JP6664987B2 - 段ボールブランクシート、及び、包装箱 - Google Patents

段ボールブランクシート、及び、包装箱 Download PDF

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本発明は、包装箱に組み立てたときに側面となる側面部と、前記側面部から延び、前記包装箱に組み立てたときに天面となる天面部と、を備える段ボールブランクシート、及び、それから形成された包装箱に関する。
一般に、この種の段ボールブランクシート及び包装箱には、把手として用いるための把手部がその側面部に設けられている。この把手部として、例えば、図9,10に示すような把手部100が用いられている。この把手部100では、折曲線101と横方向に延びる折曲線101と、折曲線101の一端から他端まで延びる切断線102と、が両者により画定される領域が楕円形となる状態で形成されており、切断線102を切断したときに楕円状のフラップ部103が形成される。そして、そのフラップ部103を包装箱内部に折り込むことで楕円状の把手用開口部104が形成され、その把手用開口部104に指を差し込んで包装箱を持ち運ぶことができる。
ただし、この場合、把手用開口部104の縁には上方向のみの力がかかり、そしてその縁の一部に応力が集中し、図10に示すように、側面部が引き裂けて作業に弊害が出やすい問題があった。特に、側面部が作業者により引っ張られる方向、即ち開口部104の縁からその上側に向けて引き裂けるため、側面部と天面部との境界線に至って最悪の場合完全に引き裂けて千切れてしまうおそれもあった。
そこで、把手部を利用して持ち運ぶときに、側面部の引き裂け及び引き裂けにより生じる弊害を効果的に抑制できる段ボールブランクシート及び包装箱が望まれる。
本発明に係る段ボールブランクシートは、
包装箱に組み立てたときに側面となる側面部と、
前記側面部から延び、前記包装箱に組み立てたときに天面となる天面部と、を備える段ボールブランクシートであって、
前記側面部には、
前記側面部と前記天面部との境界線と垂直な仮想線上の一点から前記境界線に対して斜め下方向に延びる前記仮想線に対して線対称な一対の折曲補助線からなる折曲線部と、
前記折曲線部に対して前記境界線とは反対側に位置し、前記境界線と平行な方向に延びる横向き切断線と、前記横向き切断線の両端から対応する前記折曲線部の端部に延びる一対の上向き切断線と、からなる切断線部と、
前記折曲線部における前記折曲補助線の結合部と前記横向き切断線の一部との間に延びる縦切断線と、
前記折曲線部と前記切断線部との連結部のそれぞれから前記折曲線部と前記切断線部とにより画定される領域の外側の方向に延びる一対の外側切断線と、が形成されており、
前記外側切断線のそれぞれは、
前記連結部から前記境界線と平行に又は前記境界線に対して斜め下方向に延びる第1部分と、
前記第1部分から延び、少なくともその先端が前記仮想線側を向く状態で前記境界線に対して下側に向かって屈曲している第2部分と、を備える。
この構成によれば、この段ボールブランクシートから包装箱を形成したときに、切断線部と縦切断線とを切断することで形成される一対のフラップ部を包装箱内部に折り込むと、略五角形の把手用開口部が形成される(図4の符号42参照)。そして、その開口部に手を差し込み、包装箱を持ち上げたとき、その開口部の縁にかかる力は、一方の折曲補助線と垂直な方向と他方の折曲補助線と垂直な方向との2つの方向に応力が分散される。また、上記した側面部の引き裂けは、応力がかかることにより側面部が変形して、その変形が許容量を超えることで生じるところ、本構成では応力は外側切断線に集中してかかることになるが、外側に延びる第1部分とその先端が仮想線側(いわば内側)に向かって屈曲する第2部分とで側面部の可動範囲が効果的に高められており、その結果、引き裂けが生じにくくなる。さらに、第2部分はその先端が仮想線側(いわば内側)に向かって延びるので、引き裂けが起こったとしても把手用開口部の縁の上側に向けての引き裂けが起きにくい。このように、本構成によれば、側面部の引き裂け及び引き裂けにより生じる弊害を効果的に抑制できる。
