JP6672097B2 - 通信装置、その制御方法およびプログラム - Google Patents

通信装置、その制御方法およびプログラム Download PDF

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本発明は、通信装置、その制御方法およびプログラムに関する。
近年、携帯電話と無線LAN(Local Area Network)を介して通信して画像データの送受信ができるデジタルカメラが知られている。このようなデジタルカメラには、第1の無線通信を用いて、第1の無線通信よりも通信距離が長い第2の無線通信の通信パラメータを交換して、第2の無線通信に引き継ぐコネクションハンドオーバの機能を有するものがある。コネクションハンドオーバの機能により、ユーザは第2の無線通信をするための操作手順の一部を省くことができる。
特許文献1には、無線LANを介して機器同士が接続するための通信パラメータを、NFC(Near Field Communication)を用いて機器間で共有する技術が開示されている。
特開2013−157736号公報
更に、近年では、携帯電話とBluetooth(登録商標)を介して接続することが可能なデジタルカメラも知られている。このように、様々な通信方式が搭載されているデジタルカメラでは、各通信方法の特徴に合ったサービスを実現することができる。
一方で、どの通信をどのタイミングで許可し、実行するのかについては、接続する携帯電話によって異なることが考えられる。言い換えれば、通信先となる外部装置によっては接続しないようにすることが好ましい場合も考えられる。
本発明は、複数の通信手段を有する通信装置が、通信する外部装置に応じて接続するか否かを適切に制御することを目的とする。
本発明の通信装置は、外部装置と通信するための第1の通信手段、第2の通信手段および第3の通信手段を備える通信装置であって、外部装置との間で前記第1の通信手段により通信された場合に前記第3の通信手段にハンドオーバするように制御し、外部装置との間で前記第2の通信手段により通信している状態から、前記外部装置と前記第1の通信手段により通信された場合に前記第3の通信手段にハンドオーバすることなく前記第2の通信手段により通信している状態を維持するように制御する制御手段を有することを特徴とする。
本発明によれば、複数の通信手段を有する通信装置が、通信する外部装置に応じて接続するか否かを適切に制御することができる。
デジタルカメラの構成の一例を示す図である。 スマートフォンの構成の一例を示す図である。 通信システムの構成の一例を示す図である。 デジタルカメラおよびスマートフォンの処理を示すフローチャートである。 デジタルカメラおよびスマートフォンの処理を示すフローチャートである。
以下、本発明に係る実施形態について、添付の図面を用いて詳細に説明する。
本実施形態では、通信システムが互いに通信可能な複数の通信装置を備え、複数の通信装置のうち一つの通信装置がデジタルカメラ100であり、異なる一つの通信装置がスマートフォン200である場合を例にして説明する。
<デジタルカメラ100の構成>
まず、デジタルカメラ100のハードウェア構成について説明する。
図1(a)は、デジタルカメラ100の構成の一例を示す図である。
デジタルカメラ100は、制御部101、撮像部102、不揮発性メモリ103、作業用メモリ104、操作部105、表示部106、RTC107、記録媒体108、通信部109、通信部110、近接無線通信部111、給電部112等を有する。
制御部101はデジタルカメラ100全体を制御する。具体的には、制御部101は入力された信号や後述するプログラムに基づいてデジタルカメラ100の各構成部を制御する。なお、制御部101がデジタルカメラ100全体を制御する場合に限られず、複数のハードウェアが処理を分担することでデジタルカメラ100全体を制御してもよい。
撮像部102は被写体像を撮像して画像データを生成する。撮像部102は光学系、撮像素子等から構成される。ここで、光学系には、光学レンズユニットおよび絞り・ズーム・フォーカスなど制御するレンズ制御部が含まれる。撮像素子は、光学レンズユニットを介して結像された被写体光を電気的な映像信号に変換する。ここで、撮像素子にはCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)や、CCD(Charge Coupled Device)が用いられる。撮像部102では、光学レンズユニットを通して撮像素子に結像された被写体光を電気信号に変換してノイズ低減処理等を行い、デジタルデータを画像データとして出力する。なお、制御部101は出力された画像データをDCF(Design Rule for Camera File System)の規格に従って記録媒体108に記録する。
不揮発性メモリ103は電気的に消去・記録可能な不揮発性のメモリである。不揮発性メモリ103は制御部101が実行するプログラム、後述するデジタルカメラ100の識別情報等を格納する。
作業用メモリ104は撮像部102により撮像された画像データを一時的に保持するバッファメモリや、表示部106の画像表示用メモリ、あるいは、制御部101の作業領域等として用いられる。
