JP6673463B2 - 動力工具 - Google Patents

動力工具 Download PDF

Info

Publication number
JP6673463B2
JP6673463B2 JP2018502597A JP2018502597A JP6673463B2 JP 6673463 B2 JP6673463 B2 JP 6673463B2 JP 2018502597 A JP2018502597 A JP 2018502597A JP 2018502597 A JP2018502597 A JP 2018502597A JP 6673463 B2 JP6673463 B2 JP 6673463B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fan
motor
power tool
wall surface
air
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018502597A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2017150030A1 (ja
Inventor
央 松下
央 松下
西河 智雅
智雅 西河
徳至 堀江
徳至 堀江
正寛 藤原
正寛 藤原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koki Holdings Co Ltd
Original Assignee
Koki Holdings Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Koki Holdings Co Ltd filed Critical Koki Holdings Co Ltd
Publication of JPWO2017150030A1 publication Critical patent/JPWO2017150030A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6673463B2 publication Critical patent/JP6673463B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25FCOMBINATION OR MULTI-PURPOSE TOOLS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; DETAILS OR COMPONENTS OF PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS NOT PARTICULARLY RELATED TO THE OPERATIONS PERFORMED AND NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B25F5/00Details or components of portable power-driven tools not particularly related to the operations performed and not otherwise provided for
    • B25F5/008Cooling means
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B24GRINDING; POLISHING
    • B24BMACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
    • B24B23/00Portable grinding machines, e.g. hand-guided; Accessories therefor
    • B24B23/02Portable grinding machines, e.g. hand-guided; Accessories therefor with rotating grinding tools; Accessories therefor
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B24GRINDING; POLISHING
    • B24BMACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
    • B24B23/00Portable grinding machines, e.g. hand-guided; Accessories therefor
    • B24B23/02Portable grinding machines, e.g. hand-guided; Accessories therefor with rotating grinding tools; Accessories therefor
    • B24B23/028Angle tools
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25FCOMBINATION OR MULTI-PURPOSE TOOLS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; DETAILS OR COMPONENTS OF PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS NOT PARTICULARLY RELATED TO THE OPERATIONS PERFORMED AND NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B25F5/00Details or components of portable power-driven tools not particularly related to the operations performed and not otherwise provided for

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Motor Or Generator Cooling System (AREA)
  • Portable Power Tools In General (AREA)
  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)

