JP6666021B2 - 真空バルブ及び真空バルブの製造方法及び真空バルブを用いた真空遮断器 - Google Patents
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Description
また、電流遮断時に電極間でアークが発生し、電極から金属蒸気が飛散するため、絶縁円筒内面に付着し、内沿面の絶縁性能を低下させる。この絶縁円筒内面の汚損抑制のためアークシールドが電極周囲に設けられている。固定側端板及び可動側端板には、絶縁円筒端面部の電界緩和及び絶縁円筒内面の汚損抑制のために電界緩和リングが配置されている。
固定電極と可動電極の配置(中心軸に対し回転方向配置)を工夫した例として特許文献2がある。
また、固定軸の形状をスパナで固定可能な形状にしたものもある(特許文献1参照)。
また、電流遮断性能に関する設計値に対して上乗せする電流遮断裕度を小さくできる真空遮断器を得ることを目的とする。
なお、上記特許文献1のものでは、固定軸の締め付けのために、固定軸の形状を工夫しているが、固定電極と可動電極の回転方向の配置を確実なものとするための手段については、触れていない。また、上記特許文献2のものでは、固定電極と可動電極の配置(中心軸に対し回転方向配置)を工夫した形状のものが記載されているが、固定電極と可動電極の回転方向の配置を確実なものとするための手段については、記載されていない。
本発明に係わる実施の形態1について、図1〜図5を用いて説明する。図1は実施の形態1における真空バルブの構成を示す断面図、図2は実施の形態1における真空バルブに係る第2の工程での組立を示す断面図、図3は実施の形態1における真空バルブの第2の工程での組立を示す斜視図、図4はこの実施の形態1における真空バルブの電極例を示す斜視図、図5はこの実施の形態1における固定側及び可動側電極の断面図である。
上記固定側端板6及び可動側端板7はそれぞれの端面にろう付けにより同軸上に取付けられている。また、ベローズ10により固定電極6と可動電極7が真空気密を保持しつつ接離可能となっている。
このような構造の真空バルブを、制御装置、開閉状態を示す表示器、真空バルブの電極を動作させる駆動装置等と共に筐体に搭載して真空遮断器を得ることができる。
図において、2dは固定側電極棒4から枝状に分岐したアーム、2aは前記平板接点2bの外周付近において前記平板接点2bとは分離した状態でかつ前記外周に沿って円弧状に配置され両端部が前記アーム2dと平板接点2bの裏面とにそれぞれ接続したコイル部、2cは前記アーム2dの側部と前記コイル部2aとの間に空隙として形成されたスリット部である。
3dは固定側電極棒5から枝状に分岐したアーム、3aは前記平板接点3bの外周付近において前記平板接点3bとは分離した状態でかつ前記外周に沿って円弧状に配置され両端部が前記アーム3dと平板接点3bの裏面とにそれぞれ接続したコイル部、3cは前記アーム3dの側部と前記コイル部3aとの間に空隙として形成されたスリット部である。
固定電極2のスリット部2aと可動電極3のスリット部3aは、固定側電極棒4あるいは可動側電極棒5の軸方向に見て固定電極2及び可動電極3の円周上における相互の位置が一致するように配置している。この位置では、アーム2dとアーム3dが固定側電極棒4あるいは可動側電極棒5の軸方向から見てスリット部2c、3cに沿って互いに平行に配置される。
このように電極部を流れる電流により発生する磁界で電流遮断性能を向上させる手段を用いた電極においては、同様に固定電極と可動電極の位置関係を特定することで大電流遮断性能を最大にすることができる。
例えば、スパイラル電極の場合は、スパイラル羽根を合わせる等を意味する。しかしながら電極同士を理想の位置に配置することは現実的に不可能な為、想定される位置ずれが発生した場合においても性能確保ができるように電極径を大きくする等の裕度を持たせることが行われている。
そこで、前述の第1の工程において、固定電極2の特定の位置に固定側電界緩和リング8の係合部8aを合わせ、可動電極3の特定の位置に可動側電界緩和リング9の係合部9aを合わせる。第1の工程では目視で合わせることも可能であり、また治具を用いてあわせることも可能である。さらに、ろう付け接合後に、目視または治具で電極の位置と係合部8a,9aの位置関係の確認をすることもできる。
