JP6678343B2 - 電力変換装置 - Google Patents

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Description

本発明は、力率制御を行う電力変換装置に関する。
力率制御には、電流の位相シフト量を調整して行う方式や、有効電力に重畳する無効電力量を調整して行う方式がある。後者の無効電力重畳型の力率制御は、太陽電池のパワーコンディショナ等において使用されている(例えば、特許文献1参照)。一般的に無効電力重畳型の力率制御では、インバータの入力電圧をもとにインバータの入力電力と出力電力を平衡させるように生成される有効電流指令値と、設定された力率をもとに無効電流指令値を算出し、当該有効電流指令値に重畳する。この重畳された電流指令値をもとにインバータを駆動する。
特開2012−200111号公報
各国の系統連系規程では、高精度な力率制御が求められる。例えば、力率の変動を目標値の±0.01以内に収めることを要求する国もある。上記のような力率制御では、力率が期待値として制御されるため、電流指令値と実際の出力電流間で偏差が発生して要求精度を満たせない場合が発生する。
例えば上記電流制御が、環境変化などの外乱により遅延すると遅れ力率になる。またインバータの後段には通常、フィルタとしてリアクトル及びキャパシタが接続される。当該キャパシタが、系統電圧、系統周波数、温度、経年劣化等により変化する場合、インバータの出力無効電流が変化し、力率も変化する。以上のような場合、力率の期待値をインバータの出力電力に正確に反映させることができないため、結果として狙いの力率からずれてしまう。
本発明はこうした状況に鑑みなされたものであり、その目的は、無効電力重畳型の力率制御において、高精度な力率制御が可能な電力変換装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある態様の電力変換装置は、直流電源から出力される直流電力を交流電力に変換し、当該交流電力を系統へ供給するインバータと、前記インバータの入力電圧をもとに前記インバータの出力有効電流の指令値を生成するとともに、設定された力率、前記インバータの出力電流の計測値、及び前記系統電圧の計測値をもとに前記インバータの出力無効電流の指令値を生成し、当該出力無効電流の指令値と前記出力有効電流の指令値を加算した前記インバータの電流指令値に、前記インバータの出力電流を一致させるように前記インバータを駆動する制御回路と、を備える。
本発明によれば、無効電力重畳型の力率制御において、高精度な力率制御が可能となる。
比較例に係る電力変換装置の構成を説明するための図である。 図2(a)、(b)は、図1に示した電力変換装置の課題1を説明するための図である。 図3(a)、(b)は、図1に示した電力変換装置の課題2を説明するための図である。 本発明の実施の形態1に係る電力変換装置の構成を説明するための図である。 本発明の実施の形態2に係る電力変換装置の構成を説明するための図である。 本発明の実施の形態3に係る電力変換装置の構成を説明するための図である。 本発明の実施の形態4に係る電力変換装置の構成を説明するための図である。 本発明の実施の形態5に係る電力変換装置の構成を説明するための図である。
図1は、比較例に係る電力変換装置2の構成を説明するための図である。電力変換装置2は直流電源1から供給される直流電力を交流電力に変換して商用電力系統3(以下、単に系統3とする)に供給する。直流電源1は例えば太陽電池または燃料電池であり、その場合、電力変換装置2は太陽電池または燃料電池により発電された直流電力を交流電力に変換するパワーコンディショナとして機能する。また直流電源1は蓄電池であってもよい。その場合、電力変換装置2は双方向パワーコンディショナとして機能する。
DC−DCコンバータ21は、直流電源1から供給される直流電力をDC−DC変換する。直流電源1が太陽電池の場合、DC−DCコンバータ21は、MPPT(Maximum Power Point Tracking)制御を搭載した昇圧チョッパで構成することができる。当該昇圧チョッパは、太陽電池が最大電力点(最適動作点)で発電できるよう制御する。具体的には山登り法に従い電圧を所定のステップ幅で変化させて最大電力点を探索し、太陽電池の出力電力が最大電力点を維持するよう制御する。
インバータ22は、DC−DCコンバータ21から入力される直流電力を交流電力に変換して出力する。電力変換装置2は、インバータ駆動制御部23、出力力率設定部24、出力電流検出部25、系統電圧検出部26、及び出力計測部27を含む。
