JP6677167B2 - マッチングシステム、情報処理装置、マッチング方法、およびプログラム - Google Patents

マッチングシステム、情報処理装置、マッチング方法、およびプログラム Download PDF

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Description

本開示は、マッチングシステム、情報処理装置、マッチング方法、およびプログラムに関する。
近年、情報推薦技術が開発され、様々な分野において、ユーザの個人情報に基づいてユーザにとって利便性の高い情報を推薦するシステムが提案されている。
例えば、下記引用文献1では、ユーザが特定されることなくユーザに有益な情報が取得できるようにする情報提供システムが提案されている。
特開2004−94320号公報
しかしながら、従来提案されていたのは、ユーザに対して有益な情報を提供するシステム、すなわち人と情報とを結び付ける技術であって、人と人とを現実空間で結び付ける技術は十分に開発されてこなかった。
そこで、本開示では、現実空間において現在求められている人物を要求者にリアルタイムで引き合わせることが可能なマッチングシステム、情報処理装置、マッチング方法、およびプログラムを提案する。
本開示によれば、サービス提供者に関する情報を取得する取得部と、前記取得部により取得したサービス提供者に関する情報に含まれる前記サービス提供者のサービス提供可能な時間、前記サービス提供者の現在位置、および前記サービス提供者の特性を参照して、サービス要求に対応できるサービス提供者を選定する選定部と、を備えるマッチングシステムを提案する。
本開示によれば、サービス提供者に関する情報を取得する取得部と、前記取得部により取得したサービス提供者に関する情報に含まれる前記サービス提供者のサービス提供可能な時間、前記サービス提供者の現在位置、および前記サービス提供者の特性を参照して、サービス要求に対応できるサービス提供者を選定する選定部と、を備える情報処理装置を提案する。
本開示によれば、サービス提供者に関する情報を取得することと、前記取得したサービス提供者に関する情報に含まれる前記サービス提供者のサービス提供可能な時間、前記サービス提供者の現在位置、および前記サービス提供者の特性を参照して、サービス要求に対応できるサービス提供者を選定することと、を含むマッチング方法を提案する。
本開示によれば、コンピュータを、サービス提供者に関する情報を取得する取得部と、前記取得部により取得したサービス提供者に関する情報に含まれる前記サービス提供者のサービス提供可能な時間、前記サービス提供者の現在位置、および前記サービス提供者の特性を参照して、サービス要求に対応できるサービス提供者を選定する選定部と、として機能させるためのプログラムを提案する。
以上説明したように本開示によれば、現実空間において現在求められている人物を要求者にリアルタイムで引き合わせることが可能となる。
なお、上記の効果は必ずしも限定的なものではなく、上記の効果とともに、または上記の効果に代えて、本明細書に示されたいずれかの効果、または本明細書から把握され得る他の効果が奏されてもよい。
本開示の一実施形態によるマッチングシステムの概要を説明する図である。 本実施形態によるサーバの構成の一例を示すブロック図である。 本実施形態によるボランティア端末の構成の一例を示すブロック図である。 本実施形態によるユーザ端末の構成の一例を示すブロック図である。 第1の実施形態による動作処理を示すシーケンス図である。 本実施形態によるヘルプ情報入力画面の一例を示す図である。 本実施形態におけるボランティア向けのヘルプ表示画面の一例を示す図である。 購買履歴データの収集処理を示すフローチャートである。 SNSや婚活サイト情報の収集処理を示すフローチャートである。 行動情報やコンテンツ(写真、動画)の収集処理を示すフローチャートである。 ボランティアの勧誘処理を示すフローチャートである。 第2の実施形態による動作処理を示すシーケンス図である。 第2の実施形態によるプロパティ表示の一例を説明する図である。 第2の実施形態による他の動作処理を示すシーケンス図である。 第2の実施形態によるプロパティ表示の他の一例を説明する図である。 第3の実施形態による動作処理を示すシーケンス図である。 第3の実施形態によるボランティア情報のAR表示の一例を説明する図である。 第4の実施形態による評価入力の動作処理を示すシーケンス図である。 第4の実施形態によるボランティアマッチングの動作処理を示すフローチャートである。 第5の実施形態によるボランティアマッチングの動作処理を示すシーケンス図である。
以下に添付図面を参照しながら、本開示の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
また、説明は以下の順序で行うものとする。
1.本開示の一実施形態によるマッチングシステムの概要
2.基本構成
2−1.サーバ
2−2.ボランティア端末
2−3.ユーザ端末
3.各実施形態
3−1.第1の実施形態
3−2.第2の実施形態
3−3.第3の実施形態
3−4.第4の実施形態
3−5.第5の実施形態
4.まとめ
<<1.本開示の一実施形態によるマッチングシステムの概要>>
まず、本開示の一実施形態によるマッチングシステム100の概要について図1を参照して説明する。図1に示すように、本実施形態によるマッチングシステム100は、サーバ1により、サービス提供者(本明細書では、ボランティアが相当)とサービス要求者であるユーザとのマッチングを行う。サーバ1は、ボランティアが所有するボランティア端末2A〜2Cから、ボランティアの情報を収集し、また、ユーザが所有するユーザ端末3からユーザの情報を収集することで、両者のマッチングをリアルタイムで行い、現実空間において両者を引き合わせることができる。
(背景)
従来、ユーザに対して有益な情報を提供するシステム、すなわち人と情報とを結び付ける技術は提案されていたが、人と人とを現実空間で結び付ける技術は十分に開発されてこなかった。
しかしながら、例えば現実空間におけるスポーツや音楽等のイベントにおいて、参加者が相互に助け合う際、通常は他人に対して自分の状況を説明して情報を得ることが想定されるが、特にオリンピック等の国際大会の場合は様々な国から多くの人が観戦に来るため、言葉が容易に通じない場合も想定される。また、言葉の壁の他、文化や習慣の違いにより上手くコミュニケーションできない場合も想定される。
一方、オリンピック等の大きな大会では多くのボランティアが参加することも想定される。このようなボランティアは予め登録され、通訳、道案内、警備、医療、輸送、観光スポット紹介、グルメ紹介、文化交流等のサービスを提供することが可能である。しかし、多くのボランティアが会場に居ても、上述したような言葉の壁や文化、習慣の違いにより、困っていることを伝えるのが難しかったり、どこにボランティアがいるか分からなかったりして、困っている人に対して適切なボランティアをリアルタイムで引き合わせることが十分にできていなかった。
そこで、本実施形態では、現実空間において現在求められている人物を要求者にリアルタイムで引き合わせることが可能なマッチングシステムを提案する。
図1に示すマッチングシステム100では、サーバ1が、各ボランティアのプロパティ情報(例えばプロパティ(特性)、ボランティア可能な日時、エリア等)を、ボランティア端末2A〜2Cから受信し、ボランティア登録等を行う。また、イベント開催時には、サーバ1は、現在困っているユーザからのヘルプ情報をユーザ端末3から受信すると、ヘルプ情報と上記プロパティ情報に基づいて、現在対応可能なボランティアの選定を行う。そして、サーバ1は、ボランティア側にユーザ位置情報等を、またはユーザ側にボランティアの位置情報等を提供することで、互いを引き合わせることができる。
以上、本開示の一実施形態によるマッチングシステム100の概要について説明した。続いて、マッチングシステム100に含まれる各装置の基本構成について図2〜図4を参照して説明する。
<<2.基本構成>>
<2−1.サーバ>
