想平面Mに対して成す角度αが全て同一になるように形成される。そして、両歯面12a,12b,13a,13b,14a,14b,15a,15bが成す刃先角θは70度以上100度以下に形成される。この場合の、更に好ましい刃先角θは80度以上90度以下である。
次に、このように構成された線材の切断装置を用いた本発明の線材の切断方法について説明する。
図1に示す様に、本発明の線材の切断方法は、線材11に直交する単一の仮想平面M上に線材11から上下及び左右に延びて設けられた上下及び左右の切り込み刃12〜15の刃先を、実線矢印で示すように線材11の周囲に上下及び左右から食い込ませて線材11を切断することを特徴とする。
上記線材の切断装置10を用いる場合、図6及ぶ図7に示すように、カバー材29に固定された第一補助板41の第一はとめ42に切断対象となる線材11を挿通させ、線材11を支持部材21の中央孔21aに案内する。そして、第一はとめ42により案内されて支持部材21の中央孔21aを貫通した線材11を取付具28に固定された第二補助板43の第二はとめ44に通過させて、切断の対象となる線材11を支持部材21の中央孔21aに貫通させる。
この時、図2及び図4に示すように、流体圧シリンダ31,32の出没ロッド31a,32aは本体31b,32b内に没入させて、上下及び左右の切り込み刃12〜15をそれぞれ互いに離間させ、図9(a)に示すように、その中央孔21aの内部にそれら切り込み刃12〜15の刃先が進入していない状態で、線材11をその中央孔21aに挿通させる。
その後、図1の実線矢印で示すように、上下及び左右の切り込み刃12〜15の刃先を線材11の周囲に上下及び左右から食い込ませる。上記線材の切断装置10を用いる場合、図3及ぶ図5に示すように、流体圧シリンダ31,32の出没ロッド31a,32aを本体31b,32bから突出させて、第一及び第二リング状カム26,27をそれぞれ回転させ、上下及び左右の切り込み刃12〜15をそれぞれ互いに接近させることにより行われる。
上下及び左右の切り込み刃12〜15をそれぞれ互いに接近させると、図9(b)に示すように、それらの刃先は中央孔21aの内部に周囲から中央に向かって突出し、上下及び左右の切り込み刃12〜15の刃先は線材11の周囲に上下及び左右から食い込むことになる。
ここで、上下の切り込み刃12,13の刃先が線材11に上下から食い込むと、その切り込み刃12〜15の食い込みに伴って線材11は上下方向から圧縮され、その断面形状は一点鎖線で示す横長の楕円のように、左右方向に広がろうとする。けれども、本願発明では、上下の切り込み刃12,13の刃先を線材11に上下から食い込ませるとともに、その上下の切り込み刃12,13と同一仮想平面M上にある左右の切り込み刃14,15の刃先を線材11に左右から食い込ませるので、線材11の左右から食い込む左右の切り込み刃14,15により、線材11の切断箇所における左右方向に広がろうとする変形は禁止される。
これは、左右の切り込み刃14,15の刃先が線材11に食い込む場合を考えても同様であって、左右の切り込み刃14,15の刃先が線材11に左右から食い込むと、その切り込み刃12〜15の食い込みに伴って線材11は左右方向から圧縮され、その断面形状は上下方向に広がろうとする。けれども、本願発明では、左右の切り込み刃14,15の刃先を線材11に左右から食い込ませるとともに、その左右の切り込み刃14,15と同一仮想平面M上にある上下の切り込み刃12,13の刃先を線材11に上下から食い込ませるので、線材11の上下から食い込む上下の切り込み刃12,13により、線材11の切断箇所における上下方向に広がろうとする変形は禁止される。