インバータ駆動制御部23は、電力平衡制御部231、有効瞬時電流指令部232、無効電流指令部233、無効瞬時電流指令部234、第1加算部235、第1減算部236、及び駆動部237を含む。これらの構成は、ハードウェア資源とソフトウェア資源の協働、またはハードウェア資源のみにより実現できる。ハードウェア資源としてアナログ素子、マイクロコンピュータ、DSP、ROM、RAM、FPGA、その他のLSIを利用できる。ソフトウェア資源としてファームウェア等のプログラムを利用できる。
電力平衡制御部231は、DC−DCコンバータ21の出力電力とインバータ22の入力電力の電力平衡を保つよう、インバータ22の出力電流の有効電流指令値Ipを生成する。DC−DCコンバータ21とインバータ22間の直流バスの電圧は、DC−DCコンバータ21の出力電力がインバータ22の入力電力より高いとき上昇し、DC−DCコンバータ21の出力電力がインバータ22の入力電力より低いとき低下する。電力平衡制御部231は、DC−DCコンバータ21の出力電力とインバータ22の入力電力が平衡する直流バスの電圧より、計測される直流バスの電圧が高いとき、インバータ22の出力電力を上昇させるための有効電流指令値Ipを生成する。一方、電力平衡制御部231は、当該平衡する直流バスの電圧より、計測される直流バスの電圧が低いとき、インバータ22の出力電力を低下させるための有効電流指令値Ipを生成する。
有効瞬時電流指令部232は、電力平衡制御部231から入力された有効電流指令値のピーク値Ipをもとに、有効電流指令値の瞬時値Ip・sinωtを算出する。有効瞬時電流指令部242は、算出した有効電流指令値の瞬時値Ip・sinωtを第1加算部235に出力する。
出力力率設定部24は、力率cosφを無効電流指令部233に設定する。力率cosφは、電力変換装置2の設置時に設計者により設定された固定値を継続して使用してもよいし、また操作部(不図示)から、電力会社などの電力供給者の指示による任意の値を設定可能な構成であってもよい。また電力変換装置2が出力抑制機能を備えている場合、電力変換装置2から系統3に供給される出力電力が設定値を超えると、力率cosφを低下させる進相制御が発動する構成であってもよい。また、電力変換装置2が電圧上昇抑制機能を備えている場合、系統電圧が設定値を超えると、力率cosφを低下させる進相制御が発動する構成であってもよい。
また、外部の管理システムからネットワークを介して出力抑制指令を受信したとき、力率cosφを低下させる構成であってもよい。電力会社などの電力供給者は、電力を安定供給する必要があり、逆潮流電力分も含めた電力系統全体における周波数や電圧を一定範囲に保つ必要がある。系統3に再生可能エネルギーの発電設備が多く接続されている場合、気象条件により発電量が大きく変化する。再生可能エネルギーの発電設備から系統3に供給される電力量が多くなりすぎ、系統3の周波数や系統電圧が基準範囲の上限を超えた又は超えると予測される場合、系統管理システムは再生可能エネルギーの発電設備に出力抑制指令を送信する。当該出力抑制指令を受信した電力変換装置2は、電流指令値を直接制御して出力電力を抑制して系統周波数上昇抑制に貢献するとともに、力率cosφを進相制御して系統電圧上昇抑制に貢献する。同様に系統3の電圧が下限を下回った又は下回ると予測された場合に、指令に基づいて、力率cosφを遅相制御して系統電圧低下抑制に貢献してもよい。
無効電流指令部233は、出力力率設定部24から設定された力率cosφをもとに、有効電流に対する無効電流の比率である無効電流比tanφを生成する。無効電流指令部233は生成した無効電流比tanφと、電力平衡制御部231から入力された有効電流指令値のピーク値Ipをもとに無効電流指令値のピーク値Iqを生成する。無効瞬時電流指令部234は、無効電流指令部233から入力された無効電流指令値のピーク値Iqをもとに、無効電流指令値の瞬時値Iq・cosωtを算出する。無効瞬時電流指令部234は、算出した無効電流指令値の瞬時値Iq・cosωtを第1加算部235に出力する。
第1加算部235は、有効電流指令値の瞬時値Ip・sinωtと無効電流指令値の瞬時値Iq・cosωtを合算して最終的な電流指令値を生成し、第1減算部236に出力する。第1減算部236は当該電流指令値から、出力電流検出部25により検出された出力電流値を減算して電流偏差を生成する。駆動部237は、当該電流偏差に基づく指令値と、搬送波をもとに駆動信号を生成し、インバータ22を駆動する。
