JP5333766B2 - 記録装置 - Google Patents

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本発明は、ファクシミリやプリンター等に代表される記録装置に関し、特に各種情報等を表示する表示部を装置本体に備えた記録装置に関する。
電子機器には各種情報や画像などを表示する表示部が、チルト機構を介してチルト可能に設けられる場合がある。特に、ファクシミリやプリンター等に代表される記録装置の中でもインクジェットプリンター、更にその中でも外部コンピューターと接続せずにスタンドアロンで使用可能なインクジェットプリンターでは、印刷する画像を表示し且つ選択するために、LCDモニターなどにより構成された表示部が設けられる(例えば、特許文献1参照)。
表示部は、良好な視認性を得る観点により、特許文献1に示されるように装置上面に設けられることが多く、非使用時には装置上面と面一になるよう収納され、使用時にはユーザーにより任意の傾斜姿勢となる様起こされ、即ちチルト可能となる様に設けられている。
特開2009−060365号公報
ここで、特に表示部の視認性を向上させる観点においては、表示部は極力大型であることが望ましい。しかしながら大型の表示部を装置上面に配設した場合、表示部をチルトさせた際に装置の高さ寸法が大きくなってしまう。
次にこの様な問題を避けるべく、表示部を装置上面以外に配設した場合、具体的には、装置前面に配設した場合には、記録済みの用紙を排出する用紙排出口を塞いでしまうため、表示部を小型化せざるを得ない。従って、表示部の大型化という要望を満たすことができない。
そこで、表示部を装置前面に配置しつつも、用紙排出口を覆う状態と、用紙排出口を開放する状態と、を切り換え可能に構成することが考えられる。しかしながらこの場合には、ユーザーが用紙排出口を開放しない状態で用紙への記録動作が実行されてしまう虞があり、この様な場合には用紙が装置内部で詰まり、所望する記録品質が得られないばかりか、装置内部の構成要素に悪影響を及ぼす虞がある。
そこで本発明はこの様な状況に鑑み成されたものであり、その目的は、表示部の大型化と、用紙排出口を塞ぐ位置に表示部を配置した場合の用紙の適正な排出と、のこれらの両立を図ることのできる記録装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明の第1の態様は、被記録媒体に記録を行う記録手段と、前記記録手段により記録の行われた被記録媒体を排出する被記録媒体排出口と、前記被記録媒体排出口を塞ぐ第1状態と、前記被記録媒体排出口を開放する第2状態と、を切り換え可能に設けられた、各種情報等を表示する表示部と、を備えた記録装置であって、前記表示部が前記第1状態及び前記第2状態のいずれにあるかを検出する状態検出手段と、前記記録装置の操作設定を受け付ける操作設定部と、前記操作設定部からの情報に基づき前記記録装置を制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前記表示部が前記第2状態にあるときに、前記記録手段により被記録媒体に記録を実行する際の各種操作設定を受け付ける第1モードを選択し、前記表示部が前記第1状態にあるときに、前記記録手段により被記録媒体に記録を実行する際の各種操作設定を受け付けない第2モードを選択することを特徴とする。
本態様によれば、各種情報等を表示する表示部は、被記録媒体排出口を塞ぐ第1状態と、被記録媒体排出口を開放する第2状態と、を切り換え可能に設けられているため、被記録媒体排出口の機能を損なうことなく、表示部を大型化することができる。
そして記録装置の制御部は、上記表示部が上記第1状態にあるときに、記録手段により被記録媒体に記録を実行する際の各種操作設定を受け付けない第2モードを選択するので、ユーザーが表示部を上記第2状態に切り換えないまま、即ち被記録媒体排出口を開放しないまま記録を実行することを防止でき、以上により表示部の大型化と、被記録媒体の適正な排出と、のこれらの両立を図ることができる。
本発明の第2の態様は、第1の態様において、前記被記録媒体排出口は、前記記録装置の前面に設けられており、前記表示部は、前記記録装置の前面に沿って鉛直方向にスライドすることにより、前記第1状態と前記第2状態とを切り換わる様設けられていることを特徴とする。
仮に、チルト動作のみによって、上記表示部を上記第1状態と上記第2状態との間で切り換える様構成する場合には、上記被記録媒体排出口を充分に開放するために、チルト角を大きく確保する必要が生じる。このため、表示部の視認性を犠牲にせざるを得ない場合が生じる虞がある。