Description

本発明は冷却用のファンを有する動力工具に関し、特に、駆動手段の回転軸に取り付けられるファンのファンガイドを改良することによりモータ等の駆動源の過回転を抑制するようにしたものである。
携帯型の動力工具の例として、特許文献1に記載のようにディスクグラインダが知られている。ディスクグラインダは、駆動源であるモータを収容する円筒形のモータハウジングを有する。モータハウジングの前方にはモータの回転軸による動力伝達方向を約90度変換する2組の傘歯車を含んで構成される動力伝達機構が設けられる。動力伝達機構はギヤケースに収容され、ギヤケースから下方に突出するスピンドルには、砥石が取り付けられる。モータの回転軸の先端側には、冷却用のファンが設けられ、ハウジングには外気を導入する吸気口と内部の空気を排出する排気口が設けられる。ファンの回転によって吸気口から排気口に至り、冷却風が流れ、発熱するモータを冷却する。
特開2010−173042号公報
近年、動力工具は作業者の作業効率アップの要請からモータの出力向上が進む一方、小型軽量化及び低コスト化が求められ、この変化に伴って出願人は様々な動力工具を実現してきた。モータの出力を単純に向上させた場合には、作業時のモータの回転数を上げることが考えられるが、その場合には作業機器を対象に押し当てていない無負荷時の回転数が高くなってしまい、ファンの排気量等に応じた騒音が大きくなってしまう。従来の動力工具においては、高価なコントローラを用いることで無負荷時の回転数を制限するよう制御し、騒音対策を行っていたが、コントローラの設置やモータの回転数の検出素子の設置などの分だけ製品コストが増加してしまう。
本発明は上記背景に鑑みてなされたもので、その目的は、簡単な構成で無負荷時のモータの回転数を制御可能な動力工具を提供することにある。本発明の他の目的は、ファンによって生成される空気流を用いてモータの無負荷時の回転数の上昇を抑制できるようにした動力工具を提供することにある。
本願において開示される発明のうち代表的なものの特徴を説明すれば次の通りである。
本発明の一つの特徴によれば、モータによって回転するファンと、モータとファンを収容するハウジングと、ファンによって生成される冷却風を整流するファンガイドを有し、ハウジングには外気を導入する吸気口と内部の空気を排出する排気口が設けられ、ファンの回転によって吸気口から排気口に冷却風の風路が形成される動力工具において、ファンガイドに、ファンに流入する空気を通すための吸気穴と、ファン冷却風の一部を分岐させて吸引側に排出する分岐通路を設け、分岐通路は、冷却風をモータの軸回り方向にガイドしながらファンガイドに入る前の風路に流出させるように構成した。
本発明の他の特徴によればファンガイドはハウジングとは別部材で構成したので、本発明は改良されたファンガイドを用いるだけで容易に実現できる。また、ファンガイドは排気側に開口を有する略カップ状又は吸入側が絞られた略筒状の形状であって、排気口側となる開口部分は、排気穴を有するカバー部材で覆われる。ファンガイドにはファンに流入する空気を通すための吸気穴と、分岐通路を形成する貫通穴が形成される。この際、貫通穴の合計開口面積は、カバー部材に形成される排気穴の合計開口面積より小さくなるように構成すると良い。
本発明のさらに他の特徴によれば、モータの回転軸の先端に動力機器への動力伝達機構が設けられ、ファンは回転軸上においてステータと動力伝達機構の間に固定され、ファンガイドはファンとステータとの間に設けられる。ファンガイドは、軸方向に略直交するモータ側壁面を有し、吸気穴はモータ側壁面の中央付近に設けられる。ファンガイドの貫通穴は、モータ側壁面の吸気穴よりも外周側に設けられる。カバー部材はファンと動力伝達機構側の間に設けられものであって、軸方向に直交する壁面を有する。
本発明のさらに他の特徴によれば、ファンガイドは、モータ側壁面の外縁部分からカバー部材に向けて延びて遠心ファンの外周側を覆いながら配置されるように一体成形され、貫通穴はモータ側壁面の外周側の複数箇所に周方向に間隔を隔てて設けられる。貫通穴の形状は、冷却風をモータの軸回り方向にガイドしながらファンガイドに入る前の風路に流出させるように、即ち回転方向に向けてモータの軸方向のステータ側に風が導かれるように斜めに形成される。ここで貫通穴から流出する風量は、排気穴から流出する風量の20%未満とすると良い。
本発明によれば、ファンガイドの形状を改良するだけの簡単な構成で排気量を抑制可能な動力工具を実現できた。 本発明の上記及び他の目的ならびに新規な特徴は、以下の明細書の記載及び図面から明らかになるであろう。
本発明の実施例に係るディスクグラインダ1の全体構成を示す縦断面図である。 図1のファンガイド30とベアリングホルダ40の組立体の斜め後ろから見た斜視図である。 図2のファンガイド30とベアリングホルダ40の組立体の背面図である。 図2のファンガイド30単体の前面図である。 図2のファンガイド30とベアリングホルダ40の組立体の前面図である。 図2のファンガイド30とベアリングホルダ40の組立体の側面図である。 図2のファンガイド30とベアリングホルダ40の組立体の別の側面から見た側面図である。 図3のA−A部の断面図である。 図3のB−B部の断面図である。 図1のモータ特性を説明するための図である。 図1のモータ6の回転数とトルクの関係を説明するための図である。 本発明の第二の実施例の電動丸鋸101を示す断面図である。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。なお、以下の図において、動力工具の例としてディスクグラインダ1を用いて説明し、同一の部分には同一の符号を付し、繰り返しの説明は省略する。また、本明細書においては、前後左右、上下の方向は図中に示す方向であるとして説明する。
図1は、本発明の実施例に係るディスクグラインダ1の全体構成を示す断面図である。ディスクグラインダ1のハウジングは、モータ6を内部に収容する円筒形のモータハウジング2と、モータハウジング2の後方に取り付けられるテールカバー4と、モータハウジング2の前方に取り付けられるギヤケース3、の3つの主要部分により構成される。ギヤケース3はモータ6からスピンドル11への動力伝達機構を収容する金属製のケースであり、モータ6の回転軸10による動力伝達方向を約90度変換する2組の傘歯車21、22を収容して、スピンドル11を軸支する。