出力計測部27は、出力電流検出部25により検出された出力電流と、系統電圧検出部26により検出された系統電圧をもとに、電力変換装置2から出力される有効電力値を算出する。当該有効電力値が電力変換装置2の定格電力を超えるとDC−DCコンバータ21に出力抑制指令が出力される。
図2(a)、(b)は、図1に示した電力変換装置2の課題1を説明するための図である。環境変化等の外乱により、インバータ駆動制御部23による電流制御に遅延が発生すると、系統3から見て遅れ力率になる。図2(a)は、力率=1.0が設定された場合の制御遅れθを示す図である。実線のPQ軸は制御遅れ前の軸を、破線のPQ軸は制御遅れ後の軸をそれぞれ示している。電力変換装置2のターゲット出力(P,Q=Pa,0)を破線で、電力変換装置2の実際の出力(P,Q=Pb,Qb)を実線でそれぞれ描いている。このように力率=1.0が設定されたにも関わらず、制御遅れθにより遅れ力率(0,X)となる。
図2(b)は、進み力率cosφが設定された場合の制御遅れθを示す図である。電力変換装置2のターゲット出力(P,Q=Pa,Qa(=Patanφ))を破線で、電力変換装置2の実際の出力(P,Q=Pb,Qb(=Pbtanφ))を実線でそれぞれ描いている。実際の力率はcosφ(φ−θ)となる。(φ−θ)<0であれば遅れ力率となる。実出力の有効電力Pbは制御遅れにより実線の軸に対してθ分、軸回転している。従って実出力の無効電力Qb(=Pbtanφ)は、有効電力Pbのずれの影響を受ける。従ってターゲットの出力力率に制御することができていない。
図3(a)、(b)は、図1に示した電力変換装置2の課題2を説明するための図である。図3(a)は、図1のインバータ22の詳細な構成例を示す図である。インバータ22は4つのスイッチング素子S1−S4をブリッジ接続したブリッジ回路で構成することができる。スイッチング素子S1−S4には例えば、IGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)、MOSFET(Metal-Oxide-Semiconductor Field-Effect Transistor)を使用することができる。スイッチング素子S1−S4には、それぞれ逆阻止用のダイオードD1−D4が並列に接続または形成される。駆動部237は、スイッチング素子S1−S4のゲート端子に駆動信号(例えば、PWM信号)を入力し、スイッチング素子S1−S4のデューティ比を制御する。
インバータ22の後段には、リアルトルL1、L2とキャパシタC1を含むフィルタ回路が設けられる。当該フィルタ回路は、インバータ22から出力される矩形波を平滑化して正弦波に近づける。当該フィルタ回路のキャパシタC1には、大容量のキャパシタが用いられ、力率に影響を与える。また当該キャパシタC1以外にも、EMS対策のキャパシタ等、電力変換装置2内で多くのキャパシタが使用される。
これらのキャパシタに流れる電流Ic=2πfCVは、インバータ駆動制御部23から見ると、遅れ無効電流出力になる。この遅れを補償(相殺)するため、インバータ駆動制御部23は、キャパシタ補償電流Ic_corr=−Icを電流指令値に加算する。このキャパシタ補償電流はインバータ駆動制御部23から見ると、進み無効電流出力になり、キャパシタによる遅れ無効電流出力を補償することができる。なお、この補償は力率の設定値に関わらず実行される処理である。
しかしながら、キャパシタに流れる電流Ic=2πfCVは、容量C、電圧V、周波数fの変化の影響を受ける。特に容量Cは部品ばらつき、温度、湿度、経年劣化の影響を受ける。容量Cは電圧V、周波数fと異なり常時計測することは難しく、標準値での設計となる。例えば、劣化により容量が低下すると、キャパシタ補償電流Ic_corrが相対的に大きくなり過剰補正となる。その場合、進み側に力率がずれてしまう。以下、これらの課題を解決する本発明の実施の形態に係る電力変換装置2を説明する。
(実施の形態1)
図4は、本発明の実施の形態1に係る電力変換装置2の構成を説明するための図である。以下、図1に示した比較例に係る電力変換装置2との違いを説明する。実施の形態1では、インバータ駆動制御部23は、無効電流目標値算出部238及び第2減算部239をさらに含む。出力計測部27は無効電流算出部271及び有効電流算出部272を含む。