図2は、本実施形態によるサーバ1の構成の一例を示すブロック図である。図2に示すように、サーバ1は、通信部11、プロパティ取得部12、現在位置取得部13、要求取得部14、選定部15、ボランティア情報DB16、通知制御部17、および評価集計部18を有する。
通信部11は、無線/有線により外部装置と接続し、データの送受信を行う機能を有する。本実施形態による通信部11は、例えばボランティア端末2A〜2Cと接続し、ボランティアのプロパティ情報を受信したり、サービス要求を行っているユーザの位置情報等を送信したりする。また、通信部11は、ユーザ端末3と接続し、ユーザのヘルプ情報や位置情報等を受信したり、選定したボランティアの情報を送信したりする。
プロパティ取得部12は、通信部11を介してボランティア端末2A〜2Cから受信した情報から、ボランティアのプロパティに関する情報を取得する。ボランティアのプロパティに関する情報とは、例えばボランティアのプロパティ種類(例えば警備、医療、輸送、通訳)、対応可能日時(例えば平日/休日、朝/昼/夜)、対応可能エリア(例えば地域、場所)等の情報である。ボランティアのプロパティ種類とは、ボランティアの特性であって、対応可能なボランティアの内容を示す。上述したボランティア端末2A〜2Cから送信されるプロパティ情報は、ボランティア登録を行おうとした人物が自ら入力した情報を想定しているが、本実施形態はこれに限定されない。例えば、対象人物のライフログ、ソーシャルネットワークへの書き込み、購買履歴、各種登録情報等に基づいて対象人物の特性を取得し、自動的にプロパティに関する情報を取得してもよい。
現在位置取得部13は、通信部11を介してボランティア端末2A〜2Cから受信した情報から、ボランティアの現在位置情報を取得する。また、現在位置取得部13は、通信部11を介してユーザ端末3から受信した情報から、ヘルプ要求を行っているユーザの現在位置情報を取得する。
要求取得部14は、通信部11を介してユーザ端末3から受信したヘルプ情報から、要求内容を取得する。要求内容とは、サービス要求の内容を示す情報であって、例えばユーザや周囲を撮像した撮像画像や、状況を説明したテキスト情報、音声情報が含まれる。
選定部15は、サービス提供を行うボランティアと、サービス要求を行うユーザとのマッチングを行う。例えば、選定部15は、ボランティアの特性、サービス提供可能日時、および現在位置情報を参照して、要求取得部14により取得されたヘルプ情報に基づくユーザのサービス要求に対応できるボランティアを選定する。上記プロパティ取得部12で取得されたプロパティ情報はボランティア情報DB(データベース)16に格納されているため、選定部15は、ボランティア情報DB16を参照して選定を行う。また、選定部15は、ユーザの現在位置情報を参照して、選定したボランティアのうちユーザの現在位置から所定範囲内に現在居るボランティアに絞り込んでもよい。
ボランティア情報DB16は、プロパティ取得部12により取得されたボランティアのプロパティ情報を記憶する記憶部である。
通知制御部17は、選定部15による選定結果に基づいて、通信部11からボランティアまたはユーザに通知を行うよう制御する。例えば、通知制御部17は、選定部15により選定されたボランティアに対して、サービス要求を行うユーザの現在位置やヘルプ情報(状況情報)等を通知する。また、通知制御部17は、選定部15により選定されたボランティアの現在位置やプロパティ情報等を、サービス要求を行うユーザに通知する。
評価集計部18は、マッチングしたボランティアに対するユーザの評価を、通信部11を介してユーザ端末3から取得し、集計を行う。各ボランティアの評価は、ボランティア情報DB16に格納される。また、評価集計部18は、評価の回数および点数に基づいてボランティアのランク付けを行うことも可能である。
以上、本実施形態によるサーバ1の構成について説明した。なお図2に示すサーバ1の構成は一例であって、例えば評価集計部18を有しない構成であってもよい。また、図2に示す例では、ボランティア情報DB16をサーバ1の内部メモリとしているが、本実施形態はこれに限定されず、ボランティア情報DB16が外部メモリに格納されていてもよい。
また、以上説明したサーバ1には、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、および不揮発性メモリを備えたマイクロコンピュータが搭載され、サーバ1の各構成を制御する。
<2−2.ボランティア端末>
次に、ボランティア端末2の構成について説明する。ボランティア端末2は、図1に示すようなスマートフォンの他、タブレット端末や、携帯電話端末、PDA(Personal Digital Assistant)、各種ウェアラブルデバイス(HMD(Head Mounted Display)、スマートアイグラス、スマートウォッチ、スマートバンド等)、携帯用音楽プレーヤー、または携帯用ゲーム機等により実現され得る。
図3は、本実施形態によるボランティア端末2の構成の一例を示すブロック図である。図3に示すように、ボランティア端末2は、制御部20、通信部21、入力部22、現在位置計測部23、出力部24、および記憶部25を有する。
(制御部20)
制御部20は、例えばCPU、ROM、RAM、不揮発性メモリ、インターフェース部を備えたマイクロコンピュータにより構成され、ボランティア端末2の各構成を制御する。具体的には、本実施形態による制御部20は、入力部22から入力されたプロパティ情報等を、通信部21からサーバ1に送信するよう制御する。また、制御部20は、入力されたプロパティ情報に基づいて、サーバ1に登録したプロパティ情報を記憶部25に記憶するよう制御する。当該プロパティ情報には、対応可能なサービス(ボランティアのプロパティ種類)、対応可能な日時、対応可能なエリア等が含まれる。また、制御部20は、現在位置計測部23により計測された現在位置情報を、通信部21からサーバ1に送信するよう制御する。現在位置情報の送信制御は、ボランティア対応が可能な日時において、特定の場所(ボランティアを行うイベント会場内等)に居る際に、継続的に行われ得る。
また、制御部20は、通信部21を介してサーバ1から受信した、サービス要求を行うユーザの情報を出力部24から出力してボランティアに通知する。また、制御部20は、サーバ1からの指示に従って、ボランティア対応が可能な日時であって、かつ、ボランティア対応が可能なエリアに居る際に、ボランティアのプロパティを出力部24から周囲に開示するよう制御してもよい。
(通信部21)
通信部21は、無線/有線により外部装置と接続し、データの送受信を行う機能を有する。例えば通信部21は、サーバ1と接続し、制御部20の制御に従って所定の情報の送信を行う。また、通信部21は、可視光通信、赤外線通信、Bluetooth(登録商標)、Wi−Fi(登録商標)等により、周囲に存在する外部装置と無線通信することも可能である。
(入力部22)
入力部22は、操作者による情報入力操作を検出し、検出した入力情報を制御部20に送信する。例えば入力部22は、タッチパネル、キーボード、テンキー、ボタン、スイッチ等により実現される。また、入力部22をカメラにより実現することで、ジェスチャー入力が可能となる。また、入力部22をマイクロフォンにより実現することで、音声入力が可能となる。また、入力部22は、複数種類の入力デバイスにより実現されてもよい。
(現在位置計測部23)
現在位置計測部23は、外部からの取得信号に基づいてボランティア端末2の現在位置を検知する機能を有する。具体的には、例えば現在位置計測部23は、GPS(Global Positioning System)測位部により実現され、GPS衛星からの電波を受信して、ボランティア端末2が存在している位置を検知し、検知した位置情報を制御部20に出力する。また、現在位置計測部23は、GPSの他、例えばWi−Fi(登録商標)、携帯電話・PHS・スマートフォン等との送受信、または近距離通信等により位置を検知するものであってもよい。
(出力部24)
