JP2013188900A - 記録装置およびプリンタドライバ - Google Patents
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Abstract
【課題】用紙カセットの用紙の種類を間違えてミスプリントを出してしまうことに伴う不経済や、印刷エラーによる用紙種類選択、印字枚数選択を行ったことの時間的無駄をなくすことができ、仕事の効率性に寄与し得る記録装置を提供する。
【解決手段】装置本体2に挿抜可能に設けられ用紙Pを収容する下段側カセット51とこのカセットの挿抜を検知する下カセットセンサー35を備え、制御部65は、前回印刷終了後からの下段側カセット51の挿抜状態を検知する。今回印刷時、前回印刷終了後から下段側カセット51の挿抜状態があったと判断した場合には、ユーザーに対し「用紙種類が前回印刷時から変わっている可能性があります。印刷続行しますか?」というアラート表示を出し、ユーザーに処理を選択させる。
【選択図】図5
【解決手段】装置本体2に挿抜可能に設けられ用紙Pを収容する下段側カセット51とこのカセットの挿抜を検知する下カセットセンサー35を備え、制御部65は、前回印刷終了後からの下段側カセット51の挿抜状態を検知する。今回印刷時、前回印刷終了後から下段側カセット51の挿抜状態があったと判断した場合には、ユーザーに対し「用紙種類が前回印刷時から変わっている可能性があります。印刷続行しますか?」というアラート表示を出し、ユーザーに処理を選択させる。
【選択図】図5
Description
本発明は、装置本体に対し挿抜可能な媒体カセットを備えた、ファクシミリやプリンター等に代表される記録装置、および当該記録装置を制御するプリンタドライバに関する。
ファクシミリやプリンター等に代表される記録装置において、装置本体に対して挿抜可能な用紙カセットは従来から広く用いられている(例えば特許文献1や特許文献2)。
特許文献1記載のインクジェットプリンターは、下段の用紙カセットと、上段の用紙カセットとが独立している。
特許文献2記載の画像記録装置は、下段の用紙カセットと、上段の用紙カセットとを一体的に有し、上段の用紙カセットは、第1給紙カセットに対してスライド可能である。
特許文献1記載のインクジェットプリンターは、下段の用紙カセットと、上段の用紙カセットとが独立している。
特許文献2記載の画像記録装置は、下段の用紙カセットと、上段の用紙カセットとを一体的に有し、上段の用紙カセットは、第1給紙カセットに対してスライド可能である。
オフィス等で、1つのプリンターを複数人で共同使用する場合、一のユーザーが用紙カセットを挿抜し用紙を変えて印刷した後に、他のユーザーが印刷しようとすると、当該他のユーザーは前記一のユーザーが用紙カセットを挿抜して用紙を変更したことが分からない場合があり、用紙の一致、不一致を確認しないで印刷実行してしまい、意図しない種類の用紙に印刷してしまうミスプリントを出してしまうことが有った。
特許文献1の技術によれば、記録処理をする用紙の種類を予め選択し、この選択した用紙の種類と搬送経路を搬送されて記録位置に位置する用紙の種類との異同を検知すると、検知結果が異の場合に、記録位置に位置する用紙に対して記録処理を実施するか否かのアラートを報知する。そしてそのまま記録処理を続行するか、もしくは記録処理を停止して白紙で出力するかの選択権をユーザーに持たせることで、ユーザーが意図しない種類の用紙に対する記録処理の続行を防止することができる。
しかし、この技術では、実際に記録用紙を送り出し、その送り出した記録用紙の種類を検知する検知工程を実施することから、選択した記録用紙と実際に送り出された記録用紙の種類とが異なることが判明するまでに時間を要し、時間的無駄が生じることとなる。加えて、記録処理を停止しても、装置内部には記録用紙が存在するから、これを排出する工程や、排出された記録用紙を元の場所に戻す作業も必要となり、より一層時間的無駄が生じることとなる。
そこで本発明の目的は、用紙カセットの用紙の種類を間違えてミスプリントを出してしまうことに伴う不経済や、印刷エラーによる用紙種類選択、印字枚数選択を行ったことの時間的無駄をなくすことができ、仕事の効率性に寄与し得る記録装置を提供することである。
上記課題を解決する為の、本発明の第1の態様に係る記録装置は、媒体に記録を行う記録部を備える装置本体と、前記装置本体に対して挿抜可能に設けられた、媒体を収容する媒体カセットと、前記装置本体に対する前記媒体カセットの挿抜を検出する検出手段と、前回記録を実行した後の、前記検出手段の検出信号に基づく前記媒体カセットの挿抜情報を記憶部に格納し、記録実行に先立ち前記挿抜情報に基づいて所定の処理を行う制御部とを備えたことを特徴とする。
本態様によれば、制御部は記録実行に先だって前回記録を実行した後の媒体カセットの挿抜情報に基づいて所定の処理を行うので、この処理により、ユーザーに対し何らかの問題が生じる虞がある場合にはそれを通知することができる。これにより、例えば媒体カセットの媒体の種類を間違えてミスプリントを出してしまうことに伴う不経済や上述した時間的無駄をなくすことができ、仕事の効率性に寄与し得る。
