JP2006340843A - 空気浄化装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 空気中に浮遊する塵埃や臭気物質等を回収することによって、空気浄化を確実且つ効率的に行うことが可能な空気浄化装置を提供する。
【解決手段】 空気浄化装置1は、液体噴霧装置12と空気イオン放出装置10により帯電体Cとなった塵埃等の浮遊物Aが回収手段11によって回収されるので、空気Gの浄化を確実且つ効率的に行うことができる。また、本実施形態に係る空気浄化装置1は、塵埃に含まれる花粉やダニの死骸や糞等のアレルゲン物質やシックハウスの原因である化学物質も回収手段11によって回収可能なので、室内空気環境問題を一層改善できる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、空気中に含まれる塵埃や臭気物質等を回収し、空気を浄化する空気浄化装置に関する。
従来より、消臭、消毒等の液体薬剤の微粒子を空気中に放出する液体噴霧装置が知られている(例えば、特許文献1)。この種の液体噴霧装置を図20に示す。液体噴霧装置50は、二流体噴霧装置と称されるもので、気化液(水等の気化可能な液体)を収容した第1タンク(図示しない)と、第1タンク内に一端を差し込まれた気化液管路51と、気化液管路51の他端が入口に接続された気化器52と、気化器の出口に接続された第1ノズル53と、噴霧液(消臭、消毒等の液体薬剤)を収容した第2タンク(図示しない)と、第2タンク内に一端を差し込まれた噴霧液管路54と、噴霧液管路54の他端に接続された第2ノズル55と、両ノズルを直交向きで保持するノズルホルダ56と、から構成されている。
この液体噴霧装置50は、以下のようにして噴霧液の噴霧を行う。即ち、ポンプ(図示しない)を作動させて第1タンク内の気化液を加熱状態にある気化器52内の多孔質素子に送り込むと、該気化液が加熱気化してその蒸気が第1ノズル53の先端から噴出される。また、該噴出蒸気によって第2タンク内の噴霧液が第2ノズル55の先端に吸い上げられ、更に吸い上げられた噴霧液が噴出蒸気と衝突して霧化され空気中へと吹き出される。この空気中へと吹き出された噴霧液の微粒子が空気中の臭気物質等と接触することによって、消臭効能等を示す。
特開平7−60166号公報
しかしながら、上述した液体噴霧装置50では、噴霧液の微粒子が付着した後の塵埃や臭気物質等は、回収されないでそのまま空気中に残存してしまうおそれがあった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、空気中に浮遊する塵埃や臭気物質等を回収することによって、空気浄化を確実且つ効率的に行うことが可能な空気浄化装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の空気浄化装置は、消臭液、消毒液等の液体を空気中に噴霧する液体噴霧装置と、前記空気中に空気イオンを放出する空気イオン放出手段と、前記空気を導入して前記空気中に含まれる塵埃や臭気物質等の浮遊物を回収する回収手段と、を有する構成となっている。
請求項1の発明によれば、液体噴霧装置によって空気中に噴霧された液体微粒子が空気中に含まれる塵埃や臭気物質等の浮遊物に付着したのち、さらに空気イオン放出手段によって空気中に放出された空気イオンが接触することによって帯電体となったり、または、空気イオン放出手段によって空気中に放出された空気イオンが空気中に含まれる浮遊物に付着したのち、さらに液体噴霧装置によって空気中に噴霧された液体微粒子が接触することによって粒体となる。このように帯電体や粒体となった塵埃や臭気物質等が回収手段によって回収される。
請求項2に記載の空気浄化装置は、請求項1記載の空気浄化装置において、前記液体噴霧装置は、液体を加熱して蒸気を生成する気化器と、該気化器で生成された蒸気が噴出される第1ノズルと、消臭液、消毒液等の液体が導出される第2ノズルとを有し、該第1ノズルの蒸気噴出圧力により該第2ノズルから液体を導出し、且つ空気中に霧化噴霧するよう該各ノズルの先端を所定間隔をおいて近接配置した構造となっている。
請求項2の発明によれば、請求項1の作用に加え、第1タンクから第1管路を通して吸い上げられた第1液体が気化器で加熱され、蒸気が生成される。そして、第1ノズルから噴出した蒸気と、第2ノズルの先端に吸い上げられた第2液体とが衝突することによって、液体微粒子を生成することができる。
請求項3に記載の空気浄化装置は、請求項1又は請求項2記載の空気浄化装置において、前記空気イオン放出手段は、気中放電によって前記空気中に空気イオンを放出するよう構成した。