出力部24は、制御部20の指示に従って情報出力を行う機能を有する。例えば出力部24は、表示部により実現され、画面に文字や画像、その他の情報を表示する。また、出力部24は、スピーカ、振動部、または照明部等により実現されてもよい。また、出力部24は、複数の出力デバイスにより実現されてもよい。
さらに、本実施形態による出力部24は、サービス要求を行っているユーザの現在位置情報等をボランティアに向けて通知する他、ボランティアのプロパティ情報を周囲の人に通知する場合も想定される。この場合、例えばボランティアの洋服の肩、腕、胸、または背中部分に貼り付けられたディスプレイにより出力部24を実現することで、当該ディスプレイにボランティアのプロパティ情報(例えば警備、救急、道案内、競技案内、通訳等)を表示し、周囲の人物に対して何のサービスを提供可能であるかを通知することができる。
(記憶部25)
記憶部25は、様々なデータを記憶し、例えば制御部20の各処理を実行するためのプログラムを記憶する。また、本実施形態による記憶部25は、入力されたプロパティ情報を記憶してもよい。
以上、本実施形態によるボランティア端末2の構成について説明した。なお図3に示すボランティア端末2の構成は一例であって、例えば撮像装置をさらに備える構成であってもよい。
<2−3.ユーザ端末>
次に、ユーザ端末3の構成について説明する。ユーザ端末3は、図1に示すようなスマートフォンの他、タブレット端末や、携帯電話端末、PDA、各種ウェアラブルデバイス(HMD、スマートアイグラス、スマートウォッチ、スマートバンド等)、携帯用音楽プレーヤー、または携帯用ゲーム機等により実現され得る。
図4は、本実施形態によるユーザ端末3の構成の一例を示すブロック図である。図4に示すように、ユーザ端末3は、制御部30、通信部31、入力部32、現在位置計測部33、出力部34、および記憶部35を有する。
(制御部30)
制御部30は、例えばCPU、ROM、RAM、不揮発性メモリ、インターフェース部を備えたマイクロコンピュータにより構成され、ユーザ端末3の各構成を制御する。具体的には、本実施形態による制御部30は、入力部32から入力されたヘルプ情報等を、通信部21からサーバ1に送信するよう制御する。当該ヘルプ情報には、要求するサービス、現在のユーザの状況等が含まれる。また、制御部30は、ヘルプ情報を送信する際に、現在位置計測部33により計測された現在位置情報を併せて通信部31からサーバ1に送信するよう制御する。
また、制御部30は、通信部31を介してサーバ1から受信した、マッチングされたボランティアの情報を出力部34から出力してユーザに通知する。
(通信部31)
通信部31は、無線/有線により外部装置と接続し、データの送受信を行う機能を有する。例えば通信部31は、サーバ1と接続し、制御部30の制御に従って所定の情報の送信を行う。また、通信部31は、可視光通信、赤外線通信、Bluetooth(登録商標)、Wi−Fi(登録商標)等により、周囲に存在する外部装置と無線通信することも可能である。
(入力部32)
入力部32は、操作者による情報入力操作を検出し、検出した入力情報を制御部30に送信する。例えば入力部32は、タッチパネル、キーボード、テンキー、ボタン、スイッチ等により実現される。また、入力部32をカメラにより実現することで、ジェスチャー入力が可能となる。また、入力部32をマイクロフォンにより実現することで、音声入力が可能となる。また、入力部32は、複数種類の入力デバイスにより実現されてもよい。
(現在位置計測部33)
現在位置計測部33は、外部からの取得信号に基づいてユーザ端末3の現在位置を検知する機能を有する。具体的には、例えば現在位置計測部33は、GPS測位部により実現され、GPS衛星からの電波を受信して、ユーザ端末3が存在している位置を検知し、検知した位置情報を制御部30に出力する。また、現在位置計測部33は、GPSの他、例えばWi−Fi(登録商標)、携帯電話・PHS・スマートフォン等との送受信、または近距離通信等により位置を検知するものであってもよい。
(出力部34)
出力部34は、制御部30の指示に従って情報出力を行う機能を有する。例えば出力部34は、表示部により実現され、画面に文字や画像、その他の情報を表示する。また、出力部34は、スピーカ、振動部、または照明部等により実現されてもよい。また、出力部34は、複数の出力デバイスにより実現されてもよい。
さらに、本実施形態による出力部34は、マッチングされたボランティアの現在位置情報等を通知する他、周囲に存在するボランティアやボランティアのプロパティ情報をAR(Augmented Reality)表示してユーザに通知することも可能である。
(記憶部35)
記憶部35は、様々なデータを記憶し、例えば制御部30の各処理を実行するためのプログラムを記憶する。
以上、本実施形態によるユーザ端末3の構成について説明した。なお図4に示すユーザ端末3の構成は一例であって、例えば撮像装置をさらに備える構成であってもよい。
<<3.各実施形態>>
続いて、本開示によるマッチングシステム100について、複数の実施形態を用いて具体的に説明する。
<3−1.第1の実施形態>
まず、マッチングシステム100の第1の実施形態として、ユーザからのヘルプ要求があった場合に、サーバ1によりボランティアのマッチング(選定)を行い、マッチングしたボランティア側にサーバ1からユーザの現在位置情報と要求内容等を通知する場合について説明する。これにより例えばユーザが動けない状況であっても、適切なボランティアがユーザの元に赴いて対応することができる。
図5は、第1の実施形態による動作処理を示すシーケンス図である。図5に示すように、まず、ステップS103において、ボランティア端末2は、入力情報に基づいてボランティアのプロパティ情報の設定を行う。具体的には、ボランティア端末2の制御部20は、表示画面等にプロパティ情報の入力画面を表示し、当該入力画面に対して入力された情報に基づいて、対応可能なプロパティ種類(すなわちボランティアの内容)、ボランティア参加したいイベントの種類、対応可能な時間帯(平日/休日、朝/昼/夕/夜等)、対応可能なエリア(場所、地域)等を設定する。なお、例えばオリンピック等の国際的なスポーツ大会におけるボランティアのプロパティ種類には、例えば以下のようなものが挙げられる。
(表1)
Figure 0006677167
次に、プロパティ情報が設定された場合(S106において「Yes」)、ステップS109において、ボランティア端末2は、設定されたプロパティ情報をサーバ1に送信する。
次いで、ステップS112において、サーバ1は、ボランティア端末2から受信したプロパティ情報をボランティア情報DB16に格納して登録する。
以上説明したボランティアプロパティの登録は、イベント開催前またはイベント当日まで行われる。続いて、イベント当日に行われるマッチング処理について説明する。
ステップS115において、ユーザ端末3は、ユーザからのヘルプ情報の入力待ちを行う。例えばユーザ端末3の表示部(出力部34の一例)にヘルプ情報の入力画面が表示され、ユーザからのヘルプ情報の入力待ちが行われる。
次に、ヘルプ情報が入力された場合(S118において「Yes」)、ステップS121において、ユーザ端末3は、入力されたヘルプ情報をサーバ1に送信する。ヘルプ情報には、要求内容およびユーザ端末3の現在位置情報等が含まれる。ここで、ユーザ端末3において入力されるヘルプ情報について図6を参照して説明する。
図6は、本実施形態によるヘルプ情報入力画面の一例を示す図である。図6に示すヘルプ情報入力部画面320は、例えばユーザ端末3の表示部においてスクロール表示される。ヘルプ情報入力部画面320は、図6に示すように、状況を伝えるための撮像画像(静止画/動画)321、現在位置を示す地図画像322、現在位置を取得する現在地取得ボタン323、概要・タイトルの入力欄324、必要な助け(要求サービス)の分類を示す分類選択325、状況の詳細を入力する入力欄326、ニックネーム表示のON/OFFバー327、戻るボタン328、およびヘルプボタン329を含む。