有効電流算出部272は、出力電流検出部25により検出される出力電流の瞬時値iと、系統電圧検出部26により検出される系統電圧の瞬時値vをもとに電力変換装置2の出力有効電流の計測値Ipmesを算出する。出力有効電流の計測値Ipmesは、出力有効電力の実効値Pを、系統電圧の実効値Vで割ることにより算出できる。出力有効電力の実効値Pは、1/T∫vidtにより算出できる。Tは単位周期である。
無効電流算出部271は、出力電流検出部25により検出される出力電流の瞬時値iと、系統電圧検出部26により検出される系統電圧の瞬時値vをもとに電力変換装置2の出力無効電流の計測値Iqmesを算出する。出力無効電流の計測値Iqmesは、出力無効電力の実効値Qを、系統電圧の実効値Vで割ることにより算出できる。出力無効電力の実効値Qは、√(S^2−P^2)により算出できる。皮相電力Sは、系統電圧の実効値Vと出力電流の実効値Iを掛け合わせることにより算出できる。
有効電流算出部272は、算出した出力有効電流の計測値Ipmesを無効電流目標値算出部238に出力し、無効電流算出部271は、算出した出力無効電流の計測値Iqmesを第2減算部239に出力する。
無効電流目標値算出部238は、出力力率設定部24から設定された力率cosφをもとに、有効電流に対する無効電流の比率である無効電流比tanφを生成する。無効電流目標値算出部238は、有効電流算出部272により算出された出力有効電流の計測値Ipmesに、生成した無効電流比tanφを掛けて出力無効電流の目標値Iqtgを算出する。
第2減算部239は、無効電流目標値算出部238により算出された出力無効電流の目標値Iqtgから、無効電流算出部271により算出された出力無効電流の計測値Iqmesを減算して、無効電流偏差Iqerrを算出する。無効電流指令部233は、算出された無効電流偏差Iqerrをもとに、無効電流指令値のピーク値Iq’を生成する。実施の形態1では無効電流指令部233は例えば、PI制御器またはPID制御器で構成される。当該制御器は、無効電流偏差Iqerrに応じて、所望の無効電流指令値のピーク値Iq’が生成されるように予めゲインが設定される。以降の処理は、比較例と同様である。
以上説明したように実施の形態1では、有効電流の計測値Iqmesを用いて無効電流の目標値Iqtgを算出し、無効電流の目標値Iqtgと無効電流の計測値Iqmesとの偏差をもとにインバータ22の出力電力をフィードバック制御する。このように実際の出力無効電流を監視して、目標値との偏差をなくすような無効電流指令値を生成することにより、外乱が発生しても、所望の力率精度を担保することができる。
これに対して、無効電流の目標値Iqtgをそそまま指令値として使用する場合、外乱要因により、出力無効電流を目標値どおりに制御できない場合が発生する。例えば上述のように、制御遅れにより軸が回転したり、キャパシタにより無効電流にオフセット成分が加わると、出力無効電流を目標値どおりに制御できなくなる。軸が回転していたり、オフセット成分が加わっていると、目標力率cosφに基づく無効電流比tanφをもとに算出した無効電流を重畳しても、目標力率cosφに制御することができない。この点、フィードバック制御では、外乱要因を電流制御に反映させることができ、目標力率と実際の力率のずれを略ゼロにすることができる。
(実施の形態2)
図5は、本発明の実施の形態2に係る電力変換装置2の構成を説明するための図である。以下、図4に示した実施の形態1に係る電力変換装置2との違いを説明する。実施の形態2では、出力計測部27は無効電流算出部271及び有効電流算出部272に加えて、基本波電流算出部273及び基本波電圧算出部274を含む。
基本波電流算出部273は、出力電流検出部25により検出される出力電流の瞬時値iから基本波成分(商用周波数成分)の有効電流I_1th_re、無効電流I_1th_imを算出する。例えば、零点検出間の瞬時値iのサンプリングデータ(デジタル値)を、離散フーリエ変換(DFT)して基本波成分の有効電流I_1th_re、無効電流I_1th_imを算出する。
基本波電圧算出部274は、系統電圧検出部26により検出される系統電圧の瞬時値vから基本波成分(商用周波数成分)の有効電圧V_1th_re、無効電圧V_1th_imを算出する。例えば、零点検出間の瞬時値vのサンプリングデータ(デジタル値)を、離散フーリエ変換(DFT)して基本波成分の有効電圧V_1th_re、無効電圧V_1th_imを算出する。
有効電流算出部272は、下記(式1)を用いて基本波成分の有効電流の計測値Ipmesを算出する。
