JP5366027B2 - 空気清浄器 - Google Patents

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本発明は、空気を清浄化させる空気清浄器に関する。
従来、人工的にオゾンを発生させ、オゾンの作用によって空気を脱臭・殺菌して清浄化する空気清浄器が知られている。このような空気清浄器は、吸気部と排気部とを有する装置本体にオゾン発生手段を備え、吸気ファンによって、吸気部から空気を吸引するとともに、オゾン発生手段によって生成させたオゾンの作用で空気を脱臭・殺菌し、これにより清浄化された空気を排気部から吹き出すように構成されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−24206号公報
しかしながら、特許文献1の空気清浄器のようにオゾンのみの殺菌・脱臭効果では、使用者の望むべき多様な空気清浄効果に対して今一つ満足するものではなかった。
また、この種の空気清浄器は室内などに設置される場合、駆動音の小さいものが望まれる。
そこで、本発明は、オゾンによる空気清浄効果に加え、液剤による多様な空気清浄効果により、効果的な空気清浄を行うことのできる空気清浄器を提供することを目的とする。
請求項1記載の本発明は、空気を清浄化する空気清浄器において、前記空気を取り入れる吸気部と、前記空気を排気する排気部と、前記吸気部から前記排気部にかけて前記空気清浄器のケース本体内部に形成される前記空気の流路と、前記空気を殺菌する殺菌手段と、液剤を貯蔵可能に設けられた液剤タンクと、前記液剤を噴霧可能に設けた液剤供給部とを備え、前記ケース本体内部の前記空気の流路には、フィルタ、前記殺菌手段、送風ファンの順に配設されており、超音波振動子により前記液剤供給部から前記液剤を噴霧し、前記液剤供給部の噴霧方向を斜め上向きに設け、前記液剤供給部から噴霧した霧状の液剤が、前記排気部から排気された空気の流れに乗って噴霧されるように構成し、前記殺菌手段がオゾンを発生させる石英ランプであり、前記液剤が消臭液であり、前記ケース本体内に、受けタンクと、この受けタンクに液剤を供給する液剤タンクとを設け、前記受けタンクの底部に前記超音波振動子を配置し、この超音波振動子の上部に受け筒体を設け、この受け筒体と前記液剤供給部とをチューブにより接続し、前記超音波振動子を振動させることにより前記受け筒体と前記チューブ内の液剤が振動して、液剤が霧化し液剤供給部から噴霧されることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、排気部の排気方向の空気の流れを利用することにより、液剤を霧状のまま広範囲に亘り満遍なく噴霧することで効果的な液剤散布を行うことが可能となり、液剤による多様な空気清浄を行うことができる。
請求項1の発明によれば、超音波振動子により液剤を霧化して噴出することができる。
請求項の発明によれば、殺菌手段により空気を殺菌することができる。
請求項の発明によれば、オゾンにより空気を殺菌することができる。
請求項1の発明によれば、液剤供給部から噴出される液剤をより遠くまで噴霧させることが可能となり、広範囲に亘り液剤を散布させることが可能となる。
請求項の発明によれば、消臭液により空気の消臭を行うことにより、オゾンによる空気の清浄化効果をさらに向上させることができる。
本発明の参考例による空気清浄器の側断面構成を示す略線的断面図である。 同上、空気清浄器における開口部を開口させた状態を示す略線的正面図である。 同上、空気清浄器の空気の流れを示すブロック図である。 本発明の実施例1による空気清浄器の側断面構成を示す略線的断面図である。 同上、空気清浄器における開口部を開口させた状態を示す略線的正面図である。 同上、空気清浄器の空気の流れを示すブロック図である。 本発明の参考例2による空気清浄器の側断面構成を示す略線的断面図である。 本発明の参考例3による空気清浄器の側断面構成を示す略線的断面図である。 本発明の参考例4による空気清浄器の空気の流れを示すブロック図である。