状況を伝えるための撮像画像321は、ユーザ端末3の撮像部により撮像されたユーザ自身の様子や、現場の様子の撮像画像である。現在地取得ボタン323をタップすると、現在位置計測部33により計測された現在地が地図上にマッピングされて地図画像322が表示される。
概要・タイトルの入力欄324には、要求内容の概要やタイトルを入力する。分類選択325では、喧嘩、病気、迷子、通訳、警備等の必要な助け(要求サービス)の分類を選択する。そして状況の詳細については入力欄326に入力し、ヘルプボタン329をタップすると上記入力した内容が入力情報としてサーバ1に送信される。
次いで、ステップS124において、サーバ1の選定部15は、要求取得部14により取得した要求内容に応じて、ボランティア情報DB16を参照してボランティアの選定(ユーザとボランティアのマッチング)を行う。例えば選定部15は、医療サービスが要求されている場合、プロパティが「医療」のボランティアを選定する。また、ボランティアのサービス提供日時およびエリアと、現在日時およびユーザの現在位置とを比較して、現在ユーザの元に赴くことができるボランティアを選定する。
続いて、ステップS127において、サーバ1は、選定したボランティアのボランティア端末2に対して、ユーザの要求および位置情報等を送信する。
そして、ステップS130において、ボランティア端末2は、要求内容および位置情報等を表示部(出力部24の一例)から表示する。これにより、ボランティアは、自分が対応可能な事項で困っているユーザが現在どこにいるかをリアルタイムで把握でき、すぐにユーザの元に赴くことができる。
ここで、ボランティア端末2に表示されるユーザの要求内容および位置情報等について図7を参照して説明する。図7は、本実施形態におけるボランティア向けのヘルプ表示画面の一例を示す図である。
図7に示すように、各画面は、例えばボランティア端末2の表示部においてスクロール表示される。まず、図7左に示すように、サーバ1から送信されたヘルプ情報が複数の場合はヘルプ情報一覧画面240が表示される。ヘルプ情報一覧画面240に表示されている各ヘルプ情報は、例えば時系列に沿って、ヘルプが発生された順に表示されてもよい。図7に示すように、ヘルプ情報一覧画面240では、各ヘルプ情報の概要・タイトルまたは分類と、ヘルプ内容の緊急度を示すエクスクラメーションマーク、および現在のステータス(対応中、済、未解決)が表示されている。ヘルプ内容の緊急度は、例えばエクスクラメーションマークの数で表現され、サーバ1の選定部15においてボランティアマッチングを行う際に、要求内容に応じて判断され得る。また、ステータスは、例えば他のボランティアが既に対応している場合は「対応中」と表示され、既に解決したヘルプに対しては「済」と表示され、まだ未対応のヘルプについては「未解決」と表示される。ボランティアが対応したか否かは、ユーザ側からサーバ1に通知してもよいし、ボランティア側からサーバ1に通知してもよい。
そして、ヘルプ情報一覧画面240のうち例えば1行目の「急病!!!」をタップすると、図7右に示すヘルプ内容画面241に画面遷移する。ヘルプ内容画面241には、例えばヘルプ情報の概要・タイトルまたは分類と、ユーザの現在位置を示す地図画像、状況を伝える撮像画像、および状況の詳細等が含まれる。これにより、ボランティアは、ユーザがどのようなことで困っているのか、ユーザの状況、および場所を確認することができる。
(プロパティ情報の収集)
図5に示すシーケンス図では、ボランティアのプロパティ情報をボランティア端末2からボランティア希望者により明示的に入力されているが、本実施形態はこれに限定されない。例えばサーバ1は、購買履歴、ソーシャルメディアへの書き込み内容、イベント参加情報(登録情報)、行動情報(ライフログなど)、カメラの撮像画像、専門職の登録情報、学会登録情報、Webサイトの閲覧履歴、検索キーワード、テレビの視聴履歴、録画番組情報等に基づいて、ボランティア候補者の情報やプロパティ情報を自動的に取得し得る。以下、このようなプロパティ情報の収集処理について、以下、図8〜図10を参照して一例を説明する。
図8は、購買履歴データの収集処理を示すフローチャートである。図8に示すように、まず、ステップS133において、サーバ1は、商品購入情報を特定サーバから取得する。
次に、ステップS136において、サーバ1は、商品購入者のアカウントが作成済みか否かを判断する。
次いで、アカウントが無い場合(S136において「No」)、ステップS139において、サーバ1は新規のアカウントを作成する。ここでは一例として、例えばサーバ1がボランティア候補者情報DB(不図示)を有し、ボランティア候補者の情報を蓄積していくものとする。作成するアカウントとは、当該ボランティア候補者のアカウントに相当する。
続いて、ステップS142において、サーバ1は、商品購入者のアカウントに対応付けて、ボランティア候補者情報DBの購買履歴を更新する。
このようにボランティア候補者の購買履歴を蓄積していくことで、購入商品に基づいてボランティア候補者の趣味・嗜好を把握することができる。例えばテニスラケットやテニスシューズを購入した場合はテニスに興味があることが分かり、ゴルフクラブやゴルフシューズを購入した場合はゴルフに興味があることが分かる。また、購入商品に基づいて、ボランティア候補者が所有するデバイスを把握することができる。例えば、カメラを持っている、スマートフォンを持っている、ウェアラブルデバイス(スマートウォッチ、スマートバンド、スマートアイグラス等)を持っていることが分かる。
図9は、SNSや婚活サイト情報の収集処理を示すフローチャートである。図9に示すように、まず、ステップS153において、サーバ1は、SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)や婚活サイトの登録情報を特定サーバから取得する。
次に、ステップS156において、サーバ1は、登録者のアカウントが作成済みか否かを判断する。
次いで、アカウントが無い場合(S156において「No」)、ステップS159において、サーバ1は新規のアカウントを作成する。
続いて、ステップS162において、サーバ1は、登録者のアカウントに対応付けて、ボランティア候補者情報DBのプロパティ情報を更新する。登録情報には、例えばTOEICの点数、所有している資格、特技、性別、年齢、国籍、住所等の情報が含まれ、これにより、どのようなボランティアを行うことが可能であるかを推定することができる。また、ここでは一例として婚活サイトの登録情報を挙げたが、これに限定されず、様々なイベントや活動の登録情報に基づいてプロパティ情報を更新することが可能である。例えばフランス語で交流するイベントに参加した場合、フランス語が話せるといったプロパティ情報が更新される。
図10は、行動情報やコンテンツ(写真、動画)の収集処理を示すフローチャートである。図10に示すように、まず、ステップS173において、サーバ1は、行動情報や、コンテンツ(写真、動画)を特定サーバから取得する。行動情報とは、GPS等の位置情報に基づく移動情報である。また、コンテンツとは、カメラやスマートフォン等で撮影した写真や動画である。上記行動情報は、カメラやスマートフォン等に設けられたGPSで取得された位置情報であってもよい。
次に、ステップS176において、サーバ1は、情報提供者のアカウントが作成済みか否かを判断する。
次いで、アカウントが無い場合(S176において「No」)、サーバ1は、ステップS179において、新規のアカウントを作成する。
続いて、ステップS182において、サーバ1は、位置情報に基づいて情報提供者が行った場所(例えばスキー場、テニスコート、競技場等)や参加イベント(例えばランニングイベント、市民野球大会等)を認識したり、また、写真や動画に基づいて情報提供者が観戦した/実際に行っているスポーツジャンル等を認識したりする。
次に、ステップS185において、サーバ1は、情報提供者が行った場所や参加イベント、観戦等したスポーツジャンル等に関連するスポーツジャンルを検索する。
そして、関連するスポーツジャンルがある場合(S185において「Yes」)、ステップS188において、サーバ1は、ボランティア候補者情報DBにおいて、興味のあるスポーツジャンルとしてプロパティ情報を更新する。
