JP6671266B2 - 炊飯器 - Google Patents

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Description

本発明は、米等の被加熱物を入れた内釜を加熱調理する炊飯器に関するものである。
従来、炊飯器は、上面を開口した内釜収納部を有する本体部と、内釜収納部に着脱自在に装着され、被加熱物を収容する内釜と、本体部の上面開口を開閉可能に覆い、本体部に回動自在に取り付けられた蓋体と、を備えた構成が知られている。蓋体には、内釜に対向する部分である下面部に内蓋が取り付けられている。内蓋は、蓋体を閉状態とした際に、内釜の上部開口を密閉するものである。
例えば特許文献1では、蓋体を開状態とした際に、内蓋が内釜に向かって倒れる事態を防止するため、開状態とした状態における蓋体の上端部に、内蓋を係止させる内蓋固定部が設けられている。そのため、内蓋を蓋体から取り外すには、蓋体を開状態とした状態で、内蓋固定部を解除する必要がある。
特許第4649424号公報
特許文献1に開示された炊飯器は、蓋体に内蓋を係止させる内蓋固定部が設けられているため、構造が複雑になり製造コストが嵩む。また、内蓋を蓋体から取り外す場合には、内蓋固定部を解除する必要があるので、取り外し作業に手間がかかり面倒である。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、構造を簡素化し、蓋体から内蓋を取り外す作業の手間を軽減できる炊飯器を提供することを目的とする。
本発明に係る炊飯器は、上面を開口した内釜収納部を有する本体部と、前記内釜収納部に着脱自在に装着された内釜と、前記本体部の上面開口を開閉可能に覆い、前記本体部に起立位置と倒伏位置との間で起伏するように回動自在に取り付けられた蓋体と、前記蓋体を前記本体部に回動自在に連結するヒンジ機構部と、前記蓋体に着脱自在に取り付けられ、前記蓋体で前記本体部の上面開口を閉じた際に、前記内釜の上部開口を閉塞する内蓋と、前記蓋体に設けられ、前記蓋体を起立させた状態における前記内蓋の下端部を支持する内蓋係止部と、を備え、前記内蓋は、前記蓋体を起立させた際に、上部が自重で前記蓋体から離れる方向に向かって傾斜するように前記内蓋係止部で支持されており、前記蓋体を起立させた状態における前記内蓋の下端部には、切り欠き部が形成されており、前記内蓋係止部の内側面には、前記切り欠き部と係合し、前記内蓋の傾斜状態を保持するフック形状のストッパー部材が設けられているものである。
本発明に係る炊飯器によれば、内蓋は、蓋体を起立させた際に、上部が自重で蓋体から離れる方向に向かって傾斜するように内蓋係止部で支持されているので、本体部を開口すると同時に蓋体から固定が解除される。つまり、本発明に係る炊飯器は、蓋体に内蓋を係止させるための内蓋固定部を設ける必要がないので、構造を簡素化することができ、製造コストを削減できるし、蓋体から内蓋を取り外す作業の手間を軽減することできる。
本発明の実施の形態に係る炊飯器の斜視図である。 本発明の実施の形態に係る炊飯器であって蓋体が閉状態の場合の内部構成を概略的に示した模式図である。 本発明の実施の形態に係る炊飯器であって蓋体が開状態の場合の内部構成を概略的に示した模式図である。 図3で指示したX方向から見た内蓋及び蓋体の構成を概略的に示した模式図である。 図3で指示したY部拡大図である。 本発明の実施の形態に係る炊飯器に設けたストッパー部材の異なる形態を示した要部拡大図である。
以下、本発明の実施の形態に係る炊飯器について図面を参照して説明する。なお、この図面の形態によって本発明が限定されるものではない。また、以下の図面では各構成部材の大きさの関係が実際のものとは異なる場合がある。
実施の形態.
