JP4366406B2 - 空気調和機 - Google Patents

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Description

本発明は空気調和機に係り、特に静電霧化方式での水分の放出に好適な空気調和機に関する。
空気調和機は室内空気を熱交換器に循環させて、加熱,冷却,除湿機能などにより調和空気にし、これを室内に吹出すことにより室内を空気調和する。このとき、温度,湿度の調節以外にも様々な機能を付加し、室内を清浄で、快適な空間にすることが行われている。
室内には、生活に付随して種々の臭いの発生源が生じ、そのあるものは鼻の臭気細胞を刺激し、臭いとして感知される。これらの臭い発生源は、気体,小液滴,微細な塵埃などであり、いずれも、放置しておくと宇宙線などにより電離した空気中のイオンなどと衝突して帯電したり、重力のため沈降したり、気流により壁に衝突したりして、室内の壁,家具,床,天井などの固定物に吸着され室内の空気中から取り除かれ、または、活性物質と遭遇し分解,変成されて、臭いは消えてしまう。
しかし、分解されないで、部屋の壁や床などに吸着,沈降した臭いの発生源は、温度が上がったり,風が当ったり,掃除で舞い上がったりすると、また、室内空気に浮遊することになり、臭いとして感知されるようになる。
このように、吸着などにより室内の壁などに付着している臭いの発生源を分解,変成するため、OHラジカルなどの活性物質を微細な水滴に付与して、長寿命化し、臭いの発生源に遭遇させ、脱臭する試みが行われている。
そのひとつとして、室内に吹出す空気に静電霧化方式により帯電した微細な水を放出し、室内を脱臭する方法が考えられ、これを具現化するために種々の工夫が凝らされている。この種の従来技術として、特許文献1〜特許文献5が知られている。
特許文献1は放電電極,対向電極,高電圧印加手段,水発生手段を有する浄化装置を搭載した室内機を備え、室内温度検出手段,室内湿度検出手段,吹出温度検出手段を有し、検出された各情報と、運転情報とに基づいて、水発生手段,高電圧印加手段の出力を制御する。これにより、長寿命な酸化力の高いラジカルやイオン等、およびそれらを含んだ微細な水を生成し、脱臭,殺菌,有害物質除去を行う空気調和機について述べている。
特許文献2は送風手段と、熱交換器と、水溜め部と、水の搬送部と、搬送先端部に対向する対向電極部と、搬送経路中の水印加電極部と、を備えて、水印加電極部と対向電極部間に高電圧を印加する静電霧化装置を具備する。また、該静電霧化装置を送風経路の熱交換器よりも下流側に設ける。これにより、微細な水を放出して、室内にある空気中の臭気成分、特にカーテンや壁等に付着した臭気成分を効率良く除去する、低コストで設置スペースの小さい空気調和機について述べている。
特許文献3は空気調和機において、放電電極と対向電極と水供給手段とからなると共に、放電電極と対向電極との間に高電圧を印加する静電霧化手段を有する。この静電霧化手段の水供給手段として空気中の水分を凝縮させるための冷却源の冷却部側に放電電極を設ける。これにより、静電ミスト(微細な水)を含んだ空気を室内に吹き出して、室内にある空気中の臭気成分、特にカーテンや壁等に付着した臭気成分を効率よく除去する空気清浄機能付き空気調和機について述べている。
特許文献4は静電霧化ユニットと、ペルチェ素子と、ペルチェ素子駆動電源と、高電圧電源ユニットと、吸込み温度検出手段と、吸込み湿度検出手段と、ペルチェ冷却面温度測定手段と、高電圧電極と、対向電極と、静電霧化状態検出手段を有し、吸込み温度検出手段と湿度検出手段の検出結果に基づいて、ペルチェ素子駆動電源及び高電圧電源を制御する。これにより、人が給水することなく無給水で微細な水を放出し、静電霧化による脱臭機能を有する空気浄化装置を提供する空気調和機の空気清浄装置について述べている。
特許文献5は吸放湿材層に空気中の水分を吸着させる吸湿サイクルと吸放湿材層に加熱空気を送り込んで吸着された水分を脱離させる放湿サイクルを交互に動作させる水生成手段と、第1,第2の電極間に高電圧を印加して水を霧化してミストを発生させる静電霧化手段と、それらの制御手段とからなる。これにより、無給水で静電霧化によって微細な水を放出し、脱臭機能を有する空気浄化装置を提供する空気浄化装置及び空気調和機について述べている。
特開2006−029663号公報 特開2005−282873号公報 特開2006−234245号公報 特開2006−149538号公報 特開2006−150162号公報
現在、家庭用の空気調和機は、その静音性,気流の到達性などから、横流ファンを用いるものが多く、前述の静電霧化装置を導入するに当たってもこれらのことに留意して、その取付け姿勢や取付け位置を決定する必要がある。
特許文献1〜特許文献5では、数多く普及している、横流ファンを使用した壁掛型の空気調和機に静電霧化装置を装着する場合の具体的な設置位置,設置姿勢などについては言及されていない。
本発明の目的は、帯電した微細な水が有する脱臭作用を部屋の広い範囲で発揮させる静電霧化装置を搭載した空気調和機を提供することにある。
本発明の目的は、高電圧を発生するための高電圧発生装置と、この高電圧発生装置によって高電圧が印加されることで微細な水を放出する静電霧化装置を備えた空気調和機において、静電霧化装置は、空気中の水分を凝縮させる低温部を有するペルチェ素子と、微細な水を放出する霧化部及び低温部で凝縮された水分を霧化部へ導く導水部を有する霧化電極と、を備え、霧化部は、送風ファンの吹出し風路の側壁から吹出し風路に突出して配設され、低温部は、霧化部が位置する吹出し風路と側壁を介して配設されることにより達成される。


本発明によれば、脱臭作用を部屋の広い範囲で発揮させることができる。
以下、本発明の実施例について図1から図26を用いて説明する。図における同一符号は同一物または相当物を示す。
まず、空気調和機の全体構成を、図1,図2を用いて説明する。図1は本発明の実施例の空気調和機の構成図、図2は図1の室内機の側断面図である。
空気調和機1は、室内機2と室外機6とを接続配管8で繋ぎ、室内を空気調和する。室内機2は、筐体ベース21の中央部に室内熱交換器33を置き、熱交換器33の下に熱交換器33の幅と略等しい長さの横流ファン方式の送風ファン311を配置し、露受皿35等を取付け、これらを化粧枠23で覆い、化粧枠23の前面に前面パネル25を取付けている。この化粧枠23には、室内空気を吸い込む空気吸込み口27と、温湿度が調和された空気を吹出す空気吹出し口29とが上下に設けられている。送風ファン311からの吹出し気流を送風ファン311の長さに略等しい幅を持つ吹出し風路290に流し、吹出し風路290途中に配した左右風向板295で気流の左右方向を偏向し、更に、吹出し口
29に配した上下風向板291で気流の上下方向を偏向して室内に吹出すことができるようになっている。
室内熱交換器33は、アルミニウム製の複数枚のフィンと、これらフィンにあけられた穴に挿入された銅製の冷媒管により形成されている。フィンとフィンとの間隔は微小隙間となっており、この間を室内の空気流が通風することで冷媒と空気との間で熱交換が行われる。この室内熱交換器33の空気流下流には送風ファン311が設けられている。送風ファン311が回転すると室内空気が室内機2に設けられた空気吸込み口27から室内熱交換器33,送風ファン311を通って空気吹出し口29から吹出される。
筐体ベース21には、送風ファン311,フィルター231,231′,室内熱交換器33,露受皿35,上下風向板291,左右風向板295等の基本的な内部構造体が取付けられる。そして、これらの基本的な内部構造体は、筐体ベース21,化粧枠23,前面パネル25からなる筐体20に内包され室内機2を構成する。
また、前面パネル25の下部一側には、運転状況を表示する表示部397と、別体のリモコン5からの赤外線の操作信号を受ける受光部396とが配置されている。
化粧枠23の下面に形成される空気吹出し口29は、前面パネル25との分割部に隣接して配置され、奥の吹出し風路290に連通している。2枚の上下風向板291は、閉鎖状態で、吹出し風路290をほぼ隠蔽して室内機2の底面に連続する大きな曲面を有するように構成されている。これらの上下風向板291は、両端部に設けた回動軸を支点にして、リモコン5からの指示に応じて、駆動モータにより空気調和機1の運転時に所要の角度回動して空気吹出し口29を開き、その状態に保持される。空気調和機1の運転停止時には、これらの上下風向板291は空気吹出し口29を閉じるように制御される。
左右風向板295は、下端部に設けた回動軸を支点にして駆動モータにより回動され、リモコン5からの指示に応じて回動されてその状態に保持される。これによって、吹出し空気が左右の所望の方向に吹出される。なお、リモコン5から指示することにより、空気調和機1の運転中に上下風向板291,左右風向板295を周期的に揺動させ、室内の広範囲に周期的に吹出し空気を送ることもできる。
可動パネル251は、下部に設けた回動軸を支点として駆動モータにより回動され、空気調和機1の運転時に前側空気吸込み部230′を開くように構成されている。これによって、室内空気は、運転時に上側空気吸込み部230からだけでなく、前側空気吸込み部230′からも室内機2内に吸引される。空気調和機1の停止時には、前側空気吸込み部230′を閉じるように制御される。
空気調和機1を運転するときには、電源に接続してリモコン5を操作し、所望の冷房,除湿,暖房等の運転を行う。冷房等の運転の場合、送風ファン311の前方の部分の室内熱交換器33に室内空気を通すため、図2の如く、前面パネル25の一部を構成する可動パネル251を回動させて開く。上側空気吸込み部230及び開いた可動パネル251の奥の前面パネル25の前側空気吸込み部230′を通して室内熱交換器33に室内空気を流通させる。