本発明の第2の態様は、第1の態様において、前記制御部は、前記制御部が行う所定の処理は、前記挿抜情報が前記媒体カセットの挿抜有りを示す場合に、アラート表示を出す処理であることを特徴とする。
本態様によれば、ユーザーは、アラート表示を見てカセット挿抜があったことを知ることができるから、選択した媒体種類と実際に記録部に送出される媒体種類とが一致しない可能性があることを、記録が実行される前に確実に知ることができ、即ち上記第1の態様の作用効果をより確実に得ることができる。
本発明の第3の態様は、第2の態様において、前記制御部は、前記アラート表示と併せて、記録続行と記録キャンセルのいずれかをユーザーに選択させる処理を行うことを特徴とする。
本態様によれば、前記制御部は、前記アラート表示と併せて記録続行と記録キャンセルのいずれかをユーザーに選択させる処理を行うので、ユーザーの選択肢が増え、より一層ユーザーフレンドリとなる。
本発明の第4の態様は、第1から第3の態様のいずれかにおいて、前記検出手段は、前記装置本体に対し前記媒体カセットが挿入されたときに当該媒体カセットと係合してONとなるスイッチにより構成されることを特徴とする。
例えば仮に、前記検出手段を光学センサーで構成した場合には、制御部は媒体カセットの挿抜を検出する為のプログラムルーチンを常時実行している必要があり、即ち非記録実行時(アイドル時)においても常に電力消費がなされ、好ましくない。しかしながら本態様によれば、前記検出手段は、前記装置本体に対し前記媒体カセットが挿入されたときに当該媒体カセットと係合してONとなるスイッチであるので、省電力モードに移行した状態であっても媒体カセットの挿入によって省電力モードからの復帰が可能であり、そして媒体カセットの挿抜に関する情報を記憶部に格納することができ、省電力化を図ることができる。
本発明の第5の態様は、第1から第4の態様のいずれかにおいて、前記制御部は、記録時の媒体種類に関する情報を前記記憶部に格納し、記録実行に際して前回記録時の媒体種類と今回指定された媒体種類とを対比し、その対比結果及び前記挿抜情報に基づき通知処理を行うことを特徴とする。
例えば前回記録実行時に「普通紙」が選択されており、今回指定された媒体種類が「専用紙」の様な場合、つまり前回記録時の媒体種類と今回指定された媒体種類とが異なる場合、前回記録時から媒体カセットの挿抜がなければ、媒体カセット内には未だ「普通紙」が収容されている蓋然性が高く、そのまま記録を実行するとユーザーの意に反した記録結果となる虞がある。そこで本態様では、記録時の媒体種類に関する情報を保持し、記録実行に際して前回記録時の媒体種類と今回指定された媒体種類とを対比し、その対比結果に基づき通知処理を行うので、媒体のセットミスに伴う不本意な記録を未然に防止することができる。
本発明の第6の態様は、第5の態様において、前記制御部は、前回記録時の媒体種類と今回指定された媒体種類とを対比した結果、前回記録時の媒体種類と、今回指定された媒体種類とが異なり、且つ、前記挿抜情報が前記媒体カセットの挿抜なしを示す場合には、前記通知処理としてアラート表示を出すことを特徴とする。
本態様によれば、前記制御部は、前回記録時の媒体種類と、今回指定された媒体種類とが異なり、且つ、前記媒体カセットの挿抜がない場合に、アラート表示を出すので、ユーザーは本来用いるべき媒体を確実に媒体カセットにセットすることができ、ミスプリントを出してしまうことに伴う不経済や上述した時間的無駄をなくすことができ、仕事の効率性に寄与し得る。
本発明の第7の態様は、第1から第6の態様のいずれかにおいて、前記制御部は、記録実行指令を受けると前記検出手段の検出信号に基づいて前記媒体カセットの有無を検出し、その結果前記媒体カセットが無い場合は、前記媒体カセットが無い旨のアラート表示を前記挿抜情報に基づく所定の処理より優先して表示することを特徴とする。
本態様によれば、記録実行の際に媒体カセットが無いときは前記挿抜情報に基づく判断以前の問題であるので、媒体カセットが無い旨のアラートを挿抜に関する通知より優先して表示することで、ユーザーに媒体カセットを挿し込むことを気づかせ、記録エラーになることを回避し得る。
本発明の第8の態様は、媒体に記録を行う記録部を備える装置本体と、前記装置本体に対して挿抜可能に設けられた、媒体を収容する媒体カセットと、前記装置本体に対する前記媒体カセットの挿抜を検出する検出手段と、を備えた記録装置を制御するプリンタドライバであって、前記記録装置が備える記憶部に格納された、前回記録を実行した後の、前記検出手段の検出信号に基づく前記媒体カセットの挿抜情報に基づいて所定の処理を行うことを特徴とする。
本態様によれば、プリンタドライバは記録実行に先だって前回記録を実行した後の媒体カセットの挿抜情報に基づいて所定の処理を行うので、この処理により、ユーザーに対し何らかの問題が生じる虞がある場合にはそれを通知することができる。これにより、例えば媒体カセットの媒体の種類を間違えてミスプリントを出してしまうことに伴う不経済や、記録エラーによる媒体種類選択、記録枚数選択を行ったことの時間的無駄をなくすことができ、仕事の効率性に寄与し得る。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。尚、本発明は、以下説明する実施形態に限定されることなく、特許請求の範囲に記載した発明の範囲内で種々の変形が可能であり、それらも本発明の範囲内に含まれるものである。