図1は、本発明の実施の形態に係る炊飯器の斜視図である。図2は、本発明の実施の形態に係る炊飯器であって蓋体が閉状態の場合の内部構成を概略的に示した模式図である。図3は、本発明の実施の形態に係る炊飯器であって蓋体が開状態の場合の内部構成を概略的に示した模式図である。図4は、図3で指示したX方向から見た内蓋及び蓋体の構成を概略的に示した模式図である。図5は、図3で指示したY部拡大図である。図1〜図5に示す本実施の形態に係る炊飯器100は、被加熱物(例えば米および水)を加熱して炊き上げる家庭用炊飯器である。炊飯器100は、上面を開口した内釜収納部5を内部に有する本体部1と、内釜収納部5に着脱自在に装着され、被加熱物を収容する内釜3と、本体部1にヒンジ機構部11によって連結されて上面開口19を開閉する蓋体2と、を備えている。
本体部1は、図1〜図3に示すように、外観が有底筒状とされ、内釜収納部5と、加熱部4と、鍋底温度センサー6と、胴ヒーター12と、蓋ヒーター13と、操作表示部8と、各部および各装置を駆動制御して炊飯工程を実行する制御部7と、を備えている。
内釜3は、図2及び3に示すように、有底円筒形状を有し、誘導加熱により発熱する炭素材で構成される。なお、内釜3は、例えばセラミック等の非金属材料で形成される容器(いわゆる土鍋)またはアルミ等の金属鋳造容器であっても良い。内釜3の内部には、被加熱物である米および水が収容される。内釜3は、底面部と、底面部から上方に向けて湾曲する湾曲部と、湾曲部から鉛直方向と略平行に延びる胴部と、を有する。また、本実施の形態の炊飯器100における内釜3は、胴部の上端の開口縁に沿って外側へ向かって突出するフランジ部3aが全周にわたって設けられている。
内釜収納部5は、本体部1の上面開口19の内周部に嵌合された略環状の上枠50と、内釜3の形状に対応して有底筒状に形成され、上面開口19側の端部で上枠50に一体的に接続されたコイルベース51と、で構成されており、内部に内釜3が着脱自在に装着される。図2に示すように、上枠50には、内釜収納部5の開口縁に沿って、内釜3を置くための肩部5aが設けられている。肩部5aには、内釜3との密閉性を高めるためのシール部材が設けられている。シール部材は、たとえばシリコンゴムからなる。内釜収納部5の肩部5aに内釜3のフランジ部3aを置くことで、内釜収納部5と内釜3との間が閉ざされた空間となる。この状態で加熱部4を加熱すると、閉ざされた空間によって断熱されるため、内釜3のフランジ部3aより下方に位置する部分と、その中に収容されている被加熱物の温度が冷めにくくなり効率的に加熱することができる。
また、上枠50には、肩部5aに隣接した箇所であって、内釜収納部5の開口縁とヒンジ機構部11との間に、内釜収納部5の開口縁に沿った溝部23が形成されている。溝部23は、図3に示すように、蓋体2を開状態とした際に、内蓋20に付着した露を下方で受け止める露受け部として機能する。なお、溝部23は、内釜収納部5の開口縁のうち、少なくとも内釜収納部5の開口縁とヒンジ機構部11との間に形成されていればよく、必ずしも内釜収納部5の開口縁に沿った全周に設ける必要はない。
加熱部4は、制御部7により通電制御され、内釜3を誘導加熱する加熱コイルである。図2及び図3に示す炊飯器100では、内釜3の底面部と湾曲部の近傍にそれぞれ配置されている。なお、加熱部4として、加熱コイルに代えてシーズヒーター等の電気ヒーターを設けても良い。また、加熱部4の配置は、図示した内釜3の底面部と湾曲部の近傍に限定されない。
