JP6676978B2 - 印刷装置および搬送方法 - Google Patents

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Description

本発明は、印刷装置および搬送方法に関する。
ユーザーに手差しされた用紙に印刷を行なったり、給紙カセットから搬送された用紙に印刷を行なったりするプリンターが知られている。
また、筐体の後面に手差しトレイが配置された複合機が知られている(特許文献1参照)。
特開2014‐196193号公報
上述のように手差しと給紙カセットという2つの給紙元が有る場合に、プリンター内の用紙の搬送経路に何らかの不具合で用紙が残ってしまうことがあった。例えば、給紙カセットから搬送された用紙が搬送経路内に残っている状況で、手差し印刷を開始すると、搬送経路内で当該残った用紙と手差しによる用紙が混ざってしまったり、ペーパージャムが発生したりする。このような事態を避けるため、いずれの給紙元からの用紙の搬送を開始する前にも、搬送経路内を用紙が無い状態にするための用紙の排出処理を行う必要があった。
また、プリンター内において何らかの機械的動作が発生したときに、当該動作に連動して前記給紙元からユーザーの意図しないタイミングで用紙が搬送経路内に入ってしまうことが有り得た。このように不必要なタイミングで搬送経路内へ用紙が入り込んでしまうことで、上述の排出処理の必要性がさらに増す。
本発明は上述の課題に鑑みてなされたものであり、排出処理による時間損失や用紙搬送に関する不具合を抑制する印刷装置および搬送方法を提供する。
本発明の態様の1つは、手差しされる用紙を受け入れる手差し給紙口と、複数枚の用紙を収容可能な給紙カセットと、搬送経路を搬送される前記用紙に印刷を行う印刷部と、前記用紙の搬送を行う搬送部と、を備える印刷装置であって、前記手差し給紙口から前記用紙を搬送するための前記搬送経路である第1搬送経路と、前記第1搬送経路とは異なる前記搬送経路であって前記給紙カセットから前記用紙を搬送するための第2搬送経路と、を備え、前記搬送部は、前記搬送経路内に残っている前記用紙を外部へ排出するための排出処理を実行可能であり、前記手差し給紙口からの前記用紙の搬送を行う場合は当該搬送の開始前に前記排出処理を実行せず、前記給紙カセットからの前記用紙の搬送を行う場合は前記排出処理を実行した後で前記用紙の搬送を開始する。
当該構成によれば、手差し給紙口から用紙を搬送するための第1搬送経路と、給紙カセットから用紙を搬送するための第2搬送経路とが別れているため、手差し給紙口から搬送された用紙と給紙カセットから搬送された用紙とが搬送経路内で混ざることが無い。そのため、手差し給紙口から用紙を搬送する前に排出処理を実行する必要が無くなり、排出処理によるユーザーの待ち時間が無くなる。
本発明の態様の1つは、印刷装置は、前記印刷部に対する所定の処理を行う動作ユニットを更に備え、前記用紙の搬送の動力源となる搬送用モーターとは別に、前記動作ユニットの動力源となるモーターを有するとしてもよい。
当該構成によれば、動作ユニットの動力源と用紙搬送のための動力源とが分かれている。そのため、動作ユニットを稼働させたときに、これに連動して用紙搬送が行われることが無く、手差し供給口や給紙カセットから不要なタイミングで用紙が搬送経路内へ入ってしまうことが回避される。
本発明の態様の1つは、前記搬送部は、前記第1搬送経路における前記用紙の搬送および前記第2搬送経路における前記用紙の搬送の動力源となる第1の搬送用モーターとは別に、前記第1搬送経路と前記第2搬送経路との合流領域から搬送下流側への前記用紙の搬送の動力源となる第2の搬送用モーターを有するとしてもよい。
当該構成によれば、第1搬送経路および第2搬送経路における用紙搬送の動力源と、合流領域から下流側への用紙搬送の動力源とが分かれている。そのため、合流領域から下流側へ用紙を排出する動作のときに、これに連動して手差し供給口や給紙カセットから用紙が不要に搬送経路内へ入ってしまうことが回避される。
本発明の態様の1つは、前記搬送部は、前記第1搬送経路における前記用紙の搬送および前記第2搬送経路における前記用紙の搬送の動力源となる第1の搬送用モーターを有し、前記第1の搬送用モーターを第1の回転方向へ回転させることにより前記手差し給紙口から前記用紙を前記第1搬送経路内へ送り、前記第1の搬送用モーターを前記第1の回転方向とは逆の第2の回転方向へ回転させることにより前記給紙カセットから前記用紙を前記第2搬送経路内へ送るとしてもよい。