図1は本発明に係る「記録装置」の一実施形態であるインクジェットプリンター(以下「プリンター」と言う)1の外観斜視図、図2及び図3はプリンター1の用紙搬送経路を示す側断面図、図4は制御部65及びその関連構成のブロック図である。また図5〜図7はプリンタドライバの機能を説明するためのフローチャート、図8はプリンタドライバの実行において表示される印刷設定ウィンドウである。尚、用紙を収容する用紙収容部としては「カセット」、「トレイ」など種々の表現を用いることができるが、以下では「カセット」の用語を用いることとする。
以下、図1〜図3を参照しつつプリンター1の全体機構部の構成について概説する。プリンター1は、媒体の一例としての用紙にインクジェット記録を行う記録部(プリンター機構部)3を内蔵する装置本体2の上部にスキャナユニット4を備えており、即ちインクジェット記録機能に加えてスキャナ機能を備える複合機として構成されている。
スキャナユニット4は、装置本体2に対して手動操作により回動可能に設けられており、回動することにより、閉じた状態(図1)と開いた状態(不図示)とをとり得る。
スキャナユニット4は、上面に備えられ手動操作により開閉可能なカバー4aと、当該カバー4aを開放することにより表れる、原稿台4bとを備えている。
スキャナユニット4は、上面に備えられ手動操作により開閉可能なカバー4aと、当該カバー4aを開放することにより表れる、原稿台4bとを備えている。
プリンター1は、装置本体2の前面に操作パネル5を備えている。この操作パネル5は、図4に示すように、各種記録条件を設定する為のユーザーインタフェースや印刷すべき画像などの各種情報の表示や印刷設定内容や印刷画像のプレビュー表示などを行う情報表示部(LCDパネルなどから成る)5aと、電源ボタンや印刷実行ボタン、また各種記録条件を設定する為の操作ボタン等からなる操作設定部5bと、を備えている。
ここから、図2及び図3を参照しつつ記録部(プリンター機構部)3について述べる。プリンター1は、装置本体2の操作パネル5の下側に開閉可能なカバー53を備えている。カバー53は、後述する下段側カセット51の外面下端に連結され装置本体2の前面下部に設けられたカセット挿入口を閉じた状態(図1)と、開いた状態(図2及び図3)になり、当該開いた状態では、排紙受けトレイ8と上下各カセットとが露呈する様に構成されている。
そして、排紙受けトレイ8は、カバー53が開いた状態(図2及び図3)であるときに、図示しないモータにより、装置本体2に収納された状態(図1)と、装置本体2の前方側に突出した状態(図2、図3)と、の2位置にスライド可能である様に構成されている。排紙受けトレイ8が、装置本体2の前方側に突出した状態となることで、記録が行われて排出される用紙を受けることができる。
また、プリンター1は、装置本体2の後方上部に手動操作により開閉可能な手差しカバー6を備えている。この手差しカバー6を開くことにより、手差しトレイ7を利用した用紙の手差しでの給紙が行える様に構成されている。
プリンター1は、下段側カセット51と上段側カセット52とが各々独立して装置本体2に対して挿抜可能に備えている。すなわち、装置本体2の前面下部の開口より内底部へ装置前方側から装着可能及び取り外し可能である、用紙収容部としての下段側カセット51と上段側カセット52とを備えている。尚、上段側カセット52は、装置本体2に設けられた図示しないピニオンが上段側カセット52に設けられた図示しないラックと噛合する様になっていて、当該ピニオンが上段側カセット52が装置本体2に設けられた図示しないモータによって回転駆動されることにより、上段側カセット52が、装置本体2の内部で給送可能位置(図3)と退避位置(図2)との間をスライド可能である。
そして、プリンター1は、上段側カセット52が退避位置(図2)にあるときは下段側カセット51に収容された用紙P1を1枚ずつ給送し得ると共に、上段側カセット52が給送可能位置(図3)にあるときは当該上段側カセット52に収容された用紙P2を1枚ずつ給送し得る。尚、以下において、下段側カセット51に収容される用紙P1と用紙P2とに、特に区別する必要がない場合は「用紙P」と言う。
ピックアップローラー10は、揺動軸12を中心に揺動する揺動部材11の揺動端に設けられており、揺動軸12に連結された図示しないモータの回転を揺動部材11に設けられた歯車列13を介して伝達されることで回転駆動される様に構成されている。
ピックアップローラー10は、上段側カセット52が最も装置前方側(図3において右方向:用紙カセット50の引き抜き方向側)にスライドした状態、即ち上段側カセット52が退避位置にあるときは(図2の状態)、下段側カセット51に収容された用紙P1の最上位のものと接した状態になり、回転されることにより、当該最上位の用紙P1を下段側カセット51から送り出す。