鍋底温度センサー6は、例えばサーミスタで構成され、内釜3の温度を検知する。本実施の形態の炊飯器100における鍋底温度センサー6は、バネ等の弾性手段によって上方に付勢されており、内釜収納部5の底部中央に設けられた孔部を介して、内釜3の底面部に接する。鍋底温度センサー6が検知した内釜3の温度に関する情報は、制御部7に出力される。なお、鍋底温度センサー6の具体的な構成は、サーミスタに限定されず、内釜3に接触して温度を検知する接触式温度センサーのほか、例えば赤外線センサー等の内釜3の温度を非接触で検知する非接触式温度センサーを採用しても良い。
胴ヒーター12は、図2及び図3に示すように、内釜収納部5の開口縁に設けた肩部5aの下方に設けられ、内釜3の胴部を加熱させるものである。
操作表示部8は、本体部1の上面部に配置される。操作表示部8は、使用者からの操作入力を受け付けるとともに、操作入力に関する情報および炊飯器100の動作状態を表示する。操作表示部8の下方には、操作表示部8の操作に基づく信号を制御部7へ入力する操作基板9が内蔵されている。なお、図2及び図3に示した操作表示部8の具体的構成や配置は一例であり、本発明を限定するものではない。例えば、操作表示部8は、蓋体2の上面に設けてもよい。
制御部7は、鍋底温度センサー6および操作表示部8からの出力に基づいて、加熱部4に通電する高周波電流の制御など、炊飯器100の動作全般を制御する。制御部7は、その機能を実現する回路デバイスのようなハードウェアで構成することができ、またはマイコンやCPUのような演算装置と、その上で実行されるソフトウェアとにより構成することもできる。制御部7は、制御基板に実装され、上枠50に固定されている。
なお、図1〜図3に示すように、本体部1には、炊飯器100を運搬するためのハンドル17が設けられている。ハンドル17は、本体部1の側面上部の略前後中央に軸支され、回転方向を蓋体2の回動方向と一致させると良い。そうすると、炊飯器100を運搬する際には、使用者はハンドル17の軸支点のほぼ直上に位置するようにハンドル17を回転させて持ち上げ、ハンドル17のみを持って炊飯器100を運搬することが可能となる。
蓋体2は、本体部1の上面開口19を開閉可能に覆うものである。蓋体2は、ヒンジ機構部11によって、起立位置(図2を参照)と倒伏位置(図3を参照)との間で起伏するように本体部1に回動自在に取り付けられている。蓋体2の内釜3に対向する部分である下面部には、本体部1の上面を閉じた際に、内釜3の上部開口を閉塞する内蓋20が、着脱自在に取り付けられている。
蓋体2の前部側には、蓋体2の開閉を行う蓋開閉ボタン10が設けられている。使用者は、蓋開閉ボタン10を押すことで、蓋体2の閉状態が解除され、本体部1を開口させることができる。また、蓋体2の内面側には、蓋体2を閉じた際に、内蓋20を位置決めする位置決め部28と、位置決め部28へ案内する案内部18が設けられている。また、蓋体2の内部であって、内蓋20の上面側には、蓋体2に着脱自在に装着された排気カートリッジ15が設けられている。排気カートリッジ15には、蓋体2の上面と面一になるように形成された蒸気口16が設けられている。
ヒンジ機構部11は、本体部1の上部の一端側(図2及び図3の紙面右側)に設けられ、蓋体2を開閉自在に支持する。ヒンジ機構部11は、図5に示すように、ヒンジ軸11aと、ヒンジバネ11bとを備えている。蓋体2は、ヒンジバネ11bによって、本体部1から離れて本体部1の開口を開く方向に付勢されている。つまり、蓋体2は、閉じた状態で蓋開閉ボタン10が押下されると、ヒンジバネ11bの付勢力により、ヒンジ軸11aを中心として回転し、本体部1から離れる。これにより、本体部1は、開口される。
内蓋20は、例えばステンレスなどの金属で構成されており、蓋体2の本体部1側の面に設けられた内蓋係止部22を介して蓋体2に着脱自在に取り付けられている。具体的には、内蓋20は、図3及び図5に示すように、蓋体2を起立させた際に、上端部20aが自重で蓋体2から離れる方向に向かって傾斜し、傾斜した状態における上端部20aの垂直下方が、内釜3のフランジ部3aとヒンジ機構部11との間に位置するように内蓋係止部22で支持されている。即ち、内蓋20は、傾斜した状態における上端部20aの垂直下方に溝部23が位置するように内蓋係止部22で支持されている。