室内機2は、内部の電装品ボックスに制御基板を備え、この制御基板にマイコンが設けられる。このマイコンは、室内温度センサー,室内湿度センサー等の各種のセンサーからの信号を受けると共に、リモコン5からの操作信号を受光部396で受ける。このマイコンは、これらの信号に基づいて、室内送風ファン311,可動パネル駆動モータ,上下風向板駆動モータ,左右風向板駆動モータ等を制御すると共に、室外機6との通信を司り、室内機2を統括して制御する。
また、特に説明しないが、それぞれの運転モードの切り換えは、リモコン5の操作部で行うか、室内機2の操作部で行う。また、図示しない制御装置からの指令により、周囲の環境条件や空気調和機1の運転経過などに応じて自動的に運転モードの切り換えを行うこともできる。
運転停止状態で、マイコンは、リモコン5からの運転操作信号または自動運転が設定されていれば各種センサーからの情報に基づいて、冷房,暖房,除湿等の運転モードを決定する。この決定に基づいて可動パネル251及び上下風向板291を動作させて、気流の通路を開放状態にする。つまり、マイコンは、駆動モータを動作させ、上下風向板291,左右風向板295をリモコン5からの指示に対応した吹出し角度まで回動する。また、マイコンは、上下風向板291の動作に連動して、可動パネル251を開く可動パネル駆動モータを動作させる。
次に、マイコンは、室内送風ファン311を回転させ、上側空気吸込み部230及び前側空気吸込み部230′から室内空気を吸込む。吸込んだ室内空気を室内熱交換器33で温風または冷風にし、あるいは熱交換しないで上下風向板291、左右風向板295に沿って空気吹出し口29から吹出させるように制御する。一方、運転を停止する際は、室内送風ファン311を停止した後に、可動パネル251の駆動モータ及び上下風向板291の駆動モータを逆回転させる。このようにして、開の状態から閉の状態に戻すように制御する。
フィルター231,231′は、吸い込まれた室内空気中に含まれる塵埃を取り除くためのものであり、室内熱交換器33の吸込側を覆うように配置されている。送風ファン
311は横長の横流ファンで構成され、室内空気を空気吸込み口27から吸い込んで空気吹出し口29から吹出すように室内機2内の中央に配置されている。室内熱交換器33は、送風ファン311の吸込側に配置され、略逆V字状に形成されている。
露受皿35は、室内熱交換器33の前後両側の下端部下方に配置され、冷房運転時や除湿運転時に室内熱交換器33に発生する凝縮水を受けるために設けられている。受けて集められた凝縮水はドレン配管37を通して室外に排出される。
これらによって、空調される室内空気を流す主風路が形成される。即ち、送風ファン
311を運転することで、室内空気は空気吸込み口27から吸い込まれ、フィルター231,231′を介し、室内熱交換器33にて熱交換された後、空気吹出し口29から室内に吹出される。
次に、静電霧化装置について図3〜図12を用いて説明する。図3は静電霧化装置の構成を示す模式図である。図4は室内機の前面パネルを取外した斜視図である。図5は霧化ユニットの吹出し風路への取付部斜視図である。図6は吹出し風路を除外した霧化ユニット部の斜視図である。図7は放電部でイオン流を分離する説明図である。図8は静電霧化装置の放電電流特性図である。図9は付着臭の除去効果を示すグラフである。図10は安全環の取付けを示す斜視図である。図11は安全環の斜視図である。図12は室内機の化粧枠を取外し、左方向から見た斜視図である。
静電霧化装置42は、高電圧発生装置450と、高電圧発生装置450の高電圧端子
451から伸びる導電体429と、吸水時に導電体429と霧化接続部424で電気的に接触する霧化電極422及びイオン電極428と、霧化電極422に供給する水の水源部440などで構成される。
この高電圧発生装置450で発生させた−3kV〜−6kVの高電圧を霧化電極422及びイオン電極428に印加し、霧化電極422に水源部440から水分を供給することで霧化電極422先端から帯電した微細粒の水を放出させ、また、イオン電極428からイオンを放出させる。
実施例では空気調和機1の室内機2の吹出し風路側壁290cから吹出し風路290に突出させて、上記の帯電した微細粒の水及びイオンの双方を放出する放出部430を設けてある。
放出部430は霧化ハウジング431内に形成され、仕切部材432aで霧化室432とイオン化室427に分けられ、霧化室432には霧化部422aと棒状の導水部422bから成る霧化電極422が収納され、イオン化室427には針状部428aとベース部
428bから成るイオン電極428が収納されている。
霧化室432部分の霧化ハウジング431には側部開口432c,後部開口432dが設けられている。また、イオン化室427の部分の霧化ハウジング431には、イオン開口427aが設けられている。
イオン電極428は先端を針状に形成された金属,炭素繊維,導電性セラミックや導電性樹脂等導電性を有する針状部428aを有している。好ましくは炭素繊維を使用し、先端形状を極細にするのが良い。先端形状を針状(極細)にすることにより、電極に電圧を印加したときに、先端部に強い電界が形成され、低い印加電圧でコロナ放電を起こすことができる。
霧化電極422は先端に丸みを帯びた円錐状の霧化部422aと棒状の導水部422bを形成した多孔質体であり、例えば、ポリエステル樹脂繊維等を含有させて形成する。このように、多孔質体とすることで、水源部440からの水を吸収し、霧化部422aまで毛管現象によって無動力で水を運搬でき、また、数多くの導水経路が得られるので実質的に導水経路の詰りを懸念する必要がなくなる。
導水部422bとベース部428bは霧化ハウジング431に支持され、且つ、霧化接続部424で導電体429と電気的に接触している。従って、霧化接続部424に電圧を印加することで、霧化部422aに到達した水に静電気を与え、静電気の反発力で帯電した水を霧化部422aの先端から空気中に放出させ、所謂、静電霧化を起こさせる。
このとき、吹出し風路290の側壁から(機能的には水源部440から)突出させた霧化部422a迄の導水部422bを細い棒状の導水部422bで接続しているので、その吸水体積を小さくできる。吸水体積が小さくなるので、ここに保持する水の量も少なくでき、霧化部422aまで速く水を伝達することができる。従って運転初期段階で、運転開始から実際に微細粒の水を放出するまでの時間を短縮できる。このため、静電霧化機能の使い勝手を良くすることができる。
実施例では、ペルチェ素子を利用して室内の空気から水分を凝縮させる方式の水源部
440を構成しており、ペルチェ素子441の低温部442に室内空気の水分を凝縮させる冷却板425を、高温部444に外気で冷却される放熱板338を設けてある。
ペルチェ素子441は、直流電流を印加すると、低温部442と高温部444を得ることができる素子である。この性質を利用して、低温部442の温度が、接する空気の露点温度以下になるようにペルチェ素子441に電圧を印加する。このとき低温部442に接するのは室内から導いた空気である。可能であれば室外から導入した空気でも良い。すると、低温部442に接する空気に含まれている水分を結露させることができる。
こうすることによって、外部から水を補給すること無く使用者の手を煩わせずに、自動的に霧化部422aへ水の供給を行うことができる。低温部442から霧化部422aへの水の供給は、結露水を受ける保水部材423から導水部422bにより霧化部422aまで運搬する。
冷却板425の下部は保水部材423で覆われ、冷却板425上に結露した室内空気の水分を受け、保持する。保水部材423の下部には前記の霧化電極422の根元にあたる導水部422bを挿入する孔があり、導水部422bが挿入され、保水部材423に保持された水分が毛管現象で導水部422bを通して霧化部422aに供給されるようになっている。
送風ファン311を駆動し、静電霧化装置42を運転して、高電圧発生装置450からの負の高電圧を霧化電極422及びイオン電極428に印加する。
このとき、イオン電極428から周辺の大気に向けてコロナ放電が起こり、電子が放出され、イオンが発生する。このイオンは吹出し風路290に放出され、吹出し気流に乗って室内に吹出し、室内空気の質を向上させるなどの効果を発現する。
前記の静電霧化装置42の運転に連動して、水源部440のペルチェ素子441への通電が行われ、ペルチェ素子441の低温部442が冷却され、絶縁シート443を挟んで、冷却板425が冷たくなり、その温度が周辺の室内空気の露点温度より下がると、周辺の室内空気の水分が冷却板425の上に結露してくる。
この結露を冷却板425の下部の保水部材423で受け、導水部422bを介して、霧化部422aまで毛管現象で運搬する。水が霧化部422aまで到達すると霧化接続部
424に印加されている高電圧により、静電霧化が始まり、帯電した微細粒の水が吹出し風路290に放出され、吹出し気流に乗って室内に吹出される。
実施例では、イオン電極428と霧化電極422の吹出し風路側壁290cからの突出長さを変え、霧化部422aと針状部428aの先端位置を敢えて異ならせてある。即ち、風路側壁からの突出寸法を異ならせており、イオン電極428の突出寸法を長く、霧化電極422の突出寸法を短くしている。つまり、霧化部422aの先端位置と、針状部
428aの先端位置とが、吹出し気流の中の異なる流路に分けて置かれることになる。