本発明における好適な実施の形態について、添付図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、特許請求の範囲に記載された本発明の内容を限定するものではない。また、以下に説明される構成の全てが、本発明の必須要件であるとは限らない。
参考例1
図1及び図2において、1は全体として本実施形態による空気清浄器を示し、この空気清浄器1は、全体として箱状に形成されたケース本体2を有し、当該ケース本体2の下面部に脱着式の設置部3を装着することにより、例えば床面(図示せず)にケース本体2を立てた状態で設置し得るようになされている。因みに、ケース本体2は、設置部3に代えて脱着式の取り付けブランケット(図示せず)をケース本体2の背面部に装着することにより壁に掛けた状態で設置し得るようにもなされている。
ここでケース本体2の正面部下部には、長手方向に沿って吸気口4が形成され、この吸気口4からケース本体2内に空気を吸引し得る。
また、ケース本体2の正面部上部には、長手方向に沿って排気口5が形成され、ケース本体2内に吸引された空気を、この排気口5から排気し得るようになされている。
ここで、ケース本体2内には、吸気口4から排気口5にかけてプレフィルタ6、HEPA(High Efficiency Particulate Air)フィルタ7、殺菌手段たるオゾン管8、そして送風ファン9の順に配設されている。
ここで、プレフィルタ6及びHEPAフィルタ7はともに、ケース本体2に着脱自在に設けられており、プレフィルタ6は比較的大きな塵埃(約50μmまでの塵埃)を集塵するものであり、またHEPAフィルタ7は、空気中に含まれる約0.3μm以上の塵埃を約99.7パーセント以上除去し得るものである。
また、HEPAフィルタ7の上方には、直管形のオゾン管8が横向きの状態でケース本体2に着脱自在に取り付けられている。
ここでオゾン管8は、透明なガラス管の両端に電極コイルが対向するようにして封止されており、この両電極コイルに通電することにより交流電圧が印加され、これにより紫外線を照射してケース本体2内で空気中の酸素を吸収してオゾンを生成し得る。
送風ファン9は、ケース本体2の上部の排気口5付近に配設されており、この送風ファン9が図示しないファンモータによって回転されることにより下方の吸気口4から空気を吸引し、当該吸気した空気を、プレフィルタ6、HEPAフィルタ7の順に通過させて、オゾン管8が設けられたケース本体2内部中央部分に導いた後、ケース本体2の排気口5から排出し得る空気の流路Fを形成する。
ケース本体2内部中央部分におけるHEPAフィルタ7とオゾン管8との間には、液剤Lを貯蔵可能に設けられた液剤タンク10が配設されており、この液剤タンク10の上部開口部分を閉塞している蓋体11には、液剤タンク10とスプレーノズル12を接続する第1のチューブ13と、液剤タンク10とコンプレッサ14とを接続する第2のチューブ15とを備えている。ここで、液剤タンク10には、殺菌液、二酸化塩素、芳香剤等の消臭液が液剤Lとして貯留されている。
ここで前記スプレーノズル12は、本ケース本体2における正面部側壁面の排気口5の設置位置の下方に、略斜め45度上向きに噴出可能に配設されており、略水平方向に排気可能に配設された前記排気口5の排気方向(図中、矢印F1)と交差する方向(図中矢印R)に液剤Lを噴出可能に構成されている。
またコンプレッサ14は、空気の流路Fが形成されるケース本体2の正面側内部空間2Aとは内壁2Bを介して画設された背面側内部空間2Cに配設されたものであり、前記第2のチューブ15は内壁2Bに挿通されたものである。