請求項3の発明によれば、請求項1又は請求項2の作用に加え、空気イオン放出手段によって、空気中に放電を起こす気中放電によって空気が絶縁破壊を起こし、空気がイオン化されることによって、空気中に空気イオンを放出することができる。この空気中に放出された空気イオンが空気中に浮遊する塵埃や臭気物質等に付着することにより、塵埃や臭気物質等を帯電させることができる。
請求項4に記載の空気浄化装置は、請求項1乃至請求項3の何れか一項に記載の空気浄化装置において、前記回収手段は、前記浮遊物のうち塵埃や花粉等を捕集して回収する集塵手段と、前記浮遊物のうち臭気物質等を吸着して回収する吸着手段と、前記空気を導入する送風機と、を有する構造となっている。
請求項4の発明によれば、請求項1乃至請求項3の何れか一項の作用に加え、送風機によって塵埃や花粉等の浮遊物を含む空気を空気浄化装置内に導入し、空気中に含まれる浮遊物や帯電体や粒体を集塵手段と吸着手段によって回収できるので、空気浄化を確実且つ効率的に行うことができる。
請求項5に記載の空気浄化装置は、請求項4記載の空気浄化装置において、前記集塵手段には、除菌加工処理が施されている構造となっている。
請求項5の発明によれば、請求項4の作用に加え、除菌加工処理、例えば光触媒加工処理が施された集塵手段が紫外線を含む光の照射を受けることにより、光触媒の表面に発生した正孔が光触媒表面に付着した水分子から電子を奪ってOHラジカル等の活性酸素を生成し、この活性酸素が光触媒の表面に付着した塵埃等を分解する。また、この活性酸素は、細菌やウイルスの殺傷する働きを有するので、回収された微生物を完全に除去することができる。
請求項6に記載の空気浄化装置は、請求項4又は請求項5記載の空気浄化装置において、前記吸着手段には、除菌加工処理が施されている構造となっている。
請求項6の発明によれば、請求項4又は請求項5の作用に加え、除菌加工処理、例えば光触媒加工処理が施された吸着手段が紫外線を含む光の照射を受けることにより、光触媒の表面に発生した正孔が光触媒表面に付着した水分子から電子を奪ってOHラジカル等の活性酸素を生成し、この活性酸素が光触媒の表面に付着した臭気物質等を分解する。また、この活性酸素は、細菌やウイルスの殺傷する働きを有するので、回収された微生物を完全に除去することができる。
請求項7に記載の空気浄化装置は、請求項1乃至請求項6の何れか一項に記載の空気浄化装置において、空気イオン検知手段の計測信号に基づいて、前記空気イオン放出手段から放出される空気イオンの量を制御する制御手段とを有する構造となっている。
請求項7の発明によれば、請求項1乃至請求項6の何れか一項の作用に加え、空気イオン検知手段からの計測信号に応じて、空気イオン放出手段によって空気中に放出される空気イオンの量を調節できる。これにより、空気浄化装置の周囲に存在する空気は最適な空気イオン濃度を保つことができる。
請求項8に記載の空気浄化装置は、請求項4乃至請求項7の何れか一項に記載の空気浄化装置において、塵埃検知手段の計測信号に基づいて、前記液体噴霧装置の噴霧量又は前記送風機の回転数のうち少なくとも1つを制御する制御手段とを有する構造となっている。
請求項8の発明によれば、請求項4乃至請求項7の何れか一項の作用に加え、塵埃検知手段からの計測信号に応じて、液体噴霧装置によって噴霧される液体微粒子の量や回収手段の送風機の回転数を調節できる。これにより、空気の状態に応じた最適な空気浄化方法を選択できる。
請求項9に記載の空気浄化装置は、請求項4乃至請求項8の何れか一項に記載の空気浄化装置において、花粉検知手段の計測信号に基づいて、前記液体噴霧装置の噴霧量又は前記送風機の回転数のうち少なくとも1つを制御する制御手段とを有する構造となっている。
請求項9の発明によれば、請求項4乃至請求項8の何れか一項の作用に加え、花粉検知手段からの計測信号に応じて、液体噴霧装置によって噴霧される液体微粒子の量や回収手段の送風機の回転数を調節できる。これにより、空気の状態に応じた最適な空気浄化方法を選択できる。
本発明の空気浄化装置によれば、帯電体や粒体となった空気中に含まれる塵埃や臭気物質等の浮遊物が回収手段によって回収されるので、空気浄化を確実且つ効率的に行うことができる。また、本発明の空気浄化装置は、塵埃に含まれる花粉やダニの死骸や糞等のアレルゲン物質やシックハウスの原因である化学物質も回収手段によって回収可能なので、室内空気環境問題を一層改善できる。
図1乃至図10は本発明の第1実施形態を示すもので、図1は空気浄化装置の全体概略図、図2は空気浄化装置の駆動制御回路のブロック図、図3は空気浄化装置の駆動制御を示すタイミングチャート、図4は空気浄化装置の駆動制御を示すフローチャート、図5乃至図7は空気浄化装置の空気浄化工程を示す概略図、図8は空気浄化装置の起動時間に対する臭気強度比較した例、図9は6段階臭気強度表示法、図10は空気の採取時間に対する空気中の浮遊菌・カビ数を比較した例を示す。