Ipmes=(V_1th_re・I_1th_re+V_1th_im・I_1th_im)/√(V_1th_re^2+V_1th_im^2) ・・・(式1)
無効電流算出部271は、下記(式2)を用いて基本波成分の無効電流の計測値Iqmesを算出する。
Iqmes=(V_1th_re・I_1th_im−V_1th_im・I_1th_re)/√(V_1th_re^2+V_1th_im^2) ・・・(式2)
有効電流算出部272は、算出した基本波成分の有効電流の計測値Ipmesを無効電流目標値算出部238に出力し、無効電流算出部271は、算出した基本波成分の無効電流の計測値Iqmesを第2減算部239に出力する。以降の処理は実施の形態1と同様である。
以上説明したように実施の形態2によれば、基本波成分を用いることにより、実施の形態1と比較して、さらに力率制御の精度を向上させることができる。通常、系統電圧やパワーコンディショナの出力電流には高調波歪が含まれる。力率には、このような歪を含んだ総合力率と、このような歪を含まない商用電源の周波数のみに注目した基本波力率がある。系統連系規程では、力率制御要件が基本波力率の精度(即ち、主成分波形の位相の調整精度)で規定されることが多い。基本波力率の調整により、系統の電圧上昇/低下に大きく作用させることができるためである。このように実施の形態2によれば、基本波力率で規定される力率制御要件に、容易に対応させることができる。
(実施の形態3)
図6は、本発明の実施の形態3に係る電力変換装置2の構成を説明するための図である。以下、図5に示した実施の形態2に係る電力変換装置2との違いを説明する。実施の形態3では、インバータ駆動制御部23は第2加算部2310をさらに含む。
無効電流目標値算出部238は、算出した出力無効電流の目標値Iqtgを第2減算部239に出力するとともに、第2加算部2310にも出力する。無効電流指令部233は、第2減算部239により算出された無効電流偏差Iqerrをもとに、無効電流指令値の目標値Iqtg(Iq’ff)に対する偏差値Iq’fbを生成する。実施の形態3でも無効電流指令部233は例えば、PI制御器またはPID制御器で構成される。当該制御器は、無効電流偏差Iqerrに応じて、所望の無効電流指令値の偏差値Iq’fbが生成されるように予めゲインが設定される。第2加算部2310は、無効電流指令値の目標値Iqtg(Iq’ff)と、無効電流指令値の偏差値Iq’fbを加算して無効瞬時電流指令部234に出力する。以降の処理は、実施の形態1、2と同様である。
以上説明したように実施の形態3によれば、フィードフォワード制御とフィードバック制御を併用することにより、制御系のパラメータ調整を容易にすることができる。実施の形態2では、フィードバック制御のみで無効電流指令値を算出していた。この場合、偏差発生範囲や制御速度などを考慮して、制御系の時定数、ゲインを調整する必要があり、制御パラメータの調整が煩雑になる。実施の形態2では、偏差0がφ=0、力率1が基準位置となる。
これに対して実施の形態3によれば、フィードフォワード制御で略期待の力率に制御し、フィードバック制御で、フィードフォワード制御の残差(偏差)分を補正する動きとなる。実施の形態3では、偏差0がφ=期待φ付近、期待力率付近が基準位置となる。結果として、どの期待力率においても偏差は残差部分のみとなるので、制御パラメータの調整が容易になる。
(実施の形態4)
図7は、本発明の実施の形態4に係る電力変換装置2の構成を説明するための図である。以下、図6に示した実施の形態3に係る電力変換装置2との違いを説明する。実施の形態4では、電力変換装置2に出力無効電力設定部28が追加される。インバータ駆動制御部23は選択部2311及び除算部2312をさらに含み、無効電流目標値算出部238の代わりに無効電力目標値算出部238aを含む。出力計測部27は無効電流算出部271及び有効電流算出部272の代わりに、無効電力算出部271a及び有効電力算出部272aを含む。
有効電力算出部272aは、下記(式3)を用いて基本波成分の有効電力の計測値Pmesを算出する。
Pmes=(V_1th_re・I_1th_re+V_1th_im・I_1th_im) ・・・(式3)
無効電力算出部271aは、下記(式4)を用いて基本波成分の無効電力の計測値Qmesを算出する。
Qmes=(V_1th_re・I_1th_im−V_1th_im・I_1th_re) ・・・(式4)
このように実施の形態4では上記(式1)、(式2)の平方根、除算が不要となる。有効電力算出部272aは、算出した基本波成分の有効電力の計測値Pmesを無効電力目標値算出部238aに出力し、無効電力算出部271aは、算出した基本波成分の無効電力の計測値Qmesを第2減算部239に出力する。