このように周囲から食い込む刃先により線材11の径方向外側への変形は防止されるので、図10及び図11に示すように、周囲から食い込む刃先により線材11は軸方向に延びて、上下又は左右の切り込み刃14,15のそれぞれの刃先が接近した段階で、それらに包囲される部分が破断し、線材11は切断されることになる。これに依り、本発明の線材の切断方法では、線材11の外径を拡大させること無く線材11を切断することが可能になるのである。
ここで、上記線材の切断装置10では、上下の切り込み刃12,13を互いに接近させる第一リング状カム26と左右の切り込み刃14,15を互いに接近させる第二リング状カム27を別々に設けているので、上下及び左右の切り込み刃12〜15の接近動作に時間差を設けることができる。
例えば、上下の切り込み刃12,13の刃先を線材11に上下から食い込ませた後に、左右の切り込み刃14,15の刃先を線材11に左右から食い込ませるようなこともできる。この実施の形態では、左右の切り込み刃14,15の双方に、上下の切り込み刃12,13のそれぞれの刃先が進入する凹溝14c,15cを形成したので、上下の切り込み刃12,13のそれぞれの刃先が互いに接触するまで近づけることはできない。
このため、この上下の切り込み刃12,13の間の線材11が破断しない場合もあるので、その後、左右の切り込み刃14,15の刃先を線材11に左右から食い込ませて、左右の切り込み刃14,15の刃先を互いに近づけることにより、その間の線材11を確実に破断させて、切断面が線材11の直径を超えないように確実に線材11を切断させることもできる。
このように切断面が線材11の直径を超えないようであれば、その線材11の端部を引き回して被巻線部材にその線材11を巻線するような場合であっても、その線材11の端部が他の線材11と接触して他の線材11を損傷させるようなことは回避される。
また、上下の切り込み刃12,13と左右の切り込み刃14,15を単一の仮想平面M内に設けると、中央孔21aに突出するそれらの刃先は互いに干渉することになるけれども、左右の切り込み刃14,15の双方に、上下の切り込み刃12,13のそれぞれの刃先が進入する凹溝14c,15cを上下方向の両側に刃先から刃元に延びてそれぞれ形成したので、線材11が切断される以前にそれらの刃先が互いに干渉することを防止することができる。
そして、線材11が切断された後等に上下の切り込み刃12,13と左右の切り込み刃14,15の刃先が互いに干渉するおそれがある場合には、第一及び第二ストッパ33,34によりそれらの接近を一定条件下で制限することにより、それらの刃先が接触する様な事態を確実に防止することができる。
また、図10及び図11に示すように、上下の切り込み刃12,13と左右の切り込み刃14,15のそれぞれの刃先における両歯面12a,12b,13a,13b,14a,14b,15a,15bが仮想平面Mに対して対称を成して形成され、それらの両歯面12a,12b,13a,13b,14a,14b,15a,15bが成す刃先角θが比較的鈍角である70度以上100度以下であれば、この切り込み刃12〜15の刃先が線材11に上下及び左右から食い込むと、それらの歯面12a,12b,13a,13b,14a,14b,15a,15bが接触する線材11の周囲はそれらの歯面12a,12b,13a,13b,14a,14b,15a,15bに沿って塑性変形する。