操作部105は、ユーザからのデジタルカメラ100に対する指示を受け付ける。操作部105には、デジタルカメラ100の電源のON/OFFを指示する電源ボタン、撮影を指示するレリーズスイッチ、画像データの再生を指示する再生ボタン、通信部109を介して外部装置との通信を開始するための専用の接続ボタン等が含まれる。また、操作部105には、表示部106に対する接触を検知可能なタッチパネルも含まれる。
なお、上述したレリーズスイッチは、第1スイッチ(SW1)および第2スイッチ(SW2)を有する。レリーズスイッチの操作途中、いわゆる半押し状態で第1スイッチがONになる。制御部101は第1スイッチのONにより、AF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、AWB(オートホワイトバランス)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理等の撮影準備を開始する。すなわち、第1スイッチはユーザからの撮影準備の指示を受け付ける。また、レリーズスイッチの操作完了、いわゆる全押し状態で第2スイッチがONになる。制御部101は第2スイッチのONにより、撮像部102から出力された画像データを記録媒体208に記録する一連の撮影処理の動作を開始する。すなわち、第2スイッチはユーザからの撮影の指示を受け付ける。
表示部106は撮影の際のライブビュー画像を表示したり、撮影した画像データを表示したりする。また、表示部106は、ユーザとの間で対話的に操作できるように文字等も表示する。なお、デジタルカメラ100は表示部106を一体で構成せずに、デジタルカメラ100の内部あるいは外部に接続することで表示部106を有するように構成してもよい。すなわち、デジタルカメラ100は少なくとも表示部106を制御する表示制御機能を有していればよく、ここでは制御部101が表示部106を制御する。
RTC107は時計管理を行う。RTC107はユーザによる操作部105を介した操作や、通信部109あるいは通信部110を介して取得した時刻情報等に基づいて時刻設定される。なお、RTC107は時計管理を行うことができればよく、時刻設定は電波時計として標準電波を受信することで行ってもよい。
記録媒体108は撮像部102から出力された画像データを記録する。記録媒体108は、デジタルカメラ100に着脱可能であってもよく、内蔵されていてもよい。すなわち、デジタルカメラ100は記録媒体108にアクセスできる機能を有していればよく、ここでは制御部101が記録媒体108へのアクセスを制御する。
通信部109は、外部装置ここではスマートフォン200と通信可能に接続するためのインターフェースであり、第3の通信手段の一例に対応する。
デジタルカメラ100は、通信部109を介してスマートフォン200との間でデータを送受信することができる。具体的には、撮像部102で生成した画像データを、通信部109を介してスマートフォン200に送信することができる。制御部101は、通信部109を制御することでスマートフォン200との無線通信を実現する。
本実施形態では、通信部109の通信方式としてIEEE802.11の規格に則った、いわゆる無線LAN(例えばWi−Fi)で通信するためのインターフェースを用いることができる。ただし、通信部109の通信方式は無線LANに限定されるものではなく、例えば赤外通信方式であってもよい。
通信部110は、外部装置ここではスマートフォン200と通信可能に接続するためのインターフェースであり、第2の通信手段の一例に対応する。
デジタルカメラ100は、通信部110を介してスマートフォン200との間でデータを送受信することができる。具体的には、撮像部102で生成された画像データを、通信部110を介してスマートフォン200に送信することができる。制御部101は、通信部110を制御することでスマートフォン200との無線通信を実現する。
本実施形態では、通信部110の通信方式としてIEEE802.15.1の規格に則った、いわゆるBluetoothで通信するためのインターフェースを用いることができる。ただし、通信部110の通信方式はBluetoothに限定されるものではなく、例えばIEEE802.11の規格に則った無線LAN、あるいは、赤外通信方式であってもよい。
また、通信部110ではペリフェラルモードまたはセントラルモードの何れかのモードで動作する。制御部101は通信部110をペリフェラルモードで動作させることによって、デジタルカメラ100がBluetoothにおけるクライアント機器として動作する。デジタルカメラ100がクライアント機器として動作する場合、セントラルモードで動作する外部装置に接続することで、外部装置と通信することが可能である。なお、外部装置と接続する場合には外部装置との間で認証が必要であるが、制御部101は予め外部装置とペアリングを行って、接続する外部装置の固有情報を不揮発性メモリ103に記憶し、記憶した固有情報に基づいて認証を行う。
近接無線通信部111は、外部装置ここではスマートフォン200と通信可能に接続するためのインターフェースであり、第1の通信手段の一例に対応する。
近接無線通信部111は例えば、無線通信のためのアンテナ、無線信号を処理するため変復調回路、通信コントローラ等から構成される。近接無線通信部111は、変調した無線信号をアンテナから出力したり、アンテナで受信した無線信号を復調したりすることでISO/IEC 18092の規格(NFC:Near Field Communication)に則った非接触近接通信を実現する。