無効電力目標値算出部238aは、出力力率設定部24から設定された力率cosφをもとに、有効電力に対する無効電力の比率である無効電力比tanφを生成する。無効電力目標値算出部238aは、有効電力算出部272aにより算出された基本波成分の有効電力の計測値Pmesに、生成した無効電力比tanφを掛けて出力無効電力の目標値Qtgを算出する。
選択部2311は、無効電力目標値算出部238aにより算出された出力無効電力の目標値Qtgと、出力無効電力設定部28から設定された出力無効電力の目標値Qtgを選択して、第2減算部239及び除算部2312に出力する。除算部2312は、選択された出力無効電力の目標値Qtgを系統電圧Vで割って無効電流指令値の目標値Iq’ffを算出する。
第2減算部239は、選択された出力無効電力の目標値Qtgから、無効電力算出部271aにより算出された出力無効電力の計測値Qmesを減算して、無効電力偏差Qerrを算出する。無効電流指令部233は、算出された無効電力偏差Qerrをもとに、無効電流指令値の目標値Iq’ffに対する偏差値Iq’fbを生成する。
実施の形態4でも無効電流指令部233は例えば、PI制御器またはPID制御器で構成される。当該制御器は、無効電力偏差Qerrに応じて、所望の無効電流指令値の偏差値Iq’fbが生成されるように予めゲインが設定される。第2加算部2310は、除算部2312により算出された無効電流指令値の目標値Iq’ffと、第2減算部239により算出された無効電流指令値の偏差値Iq’fbを加算して無効瞬時電流指令部234に出力する。以降の処理は、実施の形態1−3と同様である。
以上説明したように実施の形態4によれば、汎用性の高いシステムを構築することができる。海外の系統連系規程では、力率指令でなく無効電力指令で規定されることがある。無効電力指令で規定される国で使用される電力変換装置2では、選択部2311を出力無効電力設定部28を選択した状態で出荷する。なお、保守管理者またはユーザが選択部2311を事後的に切り替え可能な構成としてもよい。例えば、筐体に切替スイッチを設けてもよいし、リモートコントローラで切替可能な構成としてもよい。これらの場合、事後的な法規変更にも対応することができる。
無効電力の指令値で目標値を設定する場合、出力計測部27から出力有効電流、出力無効電流でフィードバックを受けるより、出力有効電力、出力無効電力でフィードバックを受けるほうが演算負荷および演算誤差を低減することができる。力率は、Iqtg=Ipmes・tanφを、Qtg=Pmes・tanφに置き換えればよい。無効電流指令部233は、制御量を無効電流偏差Iqerrから無効電力偏差Qerrに置き換えればよい。操作量は無効電流のままでよい。Q∝Iqなので、実施の形態3の制御パラメータの考え方と大きく異なる部分はない。
(実施の形態5)
図8は、本発明の実施の形態5に係る電力変換装置2の構成を説明するための図である。以下、図7に示した実施の形態4に係る電力変換装置2との違いを説明する。実施の形態5では、電力変換装置2に外部インタフェース部29が追加される。外部インタフェース部29に外部から力率の指令値が設定される場合、外部インタフェース部29は当該力率の指令値を出力力率設定部24に設定し、選択部2311の選択先を出力力率設定部24に制御する。外部インタフェース部29に外部から出力無効電力の指令値が設定される場合、外部インタフェース部29は当該出力無効電力の指令値を出力無効電力設定部28に設定し、選択部2311の選択先を出力無効電力設定部28に制御する。
以上説明したように実施の形態5によれば、電力品質デマンドレスポンスに対応した汎用性の高いシステムを構築することができる。電力品質デマンドレスポンスでは、系統運用者が系統全体を監視した上で、系統を保全するために必要な力率または無効電力値を決定する。必要な力率または無効電力値は、時々刻々と変化する系統の状態(負荷の消費電力と発電電力との需給バランス、負荷電流特性など)に応じて変化する。実施の形態5によれば、系統運用システムと電力変換装置2間を通信で接続し、力率または無効電力値を随時要求される値に更新することで系統保全に貢献できる。
以上、本発明を実施の形態をもとに説明した。実施の形態は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組み合わせにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