ピックアップローラー10は、上段側カセット52が最も装置前方側(図3において右方向:用紙カセット50の引き抜き方向側)にスライドした状態、即ち上段側カセット52が退避位置にあるときは(図2の状態)、下段側カセット51に収容された用紙P1の最上位のものと接した状態になり、回転されることにより、当該最上位の用紙P1を下段側カセット51から送り出す。
またピックアップローラー10は、上段側カセット52が最も装置後方側(図2において左方向:用紙カセットの装着方向側であり、用紙送り出し方向側でもある)にスライドした突き当たり位置にあるとき、即ち上段側カセット52の給送可能位置では(図3の状態)、上段側カセット52に収容された用紙P2の最上位のものと接した状態になり、回転されることにより、当該最上位の用紙P2を上段側カセット52から送り出す。
装置本体2は、内部の用紙カセットの挿し込み側先端と対向する位置に後方に向かって傾斜上昇する分離斜面14を備えている。用紙カセット50が装着された状態では、下段側カセット51の先端に設けられたストッパー(不図示)が、分離斜面14より奥方(図2において左側)に入り込み、下段側カセット51に収容された用紙P1の先端が分離斜面14と当接可能な状態となる。
また、上段側カセット52においては、当該上段側カセット52が給送可能位置(突き当たり位置:図3)に位置決めされた状態において、上段側カセット52の先端に設けられたストッパー(不図示)が、分離斜面14より奥方に入り込み、上段側カセット52に収容された用紙先端が分離斜面14と当接可能な状態となる。
そして、下段側カセット51ら送り出される用紙P1または上段側カセット52から送り出される用紙P2は、その先端が分離斜面14に接しながら下流側に進むことで、給送されるべき最上位の用紙と次位以降の用紙との分離が行われる。なお、独立した複数の用紙カセットが挿抜される構造であってもよい。
プリンター1は、分離斜面14の上側(装置本体2内の後側上部)には、図示しないモータによって回転駆動される中間ローラー17を備えていると共に、この中間ローラー17にニップする従動ローラー19,20を備えており、分離斜面14によって上方へガイドされる用紙Pを、従動ローラー19と中間ローラー17とによる移送作用と、ガイド18による中間ローラー17の周面方向の案内作用と、従動ローラー20と中間ローラー17とによる移送作用とにより中間ローラー17に沿って湾曲し反転して、装置前方側へと向かい移送する様になっている。
さらに、用紙Pが中間ローラー17により装置前方側へ移送される先には、図示しないモータによって回転駆動される搬送駆動ローラー24と、当該搬送駆動ローラー24に接して従動回転する搬送従動ローラー25とが備えられており、これらローラーによって用紙Pが記録ヘッド30の下へと送られる。
続いて、インクを吐出する記録ヘッド30はキャリッジ29の底部に設けられ、当該キャリッジ29は図示しないモータによって主走査方向(図2及び図3の紙面表裏方向)に往復動する様に駆動される。
記録ヘッド30と対向する位置にプラテン28が設けられ、このプラテン28によって、用紙Pと記録ヘッド30との間の間隔が規定される。
記録ヘッド30と対向する位置にプラテン28が設けられ、このプラテン28によって、用紙Pと記録ヘッド30との間の間隔が規定される。
そして、プラテン28よりも用紙Pの排出方向の下流側には、図示しないモータによって回転駆動される排出駆動ローラー31と、当該排出駆動ローラー31に接して従動回転する排出従動ローラー32とが設けられている。記録ヘッド30によって記録された用紙Pは、これらローラーにより、上述した排紙受けトレイ8へ向けて排出される。
尚、搬送駆動ローラー24、搬送従動ローラー25、記録ヘッド30、プラテン28、排出駆動ローラー31、排出従動ローラー32、のこれらは、記録部(プリンター機構部)3を構成する。
尚、搬送駆動ローラー24、搬送従動ローラー25、記録ヘッド30、プラテン28、排出駆動ローラー31、排出従動ローラー32、のこれらは、記録部(プリンター機構部)3を構成する。
以下、図4を参照しつつプリンター1を制御する制御部及びその関連構成について説明する。プリンター1は、上述した記録部(プリント機構部)3及びスキャナユニット4を制御する制御手段として、RAM、ROM等の記憶部65aやCPU等の演算処理手段などを備えて成る制御部65を備えている。制御部65は、記憶部65aに保存されたプログラム(本発明に係るプリンタドライバ70Aを含む)をCPUで実行できる様になっていると共に、上述した装置外面に備えられた操作パネル5、後述する下カセットセンサー35、上カセットセンサー36、などに接続されている。
プリンター1は、下段側カセット51の挿抜を検出する検出手段としての下カセットセンサー35、および上段側カセット52の挿抜を検出する検出手段としての上カセットセンサー36、を備えている。この下カセットセンサー35及び上カセットセンサー36は、例えば、カセットの挿入方向の奥行き端に備えられ、例えば下カセットセンサーであれば下段側カセット51に当接するとONとなり、下段側カセット51が離れるとOFFになる接触式のスイッチである。