デジタルカメラ100は近接無線通信部111とスマートフォン200の後述する近接無線通信部211とを近接させることにより、スマートフォン200との間で通信可能に接続される。なお、近接無線通信部111を用いてスマートフォン200と接続させる場合、近接無線通信部111と近接無線通信部211とを必ずしも接触させる必要はない。すなわち、近接無線通信部111および近接無線通信部211は一定の距離だけ離れていても通信することができるため、近接無線通信部111および近接無線通信部211を近接無線通信可能な範囲まで近づければよい。以下では、近接無線通信可能な範囲まで近づけることを、近接させるというものとする。なお、本実施形態の近接無線通信部111は、スマートフォン200の近接無線通信部211と近接させやすいようにデジタルカメラ100の側部に配置されている。
給電部112は、給電部同士を一定の距離に近づけることにより、給電を行うことができる。すなわち、デジタルカメラ100はケーブル等を介さずに給電部112により非接触で給電可能である。制御部101は、給電部112による給電の開始および終了を制御する。
このようにデジタルカメラ100は、複数の通信手段として通信部109、110、近接無線通信部111を有する。通信部109および通信部110は、画像データを送受信する場合等に用いるが、複数有することによりユーザの利便性を向上させることができる。一方、近接無線通信部111による通信は、外部装置との間で通信部109による通信に引き継ぐコネクションハンドオーバ(以下、ハンドオーバという)のトリガとして機能する。なお、近接無線通信部111は、通信部109、110と比べて通信距離が短い近接無線通信である。
次に、デジタルカメラ100の外観について説明する。
図1(b)は、デジタルカメラ100を正面から見た一例を示す斜視図である。図1(c)はデジタルカメラ100を背面から見た一例を示す斜視図である。
図1(b)および図1(c)に示すように、デジタルカメラ100は上述した操作部105に含まれる操作部材として、レリーズスイッチ105a、再生ボタン105b、方向キー105c、タッチパネル105dを有する。また、デジタルカメラ100の背面には表示部106が配置され、撮像部102により撮像された画像データが表示される。また、デジタルカメラ100は筺体の側面には、給電部112のアンテナ部が配置される。
<スマートフォン200の構成>
次に、スマートフォン200のハードウェア構成について説明する。
図2は、スマートフォン200の構成の一例を示す図である。
スマートフォン200は、制御部201、撮像部202、不揮発性メモリ203、作業用メモリ204、操作部205、表示部206、RTC207、記録媒体208、通信部209、通信部210、近接無線通信部211、公衆網接続部212を有する。また、スマートフォン200は、マイク213、スピーカ214等を有する。
制御部201はスマートフォン200全体を制御する。具体的には、制御部201は入力された信号や後述するプログラムに基づいてスマートフォン200の各構成部を制御する。なお、制御部201がスマートフォン200全体を制御する場合に限られず、複数のハードウェアが処理を分担することでスマートフォン200全体を制御してもよい。
撮像部202は被写体像を撮像して画像データを生成する。
不揮発性メモリ203は電気的に消去・記録可能な不揮発性のメモリである。不揮発性メモリ203は制御部201が実行する基本的なプログラムであるOS(オペレーティングシステム)や、OSと協働して応用的な機能を実現するアプリケーション等を格納する。本実施形態では、不揮発性メモリ203にはデジタルカメラ100と通信するためのアプリケーション(以下、アプリという)を格納する。
作業用メモリ204は表示部206の画像表示用メモリ、あるいは、制御部201の作業領域等として用いられる。
操作部205は、ユーザからのスマートフォン200に対する指示を受け付ける。操作部205には、スマートフォン200の電源のON/OFFを指示する電源ボタン、表示部206に対する接触を検知可能なタッチパネル、RTC207を設定する操作部材等が含まれる。
表示部206は画像データを表示したり、ユーザとの間で対話的に操作できるように文字等を表示したりする。なお、スマートフォン200は表示部206を一体で構成せずに、スマートフォン200に接続することで表示部206を有するように構成してもよい。すなわち、スマートフォン200は少なくとも表示部206を制御する表示制御機能を有していればよく、ここでは制御部201が表示部206を制御する。
RTC207は時計管理を行う。RTC207はユーザによる操作部205を介した操作や、通信部209、210あるいは公衆網接続部212を介して取得した時刻情報等に基づいて時刻設定される。なお、RTC207は時計管理を行うことができればよく、時刻設定は電波時計として標準電波を受信したり、アナログ時計のようなメカニカル機構から時刻情報を検出したりすることで行ってもよい。なお、メカニカル機構から時刻情報を検出する場合には、RTC207にはアナログ時計からの検出機構が含まれる。
記録媒体208はデジタルカメラ100から送信され、通信部209あるいは通信部210を介して受信した画像データを記録する。記録媒体208は、スマートフォン200に着脱可能であってもよく、内蔵されていてもよい。すなわち、スマートフォン200は記録媒体208にアクセスできる機能を有していればよく、ここでは制御部201が記録媒体208へのアクセスを制御する。