ここで本参考例では、コンプレッサ14から第2のチューブ15を介して液剤タンク10内に供給される圧縮空気により、液剤タンク10内の液剤Lを第1のチューブ13を介してスプレーノズル12から噴霧可能に設けられた液剤噴霧装置16が構成されている。
また排気口5には、平行に配設された複数の板材を垂直方向に傾斜角θだけ傾斜させて形成された風向板17を備えており、この風向板17の傾斜角θに対して、スプレーノズル12の噴射角度αは大きく設定されている。つまり、風向板17の傾斜角θと関係なく、スプレーノズル12の噴出方向(矢印R)と排気口5の排気方向(矢印F1)とは交差可能に設けたものである。
またケース本体2の正面側壁面には、ケース本体2内外を連通して形成され、ケース本体2内部に収納されたプレフィルタ6、HEPAフィルタ7、オゾン管8、そして、液剤タンク10がケース本体2外部より目視可能な正面視矩形状の作業用開口部18が配設されており、この作業用開口部18は図示しない蓋体によって、閉塞自在に設けられている。
さらにケース本体2の正面側部には、風量を設定する為の運転ボタンや、所定時間経過後に運転を停止させるための時間設定ボタンや、電源スイッチ等(ともに図示せず)を備えた制御スイッチ部19を備えており、この制御スイッチ部19はケース本体2内部に備えた空気清浄器1を統括的に制御する図示しないCPU(Central Processing Unit)を備えた制御手段たる制御基板20に電気的に接続されている。
上記の空気清浄器1の作用について説明する。オペレータが制御スイッチ部19を操作して、空気清浄器1を作動させると、オゾン管8に電力が供給されケース本体2内部にオゾンが発生するとともに、送風ファン9及びコンプレッサ14が作動する。ここで、送風ファン9の作動に伴い、ケース本体2内部には吸気口4より外部の空気を取り込み、このケース本体2内部に取り込んだ空気をプレフィルタ6、HEPAフィルタ7、オゾン管8、送風ファン9の順に流通させて、排気口5よりケース本体2の外部に排気させる流路Fが形成される。
ここで、流路F内を流通する空気はプレフィルタ6及びHEPAフィルタ7を通過する際に流通する空気中に含まれる塵埃が捕捉され、その後オゾン管8を通過する際にオゾン管8によって発生したオゾンによって流通する空気の殺菌及び脱臭が行われ、このプレフィルタ6、HEPAフィルタ7及びオゾン管8によって清浄化された空気は排気口5より排気される。
ここで、スプレーノズル12の噴射方向(矢印R)と排気口5の排気方向(矢印F1)が交差して設けられていることにより、排気口5より排気される清浄化された空気にスプレーノズル12より噴出された液剤Lが混合され、霧状の液剤Lは排気口5からの排気方向(矢印F1)の空気の流れに乗って噴霧される。この場合、スプレーノズル12から噴出された液剤Lは、空気中に拡散されることにより噴出方向(矢印R)に対して指向性に乏しい霧状となるが、排気口5の排気方向(矢印F1)の空気の流れを利用することにより、液剤Lを霧状のまま広範囲に亘り満遍なく噴霧することで効果的な液剤Lの散布を行うことが可能となり、広範囲に亘る効果的な消臭を行うことができる。
さらに、スプレーノズル12の噴出方向(矢印R)を略斜め45度上向きに設定することで、スプレーノズル12から噴出される液剤Lをより遠くまで噴霧させることが可能となり、広範囲に亘り液剤Lを散布させることが可能となり、さらに広範囲に亘る効果的な消臭を行うことができる。
ここで、液剤Lによる空気の消臭効果は、液剤タンク10に貯留される液剤Lの種類によって、異なるものであり、液剤Lを芳香剤とした場合にはその芳香作用によって空気の消臭を行い、また殺菌液とした場合にはその殺菌作用によって空気の消臭を行うが、特に液剤Lを二酸化塩素とした場合には、オゾン管8から発生するオゾンとの相乗効果によって、二酸化塩素及びオゾンがそれぞれ持つ消臭・脱臭・殺菌作用を活かして、空気の消臭・脱臭・殺菌をより安定して行うことが可能となる。