当該構成によれば、1つの動力源(第1の搬送用モーター)により、手差し給紙口からの用紙搬送と給紙カセットからの用紙搬送とを択一的に実行することができる。
本発明の態様の1つは、前記搬送部は、前記排出処理において、前記第1の搬送用モーターと前記手差し給紙口から前記用紙を前記第1搬送経路内へ送るためのローラーとの接続を切った上で、前記第1の搬送用モーターを前記第1の回転方向へ回転させることにより、前記第2搬送経路内に残っている前記用紙を外部へ排出するとしてもよい。
当該構成によれば、手差し給紙口および給紙カセットからの給紙を不能とした状態で、第2搬送経路を対象とした排出処理を行うことができる。
本発明の態様の1つは、前記手差し給紙口は、装置の背面側に形成されているとしてもよい。
当該構成によれば、ユーザーが印刷装置を操作する際に手差し給紙口が邪魔にならない。
本発明の技術的思想は、印刷装置という物以外によっても実現される。例えば、手差しされる用紙を受け入れる手差し給紙口と、複数枚の用紙を収容可能な給紙カセットとのいずれかから搬送経路を搬送される前記用紙に印刷を行う印刷装置が実行する前記用紙の搬送方法であって、前記手差し給紙口から前記搬送経路である第1搬送経路により前記用紙を搬送する第1搬送工程と、前記給紙カセットから前記第1搬送経路とは異なる前記搬送経路である第2搬送経路により前記用紙を搬送する第2搬送工程とを含み、前記第1搬送工程による前記用紙の搬送の開始前に、前記搬送経路内に残っている前記用紙を外部へ排出するための排出処理を実行せず、前記第2搬送工程による前記用紙の搬送の開始前に前記排出処理を実行する方法を、発明として捉えることができる。また、このような方法をコンピューターに実行させるプログラムや、当該プログラムを記憶したコンピューター読み取り可能な記憶媒体も夫々に発明として成り立つ。
印刷装置の構成等を示すブロック図。 搬送部の構成等を示すブロック図。 印刷装置内の主に用紙の搬送に関わる構成を簡易的に示す図。 印刷処理を示すフローチャート。
以下、各図を参照しながら本発明の実施形態を説明する。なお各図は、本実施形態を説明するための例示に過ぎない。
図1は、本実施形態にかかる印刷装置10の構成等をブロック図により例示している。印刷装置10は、例えば、プリンターや、プリンター、スキャナー、ファクシミリ等の複数の機能を含んだ複合機、等といった製品として把握される。印刷装置を、記録装置、液体吐出(噴射)装置、等と呼んでもよい。図1では、印刷装置10を、制御部11、操作入力部12、表示部13、通信インターフェイス(I/F)14、スロット部15、印刷部16、搬送部17、等を含む構成として例示している。
制御部11は、例えば、CPU、ROM、RAM等を有するICや、その他の記憶媒体等により構成される。制御部11では、CPUが、ROM等に保存されたプログラムに従った演算処理を、RAM等をワークエリアとして用いて実行することにより、印刷装置10の各構成の挙動を制御する。
操作入力部12は、ユーザーによる操作を受け付けるための各種ボタンやキー等を含む。表示部13は、印刷装置10に関する各種情報を示すための部位であり、例えば、液晶ディスプレイ(LCD)により構成される。操作入力部12の一部は、表示部13に表示されたタッチパネルとして実現されるとしてもよい。
印刷部16は、制御部11による制御下で、画像を印刷媒体(用紙)に印刷するための機構である。本実施形態では、印刷媒体が用紙であるとして説明を続けるが、紙以外の素材を印刷媒体として用いることを排除しない。印刷部16が採用する印刷方式がインクジェット方式である場合、印刷部16は、ノズルからインクを吐出する印刷ヘッド16aや印刷ヘッド16aを搭載して所定の主走査方向に沿って移動するキャリッジ16d等の構成を有する。印刷ヘッドを、印字ヘッド、記録ヘッド、液体吐出(噴射)ヘッド、等と呼んでもよい。本実施形態では、印刷部16は、インクシステム(IS)16bを有する。IS16bは、印刷部16に対する所定の処理を行う動作ユニットの一種である。
搬送部17は、制御部11による制御下で用紙の搬送を行う。搬送部17は、用紙を所定の搬送経路において搬送するためのローラーや当該ローラーを回転させるためのモーター等を含んでいる。印刷部16は、搬送部17によって搬送経路を搬送される用紙に対して印刷を行う。