また、内蓋20は、傾斜した状態における上端部20aの上方が、蓋体2の上端部よりも本体部1の上面開口19側に位置するように傾斜して、内蓋係止部22に支持されている。よって、使用者は、内蓋20を蓋体2から取り外す際に、蓋体2の上端が邪魔にならず、内蓋20を簡単に取り外すことができる。なお、内蓋20の傾斜角度は、一例として10度〜15度程度とする。
内蓋20の周縁部には、蓋体2を閉じた際に、内釜3との密閉性を確保するシール材である蓋パッキン21が取り付けられている。蓋パッキン21は、断面U字形状の弾性部材(例えばシリコンゴム)で形成され、内釜3の上端と当接して内釜3の内部を密閉する。また、内蓋20には、内釜3内で発生した蒸気が通る蒸気穴26と、蒸気穴26の周縁に配置された蒸気口パッキン27と、が設けられている。蒸気穴26は、排気カートリッジ15の蒸気口16と通じている。
また、蓋体2と内蓋20との間には、加熱手段として、蓋ヒーター板14と蓋ヒーター板14の上面に取り付けられた蓋ヒーター13とが設けられている。蓋ヒーター13は、制御部7によって通電制御され、特に、保温時に上方から内釜3の内部に収納した被加熱物を加熱する。蓋ヒーター板14は、蓋体2を閉状態とした倒伏位置において内蓋20に接触し、蓋体2を開状態とした起立位置において傾斜させた内蓋20により接触が解除される。つまり、内蓋20は、本体部1を開口すると同時に冷ますことができる。
内蓋係止部22は、図5に示すように、蓋体2の起立させた状態における内蓋20の下端部20bが嵌め込まれる凹形状から成り、本体部1の上面開口19側に位置する内側面の上部が上面開口19側に向かって傾斜している。そのため、内蓋係止部22は、図3に示すように、蓋体2を起立させた状態において、内蓋20を傾斜させた状態で内蓋20の下端部20bを支持することができる。内蓋係止部22は、図4に示すように、内蓋20の嵌め込み易さを考慮して、内蓋20の横幅方向に間隔を開けて2つ設けられている。そして、各内蓋係止部22には、本体部1の上面開口19側に位置する内側面に、内蓋20の傾斜状態を保持するストッパー部材24としてシリコンゴムがそれぞれ設けられている。ストッパー部材24によって傾斜状態に保持された内蓋20は、内蓋20の下端部20bとストッパー部材24との係止が解除されるように、内蓋20の上端部20aを上面開口19側に倒しながら上方へ向かって引き抜くだけで保持状態が解除され、蓋体2から容易に取り外すことができる。なお、内蓋係止部22は、図示した構成に限定されない。内蓋係止部22は、例えば内蓋20の横幅方向に沿って連続して設けた構成、或いは内蓋20の横幅方向に間隔を開けて3つ以上設けた構成でもよく、内蓋20及び蓋体2の形状、大きさに応じて適宜変更して設けるものとする。また、ストッパー部材24は、図示した個数、大きさに限定されない。ストッパー部材24は、例えば本体部1の上面開口19側に位置する内側面の全面に設けてもよい。
図6は、本発明の実施の形態に係る炊飯器に設けたストッパー部材の異なる形態を示した要部拡大図である。図6に示した炊飯器100では、蓋体2を起立させた状態における内蓋20の下端部20bに、切り欠き部29が形成されている。そして、内蓋係止部22には、本体部1の上面開口19側に位置する内側面に、内蓋20に形成した切り欠き部29と係合するフック状のストッパー部材25が設けられている。つまり、内蓋20は、蓋体2を開状態とした際に、切り欠き部29と係合したストッパー部材25によって傾斜状態がしっかりと保持される。また、ストッパー部材25は、内蓋20を、内蓋20の下端部20bとストッパー部材25との係止が解除されるように、内蓋20の上端部20aを上面開口19側に倒しながら上方へ向かって引き抜くだけで係合が解除される。よって、内蓋20は、蓋体2から容易に取り外すことができる。
