JP6182904B2 - 通信端末装置、通信制御方法及び通信制御プログラム - Google Patents

通信端末装置、通信制御方法及び通信制御プログラム Download PDF

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Description

本発明は、複数種類の無線通信方式で無線通信可能な通信端末装置に関する。
特許文献1には、NFC(Near Field Communication;近距離無線通信)による無線通信及び無線LANによる無線通信が可能な2つの通信装置の相互間における無線LAN接続方法が提案されている。
具体的には、2つの通信装置を近づけると両者間でNFCによる無線通信が開始され、無線LAN接続のための必要な情報のやりとりが行われる。そのやりとりされた情報に基づき、両者間の無線LAN接続が確立され、両者間で無線LANによるデータ通信が行われる。
近年、多機能携帯端末やタブレット端末などの携帯型の通信端末装置が広く普及しつつある。特許文献1に記載の技術を用いれば、例えば、通信端末装置と印刷装置との間で、NFC通信を介して無線LAN接続を確立させ、無線LANにて通信端末装置から印刷装置へ印刷データを送信して印刷させる、といったことが可能となる。
特開2007−166538号公報
通信端末装置に保存されている画像ファイル等を印刷装置で印刷させるためには、印刷対象のファイルを印刷装置が処理できる形式に加工して印刷装置へ送信する必要がある。このデータ加工は、一般に通信端末装置内のOS(Operating System)が担っている。データ加工が可能なファイルの種類はOSによって異なり、多種のファイルをデータ加工可能なOSもあればデータ加工可能なファイルの種類が制限されたOSもある。前者の例としてWindows(登録商標)、後者の例としてアンドロイド(登録商標。以下同様。)がある。
アンドロイドは、近年、携帯型の通信端末装置に搭載される主なOSの1つとなっている。アンドロイドにおいては、例えばJPG形式のファイル(以下「JPGファイル」という)は印刷用のデータ加工が可能な(即ちOSがサポートしている)サポートファイルであるが、例えばPDF形式やDOC形式等の文書ファイルなどは、印刷用のデータ加工ができない(即ちOSがサポートしていない)非サポートファイルである。非サポートファイルは、印刷用のデータ加工ができないため、印刷装置へ送信して印刷させることができない。
このように、たとえ通信端末装置と印刷装置との間でNFCを利用して無線LAN接続を確立できても、印刷装置へ送信して印刷させることができるファイルの種類はOSによって制限される。
本発明は上記課題に鑑みなされたものであり、装置自身がサポートしていないファイルであっても印刷装置へ無線送信して印刷させることが可能な通信端末装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するためになされた本発明の通信端末装置は、ファイルを保存可能な記憶部と、情報を表示可能な表示部と、表示部に表示されている情報のうち特定の情報を選択する選択操作を受け付け可能な選択操作受付部と、第1の無線通信方式による無線通信である第1無線通信で印刷装置とデータ通信を行うことが可能な第1無線通信部と、第1の無線通信方式とは異なる第2の無線通信方式による無線通信である第2無線通信で印刷装置とデータ通信を行うことが可能な第2無線通信部と、制御部とを備えている。
そして、制御部は、記憶部に保存されているファイルを表示部に表示させる表示処理と、表示部に表示されているファイルのうち選択操作受付部により選択されたファイルを印刷装置で印刷させる印刷対象ファイルとして設定する印刷対象ファイル設定処理と、印刷対象ファイル設定処理により設定された印刷対象ファイルが所定の非サポート形式のファイルである場合に、その印刷対象ファイルを第1無線通信で変換装置へ送信させることにより変換装置にてその印刷対象ファイルを所定のサポート形式のファイルに変換させて、その変換後の印刷対象ファイルを変換装置から第1無線通信で取得する変換ファイル取得処理と、印刷対象ファイル設定処理による印刷対象ファイルの設定後、当該通信端末装置と印刷装置との間で第2無線通信が開始された場合に、変換ファイル取得処理の実行中ではない場合は第1無線通信の通信相手を印刷装置に設定し、変換ファイル取得処理の実行中である場合は第1無線通信の通信相手を維持する印刷装置接続処理と、印刷装置接続処理により第1無線通信の通信相手が印刷装置に設定された場合、第1無線通信にてサポート形式の印刷対象ファイルを印刷装置へ送信させる印刷対象ファイル送信処理と、を実行する。
このように構成された本発明の通信端末装置によれば、変換装置で非サポート形式のファイルからサポート形式のファイルへの変換が行われる場合、変換後のファイルの取得が完了するまでは、たとえ第2無線通信が開始されても、第1無線通信の無線通信相手が印刷装置に切り替わらない。つまり、サポート形式に変換されたファイルの取得が完了するまでは、第1無線通信による変換装置との接続状態が維持される。
そのため、変換装置でファイル変換が行われている最中に第2無線通信による印刷装置との無線通信が開始されても、変換装置との第1無線通信による無線通信は維持され、これにより変換後のファイルを変換装置から第1無線通信にて取得することができる。
本発明の通信端末装置において制御部が実行する各処理は、それぞれ、コンピュータにそれら各処理を実行させるための通信制御プログラムとして実現することができる。
実施形態のNFC印刷システムの概略構成を表す構成図。 携帯端末で実行される印刷受付処理を表すフローチャート。 携帯端末で表示される文書ファイル選択メニュー画面の一例を表す説明図。 携帯端末で表示されるプレビュー画面の一例を表す説明図。 図2のS210のファイル変換処理の詳細を表すフローチャート。 携帯端末で実行されるNFC印刷処理を表すフローチャート。
以下に、本発明の好適な実施形態を図面に基づいて説明する。なお、本発明は、下記の実施形態に示された具体的手段や構造等に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の形態を採り得る。また、下記の実施形態の構成の一部を、課題を解決できる限りにおいて省略した態様も本発明の実施形態である。