但し、各カセットセンサーは光学センサーなどの非接触式のセンサーで構成しても良い。加えて、本実施形態では上下2つの用紙カセットに対してそれぞれ1個ずつカセットセンサーを用いているが、いずれか一方側のみであっても良い。また、3つ以上の用紙カセットを備える場合には、全ての用紙カセットについてカセットセンサーを設けても良い。そして後述する挿抜フラグは、複数の用紙カセット毎に設けることができる。
プリンタドライバ70Aは、UI情報編集部71Aと、表示制御部72Aとを備えている。UI情報編集部71Aは、ユーザーが取捨選択するための印刷条件設定項目を情報表示部5aに表示しこの表示情報を操作設定部5bによる外部入力により取捨選択させることを通してユーザーインタフェース情報(UI情報)を編集する機能を制御部(コンピュータ)65に実現させるモジュールである。表示制御部72Aは、UI情報編集部71Aで編集されたUI情報に基づいて情報表示部5aにUIを表示させるモジュールである。
プリンター1の制御部65は、外部コンピュータ73との接続インタフェースも有しており、外部コンピュータ73から送信される情報に従って印刷を実行することが可能となっている。外部コンピュータ73は、各種アプリケーションソフトと連携して動作するプリンタドライバ70Bを備えており、各種アプリケーションから印刷の実行が指示されると、プリンタドライバ70Bは印刷条件などを設定するためのUIを表示装置(ディスプレイ)74に表示し、印刷条件の設定などのユーザーの指示を受け付ける。
以上により、プリンタドライバ70Aは、情報表示部5aに表示されたユーザーが設定した印刷条件であるUI(ユーザーインタフェース)に基づいて、スキャナユニット4の原稿台4bに置いた原稿をスキャニングして取り込んだ印刷対象の画像データ又は外部コンピュータ73から送信される印刷対象の画像データを、記録部3が印刷を実行するための印刷データに変換し、当該記録部3に送信する。
情報表示部5aに表示されたUI情報は制御部65が備える記憶部65aに更新保存され、プリンタドライバ70Aによって参照及び書き換えが可能である。ここでUI情報は、情報表示部5aに表示すべき印刷条件設定項目を示す情報や、当該項目に対応するGUIウィジェットの種類、配置、大きさ、操作時のアクションなどを定義した情報等である。尚、記憶部65aに記憶(格納)される情報には、その他にも、本実施形態では後述する挿抜フラグ(下段側カセット51及び上段側カセット52の挿抜履歴を示すもの)、前回印刷時の用紙種別情報(用紙サイズ、用紙種類の双方)、などが含まれる。
UI情報には、例えば、印刷条件設定項目(例えば画像選択、画質選択、印刷レイアウト選択、印刷枚数選択、用紙サイズ選択、用紙種類選択、カセット選択(後述)など)の識別子や、当該識別子に対応するGUIウィジェット(ラジオボタン、チェックボックス、ドロップダウンリストや、印刷条件設定項目を示すテキストなど)のレイアウト情報や初期値、当該GUIウィジェットを操作したときのアクションを規定するプログラムモジュールへのパス情報などが含まれる。
外部コンピュータ73のプリンタドライバ70Bは、UI情報編集部71Bと表示制御部72Bとを備えているが、これらのプリンタドライバ70B、UI情報編集部71B、表示制御部72Bの基本的な機能は、上述したプリンタドライバ70A、UI情報編集部71A、表示制御部72Aと同様であるので、以下ではその説明は省略する。但し、各プリンタドライバ70A、70Bは、それぞれに対応する表示手段(情報表示部5a、表示装置74)に適したUIを、各表示手段に表示させる。
尚、外部コンピュータ73で動作するプリンタドライバ70Bは、プリンター1と外部コンピュータ73との間のインタフェースを介して、プリンター1内部の情報(例えば、各カセットの装着状態や挿抜履歴、その他装置の状態)を取得でき、この様な点においてプリンタドライバ70Aと同様である。
図8に示す印刷設定ウィンドウ100は、プリンタドライバ70A或いは70Bの処理によるUI表示例であり、例えば印刷実行時にプリンターのプロパティを選択した際に表示されるウィンドウであり、各種印刷設定をユーザーに選択させるためのウィンドウである。尚、図8に示すUI表示例は、プリンタドライバ70A、70Bのうちいずれか一方のものを特に示すものではないが、一例として、外部コンピュータ73に接続された表示装置74に表示されるものとして説明する。
印刷設定ウィンドウ100には、基本設定、ページ設定、ユーティリティ、の各タブが設けられており、基本設定タブには、図示するように印刷種類、品質等を設定するプリント設定グループ101や、給紙方法、用紙サイズを設定する給紙設定グループ102が表示される。尚、ドロップダウンリスト103において「下カセット」とは下段側カセット51を意味している。従って上段側カセット52が選択された場合は「上カセット」と表示される。図8の印刷設定ウィンドウ100に現れたアラート表示104については、後に説明する。
続いて、上記構成のプリンター1における、本発明の特徴的な処理について、図5〜図8を参照して説明する。