1つの態様として、前記第1部分は前記折曲補助線と同じ方向に延びると好適である。
折曲補助線と外側切断線とがその連結点で折れ曲がる状態になっていると、その連結点にある程度の応力の集中が起こり得るが、本構成では第1部分は折曲補助線と同じ方向に延びるため、連結点における折れ曲がりはなく、この問題を効果的に抑制できる。
1つの態様として、前記第2部分の屈曲部分は円弧状に形成されていると好適である。
本構成では、屈曲部分が円弧状であることにより、外側切断線への応力が下側に向かって円弧状に屈曲する第2部分の屈曲部分により分散されるため、好適に応力を分散することができる。
1つの態様として、前記第2部分はその先端の向く方向が前記第1部分と平行になっていると好適である。
本構成によれば、側面部に引き裂けが生じたとしても把手用開口部の縁の上側に向けての引き裂けが一層生じにくくなる。
1つの態様として、前記境界線と前記折曲補助線の前記結合部との間の距離が、前記折曲補助線の前記結合部と前記横向き切断線との間の距離よりも短いと好適である。
この構成によれば、把手部の開口部に差し入れた指が包装箱の天面部に届き、それにより側面部にかかる力が天面部にもかかって分散され、側面部の引き裂けを効果的に抑制できる。そして、境界線と折曲補助線の結合部との間の距離が、折曲補助線の結合部と切断線部の底部分との間の距離よりも短いような場合には、把手部の縁に上方向の引き裂けが生じたときに境界線に至りやすいが、本構成では引き裂けが生じても境界線に至りにくくなっており、このような問題は生じない。
1つの態様として、前記境界線と前記折曲補助線の前記結合部との間の距離が15〜25mmであると好適である。
この構成によっても、把手部の開口部に差し入れた指が包装箱の天面部に届き、それにより側面部にかかる力が天面部にもかかって分散され、側面部の引き裂けを効果的に抑制できる。
本発明に係る包装箱は、
本発明に係る上記段ボールブランクシートから形成されたものである。
この構成によれば、把手部を利用して好適に包装箱を持ち運ぶことができる。
段ボールブランクシートの平面図 包装箱の説明斜視図 把手部の拡大図 把手部のフラップ部を包装箱内部に折り込んだ状態を示す拡大図 図4の状態の把手部を包装箱内側から見たときの拡大図 把手部に指を差し入れた状態を示す断面図 引張強度試験の方法を示す説明図 別実施形態の把手部を示す拡大図 従来例の把手部を示す図 従来例の把手部を示す図
本発明に係る段ボールブランクシート及び包装箱の実施形態について、図面を参照して説明する。図1に示すように、本実施形態に係る段ボールブランクシート1は、包装箱Xに組み立てたときに側面となる4つの互いに隣接する側面部10を有し、さらに、側面部10の一方側(図1中の上側)から延びる、包装箱Xに組み立てたときに天面となる天面部20と、側面部10の他方側(図1中の下側)から延びる、包装箱Xに組み立てたときに底面となる底面部30と、を備える。より詳しくは、側面部10は、幅方向(図1における横方向で、包装箱Xに組み立てたときの横方向)の長さがより長い第1側面部11とより短い第2側面部12とが交互に並んだ状態となっている。そして、天面部20は、第1側面部11から延びる外フラップ21と、第2側面部12から延びる内フラップ22と、からなり、また、底面部30は、第1側面部11から延びる外フラップ31と、第2側面部12から延びる内フラップ32と、からなる。また、側面部10の一端(図1中で左側の第1側面部11の左端部)には側面部10の他端(図1中で右側の第2側面部12の右端部)に連結する連結フラップ13が設けている。