通信I/F14は、印刷装置10を外部機器100と有線あるいは無線にて接続するためのインターフェイスの総称である。外部機器100としては、例えば、スマートフォン、タブレット型端末、デジタルスチルカメラ、パーソナルコンピューター(PC)等、印刷装置10にとって印刷に必要な情報の入力元となる様々な機器が該当する。印刷装置10は、通信I/F14を介して外部機器100と、例えば、USBケーブル、有線ネットワーク、無線LAN、電子メール通信等の様々な手段や通信規格により接続可能である。スロット部15は、メモリーカード等の外部の記憶媒体を挿入するための部位である。つまり印刷装置10は、スロット部15に挿入されたメモリーカード等の外部の記憶媒体から、印刷に必要な情報を入力することも可能である。
図2は、搬送部17の構成等をブロック図により例示している。搬送部17は、モータードライバー18を有する。モータードライバー18は、ICやアナログ回路等からなり、制御部11からの制御信号に応じて駆動用の電流をモーター19,20,21へ供給し、モーター19,20,21を個別に駆動させる。モータードライバー18は、モーター19,20,21毎に専用の回路に分かれていてもよい。
モーター19は、少なくとも手差し搬送用ローラー22、中間ローラー23およびピックアップ(PU)ローラー24の夫々とギア輪列等で接続し、これらローラー22,23,24を回転させることができる。モーター19は、用紙の搬送の動力源となる搬送用モーターの一種である。モーター20は、少なくとも搬送用ローラー25,26の夫々とギア輪列等で接続し、これらローラー25,26を回転させることができる。モーター20は、用紙の搬送の動力源となる搬送用モーターの一種である。
モーター21は、少なくともIS16bとギア輪列等で接続し、IS16bを動かすことができる。モーター21は、動作ユニットの動力源となるモーターの一種である。なお、モーター21およびIS16bは、搬送部17の概念には含まれない。
モータードライバー18は、制御部11の機能の一部であってもよい。この場合、制御部11も搬送部17の一部を担うと言える。
図3は、印刷装置10内の主に用紙の搬送に関わる構成を簡易的に示している。図3では、左側を印刷装置10の筐体30の前面側(ユーザーが通常、相対する側)とし、右側を筐体30の背面側としている。印刷装置10は、手差しされる用紙を受け入れる手差し給紙口31と、複数枚の用紙を収容可能な給紙カセット32と、用紙を筐体30の外部へ排出する排出口33とを有する。手差し給紙口31には、ユーザーが用紙を手差しし易いように、用紙を受けるためのトレイが設けられていてもよい。符号Pは、給紙カセット32内の用紙を示している。図3の例では、手差し給紙口31は、筐体30の背面側かつ上側に形成されており、給紙カセット32は、筐体30の下部に収容されている。また、排出口33は、筐体30の前面側に形成されている。手差し給紙口31が印刷装置10の背面側に形成されているため、ユーザーが印刷装置10を操作する際に手差し給紙口31が邪魔にならない。言うまでもなく、ユーザーは、給紙カセット32を筐体30に装着したり、給紙カセット32を筐体30から引き出したりすることができる。
印刷装置10は、手差し給紙口31から用紙を搬送するための搬送経路40と、搬送経路40とは異なる搬送経路であって給紙カセット32から用紙を搬送するための搬送経路41とを備える。搬送経路40は第1搬送経路の具体例であり、搬送経路41は第2搬送経路の具体例である。手差し給紙口31および給紙カセット32は、搬送経路の最も上流側となる。排出口33は、搬送経路の最も下流側となる。図3では、搬送経路40,41および後述の搬送経路43を、いずれも2点鎖線の矢印にて例示している。
搬送経路40に対応して、手差し搬送用ローラー22および手差し搬送用ローラー22に相対する従動ローラー22aが配設されている。つまり手差し給紙口31に手差しされた用紙は、手差し搬送用ローラー22および従動ローラー22aに挟まれた状態で、手差し搬送用ローラー22の回転に従って搬送経路40を下流側へ搬送される。手差し搬送用ローラー22は、手差し給紙口31から用紙を搬送経路40内へ送るためのローラーの一種である。
給紙カセット32の近傍には、PUローラー24が配設されている。PUローラー24は、給紙カセット32に収容された一番上の用紙に接触することで、給紙カセット32から用紙を一枚ずつ搬送経路41内へ送る。搬送経路41に対応して、中間ローラー23および中間ローラー23に各々相対する従動ローラー23a,23bが配設されている。つまり給紙カセット32から搬送された用紙は、中間ローラー23と従動ローラー23aとに挟まれ、且つ/又は、中間ローラー23と従動ローラー23bとに挟まれた状態で、中間ローラー23の回転に従って搬送経路41を下流側へ搬送される。