図1に示すように、本実施形態のNFC印刷システム1は、主に、携帯端末10と、MFP(Multi Function Peripheral ;多機能周辺装置)30と、変換サーバ7とを備える。
通信端末装置としての携帯端末10は、アクセスポイント3と無線LANで無線接続可能であり、アクセスポイント3を介してインターネット5へ接続でき、インターネット5経由で変換サーバ7へ接続できる。以下、インターネット5及びインターネット5を経由して接続可能なサーバ等の機器、システムを、クラウドともいう。なお、無線LANは、例えばIEEE802.11a/b/g/nの規格で定められる通信方式等である。
携帯端末10は、MFP30との間で無線LANで無線接続可能である。より詳しくは、携帯端末10とMFP30は、アクセスポイント3を介した無線LAN接続が可能であり、アクセスポイント3を介さずに両者間で直接無線LAN接続を行うこともできる。
本実施形態の無線LANは、Wi−Fi(登録商標。以下同様。)に準拠した方式である。そのため、以下の説明では、アクセスポイント3を介した無線LANを「通常Wi−Fi」ともいう。アクセスポイント3を介さず携帯端末10とMFP30が直接通信を行うWi−Fiは、Wi−Fi AllianceによってWi−Fi Direct(登録商標。以下同様。)としてその仕様が策定されている。そのため、以下の説明では、Wi−Fi Directに準拠したWi−Fi(無線LAN)を「WFD」ともいう。携帯端末10とMFP30とは、NFCによる無線データ通信も可能である。本実施形態のNFC印刷システム1では、携帯端末10が、このNFCによる無線通信を利用してMFP30とのWi−Fi接続を確立し、携帯端末10内の各種ファイルをWi−FiでMFP30へ送信してMFP30で印刷させる、NFC印刷が可能である。
携帯端末10は、図1に示すように、CPU11、ROM12、RAM13、フラッシュメモリ14、メモリカードインタフェース(以下「メモリカードI/F」という)15、無線LAN通信部16、NFC通信部17、操作部18、タッチパネル19、表示部20及び音声入出力部21などを備えている。
CPU11は、ROM12やフラッシュメモリ14,メモリカードI/F15に装着されたメモリカード27等に記憶されている各種プログラムやデータ等に基づいて、後述する印刷受付処理(図2)及びNFC印刷処理(図6)を含む各種処理を行う。ROM12は周知の不揮発性メモリ、RAM13は周知の揮発性メモリである。
フラッシュメモリ14は、記憶内容を書き換え可能な不揮発性のメモリであり、OS25や印刷制御アプリケーション(以下「印刷アプリ」という)26を含む各種プログラム、データ等が記憶されている。
OS25は、携帯端末10の標準機能を実現するための基本ソフトウェアであって、本実施形態ではアンドロイドである。通信制御プログラムとしての印刷アプリ26は、既述のNFC印刷を実現するためのアプリケーションであり、後述する印刷受付処理(図2)やNFC印刷処理(図6)の各プログラムを含んでいる。印刷アプリ26は、MFP30のベンダ−によって提供され、ユーザによって携帯端末10にインストールされる。
以降、各種アプリケーションやOS25などのプログラムを実行するCPU11のことを、単にその実行プログラム名で記載する場合もある。例えば「アプリケーション」という記載が、「アプリケーションを実行するCPU11」を意味する場合もある。
携帯端末10にインストールされた各アプリケーション(印刷アプリ26を含む)は、OS25のAPIを呼び出して、メモリカードI/F15、無線LAN通信部16、NFC通信部17、操作部18、タッチパネル19、表示部20、音声入出力部21など、携帯端末10の各構成に受け渡したいデータをOS25に入力、及びOS25から出力する。
メモリカードI/F15は、不揮発性のメモリカード27が装着されるインタフェースであって、メモリカード27に対するデータの書き込み又は読み出しを制御する。メモリカード27は、本実施形態ではSDカード(登録商標)である。メモリカード27には、例えば、インターネット5からダウンロードされたファイルや、電子メールにより添付されて受信したファイルなどが保存される。
無線LAN通信部16は、携帯端末10と他の機器とをWi−Fi(通常Wi−Fi又はWFD)接続する回路である。この無線LAN通信部16により、携帯端末10とアクセスポイント3との間で(延いてはアクセスポイント3経由でインターネット5又はMFP30との間で)通常Wi−Fiによる無線通信が可能となる。また、無線LAN通信部16により、携帯端末10とMFP30との間でWFDによる無線通信も可能となる。
NFC通信部17は、携帯端末10とMFP30とをNFC接続する回路である。このNFC通信部17により、携帯端末10とMFP30との間でNFCによる無線通信が可能となる。なお、NFCによる無線通信が可能な範囲はごく近距離(例えば十数cm以内)である。ユーザが携帯端末10をMFP30に近づけて、携帯端末10のNFC通信部17のアンテナとMFP30のNFC通信部37のアンテナとの距離が通信可能範囲内になると、両者間で所定のNFC通信が開始され、その後、携帯端末10とMFP30とのWi−Fi接続が行われる。
なお、本明細書において、携帯端末10とMFP30の両者の位置関係について「近づける」又は「かざす」というときは、特に断りのない限り、両者をNFC通信が可能な状態となるように近接させることを意味するものとする。
操作部18は、携帯端末10の筺体に設けられたハードキーであり、ユーザ操作により携帯端末10に設定情報や指示が入力される。タッチパネル19は、表示部20に重ねて設けられ、ユーザのタッチ操作等により携帯端末10に設定情報や指示が入力される。表示部20は、文書ファイル選択メニュー画面(図3参照)やプレビュー画面(図4参照)などの各種画面、情報を表示する。音声入出力部21は、マイクやスピーカなどで構成された音声入出力用デバイスである。
携帯端末10に搭載されているOS25としてのアンドロイドは、各種ファイルのうち少なくともJPGファイルやテキストファイルはサポートしており、そのプレビュー画面を表示させることができる。また、アンドロイドは、それらサポートファイルについては、MFP30で印刷させるために必要な各種加工を行うことができる。具体的には、JPGファイルやテキストデータを印刷用に加工するための各種APIを備えている。