そして、この段ボールブランクシート1は、次のようにして包装箱Xに組み立てることができる。まず、第1側面部11どうしが対向するとともに、第2側面部12どうしが対向する状態に折り曲げ、連結フラップ13を側面部10の他端(図1中で右側の第2側面部12の右端部)における内側面に貼り付けて、段ボールブランクシート1を角筒状に形成する。そして、底面部30としての内フラップ32をそれぞれ折りたたんでから外フラップ31をその上に重ねて折りたたみ、内フラップ32の表面と外フラップ31の裏面とをホットメルト接着剤により接着する。その後、その中にペットボトル等を収納し、底面部30と同様にして、天面部20としての内フラップ22をそれぞれ折りたたんでから外フラップ21をその上に重ねて折りたたみ、内フラップ22の表面と外フラップ21の裏面とをホットメルト接着剤により接着する。このようにすることにより、図2に示すような包装箱Xが組み立てられる。
このような段ボールブランクシート1及び包装箱Xにおいて、本実施形態ではその第2側面部には、包装箱Xを持ち運ぶときに利用する把手部40が形成されている。この把手部40は、逆V字状の折曲線部50と、折曲線部50に対して境界線14とは反対側に位置する切断線部60と、折曲線部50と切断線部60とにより画定される領域内に延びる縦切断線70と、を備える。
具体的に説明すると、折曲線部50は、第2側面部12と天面部20の内フラップ22との境界線14に対して垂直な仮想線(本実施形態では後述する縦切断線70と同一線上にある直線)V上の一点(結合部52)からその仮想線Vに対して線対称に境界線14に対して斜め下方向に延びる一対の折曲補助線51,51からなる。そして、折曲補助線51,51はその結合部52付近が円弧状で第2側面部12の表裏に貫通する切断線となっており、その先が表裏には貫通しない破線状の折曲線となっている。
切断線部60は、それぞれ表裏に貫通する切断線である横向き切断線61とその両端から延びる一対の上向き切断線62,62とからなる。横向き切断線61は、折曲線部50に対して境界線14とは反対側に位置し、境界線14と平行な方向に延びるものである。上向き切断線62,62は、横向き切断線61の両端から対応する折曲線部50の端部(折曲げ補助線51,51の端部)にそれぞれ延びるものである。つまり、上向き切断線62,62の端部が折曲線部50の両端と連結点53,53で連結されている。このように構成されることにより、折曲線部50と切断線部60とにより画定される領域が五角形状となっている。
縦切断線70は、折曲線部50における折曲補助線51,51の結合部52と横向き切断線61の一部との間に延びるものである。本実施形態では、折曲補助線51,51の結合部52と横向き切断線61の中点との間に延び、境界線14に対して垂直になっている。縦切断線70は表裏に貫通する切断線であるが、その中間部に切断されていない不連続点71を有している。また、切断線部60の横向き切断線61における縦切断線70との連結点の両側にも同様に切断されていない不連続点63,63が設けられている。
このように構成されていることにより、把手部40は、切断線部60と縦切断線70とを切断したとき(つまり、不連続点63,71を切り離したとき)に、折曲補助線51,51(より具体的にはその破線状の部分)を折曲線として折り曲げ可能な一対のフラップ部41,41が形成される。そのフラップ部41,41を包装箱Xの内側に折り込むことにより(図4参照)、五角形状の把手用開口部42が形成され、図5に示すように、包装箱Xの内側ではフラップ部41,41間に隙間43が形成された状態となる。そして、その把手用開口部42に指を差し込んで、図6に示すように、隙間43に指を通して天面部30の裏面に指を当てることで包装箱Xを持ち上げ可能になっている。この場合、把手用開口部42は上側が山型の五角形状になっているので、把手用開口部42の縁にかかる力は、一方の折曲補助線51と垂直な方向と他方の折曲補助線51と垂直な方向との2つの方向に応力が分散され、第2側面部12の引き裂けを生じにくくすることができる。
なお、本実施形態では、仮想線Vを、第2側面部12の横方向における中央を通り、第2側面部12を均等に二分割する線としており、このため、把手部40は第2側面部12の横方向における中央に位置するようになっている。