通信部209は、外部装置ここではデジタルカメラ100と通信可能に接続するためのインターフェースであり、第3の通信手段の一例に対応する。
スマートフォン200は、通信部209を介してデジタルカメラ100との間でデータを送受信することができる。具体的には、通信部209はアンテナを有し、デジタルカメラ100から送信された画像データをアンテナを介して受信することができる。制御部201は、通信部209を制御することでデジタルカメラ100との無線通信を実現する。
本実施形態では、通信部209の通信方式としてIEEE802.11の規格に則った、いわゆる無線LAN(例えばWi−Fi)で通信するためのインターフェースを用いることができる。ただし、通信部209の通信方式は無線LANに限定されるものではなく、例えば赤外通信方式であってもよい。
通信部210は、外部装置ここではデジタルカメラ100と通信可能に接続するためのインターフェースであり、第2の通信手段の一例に対応する。
スマートフォン200は、通信部210を介して、デジタルカメラ100との間でデータを送受信することができる。具体的には、デジタルカメラ100から送信された画像データを通信部210を介して受信することができる。制御部201は、通信部210を制御することでデジタルカメラ100との無線通信を実現する。
本実施形態では、通信部210の通信方式としてIEEE802.15.1の規格に則った、いわゆるBluetoothで通信するためのインターフェースを用いることができる。ただし、通信部210の通信方式はBluetoothに限定されるものではなく、例えばIEEE802.11の規格に則った無線LAN、あるいは、赤外通信方式であってもよい。
また、通信部210ではペリフェラルモードまたはセントラルモードかの何れかのモードで動作する。制御部201は通信部210をセントラルモードで動作させることによって、スマートフォン200がBluetoothにおけるサーバ機器として動作する。スマートフォン200がサーバ機器として動作する場合、ペリフェラルモードで動作する外部装置と接続することで、外部装置と通信することが可能である。なお、外部装置と接続する場合には外部装置との間で認証が必要であるが、制御部201は予めペアリングを行って、接続する外部装置の固有情報を不揮発性メモリ203に記憶し、記憶した固有情報に基づいて認証を行う。
近接無線通信部211は、外部装置ここではデジタルカメラ100と通信可能に接続するためのインターフェースであり、第1の通信手段の一例に対応する。
近接無線通信部211は例えば、無線通信のためのアンテナ、無線信号を処理するため変復調回路、通信コントローラ等から構成される。近接無線通信部211は、変調した無線信号をアンテナから出力したり、アンテナで受信した無線信号を復調したりすることでISO/IEC 18092の規格(NFC)に則った非接触近接通信を実現する。なお、本実施形態の近接無線通信部211は、デジタルカメラ100の近接無線通信部111と近接させやすいようにスマートフォン200の側部に配置されている。
公衆網接続部212は、電話回線網に接続するためのインターフェースである。また、マイク213は音を電気信号に変換し、スピーカは電気信号から音に変換する。
このようにスマートフォン200は、複数の通信手段として通信部209、210、近接無線通信部211を有する。本実施形態の近接無線通信部211による通信は、外部装置との間で通信部209による通信に引き継ぐハンドオーバのトリガとして機能する。なお、近接無線通信部211は、通信部209、210と比べて通信距離が短い近接無線通信である。
<通信システムの構成>
次に、通信システムの構成について説明する。図3は、通信システムの構成の一例を示す図である。
通信システムは、デジタルカメラ100とスマートフォン200とを備えている。
図3に示す矢印301は、デジタルカメラ100aとスマートフォン200とが通信部110,210によりBluetoothにより通信している状態を示している。この場合、デジタルカメラ100aの近接無線通信部111とスマートフォン200の近接無線通信部211とを近接させたとしても何も起こらず、Bluetoothで通信している状態が維持される。この処理については後述する。
一方、図3に示す矢印302は、デジタルカメラ100bとスマートフォン200とが通信されていない状態から、近接無線通信部111と近接無線通信部211とを近接させた状態を示している。この場合、デジタルカメラ100bとスマートフォン200は、ハンドオーバの機能により、通信部109,209とが通信を引き継ぎ無線LAN(以下では、Wi−Fiとして説明する)での通信を開始する。この処理については後述する。
<フローチャート>
次に、デジタルカメラ100およびスマートフォン200の処理について図4のフローチャートを参照して説明する。ここでは、ユーザがデジタルカメラ100で撮影した画像データをスマートフォン200に送信するために、ユーザがデジタルカメラ100とスマートフォン200とをBluetoothにより通信する場合を想定している。
図4(a)は、デジタルカメラ100の処理を示すフローチャートである。この処理は、制御部101が不揮発性メモリ103に格納されたプログラムを作業用メモリ104に展開して実行することにより実現される。図4(a)のフローチャートは、例えば、ユーザからBluetoothでスマートフォン200と通信するための操作を操作部105が受け付けることで開始される。