モーター19の回転と、手差し搬送用ローラー22、中間ローラー23およびPUローラー24の回転との関係について説明する。モーターは、正転(CW)方向への回転と、逆転(CCW)方向への回転とを実行可能である。本実施形態では、モーター19が正転方向へ回転したときにPUローラー24が回転する(用紙を給紙カセット32から搬送経路41へ送る方向へ回転する)ように、モーター19‐PUローラー24間のギア輪列が組まれている。また、モーター19が逆転方向へ回転したときに手差し搬送用ローラー22が回転する(用紙を下流側へ搬送する方向へ回転する)ように、モーター19‐手差し搬送用ローラー22間のギア輪列が組まれている。また、モーター19が正転方向、逆転方向のいずれに回転したときにも中間ローラー23が回転する(用紙を下流側へ搬送する方向へ回転する)ように、モーター19‐中間ローラー23間のギア輪列が組まれている。
従って、モーター19が逆転方向へ回転することにより、用紙が手差し給紙口31から搬送経路40を搬送され、モーター19が正転方向へ回転することにより、用紙が給紙カセット32から搬送経路41を搬送される。つまり、搬送部17のモータードライバー18は、モーター19の回転方向を切り換えることにより、手差し給紙口31からの用紙搬送と給紙カセット32からの用紙搬送とを択一的に実行することができる。このような手差し搬送用ローラー22、中間ローラー23およびPUローラー24をそれぞれ回転させることができるモーター19は、第1搬送経路(搬送経路40)における用紙の搬送および第2搬送経路(搬送経路41)における用紙の搬送の動力源となる第1の搬送用モーターに該当すると言える。本実施形態の例では、モーター19の逆転方向への回転が、第1の回転方向への回転に該当し、モーター19の正転方向への回転が、第2の回転方向への回転に該当する。
搬送経路40と搬送経路41は、それらの下流側で合流する。搬送経路40と搬送経路41の合流地点を含む領域を合流領域42と呼ぶ。また、合流領域42から下流側の搬送経路を搬送経路43と呼ぶ。搬送経路43に対応して搬送用ローラー25,26が配設されている。具体的には、搬送経路43の一部はプラテン16cである。そして、プラテン16cよりも上流側に、搬送用ローラー25および搬送用ローラー25に相対する従動ローラー25aが配設されており、プラテン16cよりも下流側に搬送用ローラー26および搬送用ローラー26に相対する従動ローラー26aが配設されている。プラテン16cよりも上方の位置でプラテン16cと相対するように印刷ヘッド16aが配設されている。印刷ヘッド16aは、ノズル面16a1(ノズルが開口する面)をプラテン16c側に向けた状態で、キャリッジ16dにより主走査方向に沿って移動する。図3においては、主走査方向は図面に垂直な方向である。
搬送経路40あるいは搬送経路41を経て搬送経路43に入った用紙は、搬送用ローラー25と従動ローラー25aとに挟まれ、且つ/又は、搬送用ローラー26と従動ローラー26bとに挟まれた状態で、搬送用ローラー25,26の回転に従って搬送経路43を下流側へ搬送され、排出口33から排出される。搬送経路43を搬送される用紙は、プラテン16c上の一部範囲が、印刷部16による印刷対象つまり印刷ヘッド16aからインクの吐出を受ける対象となる。このような搬送用ローラー25,26を回転させるモーター20は、第1搬送経路(搬送経路40)と第2搬送経路(搬送経路41)との合流領域42から搬送下流側への用紙の搬送の動力源となる第2の搬送用モーターに該当すると言える。
合流領域42付近(搬送用ローラー25よりもやや上流側の所定位置)には、用紙センサー34が配設されている。用紙センサー34は、搬送される用紙の先端(下流側の端部)および後端(上流側の端部)を検知することができる。用紙センサー34による検知結果は制御部11へ出力される。
搬送部17は、搬送経路内に残っている用紙を外部へ排出するための排出処理を実行可能である。排出処理を実行する前に搬送経路内に用紙が残っていたとしても、排出処理により当該用紙が排出口33から排出され、搬送経路内を用紙が無い状態にすることができる。排出処理についての詳細は後述する。
図4は、印刷装置10が実行する印刷処理をフローチャートにより示している。このフローチャートは、その一部により本発明の搬送方法を示している。当該印刷処理は、制御部11が印刷処理開始の指示を認識したタイミングで開始される。印刷処理開始の指示とは、操作入力部12に含まれる印刷ボタン(スタートボタン)の押下げ操作や、外部機器100から通信I/F14を介して受信した印刷ジョブが該当する。
