JP6676313B2 - 除菌装置および便器 - Google Patents
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Description
洗浄ノズルは、不使用時には便器の便器本体に設けられたケースに収容され、使用時には便器本体の便鉢の内部側に進出してケースから突出するように構成されている。このような洗浄ノズルは、例えば、外筒体と外筒体に挿入可能な内筒体とを有し、外筒体と内筒体とが互いにスライドして伸縮する多段式に形成されている。
洗浄ノズルの除菌を行う際には、ケースに収容された洗浄ノズルに除菌水を供給している。
また、ケースに収容された洗浄ノズルに除菌成分を有する流体を供給する場合と比べて、洗浄ノズルの広い範囲に除菌成分を有する流体を供給することができる。
このような構成とすることにより、洗浄ノズルの除菌と、便鉢の内部および便器本体が設けられた空間(トイレ空間)の少なくとも一方の除菌を同一の除菌装置で行うことができるため、個々に除菌装置を設ける場合と比べて、便器の小型化を図ることができる。また、洗浄ノズルの除菌と、便鉢の内部およびトイレ空間の少なくとも一方の除菌とを同一の装置で同時に行えば、個々に除菌を行う場合と比べて省エネルギー化を図ることができる。
このような構成とすることにより、洗浄ノズルの所望の範囲に除菌成分を有する流体を広い範囲に均一に供給することができる。
図1に示すように、本実施形態による便器1は、水洗式大便器で、トイレ空間11の床面12に設置され下方に延びる排水配管(不図示)に接続された便器本体2と、便器本体2に取り付けられた機能部3と、機能部3を介して便器本体2に回動可能に取り付けられた便座4および便蓋5と、を有している。
ここで、便器1の機能部3が設けられている側を前後方向の後側とし、便座4が設けられている側を前後方向の前側とする。またこの前後方向に直交する水平方向を幅方向とする。
ノズルユニット61は、機能部3の幅方向略中央部に配置されている。一対の局部洗浄ノズル611,612は、一方が肛門洗浄用の第1ノズル611で、他方がビデ用の第2ノズル612を構成している。第1ノズル611および第2ノズル612は、幅方向に隣接していて、第1ノズル611が幅方向の一方側に配置され、第2ノズル612が幅方向の他方側に配置されている。
第1ノズル611および第2ノズル612は、それぞれケース9に設けられた支持部613によって前方向かって漸次下方に向かう傾斜方向にそれぞれ個別に進退可能に支持されている。支持部613は、例えば、ラックアンドピニオン機構、ラックアンドピニオン機構のピニオンに接続されたモータなどで構成されている。
第1ノズル611および第2ノズル612が延在し、進退する傾斜方向をノズルの移動方向(図2および3の矢印Aの方向)とし、このノズルの移動方向のうち第1ノズル611および第2ノズル612が前方かつ下方に前進する側を前側とし、後方かつ上側に後退する側を後側とする。
また、ケースの前面9aには、第1ノズル進退口91aの幅方向の一方側に隣接して除菌・脱臭装置7の集塵フィルタ75を着脱するための集塵フィルタ着脱口91fが形成され、集塵フィルタ着脱口91fの更に幅方向の一方側に隣接して温風乾燥ユニット63による温風が吹き出す吹出口91c、除菌・脱臭装置7へ便器本体2の便鉢21の内部の空気を吸込むための吸込口91dが形成され、第2ノズル進退口91bの幅方向の他方側に隣接して除菌・脱臭装置7から除菌・脱臭を行うための空気(除菌成分を有する流体)が吹き出す吹出口91eが形成されている。
図2に戻り、ケース9の前面9aには、開口形成部91を覆った状態と露出した状態とに切り替えるシャッタ92が設けられている。シャッタ92は、第1ノズル611および第2ノズル612のいずれかの進退によって開口形成部91を開閉可能に構成されている。なお、図3では、開口形成部91をわかりやすくするためシャッタ92を省略している。
除菌ユニット74は、除菌イオンを発生させて浮遊菌の繁殖を抑制するとともに除菌する機能を有している。具体的には、除菌ユニット74は、空気を電離させてプラスイオンとマイナスイオンとを発生させ、そのプラスイオンとマイナスイオンにより浮遊菌をとりかこんで不活化させている。
また、便器本体2の上方に向かって空気を吹き出すように吹出口91eの向きを切り換える機構や、吹出口91eから吹き出した空気を便器本体2の上方に向かうようにガイドする機構が機能部3に設けられていて、このような機構を利用して吹出口91eから吹き出した除菌・脱臭を行う空気を便器本体2の上方に放出させることにより、トイレ空間の除菌・脱臭を行うことができる。
まず、図3に示すように、第1ノズル611および第2ノズル612をノズルの移動方向の前側に移動させて、シャッタ92(図2参照)を開放するとともに第1ノズル611および第2ノズル612をケース9から便鉢21(図2参照)の内部に突出させる。第1ノズル611および第2ノズル612は、ケース9から最大限突出した状態とする。