図5のフローチャートはプリンタドライバ70A或いは70Bが印刷実行時に行う処理の第1実施例を示している。尚、以降説明する各実施例は、印刷設定において下段側カセット51が選択された場合のものである。
図5のフローチャートはプリンタドライバ70A或いは70Bが印刷実行時に行う処理の第1実施例を示している。尚、以降説明する各実施例は、印刷設定において下段側カセット51が選択された場合のものである。
先ず、ユーザーが用紙種別及び印刷枚数の設定を行う(ステップS101)。尚、ここでの用紙種別とは、上述の様に普通紙、専用紙などの紙質に基づく種類や、A4、B4、などのサイズに基づく種類の、双方を意味する。但し、いずれか一方を意味するものであっても良い。
次いで、ユーザーから印刷実行指令が出されると(ステップS102)、制御部65は、下カセットセンサー35の状態をもとにして下段側カセット51が装着されているか否かを判断し(ステップS103)、下段側カセット51が装着されていなければ(ステップS103においてNo)、「下カセットをセットしてください」というアラート表示を出す(ステップS107)。このアラート表示は、ユーザーによりOKボタン(アラート表示とともに表示される)が押下されるまで行う。
下段側カセット51が装着されている場合には(ステップS103においてYes)、挿抜フラグが「1」であるか否かを判断する(ステップS104)。ここで、挿抜フラグは記憶部65aに記憶されているフラグデータであり、挿抜フラグが「1」であるときには、前回印刷終了後からステップS104の判断時までに下段側カセット51が少なくとも1回(場合によっては複数回)挿抜されたことを意味する。また、挿抜フラグが「0」であるときには、前回印刷終了後からステップS104の判断時までに下段側カセット51が1回も挿抜されていないことを意味する。
挿抜フラグが「0」であれば(ステップS104においてNo)、即ち下段側カセット51が前回印刷終了後から一度も挿抜されていなければ、印刷実行を指示したユーザーの知らない間に下段側カセット51の用紙が入れ替えられたということがない為、そのまま印刷を実行する(ステップS105)。そして挿抜フラグを「0」リセットし(ステップS106)、終了となる。尚、挿抜フラグは、ステップS104において「0」と判断された場合であっても、ステップS106においてゼロリセットされる。これは、後述する様に、挿抜フラグが「1」の場合でも印刷が実行される場合がある為である。
次に、挿抜フラグが「1」であれば(ステップS104においてYes)、即ち下段側カセット51が前回印刷終了後から少なくとも1回挿抜されている場合には、印刷実行を指示したユーザーの知らない間に下段側カセット51の用紙が入れ替えられた可能性がある為、アラート表示を出す(ステップS108)。そのアラート表示は、例えば「用紙種類が前回印刷時から変わっている可能性があります。印刷続行しますか?」と表示できる。
アラート表示の結果、ユーザーがNo(印刷キャンセル)を選択した場合には、印刷キャンセル処理を行い(ステップS106)、終了する。逆にユーザーがYes(印刷実行)を選択した場合には、印刷を実行し(ステップS105)、挿抜フラグをゼロリセットする(ステップS106)。尚、印刷キャンセルと印刷実行の選択表示は、アラート表示とともに画面表示される。
以上説明した様に、制御部65は印刷実行に先だって前回印刷を実行した後の下段側カセット51の挿抜情報に基づいて所定の処理(上記の例ではアラート表示)を行う。この処理により、ユーザーに対し何らかの問題(例えばユーザーが意図しない用紙に記録を実行してしまう)が生じる虞がある場合にはそれを通知することで、用紙種類を間違えてミスプリントを出してしまうことに伴う不経済や時間的無駄をなくすことができ、仕事の効率性に寄与し得る。
尚、前回印刷終了後からの、下段側カセット51の挿抜に伴う挿抜フラグの書き換えは、一例として図7に示す様に行われる。先ず、制御部65は、下カセットセンサー35から下段側カセット51の挿抜を示す信号を受けた際(ステップS301においてYes)、その時点で制御系が省電力モードである場合には(ステップS302においてYes)、省電力モードを解除する(ステップS306)。ここで、下カセットセンサー35は上述した様に下段側カセット51と係合してON/OFFするメカニカルスイッチであるので、制御部65は、印刷待機時(アイドル状態時)に下カセットセンサー35の状態を常に監視するプログラムルーチンを実行する必要がない。
次いで、挿抜フラグを「1」として書き込み(ステップS303)、所定時間何らユーザー操作が行われないか否かを監視し(ステップS304)、所定時間経過した場合には(ステップS304においてYes)、省電力モードに移行する(ステップS305)。以上の一連の処理(下段側カセット51の挿抜監視)は、プリンター1がアイドル状態(印刷ジョブを受け付けてから印刷が終了するまでの間を除く期間、即ち印刷が行われていない状態)において常時行われる。