S401では、制御部101は通信部110を介してスマートフォン200との間でBluetoothによる通信ができたか否かを判定する。具体的には、制御部101は通信部110をペリフェラルモードとして動作させ、通信部110からAdvetizement信号を発信させる。制御部101はAdvetizement信号に対する応答を待機して、応答によってセッション確立できた場合にBluetoothによる通信ができたと判定し、応答がなくセッション確立できない場合にはBluetoothによる通信ができないと判定する。
なお、Bluetoothによる通信を行うには、一般的にペアリングによる認証にて通信する方法と、認証せずにワンタイム通信として通信する方法があるが、本実施形態では何れの方法であってもよい。
制御部101はBluetoothによる通信ができたと判定した場合にはS402に処理を移行し、Bluetoothによる通信ができないと判定した場合には処理を終了する。
S402では、制御部101は不揮発性メモリ103に格納されている識別情報を通信部110を介してスマートフォン200に送信するように制御する。なお、制御部101はスマートフォン200からの要求に応じて識別情報を送信してもよく、要求に関わらず一方的に送信してもよい。すなわち、制御部101はデジタルカメラ100の識別情報をスマートフォン200が受信できるように送信すればよく、送信するタイミング等は限定されない。
図4(b)は、スマートフォン200の処理を示すフローチャートである。この処理は、制御部201が不揮発性メモリ203に格納されたプログラムを作業用メモリ204に展開して実行することにより実現される。図4(b)のフローチャートは、例えば、ユーザからBluetoothでデジタルカメラ100と通信するための操作を操作部205が受け付けることで開始される。
S411では、制御部201は通信部210を介してデジタルカメラ100との間でBluetoothによる通信ができたか否かを判定する。具体的には、制御部201は通信部210をセントラルモードとして動作させ、Advetizement信号を検索する。制御部201はAdvetizement信号に対して応答することによってセッション確立できた場合にBluetoothによる通信ができたと判定し、応答せずにセッション確立できない場合にBluetoothによる通信ができないと判定する。
制御部201はBluetoothによる通信ができたと判定した場合にはS412に処理を移行し、Bluetoothによる通信ができないと判定した場合には処理を終了する。
S412では、制御部201はデジタルカメラ100から送信されたデジタルカメラ100の識別情報を通信部210を介して受信するように制御し、受信した識別情報を作業用メモリ204に記憶する。
図4(a)、(b)のフローチャートが終了した時点で、スマートフォン200とデジタルカメラ100とがBluetoothにより通信されている場合にはスマートフォン200にデジタルカメラ100の識別情報が記憶されている。一方、Bluetoothにより通信されていない場合にはスマートフォン200はデジタルカメラ100の識別情報が記憶されていない。
スマートフォン200とデジタルカメラ100とがBluetoothにより通信されている状態では、ユーザによる操作部105,205の操作に応じて画像データが送受信される。
次に、図4(a)、(b)のフローチャートが終了した後のデジタルカメラ100およびスマートフォン200の処理について図5のフローチャートを参照して説明する。ここでは、上述した図3の矢印301で示したデジタルカメラ100aとスマートフォン200とが通信している状態、および、矢印302で示したデジタルカメラ100bとスマートフォン200とが通信していない状態の何れもが含まれるフローチャートである。すなわち、Bluetoothにより通信している場合と通信していない場合との両方に対応しているフローチャートである。
図5(a)は、デジタルカメラ100とスマートフォン200とを近接させたときのデジタルカメラ100の処理を示すフローチャートである。この処理は、制御部101が不揮発性メモリ103に格納されたプログラムを作業用メモリ104に展開して実行することにより実現される。
S501では、制御部101はNFCによる通信が行われたか否か、すなわち近接無線通信部111に対してスマートフォン200の近接無線通信部211が近接しているか否かを判定する。制御部101は近接無線通信部111による通信状況に基づいて近接無線通信部211が近接していると判定した場合にはS502に処理を移行し、近接していないと判定した場合には処理を終了する。
S502では、制御部101は不揮発性メモリ103に格納されている識別情報をNFCによる通信、すなわち近接無線通信部111を介してスマートフォン200に送信するように制御する。
S503では、制御部101はスマートフォン200の近接無線通信部211から送信される、Wi−Fiにより通信するための接続要求をNFCによる通信を介して、すなわち近接無線通信部111を介して受信したか否かを判定する。制御部101は接続要求を受信したと判定した場合にはS504の処理に移行し、接続要求を受信していないと判定した場合には処理を終了する。