一方、アンドロイドは、例えばPDF形式やDOC形式、XLS形式等の文書ファイルなど、所定の形式のファイルはサポートしていない。即ち、これら非サポートファイルについては印刷用に加工するためのAPIは持っていない。非サポートファイルは、例えば他の情報通信端末から通信で取得したり、電子メールの添付ファイルとして取得したりするなど、様々なルートで携帯端末10に取り入れ、保存することができる。しかし、非サポートファイルは、OS25がサポートしていないことから、OS25の標準的機能としては、プレビュー表示や印刷用データ加工などを行うことはできない。
携帯端末10において、ユーザが印刷アプリ26を起動させて印刷機能が選択されると、印刷アプリ26は、携帯端末10に保存されている各種ファイルから印刷可能なファイルを検索し、一覧表示させる。その一覧表示の中からユーザが所望のファイルを印刷対象として選択すると、印刷アプリ26は、その選択されたファイルをプレビュー表示させる。ただし、選択されたファイルが非サポートファイルであってしかも後述する変換サーバ7でJPGファイルに変換されていないものである場合は、プレビュー画面は表示されない。
ユーザによりファイルが選択された後、ユーザが携帯端末10をMFP30にかざすと、印刷アプリ26は、NFC通信を介してMFP30との間で所定の通信を行い、携帯端末10とMFP30との通常Wi−Fi接続を確立させる。その後、印刷アプリ26は、選択されたファイルをOS25で加工処理させた上で、通常Wi−FiにてMFP30へ送信させる。これにより、選択されたファイルがMFP30で印刷されることになる。
印刷アプリ26は、JPGファイル等のサポートファイルだけではなく、PDF形式のファイル(以下「PDFファイル」という)等の非サポートファイルも、サムネイル表示やプレビュー表示、さらにはMFP30へ送信して印刷させることができる。
既述の通り、非サポートファイルは、携帯端末10のOS25の標準的な機能としては、これをサムネイル表示、プレビュー表示、印刷用のデータ加工等させることはできない。そのため、印刷アプリ26が起動してファイル一覧画面が表示された状態では、非サポートファイルは、変換サーバ7で既にJPGファイルに変換済みのファイルを除き、ファイル情報(例えばファイル名)が表示されるだけである。
そこで印刷アプリ26は、変換装置としての変換サーバ7を用いた次のような手順で、非サポートファイルのサムネイル表示やプレビュー表示等を実現している。
即ち、クラウド上に設けられた変換サーバ7は、インターネット5経由で送信(アップロード)されてきたPDFファイル等の非サポートファイルを、サポートファイルであるJPGファイルに変換して送信元へ返す機能を備えている。印刷アプリ26は、ユーザにより印刷対象のファイルとして非サポートファイルが選択されると、その選択された非サポートファイルを、通常Wi−Fiを介してクラウド上の変換サーバ7へアップロードする。変換サーバ7は、携帯端末10から非サポートファイルを受信すると、その非サポートファイルをJPGファイルに変換し、変換後のJPGファイルを10携帯端末へ返送する。変換サーバ7は、非サポートファイルが複数ページにわたる場合は、ページ毎にJPGファイルを生成し、順次携帯端末10へ返送する。
携帯端末10の印刷アプリ26は、非サポートファイルのアップロード後、変換サーバ7からその非サポートファイルが変換されたJPGファイルを受信(ダウンロード)すると、そのJPGファイルをプレビュー表示する。この状態では、元々非サポートファイルだったものがサポートファイルに変換されて表示された状態となっており、よってOS25でデータ加工可能な状態(延いてはMFP30で印刷可能な状態)となっている。
ユーザが、印刷させたい所望のJPGファイルをプレビュー表示させた状態で、携帯端末10をMFP30にかざすと、印刷アプリ26は、そのJPGファイルを、OS25によるデータ加工を経た上で、Wi−FiにてMFP30へ送信させる。
印刷装置としてのMFP30は、プリンタ機能、スキャン機能、コピー機能などの複数の機能を有する多機能周辺装置である。MFP30は、図1に示すように、CPU31、ROM32、RAM33、印刷部34、スキャナ部35、無線LAN通信部36及びNFC通信部37などを備えている。
CPU31は、ROM32に記憶されている各種プログラムやデータに従ってMFP30内の各部の制御および各種演算を実行する。RAM33は、CPU31から直接アクセスされるメインメモリ等として利用される。印刷部34は、印刷用紙等の被記録媒体に画像を形成(印刷)する。スキャナ部35は、イメージセンサを備え、原稿の画像を読み取ってその画像を表す画像データを生成する。
無線LAN通信部36は、携帯端末10の無線LAN通信部16と同様、MFP30と他の機器とをWi−Fi(通常Wi−Fi又はWFD)接続する回路である。この無線LAN通信部36により、MFP30とアクセスポイント3との間で(延いてはアクセスポイント3経由で携帯端末10との間で)通常Wi−Fiによる無線通信が可能となる。また、この無線LAN通信部36により、MFP30と携帯端末10との間でWFDによる無線通信が可能となる。
NFC通信部37は、携帯端末10のNFC通信部17と同様、MFP30と携帯端末10とをNFC接続する回路である。このNFC通信部37により、MFP30と携帯端末10との間でNFCによる無線通信が可能となる。
MFP30は、携帯端末10とのNFC通信が開始されると、携帯端末10のWi−Fi接続状況を確認した上で、携帯端末10とMFP30とのWi−Fi接続(本実施形態では通常Wi−Fi接続)を確立させる。MFP30と携帯端末10との通常Wi−Fi接続が確立すると、携帯端末10からMFP30へ、印刷データが通常Wi−Fiにて送信されてくる。MFP30は、その印刷データを受信すると、その印刷データが示す画像を印刷する。
NFC印刷を行わせるべく、ユーザが携帯端末10をMFP30にかざすと、両者間において、おおよそ次のa〜eのような手順で処理・通信等が行われる。
a.携帯端末10がMFP30へ、NFC通信で、携帯端末10側のWi−Fi情報(Wi−Fi接続の有無、接続先の情報など)及び印刷指示を送信する。
b.MFP30は、携帯端末10から端末側Wi−Fi情報を受信すると、MFP30自身のWi−Fi情報(MFP側Wi−Fi情報)と比較して、自身が携帯端末10とすでにWi−Fi接続されているかどうかを確認する。