モータ6は、本実施例では交流で動作するユニバーサルモータを用いる。モータ6はロータ7の外周側にステータ8を有する。モータ6の後方側にはブラシ保持部9が設けられる。モータハウジング2はポリカーボネイド等の高分子樹脂の一体成形により円筒形又は長筒状に製造され、ステータ8がモータハウジング2によって周方向に回転しないように固定される。また、モータハウジング2の後方側には内径が小さくされた段差部2bが形成され、モータ6はモータハウジング2の前方の開口2aから後方側に挿入される。モータ6は、前方側でファンガイド30によって軸方向の移動が抑制される。尚、モータ6の種類や形状は本実施例のものに限られず、直流モータや、ブラシレスDCモータ等の他の方式のモータを用いても良い。
モータ6の回転軸10は、ギヤケース3に固定されるベアリング18と、ブラシ保持部9の後方側に配置されたベアリング19により回転可能に保持される。回転軸10のモータ6の前方側には冷却用のファン25が設けられる。ファン25は例えば合成樹脂製の一体成形による遠心ファンであって、回転軸10と同期して回転するように回転軸10に固定される。モータ6の回転によりファン25が回転することにより、テールカバー4の後方部に設けられた吸気口24から矢印26aのように外気を導入して、矢印26b、矢印26cのようにテールカバー4内を通過し、矢印26dのようにモータ6部分を通過させる空気流を発生させる。モータ6を通過した空気流はファンガイド30の中央部分に形成された吸気穴31aから矢印26eようにファン室内に流入し、径方向外側に流れ、ベアリングホルダ40に形成された排気穴42dを通って、矢印26fのようにしてギヤケース3の内部に空間に入り、ギヤケース3に形成された排気口3bから矢印26gのように前方側に排出される。一方、ファン室内に流入した空気は、下側の矢印26eからベアリングホルダ40の下側に形成された排気穴42bを通って、矢印26hのように流れて外部に排出される。
テールカバー4は、右側テールカバーと左側テールカバーにより分割構成され、図示しないねじによってテールカバー4の右側及び左側がモータハウジング2に固定される。テールカバー4の外部には、モータ6に電力を供給するための電源コード29が接続される。テールカバー4の内部には、モータ6のオンオフ用のスイッチ28が収容される。
ギヤケース3はモータハウジング2に、前から後ろ方向に挿入される4本のねじ(図示せず)により取り付けられる。ギヤケース3内において、スピンドル11はその軸心が上下方向に延びるように配置され、上端が軸受メタル12によりギヤケース3に固定され、中央付近でスピンドルカバー13によって軸受14に軸支される。スピンドル11の下端にはホイルワッシャ15が設けられ、ホイルワッシャ15とホイルナット16によって砥石5を挟むようにして取り付けられる。スピンドル11の軸受14の上側には大径の傘歯車22が設けられ、傘歯車22はモータ6の回転軸10の先端に設けられた小径の傘歯車21と噛合することによって、モータ6の回転が所定の比率で減速されて、砥石5が回転する。
砥石5は、ホイルナット16によってスピンドル11に対して着脱可能である。砥石5は、例えば直径100mmのレジノイドフレキシブルトイシ、フレキシブルトイシ、レジノイドトイシ、サンディングディスク等であり、用いる砥粒の種類の選択により金属、合成樹脂、大理石、コンクリートなどの表面研磨、曲面研磨が可能である。砥石5の最大許容回転数は、例えば最大12000回転/minであるが、作業時の回転数は最大許容回転数よりも十分低い。ホイルガード17は、研削された部材や破損した砥粒等の飛散を抑制するためのものである。
図2は図1のファンガイド30とベアリングホルダ40の組立体の斜め後ろから見た斜視図である。ファンガイド30は合成樹脂の一体成形によって製造された略カップ状の整流部材であって、カップの底面となる後壁面31の中央には、ファン25により吸引される空気の吸気穴31aが形成される。略円環状であってモータ6側の壁面となる後壁面31と、後壁面31の外縁部分に接続され、ファン25の径方向外側においてファン25と所定の距離を保つようにして軸方向前方(排出側)に延びる円筒状の外壁面32が形成される。外壁面32の前側は、円形の大きな開口になっており、その開口が、平板状のベアリングホルダ40によって覆われることによりファン25が回転するファン室が形成される。ファンガイド30は、モータハウジング2の開口2a(図1参照)からモータ6の前側に挿入され、その前方にベアリングホルダ40を配置しつつ、ベアリングホルダ40を挟み込むようにしてギヤケース3がモータハウジング2に対して4本のネジ(図示せず)によりネジ止めされることで固定される。この際、ファンガイド30はモータ6のステータ8の軸方向の移動を抑止してモータ6を保持すると共にステータ8が回転方向に回ることを抑制するための保持部材としての機能も奏し、そのために軸方向に延びてステータ8の端部と接触するステータ押さえ34a、34bが形成される。
ファンガイド30の後壁面31の外周側の対向する2カ所には、後壁面31から前方に向かって窪んだ窪み33a、33bが形成される。窪み33a、33bはステータ8に巻かれた巻線がファンガイド30の後壁面31と接触するのを防ぐために形成したものである。後壁面31の外周縁付近の4カ所には、ファン25によって生成された空気の一部を分岐させてモータ6側に流れ戻させるための貫通穴となる分岐通路35a〜35dが形成される。吸気穴31aを介してファンガイド30の内部に流入した空気の大部分は、ファン25の回転方向27で示す矢印方向に回転するファン25によって吸引された後に遠心力で外周側に導かれて、ベアリングホルダ40の外周側に形成された排気穴(図5にて後述)を介してギヤケース3側に流れる。