S504では、制御部101は通信部110による通信状況に基づいて外部装置とBluetoothにより通信しているか否かを判定する。ここでは、外部装置がスマートフォン200とは異なる通信装置と通信している場合を想定しているが、制御部101は何れの外部装置であるかは判定せず、単に外部装置とBluetoothにより通信しているか否かを判定する。制御部101は外部装置とBluetoothにより通信していると判定した場合にはS505に処理を移行し、通信していないと判定した場合にはS506に処理を移行する。
S505では、制御部101は通信部110を介したBluetoothによる通信を切断するように制御する。このように、Bluetoothによる通信を切断することで、S506に進んだときに、周波数帯が重なるWi−Fiによる通信との干渉を防止することができる。
S506では、制御部101は近接無線通信部111を介して受信した接続要求に基づいて通信部109を介してスマートフォン200とWi−Fiによる通信を開始するように制御する。すなわち、制御部101はNFCによる通信をトリガとしてスマートフォン200との通信をWi−Fiによる通信に引き継ぐハンドオーバを実行する。
図5(b)は、デジタルカメラ100とスマートフォン200とを近接させたときのスマートフォン200の処理を示すフローチャートである。この処理は、制御部201が不揮発性メモリ203に格納されたプログラムを作業用メモリ204に展開して実行することにより実現される。
S511では、制御部201はNFCによる通信が行われたか否か、すなわち近接無線通信部211に対してデジタルカメラ100の近接無線通信部111が近接しているか否かを判定する。制御部201は近接無線通信部211による通信状況に基づいて近接無線通信部111が近接していると判定した場合にはS512に処理を移行し、近接していないと判定した場合には処理を終了する。
S512では、制御部201はデジタルカメラ100から送信されたデジタルカメラ100の識別情報をNFCによる通信、すなわち近接無線通信部211を介して受信するように制御する。制御部201は受信した識別情報を作業用メモリ204に記憶する。
S513では、制御部201は通信部210による通信状況に基づいてデジタルカメラ100とBluetoothにより通信しているか否かを判定する。なお、ここでのデジタルカメラ100は、NFCによる通信しているデジタルカメラ100以外のデジタルカメラ100も含まれる。制御部201はデジタルカメラ100とBluetoothにより通信していると判定した場合にはS514に処理を移行し、通信していないと判定した場合にはS515に処理を移行する。
S514は、制御部201は通信部210を介して通信しているデジタルカメラ100の識別情報を作業用メモリ204から読み出すように制御する。この識別情報は、図4(b)のフローチャートのS412において受信した識別情報に相当する。また、制御部201は近接無線通信部211を介して受信したデジタルカメラ100の識別情報を作業用メモリ204から読み出すように制御する。この識別情報は、図5(b)のフローチャートのS512において受信した識別情報に相当する。
制御部201は、読み出した識別情報同士を比較してBluetoothにより通信しているデジタルカメラ100と、NFCにより通信しているデジタルカメラ100とが同一であるか否かを判定する。
なお、本実施形態では識別情報として、デジタルカメラ100の通信部109の識別情報、具体的にはWi−Fiによる通信に用いる通信部109を一意に特定するためのMACアドレスを用いている。ここでは、NFCによる通信をトリガとして、Wi−Fiによる通信を行おうとしているために、ユーザは近接させているデジタルカメラ100がWi−Fiによる通信に対応する通信部を有していると認識している可能性が高い。したがって、デジタルカメラ100を一意に識別する識別情報をMACアドレスにすることで識別情報同士を比較できる可能性を高めることができる。一方、識別情報として、Bluetoothによる通信に用いる通信部110を一意に特定するためのアドレス(Bluetoothアドレス)は用いないことが好ましい。なぜなら、近接したデジタルカメラ100が必ずしもBluetoothによる通信に対応する通信部を有しているとは限らないからである。
ただし、NFCにより通信を用いてBluetoothによる通信を行おうとしている場合には、逆に、デジタルカメラ100を一意に識別する識別情報としてBluetoothアドレスを用いるほうが好ましい。
制御部201は比較結果により識別情報が同一ではない場合には同一のデジタルカメラ100ではないと判定してS515に処理を移行し、識別情報が同一の場合には同一のデジタルカメラ100であると判定してS517に処理を移行する。
S515では、制御部201はNFCにより通信を行ったデジタルカメラ100に対してWi−Fiにより通信するための接続要求をNFCによる通信を介して、すなわち近接無線通信部211を介して送信するように制御する。
S516では、制御部201は通信部209を介してデジタルカメラ100とWi−Fiによる通信を行うように制御する。すなわち、制御部201はNFCによる通信をトリガとしてデジタルカメラ100との通信をWi−Fiによる通信に引き継ぐハンドオーバを実行する。なお、制御部201は当初よりBluetoothによる通信をしているデジタルカメラ100との間ではBluetoothによる通信を継続する。