ステップS100では、制御部11は、印刷ヘッド16aに対するキャップを開ける。ここで言うキャップとは、ノズル面16a1を下方から覆うための部材であり、IS16bの一部である。印刷処理開始前の印刷装置10では、印刷ヘッド16aは、主走査方向における所定位置(ホームポジション)で待機しており、この待機中はノズル面16a1の乾燥を防ぐためにノズル面16a1がキャップで閉じられている。ホームポジションは、通常、主走査方向におけるキャリッジ16dが移動可能な範囲の両端のいずれか一方の近傍であり、搬送される用紙が通過する範囲外に在る。
印刷処理(図4)の開始に際し、先ず待機状態にある印刷ヘッド16aからキャップを外す必要がある。制御部11は、モータードライバー18に指示を送り、モータードライバー18にモーター21を駆動させる。これによりIS16bが稼働し、IS16bの一部であるキャップ(図3の符号16b1参照)がノズル面16a1を覆っていた位置から降下し、ノズル面16a1からキャップ16b1が外される。ノズル面16a1からキャップ16b1が外されることで、印刷ヘッド16a(キャリッジ16d)は、ホームポジションに拘束された状態を解かれる。
ステップS110では、制御部11は、指定された給紙元が手差し給紙口31であるか否か判定する。そして、指定された給紙元が手差し給紙口31であればステップS150へ進み、指定された給紙元が手差し給紙口31ではない(つまり、指定された給紙元が給紙カセット32であれば)ステップS120へむ。上述したように外部から印刷ジョブを受信して印刷処理を開始した場合には、当該印刷ジョブに給紙元を指定する情報が含まれている。そのため制御部11は、当該給紙元を指定する情報に従って、ステップS110の判定を行うことができる。また、ユーザーが印刷ボタンの押下げ操作をする場合には、当該押下げ操作の前に、操作入力部12を操作して印刷に必要な各種条件の指定(例えば、カラー印刷又はモノクロ印刷の指定、片面印刷又は両面印刷の指定…等)を入力しており、この各種条件の中に給紙元の指定も含まれている。そのため制御部11は、印刷ボタンの押下げ操作に応じて印刷処理を開始した場合には、操作入力部12の操作により指定された給紙元の情報に従って、ステップS110の判定を行うことができる。
ステップS120では、制御部11は、モーター19と手差し搬送用ローラー22との接続を切る(手差し搬送不能化処理を実行する)。手差し搬送不能化処理は、次のステップS130(排出処理)に必要な事前動作であり、モーター19が生む動力が手差し搬送用ローラー22に伝わらないようにする処理である。制御部11は、モーター19と手差し搬送用ローラー22とを接続するギア輪列を構成する一部のギア同士の噛み合わせを解くことにより、手差し搬送不能化処理を実現することができる。例えば、制御部11は、キャリッジ16dに手差し搬送不能化処理のための特定の動作をさせることにより、モーター19と手差し搬送用ローラー22とを接続するギア輪列を構成する一部のギアを当該ギア輪列から物理的に離間させる。
ステップS130では、制御部11は、搬送部17に排出処理を実行させる。排出処理では、搬送部17は、モーター19およびモーター20を駆動させる。このとき、モーター19については逆転方向へ回転させる。モーター19を逆転方向へ回転させると、手差し搬送用ローラー22、中間ローラー23およびPUローラー24のうち、中間ローラー23だけが用紙を下流側へ搬送する方向へ回転する。手差し搬送用ローラー22は上述の手差し搬送不能化処理の効力により回転することができず、PUローラー24はモーター19を正転方向へ回転させたときに回転するからである。モーター20を駆動させることで、搬送用ローラー25,26はいずれも用紙を下流側へ搬送する方向へ回転する。このような排出処理により、手差し給紙口31や給紙カセット32から用紙が搬送経路40,41内へ搬送されることを禁止つつつ、印刷処理(図4)の開始前から搬送経路41内に残っている用紙を排出口33から排出することができる。
“搬送経路41内に残っている用紙”とは、先端が用紙センサー34よりも上流側に位置した状態で搬送経路41内に停止している用紙を意味する。印刷装置10は、このような搬送経路41内に残っている用紙の存在を検知することができない。そのため、ステップS130は、搬送経路41内に実際に用紙が残っているか否かにかかわらず実行される。