以上のように本参考例は、オゾンを用いて空気を清浄化する空気清浄器1において、空気を取り入れる吸気部としての吸気口4と、空気を排気する排気部としての排気口5と、吸気口4から排気口5にかけて空気清浄器1の本体としてのケース本体2の内部に形成される空気の流路Fと、オゾンを発生させるオゾン発生手段としての殺菌手段たるオゾン管8と、排気口5の排気方向(矢印F1)と交差する方向(矢印R)に液剤Lを噴出可能に設けた液剤供給部としてのスプレーノズル12とを備えている。
この場合、排気口5の排気方向(矢印F1)の空気の流れを利用することにより、スプレーノズル12より噴出された液剤Lを霧状のまま広範囲に亘り満遍なく噴霧することで効果的な液剤Lの散布を行うことが可能となり、液剤Lによる多様な空気清浄を行うことができる。
また、本参考例では、スプレーノズル12の噴出方向(矢印R)を斜め上向きに設けたことにより、スプレーノズル12から噴出される液剤Lをより遠くまで噴霧させることが可能となり、広範囲に亘り液剤Lを散布させることが可能となる。
さらに、本参考例では、消臭液により空気の消臭を行うことで、オゾンによる空気の清浄化効果をさらに向上させることができる。
このように本参考例では、空気を清浄化する空気清浄器1において、前記空気を取り入れる吸気部たる吸気口4と、前記空気を排気する排気部たる排気口5と、吸気口4から排気口5にかけて空気清浄器1の本体たるケー本体2の内部に形成される空気の流路Fと、排気口5の排気方向と交差する方向に液剤Lを噴出可能に設けた液剤供給部たるスプレーノズル12とを備えたから、排気口5の排気方向の空気の流れを利用することにより、液剤Lを霧状のまま広範囲に亘り満遍なく噴霧することで効果的な液剤散布を行うことが可能となり、液剤Lによる多様な空気清浄を行うことができる。
また、このように本参考例では、コンプレッサ14により液剤供給部たるスプレーノズル12から液剤Lを噴霧するから、コンプレサ14により液剤Lを圧送し、液剤Lを噴出することができる。
また、このように本参考例では、殺菌手段たるオゾン管8を備えるから、オゾン管8により空気を殺菌することができる。
また、実施例上の効果として、液剤Lを二酸化塩素とすることにより、オゾン管8から発生するオゾンとの相乗効果によって、二酸化塩素及びオゾンがそれぞれ持つ消臭・脱臭・殺菌作用を活かして、空気の消臭・脱臭・殺菌をより安定して行うことが可能となる。
また、剤タンク10に蓋体11を設けて密封状態とし、コンプレッサ14を駆動して液剤タンク10内を加圧することにより、第1のチューブに液剤Lが圧送され、これによりスプレーノズル12から液剤Lを噴霧することができる。さらに、スプレーノズル12の吹出口をケース本体2の外部に設けたから、ケース本体2内に液剤Lの噴霧が侵入することがない。また、排気口5の上面部5Aと下面部5Bは略平行で、斜め上向きであり、その傾斜角度は、前記傾斜角θより小さく、風向板17の傾斜角θに斜め上向きにすると共に、これよりスプレーノズル12の噴射角度αは大きく設定し、スプレーノズル12の噴出方向(矢印R)を略斜め45度以上の上向きに設定することにより、排気口5から出る空気が上向きとなり、液剤Lを効率よく広範囲に噴霧することができる。尚、傾斜角θは3度〜15度程度が好ましく、噴射角度αは40度〜50度が好ましい。
図3〜図5は、本発明の実施例1を示し、上記参考例と同一部分に同一符号を付し、その詳細な説明を省略して詳述する。この例では、前記オゾン管8の代わりに殺菌手段として紫外線殺菌灯31を設けている。また、この例の液剤噴霧装置16Aは、前記コンプレッサ14の変わりに超音波振動子32を用いている。