(1)実施の形態1における真空バルブでは、絶縁円筒1で構成される円筒状の真空絶縁容器内に収納された接離可能な固定電極2と可動電極3を備えるとともに、これら電極を流れる電流による磁界で電流遮断性能を変化し向上させるコイル部2a,3aからなる遮断支援手段を有し、対向する電極2,3の周方向配置が電流遮断性能に影響する真空バルブにおいて、前記固定電極2を前記真空絶縁容器内に保持する固定側部分組立品20の外周部を構成する電界緩和リング8の外周及び前記可動電極3を前記真空絶縁容器内に保持する可動側部分組立品21の外周部を構成する電界緩和リング9の外周に各電極2,3の特定位置と合致し各電極2,3の電極配置を特定する係合部8a,9aを設けたことを特徴とする。
これにより、絶縁円筒1で構成される円筒状の真空絶縁容器の中心軸線上で互いにその中心軸を合致させて配設された円柱状の固定電極2及び可動電極3同士の中心軸に対する回転方向(周方向)の配置が設計した係合精度で製作可能となることで、電流遮断性能の裕度を低減できるため、電極の小形化さらに真空バルブの小形化が実現できることで、真空バルブの低コスト化が図れる。また、係合部8a,9aの位置を合わせなければ組立できないため、組立誤りが発生することなく信頼性の高い真空バルブを提供できる。
これにより、前記(1)項における効果に加えて、前記固定側部分組立品20の外周及び可動側部分組立品の外周に形成した係合部8a,9aと前記真空絶縁容器内面との係合位置関係を、真空絶縁容器内面に形成された係合部1a,1aによって、より的確に特定することができ、固定電極2及び可動電極3の電極配置を真空絶縁容器内面に形成された係合部1a,1aによって、より的確に特定することができる。
これにより、前記(2)項における効果に加えて、前記固定側部分組立品20及び前記可動側部分組立品21に設けられた電界緩和リング8,9を利用して電極2,3の位置設定をするものであり、前記固定側部分組立品20の外周及び可動側部分組立品の外周部に設けられた係合部8a,9aと係合部1a,1aが形成された前記真空絶縁容器内面との係合位置関係を、電界緩和リング8,9の存在によって、より的確に特定することができ、固定電極2及び可動電極3の電極配置を電界緩和リング8,9の係合部8a,9aによって、より的確に特定することができる。
これにより、前記(2)項における効果に加えて、前記固定側部分組立品20の外周及び可動側部分組立品の外周に形成した係合部8a,9aと前記真空絶縁容器内面との係合位置関係を、真空絶縁容器内面に端部それぞれに1箇所または複数箇所づつ設けられている係合部1aによって、より的確に特定することができ、固定電極2及び可動電極3の電極配置を真空絶縁容器内面に端部それぞれに1箇所または複数箇所づつ設けられている係合部1aによって、より的確に特定することができる。
これにより、絶縁円筒1で構成される円筒状の真空絶縁容器の中心軸線上で互いにその中心軸を合致させて配設された円柱状の固定電極2及び可動電極3同士の中心軸に対する回転方向(周方向)の配置が、前記固定側電界緩和リング8と可動側電界緩和リング9の特定箇所に係合用の突起あるいは凹部からなる係合部8a,9aを形成するとともに、これら係合用の突起あるいは凹部からなる係合部8a,9aと係合する係合部1aを前記絶縁円筒の内面に形成したことにより、設計した係合精度で製作可能となることで、電流遮断性能の裕度を低減できるため、電極の小形化さらに真空バルブの小形化が実現できることで、真空バルブの低コスト化が図れる。また、係合部8a,9aの位置を合わせなければ組立できないため、組立誤りが発生することなく信頼性の高い真空バルブを提供できる。
これにより、絶縁円筒1で構成される円筒状の真空絶縁容器の中心軸線上で互いにその中心軸を合致させて配設された円柱状の固定電極2及び可動電極3同士の中心軸に対する回転方向(周方向)の配置が設計した係合精度で製作可能となることで、電流遮断性能の裕度を低減できるため、電極の小形化さらに真空バルブの小形化が実現できることで、真空バルブの低コスト化が図れる。また、係合部8a,9aと係合部1a,1aの位置を合わせなければ組立できないため、組立誤りが発生することなく信頼性の高い真空バルブを提供できる。