上述した情報収集の他、サーバ1は、例えば過去のボランティア活動情報を特定サーバから取得して、プロパティ情報を更新してもよい。
また、サーバ1は、収集した情報に基づいて更新していくボランティア候補者情報DBに基づいて、ボランティア勧誘を行うことが可能である。以下、図11を参照して説明する。
図11は、ボランティアの勧誘処理を示すフローチャートである。図11に示すように、まず、ステップS203において、サーバ1は、ボランティア候補者情報DBに蓄積されたボランティア候補者のプロパティ情報を取得する。
次に、ステップS206において、サーバ1は、イベントの場所や内容、スケジュールに基づいて、ボランティア候補者とのマッチングを行う。例えばサーバ1は、ボランティア候補者が興味を持つスポーツイベント、住んでいる地域付近で開催されるイベント、興味のある内容のイベント、特技等が条件に合うイベント(フランス語が話せる、中国語が話せる、通訳経験がある、医療知識がある、警備経験がある等)をマッチングする。
次いで、マッチングできたイベントがあった場合(S209において「Yes」)、ステップS212において、サーバ1は、ボランティア候補者に対して、マッチングしたイベントのボランティア活動の勧誘処理を行う。例えばサーバ1は、ボランティア候補者に対してボランティアに勧誘するための電子メールやメッセージ等を送信する処理を行う。
<3−2.第2の実施形態>
次に、第2の実施形態によるマッチングシステム100について説明する。図5を参照して説明した第1の実施形態では、ボランティア端末2にユーザのヘルプ情報を表示し、ボランティアがユーザの元へ赴く場合について説明したが、本開示はこれに限定されない。例えば、ボランティアのプロパティを周囲の人に通知することで、助けが必要なユーザが自らボランティアに接触することが可能となる。このような、ボランティアのプロパティを周囲の人に通知するマッチングシステムの動作処理について、図12を参照して説明する。
図12は、第2の実施形態による動作処理を示すシーケンス図である。図12に示すように、まず、ステップS223において、ボランティア端末2は、入力情報に基づいてボランティアのプロパティ情報の設定を行う。
次に、プロパティ情報が設定された場合(S226において「Yes」)、ステップS229において、ボランティア端末2は、設定されたプロパティ情報をサーバ1に送信する。
次いで、ステップS232において、サーバ1は、ボランティア端末2から受信したプロパティ情報をボランティア情報DB16に格納して登録する。
以上説明したボランティアプロパティの登録は、イベント開催前またはイベント当日まで行われる。続いて、イベント当日に行われる処理について説明する。
ステップS235において、ボランティア端末2は、現在位置計測部23で計測されたボランティア端末2の現在位置情報をサーバ1に送信する。なお、かかる現在位置情報は、予めボランティア登録を行ったイベントの開催日時の間、またはボランティア登録を行ったイベントの会場内に居る間(位置情報により判定可能)に、継続的にサーバ1に送信されるよう制御してもよい。また、ボランティア端末2がイベント会場で貸し出されるものである場合は、ボランティア端末2の電源がONにされてから継続的に位置情報がサーバ1に送信されるようにしてもよい。
次に、ステップS238において、サーバ1の選定部15は、ボランティア端末2の現在位置と現在の時刻に基づいて、ボランティア情報DB16を参照し、ボランティアが可能な日時および場所(例えばイベント会場内、イベント会場が広範囲の場合は予め設定された所定のエリア内)であるか否かを判断する。
次いで、ボランティアが可能な日時および場所である場合(S238において「Yes」)、ステップS241において、サーバ1は、プロパティ表示指示をボランティア端末2に送信する。
そして、ステップS244において、ボランティア端末2は、サーバ1からの指示に従って、プロパティ表示を行い、周囲の人に自身のプロパティを公開する。ここで、ボランティアのプロパティ表示の一例について図13を参照して説明する。
図13は、第2の実施形態によるプロパティ表示の一例を説明する図である。図13に示すように、例えばボランティアが着ている洋服40に貼り付けられたディスプレイ245(出力部24の一例)にプロパティ表示を行うことで、周囲の人物は、何のボランティアを行う人であるかを直感的に把握することができる。図13に示す例では、外国語会話バッジのように、使用可能な言語を示す表示として右上に「English」と表示され、また、何のボランティアであるか(役割)を示す表示「SECURITY GUARD」と表示される。なお図13に示す例では、何のボランティアであるか(役割)を示す表示は、使用言語に対応した言語で表示される。これにより、例えばオリンピックイベントにおいて英語圏から来た参加者であっても、何のボランティアを行っている人であるのかを瞬時に把握できる。また、このようなプロパティの表示は、予め登録したイベントの開催日時において、また、そのイベント会場内に居る場合に自動的に表示されるものであるので、ボランティア用の制服に着替える手間や腕章等を付ける手間が省ける。また、サーバ1側においても、どのエリアにどの程度のボランティアが居るかを把握することができる。
続いて、上述したプロパティの表示を、ヘルプ情報を発しているユーザに応じて出力する場合について、以下図14を参照して説明する。
図14は、第2の実施形態による他の動作処理を示すシーケンス図である。図14に示すように、まず、ステップS253において、ボランティア端末2は、入力情報に基づいてボランティアのプロパティ情報の設定を行う。
次に、プロパティ情報が設定された場合(S256において「Yes」)、ステップS259において、ボランティア端末2は、設定されたプロパティ情報をサーバ1に送信する。
次いで、ステップS262において、サーバ1は、ボランティア端末2から受信したプロパティ情報をボランティア情報DB16に格納して登録する。
以上説明したボランティアプロパティの登録は、イベント開催前またはイベント当日まで行われる。続いて、イベント当日に行われる処理について説明する。
ステップS265において、ユーザ端末3は、ユーザからのヘルプ情報の入力待ちを行う。例えばユーザ端末3の表示部(出力部34の一例)にヘルプ情報の入力画面が表示され、ユーザからのヘルプ情報の入力待ちが行われる。
次に、ヘルプ情報が入力された場合(S268において「Yes」)、ステップS271において、ユーザ端末3は、入力されたヘルプ情報をサーバ1に送信する。ヘルプ情報には、要求内容(要求サービスの指定、状況情報等)およびユーザ端末3の現在位置情報が含まれる。
一方、ステップS274において、ボランティア端末2は、現在位置計測部23で計測されたボランティア端末2の現在位置情報をサーバ1に送信する。
次いで、ステップS277において、サーバ1の選定部15は、ユーザの現在地および要求内容に応じて、ボランティアとのマッチングを行う。具体的には、例えば選定部15は、ユーザの周囲に居るボランティア、またはユーザが居る位置に向かって移動しているボランティアのうち、ユーザの要求内容に対応可能なボランティアの選定を行う。
次に、ステップS280において、サーバ1は、選定したボランティアのボランティア端末2に対してプロパティ表示指示を送信する。
そして、ステップS283において、ボランティア端末2は、サーバ1からの指示に従って、プロパティ表示を行い、自身のプロパティをユーザに公開する。このようなプロパティ表示の一例について図15を参照して説明する。