c.MFP30は、すでに携帯端末10とWi−Fi接続済みなら、携帯端末10からの印刷指示を実現するための所定の命令を作成する。MFP30は、携帯端末10とWi−Fi接続されていない場合は、通常Wi−Fi接続に必要なSSIDなどの各種情報(通常Wi−Fi情報)を作成して、Wi−Fi接続に必要な命令を作成する。
d.MFP30は、携帯端末10へ、上記作成した命令をNFC通信にて送信する。
e.携帯端末10は、受信した命令に従ってMFP30との通常Wi−Fi接続を行う。このとき、すでにMFP30とWi−Fi接続中ならば、Wi−Fi接続に関しては特に何もせず、そのWi−Fi接続状態を維持する。一方、まだMFP30とWi−Fi接続していない場合は、MFP30との通常Wi−Fi接続を行う。MFP30以外の通信機器とWi−Fi接続中であった場合は、そのWi−Fi接続からMFP30との通常Wi−Fi接続に切り替える。
f.携帯端末10は、MFP30からの上記命令受信後、MFP30とのWi−Fi接続が確立したら、印刷データをWi−Fiで送信してMFP30で印刷を実行させる。
上記のように、携帯端末10をMFP30にかざすと、両者間でWi−Fi接続が確立される。この両者間のWi−Fi接続は、インターネット5には接続されておらず、あくまでも両者間でデータ通信を行うためのWi−Fi接続である。
そのため、仮に、携帯端末10をMFP30にかざす前に、携帯端末10が通常Wi−Fiにてアクセスポイント3を介してインターネット5に接続していると、携帯端末10をMFP30にかざすことによって、携帯端末10のWi−Fi接続は、インターネット5への接続からMFP30への接続に切り替わる。
このように、携帯端末10をMFP30にかざすとWi−Fi接続がMFP30との接続に切り替わることは、NFC印刷において1つの問題を引き起こす。
即ち、携帯端末10内の非サポートファイルをMFP30で印刷させるべく、印刷アプリ26が非サポートファイルを変換サーバ7へアップロードさせて変換させている最中(変換サーバ7との間でWi−Fi接続している最中)に、ユーザが携帯端末10をMFP30にかざすと、携帯端末10におけるWi−Fi接続が、変換サーバ7との接続から、MFP30との接続に切り替わってしまう。つまり、変換サーバ7との接続が切り離される。すると、変換サーバ7でのファイル変換は中断され、携帯端末10は変換後のJPGファイルを受信することができず、よってMFP30で印刷させることができなくなる。
そこで本実施形態の印刷アプリ26は、携帯端末10において非サポートファイルが選択された場合は、変換サーバ7でのJPGファイルへの変換及びそのダウンロードが完了するまでは、たとえ携帯端末10がMFP30にかざされたとしても、Wi−Fi接続を切り替えないように構成されている。
上述したNFC印刷を実現するために携帯端末10のCPU11が実行する主な2つの処理のうち、印刷受付処理について、図2を用いて説明する。図2の印刷受付処理は、印刷アプリ26を構成するプログラムの1つである。携帯端末10のCPU11は、動作開始後、ユーザによりNFC印刷実行のための所定の入力操作がなされると、図2の印刷受付処理を実行する。
CPU11は、図2の印刷受付処理を開始すると、S110で、カザシテ印刷拒否フラグをオンする。このカザシテ印刷拒否フラグは、携帯端末10がMFP30にかざされたときに参照される(後述する図6のS520参照)。
S120では、ユーザによる印刷機能選択の入力操作を受け付ける。本実施形態では、文書印刷か写真印刷かの何れかをユーザに選択させる。文書印刷とは、PDF形式やDOC形式のファイルなどの非サポートファイル(以下「文書ファイル」ともいう)をMFP30で印刷させる機能であり、写真印刷とは、JPGファイルなどのサポートファイルをMFP30で印刷させる機能である。
S130では、S120における受付内容、即ち文書印刷又は写真印刷のどちらが選択されたかを判断する。文書印刷が選択された場合はS140に進み、写真印刷が選択された場合はS250に進む。
S250の写真印刷受付処理は、おおよそ次のような内容である。CPU11は、携帯端末10に保存されている各種ファイルの中からJPGファイルを検索し、一覧表示させる。その後ユーザにより印刷対象のJPGファイルが選択されると、そのJPGファイルをプレビュー表示させ、印刷待ち状態に入る。即ち、カザシテ印刷拒否フラグをオフにし、携帯端末10がMFP30にかざされるのを待つ状態となる。S250の処理の後は、S230に進む。
文書印刷が選択されたことによりS140に進むと、携帯端末10に保存されている文書ファイルを検索する。S150では、S140の検索の結果、文書ファイルが保存されていたか否かを判断し、保存されていなければこの印刷受付処理を終了するが、保存されていれば、S160に進む。S160では、検索された文書ファイルが一覧表示された文書ファイル選択メニュー画面を表示させる。
図3は、S160の処理により表示部20に表示される文書ファイル選択メニュー画面の一例を示す図である。文書ファイル選択メニュー画面は、検索された文書ファイルに対応するアイコン画像42と、ファイル名44とを関連付けて示す画面である。各文書ファイルのうち、サムネイルデータが記憶されていないファイルについては、予め定められた既定のアイコン画像42aを表示させる。この場合、ユーザは、ファイル名44のみを手がかりに、アイコン画像42に対応するファイルの内容を推測する。
サムネイルデータが記憶されているファイルについては、そのサムネイルデータに対応するサムネイル(縮小画像)42bを、アイコン画像42として表示させる。したがって、ユーザは、ファイル名44に加えて、サムネイル42bを手がかりに、アイコン画像42に対応するファイルの内容を推測できる。
文書ファイルは非サポートファイルであるため、OS25はサムネイルデータを作成できず、よってサムネイルデータは存在しない。しかし、過去に一度選択されて変換サーバ7でJPGファイルに変換された文書ファイルの場合、そのJPGファイルに基づいてOS25がサムネイルを作成して保存するため、サムネイルデータが存在している。
ユーザは、文書ファイル選択メニュー画面に表示された各アイコン画像42のうち、印刷したい所望のファイルに対応するアイコン画像42を選択してタッチすることで、印刷対象の文書ファイルを選択することができる。