一方、吸気穴31aを介してファンガイド30の内部に流入した空気の一部は、分岐通路35a〜35dを通って点線矢印のようにファン室内から後方側(モータ6側)に排出される。分岐通路35a〜35dはファン25の回転方向27に対して、周方向に斜めに冷却風が排出されるように形状が決定され、後方から見た際には分岐通路35a〜35dの周方向の壁面となる斜面37a〜37d(図3で後述)が形成される。このように分岐通路35a〜35dは、回転方向の接線に対して浅い角度を有しながら流れるようにしたので、冷却風をモータ6の軸回り方向にガイドしながらファンガイド30に入る前の風路に流出させることができる。このとき、分岐通路35a〜35dを通って後方に排気される冷却風の向きは、ファン室に流入する空気流と逆の方向であるため、空気流26eに対して抵抗になり、乱流が発生する。乱流が発生すると、流路抵抗が増すため、ファン25の仕事量が増え、モータ6への負荷が大きくなって回転数を抑える働きをする。一方で、低回転時には分岐通路35a〜35dからモータ6側に流出する風の量が減少するので、乱流によるモータ6への影響が小さくなる。このように分岐通路35a〜35dはモータハウジング2内において逆流路として働き、乱流を発生させる。また、分岐通路35a〜35dは周方向の複数箇所において均等間隔で設けられるので、ファンガイド30の特定部位に応力が集中することもない。
図3は図2のファンガイド30とベアリングホルダ40の組立体の背面図である。ファンガイド30は、プラスチック等の合成樹脂の一体成形によって製造されるので、軽量で形状の自由度が高く、製造原価の上昇を抑制することができる。ベアリングホルダ40は、四隅にギヤケース3をモータハウジング2に固定するためのネジが通る為の窪み43a〜43dが形成されている。尚、窪み43a〜43dでなく、この部分にネジを貫通させる貫通穴を形成するようにしても良い。分岐通路35a〜35dの内周側及び外周側の側壁は、モータ6の回転軸10の軸方向と平行かつ同心になるように形成される。分岐通路35a〜35dの一部はファン25の回転方向と平行となるように形成されるが、分岐通路35a〜35dの他の一部は周方向(ファン25の回転方向)と直交でなく斜めとなるような斜面37a〜37dが形成され、その裏面斜面36a〜36d(後述する図4参照)となっている。このように本実施例では、ファンガイド30によってファン25の外周面と後方側を覆うとともに、後壁面31の一部において複数の分岐通路35a〜35dの一部をファン25の回転方向に対して斜めに形成した。これにより、ファン25の回転方向に移動する冷却風が斜め形状に沿って移動するので、スムーズに冷却風の一部がモータハウジング2の内部においてファン室側からモータ6側の空間に環流される(流れ戻る)。
図4は、ファンガイド30単体の前面図であって、ファン25が収容される空間(ファン室)を前方側からみた形状を示している。ここでは分岐通路35a〜35dの周方向側(ファン25の回転方向後方側)の壁面が、36a〜36dのように斜めのスロープ状に形成されていて、図2に示した点線矢印の方向に流れる環流風をモータ6側の空間に導く。分岐通路35a〜35dは、外壁面32に接する位置となるギリギリまで外周側に形成される。円筒形の外壁面32と後壁面31の外縁部分との接合部分は、曲面状に形成される(矢印32aの前方視でリング状に見える部分)が、分岐通路35a〜35dはこの曲面状部分と干渉する位置にある。このように分岐通路35a〜35dを後壁面31の内側部分において、最外周部分に設けたことにより、ファン25の径方向に移動して外壁面32の内面に当たった後、外壁面32の内面に沿って移動する冷却風がモータ6側の空間に導かれやすくすると共に、モータ6の回転数が上昇してファン25の回転速度が上昇した時の最外周部分(矢印32aの部分)にあたる風圧が所定値以上に増加した際には、特に効率良く冷却風の一部をモータ6側の空間(モータハウジング2の内部空間)内に流出させることができる。
図5はファンガイド30とベアリングホルダ40の組立体の前面図である。ベアリングホルダ40は、カップ状に形成されたファンガイド30の開口部分を覆うカバー部材としての機能を果たすと共に、モータ6の回転軸10を貫通させる貫通穴40aと、冷却風の排気穴42a〜42dを形成した。ベアリングホルダ40は、モータ6の軸方向に直交する壁面となる金属製の板材によって形成され、貫通穴40aのまわりに立ち上がり加工を行う、いわゆるバーリング加工を施すことにより円筒部41を形成した。円筒部41の外周側には、僅かに前方側に突出する円環状の段差部分41aが形成される。段差部分41aは、バーリング加工をし易くするために形成されるのと、ベアリング18(図1参照)の外輪に良好に接触する接触面を規定するために形成されるものである。
ベアリングホルダ40の外周縁に近い部分には、周方向に細長く伸びる4つの排気穴42a〜42dが形成される。これら排気穴42a〜42dを通してファン25によって吸引された冷却風の大部分はファン室(ファン25の収容されている空間)から、ギヤケース3側に排出され、ギヤケース3に形成された排気口から外部に排出される。図5においては排気穴42a〜42dから図4で示した構造(図4の外壁面32と裏面斜面36a〜36d)の一部が見えている状態を図示している。
図6はファンガイド30及びベアリングホルダ40の側面図である。本実施例においては、ファンガイド30とベアリングホルダ40によってファン25の全体を覆うようにした。即ちファン25の後面、前面と、外周面が覆われることになるが、ファン25の外周部分を覆う外壁面32は、ファンガイド30側に設けずにベアリングホルダ40側と一体に設けるようにしても良い。また、ファン25の外周部分を覆う外壁面32をモータハウジング2の内壁面を利用するように構成しても良い。重要な点は、ファン25によって風の流れを生成するファン室を形成し、ファン室において風の入口となる吸気穴31aと、ギヤケース3の排気口3b側につながる風の出口となる排気穴42a〜42dを設け、さらに第三の空気通路(分岐通路35a〜35d)を設けてファン室の風の一部を吸気側(風の上流側)に環流させることである。すなわちファン25が生み出す風の全部を排気するのではなく、一部をファン室に入る前の流路に戻すことである。分岐通路35a〜35dから流出する風量の合計は、無負荷時のモータ6の最高回転数付近において排気穴42a〜42dから流出する風量の合計の20%未満とすると良く、過度な乱流による騒音を抑制することができる。