このため、各々の電極から放出された帯電した微細粒の水またはイオンは、この異なる流路に分かれた吹出し気流に乗って移動する。これらの粒子は同極性に帯電しているので、互いに他の電極あるいは他の流れに近づかないように流され、他の電極からの帯電した微細粒の水またはイオンの放出を妨げることを低減できる。
なお、それら粒子が同極性であるのは、導電体429に接続された霧化接続部424周辺の構成によるものであり、霧化電極422もイオン電極428も霧化接続部424の電位が印加されるからである。実際には、電極までの抵抗等が異なるであろうから、同電位であるとは限らない。
一般に、帯電微粒子の電極からの放出は、付近に同極性の帯電微粒子が存在すると抑制されて放出され難くなるが、このように電極同士を離し、仮想的な流路を分けて構成することで、帯電した微細粒の水と此れと同極性のイオンの双方をスムーズに放出することができる。
また、突出寸法の長い方の電極先端の電界の方が強くなり、イオンや帯電した微細粒の水の放出が起きやすくなる。一旦これらのイオンや帯電した微細粒の水の放出が始まると、電極周辺の空気中に放出したのとは反対極性のイオンが寄っていくことになる。従って、霧化電極422の周辺にも放出しようとしている微細粒の水とは反対極性のイオンが漂っていることになる。これに誘引されて突出寸法の短い方の電極からもイオンや帯電した微細粒の水の放出が始まる。
このときの印加電圧を調べてみると、二つの電極を同じ長さで並べたときよりも低い印加電圧でイオンや帯電した微細粒の水の放出が開始されることが分かった。従って、高電圧回路の出力電圧を低く抑えることができ、消費電力を抑えることができる。
また上記のように、針状部428aより霧化部422aの突出寸法を短くした場合は、上述した棒状にすることと相俟って導水部422bの体積をより小さくでき、速く或いは水源部440からの水の供給が少なくても、霧化部422aまで水を供給することができる。従って、霧化部422aが乾燥状態であっても、運転開始から実際に微細粒の水を放出するまでの時間を短縮でき、静電霧化機能の使い勝手を良くすることができる。また、微細粒の水が放出されるまでの間も、針状部428aからイオンの放出が行われるので、室内空気の質の向上を図ることができる。
霧化部422aと針状部428aの先端位置との間には、これらを仕切る仕切部材432aを配設する。この仕切部材432aによって、風路側壁からの突出寸法が大きい側の電極と突出寸法が小さい側の電極との間が区切られるので、各々の電極から放出されたイオンまたは帯電した微細粒の水は、夫々異なる流路の吹出し気流に乗って移動する。つまり、仕切部材432aによって、流れが他方の電極に近づくことがないので、他の電極からの放出を妨げることが更に少なくでき、帯電した微細粒の水とこれと同極性のイオンの双方の放出を阻害することなく放出できる。
この場合、仕切部材432aは両電極間を完全に遮断するものである必要は無く、突出寸法が異なっている両電極の先端位置を、より明確に吹出し気流の中の異なる流路に区切るものであれば良い。また、仕切部材432aは、霧化部422aと針状部428aとに直角に設けられているが、傾けてあったとしても流れに沿っており、イオン電極428側の流れと霧化電極422側の流れを仕切っていれば必ずしも直角である必要はない。図7の場合、仕切部材432aが右に傾いており、イオン電極428側の流れを霧化電極422側の流れに合流させてしまうようだと最早仕切部材とは呼べないが、左に傾いている分には特に仕切部材432aとしての機能を失うわけではない。
また、イオン電極428を霧化電極422より、吹出し気流の上流に配置している。これにより、霧化ハウジング431の吹出し気流の上流側外壁を霧化電極422の乾燥を防ぐ遮風壁437とすることができ、放出部430の構造が単純化される。なお、損傷しやすい針状部428aは霧化ハウジング431で外力から保護される。
この場合、図7に二点鎖線で示す如く、仕切部材432aを図中左方に伸ばして、霧化電極422とイオン電極428とを区画する隔壁432bとするのも良い。隔壁432bは、霧化部422aの先端位置と、針状部428aの先端位置との間に設けられている。
これにより、霧化部422aを通る気流の量を、針状部428aを通る気流の量に影響されずに設定できる。この設定は、側部開口432c,後部開口432dの位置・大きさを変更すること等により行うことができる。霧化電極422となる導水部422b,霧化部422aが、霧化部422aを通る気流で乾燥しないように気流の量を押え、放出される帯電した微細粒の水で放出部430周辺が濡れないようにすることができる。また、仕切部材432aと相俟って、各電極から放出されたイオンまたは帯電した微細粒の水が、互いに、他の電極の近傍に近づくことがなくなる。つまり、他の電極からの放出に影響を及ぼすことが殆ど無く、各電極から、帯電した微細粒の水と此れと同極性のイオンとの双方を確実に放出することができる。
なお、霧化部422aを、針状部428aよりも風下に配置する。更には、隔壁432bの風下に配置する。
導水部422bを吹出し風路290に置いた場合、暖房運転時の高温の吹出し気流に曝されて、内部に蓄えられた水が蒸発,乾燥し、帯電した微細粒の水を放出できなくなることがあるが、これを防ぐため、上流側に、導水部422bの乾燥を防ぐことができる隔壁432bや遮風壁437を設けて、導水部422bの周囲を囲って導水部422bに当たる吹出し気流を適度な量に抑える。他方、針状部428aは、霧化部422aより吹出し気流の風上に曝して、放出されたイオンを速やかに室内に拡散させる。
帯電した微細粒の水及びイオンの放出に伴う高電圧電流値の変化は図8に示すようになる。
−2.5kV 位から放電が始まり、安定して放電する領域を経て、高電圧電流値が急増する経過を辿る。電荷によりラジカルが生じるなどして脱臭作用を示す帯電した微細粒の水を、霧化部422aから静電霧化により生成し、針状部428aから室内の空気の質を向上させる効果を期待できるマイナスイオンを放出させて室内に浮遊させることができる。
また、一般に、電極に高電圧を印加してイオンを放出させると、同時にオゾンが発生することがある。図8において高電圧電流値が急増する領域はオゾンの発生が多く、避けなければならない領域である。また、印加する電圧(の絶対値)が高いほどオゾンの発生が多く、これを抑制するためには印加する電圧をできるだけ下げることが必要になる。
電極の形状を針状にするとイオンの放出開始電圧を下げることができるので、針状の電極としたときに発生するオゾンの濃度を0.05PPM 以下に抑制できれば、法律の規制値を満たすことができる。従って、実験(図8)から、帯電した微細粒の水とイオンとの双方を安定的に、同時に発生させることができるよう霧化接続部424への印加電圧を−3kV以上とし、オゾンの発生量を規制値以下に抑制するよう−6kV以下とする(つまり、−3kV〜−6kV)。
印加電圧を−3kVからとすることで水やイオンの放出を余裕をもって開始できると共に、電流値が急増する領域を避けることができる。また、−6kV以下とすることでオゾンの発生量を規制値以下に抑制できると共に、電流値が急増する領域を避けることができる。
実施例での帯電した微細粒の水による脱臭効果を図9に示す。
試験片とする乾燥したガーゼ(300mm×250mm)一枚を1m3 ボックスに入れ、タバコ10本を燃焼させ、一時間放置する。
試験片を6畳の和室に干し、静電霧化装置を運転する。又は、静電霧化装置を運転しない。
1時間ごとに、試験片を無臭のにおい袋に入れ、臭気を測定する(測定器:双葉製作所製 においセンサー OMU−sn)。
図9に示すように、明らかに脱臭効果が認められ、官能比較でも明らかに確認できる差があった。
438は霧化ハウジング431の吹出し風路側壁290c貫通部に、霧化ハウジング
431の外壁に接するように取付けられた導電性の安全環であり、熱交換器33に接地されている。
一般に、空気調和機1の室内吹出し口では、冷房運転時、吹出し風路290内の部品は熱交換器で冷却された吹出し空気によって、低温になっている。このとき、予期しない条件で逆流が起こると、冷却されていない室内の空気が吹出し口から逆流し、吹出し風路
290内の部品に接触する。冷却されていない室内の空気は露点温度が高いので、吹出し風路290内の低温になっている部品に触れると、そこに結露を生ずる。
高電圧が印加されている静電霧化装置42に、万が一このようなことが起こると、使用者が吹出し風路290の静電霧化装置42に触れたときに、電撃を受ける虞がある。これを避ける為、吹出し風路290に設置した静電霧化装置42の人が触れる虞のある外壁に結露が生じても、その結露を伝わって、導電部となる何れかの部分、例えば安全環438に続く接地回路が形成されるようにしておく。そうすれば、霧化ハウジング431の外壁が接地の電位になるので、万が一この部に触れても電撃を感ずることがなく、使用者に無用の不安を与えることがない。
なお、人が触れても流れる電流が人体に危険のない電流以下に制御されていたとしても、冬から春の乾燥時期に静電気の溜ったドアノブに触れた時のような軽い電撃を受けることは避けられない。人体に危険のない電撃とは言え、このような現象は空気調和機1のように一般家庭用に使用される機器においては、使用者に無用の不安を与えるので好ましいことではない。
ペルチェ素子441は、直流電圧を印加すると、低温部442と高温部444とに分かれる。低温部442は高音部444での放熱量が大きくならなければ冷え難いという性質があり、逆に、高温部444での放熱量が大きければ低温部442は冷え易いという性質がある。従って、高温部444での放熱量が大きければ、低温部442で更に低温を得ることができる。