図15は、第2の実施形態によるプロパティ表示の他の一例を説明する図である。図15に示すプロパティ表示例は、図13を参照して説明した場合と同様に、例えばボランティアが着ている洋服40に貼り付けられたディスプレイ245(出力部24の一例)にプロパティ表示を行うことで、何のボランティアを行う人であるかをユーザは直感的に把握することができる。ここで、図15に示す例では、ユーザが中国人の場合は図15上に示すように中国語でプロパティ表示が行われ、ユーザがカナダ人の場合は図15下に示すように英語でプロパティ表示が行われるというように、ユーザに応じた言語でプロパティ表示が行われる。例えば、上記S271でユーザ端末3から送信されたヘルプ情報には、ユーザの情報として使用言語や出身国等の情報が含まれ、サーバ1の選定部15は、ユーザの要求内容に対応可能なボランティアであって、かつユーザの使用言語による会話が可能なボランティアを選定する。そして、サーバ1は、ユーザの使用言語に対応したプロパティ表示指示をボランティア端末2に指示する。
このように、本実施形態では、ヘルプ情報を発信したユーザに応じて、ユーザの言語でボランティアプロパティを表示することも可能である。
<3−3.第3の実施形態>
次に、第3の実施形態によるマッチングシステム100について説明する。上述した第1、第2の実施形態では、ボランティア側にユーザのヘルプ情報を通知したり、ボランティア側でボランティアプロパティを周囲に向けて通知したりしていたが、本開示はこれに限定されず、例えばユーザ側にボランティアの情報を通知してもよい。以下、図16を参照して具体的に説明する。
図16は、第3の実施形態による動作処理を示すシーケンス図である。図16に示すように、まず、ステップS303において、ボランティア端末2は、入力情報に基づいてボランティアのプロパティ情報の設定を行う。
次に、プロパティ情報が設定された場合(S306において「Yes」)、ステップS309において、ボランティア端末2は、設定されたプロパティ情報をサーバ1に送信する。
次いで、ステップS312において、サーバ1は、ボランティア端末2から受信したプロパティ情報をボランティア情報DB16に格納して登録する。
以上説明したボランティアプロパティの登録は、イベント開催前またはイベント当日まで行われる。続いて、イベント当日に行われる処理について説明する。
ステップS315において、ユーザ端末3は、ユーザからのヘルプ情報の入力待ちを行う。例えばユーザ端末3の表示部(出力部34の一例)にヘルプ情報の入力画面が表示され、ユーザからのヘルプ情報の入力待ちが行われる。
次に、ヘルプ情報が入力された場合(S318において「Yes」)、ステップS321において、ユーザ端末3は、入力されたヘルプ情報をサーバ1に送信する。ヘルプ情報には、要求内容(要求サービスの指定、状況情報等)およびユーザ端末3の現在位置情報が含まれる。
一方、ステップS324において、ボランティア端末2は、現在位置計測部23で計測されたボランティア端末2の現在位置情報をサーバ1に送信する。
次いで、ステップS327において、サーバ1の選定部15は、ユーザの現在地および要求内容に応じて、ボランティアとのマッチングを行う。具体的には、例えば選定部15は、ユーザの周囲に居るボランティア、またはユーザが居る位置に向かって移動しているボランティアのうち、ユーザの要求内容に対応可能なボランティアの選定を行う。
次に、ステップS330において、サーバ1は、選定したボランティアの情報をユーザ端末3に送信する。
そして、ステップS333において、ユーザ端末3は、サーバ1から送信されたボランティアの情報をユーザに通知する。具体的には、例えば選定されたボランティアの詳細情報(プロパティ、性別、年代、顔画像等)や、ボランティアの現在位置を示す地図画像がユーザ端末3の表示部(出力部34の一例)に表示される。これによりユーザは自らボランティアを確認した上で接触することができる。
また、ユーザ端末3を周囲にかざした際に周囲に存在するボランティアのプロパティをAR表示することも可能である。ボランティア情報のAR表示について、図17を参照して説明する。
図17は、第3の実施形態によるボランティア情報のAR表示の一例を説明する図である。図17に示すように、ユーザ端末3を周囲にかざすと、ユーザ端末3の内側に設けられている表示部345に、ユーザ端末3の外側に設けられた撮像部(不図示)により撮像された現実空間の撮像画像340が表示される。この際、ユーザ端末3の制御部30は、例えば撮像画像340を解析して被写体抽出を行い、サーバ1からのボランティア情報(現在位置情報、顔画像等)を参照してボランティアを認識する。ボランティアを認識できた場合、制御部30は、図17に示すように、表示部345に表示された撮像画像340に写るボランティア342に対応するよう、当該ボランティアのプロパティを示す通知画像341を撮像画像340に重畳表示する。これにより、ユーザは、自らボランティアを確認した上で接触することができる。
<3−4.第4の実施形態>
続いて、第4の実施形態によるマッチングシステム100について説明する。本実施形態では、ユーザにマッチングしたボランティアのサポート終了後に、ボランティアの対応についてのユーザによる評価ができるようにすることで、ボランティアのマッチングに評価のフィードバックを行うことが可能となる。以下、図18を参照して説明する。
図18は、第4の実施形態による評価入力の動作処理を示すシーケンス図である。図18に示すように、まず、ステップS403において、ユーザ端末3の表示部にアンケート画面が表示され、評価入力待ちが行われる。
次に、評価入力が行われると(ステップS406において「Yes」)、ステップS409において、ユーザ端末3は、入力された評価情報をサーバ1に送信する。
次いで、ステップS412において、サーバ1の評価集計部18は、通信部11を介してユーザ端末3から受信したボランティアの評価の集計を行う。例えば評価集計部18は、アンケートの内容に基づいて評価点を算出する。評価の集計結果は、ボランティア情報DB16に、各ボランティアに対応付けて格納される。
そして、ステップS415において、評価集計部18は、定期的または不定期的に、各ボランティアの評価点と評価回数に基づいてボランティアのランクを更新する。
次に、ボランティアの評価を考慮したマッチングについて図19を参照して説明する。図19は、第4の実施形態によるボランティアマッチングの動作処理を示すフローチャートである。図19に示すように、まず、ステップS423において、サーバ1は、ユーザ端末3からヘルプ情報を受信する。
次に、ステップS426において、サーバ1の選定部15は、要求内容に応じて、ボランティア情報DB16を参照してボランティアの選定(ユーザとボランティアのマッチング)を行う。
次いで、ステップS429において、選定部15は、選定したボランティアのうち、ユーザの現在位置から所定範囲(エリア)内に対象ボランティアが居るか否かを判断する。対象ボランティアの位置は、ボランティア端末2から継続的に送信されるボランティア端末2の現在位置情報に基づいて判断される。
次に、所定範囲内に対象ボランティアが居ない場合(S429において「No」)、ステップS432において、選定部15は、検索対象範囲(エリア)を広げる。このように、選定部15は、可能な限りユーザに近い位置に現在居るボランティアに絞り込むことが可能である。
次いで、所定範囲内に対象ボランティアが居る場合(S429において「Yes」)、ステップS435において、選定部15は、さらに評価ランクが低いボランティアに絞り込む。例えば最も評価ランクが低いボランティアに絞り込んでもよいし、所定値より低い評価ランクのボランティアに絞り込んでもよい。評価ランクが低いボランティアに絞り込むことで、評価ランクが高いボランティアが集中的にマッチングされることを避けるためである。
そして、ステップS438において、サーバ1の通知制御部17は、絞り込んだ対象ボランティアに対してユーザ情報を送信し、通知を行う。
このように、サーバ1は、ユーザが要求するサービスに対応可能なボランティアのうち、ユーザの近くに居て、評価が低いボランティアを優先的にマッチングする。また、ユーザが高度な対応を要求する場合、サーバ1は、再度マッチングを行い、評価が高いボランティアをマッチングしてもよい。また、評価点や評価ランクは、ボランティアに称号を与える際や景品を出したりする際にも用いられ得る。