前記紫外線殺菌灯31は、石英ランプなどが用いられ、石英ガラス管の両端に電極コイルが対向するようにして封止されており、この両電極コイルに通電することにより交流電圧が印加され、これにより紫外線を照射し、空気を殺菌及び消臭する。
前記液剤噴霧装置16Aは、前記ケース本体2内に受けタンク33を設け、この受けタンク33は、供給管路34により前記液剤タンク10に接続され、該液剤タンク10から液剤Lが供給される。前記受けタンク33の底部に前記超音波振動子32を配置し、この超音波振動子32の上部に受け筒体35を設け、この受け筒体35の上端に、上部に向って縮小する縮小部35Aを設け、この縮小部35Aと前記スプレーノズル12とを、前記受け筒体35より径小なチューブ36により接続する。また、前記受けタンク33内には、液剤Lを受け筒体35に送るファン37を設け、このファン37は図示しない駆動機構により回転駆動する。
そして、制御基板20の制御により、紫外線殺菌灯31を照射して空気の殺菌と脱臭が行われ、また、制御基板20の制御により、超音波振動子32を振動させると共に、液送手段たるファン37を駆動すると、受け筒体35とチューブ36内の液剤Lが振動し、液剤Lが霧化してスプレーノズル12から噴霧される。
このように本実施例では、請求項1に対応して、空気を清浄化する空気清浄器1において、空気を取り入れる吸気部たる吸気口4と、空気を排気する排気部たる排気口5と、吸気口4から排気口5にかけて空気清浄器1の本体であるケース本体2の内部に形成される空気の流路Fと、前記空気を殺菌する殺菌手段と、液剤Lを貯蔵可能に設けられた液剤タンク10と、前記液剤Lを噴霧可能に設けた液剤供給部たるスプレーノズル12とを備え、ケース本体2の内部の前記空気の流路Fには、フィルタたるHEPAフィルタ7、前記殺菌手段、送風ファン9の順に配設されており、超音波振動子32によりスプレーノズル12から液剤Lを噴霧し、スプレーノズル12の噴霧方向を斜め上向きに設け、スプレーノズル12から噴霧した霧状の液剤Lが、排気口5から排気された空気の流れに乗って噴霧されるように構成し、前記殺菌手段がオゾンを発生させる石英ランプであり、液剤Lが消臭液であり、ケース本体2内に、受けタンク33と、この受けタンク33に液剤Lを供給する液剤タンク10とを設け、受けタンク33の底部に超音波振動子32を配置し、この超音波振動子32の上部に受け筒体35を設け、この受け筒体35とスプレーノズル12とをチューブ36により接続し、超音波振動子32を振動させることにより受け筒体35とチューブ36内の液剤Lが振動して、液剤Lが霧化しスプレーノズル12から噴霧されるから、排気口5の排気方向(矢印F1)の空気の流れを利用することにより、液剤Lを霧状のまま広範囲に亘り満遍なく噴霧することで効果的な液剤散布を行うことが可能となり、液剤Lによる多様な空気清浄を行うことができる。
また、このように本実施例では、請求項1に対応して、超音波振動子32により液剤供給部たるスプレーノズル12から液剤Lを噴霧するから、超音波振動子32により液剤を霧化して噴出することができ、駆動手段が簡易になると共に、効率の良い噴霧を行うことができる。また、液剤噴霧装置16Aに超音波振動子32を用いることにより、空気清浄器1の清音化を図ることができる。
また、このように本実施例では、請求項に対応して、殺菌手段がオゾンを発生させる石英ランプであるから、オゾンにより空気を殺菌することができる。
参考
図7は、本発明の参考を示し、上記参考例及び実施例と同一部分に同一符号を付し、その詳細な説明を省略して詳述する。この例では、上記参考例において、前記オゾン管8の代わりに殺菌手段として紫外線殺菌灯31を設けている。
このように本実施例では、上記参考例及び実施例と同様な作用・効果を奏し、また、コンプレッサ14により液剤供給部たるスプレーノズル12から液剤Lを噴霧し、また、殺菌手段が紫外線殺菌灯31であるから、紫外線により空気を殺菌及び消臭することができる。