図7はファンガイド30及びベアリングホルダ40の別の側面からの側面図である。ファンガイド30の後壁面31の外周部の2カ所には、ファンガイド30をモータハウジング2に対して回り止めするための窪み33a、33bが形成される。本明細書では図示していないが、モータハウジング2の開口2a(図1参照)付近には、窪み33a、33bと係合するような周方向に直線状の段差部分が形成され、ギヤケース3をモータハウジング2に対して固定した際にファンガイド30の窪み33a、33bがモータハウジング2の段差部に係合することにより、ファンガイド30が回転方向に回転しないように固定される。この際、ファンガイド30にはステータ押さえ34a、34bが形成されるので、同時にモータ6の軸方向の移動を阻止し、回転方向の回り止めとして機能する。
図8は図3のA−A部の断面図であり、図9は図3の別の部分での断面たるB−B断面図である。ここではファン25の後ろ側に複数の穴(分岐通路35a〜35d)が開いたファンガイド30を設けた。分岐通路35a〜35dの内径は、ファン25の径(外径)よりも大きくなるようにする。また、分岐通路35a〜35dの外径はファンガイド30の内径と同一の寸法となるようにした。ベアリングホルダ40の中央部分には、前方から後方にむけて円筒状の部分(円筒部41)が突出するように形成される。円筒部41の外周側にはやや前方側に円環状にプレスされた部位(段差部分41a)が形成され、その外周側は平面部41bとなっている。平面部41bの外縁付近には、排気穴42a、42cが設けられる。排気穴42a〜42dの外縁部位置は、円筒形の外壁面32の開口部32aの内径とほぼ同一となるようにすると良い。
図10は本実施例のディスクグラインダ1におけるモータ特性を説明するための図である。図10において横軸はモータ6に流れる電流(単位[A])であり、左側の縦軸はスピンドル11の回転数(単位[回転/min])である。ここではモータ6の回転数は、2つの傘歯車21、22による減速機構によって1/3の回転数に減速されてスピンドル11に伝達される。従って、スピンドル11の回転数の3倍がモータ6の回転数となる。右側の縦軸は、スピンドル11の出力トルク(単位[N・m]、スピンドル11の出力(単位100×[W])、効率(単位10×[%])である。スピンドル11の回転数81は、無負荷状態の時に最大約12,000回転/minであり、砥石5による研削作業で負荷が高くなるとスピンドル11の回転数81が低下し、それによってモータ6に流れる電流とトルク83が高くなる。効率87の曲線は、電流値が約15A付近でピークとなる。そして最大負荷によってモータ6が停止寸前となる状態では、モータ6には約54Aのモータ電流が流れる。このときのスピンドル11の出力85は、モータ電流が約30A付近を最大とした逆放物線状となる。この際のトルク83は、スピンドル11の回転数81とはほぼ逆の関係となり、最高回転数付近でトルク83が0で、最小回転数付近で最大となる。
図11は、モータ6の回転数とトルクの関係を説明するための図である。ここでは横軸がスピンドル11の回転数(単位[回転/min])で有り、縦軸が(単位[N・m]である。実線で示す曲線91が標準的なファンガイドにおける回転数とトルクの関係である。ここで標準的なファンガイドとは、図2〜図9で示したファンガイド30の分岐通路35a〜35dが設けられてなくて、その部分が完全に塞がれているようなファンガイドである。標準的なファンガイドの前方側に設けられるベアリングホルダ40の形状は、本実施例と同一構造である。この標準的なファンガイドの場合は、モータハウジング2の内部空間のうちモータ6側からファンガイドの内部に流入した空気は、すべてベアリングホルダ40の排気穴42a〜42dからギヤケース3側に排出される。従って、ファン25が高速回転している際に冷却風の流れが乱されないので出力損失が小さく、無負荷時のスピンドル11の最高回転数が約12、000回転/minにまで到達してしまいファンの騒音が大きくなってしまう。また、ディスクグラインダにおいては、砥石5の許容最高回転数や規格上の制約からスピンドル11の回転数の上限が規定されている。従って、無負荷時の最高回転数が上昇しすぎないようにする方が好ましい。
本実施例のファンガイド30を用いた場合は、点線に示す曲線92に示すように、ファンガイド30の内部から分岐通路35a〜35dを介して冷却風の一部が、モータハウジング2の中においてモータ6側に戻るようにして循環する。この冷却風の循環(乱流)によって、ファン25の損失抵抗の増大により高回転領域におけるモータ6への負荷が、従来のファンガイドに比べて増加する。従って、ファン25の回転数が6,000回転/min付近(実作業領域)ではトルクを従来と遜色ない値で実現できるが、無負荷時のスピンドル11の最高回転数を11,000回転/min程度と、従来よりも約10%程度低下させることができる。このように、本実施例ではファンガイド30の冷却風の流れを乱すようにした乱流発生手段(分岐通路35a〜35d)を設けて、ファンの抵抗を増大させることによって、モータ6を電子的に制御しなくても無負荷時にモータ6が高速回転することを抑制できる。この効果は、モータ6の出力を従来よりも増大させて、動力工具の出力トルクを上昇させる際に、特に好ましい結果をもたらすことになる。また、無負荷時の回転数を落とすことができたので、排気量が減少して騒音が抑制されるが、ファン25の仕様を変更して送風量を増やす(ファンロスを増加させる)ことで、排気量を従来と同様にしながら無負荷時の回転数を更に低下させることができる。このときファン25がモータ6に与える負荷は、モータ6の回転数の2乗に比例するため、ファン25の仕事量を増やしたとしても実作業領域(6,000回転/min付近)ではファンロスによる影響がほとんどない。しかも、本実施例の構成では、モータ6を電子的に制御する制御装置が不要な上に、構造的にもシンプルであるので、故障の恐れも少なく信頼性の高い動力工具を実現できる。