さらに、把手部40は、第2側面部12の引き裂けを抑制するために、折曲線部50と切断線部60との連結部53,53のそれぞれから折曲線部50と切断線部60とにより画定される領域の外側の方向に延びる一対の外側切断線80,80を備える。より詳しくは、外側切断線80,80のそれぞれは、連結部53から折曲補助線51と同じ方向に延びる(境界線14と平行に又は境界線14に対して斜め下方向に延びることの一態様)第1部分81と、第1部分81から延び、その先端が仮想線V側を向く状態で境界線14に対して下側に向かって屈曲している第2部分82と、を備える。そして、第2部分82,82の屈曲部分83,83は円弧状に形成されている。本実施形態では、この外側に延びる第1部分81,81と屈曲する第2部分82,82とで第2側面部12の可動範囲が高められ、また、外側切断線80,80にかかる応力が第2部分82,82の屈曲部分83,83により分散される。これにより、第2側面部12の引き裂けが抑制される。
つまり、第2側面部12の引き裂けは、応力がかかることにより第2側面部12が変形して、その変形が許容量を超えることで生じるところ、本実施形態の把手部42では応力は外側切断線80,80に集中してかかることになるが、この外側切断線80,80では、第2側面部12の可動範囲が拡がっており、また、その応力が屈曲部分83,83により分散されるため、その結果、引き裂けが生じにくくなる。
また、折曲補助線51,51と外側切断線80,80とがその連結点53,53で折れ曲がる状態になっていると、その連結点53,53にある程度の応力集中が起こり得るが、本実施形態では第1部分81,81は折曲補助線51,51と同じ方向に延びるため、連結点53,53における折り曲がりはなく、この問題が効果的に抑制されている。このため、第2側面部12の引き裂けが効果的に抑制される。
また、第2部分82,82の先端の向く方向は第1部分81,81と平行にされている。これにより、第2側面部12に引き裂けが生じたとしても把手用開口部の縁の上側に向けての引き裂けが起きにくくしてあり、引き裂けが境界線14まで至って第2側面部12の一部が千切れることが抑制される。
さらに、境界線14と折曲補助線51,51の結合部52との間の距離D1を、折曲補助線51,51の結合部52と切断線部60の底部分(横向き切断線61)との間の距離D2よりも短くしてある。具体的には、本実施形態では距離D1は15〜25mmに設定され、距離D2はおよそ40mmとなっている。これにより、図6に示すように、把手部40の把手部開口部42に差し入れた指が包装箱Xの天面部30に届き、それにより第2側面部12にかかる力が天面部30にも分散され、第2側面部12の引き裂けが効果的に抑制される。
上記のように構成することにより、本実施形態の包装箱Xでは第2側面部12の引き裂けが効果的に抑制されている。例えば、表1は、本実施形態の包装箱Xと従来例の包装箱100(図9,10)との引張強度を比較した結果を示す。具体的には、図7に示すような、試験対象の包装箱のうえにおもりとして複数本のボトル(飲料が充填された容量2リットルのボトル)を収納した包装箱をのせて試験対象の包装箱を50cm引っ張ったときのその引張強度の測定結果を示すものである。おもりの本数はボトルの本数を意味し、○は側面部の引き裂けが生じなかったこと、×は側面部の引き裂けが生じたことを示す。
Figure 0006664987
このように、本実施形態の包装箱Xによれば、従来の包装箱100に比べ、引き裂けが効果的に抑制され、引張強度が向上していることがわかる。
〔その他の実施形態〕
最後に、本発明に係る段ボールブランクシート及び包装箱のその他の実施形態について説明する。なお、以下のそれぞれの実施形態で開示される構成は、矛盾が生じない限り、他の実施形態で開示される構成と組み合わせて適用することも可能である。
(1)上記の実施形態では、第1部分81が連結部53から折曲補助線51と同じ方向に延びる構成を例に説明した。しかし、本発明の実施形態はこれに限定されず、第1部分81は、図8に示すように境界線14と平行にしてもよく、その他にも境界線14に対して斜め下方向に延びるものであればよい。