しかし、本態様によれば、前記表示部は、前記記録装置の前面に沿って鉛直方向にスライドすることにより、前記第1状態と前記第2状態とを切り換わる様設けられているので、表示部の視認性を犠牲にすることなく、上記第1状態と上記第2状態との間で切り換えることができる。
本発明の第3の態様は、第2の態様において、前記表示部は、前記第1状態と前記第2状態のいずれにあるかに拘わらず、チルト可能に設けられていることを特徴とする。本態様によれば、表示部は、スライド動作可能であるとともに、更に上記第1状態と第2状態のいずれにあるかに拘わらずチルト可能であるので、表示部の視認性をより一層向上させることができる。
本発明の第4の態様は、第1から第3の態様のいずれかにおいて、画像データが格納された記憶媒体を接続可能な記憶媒体接続部を備え、前記制御部は、前記表示部が前記第1状態にあるときに、前記記憶媒体接続部に接続された前記記憶媒体に格納されている画像データを所定の規則に従って選択し、当該選択した画像データに係る画像を前記表示部に表示する画像表示モードを実行することを特徴とする。
本態様によれば、記録装置の制御部は、上記表示部が上記第1状態にあるときに、記憶媒体に格納されている画像データを所定の規則に従って選択し、当該選択した画像データに係る画像を前記表示部に表示する画像表示モードを実行するので、被記録媒体への記録が実行できない状態(第1状態)において上記表示部を所謂ビューワーとして有効活用することができる。
本発明に係るインクジェットプリンターの斜視図(前面モニターの第2状態)。 本発明に係るインクジェットプリンターの側面図(前面モニターの第2状態)。 本発明に係るインクジェットプリンターの制御系統のブロック図。 (A)は本発明に係るインクジェットプリンター(前面モニターの第1状態)の正面図、(B)は同側面図。 (A)は本発明に係るインクジェットプリンター(前面モニターの第2状態)の正面図、(B)は同側面図。 本発明に係るインクジェットプリンターの斜視図(前面モニターの第1状態)。 前面モニターの状態に応じて制御部が選択する制御内容を示すフローチャート。 (A)は第2状態にあるときの前面モニターの表示例を示す図、(B)は第1状態にあるときの表示例を示す図。 (A)、(B)、(C)は第1状態にあるときの前面モニターの、他の表示例を示す図。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。図1は本発明の記録装置の一実施形態に係るインクジェットプリンター1(前面モニター8の第2状態)の外観斜視図、図2は同側面図、図3はインクジェットプリンター1の制御系統のブロック図である。
また、図4(A)はインクジェットプリンター1(前面モニター8の第1状態)の正面図、図4(B)は同側面図、図5(A)はインクジェットプリンター1(前面モニター8の第2状態)の正面図、図5(B)は同側面図である。
更に図6はインクジェットプリンター1(前面モニター8の第1状態)の外観斜視図、図7は前面モニター8の状態に応じて制御部20が選択する制御内容を示すフローチャート、図8(A)は第2状態にあるときの前面モニター8の表示例を示す図、図8(B)は第1状態にあるときの表示例を示す図、図9(A)、(B)、(C)は第1状態にあるときの前面モニター8の、他の表示例を示す図である。
以下では先ずインクジェットプリンター1の全体的な構成について概説する。本実施形態に係るインクジェットプリンター1は、主としてL判サイズ用紙(89×127mm)などの小型サイズの用紙に写真を記録する用途を念頭に設計された、小型サイズの持ち運び容易なインクジェットプリンターである。そして外部コンピューターとの接続を行うことなくそれ単体で画像データの読み込み、画像の確認、印刷設定、などが可能に構成された、所謂スタンドアロン型のインクジェットプリンターである。
インクジェットプリンター1は、全体が図1及び図2に示すように略箱形の形状を成しており、その上面にはキャリーハンドル2が収納状態(実線)と使用状態(符号2’及び破線)とを切り換え可能に設けられている。
キャリーハンドル2の後方側には用紙挿入口を覆う状態(実線)と開放する状態(符号3’及び破線)とを切り換え可能な用紙サポート部材が設けられており、符号3’で示す開放状態では、セットされた用紙を背面から支持する機能を果たす。