例えば上述の実施の形態1−3では、無効電流指令部233は電流偏差Iqerrをもとに無効電流指令値を生成したが、実施の形態4、5で示した電力偏差Qerrをもとに無効電流指令値を生成してもよい。
なお、実施の形態は、以下の項目によって特定されてもよい。
[項目1]
直流電源(1)から出力される直流電力を交流電力に変換し、当該交流電力を系統(3)へ供給するインバータ(22)と、
前記インバータ(22)の入力電圧をもとに前記インバータ(22)の出力有効電流の指令値を生成するとともに、設定された力率、前記インバータ(22)の出力電流の計測値、及び前記系統電圧の計測値をもとに前記インバータ(22)の出力無効電流の指令値を生成し、当該出力無効電流の指令値と前記出力有効電流の指令値を加算した前記インバータ(22)の電流指令値に、前記インバータ(22)の出力電流を一致させるように前記インバータを駆動する制御回路と、
を備えることを特徴とする電力変換装置(2)。
これによれば、フィードバック制御による高精度な力率制御が可能となる。
[項目2]
前記制御回路は、
前記インバータ(22)の出力電流の計測値をもとに前記インバータ(22)の出力電流の基本波成分を算出し、前記系統電圧の計測値をもとに前記系統電圧の基本波成分を算出し、前記インバータ(22)の出力電流の基本波成分と前記系統電圧の基本波成分をもとに、前記インバータ(22)の出力有効電流の計測値及び出力無効電流の計測値を生成する出力計測部(27)と、
前記インバータ(22)の出力有効電流の計測値と、設定された力率をもとに前記インバータ(22)の出力無効電流の目標値を生成する無効電流目標値算出部(238)と、
前記インバータ(22)の出力無効電流の目標値と前記インバータ(22)の出力無効電流の計測値との偏差をもとに、前記インバータ(22)の出力無効電流の指令値を生成する無効電流指令部(233)と、
を含むことを特徴とする項目1に記載の電力変換装置(2)。
これによれば、基本波成分を使用したフィードバック制御による、さらに高精度な力率制御が可能となる。
[項目3]
前記無効電流指令部(233)は、前記インバータ(22)の出力無効電流の目標値に、前記インバータ(22)の出力無効電流の目標値と前記インバータ(22)の出力無効電流の計測値との偏差にもとづく前記目標値に対する偏差値を加算して、前記インバータ(22)の出力無効電流の指令値を生成することを特徴とする項目2に記載の電力変換装置(2)。
これによれば、フィードフォワード制御とフィードバック制御を併用することにより、制御系のパラメータ設定を容易にすることができる。
[項目4]
前記制御回路は、
前記インバータ(22)の出力電流の計測値をもとに前記インバータ(22)の出力電流の基本波成分を算出し、前記系統電圧の計測値をもとに前記系統電圧の基本波成分を算出し、前記インバータ(22)の出力電流の基本波成分と前記系統電圧の基本波成分をもとに、前記インバータ(22)の出力有効電力の計測値及び出力無効電力の計測値を生成する出力計測部(27)と、
前記インバータ(22)の出力有効電力の計測値と、設定された力率をもとに前記インバータ(22)の出力無効電力の目標値を生成する無効電力目標値算出部(238a)と、
前記無効電力目標値算出部(238a)により算出された出力無効電力の目標値と、設定された出力無効電力の目標値を選択する選択部(2311)と、
選択された前記インバータ(22)の出力無効電力の目標値と前記インバータ(22)の出力無効電力の計測値との偏差をもとに、前記インバータ(22)の出力無効電流の指令値を生成する無効電流指令部(233)と、
を含むことを特徴とする項目1に記載の電力変換装置(2)。
これによれば、汎用性の高い電力変換装置(2)を構築することができる。
[項目5]
外部から力率または出力無効電力値を受け付ける外部インタフェース部(29)をさらに備え、
前記選択部(2311)は、外部から力率を受け付けたとき前記無効電力目標値算出部(238a)により算出された出力無効電力の目標値を選択し、外部から出力無効電力値を受け付けたとき当該出力無効電力値を目標値として選択することを特徴とする項目4に記載の電力変換装置(2)。
これによれば、デマンドレスポンスに対応した汎用性の高い電力変換装置(2)を構築することができる。