一方、S517では、制御部201はNFCにより通信を行ったデジタルカメラ100に対してWi−Fiにより通信するための接続要求を送信しないように制御する。すなわち、制御部201はデジタルカメラ100との間でBluetoothによる通信を継続する。
ここで、図3に示す各装置のうち、ユーザがデジタルカメラ100aとスマートフォン200とを所有し、他人がデジタルカメラ100bを所有しているものとする。このとき、デジタルカメラ100aとスマートフォン200とが通信部110、210で通信(Bluetoothによる通信)している状態から、近接無線通信部111、211が近接(NFCによる通信)した場合を想定する。この場合、上述したS514において、スマートフォン200の制御部201はBluetoothにより通信しているデジタルカメラ100aと、NFCにより通信しているデジタルカメラ100aとが同一であると判定する。したがって、S517において制御部201はデジタルカメラ100aに対してWi−Fiにより通信するための接続要求を行わない。すなわち、デジタルカメラ100aとスマートフォン200とはWi−Fiによる通信にハンドオーバせずに、通信部110、210で通信(Bluetoothによる通信)を継続する。
ここで、Bluetoothによる通信およびWi−Fiによる通信の何れも画像データを送受信することができる。したがって、ユーザがデジタルカメラ100aとスマートフォン200とをBluetoothにより通信している状態から、わざわざNFCによる通信を経たハンドオーバによりWi−Fiにより接続させることは想定し難い。したがって、デジタルカメラ100aとスマートフォン200とをBluetoothにより通信している状態からNFCにより通信される場合とは、例えばデジタルカメラ100aとスマートフォン200とを同じ鞄に入れる等により誤って近接されたと推定できる。
すなわち、Bluetoothにより通信しているデジタルカメラ100aとスマートフォン200とが近接されたとしても、Wi−Fiによる通信にハンドオーバせずにBluetoothによる通信を継続させることでユーザの混乱を防止できる。
一方、スマートフォン200と他人のデジタルカメラ100bとが何れの通信部においても通信されていない状態から、近接無線通信部111、211が近接(NFCによる通信)した場合を想定する。この場合、上述したS514において、スマートフォン200の制御部201はBluetoothにより通信しているデジタルカメラ100aと、NFCにより通信しているデジタルカメラ100bとが同一でないと判定する。したがって、S515において制御部201はデジタルカメラ100bに対してWi−Fiにより通信するため接続要求を行って、S516において制御部201はデジタルカメラ100bとWi−Fiによる通信にハンドオーバを実行する。
ここで、ユーザがスマートフォン200と他人のデジタルカメラ100bとを近接させる場合とは、NFCによる通信を経たハンドオーバによりWi−Fiによる通信に接続させたい意図があると想定できる。
すなわち、互いに通信していないスマートフォン200とデジタルカメラ100bとが近接された場合にはNFCによる通信をトリガとしてWi−Fiによる通信を行う。したがって、ユーザは他人のデジタルカメラ100bとの間で容易にWi−Fiによる通信ができ、例えばデジタルカメラ100bとスマートフォン200との間で画像データを送受信することができる。なお、スマートフォン200の制御部201はデジタルカメラ100aの間ではBluetoothによる通信を切断させずに継続させるので、ユーザは既に通信しているデジタルカメラ100aとの間で引き続き通信が可能である。したがって、デジタルカメラ100aとの間の通信の利便性を向上させることができる。
このように本実施形態によれば、複数の通信手段を有する通信装置が通信する外部装置に応じて接続するか否かを適切に制御することができる。したがって、ユーザは外部装置応じて接続したり切断したりする操作を簡略化することができることから、操作性の向上を図ることができる。
なお、上述したS514では制御部201は同一のデジタルカメラ100ではないと判定した場合にS515に処理を移行し、S515で制御部201がデジタルカメラ100bに対してWi−Fiによる通信のための接続要求を送信したが、この場合に限られない。例えば、同一のデジタルカメラ100ではないと判定したが、自身のデジタルカメラ100aとの間で通信を優先させたい特定の機能を用いており、デジタルカメラ100bとの間でWi−Fiによる通信に遷移したくない場合がある。
このような場合を想定して、S514とS515との間に、制御部201が通信部210を介して特定の機能を用いて通信しているか否かを判定する処理を追加することができる。制御部201は特定の機能を用いて通信していると判定した場合にはS517に処理を移行し、Wi−Fiによる通信にハンドオーバしないように制御し、特定の機能を用いて通信していないと判定した場合にはS515に処理を移行することができる。ここで、特定の機能とは、例えば、スマートフォン200からの操作部205を介してデジタルカメラ100に撮影動作をさせたりする遠隔操作の機能が含まれる。
以上、本発明を上述した実施形態により説明したが、本発明はこれらの実施形態にのみ限定されるものではなく、本発明の範囲内で変更などが可能である。