装置側面には、読み書き可能な記憶媒体(カード状の不揮発性メモリー)を装着可能な記憶媒体装着口6が設けられており、この記憶媒体装着口6に記憶媒体を差し込むことにより、当該記憶媒体に保持されている画像データを読み込むことができる様になっている。
装置本体1aの前面には、表示部としての前面モニター8が設けられている。前面モニター8は例えば液晶ディスプレイにより構成されており、印刷設定などの各種情報表示や、画像データに係る画像の表示など、種々の表示が表示エリア8aに行われる様になっている。
この前面モニター8が設けられる装置本体1aの前面には、用紙排出口4が設けられており、記録の行われた用紙は、この用紙排出口4から、装置前方側に向けて排出される。用紙排出口4には、排紙トレイ5が着脱可能に設けられており、用紙排出口4から排出された用紙は、この排紙トレイ5上に積重される。
インクジェットプリンター1において被記録媒体の一例としての用紙に記録を実行する記録実行部は、一般的なインクジェットプリント機構であり、図2に示すように用紙幅方向(図2の紙面表裏方向)に往復動可能に設けられたキャリッジ11に、記録手段としてのインクジェット記録ヘッド12が設けられている。
より具体的には、装置本体1aの後部には図示を省略する給送装置が設けられており、この給送装置にセットされた用紙Pが、1枚ずつ下流側に送り出される(図2の矢印a)。送り出された用紙Pは、搬送ローラー対14によってインクジェット記録ヘッド12の下へ精密送りされ、用紙支持部材13によって支持された状態で記録が実行される。そして記録が実行された用紙Pは、排出ローラー対15によって、排紙トレイ5に向けて排出される(図2の矢印b)。
ここで、装置本体1aの前面に設けられた前面モニター8は、モニター支持部7によって支持されており、このモニター支持部7によって装置本体1aの前面に沿って鉛直方向(図1及び図2の上下方向)にスライド可能となっている。
前面モニター8は、最も下方に位置する状態(第1状態)では、図4(A)、(B)に示すように装置本体1aの前面の大部分の領域を覆い隠す大きさであり、しかも用紙排出口4を塞いだ状態となる。
この第1状態から、上方にスライドして最も上方に位置する状態(第2状態)では、図5(A)、(B)に示すように、また図1及び図2に示すように、前面モニター8は用紙排出口4を開放し、これにより記録済みの用紙の排出が実行可能となる。
尚、モニター支持部7は、前面モニター8が第1状態(下降)及び第2状態(上昇)のいずれの状態にあるかに拘わらず、図1、図6に示すように前面モニター8を揺動(チルト)可能に支持する。これにより、ユーザーは前面モニター8が第1、第2状態のいずれにあっても、視認し易い角度に設定することができるようになっている。
次いで、図3を参照しながらインクジェットプリンター1の制御系統について説明する。制御部20はインクジェットプリンター1の各構成を制御する制御部であり、この制御部20のシステムバスには、制御ASIC21、RAM22、ROM23、EEPROM24、CPU25、タイマーIC26が接続されている。
CPU25には、制御ASIC21を介してCRリニアエンコーダー33、PFロータリーエンコーダー34、用紙検出センサー35、PWセンサー36、モニター位置センサー32、などの各センサー類やエンコーダーからの信号が入力される。
また、インクジェットプリンター1の電源をON/OFFするための電源ボタン、各種設定/実行ボタン、などの操作部および各種情報を表示する表示部などを備えた操作部(操作設定部)38からの信号も入力される。更に、記憶媒体装着口6に装着された記憶媒体からデータを読み取るデータ読取部37から読み取られた画像データも入力される。
CPU25は、インクジェットプリンター1の各センサー類やエンコーダー等からの出力信号等に基づいて、インクジェットプリンター1の各種制御を実行するための演算処理やその他必要な演算処理を行う。ROM23には、CPU25によるインクジェットプリンター1の制御に必要な記録制御プログラム(ファームウェア)等が格納されており、記録制御プログラムの処理に必要な各種データ等はEEPROM24に記憶されている。RAM22は、CPU25の作業領域や記録データ等の一時格納領域として使用される。
制御部20は、DCモーターであるCRモーター30、PFモーター31、の回転制御並びにインクジェット記録ヘッド12の駆動制御を行うための制御回路、即ちCRモータードライバー28、PFモータードライバー29、ヘッドドライバー27、のこれらを有している。尚、CRモーター30はキャリッジ11の駆動源であり、PFモーター31は搬送ローラー対14及び排出ローラー対15の駆動源である。