空気浄化装置の全体構造を図1を参照して説明する。本実施形態の空気浄化装置1は、図1に示すように、空気イオン放出装置10と、回収手段11と、液体噴霧装置12と、検知手段13と、から主に構成されている。
空気イオン放出装置10は、高圧電源10aと、放電電極10bと、対向電極10cとを有する。この空気イオン放出装置10は、放電電極10bと、対向電極10cとの間でコロナ放電を行うことにより、空気イオン22を放出する。
回収手段11は、集塵装置11aと、吸着装置11bと、送風機11cとから構成されている。また、回収手段11は、集塵装置11a→吸着装置11b→送風機11cの順で空気浄化装置1内に空気Gを導入する。さらに、空気イオン放出装置10と回収手段11との間には、空気イオン放出装置10から放出された空気イオンが回収手段11の方向に移動しないように板10dが設けられている。
集塵装置11aは、金属繊維や樹脂繊維を編み込んで網目状に形成している。これにより、空気G中に含まれる塵埃等の粒径の大きな浮遊物Aを捕集して回収する。
吸着装置11bは、金属繊維や樹脂繊維を集塵装置11aよりも細かく編み込んで網目状に形成し、また活性炭等の吸着作用をもつ物質を担持し、さらに空気イオン放出装置10によって放出した空気イオン22とは異なる電荷をもつ。これにより、細かい網目によって空気G中に含まれる花粉等の粒径の小さな浮遊物Aを捕集し、また活性炭等によって臭気物質吸着して回収し、さらに空気イオン22によって帯電した空気G中に含まれる浮遊物Aを吸着する。また、吸着装置11bは、集塵装置11aとほぼ同様の形状・大きさとなっている。
送風機11cは、塵埃や花粉等の浮遊物Aを含む空気Gを空気浄化装置1内に導入する(図1に示す2点破線の矢印の方向)。この送風機11cは、空気Gを空気浄化装置1内に導入する際において、回収手段11の中で最も風下側に配置している。
液体噴霧装置12は、水等の気化液12a(第1液体)を貯蔵した気化液タンク12b(第1タンク)と、気化液タンク12b内に一端を差し込まれた第1管路12cと、第1管路12cに介装されたポンプ12dと、第1管路12cの他端にその入口を接続された気化器12eと、気化器12eの出口に接続された第1ノズル12fと、消臭・消毒等の消毒液等の噴霧液12g(第2液体)を貯蔵した噴霧液タンク12h(第2タンク)と、噴霧液タンク12h内に一端を差し込まれた第2管路12iと、第2管路12iの他端に接続された第2ノズル12jと、から構成されている。また、両ノズル12f,12jは小径の金属管であって、共にノズルホルダ12kによって直交向きに保持されている。
気化液タンク12bに貯蔵された気化液12aは、図1の実線矢印に示すように、ポンプ12dの作動で気化液タンク12bから第1管路12cを通じて吸い上げが可能である。ポンプ12dの吐出側は第1管路12cを通して気化器12eに接続され、ポンプ12dの作動で気化液12aを汲み上げて気化器12eに給送するようになっている。そして、気化器12eで気化した気化液12aの蒸気は、第1ノズル12fから噴出する。この噴出された蒸気によって、第2ノズル12jの先端周辺に負圧が生じる。この負圧を利用して噴霧液タンク12h内の噴霧液12gが、図1の実線矢印に示すように、第2ノズル12jの先端に吸い上げられる。そして、吸い上げられた噴出蒸気と衝突して霧化され、液体微粒子20が前方へと吹き出される。
検知手段13は、空気G中に浮遊する浮遊物Aのうち、塵埃の量jを検知する塵埃センサと、空気G中の空気イオン濃度iを検知するイオンセンサとが合体したものである。これらの計測信号に基づいて、回収手段11の送風機11cの回転数や空気イオン放出装置10によって放出される空気イオン22の量を調節する。
次に、図1に示した空気浄化装置1の制御系構成を図2を参照して説明する。
空気浄化装置1は、マイクロコンピュータ(以下、マイコンという)14によって駆動制御される。マイコン14は、処理制御を行うCPU14aと、メモリ14bと、タイマ14cとを有している。メモリ14bには、液体噴霧装置12のポンプ12dへの通電時間等が記憶されている。また、CPU14aは、検知手段13からの計測信号、及び起動スイッチ15からの起動信号に基づき、空気イオン放出装置10の高圧電源10a、回収手段11の送風機11c、及びポンプ12dを駆動制御する。
次に、空気浄化装置1の空気浄化制御を図3のタイミングチャート、図4のフローチャート及び図5乃至図7の空気浄化装置1の空気浄化工程を参照して説明する。
CPU14aは、起動スイッチ15がオンしたか否かを監視している(図4に示すステップS1)。一方、起動スイッチ15がオンしていなければ、起動スイッチ15がオンしたか否かの監視を継続する。