S170では、印刷対象の文書ファイルが選択されたか否かを判断し、選択された場合は、S180で、その選択された文書ファイルのファイル名を保存する。S190では、選択された文書ファイルに対応したJPGファイル、即ち過去に変換サーバ7でJPGファイルに変換されたページがあるか否か判断する。JPGファイルに変換されたページがある場合は、その文書ファイルについては変換サーバ7での変換は不要であるため、そのJPGファイルを取得して(S200)、S220に進む。
S220では、カザシテ印刷拒否フラグをオフする。S230では、選択された文書ファイル(JPG変換された後のファイル)をプレビュー表示させる。図4は、プレビュー画面の一例を示す図である。図4に示すように、プレビュー画面は、プレビュー画像52、ページ切り替えボタン54、ページ情報56、現ページ印刷ボタン58、全ページ印刷ボタン60を含む。プレビュー画像52は、JPEGファイルをOS25が加工することにより生成された加工データに基づいて表示される。ユーザは、このプレビュー画像52を見て、印刷を実行するか否かを最終判断することができる。
ページ送りボタン54は、表示対象とすべきページをユーザに選択させるためのボタンであり、ページ情報56は、ユーザが選択したファイルに含まれる総ページ数と、表示中のプレビュー画像52のページ番号とを示す情報である。ユーザは、ページ情報56により、現在閲覧中のプレビュー画像52のページ番号を認識し、ページ送りボタン54を適宜操作することにより、所望のページのプレビュー画像52を表示部20に表示させることができる。現ページ印刷ボタン58がユーザによりタッチされた場合、印刷アプリ26は、表示中のプレビュー画像52を表示させるため生成された加工データを、MFP30への送信対象(印刷対象)に設定する。一方、全ページ印刷ボタン60がユーザによりタッチされた場合、印刷アプリ26は、全ページ分の加工データを、MFP30への送信対象(印刷対象)に設定する。
S240では、印刷有効化(印刷待ち)状態に入り、携帯端末10がMFP30にかざされるのを待つ。なお、図4のプレビュー画面への各種入力操作に対する処理は、図2では省略している(S230〜S240に含まれている)。
S190で、JPGファイルに変換されたページがない場合は、S210のファイル変換処理を経て、S220に進む。S210のファイル変換処理の詳細は図5に示す通りであり、S310で、通常Wi−Fiを介して変換サーバ7へ、ユニークIDを要求する。なお、S310の処理開始前に携帯端末10がアクセスポイント3経由でインターネット5にWi−Fi接続されていない場合は、インターネット5とのWi−Fi接続及び変換サーバ7へのアクセスを行った上で、S310の処理に入る。
S320では、変換サーバ7からユニークIDを取得したか否か判断し、取得したら、S330で、その取得したユニークID及び選択された文書ファイルを変換サーバ7へアップロードする。S340では、変換サーバ7への文書ファイルのアップロードが完了したか否か判断する。
変換サーバ7へのアップロードが完了したら、S350で、ユニークID及び変換条件を変換サーバ7へ送信し、アップロードした文書ファイルをJPGファイルへ変換するよう要求する。S360では、変換サーバ7における変換処理が完了したか否かを判断する。この判断は、変換サーバ7から送信されてくる所定の応答データに基づいて行う。変換サーバ7での変換処理が完了したら、S370で、変換後のJPGファイルに対応したユニークIDを変換サーバ7から受信する。
S380では、S370で受信したユニークIDと、変換されたJPGファイルの各ページのうち取得したいページのページ番号とを変換サーバ7へ送信することで、変換後のJPGファイルの取得を開始する。図4のプレビュー画面で現ページ印刷ボタン58がタッチされている場合は、表示中のページのJPGファイルを取得する。図4のプレビュー画面で全ページ印刷ボタン60がタッチされている場合若しくは何れの印刷ボタン58,60もタッチされていない場合は、全ページ分のJPGファイルを取得する。なお、CPU11は、変換後のJPGファイルをダウンロードしたら、所定のタイミングで、OS25に対しそのJPGファイルをもとにサムネイルデータを作成させる。
S390では、JPGファイルの取得が完了したか否か判断し、完了した場合は、S400で、変換すべき他のコンテンツ(ファイル)があるか否かを判断する。本実施形態では、基本的に選択された1つの非サポートファイルを変換サーバ7にアップロードして変換させる構成であるため、S400の判断では通常は否定判定される。仮に、複数の文書ファイルを選択できてそれらを順次変換サーバ7へアップロードして変換させる構成の場合は、S400では肯定判定されることとなる。
このように、ユーザによりたとえ文書ファイル(非サポートファイル)が選択されたとしても、図5のファイル変換処理によって、OS25がサポートするJPGファイルに変換することができ、MFP30で印刷できるようにすることができる。
図5のファイル変換処理が終わったら、図2のS220以降に進み、カザシテ印刷拒否フラグがオフされ(S220)、プレビュー表示が可能となり(S230)、印刷有効化(印刷待ち)状態となる(S240)。
次に、NFC印刷を実現するために携帯端末10のCPU11が実行する主な2つの処理のうち、NFC印刷処理について、図6を用いて説明する。図6のNFC印刷処理も、図2の印刷受付処理と同様、印刷アプリ26を構成するプログラムの1つである。携帯端末10のCPU11は、動作開始後、NFC印刷処理を所定周期で繰り返し実行する。
CPU11は、図6のNFC印刷処理を開始すると、S510で、携帯端末10がMFP30にかざされたか否かを判断する。MFP30にかざされていない場合はこのNFC印刷処理を終了するが、MFP30にかざされた場合は、S520で、カザシテ印刷拒否フラグがオンされているか否か判断する。
カザシテ印刷拒否フラグがオンされている場合は、変換サーバ7でのファイル変換が行われている最中であったり変換後のファイルのダウンロードが完了していなかったりするなど、Wi−Fi接続をインターネット5側に維持させておく必要がある場合である。そのため、カザシテ印刷拒否フラグがオンされている場合は、S560で、印刷拒否のNDEF(NFC Data Exchange Format)メッセージを作成して、S570に進み、そのNDEFメッセージをNFC通信にてMFP30へ送信する。NDEFとは、NFCデータ交換フォーマットのことであり、NFC通信時のデータ交換で使用されるデータフォーマットである。