制御ASIC21は、CPU25から送られてくる制御命令、PFロータリーエンコーダー34の出力信号、CRリニアエンコーダー33の出力信号、に基づいて、上記各モーターの回転制御を行うための各種演算を行い、その演算結果に基づくモーター制御信号をCRモータードライバー28やPFモータードライバー29へ送出する。
また、制御ASIC21は、CPU25から送出される記録データ等に基づいて、インクジェット記録ヘッド12の制御信号を演算生成してヘッドドライバー27へ送出し、インクジェット記録ヘッド12を駆動制御する。
前面モニター8の状態を検出する状態検出手段としてのモニター位置センサー32は、前面モニター8が第1状態(下降)及び第2状態(上昇)のいずれにあるかを検出するセンサーである。制御部20は、モニター位置センサー32から送信される検出信号により、前面モニター8が第1状態及び第2状態のいずれにあるかを把握可能となっている。
尚、CRリニアエンコーダー33は、キャリッジ11の位置を検出する手段であり、PFロータリーエンコーダー34は、搬送ローラー対14及び排出ローラー対15の回転量を検出する手段である。また、用紙検出センサー35は、搬送ローラー対14の上流側近傍に設けられた、用紙の通過を検出する手段であり、PWセンサー36は、キャリッジ11の底面に設けられた、用紙の有無を検出(ひいては、用紙幅を検出)する手段である。
以上がインクジェットプリンター1の制御系統であり、以下、制御部20が行う、前面モニター8の状態に応じた制御について説明する。図7において、制御部20は、前面モニター8が第2状態(上昇位置)にあるか否かを判断し(ステップS101)、第2状態(上昇位置)にある場合には(肯定枝)、即ち用紙排出口4が開放されている場合には、第1モードとしての印刷操作受付モードを実行する(ステップS102)。
ここで、印刷操作受付モードとは、印刷する画像の選択、用紙サイズ、用紙種別(普通紙、専用紙、等)、印刷品質、等の印刷に際して必要となる設定や、印刷実行命令などの、印刷操作を受け付けるモードであり、このモードでは何らの制限なくインクジェットプリンター1の設定・操作を実行可能となる。
一方、制御部20は、前面モニター8が第2状態(上昇位置)にない場合には、即ち用紙排出口4が塞がれている場合には(ステップS101の否定枝)、第2モードとしての印刷操作排除モードを実行する(ステップS103)。この印刷操作排除モードでは、上記印刷操作受付モードでは実行可能であった、印刷に際して必要となる各種設定や印刷実行命令などの印刷操作については受け付けず、その他の設定操作についてのみ受け付ける。
このため、操作部38において操作入力が発生した場合には(ステップS104)は、制御部20はそれが印刷操作であるか否かを判断し(ステップS105)、印刷操作でなければ(ステップS105の否定枝)、要求処理を実行する(ステップS108)。
しかしながら印刷操作であれば(ステップS105の肯定枝)、印刷操作受付モードであるか否かを判断し(ステップS106)、印刷操作受付モードであれば(肯定枝)、印刷操作を受け付けて要求処理を実行する(ステップS108)。逆に印刷操作受付モードでなければ、即ち印刷操作排除モードであれば(否定枝)、エラーメッセージを出して印刷操作を排除する(ステップS107)。
ここで、図8(A)は印刷操作受付モードを実行中の、前面モニター8の表示例を示しており、図示するように「写真を印刷」、「いろいろな印刷」、「フォトスライドショー」、「データ管理」の4つのメニューの全てがアクティブにされ、選択・実行可能となっている。
図8(B)は、印刷操作排除モードを実行中の、前面モニター8の表示例を示しており、図示するように制御部20は前面モニター8が用紙排出口4を塞いでおり(第1状態)、記録の実行(用紙の排出)が行えない状態では、記憶媒体装着口6に接続された記憶媒体に格納されている画像データを所定の規則に従って選択し、当該選択した画像データに係る画像を表示する画像表示モードを実行する(フォトスライドショー)。
そして仮にこの状態でユーザーからの操作入力が発生すると、制御部20は図9(A)に示すように操作メニューを表示させるものの、印刷操作に関するメニューを選択するとエラーメッセージ(”前面モニターを上げて下さい”)を表示させる。尚、この様にエラーメッセージを表示させるほか、前面モニター8が用紙排出口4を塞いだ状態(第1状態)にあるときに、図9(B)に示すように印刷に関するメニューを非アクティブにしても良いし、図9(C)に示すように印刷に関するメニューそれ自体を表示させないようにしても良い。