この性質を利用するため、ペルチェ素子441を冷却する放熱板338を外気導入機構32の外気吸込み風路328bに面して配設している。つまり、ペルチェ素子441の高温側の放熱を、室外空気で強制通風するのである。可能であれば、室内空気でこれを行うように構成しても良い。
これにより、ペルチェ素子441の高温側の冷却に、温度範囲の予測ができる室内又は室外の空気を使用し、放熱板338が導入外気で強制的に冷却され、ペルチェ素子441の高温側の放熱が確実に行われる。温度範囲の予測ができるのは、室内温度センサー,外気温センサーの値を用いるからである。ペルチェ素子441の低温側を十分冷却し、冷却板425を確実に周辺の室内空気の露点温度以下に制御することができる。
この結果、ペルチェ素子441の低温側の結露が支障なく進行し、霧化部422aへの水の供給がスムーズに行われる。つまり、ペルチェ素子441への印加電圧と、高温部
444での放熱量を制御することにより、適切な量の結露水を得ることができ、メンテナンスフリーで静電霧化機能のための水を得ることができる。
また、ペルチェ素子441,換気装置,保水部材423は互いに近くに設けるのが良い。これにより、ペルチェ素子441の高温部444の放熱を換気装置で簡易に行うことができ、低温部442で得られた水を保水部材423で簡易に保持することができる。以上によって、得られた適量の水を霧化部422aに簡易に導くことができる。
また、実施例では、図4に示すように室内機2の空気吸込み側で、空気吹出し部に配置した静電霧化装置42の放出部430と、送風ファン311の軸方向の中心線を挟んで反対側の位置に吸込みイオン電極412を設ける。つまり、空気吸込み部230′に配置した吸込みイオン電極412と、空気吹出し部に配置した静電霧化装置42の放出部430とを、送風ファン311の軸方向で互いに反対側(一端側と他端側と)に配置する。
吸込みイオン電極412からイオンを吹出すと、前述のように、塵埃は効果的に捕集される。しかし、全ての塵埃が捕集される訳ではない。フィルター231,231′に捕集されなかったイオン付きの塵埃は、熱交換器33を通過するうちに大半が熱交換器33に接触して其の電荷を失ってしまうが、一部のイオン付きの塵埃は、熱交換器33も通過し、吹出し風路290に到達する。
横流ファン311は、軸方向にほぼ一様な速度で吹出す特性を有し、軸方向の風の乱れが少ないため、気流の吸込みと吹出しは横流ファンの軸方向に亘ってほぼ一定である。これは、空気吸込み部230′の吸込みイオン電極412から放出されたイオンについても、同様である。
つまり、吸込みイオン電極412から放出され、吹出し風路290に到達したイオンは、静電霧化装置42の放出部430とは離れた位置、送風ファン311の反対側の端部近傍に吹出すことになり、静電霧化装置42の放出部430からの帯電した微細粒の水やイオンの放出を妨げることが殆どない。
更に、吸込みイオン電極412と、吹出しイオン電極428および霧化電極422とを同極にして、吸込みイオン電極412と静電霧化装置42へ同時に高電圧を印加する。実施例では図3に示すように霧化接続部424,吸い込みイオン電極412には、導電体
429の同電位が印加される。
放出するイオンとしては、プラスイオン,マイナスイオンの双方のイオンを放出することが可能であるが、一般家庭用には室内の空気の質を向上させる効果を期待できるマイナスイオンを放出する機能が望ましい。
これにより、吹出し気流中に設けた静電霧化装置42の放出部430、つまり、霧化部422aからは、帯電した微細粒の水が、針状部428aからは、霧化部422aから放出される帯電した微細粒の水と同極性のイオンが放出される。このイオンは霧化部422aから放出される帯電した微細粒の水と同様に空気調和機1の吹出し気流に乗って室内に運搬され、反対極性に帯電した塵埃などの微粒子と遭遇し結合する。そして極性を中和し、室内の反対極性の微粒子を減少させる。このようにして室内の空気の質を向上させる。また、霧化部422aから放出される帯電した微細粒の水も吹出しイオン電極428から放出されるイオンと同様の挙動を示すが、更に、その電荷によりラジカルが生じるなどして脱臭作用を奏する。
このとき、吹出しイオン電極428から放出されるイオンが室内の反対極性の微粒子を減少させる分、霧化部422aから放出される帯電した微細粒の水が反対極性の微粒子と遭遇する機会が減少する。従って、霧化部422aから放出される帯電した微細粒の水が広く室内に行き渡り、室内の広い範囲で脱臭効果を発揮する。また、空気調和機1の吸込み気流にイオンが供給され、吸込み気流中の塵埃を凝集し、吸込み風路に設けられているフィルター231,231′で捕集され易くなる。このようにして塵埃は効果的に捕集される。
吹出し気流に放出される霧化部422aからの帯電した微細粒の水および針状部428aからのイオンは、吸込みイオン電極412からのイオンと同極性である。つまり、吸込みイオン電極412からのイオンと反発するので、それら微細粒の水および(針状部428aからの)イオンは、空気調和機1から吹出して直ぐに空気吸込み部230,230′に吸込まれることが抑制される(ショートサーキットが抑制される)。従って、霧化部422aからの帯電した微細粒の水および針状部428aからのイオンは、室内に広く運搬され、広範囲で脱臭作用等を発揮する。
次に、フィルター231′について図13から図15を参照しながら説明する。図13はフィルターの樹脂繊維網にスパッタリング加工を施した状態を表す図である。図14はフィルターの樹脂繊維網にスパッタリング加工を施し、更にカレンダーロール加工を施した状態の説明図である。図15はスパッタリング加工を施したフィルターの樹脂繊維網の抗菌試験結果である。
フィルター231′に埃が多く付着すると空気の流れの抵抗となり熱交換器33の熱交換性能が低下するため冷凍サイクルの能力が低下してしまう。また、横流ファンを使用した空気調和機1では横流ファンの軸方向の両端吹出し部からの逆流が起き易くなり、騒音が大きくなる。このため、定期的にフィルター231′を清掃する必要がある。
従来の一般的なフィルターの網は、PP,PET,ABS等樹脂が露出した表面を有している。このフィルターを構成する網の成型方法は、溶解した樹脂をノズルから射出し、冷却硬化する手法である。このため、樹脂が露出した網表面は、平滑に見えても細孔が沢山存在する。これらの細孔に空気中を浮遊する粉塵やタバコの煙等が付着し、細孔に入り込むため、フィルターを定期的に洗浄しても細孔に入ってしまった粉塵等の汚れは容易に落とすことができない。
このため、弱い力で簡単にフィルター231′を掃いて、フィルター231′に付いた汚れを剥離させ、容易に汚れを落とすことができるフィルター231′が求められる。
樹脂繊維網231a′は、縦繊維231b′と横繊維231c′とで構成され、その表面にステンレスなどの金属皮膜231d′を形成している。金属皮膜231d′は、真空中でイオン化したアルゴンガスなどの不活性ガスをステンレスに衝突させ、はじき飛ばされた金属粒子を樹脂繊維網231a′に成膜させるスパッタリング加工により、樹脂繊維網231a′表面に形成されている。これにより樹脂繊維網231a′表面の細孔を埋め、表面をナノサイズで平滑化することで、埃、汚れが剥離しやすく、汚れの浸透を防ぐことができる。本実施形態では、樹脂の線材にステンレスをスパッタリングしているので、安価な構成で、フィルターに捕集された塵埃を容易に除去できる。
ここで、スパッタリング加工を施す面は、室内空気の吸気気流に対し上流側への加工のみとして、低コスト化を図っている。なお、室内空気の吸気気流に対し、上流,下流の両面となる樹脂繊維網231a′表面全体に施すことで、より埃の剥離性向上,汚れの浸透性を抑えることができる。
更に、図14のように、樹脂繊維網231a′に熱を掛けながらローラで潰すカレンダーロール加工を施すことにより、縦繊維231b′と横繊維231c′の交差部分に平面部を形成してもよい。このようにすれば、樹脂繊維網231a′を更に平滑にすることができ、埃を剥離させやすくできる。
なお、スパッタリング加工及びカレンダーロール加工は、樹脂繊維網231a′の一般的な構造であるハニカム織り、平織りの何れに施してもよい。
ここで、樹脂繊維網231a′の構造が立体的に織ったハニカム構造である場合には、埃が樹脂繊維にぶつかりやすく埃の捕集効率が高いが、平滑ではないため清掃用刷毛
267′で汚れを拭き取る際に凹凸部分の凹部分に埃が残る可能性がある。そこで、フィルター231′の構造を平織り構造にすることで、フィルター231′の表面をより平滑にすることができ、清掃しやすくなる。
また、フィルター枠232′に対する樹脂繊維網231a′の取付面は、室内空気の吸気流に対して上流側,下流側のどちら側に取付けてもよい。但し、フィルター枠232′を室内空気の吸気気流の下流側に配置することにより、埃が付着する面にフィルター枠
232′による凹凸が無くなり掃除がしやすくなるというメリットがある。
図15は、JISZ2801の規定に基づきステンレス材をスパッタリング加工した樹脂繊維網231a′とスパッタリング加工なしの樹脂繊維網の抗菌性能評価の結果である。
この評価結果によれば、黄色ブドウ球菌及び大腸菌の抗菌活性値である基準値2.0 以上を満たし、記菌の繁殖を抑制する効果が得られることが分かった。これにより、樹脂繊維網231a′の表面にステンレス材の金属皮膜231d′をスパッタリング加工で形成することで抗菌効果を得ることができ、近年の安全志向に対する抗菌ニーズに対応し快適で衛生的な生活環境を実現する空気調和機1を提供することができる。