なお、図19を参照して上述したマッチングシステムでは、評価ランクを考慮してマッチングしたボランティアに対してユーザ情報を通知しているが、本実施形態はこれに限定されず、例えばマッチングしたボランティアの情報をユーザ側に通知してもよいし、マッチングしたボランティアに対して周囲に向けてプロパティ表示を行うよう指示してもよい。
<3−5.第5の実施形態>
以上説明した各実施形態では、ユーザからのヘルプ要求に応じてボランティアをマッチングするシステムについて説明したが、本開示によるマッチングシステムはこれに限定されず、例えばボランティアからの依頼に応じて他のボランティアをマッチングすることも同様に可能である。すなわち、上記各実施形態において、ユーザがボランティアであってもよい。
例えば、医療ボランティアによる救急対応が終了した後、病院にユーザを搬送するために輸送依頼を輸送ボランティアに依頼したり、警備ボランティアが他の警備ボランティアに応援を要請したり、案内ボランティアが能力値の高い他の案内ボランティアに交替をお願いしたりといったことが想定される。このようなボランティア同士のマッチングについて、図20を参照して説明する。
図20は、第5の実施形態によるボランティアマッチングの動作処理を示すシーケンス図である。図20に示すように、まず、ステップS503において、ボランティア端末2は、依頼入力画面を表示部に表示して、ボランティアによる依頼入力待ちを行う。
次に、依頼が入力されると(S506において「Yes」)、ステップS509において、ボランティア端末2は、入力された依頼内容をサーバ1に送信する。当該依頼内容には、要請するボランティアの種類(医療、輸送、語学、警備等)、依頼理由、現在の状況、現在の様子を撮像した撮像画像、および現在位置情報等が含まれる。
次いで、ステップS512において、サーバ1の選定部15は、依頼内容に応じて、ボランティア情報DB16を参照し、他のボランティアとのマッチングを行う。この際、選定部15は、依頼理由に応じて、依頼したボランティアよりも評価が高い、またはプロパティレベル(能力値や熟練度等)が高いボランティアを選定してもよい。
次に、ステップS515において、サーバ1の通知制御部17は、マッチングされた他のボランティアに対して依頼内容を送信するよう制御する。
そして、ステップS518において、他のボランティア端末では、サーバ1から送信された依頼内容を表示する。当該依頼内容には、依頼元のボランティアの位置情報も含まれる。
このように、本実施形態では、ボランティア同士のマッチングも可能となる。
<<4.まとめ>>
上述したように、本開示の実施形態によるマッチングシステムでは、現実空間において現在求められている人物を要求者にリアルタイムで引き合わせることを可能とする。
以上、添付図面を参照しながら本開示の好適な実施形態について詳細に説明したが、本技術はかかる例に限定されない。本開示の技術分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本開示の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、図1に示すマッチングシステム100では、サーバ1によりマッチング処理を行っているが、必要に応じてボランティア端末2とユーザ端末3とが直接通信を行ってもよい。例えばユーザ端末3から発信されるヘルプ情報を、周囲に存在するボランティア端末2が、赤外線通信、Wi−Fi(登録商標)、またはBluetooth(登録商標)等により受信し、ユーザ情報をボランティアに通知(例えば表示、音声による通知)してもよい。また、ユーザ端末3は、ヘルプ情報を発信して周囲に存在するボランティア端末を探索し、ボランティアの存在をユーザに通知(例えば表示、音声による通知)してもよい。なおボランティアの存在の通知は、例えばユーザがメガネ型のウェアラブル端末を装着している場合、認識されたボランティアを示す通知画像をAR表示することも可能である。
また、ボランティアの承認により、ユーザを同じプロパティ種類のボランティアに登録することができるようにしてもよい。例えばゴミ拾いを行っているボランティアの承認を得れば、ユーザがゴミ拾いボランティアとなり、評価点(ポイント)を得ることができたり、ごみを捨てる場所のゲートを通行できたりする。ボランティアによる承認は、ボランティア端末2からサーバ1へ新規ボランティアの登録情報として送信され、ボランティア情報DB16に格納される。
また、ユーザが、要求するサービス提供を選んでヘルプボタンを押すと、当該サービスを提供することが可能なボランティアの現在位置を示す地図画像がユーザ端末3に表示されるようにしてもよい。
また、サーバ1は、ボランティアの現在位置を継続的に管理し、同じプロパティ種類を提供するボランティアが一カ所に偏る場合は、他のエリアへの移動をボランティアに促すことも可能である。
また、図1に示すマッチングシステム100では、ボランティアとユーザがそれぞれスマートフォン等の個人用の情報処理端末を有し、当該情報処理端末により相手の情報を通知する場合について説明しているが、さらにイベントスペースや休憩所等に設置されたボランティアマッチング用の情報処理装置により相手の情報を通知してもよい。例えば、イベントスペース等に設置された情報処理装置に表示されたヘルプ情報入力画面からユーザがヘルプ情報を入力してヘルプボタンをタッチすると、ボランティアの待機所に設置されたディスプレイにヘルプ情報と場所(どこのイベントスペースか)が表示され、ボランティアがすぐにユーザの元に赴くことが可能となる。ボランティアの待機所は、プロパティ種類毎に分けられたり、エリア毎に設けられたりしてもよい。
また、選定部15は、ボランティアをマッチングする際、ボランティア情報DB16を参照して、プロパティレベルの低いボランティアから優先的に選定するようにしてもよい。これにより、プロパティレベルが高いボランティアが簡単な事象にマッチングされることを避けるためである。マッチングされたボランティアは、自身の能力では対応できない場合、上記第5の実施形態に示したように、他のボランティアへ応援や交替を依頼する。この際、選定部15は、プロパティレベルが高いボランティアをマッチングする。
また、上述したサーバ1、ボランティア端末2、またはユーザ端末3に内蔵されるCPU、ROM、およびRAM等のハードウェアに、サーバ1、ボランティア端末2、またはユーザ端末3の機能を発揮させるためのコンピュータプログラムも作成可能である。また、当該コンピュータプログラムを記憶させたコンピュータ読み取り可能な記憶媒体も提供される。
また、本明細書に記載された効果は、あくまで説明的または例示的なものであって限定的ではない。つまり、本開示に係る技術は、上記の効果とともに、または上記の効果に代えて、本明細書の記載から当業者には明らかな他の効果を奏しうる。
なお、本技術は以下のような構成も取ることができる。
(1)
サービス提供者に関する情報を取得する取得部と、
前記取得部により取得したサービス提供者に関する情報に含まれる前記サービス提供者のサービス提供可能な時間、前記サービス提供者の現在位置、および前記サービス提供者の特性を参照して、サービス要求に対応できるサービス提供者を選定する選定部と、
を備える、マッチングシステム。
(2)
前記マッチングシステムは、
前記選定部により選定した前記サービス提供者に、前記サービス要求を行った要求者の情報を通知する通知部をさらに備える、前記(1)に記載のマッチングシステム。
(3)
前記通知部は、前記要求者の現在位置、および要求内容を通知する、前記(2)に記載のマッチングシステム。
(4)
前記通知部は、前記選定部により選定された前記サービス提供者が所持する前記要求者向けの表示装置に、前記サービス要求に対応できることを示す情報を表示する、前記(2)または(3)に記載のマッチングシステム。
(5)
前記要求者向けの表示装置は、前記サービス提供者の衣服に装着される、前記(4)に記載のマッチングシステム。
(6)
前記マッチングシステムは、
前記選定部により選定した前記サービス提供者の情報を、前記サービス要求を行った要求者に通知する通知部をさらに備える、前記(1)に記載のマッチングシステム。
(7)