このように周囲から食い込む刃先により仮想平面Mが交差する線材11は局部的にくびれ、周囲から食い込む刃先の刃先角θにより線材11はその仮想平面Mを境に、一点鎖線矢印で示すように、互いに異なる方向に押しやられることになる。そして、上下又は左右の切り込み刃14,15のそれぞれの刃先が接近した段階で、それらに包囲される部分が破断し、図1に示す様に、切断された線材11の端部は、その破断面を頂面とする四角錐台形状にそれぞれ塑性変形することになる。
このように刃先角θを70度以上100度以下とすると、線材11を切断した段階でその線材11の端部を四角錐台形状に塑性変形させることが可能になる。すると、例えば、トロイダルコアへの巻線のように、被巻線部材が閉磁路を構成するものであれば、切断された線材11の端部を被巻線部材の孔に挿通させる必要が生じるけれども、その孔への線材端部の挿通作業が容易になり、既に巻回された線材11にその端部が接触したとしても、角錐台形状からすると、既にまかれた線材11を損傷させるようなことも少なくなる。
ここで、刃先角θが70度未満であると、線材11の周囲から上下及び左右の切り込み刃12〜15の刃先を相当程度食い込ませなければ線材11を切断することができず、線材の端部をきれいな四角錘台形状にすることが困難となる。
一方、その刃先角θが100度を超えると、線材11の潰れが大きくなって、潰れが刃の凹溝14c,15cに入り込んで、きれいな四角錘台形状にならなかったり、線材11のカスがその凹溝14c,15cに残ってしまったりするおそれがある。そして、更に好ましい刃先角θは、80度から90度の範囲である。
なお、上述した実施の形態では、左右の切り込み刃14,15の双方に、上下の切り込み刃12,13のそれぞれの刃先が進入する凹溝14c,15cが、上下方向の両側に刃先から刃元に延びてそれぞれ形成される場合を示した。けれども、図示しないが、上下の切り込み刃12,13の双方に、左右の切り込み刃14,15のそれぞれの刃先のそれぞれの刃先が進入する凹溝を、左右方向の両側に刃先から刃元に延びてそれぞれ形成し、それらの刃先が互いに干渉することを防止するようにしても良い。
また、上述した実施の形態では、上下及び左右の切り込み刃12〜15の接近動作に時間差を設ける場合を説明したけれども、線材11を切断可能である限り、上下及び左右の切り込み刃12〜15の接近動作に時間差を設けることを必要としない。この場合、上下及び左右の切り込み刃12〜15を移動させる単一のリング状カムと、そのリング状カムを回転させる単一のアクチュエータを備えれば十分となる。
10 線材の切断装置
11 線材
12 上の切り込み刃
12a,12b 歯面
13 下の切り込み刃
13a,13b 歯面
14 左の切り込み刃
14a,14b 歯面
14c 凹溝
15 右の切り込み刃
15a,15b 歯面
15c 凹溝
21 支持部材
21a 中央孔
23 コイルスプリング(付勢手段)
26 第一リング状カム
27 第二リング状カム
33 第一ストッパ
34 第二ストッパ
M 仮想平面
θ 刃先角