以上、本実施例ではファン25の風を誘導するためのファンガイド30を設けて、ファンガイド30にファン25に流入する空気を通すための吸気穴31aと、冷却風の一部を分岐させる分岐通路35a〜35dを設け、冷却風の一部が分岐通路35a〜35dによってモータハウジング2の中を循環するようにした。循環させる風の量を調整するには、合成樹脂の成型品たるファンガイド30を作り替えて分岐通路35a〜35dの大きさ、個数、間隔、径方向の位置、裏面斜面36a〜36d、斜面37a〜37dの形状等を変更するだけで良いので、所望の循環状態を容易に実現できる。
次に図12を用いて本発明の第2の実施例について説明する。第2の実施例においては、分岐通路を有するファンガイド130を電動丸鋸101に適用したものである。電動丸鋸101は、モータ106を収容する合成樹脂製のモータハウジング102と、作業者が把持するハンドル104と、被切断材を切断する鋸刃105と、被切断材と当接するベース109を含んで構成される電動工具である。モータ106の回転駆動力は、動力伝達機構を用いてスピンドル111に伝達され、スピンドル111に取り付けられた円形の鋸刃105が高速で回転する。回転軸110はファン125を貫通して前方側に延び、前方端にピニオン110aが形成される。ピニオン110aはスピンドル111の後端に固定された平歯車122と噛合する。ここではピニオン110aと平歯車122が減速機構を構成し、モータ6の回転数が所定の減速比で減速されスピンドル111が回転する。
鋸刃105の上側の略半分はギヤカバー103で覆われており、鋸刃105のベース109から下方に突出する部分は安全カバー117で覆われる。安全カバー117はスピンドル111と同軸上で回動可能に設けられており、ベース109を被切断材に当接し鋸刃105を切断方向に摺動した際に被切断材に当接して回動する。作業者がハンドル104を把持し、図示しないスイッチをオンすることにより、モータ106の回転が減速装置を介して鋸刃105に伝達され被切断材を切断することができる。
ファン125とモータ106の間には、ファンガイド130が設けられる。ファンガイドは、略円筒形であって外周部の内側に吸入される風を案内するための後壁面131が形成される。後壁面131の外周部分の複数箇所(上下左右の4カ所)には、分岐通路135a、135cが設けられる(図12で他の2つの分岐通路が見えない)。モータハウジング102の後方側には、吸気穴127が設けられる。ファン125はモータ106の回転軸110と同期して回転し、この回転によって吸気穴127から吸引された空気(矢印126a)は、矢印126b〜126cのようにモータの周囲を流れて、矢印126dから126eのように流れて矢印126fのようにギヤカバー103側に流れる。ここで、ファンガイド130に分岐通路135a、135c等が設けられるため、ファン125によって吸引される空気の一部が、点線矢印126gのようにモータ106側に分岐して流れる。点線矢印126gの風は流入してくる矢印126dに合流するようにしてモータハウジング102の内部を環流する。分岐通路の設けられる位置(周方向位置、径方向位置、通路の向く方向)等は第一の実施例と同じとすれば良いが、分岐される風の作用によりファン125の回転抵抗を増大させて、モータ106の高回転時の負荷を僅かに増大させる目的を達成できれば、設ける場所や形状等は任意である。
第二の実施例によれば冷却風の風路中に分岐通路を形成して、冷却風の一部をファン125の回転空間(ファン室)からモータ106側に環流させることにより、ファン125によって生成される風の力を利用して、無負荷回転時のモータ106の回転上昇を抑制することができる。この結果、モータの出力を従来からさらに高めても、鋸刃105の回転数を所定の範囲内に保つことができる。しかも、本実施例の構成も第一の実施例と同様に、モータ106を電子的に制御する制御装置が不要な上に、構造的にもシンプルであるので、故障の恐れも少なく信頼性の高い動力工具を実現できる。
以上、本発明を実施例に基づいて説明したが、本発明は上述の実施例に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲内で種々の変更が可能である。例えば、上述の実施例では動力工具の例としてディスクグラインダと電動丸鋸を用いた電動工具で説明したが、これだけに限られずに、モータの回転軸に冷却用又は他の用途のためのファンが設けられ、ハウジングの外部から空気をハウジングの内部に取り込むようにした構成であれば、任意の動力工具においても実現できる。また、上述の実施例ではモータハウジングにファンガイドを装着するように構成したが、ハウジングとファンガイドを一体品で構成するようにしても良い。さらに、ファンガイドをもちいて分岐される空気はモータ側に環流するだけで無く、その他の箇所に流すようにしてファンの抵抗を増加させるように構成しても良い。
1…ディスクグラインダ、2…モータハウジング、2a…開口、2b…段差部、3…ギヤケース、3b…排気口、4…テールカバー、5…砥石、6…モータ、7…ロータ、8…ステータ、9…ブラシ保持部、10…回転軸、11…スピンドル、12…軸受メタル、13…スピンドルカバー、14…軸受、15…ホイルワッシャ、16…ホイルナット、17…ホイルガード、18,19…ベアリング、21,22…傘歯車、24…吸気口、25…ファン、26a〜26h…冷却風の流れ、27…回転方向、28…スイッチ、29…電源コード、30…ファンガイド、31…後壁面、31a…吸気穴、32…外壁面、32a…開口部、33a,33b…窪み、34a,34b…ステータ押さえ、35a〜35d…分岐通路、36a〜36d…裏面斜面、37a〜37d…斜面、40…ベアリングホルダ、40a…貫通穴、41…円筒部、41a…段差部分、41b…平面部、42a〜42d…排気穴、41a〜41d…窪み、81…スピンドルの回転数、83…トルク、85…出力、87…作業効率、91…回転数−出力トルク曲線(従来)、92…回転数−出力トルク曲線(本実施例)、101…電動丸鋸、102…モータハウジング、103…ギヤカバー、104…ハンドル、105…鋸刃、106…モータ、109…ベース、110…回転軸、110a…ピニオン、111…スピンドル、117…安全カバー、122…平歯車、125…ファン、126a〜126f…冷却風の流れ、127…吸気穴、130…ファンガイド、131…後壁面、135a,135c…分岐通路