本発明に係わる実施の形態2について、図7を用いて説明する。図7は実施の形態2の真空バルブを示す断面図及び斜視図と上面図と平面図である。真空バルブの構成は、前述の実施の形態1と同一または相当品であり、電極位置合わせに必要な係合部分のみ構成が異なっている。このため、実施の形態1と異なる電極位置合わせに必要な係合部分のみについて説明する。
(1)実施の形態2における真空バルブでは、絶縁円筒1で構成される円筒状の真空絶縁容器内に収納された接離可能な固定電極2と可動電極3を備えるとともに、これら電極を流れる電流による磁界で電流遮断性能を変化し向上させるコイル部2a,3aからなる遮断支援手段を有し、対向する電極2,3の周方向配置が電流遮断性能に影響する真空バルブにおいて、前記固定電極2を前記真空絶縁容器内に保持する固定側部分組立品20の外周部を構成する固定側端板6の外周及び前記可動電極3を前記真空絶縁容器内に保持する可動側部分組立品21の外周部を構成する可動側端板7の外周に外側から電極2,3の電極配置を特定するための係合箇所である係合部6a,7aが設けられ、組立用治具によって電極配置が決定されることを特徴とする。
これにより、絶縁円筒1で構成される円筒状の真空絶縁容器の中心軸線上で互いにその中心軸を合致させて配設された円柱状の固定電極2及び可動電極3同士の中心軸に対する回転方向(周方向)の配置が設計した係合精度で製作可能となることで、電流遮断性能の裕度を低減できるため、電極の小形化さらに真空バルブの小形化が実現できることで、真空バルブの低コスト化が図れるとともに、真空絶縁容器の外方に露出し外側から電極配置を特定するための前記係合部6a,7aと係合する指定した治具を用いることによって、固定電極2及び可動電極3の電極配置を精度よく特定することができる。また、指定した治具を用いることで、係合部6a,7aの位置を合わせなければ組立できないため、組立誤りが発生することなく、信頼性の高い真空バルブを提供できる。
これにより、前記(1)項における効果に加え、製作後の確認などの作業が容易となる。
これにより、絶縁円筒1で構成される円筒状の真空絶縁容器の中心軸線上で互いにその中心軸を合致させて配設された円柱状の固定電極2及び可動電極3同士の中心軸に対する回転方向(周方向)の配置が設計した係合精度で製作可能となることで、電流遮断性能の裕度を低減できるため、電極の小形化さらに真空バルブの小形化が実現できることで、真空バルブの低コスト化が図れる。また、指定した治具を用いることで、係合部6a,7aの位置を合わせなければ組立できないため、組立誤りが発生することなく信頼性の高い真空バルブを提供できる。
本発明に係わる実施の形態3について図8を用いて説明する。図8は実施の形態3の真空バルブを示す断面図及び斜視図と上面図と平面図である。真空バルブの構成は、前述の実施の形態2と同一または相当品であり、電極位置合わせに必要な係合部分のみ構成が異なっている。このため、実施の形態2と異なる電極位置合わせに必要な係合部分のみについて説明する。
この係合部6b、7bの位置を把握することで、上記実施の形態1及び実施の形態2と同様に固定側部分組立品20のスリット部2c及び可動側部分組立品21のスリット部3cの位置を正確に把握することが可能となる。このため、図2に示す第2の工程において、製造治具(図示せず)にて前記係合部6b、7bを挟む形で保持することで、図4あるいは図5に示すように正確に電極の位置合わせをした状態で組立を行うことができる。
本発明に係わる実施の形態4について、図9を用いて説明する。図9は実施の形態4の真空バルブを示す断面図及び斜視図と上面図と平面図である。真空バルブの構成は、前述の実施の形態2あるいは実施の形態3と同一または相当品であり、固定側及び可動側電極の相互の位置合わせのために必要な、固定側端板6及び可動側端板7の平面部に形成した係合部分の構成のみが異なっている。このため、実施の形態2及び実施の形態3と異なる電極位置合わせに用いる係合部分のみについて説明する。
2 固定電極、2a コイル部、2b 平板接点、2c スリット部、2d アーム
3 可動電極、3a コイル部、3b 平板接点、3c スリット部、3d アーム
4 固定側電極棒、
5 可動側電極棒、
6 固定側端板、6a 固定側端板の係合部(凹)、6b 固定側端板の係合部(平面)、6c 固定側端板の係合部(凸)
7 可動側端板、7a 可動側端板の係合部(凹)、7b 固定側端板の係合部(平面)、7c 固定側端板の係合部(凸)