前記選定部は、前記選定したサービス提供者のうち、前記要求者の周囲に居る者に絞り込み、
前記通知部は、前記要求者の周囲に居る人物のうち、前記選定部により絞り込まれた前記サービス提供者がどの人物であるかを前記要求者に通知する、前記(6)に記載のマッチングシステム。
(8)
前記通知部は、前記サービス提供者がどの人物であるかを示す通知画像を、前記要求者が所持する表示装置において現実空間に重ねて表示させる、前記(7)に記載のマッチングシステム。
(9)
前記サービス提供者の特性は、提供可能なサービスの内容を示す、前記(1)〜(8)のいずれか1項に記載のマッチングシステム。
(10)
前記マッチングシステムは、
前記サービス要求を行った者による前記サービス提供者に対する評価を集計する評価集計部をさらに備える、前記(1)〜(9)のいずれか1項に記載のマッチングシステム。(11)
前記選定部は、前記評価集計部により集計された評価に基づいて、前記サービス提供者を絞り込む、前記(10)に記載のマッチングシステム。
(12)
前記選定部は、前記サービス要求を行った要求者から再選定を要求された場合、前回選定したサービス提供者よりも評価が高い、または能力値が高いサービス提供者に絞り込む、前記(1)〜(11)のいずれか1項に記載のマッチングシステム。
(13)
サービス提供者に関する情報を取得する取得部と、
前記取得部により取得したサービス提供者に関する情報に含まれる前記サービス提供者のサービス提供可能な時間、前記サービス提供者の現在位置、および前記サービス提供者の特性を参照して、サービス要求に対応できるサービス提供者を選定する選定部と、
を備える、情報処理装置。
(14)
サービス提供者に関する情報を取得することと、
前記取得したサービス提供者に関する情報に含まれる前記サービス提供者のサービス提供可能な時間、前記サービス提供者の現在位置、および前記サービス提供者の特性を参照して、サービス要求に対応できるサービス提供者を選定することと、
を含む、マッチング方法。
(15)
コンピュータを、
サービス提供者に関する情報を取得する取得部と、
前記取得部により取得したサービス提供者に関する情報に含まれる前記サービス提供者のサービス提供可能な時間、前記サービス提供者の現在位置、および前記サービス提供者の特性を参照して、サービス要求に対応できるサービス提供者を選定する選定部と、
として機能させるための、プログラム。
100 マッチングシステム
1 サーバ
11 通信部
12 プロパティ取得部
13 現在位置取得部
14 要求取得部
15 選定部
16 ボランティア情報DB
17 通知制御部
18 評価集計部
2(2A〜2C) ボランティア端末
20 制御部
21 通信部
22 入力部
23 現在位置計測部
24 出力部
25 記憶部
3 ユーザ端末
30 制御部
31 通信部
32 入力部
33 現在位置計測部
34 出力部
35 記憶部

Claims (14)

  1. サービス提供者に関する情報を取得する取得部と、
    前記取得部により取得したサービス提供者に関する情報に含まれる前記サービス提供者の現在位置情報、および前記サービス提供者の特性を参照して、サービス要求に対応できるサービス提供者を選定する選定部と、
    前記選定部により選定した前記サービス提供者に、前記サービス要求を行った要求者の情報を通知する通知部と、
    を備え、
    前記通知部は、前記選定部により選定された前記サービス提供者が前記サービス要求に対応できることを通知するとともに、前記選定部により選定された前記サービス提供者が所持する前記要求者向けの表示装置に、前記サービス要求に対応できることを示す情報を表示する、マッチングシステム。
  2. 前記通知部は、前記要求者の現在位置、および要求内容を通知する、請求項1に記載のマッチングシステム。
  3. 前記通知部は、前記要求者の属性情報に基づいて、前記サービス要求に対応できることの通知方法を変化させる、請求項1または2に記載のマッチングシステム。
  4. 前記要求者向けの表示装置は、前記サービス提供者の衣服に装着される、請求項1〜3のいずれか1項に記載のマッチングシステム。
  5. 前記マッチングシステムは、
    前記選定部により選定した前記サービス提供者の情報を、前記サービス要求を行った要求者に通知する通知部をさらに備える、請求項1に記載のマッチングシステム。
  6. 前記選定部は、前記選定したサービス提供者のうち、前記要求者の周囲に居る者に絞り込み、
    前記通知部は、前記要求者の周囲に居る人物のうち、前記選定部により絞り込まれた前記サービス提供者がどの人物であるかを前記要求者に通知する、請求項に記載のマッチングシステム。
  7. 前記通知部は、前記サービス提供者がどの人物であるかを示す通知画像を、前記要求者が所持する表示装置において現実空間に重ねて表示させる、請求項に記載のマッチングシステム。
  8. 前記サービス提供者の特性は、提供可能なサービスの内容を示す、請求項1〜のいずれか1項に記載のマッチングシステム。
  9. 前記マッチングシステムは、
    前記サービス要求を行った者による前記サービス提供者に対する評価を集計する評価集計部をさらに備える、請求項1〜のいずれか1項に記載のマッチングシステム。
  10. 前記選定部は、前記評価集計部により集計された評価に基づいて、前記サービス提供者を絞り込む、請求項に記載のマッチングシステム。
  11. 前記選定部は、前記サービス要求を行った要求者から再選定を要求された場合、前回選定したサービス提供者よりも評価が高い、または能力値が高いサービス提供者に絞り込む、請求項1〜10のいずれか1項に記載のマッチングシステム。
  12. サービス提供者に関する情報を取得する取得部と、
    前記取得部により取得したサービス提供者に関する情報に含まれる前記サービス提供者の現在位置情報、および前記サービス提供者の特性を参照して、サービス要求に対応できるサービス提供者を選定する選定部と、
    前記選定部により選定した前記サービス提供者に、前記サービス要求を行った要求者の情報を通知する通知部と、
    を備え、
    前記通知部は、前記選定部により選定された前記サービス提供者が前記サービス要求に対応できることを通知するとともに、前記選定部により選定された前記サービス提供者が所持する前記要求者向けの表示装置に、前記サービス要求に対応できることを示す情報を表示する、情報処理装置。
  13. コンピュータが、
    サービス提供者に関する情報を取得することと、
    前記取得したサービス提供者に関する情報に含まれる前記サービス提供者の現在位置情報、および前記サービス提供者の特性を参照して、サービス要求に対応できるサービス提供者を選定することと、
    前記選定した前記サービス提供者に、前記サービス要求を行った要求者の情報を通知することと、
    の各処理を実行し、
    前記通知する処理は、前記選定された前記サービス提供者が前記サービス要求に対応できることを通知するとともに、前記選定された前記サービス提供者が所持する前記要求者向けの表示装置に、前記サービス要求に対応できることを示す情報を表示する、マッチング方法。
  14. コンピュータを、
    サービス提供者に関する情報を取得する取得部と、
    前記取得部により取得したサービス提供者に関する情報に含まれる前記サービス提供者の現在位置情報、および前記サービス提供者の特性を参照して、サービス要求に対応できるサービス提供者を選定する選定部と、
    前記選定部により選定した前記サービス提供者に、前記サービス要求を行った要求者の情報を通知する通知部と、
    として機能させ、
    前記通知部は、前記選定部により選定された前記サービス提供者が前記サービス要求に対応できることを通知するとともに、前記選定部により選定された前記サービス提供者が所持する前記要求者向けの表示装置に、前記サービス要求に対応できることを示す情報を表示するための、プログラム。
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