以上説明したように、本実施形態に係るインクジェットプリンター1によれば、各種情報等を表示する表示部としての前面モニター8は、用紙排出口4を塞ぐ第1状態と、用紙排出口4を開放する第2状態と、を切り換え可能に設けられているため、用紙排出口4の機能を損なうことなく、前面モニター8を大型化することができる。
そして制御部20は、前面モニター8が第1状態(下降位置:用紙排出口4を塞ぐ位置)にあるときに、印刷(記録)を実行する際の各種操作設定を受け付けない第2モード(印刷操作排除モード)を選択するので、ユーザーが前面モニター8を上記第2状態に切り換えないまま、即ち用紙排出口4を開放しないまま記録を実行することを防止でき、以上により前面モニター8の大型化と、記録済み用紙の適正な排出と、のこれらの両立を図ることができる。
また、前面モニター8がスライドすることで用紙排出口4の開閉が行われるので、チルト動作のみによって用紙排出口4の開閉を行う構成に比して、チルト角を大きく確保する必要がなく、前面モニター8の視認性を低下させることがない。また、前面モニター8はスライド動作に加えてチルト動作も可能であるので、前面モニター8の視認性をより一層向上させることができる。以上説明した実施形態は一例であり、種々の変形が可能であることは言うまでもない。
1 インクジェットプリンター、1a プリンター本体、2 キャリーハンドル、3 用紙サポート部材、4 用紙排出口、5 排紙トレイ、6 記憶媒体装着口、7 モニター支持部、8 前面モニター、8a 表示エリア、11 キャリッジ、12 インクジェット記録ヘッド、13 用紙支持部材、14 搬送ローラー対、15 排出ローラー対、20 制御部、21 制御ASIC、22 RAM、23 ROM、24 EEPROM、25 CPU、26 タイマーIC、27 ヘッドドライバー、28 CRモータードライバー、29 PFモータードライバー、30 CRモーター、31 PFモーター、32 モニター位置センサー、33 CRリニアエンコーダー、34 PFロータリーエンコーダー、35 用紙検出センサー、36 PWセンサー、37 データ読取部、38 操作部、P 記録用紙

Claims (4)

  1. 被記録媒体に記録を行う記録手段と、
    前記記録手段により記録の行われた被記録媒体を排出する被記録媒体排出口と、
    前記被記録媒体排出口を塞ぐ第1状態と、前記被記録媒体排出口を開放する第2状態と、を切り換え可能に設けられた、各種情報等を表示する表示部と、を備えた記録装置であって、
    前記表示部が前記第1状態及び前記第2状態のいずれにあるかを検出する状態検出手段と、
    前記記録装置の操作設定を受け付ける操作設定部と、
    前記操作設定部からの情報に基づき前記記録装置を制御する制御部と、を備え、
    前記制御部は、前記表示部が前記第2状態にあるときに、前記記録手段により被記録媒体に記録を実行する際の各種操作設定を受け付ける第1モードを選択し、前記表示部が前記第1状態にあるときに、前記記録手段により被記録媒体に記録を実行する際の各種操作設定を受け付けない第2モードを選択する、
    ことを特徴とする記録装置。
  2. 請求項1に記載の記録装置において、前記被記録媒体排出口は、前記記録装置の前面に設けられており、
    前記表示部は、前記記録装置の前面に沿って鉛直方向にスライドすることにより、前記第1状態と前記第2状態とを切り換わる様設けられている、
    ことを特徴とする記録装置。
  3. 請求項2に記載の記録装置において、前記表示部は、前記第1状態と前記第2状態のいずれにあるかに拘わらず、チルト可能に設けられている、
    ことを特徴とする記録装置。
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載の記録装置において、画像データが格納された記憶媒体を接続可能な記憶媒体接続部を備え、
    前記制御部は、前記表示部が前記第1状態にあるときに、前記記憶媒体接続部に接続された前記記憶媒体に格納されている画像データを所定の規則に従って選択し、当該選択した画像データに係る画像を前記表示部に表示する画像表示モードを実行する、
    ことを特徴とする記録装置。
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