参考
図8は、本発明の参考を示し、上記参考例及び実施例と同一部分に同一符号を付し、その詳細な説明を省略して詳述する。この例では、上記実施例1において、前記紫外線殺菌灯31の代わりに殺菌手段としてオゾン管8を設けている。
このように本参考例では、上記参考例及び実施例と同様な作用・効果を奏し、また、超音波振動子32により液剤供給部たるスプレーノズル12から液剤Lを噴霧し、また、殺菌手段がオゾン管8であるから、オゾンにより空気を殺菌及び消臭することができる。
参考
図9は、本発明の参考例4を示し、上記参考例及び実施例と同一部分に同一符号を付し、その詳細な説明を省略して詳述する。この例では、上記参考例及び実施例において、オゾン管8及び紫外線殺菌灯31を備えず、液剤噴霧装置16,16Aの少なくとも一方を備える。
このように本実施例では、上記参考例及び実施例と同様な作用・効果を奏し、また、液剤噴霧装置16,16Aの少なくとも一方を備えるから、オゾン又は紫外線により空気を殺菌及び消臭することができる。
尚、本発明は本実施例に限定されるものではなく、種々の変形が可能である。例えば、HEPAフィルタ7に代えて、約50μmから0.01μmまでの塵埃を帯電フィルタ(図示せず)に吸着させて集塵可能な高圧電気集塵ユニットとしてもよく、ケース本体2内部で空気の集塵を行うフィルタの構造はこれらに限定されるものではない。さらに、流路Fにおいてオゾン管8の下流部分に、空気中のオゾンを分解することにより瞬時にオゾンを酸素に変換するオゾン分解触媒を配設してもよい。また、オゾン管8以外のオゾン発生手段として、例えば水銀灯による短い波長の紫外線照射方式や高電圧による低温放電方式によるものとしてもよく、これらに限定されるものではない。また、紫外線殺菌灯に印加する電圧などを調節してオゾンを発生したり、オゾンが発生しない或いは少ない程度の紫外線を照射してもよい。
1 空気清浄器
2 ケース本体(本体)
4 吸気口(吸気部)
5 排気口(排気部)
7 HEPAフィルタ(フィルタ)
8 オゾン管(殺菌手段)
10 液剤タンク
12 スプレーノズル(液剤供給部)
31 紫外線殺菌灯(殺菌手段)
32 超音波振動子
33 受けタンク
35 受け筒体
36 チューブ
F 流路
F1 排気方向
L 液剤
R 噴出方向

Claims (1)

  1. 空気を清浄化する空気清浄器において、前記空気を取り入れる吸気部と、前記空気を排気する排気部と、前記吸気部から前記排気部にかけて前記空気清浄器のケース本体内部に形成される前記空気の流路と、前記空気を殺菌する殺菌手段と、液剤を貯蔵可能に設けられた液剤タンクと、前記液剤を噴霧可能に設けた液剤供給部とを備え、
    前記ケース本体内部の前記空気の流路には、フィルタ、前記殺菌手段、送風ファンの順に配設されており、
    超音波振動子により前記液剤供給部から前記液剤を噴霧し、前記液剤供給部の噴霧方向を斜め上向きに設け、前記液剤供給部から噴霧した霧状の液剤が、前記排気部から排気された空気の流れに乗って噴霧されるように構成し、
    前記殺菌手段がオゾンを発生させる石英ランプであり、
    前記液剤が消臭液であり、
    前記ケース本体内に、受けタンクと、この受けタンクに液剤を供給する液剤タンクとを設け、前記受けタンクの底部に前記超音波振動子を配置し、この超音波振動子の上部に受け筒体を設け、この受け筒体と前記液剤供給部とをチューブにより接続し、前記超音波振動子を振動させることにより前記受け筒体と前記チューブ内の液剤が振動して、液剤が霧化し液剤供給部から噴霧されることを特徴とする空気清浄器。
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