Claims (6)

  1. 横方向に延びる線材(11)の上下に前記線材(11)の幅方向の切込みを入れる上下の切り込み刃(12,13)と、前記線材(11)の幅方向の左右に前記線材(11)の上下方向の切込みを入れる左右の切り込み刃(14,15)とを備える線材の切断装置であって、
    前記上下の切り込み刃(12,13)と前記左右の切り込み刃(14,15)が前記線材(11)に直交する単一の仮想平面(M)上に設けられ、
    前記上下の切り込み刃(12,13)の双方又は前記左右の切り込み刃(14,15)の双方に、前記左右の切り込み刃(14,15)のそれぞれの刃先又は前記上下の切り込み刃(12,13)のそれぞれの刃先が進入する凹溝(14c,15c)が左右方向の両側又は上下方向の両側に刃先から刃元に延びてそれぞれ形成された
    ことを特徴とする線材の切断装置。
  2. 上下の切り込み刃(12,13)と左右の切り込み刃(14,15)のそれぞれの刃先における両歯面(12a,12b,13a,13b,14a,14b,15a,15b)が仮想平面(M)に対して対称を成して形成され、前記両歯面(12a,12b,13a,13b,14a,14b,15a,15b)が成す刃先角(θ)が70度以上100度以下である請求項1記載の線材の切断装置。
  3. 上下の切り込み刃(12,13)と左右の切り込み刃(14,15)のそれぞれが先端に刃先が形成された棒状部材であって、
    線材(11)が通過可能な中央孔(21a)が形成され、それぞれの刃先が前記中央孔(21a)に臨むように前記中央孔(21a)を中心に前記上下及び左右の切り込み刃(12〜15)を放射状に移動可能に支持する支持部材(21)と、
    前記上下及び左右の切り込み刃(12〜15)を互いに離間させる方向に付勢する付勢手段(23)と、
    前記支持部材(21)の外周に回転可能に嵌入され前記上下及び左右の切り込み刃(12〜15)の基端が内周に接して回転により前記付勢手段(23)の付勢力に抗して前記上下及び左右の切り込み刃(12〜15)を互いに接近させるリング状カム(26,27)と
    を備えた請求項1又は2記載の線材の切断装置。
  4. 付勢手段(23)が、上下の切り込み刃(12,13)を互いに離間させる方向に付勢する第一付勢手段と、左右の切り込み刃(14,15)を互いに離間させる方向に付勢する第二付勢手段を備え、
    リング状カムが、内周面に前記上下の切り込み刃(12,13)の基端がそれぞれ接触して回転により前記第一付勢手段(23)の付勢力に抗して前記上下の切り込み刃(12,13)を互いに接近させる第一リング状カム(26)と、前記第一リング状カム(26)に隣接して設けられ内周面に前記左右の切り込み刃(14,15)の基端がそれぞれ接触して回転により前記第二付勢手段(23)の付勢力に抗して前記左右の切り込み刃(14,15)を互いに接近させる第二リング状カム(27)とを備え、
    支持部材(21)に設けられ前記上下の切り込み刃(12,13)が互いに接近してそれぞれの刃先が接触するような前記第一リング状カム(26)の回転を禁止する第一ストッパ(33)と、
    前記支持部材(21)に設けられ前記左右の切り込み刃(14,15)が互いに接近してそれぞれの刃先が接触するような前記第二カム(27)の回転を禁止する第二ストッパ(34)と
    を更に備えた請求項3記載の線材の切断装置。
  5. 請求項1記載の線材の切断装置を用いた線材の切断方法であって、
    線材(11)に直交する単一の仮想平面(M)上に前記線材(11)から上下及び左右に延びて設けられた上下及び左右の切り込み刃(12〜15)の刃先を前記線材(11)の周囲に上下及び左右から食い込ませ
    前記上下の切り込み刃(12,13)の双方又は前記左右の切り込み刃(14,15)の双方に左右方向の両側又は上下方向の両側に刃先から刃元に延びてそれぞれ形成された凹溝(14c,15c)に、前記左右の切り込み刃(14,15)のそれぞれの刃先又は前記上下の切り込み刃(12,13)のそれぞれの刃先を進入させて
    前記線材(11)を切断することを特徴とする線材の切断方法。
  6. 上下及び左右の切り込み刃(12〜15)のそれぞれの刃先における両歯面(12a,12b,13a,13b,14a,14b,15a,15b)を仮想平面(M)に対して対称を成して形成し、前記両歯面(12a,12b,13a,13b,14a,14b,15a,15b)が成す刃先角(θ)を70度以上100度以下として、切断された線材(11)の両端部を四角錐台形状にそれぞれ塑性変形させる請求項5記載の線材の切断方法。
JP2016075142A 2016-04-04 2016-04-04 線材の切断装置及び線材の切断方法 Active JP6681650B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016075142A JP6681650B2 (ja) 2016-04-04 2016-04-04 線材の切断装置及び線材の切断方法
DE102017205633.9A DE102017205633B4 (de) 2016-04-04 2017-04-03 Schneidvorrichtung und Schneidverfahren zum Schneiden eines Drahtes