印刷装置10は、用紙センサー34により存在を検知した用紙については、これを確実に排出するシーケンスを有している。つまり、用紙センサー34の位置を先端が通過した用紙は、通常は直後にローラー25,25aに挟持されてさらに下流側へ搬送され、印刷ヘッド16aからのインク吐出を受けた後、排出口33から排出される。また、用紙センサー34の位置を先端が通過した用紙が排出口33から排出されるまでの間に、ペーパージャムや搬送部17等のフェータルエラーが発生して当該用紙が排出されなかった場合、印刷装置10は、表示部13を通じてユーザーにエラー発生を通知したり、電源を一度オフにして再起動したりする。このようなエラーの通知や再起動の結果、当該用紙は、ユーザーの手により印刷装置10内から除去されたり、あるいは自動的に排出口33から排出されたりする。従って、ステップS130の排出処理で排出される可能性のある用紙は、前記“搬送経路41内に残っている用紙”に実質的に限られる。いずれにしてもステップS130後は、搬送経路41および搬送経路43に用紙が残っていない状況が保障される。
なお、制御部11は、手差し搬送不能化処理の効力を少なくともステップS130(排出処理)が終わるまでは持続させる。ステップS130の終了以降、制御部11は、所定のタイミングで、モーター19と手差し搬送用ローラー22とを接続するギア輪列を正常な状態(モーター19が生む動力が手差し搬送用ローラー22に伝わる状態)に戻す。
ステップS140では、制御部11は、給紙カセット32からの給紙を搬送部17に実行させる。つまり搬送部17は、モーター19の駆動によりPUローラー24および中間ローラー23を回転させ、これにより給紙カセット32に収容されている用紙を搬送経路41内へ入れ、当該用紙を下流側へ搬送する。
一方、ステップS150では、制御部11は、手差し給紙口31からの給紙を搬送部17に実行させる。つまり搬送部17は、モーター19の駆動により手差し搬送用ローラー22および中間ローラー23を回転させ、手差し給紙口31に手差し(セット)されている用紙を手差し搬送用ローラー22の回転により搬送経路40内に入れ、当該用紙を下流側へ搬送する。これまでの説明から判るように、搬送部17において手差し搬送量ローラー22を回転させると、同時に中間ローラー23も回転するが、手差し給紙口31から用紙を搬送する場面では、中間ローラー23は単に回転しているだけであり用紙搬送に寄与しない。
搬送部17による用紙の搬送は、概略、給紙と紙送りと排紙とに分けて考えることができる。ステップS140,S150はいずれも給紙に該当する。また、ステップS150は第1搬送工程に該当し、ステップS140は第2搬送工程に該当するとも言える。ステップS140またはステップS150より、搬送経路41または搬送経路40を搬送された用紙は、その先端が用紙センサー34の位置を通過して搬送用ローラー25に到達する。搬送用ローラー25に到達した用紙は、その後、ローラー25,25aに挟持された状態で紙送りされつつ印刷の対象となる(ステップS160)。つまり、制御部11は、搬送部17による用紙の所定距離の搬送(紙送り)と、印刷ヘッド16aのパス(キャリッジ16dによる主走査方向に沿う移動に伴うインク吐出動作)とを交互に実行させることにより、プラテン16c上を通過する用紙に対する印刷を行う。
そして制御部11は、印刷(ステップS160)を終えた用紙を、搬送部17により排紙させる(ステップS170)。つまり、搬送部17は、ローラー26,26aで挟持した状態の印刷後の用紙を、さらにローラー26を回転させることにより下流側へ搬送し、排出口33から排出する。以上により印刷処理が終了する。なお、印刷装置10は、給紙元に給紙カセット32が指定されており、前記印刷ジョブ等に基づき複数ページの印刷を実行する場合には、印刷ページ数に応じてステップS140,S160,S170の流れを繰り返し実行する。
このように本実施形態では、搬送部17は、手差し給紙口31からの用紙の搬送を行う場合(ステップS110において“Yes”)、用紙搬送の開始前に排出処理(搬送経路40を対象とした排出処理)を実行せずに当該搬送を開始する(ステップS150)。一方で、搬送部17は、給紙カセット32からの用紙搬送を行う場合(ステップS110において“No”)、排出処理を実行し(ステップS120,S130)、その後、用紙搬送を開始する(ステップS140)。