なお、ストッパー部材24、25は、図5及び図6に示した形態に限定されない。ストッパー部材は、内蓋係止部22に支持された内蓋20の傾斜状態を保持できる構成であれば、他の構成でもよい。また、内蓋係止部22は、ストッパー部材24、25を設けることなく、内蓋20を傾斜させて支持する構成でもよい。
したがって、本実施の形態の炊飯器100によれば、内蓋20は、蓋体2を起立させた際に、上部が自重で蓋体2から離れる方向に向かって傾斜するように内蓋係止部22で支持されるので、本体部1を開口すると同時に蓋体2から固定が解除される。つまり、本発明に係る炊飯器100は、従来のように、蓋体2の上端に内蓋20の上端を係止させる内蓋固定部を設ける必要がないので、構造を簡素化することができ、製造コストを削減できるし、蓋体2から内蓋20を取り外す作業の手間を軽減できる。
また、本実施の形態の炊飯器100によれば、内蓋係止部22は、蓋体2を起立させた状態における内蓋20の下端部20bが嵌め込まれる凹形状から成り、本体部1の上面開口19側に位置する内側面の上部が上面開口19側に向かって傾斜しているので、内蓋20を蓋体2から離れる方向に向かって傾斜させて支持することができる。また、内蓋20は、下端部20bを内蓋係止部22の凹内に嵌め込むだけで簡単に取り付けることができる。
また、本実施の形態の炊飯器100によれば、内蓋係止部22の内側面に、内蓋20の傾斜状態を保持するストッパー部材24としてシリコンゴムが設けられているので、傾斜した内蓋20をしっかりと保持することができる。よって、炊飯器100は、蓋体2を開状態にしたと同時に、内蓋20が本体部1の上面開口19側へ向かって倒れる虞がなく、安全、安心して使用することができる。
また、本実施の形態の炊飯器100によれば、蓋体2を起立させた状態における内蓋20の下端部20bに切り欠き部29が形成され、内蓋係止部22の内側面に切り欠き部29と係合するフック形状からなるストッパー部材25が設けられているので、傾斜した内蓋20をしっかりと保持することができる。よって、炊飯器100は、蓋体2を開状態にしたと同時に、内蓋20が本体部1の上面開口19側へ向かって倒れる虞がなく、安全、安心して使用することができる。
また、本実施の形態の炊飯器100によれば、本体部1には、内釜収納部5の開口縁とヒンジ機構部11との間に溝部23が形成され、内蓋20が上端部20aの垂直下方に溝部23が位置するように内蓋係止部22で支持されるので、内蓋20に結露した露を溝部23で受け止めることができる。よって、炊飯器100は、内蓋20から滴る露によって、内釜3及びコイルベース51等が汚れることがなく、常に清潔な状態を維持することができる。また、内釜3の収納されたご飯等の調理物に内蓋20から滴る露がかかることもない。
また、本実施の形態の炊飯器100によれば、内蓋20は、傾斜した状態における上端部20aの上方が、蓋体2の上端部20aよりも本体部1の上面開口19側の位置するように傾斜して、内蓋係止部22に支持される。よって、使用者は、内蓋20を蓋体2から取り外す際に、蓋体2の上端が邪魔にならず、内蓋20を簡単に取り外すことができる。
また、本実施の形態の炊飯器100によれば、蓋体2と内蓋20との間に設けた蓋ヒーター板14は、蓋体2が倒伏位置において内蓋20に接触し、蓋体2が起立位置において傾斜させた内蓋20により接触が解除されるので、本体部1を開口すると同時に内蓋20を冷ますことができる。よって、炊飯器100は、使用者が内蓋20を蓋体2から取り外す際に、誤って内蓋20の持ち手部分以外に触れて火傷する事態を防止することができる。