ステップS1において、起動スイッチ15がオンしたときは(図3に示すa1点)、同時に液体噴霧装置12のポンプ12dと回収手段11の送風機11cと空気イオン放出装置10の高圧電源10aとに通電する(図4に示すステップS2)。なお、送風機11cへの通電量は、図3に示すように低めに設定されているので、回収手段11の回収力は弱い。また、高圧電源10aへの通電量は、図3に示すように高めに設定されているので、空気イオン放出装置10からの空気イオン22の放出量は多い。
ステップS2によって、図5に示すように、液体噴霧装置12から液体微粒子20が空気G中に噴出し、空気G中に浮遊する塵埃や花粉等の浮遊物Aに液体微粒子20が接触して付着し、粒体Bを生じる。また、図6に示すように、放電電極10bと対向電極10cとの間でコロナ放電を行い、空気Gの絶縁を部分的に破壊することにより、空気イオン放出装置10から空気G中に空気イオン22が放出する。さらに、送風機11cによって空気Gが空気浄化装置1内に導入され、この空気Gの流れ(図6に示す2点破線)に乗って粒体Bが空気イオン放出装置10の近辺まで運ばれる。そして、この粒体Bと空気イオン放出装置10から放出された空気イオン22とが接触し、帯電体Cを生じる。
ステップS2において、液体噴霧装置12と回収手段11の送風機11cと空気イオン放出装置10の高圧電源10aとに通電されたときは、フラグFをセットする(F=1、図4に示すステップS3)。
ステップS3においてフラグFをセットした後、まず空気G中に浮遊する塵埃の量jが所定の塵埃の量H2の範囲に達しているか否かを検知手段13によって計測する(図4に示すステップS4)。
ステップS4において、塵埃の量jが所定の塵埃の量H2の範囲に達しているときは、送風機11cへの通電量を上昇させ、回転数を高くする(図4に示すステップS5)。これにより、より多くの浮遊物Aや粒体Bや帯電体Cが回収手段11に回収される。
一方、ステップS4において、塵埃の量jが所定の塵埃の量H2の範囲に達していないときは、送風機11cへの通電量は低めの状態を維持する(図4に示すステップS6)。
ステップS5又はステップS6において、送風機11cへの通電量が決定されたときは、空気G中に浮遊する空気イオン濃度iが所定の濃度H1の範囲に達しているか否かについて検知手段13によって計測する(図4に示すステップS7)。
ステップS7において、空気G中に浮遊する空気イオン濃度iが所定の濃度H1の範囲に達しているとき又は空気G中に浮遊する空気イオン濃度iが所定の濃度H1の範囲に達してないときは、いずれもフラグFがセットされた状態か否かについて判断する(図4に示すステップS8及びステップS9)。
ステップS8において、現段階における空気浄化装置1はフラグFがセットされた状態であるので、空気イオン濃度iが所定の濃度H1のピーク(図3に示すa2点)に到達しているか否かについて検知手段13によって計測する(図4に示すステップS10)。
ステップS9において、現段階における空気浄化装置1はフラグFがセットされた状態であるので、ステップS4に戻り、再びフラグFがセットされた状態の制御の流れに従う。
ステップS10において、空気イオン濃度iが所定の濃度H1のピークに到達しているときは、高圧電源10aへの通電を止め、空気イオン放出装置10を停止させる(図4に示すステップS11)。これにより、空気イオン放出装置10からの空気イオン22の放出が抑制される。
一方、ステップS10において、空気イオン濃度iが所定の濃度H1のピークに到達していないときは、ステップS4に戻り、再びフラグFがセットされた状態の制御の流れに従う。
ステップS11において、空気イオン放出装置10が停止したときは、フラグFをクリアする(F=0、図4に示すステップS12)。その後ステップS4に戻り、フラグFがクリアされた状態の制御の流れに従う。
ステップS12において、フラグFをクリアした後のステップS4以降について説明する。ステップS4〜ステップS9はフラグFをセットしたときと同様の流れなので、説明を省略する。
ステップS8において、現段階における空気浄化装置1はフラグFがクリアされた状態であるので、高圧電源10aへの通電を止め、空気イオン放出装置10を停止させる(図4に示すステップS13)。これにより、空気イオン放出装置10からの空気イオン22の放出が抑制される。その後ステップS4に戻る。
ステップS9において、現段階における空気浄化装置1はフラグFがクリアされた状態であるので、高圧電源10aへの通電を止め、空気イオン放出装置10を停止させる(図4に示すステップS13)。これにより、空気イオン放出装置10からの空気イオン22の放出が抑制される。その後ステップS4に戻る。