これは、手差し給紙口31を給紙元とする場合は、事前に排出処理を行う必要性が無いからである。本実施形態では、手差し給紙口31から用紙を搬送するための搬送経路40と、給紙カセット32から用紙を搬送するための搬送経路41とが別々に存在する。そのため、給紙カセット32から搬送された用紙が、手差し給紙口31から用紙を搬送するための経路(搬送経路40)内に残るという事態が生じ得ない。また、過去に先端が用紙センサー34の位置よりも下流側へ進んだ用紙については、上述したように排出済みである。また、手差し給紙口31へは、ユーザーは用紙を1枚ずつセットする。そのため、手差し印刷をすべくユーザーが用紙を手差し給紙口31にセットした時には、過去に手差し給紙口31にセットされた用紙は既に排出されている。このような事情により、本実施形態では、印刷処理(図4)の開始後、手差し給紙口31から用紙搬送を開始する前に搬送経路40内に用紙が残っているという状況は無く、そのため事前の排出処理(搬送経路40を対象とした排出処理)を実行せずに手差し給紙口31から用紙搬送を開始することができる。このように排出処理を不要としたことで、印刷処理におけるユーザーの待ち時間が短くなる。
給紙カセット32を給紙元とする場合は、事前に排出処理を行う必要性が無いとは言えない。上述したように手差し給紙口31から用紙を搬送するための搬送経路40と、給紙カセット32から用紙を搬送するための搬送経路41とが別々に存在するため、手差し給紙口31から搬送された用紙が、給紙カセット32から用紙を搬送するための経路(搬送経路41)内に残るという事態は生じ得ない。しかし、給紙カセット32には複数枚の用紙が収容される。PUローラー24は、給紙カセット32から用紙を一枚ずつ搬送するように機能するが、用紙同士が吸着していたり、筐体30に対する給紙カセット32の装着状態が不完全であったりすると、複数枚の用紙が給紙カセット32から同時あるいはほぼ同時に搬送される(用紙の重送が発生する)ことがある。重送が発生すると、重送された用紙の一部が搬送経路41内に残ることがある。本実施形態では、このような状況を鑑みて、給紙カセット32から用紙搬送を開始する前には、搬送経路41を対象とした排出処理を実行する構成としている。これにより、給紙カセット32からの用紙の搬送において不具合が生じ難くなる。
また、印刷装置10は、印刷部16に対する所定の処理を行う動作ユニット(IS16b)を備え、用紙搬送の動力源となる搬送用モーター(モーター19,20)とは別に、動作ユニット(IS16b)の動力源となるモーター21を有する。従来、用紙搬送と、当該搬送以外の印刷装置10内の動作とについて、動力源となるモーターを共有する構成が見られた。このような従来の構成と比較すると、動作ユニット(IS16b)の動力源と用紙搬送のための動力源とが分かれているため、動作ユニット(IS16b)を稼働させたときに、これに連動して用紙搬送が行われるといった不都合が無くなる。具体的には、IS16bが稼働してキャップ16b1が開けられるタイミング(ステップS100)や、IS16bが稼働して印刷ヘッド16aのクリーニングが実行されるタイミング等に、(モーター21は駆動しているが、モーター19,20は駆動していないため)手差し供給口31や給紙カセット32から用紙が搬送経路40,41内へ入ってしまうことが無い。クリーニングとは、キャップ16b1に対して印刷ヘッド16aの各ノズルからインク吐出(印刷とは無関係の吐出)をする処理を指す。当該クリーニングに際しては、IS16bは、キャップ16b1を印刷ヘッド16aからのインク吐出を受けられる位置へ移動させる必要がある。
また、搬送部17は、搬送経路40における用紙搬送および搬送経路41における用紙搬送の動力源となる第1の搬送用モーター(モーター19)とは別に、合流領域42から下流側への用紙搬送の動力源となる第2の搬送用モーター(モーター20)を有する。このように用紙搬送のための動力源を分けることで、搬送用ローラー25,26を回転させて排紙を実行すべきタイミングで、手差し供給口31や給紙カセット32から用紙が搬送経路40,41内へ入ってしまうといった不都合を防ぐことができる。
さらに、搬送部17は、ステップS170終了後に、排出処理を実行するとしてもよい。つまり、印刷処理終了後に排出処理を行うことで、万が一搬送経路41に残ってしまった用紙を排出することができる。
これまでは、印刷装置10の例として、主走査方向へ印刷ヘッド16aを走査させて印刷を実行するいわゆるシリアルプリンターを示していた。ただし、印刷装置10は、固定されたラインヘッドを有するいわゆるラインプリンターであってもよい。印刷装置10がラインプリンターであると想定したとき、印刷部16においてキャリッジ16dは不要となる。また、ラインヘッドとしての印刷ヘッド16aは、主走査方向に相当する方向に沿って用紙の幅に亘ってノズルを並べた長さのノズル列を有することになる。あるいは、印刷部16は、トナーを用紙へ転写するためのドラムユニット等を有するプリンターエンジンであり、印刷装置10は、このような印刷部16を有するレーザープリンターであってもよい。