このとき、第1ノズル611および第2ノズル612がケース9から最大限突出した状態となっているため、吹出口91eから吹き出た除菌・脱臭を行う空気が第1ノズル611および第2ノズル612それぞれの噴射口611a,612a近傍に吹付けられる。そして、この空気に含まれるプラスイオンおよびマイナスイオンにより、第1ノズル611および第2ノズル612それぞれの噴射口611a,612a近傍が除菌される。
また、第1ノズル611および第2ノズル612の除菌は、第1ノズル611および第2ノズル612の少なくとも一方が使用された後に行うように設定されていてもよい。なお、このように設定されている場合は、図5に示すように、使用された一方のノズル(図5では第2ノズル612)のみの除菌を行うように設定されていてもよい。
また、第1ノズル611および第2ノズル612の除菌駆動のON・OFFを切り換えるスイッチが設けられていて、使用者が所望の時期にこのスイッチを押すことで第1ノズル611および第2ノズル612の除菌が行われるように設定されていてもよい。
上述した本実施形態による除菌・脱臭装置7および便器1では、ケース9から突出した第1ノズル611および第2ノズル612に除菌・脱臭を行う空気を供給している。これにより、ケース9に収容された第1ノズル611および第2ノズル612に除菌・脱臭を行う空気を供給する場合と比べて、第1ノズル611および第2ノズル612への除菌・脱臭を行う空気の供給を妨げたり制限したりするものがないため、第1ノズル611および第2ノズル612に除菌・脱臭を行う空気を確実に供給することができる。その結果、第1ノズル611および第2ノズル612を効果的に除菌することができる。
また、ケース9に収容された第1ノズル611および第2ノズル612に除菌・脱臭を行う空気を供給する場合と比べて、第1ノズル611および第2ノズル612の広い範囲に除菌・脱臭を行う空気を供給することができる。
また、除菌・脱臭装置7で第1ノズル611および第2ノズル612の除菌と、便鉢21の内部およびトイレ空間11除菌とを同時に行うことにより、第1ノズル611および第2ノズル612の除菌と、便鉢21の内部およびトイレ空間11の除菌とを個々の装置で行う場合と比べて省エネルギー化を図ることができる。
例えば、上記の実施形態では、除菌・脱臭装置7は、第1ノズル611および第2ノズル612の除菌に加えて、便鉢21の内部およびトイレ空間11の除菌をできるように構成されているが、第1ノズル611および第2ノズル612の除菌のみを行うように構成されていてもよい。また、除菌・脱臭装置7は、第1ノズル611および第2ノズル612の除菌に加えて、便鉢21の内部およびトイレ空間11のいずれかの除菌をできるように構成されていてもよい。
また、上記の実施形態では、脱臭は行わずに除菌のみを行う除菌装置で第1ノズル611および第2ノズル612の除菌を行ってもよい。
また、上記の実施形態では、第1ノズル611および第2ノズル612それぞれの噴射口611a,612a近傍に除菌・脱臭を行う空気を吹き付けているが、第1ノズル611および第2ノズル612それぞれの全体に除菌・脱臭を行う空気を吹き付けるようにしてもよい。
また、第1ノズル611および第2ノズル612は多段式の形態としてもよいし、多段式以外の形態としてもよい。
2 便器本体
3 機能部
6 局部洗浄装置
7 除菌・脱臭装置(除菌装置)
9 ケース
21 便鉢
611 第1ノズル(洗浄ノズル)
612 第2ノズル(洗浄ノズル)
Claims (4)
- 便器本体に取り付けられた局部洗浄装置の洗浄ノズルに除菌成分を有する流体を供給する除菌装置において、
前記洗浄ノズルは、後退して前記便器本体に取り付けられたケースに収容されるとともに、進出して該ケースの開口部を通って該ケースから突出するように構成されていて、
前記ケースの開口部にはシャッタが設けられ、
進出して前記ケースから前記シャッタの前方かつ前記便器本体の便鉢の内部に突出した前記洗浄ノズルの前記シャッタよりも前方に位置する噴射口近傍に前記除菌成分を有する流体を供給することを特徴とする除菌装置。 - 前記便器本体の便鉢の内部および前記便器本体が設けられた空間の少なくとも一方に、前記除菌成分を有する流体を供給可能である請求項1に記載の除菌装置。
- 前記洗浄ノズルに前記除菌成分を有する流体を吹き付けて供給する請求項1又は2に記載の除菌装置。
- 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の除菌装置が設けられていることを特徴とする便器。
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