また、上述したように、検知手段13からの計測信号に基づいて空気イオン放出装置10と回収手段11が制御されている間、液体噴霧装置12のポンプ12dへの通電がタイマ14cによって制御されている。つまり、起動スイッチ15をオンしたとき(図3に示すa1点)から所定の時間が経過するまで(図3に示すa3点)の間ポンプ12dに通電され、液体噴霧装置12から液体微粒子20が噴霧される。そして、所定の時間が経過した時点で液体噴霧装置12からの噴霧が停止する。その後、先程とは異なる所定の時間が経過すると、再び液体噴霧装置12から液体微粒子20が噴霧される。この液体噴霧装置12の噴霧と停止は、空気浄化装置1が起動している間、繰り返される。
ここで、空気浄化装置1を稼働してからの経過時間に対する臭気強度を比較した例を図8に示す。
図8は、液体噴霧装置12のみを稼働した場合と、本実施形態の空気浄化装置1を稼働した場合とにおける臭気強度を比較した結果を示す。尚、液体噴霧装置12の稼働時間、即ち液体微粒子20を噴出させた時間は10分間である。また、図15に示す「臭気」とは、20畳の室内でにおいセンサによって感知したタバコ臭のことである。このにおいセンサは、空気イオン放出装置10に通電されたと同時に5分間起動し、感知するようになっている。また、図8に示す「経過時間」とは、空気浄化装置1の稼働してから経過した時間のことである。さらに、図8に示す「臭気強度」とは、図9に示す6段階に分けた臭気強度表示法に基づき記載した強度のことである。
図8に示すように、液体噴霧装置12のみを稼働した場合よりも、本実施形態の空気浄化装置1を稼働した場合の方が臭気強度が低下することが分かった。これにより、液体噴霧装置12から噴出した液体微粒子20のみによる臭気物質の浄化よりも、空気イオン放出装置10と回収手段11を併用した方法の方が一層臭気物質の浄化することができることが分かった。
また、空気Gの採取時間に対する空気中の浮遊菌・カビ数を比較した例を図10に示す。
図10は、液体噴霧装置12のみを稼働した場合と、空気イオン放出装置10のみを稼働した場合とにおける空気中の浮遊菌・カビ数の変化を比較した結果を示す。尚、図10に示す「稼働」とは、各装置へ通電している状態のことをいう。また、空気中の浮遊菌・カビ数とは、空気1m3当たりに含まれる浮遊菌・カビ数の個数を示している。さらに、液体噴霧装置12の稼働時間、即ち液体微粒子20を噴出させた時間は10分間である。
図10に示すように、液体噴霧装置12のみを稼働した場合よりも、空気イオン放出装置10のみを稼働した場合の方が空気中の浮遊菌・カビ数の個数が減少することが分かった。これにより、空気中の浮遊菌・カビに対しては、液体噴霧装置12から噴出した液体微粒子20よりも空気イオン放出装置10から放出された空気イオン22による影響が大きいことが分かった。
本実施形態の空気浄化装置1によれば、液体噴霧装置12と空気イオン放出装置10により帯電体Cとなった塵埃等の浮遊物Aが回収手段11によって回収されるので、空気Gの浄化を確実且つ効率的に行うことができる。また、本実施形態に係る空気浄化装置1は、塵埃に含まれる花粉やダニの死骸や糞等のアレルゲン物質やシックハウスの原因である化学物質も回収手段11によって回収可能なので、室内空気環境問題を一層改善できる。
図11乃至図14は本発明の第2実施形態を示すもので、図11は空気浄化装置の全体概略図、図12乃至図14は空気浄化装置の空気浄化工程を示す概略図を示す。
前記第1実施形態では、空気浄化装置1内に空気Gを導入する際において、回収手段11の中で最も風下側に送風機11cを配置していたが、本実施形態の空気浄化装置2は、図11に示すように、空気浄化装置2内に空気Gを導入する際において、回収手段11の中で最も風上側に送風機11cを配置している。即ち、空気浄化装置2の回収手段11は、送風機11c→集塵装置11a→吸着装置11bの順で空気浄化装置2内に空気Gを導入する。
また、前記第1実施形態では、液体噴霧装置12から液体微粒子20が噴出した後に、空気イオン放出装置10から空気イオン22を放出したが、本実施形態の空気浄化装置2は、空気イオン放出装置10から空気イオン22を放出した後に、液体噴霧装置12から液体微粒子20を噴出する。
空気浄化装置2の構造について、図11を参照して説明する。空気浄化装置2は、図11に示すように、空気イオン放出装置10と、回収手段11と、液体噴霧装置12と、検知手段13と、から主に構成されている。なお、前記実施形態と同一構成部分は同一符号をもって表し、その説明を省略する。
空気浄化装置2の制御系構成は、前記第1実施形態の図2と同様なので、その説明を省略する。
空気浄化装置2の空気浄化制御を図3のタイミングチャート、図4のフローチャート及び図12乃至図14の空気浄化装置2の空気浄化工程を参照して説明する。