10…印刷装置、11…制御部、16…印刷部、16b…IS、17…搬送部、19,20,21…モーター、22…手差し搬送用ローラー、30…筐体、31…手差し給紙口、32…給紙カセット、33…排出口、40,41…搬送経路

Claims (5)

  1. 手差しされる用紙を受け入れる手差し給紙口と、複数枚の用紙を収容可能な給紙カセットと、搬送経路を搬送される用紙に印刷を行う印刷部と、用紙の搬送を行う搬送部と、を備える印刷装置であって、
    前記搬送経路は、前記手差し給紙口から用紙を搬送するための第1搬送経路、前記給紙カセットから用紙を搬送するための第2搬送経路、前記第1搬送経路と前記第2搬送経路との合流地点を含む合流領域、および、前記合流領域の下流の第3搬送経路で構成され、
    前記合流領域に配設され、用紙を検知する用紙センサーを備え、
    前記搬送部は、
    前記第1搬送経路における用紙の搬送および前記第2搬送経路における用紙の搬送の動力源となる第1の搬送用モーターを有し、
    前記第1の搬送用モーターを第1の回転方向へ回転させることにより前記手差し給紙口から用紙を前記第1搬送経路内へ送り、前記第1の搬送用モーターを前記第1の回転方向とは逆の第2の回転方向へ回転させることにより前記給紙カセットから用紙を前記第2搬送経路内へ送り、
    前記搬送経路内に残っている用紙を外部へ排出するための排出処理を実行可能であり、前記手差し給紙口からの用紙の搬送を行う場合は当該搬送の開始前に前記第1搬送経路を対象とした前記排出処理を実行せず、前記給紙カセットからの用紙の搬送を行う場合は前記第2搬送経路を対象とした前記排出処理を実行した後で用紙の搬送を開始し、
    前記排出処理において、前記第1の搬送用モーターと前記手差し給紙口から用紙を前記第1搬送経路内へ送るためのローラーとの接続を切った上で、前記第1の搬送用モーターを前記第1の回転方向へ回転させることにより、前記第2搬送経路内に残っている用紙を外部へ排出する、ことを特徴とする印刷装置。
  2. 前記印刷部に対する所定の処理を行う動作ユニットを更に備え、
    前記第1の搬送用モーターとは別に、前記動作ユニットの動力源となるモーターを有することを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
  3. 前記搬送部は、前記第1の搬送用モーターとは別に、前記第搬送経路における用紙の搬送の動力源となる第2の搬送用モーターを有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の印刷装置。
  4. 前記手差し給紙口は、前記印刷装置の背面側に形成されていることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の印刷装置。
  5. 手差しされる用紙を受け入れる手差し給紙口と、複数枚の用紙を収容可能な給紙カセットとのいずれかから搬送経路を搬送される用紙に印刷を行う印刷装置が実行する前記用紙の搬送方法であって、
    前記搬送経路は、前記手差し給紙口から用紙を搬送するための第1搬送経路、前記給紙カセットから用紙を搬送するための第2搬送経路、前記第1搬送経路と前記第2搬送経路との合流地点を含む合流領域、および、前記合流領域の下流の第3搬送経路で構成され、
    前記印刷装置は、前記合流領域に配設され用紙を検知する用紙センサーと、前記第1搬送経路における用紙の搬送および前記第2搬送経路における用紙の搬送の動力源となる第1の搬送用モーターと、を備え、
    前記搬送経路内に残っている用紙を外部へ排出するための排出処理の工程と、
    前記第1の搬送用モーターを第1の回転方向へ回転させることにより前記手差し給紙口から前記第1搬送経路内へ用紙を搬送する第1搬送工程と、
    前記第1の搬送用モーターを前記第1の回転方向とは逆の第2の回転方向へ回転させることにより前記給紙カセットから前記第2搬送経路内へ用紙を搬送する第2搬送工程とを含み、
    前記第1搬送工程による用紙の搬送の開始前に、前記第1搬送経路を対象とした前記排出処理を実行せず、前記第2搬送工程による用紙の搬送の開始前に前記第2搬送経路を対象とした前記排出処理を実行し、
    前記排出処理において、前記第1の搬送用モーターと前記手差し給紙口から用紙を前記第1搬送経路内へ送るためのローラーとの接続を切った上で、前記第1の搬送用モーターを前記第1の回転方向へ回転させることにより、前記第2搬送経路内に残っている用紙を外部へ排出する、ことを特徴とする搬送方法。
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