以上に本発明を実施の形態に基づいて説明したが、本発明は上述した実施の形態の構成に限定されるものではない。例えば、例えば、本体部1の形状は、円筒形状に限定されるものではなく立方体または直方体であっても良い。要するに、いわゆる当業者が必要に応じてなす種々なる変更、応用、利用の範囲をも本発明の要旨(技術的範囲)に含むことを念のため申し添える。
1 本体部、2 蓋体、3 内釜、3a フランジ部、4 加熱部、5 内釜収納部、5a 肩部、6 鍋底温度センサー、7 制御部、8 操作表示部、9 操作基板、10 蓋開閉ボタン、11 ヒンジ機構部、11a ヒンジ軸、11b ヒンジバネ、12 胴ヒーター、13 蓋ヒーター、14 蓋ヒーター板、15 排気カートリッジ、16 蒸気口、17 ハンドル、18 案内部、19 上面開口、20 内蓋、20a 上端部、20b 下端部、21 蓋パッキン、22 内蓋係止部、23 溝部、24、25 ストッパー部材、26 蒸気穴、27 蒸気口パッキン、28 位置決め部、29 切り欠き部、50 上枠、51 コイルベース、100 炊飯器。

Claims (7)

  1. 上面を開口した内釜収納部を有する本体部と、
    前記内釜収納部に着脱自在に装着された内釜と、
    前記本体部の上面開口を開閉可能に覆い、前記本体部に起立位置と倒伏位置との間で起伏するように回動自在に取り付けられた蓋体と、
    前記蓋体を前記本体部に回動自在に連結するヒンジ機構部と、
    前記蓋体に着脱自在に取り付けられ、前記蓋体で前記本体部の上面開口を閉じた際に、前記内釜の上部開口を閉塞する内蓋と、
    前記蓋体に設けられ、前記蓋体を起立させた状態における前記内蓋の下端部を支持する内蓋係止部と、を備え、
    前記内蓋は、前記蓋体を起立させた際に、上部が自重で前記蓋体から離れる方向に向かって傾斜するように前記内蓋係止部で支持されており、
    前記蓋体を起立させた状態における前記内蓋の下端部には、切り欠き部が形成されており、
    前記内蓋係止部の内側面には、前記切り欠き部と係合し、前記内蓋の傾斜状態を保持するフック形状のストッパー部材が設けられている、炊飯器。
  2. 前記内蓋係止部は、前記蓋体を起立させた状態における前記内蓋の下端部が嵌め込まれる凹形状から成り、前記本体部の上面開口側に位置する内側面の上部が該上面開口側に向かって傾斜している、請求項1に記載の炊飯器。
  3. 前記内蓋係止部の内側面には、前記内蓋の傾斜状態を保持するシリコンゴムが設けられている、請求項1又は2に記載の炊飯器。
  4. 前記内釜は、開口縁に沿って外側へ向かって突出するフランジ部が設けられており、
    前記内蓋は、傾斜した状態における上端部の垂直下方が、前記フランジ部と前記ヒンジ機構部との間に位置するように前記内蓋係止部で支持される、請求項1〜のいずれか一項に記載の炊飯器。
  5. 前記本体部には、前記内釜収納部の開口縁と前記ヒンジ機構部との間に溝部が形成されており、
    前記内蓋は、傾斜した状態における上端部の垂直下方に前記溝部が位置するように前記内蓋係止部で支持される、請求項1〜のいずれか一項に記載の炊飯器。
  6. 前記内蓋は、傾斜した状態における上端部の上方が、前記蓋体の上端部よりも前記本体部の上面開口側に位置するように傾斜して、前記内蓋係止部に支持されている、請求項1〜のいずれか一項に記載の炊飯器。
  7. 前記蓋体と前記内蓋との間には、加熱手段が設けられており、
    前記加熱手段は、前記蓋体が倒伏位置において前記内蓋に接触し、前記蓋体が起立位置において傾斜させた前記内蓋により接触が解除される、請求項1〜のいずれか一項に記載の炊飯器。
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