CPU14aは、起動スイッチ15がオンしたか否かを監視している(図4のステップS1)。一方、起動スイッチ15がオンしていなければ、起動スイッチ15がオンしたか否かの監視を継続する。
ステップS1において、起動スイッチ15がオンしたときは(図3に示すa1点)、同時に液体噴霧装置12のポンプ12dと回収手段11の送風機11cと空気イオン放出装置10の高圧電源10aとに通電する(図4に示すステップS2)。なお、送風機11cへの通電量は、図3に示すように低めに設定されているので、回収手段11の回収力は弱い。また、高圧電源10aへの通電量は、図3に示すように高めに設定されているので、空気イオン放出装置10からの空気イオン22の放出量は多い。
ステップS2によって、図12に示すように、まず放電電極10bと対向電極10cとの間でコロナ放電が行われ、空気G中に空気イオン22が放出する。そして、図13に示すように、空気G中に浮遊する浮遊物Aに空気イオン22が接触して帯電体Dを生じる。また、図14に示すように、液体噴霧装置12から液体微粒子20が空気G中に噴出し(図14に示す1点破線)、空気G中に浮遊する帯電体Dに液体微粒子20が接触して粒体Eを生じる。さらに、送風機11cによって、図14に示すように空気Gが空気浄化装置2内に導入され、この空気Gの流れ(図14に示す2点破線)に乗って粒体Eが回収手段11に回収される。尚、ステップS3以降の制御フロー、構成及び作用は、前記実施形態と同様である。
本実施形態によれば、液体噴霧装置12と空気イオン放出装置10により粒体Eとなっ浮遊物Aが回収手段11によって回収されるので、空気Gの浄化を確実且つ効率的に行うことができる。また、本実施形態に係る空気浄化装置2は、塵埃に含まれる花粉やダニの死骸や糞等のアレルゲン物質やシックハウスの原因である化学物質も回収手段11によって回収可能なので、室内空気環境問題を一層改善できる。
図15乃至図18は本発明の第3実施形態を示すもので、図15は空気浄化装置の全体概略図、図16乃至図18は空気浄化装置の空気浄化工程を示す概略図を示す。
前記第2実施形態では、液体噴霧装置12から噴出される液体微粒子20の噴出方向と平行に回収手段11内に空気を導入していたが、本実施形態の空気浄化装置3は、液体噴霧装置12から噴出される液体微粒子20の噴出方向と垂直に回収手段11内に空気が導入される。
空気浄化装置3の構造について、図15を参照して説明する。空気浄化装置3は、図15に示すように、空気イオン放出装置10と、回収手段11と、液体噴霧装置12と、検知手段13と、から主に構成されている。なお、前記第2実施形態と同一構成部分は同一符号をもって表し、その説明を省略する。
空気浄化装置3の制御系構成は、前記第1実施形態の図2と同様なので、その説明を省略する。
空気浄化装置3の空気浄化制御を図3のタイミングチャート、図4のフローチャート及び図12乃至図14の空気浄化装置3の空気浄化工程を参照して説明する。
CPU14aは、起動スイッチ15がオンしたか否かを監視している(図4のステップS1)。一方、起動スイッチ15がオンしていなければ、起動スイッチ15がオンしたか否かの監視を継続する。
ステップS1において、起動スイッチ15がオンしたときは(図3に示すa1点)、同時に液体噴霧装置12のポンプ12dと回収手段11の送風機11cと空気イオン放出装置10の高圧電源10aとに通電する(図4に示すステップS2)。なお、送風機11cへの通電量は、図3に示すように低めに設定されているので、回収手段11の回収力は弱い。また、高圧電源10aへの通電量は、図3に示すように高めに設定されているので、空気イオン放出装置10からの空気イオン22の放出量は多い。
ステップS2によって、図16に示すように、まず放電電極10bと対向電極10cとの間でコロナ放電が行われ、空気G中に空気イオン22が放出する。そして、図17に示すように、空気G中に浮遊する浮遊物Aに空気イオン22が接触して帯電体Dを生じる。また、図18に示すように、液体噴霧装置12から液体微粒子20が空気G中に噴出し(図18に示す1点破線)、空気G中に浮遊する帯電体Dに液体微粒子20が接触して粒体Eを生じる。さらに、図18に示すように、送風機11cによって、空気Gが空気浄化装置3内に導入され、空気Gの流れ(図18に示す2点破線)に乗って粒体Eが回収手段11に回収される。尚、ステップS3以降の制御フロー、構成及び作用は、前記第1実施形態と同様である。
本実施形態によれば、液体噴霧装置12と空気イオン放出装置10により粒体Eとなった浮遊物Aが回収手段11によって回収されるので、空気Gの浄化を確実且つ効率的に行うことができる。また、本実施形態に係る空気浄化装置3は、塵埃に含まれる花粉やダニの死骸や糞等のアレルゲン物質やシックハウスの原因である化学物質も回収手段11によって回収可能なので、室内空気環境問題を一層改善できる。