8 固定側電界緩和リング、8a 固定側電界緩和リングの係合部、
9 可動側電界緩和リング、9a 可動側電界緩和リングの係合部、
10 ベローズ、11 アークシールド、
20 固定側部分組立品、21 可動側部分組立品、
100 真空バルブ。
Claims (11)
- 円筒状の真空絶縁容器内に収納された接離可能な固定電極と可動電極を備えるとともに、これら電極を流れる電流による磁界で電流遮断性能を変化させる手段を有し、対向する電極の周方向配置が電流遮断性能に影響する真空バルブにおいて、前記固定電極を前記真空絶縁容器内に保持する固定側部分組立品及び前記可動電極を前記真空絶縁容器内に保持する可動側部分組立品に各電極の電極配置を特定する係合部を設けたことを特徴とする真空バルブ。
- 円筒状の真空絶縁容器内に収納された接離可能な固定電極と可動電極を備えるとともに、これら電極を流れる電流による磁界で電流遮断性能を変化させる手段を有し、対向する電極の周方向配置が電流遮断性能に影響する真空バルブにおいて、前記固定電極を前記真空絶縁容器内に保持する固定側部分組立品の外周及び前記可動電極を前記真空絶縁容器内に保持する可動側部分組立品の外周に各電極の電極配置を特定する係合部を設けたことを特徴とする請求項1記載の真空バルブ。
- 前記固定側部分組立品の外周及び前記可動側部分組立品の外周に形成した係合部と係合する係合部を前記真空絶縁容器内面に形成したことを特徴とする請求項2記載の真空バルブ。
- 前記固定側部分組立品及び前記可動側部分組立品には前記真空絶縁容器端部との接合部を電界緩和するための電界緩和リングが設けられ、これら電界緩和リングと前記真空絶縁容器内面に電極配置を特定する係合部がそれぞれ設けられていることを特徴とする請求項3記載の真空バルブ。
- 前記真空絶縁容器内面の両端面近傍に係合部が1箇所以上設けられていることを特徴とする請求項3記載の真空バルブ。
- 前記係合部が、前記円筒状の真空絶縁容器の一方の端部開口部を覆う固定側端板及び他方の端部開口部を覆う可動側端板に、真空バルブの軸方向に向けて凸状又は凹状に形成され、前記係合部が1箇所以上設けられていることを特徴とする請求項1記載の真空バルブ。
- 前記固定側部分組立品及び前記可動側部分組立品に外側から電極配置を特定するための係合箇所が設けられ、組立用治具によって電極配置が特定されることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の真空バルブ。
- 前記各部分組立品に設けられる外側から電極配置を特定するための係合箇所は、周方向の同一箇所に設けられていることを特徴とする請求項7記載の真空バルブ。
- 円筒状の真空絶縁容器内に収納された接離可能な固定電極と可動電極を備えるとともに、これら電極を流れる電流による磁界で電流遮断性能を変化させる手段を有し、対向する電極の周方向配置が電流遮断性能に影響する真空バルブの製造方法において、前記固定電極を有する固定側部分組立品の特定位置と前記可動電極を有する可動側部分組立品の特定位置に電極配置を特定するための係合部を形成して組み立てる第1の工程と、それらの両部分組立品と前記係合部と係合する係合部を内面に形成した真空絶縁容器とを接合するとともに前記真空絶縁容器の内部を真空状態にする第2の工程とを有する真空バルブの製造方法。
- 円筒状の真空絶縁容器内に収納された接離可能な固定電極と可動電極を備えるとともに、これら電極を流れる電流による磁界で電流遮断性能を変化させる手段を有し、対向する電極の周方向配置が電流遮断性能に影響する真空バルブの製造方法において、前記固定電極を有する固定側部分組立品の特定位置と前記可動電極を有する可動側部分組立品の特定位置に外側から電極配置を特定するための係合部を形成して組み立てる第1の工程と、それらの両部分組立品と真空絶縁容器とを前記係合部の位置特定を行う治具を用い配置調整して互いに接合するとともに前記真空絶縁容器の内部を真空状態にする第2の工程とを有する真空バルブの製造方法。
- 請求項1〜8に記載の真空バルブと、前記真空バルブの電極を動作させる駆動装置と、外部と接続する端子導体と、を備えたことを特徴とする真空遮断器。
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