(2)上記の実施形態では、第2部分82が円弧状に屈曲し、その先端の向く方向が第1部分81,81と平行にされている構成を例に説明した。しかし、本発明の実施形態はこれに限定されない。第2部分82の先端の向く方向は仮想線V側を向く状態であればよく、また、屈曲部分83も円弧状に屈曲するものに限定されず、第2部分82は1又は複数の屈曲点によって屈曲するものであってもよい。
(3)その他の構成に関しても、本明細書において開示された実施形態は全ての点で例示であって、本発明の範囲はそれらによって限定されることはないと理解されるべきである。当業者であれば、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、適宜改変が可能であることを容易に理解できるであろう。従って、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で改変された別の実施形態も、当然、本発明の範囲に含まれる。
本発明は、例えば飲料ボトルなどを収容する段ボールブランクシート及び包装箱に利用することができる。
1 段ボールブランクシート
10 側面部
14 境界線
20 天面部
41 フラップ部
40 把手部
50 折曲線部
51 折曲補助線
52 結合部
53 連結部
60 切断線部
61 横向き切断線(底部分)
70 縦切断線
80 外側切断線
81 第1部分
82 第2部分
83 屈曲部分
D1 境界線と折曲補助線の結合部との間の距離
D2 折曲補助線の結合部と切断線部の底部分との間の距離
V 仮想線
W 包装箱

Claims (7)

  1. 包装箱に組み立てたときに側面となる側面部と、
    前記側面部から延び、前記包装箱に組み立てたときに天面となる天面部と、を備える段ボールブランクシートであって、
    前記側面部には、
    前記側面部と前記天面部との境界線と垂直な仮想線上の一点から前記境界線に対して斜め下方向に延びる前記仮想線に対して線対称な一対の折曲補助線からなる折曲線部と、
    前記折曲線部に対して前記境界線とは反対側に位置し、前記境界線と平行な方向に延びる横向き切断線と、前記横向き切断線の両端から対応する前記折曲線部の端部に延びる一対の上向き切断線と、からなる切断線部と、
    前記折曲線部における前記折曲補助線の結合部と前記横向き切断線の一部との間に延びる縦切断線と、
    前記折曲線部と前記切断線部との連結部のそれぞれから前記折曲線部と前記切断線部とにより画定される領域の外側の方向に延びる一対の外側切断線と、が形成されており、
    前記外側切断線のそれぞれは、
    前記連結部から前記境界線と平行に又は前記境界線に対して斜め下方向に延びる第1部分と、
    前記第1部分から延び、少なくともその先端が前記仮想線側を向く状態で前記境界線に対して下側に向かって屈曲している第2部分と、を備える段ボールブランクシート。
  2. 前記第1部分は前記折曲補助線と同じ方向に延びる請求項1に記載の段ボールブランクシート。
  3. 前記第2部分の屈曲部分は円弧状に形成されている請求項1又2に記載の段ボールブランクシート。
  4. 前記第2部分はその先端の向く方向が前記第1部分と平行になっている請求項1〜3のいずれか一項に記載の段ボールブランクシート。
  5. 前記境界線と前記折曲補助線の前記結合部との間の距離が、前記折曲補助線の前記結合部と前記横向き切断線との間の距離よりも短い請求項1〜4のいずれか一項に記載の段ボールブランクシート。
  6. 前記境界線と前記折曲補助線の前記結合部との間の距離が15〜25mmである請求項1〜5のいずれか一項に記載の段ボールブランクシート。
  7. 請求項1〜6のいずれか一項に記載の段ボールブランクシートから形成された包装箱。
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