また、樹脂網にステンレスをスパッタリング加工を施す。これにより、塵埃が付着するフィルター231,231′の面が、ステンレスのスパッタリング面で覆われるので、付着した塵埃は樹脂繊維網231a′の母材には接触できない。つまり、塵埃が樹脂繊維網231a′母材の細孔に入り込むことがなく、付着面から剥離し易い状態に保持され、付着した塵埃が簡単に剥離するようになる。つまり、汚れが落ちやすく、フィルター231,231′の掃除が簡単になる。また、塵埃が付き難いので、通風抵抗が増加し難くなる。従って、熱交換器での熱交換性能の悪化や、横流ファン吹出し口での逆流の発生が抑えられる。
次に、実施例の如く、上述のステンレスをスパッタリング加工を施したフィルター
231′の前面に前述の吸込みイオン電極412を設けた場合に関して図4,図12,図16,図17を用いて説明する。図16は図1の室内機のイオンの流れを模式的に示した説明図、図17は図1の室内機のフィルターの帯電量残存率を示すグラフである。
吸込みイオン電極412は、網目状のカバーに覆われた針状部412aを備え、フィルター231′の上流側に設置されている。なお、吸込みイオン電極412とは反対側に静電霧化装置42を備えている。これらは互いに送風ファン311の反対側に配置されている。
不導体である樹脂製のフィルター231,231′に導体であるステンレスをスパッタリングすると、スパッタリング部の極限られた表層の数μmだけが導体となり、全体で見ると、半導体的な導通性を有するようになる。この状態でフィルター231,231′上流に隣接したイオン発生装置(412)を作動させると、イオン発生装置で発生したイオンの大半が気流に乗って図16のように吸込みイオン電極412に近いフィルター231′のステンレススパッタリング面にシャワーのように降り注ぎ、スパッタリング面に到達して、ここに電荷を与える。上述のようにステンレスのスパッタリング面は半導体様の導通性を有するため、与えられた電荷は、全面に移動し、周辺から接地部に向けて放散してゆく。このため、フィルター231′のステンレスのスパッタリング面全体はイオン発生装置から発生するイオンとほぼ同電位に保たれる。従って、気流に乗って運ばれてくる室内の塵埃で、吸込みイオン電極と反対極性(逆極性)に帯電している塵埃を吸着できる。このように、イオン発生装置の下流に置かれたフィルター231′は、静電フィルターと同様の働きをする。
なお、本実施形態では、吸込みイオン電極412としてマイナスイオンを発生するものを採用したが、プラスイオンを発生するものを使用しても良い。つまり、吸込みイオン電極412を陽極としても良い。これには、吸込みイオン電極412を静電霧化装置42と逆極性の高電圧を印加する。図示していないが、図3の導電体429から分岐した部分に電圧を反転させる回路等を設ければ良い。一般に、正イオン(プラスイオン)の放出時には、負イオン(マイナスイオン)の放出時に比べてオゾンの発生量が少ないことが知られている。吸込みイオン電極412に正の高電圧を印加すると、正のイオンが放出されるが、この場合はオゾンの発生量が少なくなる。
放出部430を空気吹出し口29に設けた静電霧化装置42を負の高電圧で駆動し、フィルター231′の吸込み側に設けたイオン発生装置(412)を正の高電圧で駆動する場合、吹出し気流に放出される霧化部422aからの帯電した微細粒の水および針状部
428aからのイオンと、イオン発生装置(412)からのイオンとは異極性である。すると互いに吸引し合ってイオン等の粒子が遠くまで広がらない心配がある。
しかし、フィルター231′の吸込み側に備えるイオン発生装置(412)から放出され、フィルター231,231′、熱交換器33に捕捉されずに吹出し風路290に到達したイオンは、静電霧化装置42の放出部430から最も離れた部分に吹出すことになる。静電霧化装置42から放出される帯電した微細粒の水やイオンに付着するのはほんの一部に過ぎず、これらの帯電した微細粒の水やイオンを消費することは殆どない。また、両装置の電極は空間的にも離れて設置されている(送風ファン311の反対側)ので、双方の電極から放出される粒子が他方の電極に吸引される力は弱く、吸引されにくい。このため、電極から放出されて直ぐに他方の電極に向かう粒子は少なく、大半の粒子はそれぞれの気流に乗って空気調和機1から吹出し、または空気調和機1に吸込まれる。換言すれば、それだけ風量が多いともいえる。
従って、さほど集塵,脱臭等の効果を減殺することなく、各装置を機能させることができる。
また、フィルター231′の吸込み側に設けたイオン発生装置(412)をフィルター231′の端部に配置し、装置の大部分を吸込み気流の通路の外に置くと、吸込み気流の抵抗にならず、気流の乱れが少ないので騒音増加を防止できる。
更にまた、吸込みイオン電極412を霧化装置の放出部430と対角に配置、または、吸込みイオン電極412と放出部430とを送風ファンの軸方向の略同一位置からずらして、つまり双方が軸線上に乗らないように配置すると、自動清掃機構の除塵ブラシ270,270′の位置と吸込みイオン電極412の位置が干渉せずに配置できる。
清掃手段をフィルター231′に摺動接触させて、付着した塵埃を掃き取るときには、摺動接触の動作に先立って空気調和機1の運転を停止し、高電圧発生装置450からの通電をオフ、つまりイオン発生装置(412)を停止する。イオン発生装置を停止するとフィルター231′のスパッタリング面の電位は速やかに減少し、数秒でほぼ消滅する。
この減衰の状態を調べると、図17の如くとなり、フィルター231′にステンレスのスパッタリングを施さなかったときには、長時間を要していた低減時間が、フィルター
231′にステンレスのスパッタリングを施したときには短時間となり、おおよそ10分の1の時間で速やかに減衰することが判った。ステンレスをスパッタリングしていないフィルターの場合は、フィルターが不導体であるので、フィルターに付着した電荷は移動しないでその場に留まり、電位の低下がなかなか進まない。
これに対して、ステンレスをスパッタリングしたフィルター231′では、ステンレスのスパッタリング面が半導電性を有するため、付着した電荷が、フィルター231′の全面に速やかに移動し、図14の構成のフィルター231′の場合にはステンレススパッタリング面の約10μm位の薄い層のエッジ部に集まる。このエッジ部はフィルター231′の網目の開口内周となる部分であり、その長さはフィルター231′全体で数百メートルになるので、この長くて薄いシャープなエッジから自然放電することで、電荷が速やかに失われ、電位が低下するためと考えられる。
このように、電位が消滅した状態になると、付着していた塵埃は最早フィルター231′からの吸着力を受けないため拘束が解かれ、フィルター231′から剥離し易くなるので、清掃手段で容易に掃き取ることができる。このように、塵埃の捕捉時はステンレスのスパッタリング面の帯電面で捕捉し、刷毛による清掃時は自然放電で帯電を速やかに消滅させ、付着塵埃を拘束しない。
上記の空気調和機1は、塵埃の捕捉性が良好である上に、塵埃の剥離性も良い。従って、フィルター231′を簡単に清掃することができる。また、汚れによって増加されたフィルター231′の通風抵抗を、容易く低減して、初期の状態等に回復できる。
横流ファンはその特性上、通風抵抗の少ない状態で運転すると、軸方向にほぼ一様な、乱れの少ない気流を生じ、遠方まで気流を到達させることができる。他方、特に吸込み側の通風抵抗が大きい状態で運転すると、軸方向の終端周辺の吹出し風路290で逆流が起きやすくなる。このような逆流が起きると、気流が乱れて、気流の軸方向の一様性が損なわれ、気流が遠方まで到達し難くなる。
しかし、上述のようにフィルター231′の通風抵抗を容易く低減できるので、横流ファンを通風抵抗の少ない状態で運転することができる。これにより、逆流を防止し、軸方向にほぼ一様な乱れの少ない気流を得て、帯電した微細粒の水を横流ファンの略一様な流れに乗せて、室内の広い範囲に到達させることができる。
特に、フィルター231,231′の自動清掃機構を採用すると、フィルター231,231′を自動で定期的に清掃し、フィルター231,231′の汚れの少ないうちにフィルター231,231′の清掃をすることができる。従って、ユーザーはフィルター
231,231′の清掃を意識すること無しに、横流ファンを、通風抵抗の少ない状態で運転でき、室内を快適な環境に維持することができる。
なお、この吸込みイオン電極412の設置位置はフィルター231′の端部に臨む位置にし、針状部412aを吸込み気流に向けているのが良い。これは、この吸込みイオン電極412から放出されたイオンは、フィルター231′にシャワーのように降り注ぎ、降り注いだイオンの電荷はステンレスのスパッタリング面を伝わってフィルター231′全体に拡がるため、フィルター231′全体の形状にとらわれずに、フィルター231′のある程度の広がりを持った一部が発生イオンの吸収部になっていれば良いためである。
このように、室内機2の吸込み気流の通路の外であるフィルター231′の端部に吸込みイオン電極412を設置し、吸込み気流に向かってイオンを放出する。これにより、放出されたイオンは気流に乗ってフィルター231′のステンレスのスパッタリング面の一点に集中せずに、ある程度の広がりを持って到達する。従って、一点に集中した場合のように、ステンレスのスパッタリング層の導体断面積がネックになって電荷の拡散が阻害されることもなく、フィルター231′全面に速やかに拡散し、静電フィルターの機能を発揮するようになる。また、吸込み気流の抵抗にならず、気流が乱れないので騒音が増加することもない。