図19は本発明の第4実施形態を示すもので、図19は空気浄化装置の全体概略図を示す。
前記第1実施形態では回収手段11のみで浮遊物Aを回収していたが、本実施形態の空気浄化装置4は、図19に示すように、回収手段11の他に第2回収手段41を設けることによって、確実に浮遊物Aを回収している。
ここで、図19に示す空気浄化装置4の構造について説明する。空気浄化装置4は、図19に示すように、空気イオン放出装置10と、回収手段11と、液体噴霧装置12と、検知手段13と、第2回収手段41とから主に構成されている。
回収手段11の集塵装置11a及び吸着装置11bには、光触媒加工処理等の除菌加工処理が施されている。
第2回収手段41は、集塵回収装置41aと、第2送風機41bとを有する。集塵回収装置41aは、金属繊維や樹脂繊維を吸着装置11bよりも細かく編み込んで網目状に形成している。
第2送風機41bは、光触媒加工が施された吸着装置11bに吸着された物質が光によって分解された後に生じる残渣を集塵回収装置41a内に導入する(図19に示す2点破線の矢印の方向)。なお、前記実施形態と同一構成部分は同一符号をもって表し、その説明を省略する。
次に、空気浄化装置4の作用を説明する。空気浄化装置4は、前記第1実施形態と同様に、浮遊物A等を回収手段11の集塵装置11a及び吸着装置11bによって回収する。
このとき、集塵装置11a及び吸着装置11bは光触媒加工が施されているので、光触媒加工が施された集塵装置11a及び吸着装置11bが紫外線を含む光の照射を受けることにより、光触媒の表面に発生した正孔が光触媒表面に付着した水分子から電子を奪ってOHラジカル等の活性酸素を生成し、この活性酸素が光触媒の表面に付着した浮遊物A等を分解する。この分解された浮遊物Aから生じる残渣を、第2送風機41bによって第2回収手段41内に導入し、集塵回収装置41aによって回収する。
本実施形態によれば、光触媒加工が施された吸着装置11bに吸着された物質が光によって分解された後に生じる残渣が集塵回収装置41aによって更に回収されるので、空気Gの浄化のみならず空気浄化装置4の浄化を確実且つ効率的に行うことができる。なお、その他の作用、効果は前記第1実施形態と同様である。
尚、前記第1実施形態では、空気G中に浮遊する浮遊物Aのうち、塵埃の量jを検知する検知手段13の計測信号に基づいて回収手段11の送風機11cの回転数を調節したが、これに限られない。例えば、空気G中に浮遊する浮遊物Aのうち、花粉の個数を検知する花粉センサの計測信号に基づき、回収手段11の送風機11cの回転数を調節しても良い。また、検知手段13と花粉センサとを併用して送風機11cの回転数を調節しても良い。
また、前記第1実施形態では、空気G中に浮遊する浮遊物Aのうち、塵埃の量jを検知する検知手段13の計測信号に基づいて回収手段11の送風機11cの回転数を調節したが、これに限られない。例えば、検知手段13の計測信号に基づいて液体噴霧装置12から噴霧される液体微粒子20の量を調節しても良い。また、検知手段13の計測信号に基づいて、送風機11cの回転数と噴霧装置12から噴霧される液体微粒子20の量とを同時に調節するようにしても良い。
また、前記第1乃至前記第4実施形態は、集塵装置11a及び吸着装置11bを金属繊維や樹脂繊維を編み込んで網目状に形成したが、これに限られない。例えば、プレフィルタや微細フィルタを用いても良い。
また、前記第1乃至前記第3実施形態の集塵装置11a及び吸着装置11bは、光触媒加工処理等の除菌加工処理を施しても良い。これにより、光触媒加工が施された集塵装置11a及び吸着装置11bが紫外線を含む光の照射を受けることにより、光触媒の表面に発生した正孔が光触媒表面に付着した水分子から電子を奪ってOHラジカル等の活性酸素を生成し、この活性酸素が光触媒の表面に付着した臭気物質等を分解する。また、この活性酸素は、細菌やウイルスの殺傷する働きを有するので、回収された微生物等を完全に除去することができる。
また、前記第1実施形態及び前記第4実施形態の回収手段11は、集塵装置11a→吸着装置11b→送風機11cの順で空気浄化装置1,4内に空気Gを導入したが、これに限られない。例えば、前記第2実施形態及び前記第3実施形態のように、送風機11c→集塵装置11a→吸着装置11bの順で空気浄化装置1,4内に空気Gを導入しても良い。
また、前記第2及び前記第3実施形態の回収手段11は、送風機11c→集塵装置11a→吸着装置11bの順で空気浄化装置2,3内に空気Gを導入したが、これに限られない。例えば、前記第1実施形態及び前記第4実施形態のように、集塵装置11a→吸着装置11b→送風機11cの順で空気浄化装置2,3内に空気Gを導入しても良い。