1 直流電源、 2 電力変換装置、 3 系統、 21 DC−DCコンバータ、 22 インバータ、 23 インバータ駆動制御部、 231 電力平衡制御部、 232 有効瞬時電流指令部、 233 無効電流指令部、 234 無効瞬時電流指令部、 235 第1加算部、 236 第1減算部、 237 駆動部、 238 無効電流目標値算出部、 238a 無効電力目標値算出部、 239 第2減算部、 2310 第2加算部、 2311 選択部、 2312 除算部、 24 出力力率設定部、 25 出力電流検出部、 26 系統電圧検出部、 27 出力計測部、 271 無効電流算出部、 271a 無効電力算出部、 272 有効電流算出部、 272a 有効電力算出部、 273 基本波電流算出部、 274 基本波電圧算出部、 28 出力無効電力設定部、 29 外部インタフェース部。

Claims (4)

  1. 直流電源から出力される直流電力を交流電力に変換し、当該交流電力を系統へ供給するインバータと、
    前記インバータの入力電圧をもとに前記インバータの出力有効電流の指令値を生成するとともに、設定された力率、前記インバータの出力電流の計測値、及び前記系統電圧の計測値をもとに前記インバータの出力無効電流の指令値を生成し、当該出力無効電流の指令値と前記出力有効電流の指令値を加算した前記インバータの電流指令値に、前記インバータの出力電流を一致させるように前記インバータを駆動する制御回路と、
    を備え
    前記制御回路は、
    前記インバータの出力電流の計測値をもとに前記インバータの出力電流の基本波成分を算出し、前記系統電圧の計測値をもとに前記系統電圧の基本波成分を算出し、前記インバータの出力電流の基本波成分と前記系統電圧の基本波成分をもとに、前記インバータの出力有効電流の計測値及び出力無効電流の計測値を生成する出力計測部と、
    前記インバータの出力有効電流の計測値と、設定された力率をもとに前記インバータの出力無効電流の目標値を生成する無効電流目標値算出部と、
    前記インバータの出力無効電流の目標値と前記インバータの出力無効電流の計測値との偏差をもとに、前記インバータの出力無効電流の指令値を生成する無効電流指令部と、
    を含むことを特徴とする電力変換装置。
  2. 前記無効電流指令部は、前記インバータの出力無効電流の目標値に、前記インバータの出力無効電流の目標値と前記インバータの出力無効電流の計測値との偏差にもとづく前記目標値に対する偏差値を加算して、前記インバータの出力無効電流の指令値を生成することを特徴とする請求項に記載の電力変換装置。
  3. 直流電源から出力される直流電力を交流電力に変換し、当該交流電力を系統へ供給するインバータと、
    前記インバータの入力電圧をもとに前記インバータの出力有効電流の指令値を生成するとともに、設定された力率、前記インバータの出力電流の計測値、及び前記系統電圧の計測値をもとに前記インバータの出力無効電流の指令値を生成し、当該出力無効電流の指令値と前記出力有効電流の指令値を加算した前記インバータの電流指令値に、前記インバータの出力電流を一致させるように前記インバータを駆動する制御回路と、
    を備え、
    前記制御回路は、
    前記インバータの出力電流の計測値をもとに前記インバータの出力電流の基本波成分を算出し、前記系統電圧の計測値をもとに前記系統電圧の基本波成分を算出し、前記インバータの出力電流の基本波成分と前記系統電圧の基本波成分をもとに、前記インバータの出力有効電力の計測値及び出力無効電力の計測値を生成する出力計測部と、
    前記インバータの出力有効電力の計測値と、設定された力率をもとに前記インバータの出力無効電力の目標値を生成する無効電力目標値算出部と、
    前記無効電力目標値算出部により算出された出力無効電力の目標値と、設定された出力無効電力の目標値を選択する選択部と、
    選択された前記インバータの出力無効電力の目標値と前記インバータの出力無効電力の計測値との偏差をもとに、前記インバータの出力無効電流の指令値を生成する無効電流指令部と、
    を含むことを特徴とする電力変換装置。
  4. 外部から力率または出力無効電力値を受け付ける外部インタフェース部をさらに備え、
    前記選択部は、外部から力率を受け付けたとき前記無効電力目標値算出部により算出された出力無効電力の目標値を選択し、外部から出力無効電力値を受け付けたとき当該出力無効電力値を目標値として選択することを特徴とする請求項に記載の電力変換装置。
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