一方、カザシテ印刷拒否フラグがオフされている場合は、MFP30とのWi−Fi接続を確立してもよいということである。そのため、カザシテ印刷拒否フラグがオフされている場合は、S530で、自身が現在他の機器とWi−Fi接続中か否かを判断する。
何れの機器ともWi−Fi接続していない場合はS550に進む。他の機器と既にWi−Fi接続中の場合は、S540で、そのWi−Fiの情報を取得してS550に進む。S540では、既に接続中のWi−Fiが通常Wi−Fiの場合は、Wi−Fiの情報として例えばSSIDを取得し、WFDの場合は、Wi−Fiの情報として例えばピアデバイスを取得する。
S550では、Wi−Fiの情報を含むNDEFメッセージを作成する。即ち、まだWi−Fi接続していない場合はその旨を示す情報を含むNDEFメッセージを、既に何れかの機器とWi−Fi接続中の場合はその旨の情報(S540で取得したWi−Fiの情報を含む)を含むNDEFメッセージを、作成する。S570では、S550又はS560で作成したNDEFメッセージをNFC通信にてMFP30へ送信する。
MFP30は、携帯端末10からNDEFメッセージを受信すると、そのNDEFメッセージに基づいて携帯端末10と既にWi−Fi接続中であるか否か判断し、接続済みならその旨(新たにWi−Fi接続を確立する必要が無い旨)を示すWi−Fi関連情報を作成し、そのWi−Fi関連情報を含むNDEFメッセージを携帯端末10へ返信する。
MFP30は、携帯端末10とWi−Fi接続中でない場合は、例えばSSIDやパスワード、Wi−Fi接続すべき旨の命令などの、通常Wi−Fi接続に必要なWi−Fi関連情報を作成し、そのWi−Fi関連情報を含むNDEFメッセージを携帯端末10へ返信する。
MFP30は、携帯端末10からのNDEFメッセージが印刷拒否を示すものである場合は、Wi−Fi接続を変更してはならない(つまりまだMFP30へ印刷データを送信できない)旨を示すエラー情報を含むNDEFメッセージを、携帯端末10へ返信する。
S580では、MFP30から返信されたNDEFメッセージを受け取る。S590では、受け取ったNDEFメッセージにエラー情報があるか否かを判断する。エラー情報がある場合は、S670でエラー表示をさせて、このNFC印刷処理を終了する。S670のエラー表示は、ユーザに対してまだ印刷データをMFP30に送信できない状態である(Wi−Fi接続を維持させるべき状態である)旨をユーザに認識させるための表示である。具体的には、例えば「現在印刷できないので、ページが全て表示されたらもう一度タッチして(かざして)ください」といった内容の表示が考えられる。このエラー表示は、予め決められた一定時間表示させてもよいし、変換ファイルのダウンロードが完了するまで表示させてもよく、その表示期間は適宜決めることができる。
つまり、カザシテ印刷拒否フラグがオンされている限り、ユーザが携帯端末10をMFP30にかざしても、上記エラー表示がなされて、NFC印刷は行えない。NFC印刷を行うためには、ファイル変換及びそのダウンロードが完了してプレビュー画像が表示されるのを待つ必要がある。変換後のファイルのダウンロードが完了してプレビュー画像が表示された段階では、カザシテ印刷拒否フラグがオフされているため、携帯端末10をMFP30にかざすことでそのファイルをNFC印刷させることができる。
S590で、MFP30から受信したNDEFメッセージにエラー情報が含まれていない場合は、S600に進む。この場合、携帯端末10が既にMFP30とWi−Fi接続された状態にあるか、携帯端末10がMFP30以外の他の機器とWi−Fi接続された状態にあるか、携帯端末10が何れの機器ともWi−Fi接続されていない状態にあることが考えられる。S600では、MFP30から受信したNDEFメッセージに含まれているWi−Fi関連情報を取得する。S610では、そのWi−Fi関連情報に基づき、Wi−Fiを接続し直す必要があるか否かを判断する。携帯端末10が既にMFP30とWi−Fi接続された状態にある場合は、Wi−Fiを接続し直す必要はないため、S640の印刷処理に進む。
携帯端末10がMFP30以外の他の機器とWi−Fi接続された状態にあるか、又は何れの機器ともWi−Fi接続されていない状態にある場合は、Wi−Fiを接続し直す(MFP30と接続する)必要がある。そこでその場合は、S620で、現在接続中のWi−Fiの情報(SSIDなど)を変更前Wi−Fi情報として保存する。そしてS630で、MPF30から受け取ったWi−Fi関連情報をもとに、Wi−FiをMFP30へ接続し直す。具体的には、Wi−Fi関連情報として含まれているSSID等に従って、携帯端末10とMFP30との通常Wi−Fi接続を確立する。Wi−FiをMFP30に接続し直したら、S640の印刷処理に進む。
S640の印刷処理では、OS25へのデータ加工依頼、データ加工後のファイルのMPF30への送信(通常Wi−Fiでの送信)などを行い、MFP30で印刷を行わせる。
印刷処理の終了後、S650で、印刷処理のためにWi−Fiを接続し直したか否かを判断する。Wi−Fiを接続し直していない場合はこのNFC印刷処理を終了する。S630でWi−Fiを接続し直した場合は、S660で、接続し直す前にS620で保存した変更前Wi−Fi情報を元に、Wi−Fi接続を再び元の状態に接続し直す。つまり、接続し直す前の状態に復帰させる。
以上説明した本実施形態の携帯端末10によれば、変換サーバ7で非サポートファイルの変換が行われる場合、変換後のJPGファイルのダウンロードが完了するまでは、たとえ携帯端末10がMFP30にかざされてMFP30から両者のWi−Fi接続に関する情報を取得したとしても、MFP30とのWi−Fi接続への切り替えは行わない。
そのため、変換サーバ7でファイル変換が行われている最中に携帯端末10がMFP30にかざされても、変換サーバ7でのファイル変換は中断されず、変換後のファイルを変換サーバ7から通常Wi−Fiを介して取得することができる。
また、変換サーバ7でのファイル変換中に携帯端末10がMFP30にかざされた場合は、表示部20にエラー表示がなされる。そのため、携帯端末10のユーザは、ファイル変換中に携帯端末10をMFP30にかざしてしまったとしても、NFC印刷ができない状態であることを視覚的に認識することができ、適切な対応をとることができる。