さらに、前記第1実施形態乃至前記第4実施形態の噴霧液31は、消毒液、消臭液等の水溶液以外に水道水、精製水、蒸留水、井戸水等の水を選択しても良い。噴霧液31として水を選択した場合には、空気浄化装置1,2,3,4は加湿機能も有する。
さらにまた、前記第4実施形態の回収手段11の集塵装置11a及び吸着装置11bには、光触媒加工処理等の除菌加工処理を施しているが、これに限られない。例えば、酸化触媒を用いたり、抗菌処理等を施しても良い。
本発明の第1実施形態に係る空気浄化装置の全体概略図 第1実施形態に係る空気浄化装置の駆動制御回路のブロック図 第1実施形態に係る空気浄化装置の駆動制御を示すタイミングチャート 第1実施形態に係る空気浄化装置の駆動制御を示すフローチャート 第1実施形態に係る空気浄化装置の空気浄化工程を示す概略図 第1実施形態に係る空気浄化装置の空気浄化工程を示す概略図 第1実施形態に係る空気浄化装置の空気浄化工程を示す概略図 第1実施形態に係る空気浄化装置の起動時間に対する臭気強度比較した例 第1実施形態に係る6段階臭気強度表示法 第1実施形態に係る空気の採取時間に対する空気中の浮遊菌・カビ数を比較した例 本発明の第2実施形態に係る空気浄化装置の全体概略図 第2実施形態に係る空気浄化装置の空気浄化工程を示す概略図 第2実施形態に係る空気浄化装置の空気浄化工程を示す概略図 第2実施形態に係る空気浄化装置の空気浄化工程を示す概略図 本発明の第3実施形態に係る空気浄化装置の全体概略図 第3実施形態に係る空気浄化装置の空気浄化工程を示す概略図 第3実施形態に係る空気浄化装置の空気浄化工程を示す概略図 第3実施形態に係る空気浄化装置の空気浄化工程を示す概略図 本発明の第4実施形態に係る空気浄化装置の全体概略図 本発明の従来例に係る概略図
符号の説明
1…空気浄化装置、10…空気イオン放出装置、10a…高圧電源、10b…放電電極、10c…対向電極、11…回収手段、11a…集塵装置、11b…吸着装置、11c…送風機、12…液体噴霧装置、13…検知手段。

Claims (9)

  1. 消臭液、消毒液等の液体を空気中に噴霧する液体噴霧装置と、
    前記空気中に空気イオンを放出する空気イオン放出手段と、
    前記空気を導入して前記空気中に含まれる塵埃や臭気物質等の浮遊物を回収する回収手段と、を有する
    空気浄化装置。
  2. 前記液体噴霧装置は、液体を加熱して蒸気を生成する気化器と、該気化器で生成された蒸気が噴出される第1ノズルと、消臭液、消毒液等の液体が導出される第2ノズルとを有し、該第1ノズルの蒸気噴出圧力により該第2ノズルから液体を導出し、且つ空気中に霧化噴霧するよう該各ノズルの先端を所定間隔をおいて近接配置した
    ことを特徴とする請求項1記載の空気浄化装置。
  3. 前記空気イオン放出手段は、気中放電によって前記空気中に空気イオンを放出するよう構成した
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の空気浄化装置。
  4. 前記回収手段は、前記浮遊物のうち塵埃や花粉等を捕集して回収する集塵手段と、前記浮遊物のうち臭気物質等を吸着して回収する吸着手段と、前記空気を導入する送風機と、を有する
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか一項に記載の空気浄化装置。
  5. 前記集塵手段には、除菌加工処理が施されている
    ことを特徴とする請求項4記載の空気浄化装置。
  6. 前記吸着手段には、除菌加工処理が施されている
    ことを特徴とする請求項4又は請求項5記載の空気浄化装置。
  7. 空気イオン検知手段の計測信号に基づいて、前記空気イオン放出手段から放出される空気イオンの量を制御する制御手段とを有する
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項6の何れか一項に記載の空気浄化装置。
  8. 塵埃検知手段の計測信号に基づいて、前記液体噴霧装置の噴霧量又は前記送風機の回転数のうち少なくとも1つを制御する制御手段とを有する
    ことを特徴とする請求項4乃至請求項7の何れか一項に記載の空気浄化装置。
  9. 花粉検知手段の計測信号に基づいて、前記液体噴霧装置の噴霧量又は前記送風機の回転数のうち少なくとも1つを制御する制御手段とを有する
    ことを特徴とする請求項4乃至請求項8の何れか一項に記載の空気浄化装置。



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