続いて図6を参照しつつ本発明の第2実施例を説明する。図6に示すフローチャートにおいて、ステップS201〜S203、S209、のこれら処理は図5のステップS101〜S103、S107とそれぞれ同じであるので、その説明は省略する。本実施例の特徴部分は、ステップS204、S205、S210、S211である。
ステップS204では、記憶部65aに格納された、前回印刷時の用紙種別を示すデータを読み込んだ上で、今回指定された用紙種別が、前記印刷時の用紙種別と異なるか否かが判断される。次いで、今回指定された用紙種別が、前記印刷時の用紙種別と同じである場合(ステップS204においてNo)、挿抜フラグが「0」であるか否か、即ち前回印刷終了後からステップS204の判断時までに下段側カセット51が1回も挿抜されていないかどうかを確認する(ステップS205)。
ここで、挿抜フラグが「0」であれば(ステップS205においてYes)、即ち下段側カセット51が前回印刷終了後から一度も挿抜されていなければ、印刷実行を指示したユーザーの知らない間に下段側カセット51の用紙が入れ替えられたということがなく、前回印刷時と同じ種類の用紙が用紙カセット内にセットされていると判断できるから、そのまま印刷を実行する(ステップS206)。次いで、今回印刷時の用紙種別を記憶部65aに記録し(ステップS207)、挿抜フラグをゼロリセットする(ステップS208)。
逆に、挿抜フラグが「0」でなければ(ステップS205においてNo)、即ち下段側カセット51が前回印刷終了後から少なくとも1回挿抜された場合には、印刷実行を指示したユーザーの知らない間に下段側カセット51の用紙が入れ替えられた可能性がある為、アラート表示を出す(ステップS211)。そのアラート表示の内容は、例えば「指定された種類の用紙がセットされていない可能性があります。印刷続行しますか?」と表示できる。その結果、ユーザーがNo(印刷キャンセル)を選択した場合には、印刷キャンセル処理を行い(ステップS212)、終了する。逆にユーザーがYes(印刷実行)を選択した場合には、印刷を実行する(ステップS206)。
次に、ステップS204において、今回指定された用紙種別が、前記印刷時の用紙種別と異なる場合(ステップS204においてYes)を説明する。この場合、挿抜フラグが「1」であるか否か、即ち前回印刷終了後からステップS204の判断時までに下段側カセット51が少なくとも1回挿抜されたかどうかを確認する(ステップS210)。
ここで、挿抜フラグが「1」であれば(ステップS210においてYes)、即ち下段側カセット51が少なくとも1回挿抜されていれば、前回印刷終了後から下段側カセット51内の用紙が入れ替えられた可能性が高いので、そのまま印刷を実行する(ステップS206)。次いで、今回印刷時の用紙種別を記憶部65aに記録し(ステップS207)、挿抜フラグをゼロリセットする(ステップS208)。
逆に、挿抜フラグが「1」でなければ(ステップS210においてNo)、即ち下段側カセット51が1回も挿抜されていない場合には、前回印刷終了後から下段側カセット51内の用紙が入れ替えられていないことになるので、「指定された種類の用紙がセットされていない可能性があります。印刷続行しますか?」というアラート表示を出す(ステップS211)。その結果、ユーザーがNo(印刷キャンセル)を選択した場合には、印刷キャンセル処理を行い(ステップS212)、終了する。逆にユーザーがYes(印刷実行)を選択した場合には、印刷を実行する(ステップS206)。
以上の様に、制御部65は、印刷時の用紙種類に関する情報を保持し、印刷実行に際して印刷時の用紙種類と今回指定された用紙種類とを対比し、その対比結果に基づき通知処理(本実施例の場合はアラート表示)を行う。これにより以下の効果が得られる。
例えば前回印刷時に「普通紙」が選択されており、今回指定された用紙種類が「専用紙」の場合に、前回印刷終了後から用紙カセット50の挿抜が1回もなければ、用紙カセット50内には未だ「普通紙」が収容されている蓋然性が高く、そのまま印刷を実行するとユーザーの意に反した印刷結果となる虞がある。しかしながら上述の様に、印刷時の用紙種類に関する情報を保持し、印刷実行に際して印刷時の用紙種類と今回指定された用紙種類とを対比し、その対比結果に基づき通知処理を行うので、用紙のセットミスに伴う不本意な印刷を未然に防止することができる。
以上説明した第1実施例(図5)及び第2実施例(図6)では、挿抜フラグを、印刷実行指示を受けた後に利用していたが、印刷実行指示前に利用することもできる。例えば、図8に示す印刷設定ウィンドウ100において、ユーザーが用紙種類(ここでは「プリント設定」の「用紙種類」と、「給紙設定」の「用紙サイズ」の双方を含む意味である)を選択した際に、その選択動作をイベントとして挿抜フラグ及び前回印刷時の用紙種類を情報として記憶部65aから読み込む。
その際、例えば選択された用紙種別が前回印刷時と異なり、且つ挿抜フラグが「0」(一度も挿抜されていない)であるときには、図8のアラート表示104の様に「前回印刷時と異なる用紙が選択されましたが用紙カセットは前回印刷時から着脱されていません。ご注意ください。」というアラート表示を出すこともできる。