次に、実施例が備えているフィルターの自動清掃装置240について、図4,図12,図22,図18〜図20を参照しながら説明をする。図18は図1の室内機の清掃装置の斜視図である。図19は図1の室内機の清掃装置の全体動作を示す説明図である。図20は図1の室内機に用いる除塵ブラシを示す図である。図22はペルチェ素子放熱部の分解斜視図である。
室内熱交換器33の上流に上側吸込み部230及び前側吸込み部230′が形成されている。上側吸込み部230は略水平に配置され、前側吸込み部230′は略垂直に配置され、これらは室内機2の直交する二面を構成している。上側吸込み部230及び前側吸込み部230′に平面状のフィルター231,231′を設けている。フィルター231,231′は案内枠234に係着されている。案内枠234は、上側後部と前側下部にレール235,235′を備え、フィルター231,231′の交叉部に推進軸243を備えている。
なお、同一の機能を有する部分が上側フィルター231用と、前側フィルター231′用にある場合は、前側フィルター231′用の部分に上側フィルター231用の部分の符号に「′」をつけて区別する。
以下、フィルター231,231′の清掃装置240の動作を前面のフィルター231′を例にとって説明する。
フィルター231′を清掃するときは推進軸243を回転させ、キャリッジ261を推進軸243の軸方向に移動させ、キャリッジ261に固定した刷毛支持枠262′を介して、刷毛支持枠262′に取付けられた軟毛の掃除用刷毛267′でフィルター231′の全面を掃く。
このとき、刷毛支持枠262′は待機位置である図19のFの位置から図19の左方向に記号D、Cの如くに移動し、フィルター231′上の塵埃を掃除用刷毛267′で掃きとる。
このとき、空気調和機1は運転を停止し、吸込みイオン電極412からのイオンも発生していないので、ステンレスのスパッタリング加工を施したフィルター231′の帯電は速やかに消散し、フィルター231′上の塵埃は掃き取られやすくなっていて、軟毛を使用した掃除用刷毛267′に容易に掃きとられる。
掃除用刷毛267′はフィルター231′を片側から掃くだけでよく、その上、軟毛を使用しているので、フィルター231′を変形させる力が小さく、フィルター231′を裏側から支えなくてもフィルター231′上の塵埃を掃き取ることができる。このため、掃除用刷毛267′でフィルター231′を掃引するときの駆動機構をフィルター231′の片側だけに設ければ良くなるので駆動機構が大幅に簡略化される。
このとき、清掃動作の開始を、予め定めたフィルター清掃動作の条件、例えば、送風ファン311の累計運転時間が前回の清掃実行時から30時間を超え、且つ、直前の運転で送風ファン311の運転が10分以上である等の条件を満たしていれば、清掃動作を開始する。
このように制御することにより、フィルター231′が常に塵埃の少ない状態に保たれるので、フィルター231′の汚れに起因する熱交換器33の性能低下や、横流ファン吹出し部の逆流が防止できる。これにより、静電霧化装置42で発生させた帯電した微細粒の水を横流ファンの整流された気流に乗せて室内の遠方まで運搬し、帯電した微細粒の水の脱臭作用を室内の広範囲で発現させることができる。
除去ブラシ271′は、フィルター231′の側方に設けられ、ブラシホルダー276′に回動可能に軸支され、半円筒状をなしている。ブラシホルダー276′の半円筒面の一側の約半分の部分は傾斜植毛されたブラシ面271a′となっており、他側の約半分の部分は非ブラシ面271b′となっている。ブラシ面271a′の傾斜植毛の方向は、図
20に示すように除去ブラシ271′を回動させてブラシ面271a′を露出させた状態で、フィルター231′の方向を向くように傾斜されている。
フィルター231′上の塵埃を掃きとって図19の記号Bの位置に達した刷毛支持枠
262′は更に左方向に移動し、フィルター231′に摺接して掃除用刷毛267′が掃き集めたフィルター231′上の塵埃をブラシ面271a′に擦り付ける。この際に、掃除用刷毛267′の移動方向とブラシ面271a′の傾斜植毛の方向が逆方向になるので、ブラシ面271a′は掃除用刷毛267′が運んできた塵埃を確実に掻き取り、ブラシ面271a′に保持する。
このように、刷毛支持枠262′は除塵ブラシ270′の除去ブラシ271′に掃除用刷毛267′を摺り付け、掃除用刷毛267′が掃きとった塵埃を除去ブラシ271′に移載する。
塵埃を除去ブラシ271′に移載した刷毛支持枠262′は移動の終端である図19の記号Aの位置で移動方向を反転させ、待機位置である記号Fに向かって戻ってゆく。このとき、刷毛支持枠262′は除塵ブラシ270′の回動レバー271c′を押して除去ブラシ271′を回動させる。
除去ブラシ271′の回動に伴い、除去ブラシ面271a′が塵埃戻り防止ブラシ
273′の塵埃戻り防止ブラシ面273a′に摺接しながらブラシホルダー276′の内部に潜り込む。このとき、塵埃戻り防止ブラシ面273a′は押圧ばね278′で除去ブラシ面271a′に押圧されているので、除去ブラシ面271a′と塵埃戻り防止ブラシ面273a′の摺接状態が常に保たれている。塵埃戻り防止ブラシ273′の塵埃戻り防止ブラシ面273a′には除去ブラシ面271a′と摺接する位置で除去ブラシ面271a′の傾斜植毛の傾斜方向と同じ向きに傾斜植毛が施されている。このため、除去ブラシ面
271a′がブラシホルダー276′の内部に潜り込むときに、除去ブラシ面271a′に保持された塵埃も、塵埃戻り防止ブラシ面273a′の傾斜植毛に妨げられることなくブラシホルダー276′の内部に潜り込む。
刷毛支持枠262′が回動レバー271c′を乗り越えると、ばね力により、回動レバー271c′、除去ブラシ271′は反時計方向に回動し、元の位置に戻り、再び、刷毛支持枠262′の掃除用刷毛267′が塵埃を掃き取ってくるのに備える。
除去ブラシ271′が反時計方向に回動するときに、塵埃戻り防止ブラシ面273a′の傾斜植毛の方向が除去ブラシ271′の回動方向と逆になるので、除去ブラシ271′に保持されていた塵埃は、塵埃戻り防止ブラシ面273aに掻き取られる。
このように、除去ブラシ面271a′に保持されていた塵埃は塵埃戻り防止ブラシ273の塵埃戻り防止ブラシ面273a′に掻き取られブラシホルダー276′の内部に留まり、外部に戻ることはない。
ブラシホルダー276′内に留まった塵埃は、掃除用刷毛267′の往復に伴う、除去ブラシ271′の回動毎に、ブラシホルダー276′の内部に落下する。ブラシホルダー276′は底部が開口していて、この底部開口は除去塵埃ホッパー281のホッパー開口281a′に対向している。
実施例では、除去ブラシ271,271′はフィルター231,231′の各々の側方に設けられている。上側フィルター231及び前側フィルター231′の左方に上側除去ブラシ271及び前側除去ブラシ271′が各々のフィルター面に平行に設けられている。上側除去ブラシ271の下方、前側除去ブラシ271′の後方には、除去塵埃ホッパー281が置かれている。除去塵埃ホッパー281には、上側除去ブラシ271及び前側除去ブラシ271′が回動してブラシホルダー276,276′の内部に潜り込んだときに、その各々に対向するホッパー開口281a,281a′が除去塵埃ホッパー281の上面及び前面に位置して開設されている。
このため、塵埃戻り防止ブラシ面273a,273a′から離れた塵埃は、ホッパー開口281a,281a′を通り、除去塵埃ホッパー281内を落下し、集塵ボックス284の除去塵埃貯留部284aに集塵される。除去塵埃ホッパー281の下部前面には除去塵埃排出口281bが設けられている。除去塵埃排出口281bの中には集塵ボックス284が着脱可能に設置され、通常の使用時には集塵ボックス284で除去塵埃排出口281bが閉じられ、集塵ボックス284内の塵埃が周囲に飛散しないようになっている。
集塵ボックス284内の塵埃を捨てる場合は、集塵ボックス284を外し、内部の塵埃を掻き出す。
次に、外気導入機構32について図21,図22を参照しながら説明する。図21は室内機の外気導入機構部断面図である。
外気導入機構32は、室内機2内の一側部に配置される。具体的には、外気導入機構
32は、送風ファン311用の送風モータ313と反対側部に組み込まれている。
外気導入機構32は、新鮮な室外空気を取込む外気導入機構の吸込み口325を後部に有している。そして、外気導入機構の吸込み口325には外気風路39が接続され、この外気風路39が室内機2と室外機6を接続する接続配管8と一緒に家屋の配管穴を貫通して室外に引き出され、外気風路39の先端が外気に開放され、接続配管8は室外機6に接続される。
外気導入機構32には給気運転と運転停止の状態がある。そして、給気運転では、外気導入機構の吸込み口325から室外空気を吸込み、室内へ吹出す。なお、室内への吹出しについては必ずしも直接室内に吹出す外気吹出し口を設ける必要はなく、循環気流の循環経路の適所に吹出し口を設けても良く、また、明確な吹出し経路を備えなくても、結果的に室内に吹出していれば、給気の目的を達成できる。なお、運転停止の状態では当然であるが風は流れることはない。
外気導入機構32の運転は室内機2の冷暖房運転と併用して運転することもできれば、外気導入機構32単独で運転することもできる。更に、外気導入機構32にタイマーを設けて一定時間運転後、自動的に運転を停止させることも可能である。