上述した実施形態では、NFCによる通信をトリガとしてWi−Fiによる通信にハンドオーバする場合について説明したが、この場合に限られず、NFCによる通信をトリガとしてBluetoothによる通信にハンドオーバしてもよい。
上述した実施形態では、通信装置の一例がデジタルカメラ100である場合について説明したが、通信装置はデジタルカメラに限られない。例えば、通信装置は携帯型のメディアプレーヤや、いわゆるタブレットデバイス、パーソナルコンピュータなどの情報処理装置であってもよい。
上述した実施形態では、通信装置の一例がスマートフォン200である場合について説明したが、通信装置はスマートフォンに限られない。通信装置は、無線機能付きのデジタルカメラや、いわゆるタブレットデバイス、パーソナルコンピュータなどの情報処理装置であってもよい。
(その他の実施形態)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
100:デジタルカメラ(通信装置) 101:制御部 109:通信部 110:通信部 111:近接無線通信部 200:スマートフォン(通信装置) 201:制御部 209:通信部 210:通信部 211:近接無線通信部

Claims (11)

  1. 外部装置と通信するための第1の通信手段、第2の通信手段および第3の通信手段を備える通信装置であって、
    外部装置との間で前記第1の通信手段により通信された場合に前記第3の通信手段にハンドオーバするように制御し、
    外部装置との間で前記第2の通信手段により通信している状態から、前記外部装置と前記第1の通信手段により通信された場合に前記第3の通信手段にハンドオーバすることなく前記第2の通信手段により通信している状態を維持するように制御する制御手段を有することを特徴とする通信装置。
  2. 前記制御手段は、
    外部装置との間で前記第2の通信手段により通信している状態から、前記外部装置とは異なる外部装置と前記第1の通信手段により通信された場合に前記異なる外部装置と通信するために前記第3の通信手段にハンドオーバするように制御することを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記制御手段は、前記外部装置との間で前記第2の通信手段により通信している状態であって、且つ、前記外部装置との間で特定の機能を用いて通信している場合には、
    前記異なる外部装置と前記第1の通信手段により通信された場合であっても前記第3の通信手段にハンドオーバしないように制御することを特徴とする請求項2に記載の通信装置。
  4. 前記制御手段は、
    前記異なる外部装置と通信するために前記第3の通信手段にハンドオーバした場合でも、前記外部装置との間で前記第2の通信手段により通信している状態を維持するように制御することを特徴とする請求項2または3に記載の通信装置。
  5. 前記制御手段は、
    前記第2の通信手段により通信している外部装置と、前記第1の通信手段により通信された外部装置とが同一であるか否かを判定し、同一であると判定した場合に前記第3の通信手段にハンドオーバすることなく前記外部装置との間で前記第2の通信手段により通信している状態を維持するように制御することを特徴とする請求項1ないし4の何れか1項に記載の通信装置。
  6. 前記制御手段は、
    前記第2の通信手段を介して受信した識別情報と、前記第1の通信手段を介して受信した識別情報とが同一であるか否かの比較結果に応じて、前記第2の通信手段により通信している外部装置と、前記第1の通信手段により通信された外部装置とが同一であるか否かを判定することを特徴とする請求項5に記載の通信装置。
  7. 前記識別情報は、前記第3の通信手段に対応する、前記外部装置の通信部を一意に特定するための識別情報であることを特徴とする請求項6に記載の通信装置。
  8. 前記第1の通信手段は、前記第2の通信手段および前記第3の通信手段よりも通信距離が短い近接通信であることを特徴とする請求項1ないし7の何れか1項に記載の通信装置。
  9. 前記外部装置との間で前記第2の通信手段により通信している状態から、前記外部装置とは異なる外部装置と間で前記第1の通信手段により通信された場合に前記異なる外部装置と間で前記前記第3の通信手段にハンドオーバし、前記外部装置との間での前記第2の通信手段による通信を切断することを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  10. 外部装置と通信するための第1の通信手段、第2の通信手段および第3の通信手段を備える通信装置の制御方法であって、
    外部装置との間で前記第1の通信手段により通信された場合に前記第3の通信手段にハンドオーバするように制御し、
    外部装置との間で前記第2の通信手段により通信している状態から、前記外部装置と前記第1の通信手段により通信された場合に前記第3の通信手段にハンドオーバすることなく前記第2の通信手段により通信している状態を維持するように制御する制御ステップを有することを特徴とする通信装置の制御方法。
  11. コンピュータを、請求項1ないし9の何れか1項に記載された通信装置の制御手段として機能させるためのプログラム。
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