以上説明した実施例は一例であり、本発明が上記実施例に限定されるものではなく、その他に本発明の主旨から逸脱しない範囲において設計要求等に基づき種々の実施例が存在することは言うまでもない。例えば、上記各実施例では印刷設定ウィンドウ100において下カセット(下段側カセット52)が選択された場合の処理を説明したが、上カセット(上段側カセット51)が選択された場合も同様である。即ち、挿抜フラグは上下カセットそれぞれに対応して用意され、前回印刷時の用紙種別情報も、上下カセットそれぞれで保持される。
また例えば、上記実施例では、プリンター1及び外部コンピュータ73で動作する双方のプリンタドライバに本発明が適用されているが、いずれか一方であっても構わない。
また例えば、上記実施例では、プリンター1及び外部コンピュータ73で動作する双方のプリンタドライバに本発明が適用されているが、いずれか一方であっても構わない。
1 プリンター、2 装置本体、3 記録部(プリンター機構部)、4 スキャナユニット、4a カバー、4b 原稿台、5 操作パネル、5a 情報表示部、5b 操作設定部、5c 記憶媒体装着部、6 手差しカバー、7 手差しトレイ、8 排紙受けトレイ、10 ピックアップローラー、11 揺動部材、12 揺動軸、14 分離斜面、17 中間ローラー、18 ガイド、19,20 従動ローラー、24 搬送駆動ローラー、25 搬送従動ローラー、28 プラテン、29 キャリッジ、30 記録ヘッド、31 排出駆動ローラー、32 排出従動ローラー、35 下カセットセンサー、36 上カセットセンサー、51 下段側カセット、52 上段側カセット、53 カバー、65 制御部、65a 記憶部、70A,70B プリンタドライバ、71A UI情報編集部、71B,72A 表示制御部、72B 表示制御部、73 外部コンピュータ、74 表示装置(ディスプレイ)、100 印刷設定ウィンドウ、101 プリント設定グループ、102 給紙設定グループ、103 ドロップダウンリスト、P 用紙、P1 用紙、P2 用紙
Claims (8)
- 媒体に記録を行う記録部を備える装置本体と、
前記装置本体に対して挿抜可能に設けられた、媒体を収容する媒体カセットと、
前記装置本体に対する前記媒体カセットの挿抜を検出する検出手段と、
前回記録を実行した後の、前記検出手段の検出信号に基づく前記媒体カセットの挿抜情報を記憶部に格納し、記録実行に先立ち前記挿抜情報に基づいて所定の処理を行う制御部と、
を備えた記録装置。 - 請求項1に記載の記録装置において、前記制御部が行う所定の処理は、前記挿抜情報が前記媒体カセットの挿抜有りを示す場合に、アラート表示を出す処理である、
ことを特徴とする記録装置。 - 請求項2に記載の記録装置において、前記制御部は、前記アラート表示と併せて、記録続行と記録キャンセルのいずれかをユーザーに選択させる処理を行う、
ことを特徴とする記録装置。 - 請求項1から3のいずれか1項に記載の記録装置において、前記検出手段は、前記装置本体に対し前記媒体カセットが挿入されたときに当該媒体カセットと係合してONとなるスイッチにより構成される、
ことを特徴とする記録装置。 - 請求項1ないし4のいずれか1項に記載の記録装置において、前記制御部は、記録時の媒体種類に関する情報を前記記憶部に格納し、
記録実行に際して前回記録時の媒体種類と今回指定された媒体種類とを対比し、その対比結果及び前記挿抜情報に基づき通知処理を行う、
ことを特徴とする記録装置。 - 請求項5に記載の記録装置において、前記制御部は、前回記録時の媒体種類と今回指定された媒体種類とを対比した結果、前回記録時の媒体種類と、今回指定された媒体種類とが異なり、且つ、前記挿抜情報が前記媒体カセットの挿抜なしを示す場合には、前記通知処理としてアラート表示を出す、
ことを特徴とする記録装置。 - 請求項1から6のいずれか1項に記載の記録装置において、前記制御部は、記録実行指令を受けると前記検出手段の検出信号に基づいて前記媒体カセットの有無を検出し、その結果前記媒体カセットが無い場合は、前記媒体カセットが無い旨のアラート表示を前記挿抜情報に基づく所定の処理より優先して表示する、
ことを特徴とする記録装置。 - 媒体に記録を行う記録部を備える装置本体と、
前記装置本体に対して挿抜可能に設けられた、媒体を収容する媒体カセットと、
前記装置本体に対する前記媒体カセットの挿抜を検出する検出手段と、を備えた記録装置を制御するプリンタドライバであって、
前記記録装置が備える記憶部に格納された、前回記録を実行した後の、前記検出手段の検出信号に基づく前記媒体カセットの挿抜情報に基づいて所定の処理を行う、
ことを特徴とするプリンタドライバ。
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-
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- 2012-03-13 JP JP2012055395A patent/JP2013188900A/ja active Pending
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