即ち、給気運転では室外空気が吸込まれ、外気吸込み風路328bの途中に置かれた外気フィルター327bで粒径10μm以上の塵埃を99.9% に近い高効率で捕集し、清浄な空気として室内に吹出す。このような外気フィルター327bとしては、例えば、帯電フィルターに脱臭機能も付加したものが知られている。このように、外気フィルター
327bで空気中に含まれている微小な塵埃と臭気とが取り除かれ、外気導入ファン321に吸込まれる。また、運転停止時には、外気導入ファン321が停止し、給気運転が止まる。
このとき、図21に示す如く、外気導入機構32を室内機2の背部,下部に置き、前述の除去塵埃ホッパー281を外気導入機構32の前部,上部に置く。このように配置することにより、接続配管8やドレン配管37と同様に室内機2の背面,下部から導入されることの多い給気用の外気風路39の経路を単純化でき、曲がりが少なく、抵抗の少ない風路とすることができる。当然のことながら抵抗の少ない風路とすることで外気導入機構
32の運転騒音や導入風量などの性能を向上させることができる。
この外気フィルター327bの収納部284bは図22に示すように、前述の集塵ボックス284の後ろ半分に設けられ、前部の除去塵埃貯留部284aとの間は仕切り284kで仕切られ、且つ、仕切りシール284mが除去塵埃ホッパー281の仕切り開口281cに密着することで、外気フィルター327bの収納部284bと除去塵埃貯留部284aは完全に遮断されている。
集塵ボックス284は後ろ半分に上述のように外気フィルター327bの収納部284bを設け、前半分は除去塵埃の貯留部284aとなっている。貯留部284aの前壁は室内との通気を遮断する蓋部284nになっていて、その周囲は蓋部シール284pで除去塵埃排出口281bと密着し、除去塵埃貯留部284aの塵埃が室内に飛散するのを防いでいる。
外気フィルター327bの収納部284bは除去塵埃の貯留部284aの後方に設けられ、外気吸込み風路328bが後方から前方に伸び、屈曲して上方の外気導入ファン321に向かう途中の部分に、挿入されるようになっている。外気吸込み風路328bの屈曲部の風路壁は前述したペルチェ素子441の放熱板338で構成され、ペルチェ素子441の高温部444の熱を導入外気に放熱する構造となっている。
外気フィルター327bは樹脂製フィルターに永久帯電させたもので、導入する外気中の塵埃を除去し、清浄にして室内に供給する。
328cは外気導入機構吸込み口325に外気風路39を接続するための外気風路接続部であり、外気風路39をホースバンドなどにより、外気の漏れがないように接続する。
また、外気導入機構32と静電霧化装置42の放出部430は図4に示すように、室内機2の送風ファン311の軸方向で同じ側に配置され、ペルチェ素子441と近接して設けられている。このため、放熱板338や導水部422bをコンパクトに配置でき、放熱板338内の温度差を小さくでき、放熱板338を小さくできる。また、導水部422bでの吸水容積を小さくでき、導水部422bが乾燥している初期運転開始時に、結露から霧化部422aまで水が行き渡る時間を短くでき、使い勝手が良い。
また、放熱板338を図22に示すように、外気導入機構32の外気吸込み風路328bの屈曲部に設ける。これにより、導入気流の乱れが大きい屈曲部で放熱することになり、放熱が良くなる。
なお、放熱板338を吹出し風路290の側壁290c、または、上下の壁に取付けても良い。このようにすることにより、放熱板338が室内機2の吹出し空気で強制的に冷却され、冷却板425を確実に周辺の室内空気の露点温度以下に制御することができる。
次に、除去塵埃貯留部284aの清掃と外気フィルター327bの清掃,交換について図21,図22を用いて説明する。
空気調和機を運転し、長い時間が経過すると、繰返しフィルター231,231′の清掃が行われ、除去塵埃貯留部284aに除去した塵埃が溜ってくる。また、外気導入運転を長時間行うと外気フィルター327bに塵埃が溜ると同時に、帯電量が減少して集塵効果が低下してくる。
このため、塵埃の多い環境で使用すると短ければ2〜3年に一度、除去塵埃貯留部284aの清掃,外気フィルター327bの清掃,交換が必要になる。実施例では、除去塵埃貯留部284a,外気フィルター327bの収納部284bを一体で構成し、前面パネル25を図21の点線の如く開いて、蓋部284nのツマミ部284cをつまんで除去塵埃排出口281bから引出し,取外す。取外した集塵ボックス284の除去塵埃貯留部284aを清掃し、同時に収納部284bの外気フィルター327bを点検し、清掃または交換を行う。
次に、集塵ボックス284を除去塵埃排出口281bから挿入し、取付け、前面パネル25を閉じて、除去塵埃貯留部284aと外気フィルター327bのメンテナンスを終了する。このように、外気導入機構32の外気フィルター327bの収納部284bと清掃装置240の除去塵埃貯留部284aという異なる2つの機能の構成部を一体化することで、メンテナンス用の開口を共用化でき、省スペース化が可能となる。また、当該一体化した部品を清掃することで当該異なる2つの機能を同時にメンテナンスすることが可能となる。
このように、静電霧化装置42の放出部430と吸込みイオン電極412の配置を吹出し風路290と空気吸込み口27に分け、更に送風ファン311を挟んで軸方向の反対側に置くことにより、吸込みイオン電極412を清掃装置240の刷毛支持枠262′の待機位置に置いて、移動の邪魔になら無いようにすることができる。
また、清掃装置240の除去塵埃貯留部284aは必然的に刷毛支持枠262′の待機位置の反対側となり、静電霧化装置42の放出部430と同じ側となる。このため、外気導入機構32を除去塵埃ホッパー281の後側に置くことにより、外気フィルター327bの交換と除去塵埃貯留部284aの清掃を集塵ボックス284だけの着脱で行なうことができると共に、静電霧化装置42のペルチェ素子441の高温部444と外気導入機構
32との距離が近くなり、ペルチェ素子441の放熱板338を外気導入機構32の導入外気で容易に冷却することができる。
また、実施例では、水源をペルチェ素子441の吸熱部への結露に求めているが、これを、冷凍サイクルの低圧配管を利用し、そこに結露する水を霧化電極422に供給するようにしても良い。これを、図23〜図25を用いて説明する。図23は水源部を空気調和機の冷凍サイクルの低温部で構成する場合の暖房霧化運転時の冷凍サイクル図である。図24は水源部を空気調和機の冷凍サイクルの低温部で構成する場合の冷房霧化運転時の冷凍サイクル図である。図25は水源部を空気調和機の冷凍サイクルの低温部で構成する場合の除湿霧化運転時の冷凍サイクル図である。
図23において、75は圧縮機、72は冷媒流路切換弁、33aは室内側に設置され、暖房時に加熱器となり、冷房時,除湿時に冷却器となる第一熱交換器、34は除湿絞り装置、33bは室内側に設置され、暖房時,除湿時に加熱器となり、冷房時に冷却器となる第二熱交換器、74は冷暖房絞り装置、73は室外熱交換器である。778,779は第一熱交換器33aと除湿絞り装置34の途中から分岐し、冷却管777に接続される霧化絞り装置、及び、逆止弁である。逆止弁779は冷却管777から第一熱交換器33a方向に冷媒が流れる場合にこれを許容し、逆方向に流れる場合はこれを許容しない。冷却管777の適宜な位置に結露板777aが取付けられ、結露板777aの下部が前述の保水部材423に接触している。776は冷暖房絞り装置74と室外熱交換器73の途中から分岐し、冷却管777に至る途上に設けられた霧化弁であり、絞り機能を有している。
暖房霧化運転時は、冷媒流路切換弁72を図23のように暖房側にし、除湿絞り装置
34と霧化弁776を全開にし、冷暖房絞り装置74で主回路の冷媒を制御する。圧縮機75を運転すると、冷媒は図23の矢印の如く流れ、室内を暖房すると共に、霧化絞り装置778で低圧になった冷媒が冷却管777に取付けられた結露板777aを冷却し周辺の室内空気の水分を結露させる。これにより、前述と同様に結露板777aに結露した水が保水部材423を介して霧化電極422に供給される。
冷房霧化運転時は図24のように、冷媒流路切換弁72を冷房側にし、除湿絞り装置
34を全開にし、霧化弁776を絞って、冷却管777に流れる冷媒を制御し、冷暖房絞り装置74で主回路の冷媒を制御する。圧縮機75を運転すると、冷媒は図24の矢印の如く流れ、室内を冷房すると共に、霧化弁776で低圧になった冷媒が冷却管777に取付けられた結露板777aを冷却する。これにより、前述と同様に結露板777aに結露した水が保水部材423を介して霧化電極422に供給される。
除湿霧化運転時は図25のように、冷媒流路切換弁72を冷房側にし、冷暖房絞り装置74を全開にし、霧化弁776を絞って、冷却管777に流れる冷媒を制御し、除湿絞り装置34で主回路の冷媒を制御する。圧縮機75を運転すると、冷媒は図25の矢印の如く流れ、室内を除湿すると共に、霧化弁776で低圧になった冷媒が冷却管777に取付けられた結露板777aを冷却する。これにより、前述と同様に結露板777aに結露した水が保水部材423を介して霧化電極422に供給される。
このように、空気調和機1の冷凍サイクルを使用して、外部から水を供給すること無しに、静電霧化運転が可能になる。
このように、冷房,暖房,除湿等の冷凍サイクルを運転する場合は、冷凍サイクルの低温側の配管の適宜な位置に保水部材423を接触させておき、冷凍サイクルの低圧部への結露水が、水源部440の水源となるようにしている。冷凍サイクルを用いることによって、結露板777aに接する空気に含まれている水分を結露させることができ、保水部材423で結露水を受け、受けた結露水を導水部422bにより霧化部422aまで運搬する。このため、ペルチェ素子441を用いずとも、外部からの水の補給無しに帯電した微細粒の水を発生させることができる。