Claims (6)

  1. モータと、前記モータによって回転するファンと、前記モータと前記ファンを収容するハウジングと、前記ファンによって生成される冷却風を整流するファンガイドを有し、前記ハウジングには外気を導入する吸気口と内部の空気を排出する排気口が設けられ、前記ファンの回転によって前記吸気口から前記排気口に前記冷却風の風路が形成される動力工具において、
    前記ファンガイドに、前記ファンに流入する空気を通すための吸気穴と、前記ファン前記冷却風の一部を前記ファンガイドに入る前の風路に戻す分岐通路を設け
    前記分岐通路は、前記冷却風を前記モータの軸回り方向にガイドしながら前記ファンガイドに入る前の風路に流出させることを特徴とする動力工具。
  2. 前記ファンガイドは前記ハウジングとは別部材であることを特徴とする請求項1に記載の動力工具。
  3. 前記ファンガイドの前記排気口側は、排気穴を有するカバー部材で覆われ、前記ファンガイドは前記分岐通路を形成する貫通穴を有することを特徴とする請求項2に記載の動力工具。
  4. 前記貫通穴の合計開口面積は、前記排気穴の合計開口面積より小さいことを特徴とする請求項3に記載の動力工具。
  5. 前記モータの回転軸の先端に動力伝達機構が設けられ、前記ファンは前記回転軸の前記モータのステータと前記動力伝達機構の間に固定され、前記ファンガイドは前記ファンと前記モータのステータとの間に設けられ、軸方向に直交するモータ側壁面を有し、前記カバー部材は軸方向に直交する壁面を有し、前記ファンと前記動力伝達機構の間に設けられ、前記吸気穴は前記モータ側壁面の中央付近に設けられ、前記貫通穴は前記モータ側壁面の前記吸気穴よりも外周側に設けられることを特徴とする請求項4に記載の動力工具。
  6. 前記ファンは前記モータ側壁面と前記カバー部材の間で回転する遠心ファンであって、前記ファンガイドは、前記モータ側壁面の外縁部分から前記カバー部材に向けて延びて前記遠心ファンの外周側を覆いながら配置されるように一体成形され、前記貫通穴は前記モータ側壁面の外周側の複数箇所に周方向に間隔を隔てて設けられることを特徴とする請求項5に記載の動力工具。
JP2018502597A 2016-02-29 2017-01-27 動力工具 Active JP6673463B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016038316 2016-02-29
JP2016038316 2016-02-29
PCT/JP2017/002953 WO2017150030A1 (ja) 2016-02-29 2017-01-27 動力工具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2017150030A1 JPWO2017150030A1 (ja) 2018-11-29
JP6673463B2 true JP6673463B2 (ja) 2020-03-25