また、NFC印刷が行われることにより携帯端末10のWi−Fi接続先がある接続対象(例えばインターネット5)からMFP30に切り替わったとしても、NFC印刷が実行された後は、Wi−Fi接続先が再び切り替え前の接続対象に復帰する。そのため、ユーザが一時的にNFC印刷を行っても、そのNFC印刷が終了すると元の状態にもどるため、ユーザの使い勝手の優れた携帯端末10の提供が可能となる。
[他の実施形態]
(1)携帯端末10のOS25がサポートするファイル形式は、JPGファイルやテキストファイルに限定されるものではない。携帯端末10のOS25がサポートしないファイル形式についても、上述したPDF形式やDOC形式などはあくまでも一例である。
(2)携帯端末10とインターネット5及びMFP30との無線通信としてWi−Fiを例に挙げ、携帯端末10とMFP30との別の無線通信としてNFCを例に挙げたが、これらWi−Fi及びNFCはそれぞれ一例であり、他の通信方式であってもよい。
(3)携帯端末10のOS25として、アンドロイドはあくまでも一例である。ある特定のファイルはサポートしておらずにそのファイルについてはOSの機能だけでは印刷用のデータ加工ができないようなOSであれば、本発明を適用できる。一例として、iOS(登録商標)も挙げられる。
1…NFC印刷システム、3…アクセスポイント、5…インターネット、7…変換サーバ、10…携帯端末、11,31…CPU、12,32…ROM、13,33…RAM、14…フラッシュメモリ、15…メモリカードI/F、16,36…無線LAN通信部、17,37…NFC通信部、18…操作部、19…タッチパネル、20…表示部、21…音声入出力部、25…OS、6…印刷アプリ、27…メモリカード、30…MFP、34…印刷部、35…スキャナ部、42…アイコン画像、42a…アイコン画像、42b…サムネイル、44…ファイル名、52…プレビュー画像、54…ページ切り替えボタン、54…ページ送りボタン、56…ページ情報、58…現ページ印刷ボタン、58…印刷ボタン、60…全ページ印刷ボタン。

Claims (8)

  1. ファイルを保存可能な記憶部と、
    情報を表示可能な表示部と、
    前記表示部に表示されている情報のうち特定の情報を選択する選択操作を受け付け可能な選択操作受付部と、
    第1の無線通信方式による無線通信である第1無線通信で印刷装置とデータ通信を行うことが可能な第1無線通信部と、
    前記第1の無線通信方式とは異なる第2の無線通信方式による無線通信である第2無線通信で前記印刷装置とデータ通信を行うことが可能な第2無線通信部と、
    制御部と、
    を備えた通信端末装置であって、
    前記制御部は、
    前記記憶部に保存されているファイルを前記表示部に表示させる表示処理と、
    前記表示部に表示されている前記ファイルのうち前記選択操作受付部により選択されたファイルを印刷装置で印刷させる印刷対象ファイルとして設定する印刷対象ファイル設定処理と、
    前記印刷対象ファイル設定処理により設定された前記印刷対象ファイルが所定の非サポート形式のファイルである場合に、その印刷対象ファイルを前記第1無線通信で変換装置へ送信させることにより前記変換装置にてその印刷対象ファイルを所定のサポート形式のファイルに変換させて、その変換後の印刷対象ファイルを前記変換装置から前記第1無線通信で取得する変換ファイル取得処理と、
    前記印刷対象ファイル設定処理による前記印刷対象ファイルの設定後、当該通信端末装置と前記印刷装置との間で前記第2無線通信が開始された場合に、前記変換ファイル取得処理の実行中ではない場合は前記第1無線通信の通信相手を前記印刷装置に設定し、前記変換ファイル取得処理の実行中である場合は前記第1無線通信の通信相手を維持する印刷装置接続処理と、
    前記印刷装置接続処理により前記第1無線通信の通信相手が前記印刷装置に設定された場合、前記第1無線通信にて前記サポート形式の前記印刷対象ファイルを前記印刷装置へ送信させる印刷対象ファイル送信処理と、
    前記印刷対象ファイル設定処理による前記印刷対象ファイルの設定後、当該通信端末装置と前記印刷装置との間で前記第2無線通信が開始された場合に、前記変換ファイル取得処理の実行中である場合は所定の表示用情報を前記表示部に表示させる情報表示処理と、
    を実行することを特徴とする通信端末装置。
  2. 請求項1に記載の通信端末装置であって、
    前記制御部は、
    当該通信端末装置と前記印刷装置との間で前記第2無線通信が開始された場合に、前記印刷装置と前記第1無線通信を行うために必要な無線接続情報を前記印刷装置から前記第2無線通信で取得する無線接続情報取得処理を実行可能であり、
    前記印刷装置接続処理における、前記第1無線通信の通信相手の前記印刷装置への設定は、前記無線接続情報取得処理により取得した前記無線接続情報に基づいて行う
    ことを特徴とする通信端末装置。
  3. 請求項2に記載の通信端末装置であって、
    前記制御部は、当該通信端末装置と前記印刷装置との間で前記第2無線通信が開始された場合に、前記変換ファイル取得処理の実行中である場合は、前記無線接続情報取得処理を実行しない
    ことを特徴とする通信端末装置。
  4. 請求項1〜請求項の何れか1項に記載の通信端末装置であって、
    前記第2無線通信は、前記第1の無線通信方式よりも通信可能範囲が狭い前記第2の無線通信方式による無線通信である
    ことを特徴とする通信端末装置。
  5. 請求項1〜請求項の何れか1項に記載の通信端末装置であって、
    前記制御部は、
    前記印刷装置接続処理により前記第1無線通信の通信相手が前記印刷装置に設定される際、その設定の直前の前記第1無線通信の状態を示す設定前情報を記憶する設定前情報記憶処理と、
    前記印刷装置接続処理により前記第1無線通信の通信相手が前記印刷装置に設定された場合、前記印刷対象ファイル送信処理により前記印刷対象ファイルの前記印刷装置への送信が完了した後に、前記設定前情報記憶処理により記憶された前記設定前情報に基づいて前記第1無線通信の状態を前記印刷装置接続処理の実行前の状態に復帰させる無線接続復帰処理と、
    を実行することを特徴とする通信端末装置。