以上本実施例では、静電霧化装置42の霧化部422aを吹出し風路290の側壁から突出して配設し、他方、霧化部422aに対向するように設ける接地側の電極(霧化部
422aと対を成す接地側の電極)である導電部(いわゆる対向電極を含む広い概念)を風路290内、空気調和機1内に配設しない構成とした。霧化部422aからは、帯電した微細粒の水を横流ファンの整流された流れに乗せて、室内の遠方まで運搬することができ、帯電した微細粒の水が有する脱臭作用を部屋の広い範囲で発揮させることができる。
また、帯電した微細粒の水を吸い寄せて中和する接地側の電極が無いので、この微細粒の水の消耗を抑えて、室内に有効に吹出させることができる。また、接地側の電極に吸い寄せられて付着した水滴が段々大きくなって室内機内、延いては室内に滴下するなどの虞も無くなる。
また、室内機本体の吸込み側にはフィルターが設けられ、室内機に吸込まれる室内空気から塵埃を捕集しているので、運転し続けると、フィルターに塵埃が堆積し、徐々に吸込み側の通風抵抗が大きくなる。吸込み側の通風抵抗が大きくなると、前述の逆流減少が徐々に始まり、最初は極小さい逆流だったものが、吸込み側の通風抵抗が大きくなるにつれ、どんどん大きくなる。終りには、吹出し風路の両脇から生じた逆流が次々と吹出し風路の中央部に移動し、吹出し気流に脈動を生じて騒音の増大や、通風量の低下をもたらすようになる。
しかし、清掃機構を備えると共に、静電霧化装置42の吹出し風路の側壁から突出して設けた部分が、横流形の送風ファンの逆流を抑制する邪魔板となって、逆流を起こし難くする。従って、清掃機構によりフィルター部分での通風抵抗を低減し、逆流を抑制することによって、吹出し風路290内での通風抵抗の増加が抑制される。
なお、初期段階の小規模な逆流の場合は、逆流が生じている領域は吹出し風路の両端の限られた範囲になるので、この範囲を越えて横流形の送風ファン311の中央寄りに霧化部422aを突出させることで、逆流による気流の乱れの影響を受け難くすることができる。このように、吹出し風路の気流の乱れの少ない部分(横流形の送風ファン311の中心寄り)から微細粒の水を帯電させて霧化した状態で放出できる。従って、横流形の送風ファンの略一様な流れに乗せて、室内の広い範囲に、帯電させた微細粒の水を到達させることができる。
尚、これまで実施例としてセパレートタイプ壁掛形の空気調和機を例にとって述べてきたが、横流ファンを縦方向に設置した図26に示すような空気調和機にも適用でき、また、横流ファンを使用した天井埋め込み型の空気調和機にも有効に適用でき、室内空気の循環を横流ファンで行う空気調和機であれば同様の効果を発揮できることは明らかである。
空気調和機の構成図。 室内機の側断面図。 静電霧化装置の構成を示す模式図。 室内機の前面パネルを取外した斜視図。 霧化ユニットの吹出し風路への取付部斜視図。 吹出し風路を除去した霧化ユニット部の斜視図。 放電部でイオン流を分離する説明図。 静電霧化装置の放電電流特性図。 付着臭の除去効果を示すグラフ。 安全環の取付けを示す斜視図。 安全環の斜視図。 室内機の化粧枠を取外し、左方向から見た斜視図。 フィルターの樹脂繊維網にスパッタリング加工を施した状態を表す図。 フィルターの樹脂繊維網にスパッタリング加工を施し、更にカレンダーロール加工を施した状態の説明図。 スパッタリング加工を施したフィルターの樹脂繊維網の抗菌試験結果。 吸込み部のイオンの流れを模式的に示した説明図。 フィルターの帯電量残存率を示すグラフ。 図1の室内機の清掃装置の斜視図。 図1の室内機の清掃装置の全体動作を示す説明図。 図1の室内機に用いる除塵ブラシを示す図。 室内機の外気導入機構部断面図。 ペルチェ素子放熱部の分解斜視図。 水源部を空気調和機の冷凍サイクルの低温部で構成する場合の暖房霧化運転時の冷凍サイクル図。 水源部を空気調和機の冷凍サイクルの低温部で構成する場合の冷房霧化運転時の冷凍サイクル図。 水源部を空気調和機の冷凍サイクルの低温部で構成する場合の除湿霧化運転時の冷凍サイクル図。 縦型空気調和機の外観斜視図と平面図。
符号の説明
1 空気調和機
2 室内機
5 リモコン
6 室外機
8 接続配管
20 筐体
21 筐体ベース
23 化粧枠
25 前面パネル
27 空気吸込み口
29 空気吹出し口
32 外気導入機構
33 室内熱交換器
33a 第一熱交換器
33b 第二熱交換器
34 除湿絞り装置
35 露受皿
37 ドレン配管
39 外気風路
42 静電霧化装置
72 冷媒流路切換弁
73 室外熱交換器
74 冷暖房絞り装置
75 圧縮機
76 アキュムレータ
230,230′ 空気吸込み部
231,231′ フィルター
231a′ 樹脂繊維網
231b′ 縦繊維
231c′ 横繊維
231d′ 金属皮膜
232,232′ フィルター枠
234 案内枠
235,235′ レール
240 清掃装置
243 推進軸
251 可動パネル
261 キャリッジ
262,262′ 刷毛支持枠
267′ 掃除用刷毛
270,270′ 除塵ブラシ
271,271′ 除去ブラシ
271a′ 除去ブラシ面
271b′ 非ブラシ面
271c′ 回動レバー
273′ 塵埃戻り防止ブラシ
273a′ 塵埃戻り防止ブラシ面
276,276′ ブラシホルダー
278′ 押圧ばね
281 除去塵埃ホッパー
281a,281a′ ホッパー開口
281b 除去塵埃排出口
281c ホッパー仕切り開口
284 集塵ボックス
284a 除去塵埃貯留部
284b 外気フィルター収納部
284c ツマミ部
284k 仕切り
284m 仕切りシール
284n 蓋部
284p 蓋部シール
290 吹出し風路
290c 吹出し風路側壁
291 上下風向板
295 左右風向板
311 送風ファン
313 送風モータ
321 外気導入ファン
325 外気導入機構吸込み口
326 外気導入機構吹出し口
327b 外気フィルター
328b 外気吸込み風路
328c 外気風路接続部
338 外気風路放熱板
396 受光部
397 表示部
412 吸込みイオン電極
412a 針状部
422 霧化電極
422a 霧化部
422b 導水部
423 保水部材
424 霧化接続部
425 冷却板
427 イオン化室
427a イオン開口
428 吹出しイオン電極
428a 針状部
428b ベース部
429 導電体
430 放出部
431 霧化ハウジング
432 霧化室
432a 仕切部材
432b 隔壁
432c 側部開口
432d 後部開口
437 遮風壁
438 安全環
440 水源部
441 ペルチェ素子
442 低温部
443 絶縁シート
444 高温部
450 高電圧発生装置
451 高電圧端子
452 接地端子
776 霧化弁
777 冷却管
777a 結露板
778 霧化絞り装置
779 逆止弁

Claims (12)

  1. 高電圧を発生するための高電圧発生装置と、この高電圧発生装置によって高電圧が印加されることで微細な水を放出する静電霧化装置を備えた空気調和機において、
    前記静電霧化装置は、空気中の水分を凝縮させる低温部を有するペルチェ素子と、微細な水を放出する霧化部及び前記低温部で凝縮された水分を前記霧化部へ導く導水部を有する霧化電極と、を備え、
    前記霧化部は、送風ファンの吹出し風路の側壁から前記吹出し風路に突出して配設され
    前記低温部は、前記霧化部が位置する前記吹出し風路と前記側壁を介して配設されることを特徴とする静電霧化装置を備えた空気調和機。
  2. 請求項1において、
    前記霧化電極と対を成す接地側の電極を空気調和機内に有さないことを特徴とする空気調和機。
  3. 請求項1において、
    前記静電霧化装置が、前記高電圧発生装置に接続された導電性を有する針状部を持つ吹出しイオン電極を備えることを特徴とする空気調和機。
  4. 請求項3において、
    前記霧化部と針状部の先端位置の、前記側壁からの突出寸法が異なっていることを特徴とする空気調和機。
  5. 請求項4において、
    前記霧化部と針状部の先端位置との間を流れに沿って仕切る仕切部材を配設したことを特徴とする空気調和機。
  6. 請求項3において、
    前記霧化部と針状部の先端位置の間に隔壁を配設したことを特徴とする空気調和機。
  7. 請求項3において、
    前記霧化電極および/または前記吹出しイオン電極に印加する電圧が−3kV〜−6kVであることを特徴とする空気調和機。
  8. 請求項3において、
    前記吹出し風路に配置した前記霧化部を前記針状部よりも風下に配置することを特徴とする空気調和機。
  9. 請求項1において、
    前記高電圧発生装置と導通する導電性を有する針状部を持つ吸込みイオン電極を、室内の空気を室内機本体に吸込む空気吸込み部に配置し、前記吸込みイオン電極と前記静電霧化装置へ、同時に高電圧を印加することを特徴とする空気調和機。
  10. 請求項9において、
    前記空気吸込み部に配置した吸込みイオン電極と、室内機本体から室内に空気を吹き出す空気吹出し部に配置した静電霧化装置の放出部とを、前記送風ファンの軸方向の略同一位置からずらして配置したことを特徴とする空気調和機。
  11. 請求項1において、
    前記導水部が多孔質体であることを特徴とする空気調和機。
  12. 請求項1において、
    前記ペルチェ素子の高温側の放熱を、室外空気の強制通風で行うことを特徴とする空気調和機。
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