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016075142A JP6681650B2 (ja) 2016-04-04 2016-04-04 線材の切断装置及び線材の切断方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017185512A JP2017185512A (ja) 2017-10-12
JP6681650B2 true JP6681650B2 (ja) 2020-04-15

Family

ID=59885445

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016075142A Active JP6681650B2 (ja) 2016-04-04 2016-04-04 線材の切断装置及び線材の切断方法

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP6681650B2 (ja)
DE (1) DE102017205633B4 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107855445B (zh) * 2017-12-25 2024-05-14 苏州格洛佛精密科技有限公司 动铁发声装置中导针的剪切装置
CN108480528A (zh) * 2018-05-30 2018-09-04 福建省昌辉机电有限公司 一种发电机引出线冲剪断线装置
DE102018114579B3 (de) * 2018-06-18 2019-10-10 copperING S.r.l. Verfahren und Vorrichtung zum gratfreien Abtrennen eines Drahtes sowie ein entsprechend abgetrenntes Drahtstück und Hairpin
DE102020200797A1 (de) * 2020-01-23 2021-07-29 Wafios Aktiengesellschaft Verfahren und Vorrichtung zur Herstellung konfektionierter Formteile
JP7258380B1 (ja) 2022-02-15 2023-04-17 株式会社ミスズ工業 長尺線材の加工方法
DE102022132117A1 (de) 2022-12-03 2024-06-06 Ford Global Technologies Llc Verfahren zur wenigstens teilweisen herstellung einer Hairpin-Wicklungsanordnung

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3209791A (en) * 1960-03-10 1965-10-05 Ira J Boots Rotary press
DE1602632B2 (de) * 1967-10-31 1972-01-05 Meyer, Roth & Pastor, 5000 Köln Vorrichtung zum abschneiden von drahtstuecken unter gleich zeitigem anspitzen
US4836006A (en) * 1987-12-30 1989-06-06 Brown Maurice H Terminal forming apparatus
US5117671A (en) * 1991-04-25 1992-06-02 E. I. Du Pont De Nemours And Company Apparatus for forming features on an elongated metal wire
US5664472A (en) * 1995-06-29 1997-09-09 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Cutter apparatus for coil conductor
JP3680023B2 (ja) 2001-12-13 2005-08-10 室本鉄工株式会社 気動工具

Also Published As

Publication number Publication date
DE102017205633A1 (de) 2017-10-05
JP2017185512A (ja) 2017-10-12
DE102017205633B4 (de) 2019-01-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6681650B2 (ja) 線材の切断装置及び線材の切断方法
JP5959654B2 (ja) 掴線器
US10081064B2 (en) Expanding locating and clamping pin
JP2016533284A (ja) タイヤビードエイペックスの把持及び取扱システム及び方法
US9982376B2 (en) Bobbin holder
KR20190071822A (ko) 가스 터빈의 분해 조립 방법, 시일판 조립체 및 가스 터빈 로터
EP2893248B1 (de) Einbauring zum einbau einer einbauleuchte und einbauleuchte mit einbauring
RU2596558C2 (ru) Устройство изготовления бортового кольца
RU2671330C2 (ru) Зажимное устройство
JP6471662B2 (ja) 線材保持装置
JP2011213488A (ja) 巻取カラー
RU2017117271A (ru) Шовная нить, имеющая удерживающий элемент на конце, и способ ее применения
KR102067518B1 (ko) 외경 가변형 보빈
JP2008502484A (ja) 線バネ製造装置
US20170050245A1 (en) Expanding locating pin with controlled holding force
JP4472966B2 (ja) スリッター装置
CN105555693B (zh) 光纤束的制造方法
JP2009050087A (ja) アーマチュアの巻線装置
KR20190071821A (ko) 가스 터빈의 분해 조립 방법, 가스 터빈 로터 및 가스 터빈
JP4530319B2 (ja) 巻線装置
US20220411980A1 (en) Lower thread winding device
DE102014214379A1 (de) Vorrichtung zur Handhabung von Flüssigkeiten
JP2016093860A (ja) 切削装置
JP2010194648A (ja) コイルスプリングの圧縮保持治具
JP6293488B2 (ja) 折返加工装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190130

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20191220

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200106

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200127

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200323

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200323

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6681650

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250