  6. ファイルを保存可能な記憶部と、
    情報を表示可能な表示部と、
    前記表示部に表示されている情報のうち特定の情報を選択する選択操作を受け付け可能な選択操作受付部と、
    第1の無線通信方式による無線通信である第1無線通信で印刷装置とデータ通信を行うことが可能な第1無線通信部と、
    前記第1の無線通信方式とは異なる第2の無線通信方式による無線通信である第2無線通信で前記印刷装置とデータ通信を行うことが可能な第2無線通信部と、
    制御部と、
    を備えた通信端末装置であって、
    前記制御部は、
    前記記憶部に保存されているファイルを前記表示部に表示させる表示処理と、
    前記表示部に表示されている前記ファイルのうち前記選択操作受付部により選択されたファイルを印刷装置で印刷させる印刷対象ファイルとして設定する印刷対象ファイル設定処理と、
    前記印刷対象ファイル設定処理により設定された前記印刷対象ファイルが所定の非サポート形式のファイルである場合に、その印刷対象ファイルを前記第1無線通信で変換装置へ送信させることにより前記変換装置にてその印刷対象ファイルを所定のサポート形式のファイルに変換させて、その変換後の印刷対象ファイルを前記変換装置から前記第1無線通信で取得する変換ファイル取得処理と、
    前記印刷対象ファイル設定処理による前記印刷対象ファイルの設定後、当該通信端末装置と前記印刷装置との間で前記第2無線通信が開始された場合に、前記変換ファイル取得処理の実行中ではない場合は前記第1無線通信の通信相手を前記印刷装置に設定し、前記変換ファイル取得処理の実行中である場合は前記第1無線通信の通信相手を維持する印刷装置接続処理と、
    前記印刷装置接続処理により前記第1無線通信の通信相手が前記印刷装置に設定された場合、前記第1無線通信にて前記サポート形式の前記印刷対象ファイルを前記印刷装置へ送信させる印刷対象ファイル送信処理と、
    当該通信端末装置と前記印刷装置との間で前記第2無線通信が開始された場合に、前記変換ファイル取得処理の実行中である場合、前記印刷装置へ前記第2無線通信で所定の通知用情報を送信する通知用情報送信処理と、
    を実行することを特徴とする通信端末装置。
  7. 第1の無線通信方式による無線通信である第1無線通信及び前記第1の無線通信方式とは異なる第2の無線通信方式による無線通信である第2無線通信によって印刷装置とデータ通信が可能な通信端末装置で用いられる通信制御方法であって、
    印刷装置で印刷させる印刷対象ファイルを選択させる選択ステップと、
    前記選択ステップで選択された前記印刷対象ファイルが所定の非サポート形式のファイルである場合に、その印刷対象ファイルを第1無線通信で変換装置へ送信させることにより前記変換装置にてその印刷対象ファイルを所定のサポート形式のファイルに変換させて、その変換後の印刷対象ファイルを前記変換装置から前記第1無線通信で取得する変換ファイル取得ステップと、
    前記選択ステップで前記印刷対象ファイルが選択された後、前記通信端末装置と前記印刷装置との間で前記第2無線通信が開始された場合に、前記変換ファイル取得ステップの実行中ではない場合は前記第1無線通信の通信相手を前記印刷装置に設定し、前記変換ファイル取得ステップの実行中である場合は前記第1無線通信の通信相手を維持する印刷装置接続ステップと、
    前記印刷装置接続ステップにより前記第1無線通信の通信相手が前記印刷装置に設定された場合、前記第1無線通信にて前記サポート形式の前記印刷対象ファイルを前記印刷装置へ送信させる印刷対象ファイル送信ステップと、
    前記選択ステップで前記印刷対象ファイルが選択された後、前記通信端末装置と前記印刷装置との間で前記第2無線通信が開始された場合に、前記変換ファイル取得ステップの実行中である場合は所定の表示用情報を表示させる情報表示ステップと、
    を有することを特徴とする通信制御方法。
  8. ファイルを保存可能な記憶部と、
    情報を表示可能な表示部と、
    表示部に表示されている情報のうち特定の情報を選択する選択操作を受け付け可能な選択操作受付部と、
    第1の無線通信方式による無線通信である第1無線通信で印刷装置とデータ通信を行うことが可能な第1無線通信部と、
    前記第1の無線通信方式とは異なる第2の無線通信方式による無線通信である第2無線通信で前記印刷装置とデータ通信を行うことが可能な第2無線通信部と、
    を備えた通信端末装置が有するコンピュータに実行させる通信制御プログラムであって、
    前記記憶部に保存されているファイルを前記表示部に表示させる表示処理と、
    前記表示部に表示されている前記ファイルのうち前記選択操作受付部により選択されたファイルを、印刷装置で印刷させる印刷対象ファイルとして設定する印刷対象ファイル設定処理と、
    前記印刷対象ファイル設定処理により設定された前記印刷対象ファイルが所定の非サポート形式のファイルである場合に、その印刷対象ファイルを前記第1無線通信で変換装置へ送信させることにより前記変換装置にてその印刷対象ファイルを所定のサポート形式のファイルに変換させて、その変換後の印刷対象ファイルを前記変換装置から前記第1無線通信で取得する変換ファイル取得処理と、
    前記印刷対象ファイル設定処理による前記印刷対象ファイルの設定後、前記通信端末装置と前記印刷装置との間で前記第2無線通信が開始された場合に、前記変換ファイル取得処理の実行中ではない場合は前記第1無線通信の通信相手を前記印刷装置に設定し、前記変換ファイル取得処理の実行中である場合は前記第1無線通信の通信相手を維持する印刷装置接続処理と、
    前記印刷装置接続処理により前記第1無線通信の通信相手が前記印刷装置に設定された場合、前記第1無線通信にて前記サポート形式の前記印刷対象ファイルを前記印刷装置へ送信させる印刷対象ファイル送信処理と、
    前記印刷対象ファイル設定処理による前記印刷対象ファイルの設定後、前記通信端末装置と前記印刷装置との間で前記第2無線通信が開始された場合に、前記変換ファイル取得処理の実行中である場合は所定の表示用情報を前記表示部に表示させる情報表示処理と、
    を実行させることを特徴とする通信制御プログラム。
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