Family

ID=59743777

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018502597A Active JP6673463B2 (ja) 2016-02-29 2017-01-27 動力工具

Country Status (5)

Country Link
US (2) US10661427B2 (ja)
EP (1) EP3424647B1 (ja)
JP (1) JP6673463B2 (ja)
CN (1) CN108602184B (ja)
WO (1) WO2017150030A1 (ja)

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106926096B (zh) * 2015-12-31 2020-01-31 南京德朔实业有限公司 角磨机
SE1651353A1 (en) * 2016-10-17 2018-02-27 Husqvarna Ab Safety arrangement and method for a floor surfacing machine
CN112368113A (zh) * 2018-06-29 2021-02-12 工机控股株式会社 电动工具
JP7155822B2 (ja) * 2018-09-28 2022-10-19 工機ホールディングス株式会社 電動作業機
JP7278063B2 (ja) * 2018-11-30 2023-05-19 株式会社マキタ 電動工具
SE543413C2 (en) * 2019-05-03 2021-01-05 Husqvarna Ab Hand-held electrically powered device
CN112223431B (zh) 2019-07-15 2022-09-13 株式会社牧田 自动刨床
US11691262B2 (en) 2019-09-26 2023-07-04 Makita Corporation Electric power tool
CN113560664A (zh) * 2020-04-28 2021-10-29 南京德朔实业有限公司 电圆锯
TWI751912B (zh) * 2021-02-20 2022-01-01 鼎朋企業股份有限公司 降低機殼發燙的研磨工具機
CA3221795A1 (en) * 2021-06-16 2022-12-22 Zheng Jun Wang Handheld cultivator

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2147243B (en) 1983-10-01 1986-10-15 Standard Telephones Cables Ltd Applying thermoplastics sleeve to crush resistant tubing
US6314922B1 (en) * 1998-07-23 2001-11-13 Andreas Stihl Ag & Co. Hand-held working tool
JP2002103251A (ja) * 2000-09-29 2002-04-09 Hitachi Koki Co Ltd 電動工具
JP3800084B2 (ja) 2001-12-14 2006-07-19 日立工機株式会社 電動工具
DE10261572A1 (de) * 2002-12-23 2004-07-01 Robert Bosch Gmbh Elektrohandwerkzeugmaschine
JP4665432B2 (ja) 2003-06-20 2011-04-06 日立工機株式会社 燃焼式動力工具
JP4557555B2 (ja) 2004-01-08 2010-10-06 株式会社マキタ 電動工具
JP2006315121A (ja) * 2005-05-12 2006-11-24 Hitachi Koki Co Ltd 電動工具
JP5063970B2 (ja) * 2006-10-02 2012-10-31 富士重工業株式会社 可搬式動力作業機
US7732955B2 (en) * 2008-08-18 2010-06-08 Black & Decker Inc. Power tool with motor air flow path control
CN102149515B (zh) * 2009-01-30 2014-08-06 日立工机株式会社 电动工具
JP5424018B2 (ja) 2009-01-30 2014-02-26 日立工機株式会社 電動工具
US8348727B2 (en) * 2011-05-26 2013-01-08 Black & Decker Inc. Airflow arrangement for a power tool
DE102013208705A1 (de) * 2013-05-13 2014-11-13 Robert Bosch Gmbh Handhobelmaschine
JP6127840B2 (ja) * 2013-09-02 2017-05-17 日立工機株式会社 電動工具
DE102013219729A1 (de) 2013-09-05 2015-03-05 Robert Bosch Gmbh Batteriebetriebener Geradschleifer mit einem elektronisch kommutierten Elektromotor

Also Published As

Publication number Publication date
US20190039228A1 (en) 2019-02-07
USRE49414E1 (en) 2023-02-14
EP3424647B1 (en) 2021-04-21
US10661427B2 (en) 2020-05-26
EP3424647A4 (en) 2020-04-01
JPWO2017150030A1 (ja) 2018-11-29
EP3424647A1 (en) 2019-01-09
CN108602184A (zh) 2018-09-28
CN108602184B (zh) 2021-06-29
WO2017150030A1 (ja) 2017-09-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6673463B2 (ja) 動力工具
JP6127840B2 (ja) 電動工具
US20200230723A1 (en) Blower for circular saw
JP5633940B2 (ja) 携帯用電気切断機
US9364906B2 (en) Power tool with high-speed electric motor
JP5700266B2 (ja) 電動工具
CN211343478U (zh) 一种风叶构件和及设有该风叶构件的偏心机构
US10836027B2 (en) Hand-held electric power tool
GB2478646A (en) Fan blade spacing and/or construction
JP2011062770A (ja) 電動工具
CN102947036A (zh) 手持式工具机
EP3040157B1 (en) Vacuum-powered rotary tool
US20200391338A1 (en) Polishing machine
WO2016158129A1 (ja) 電動工具
JP6717124B2 (ja) 電動工具
JP2015013369A (ja) 携帯用電気切断機
JP6745765B2 (ja) マルノコ
CN108312018B (zh) 一种手持式电动工具
JP6079252B2 (ja) 携帯用ブロワ
JP6907459B2 (ja) 電動工具
CN112975681B (zh) 一种适用于小型工具的负压驱动设备
JP2012250337A (ja) 電動工具
JP2013129025A (ja) 電動工具
JP2019093519A (ja) 電動工具
JP2014117792A (ja) 電動工具

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180808

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180808

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190604

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190730

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20190917

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20191216

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20191224

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200204

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200217

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6673463

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150