JP6664902B2 - 車体構造 - Google Patents

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本発明は、車体構造に関し、特に、車体のフロアパネルの左右両側に設けられたサイドストラクチャ間にバッテリボックスが搭載される車体構造に関する。
近年、車両に搭載される電池は、リチウムイオン電池が主流となっている。リチウムイオン電池は、従来のニッケル水素電池と比べて、その容積、重量は大きく、それを収納するバッテリボックスも大型化している。また、ニッケル水素電池と異なり、リチウムイオン電池を使用する場合には、車両の衝突時にバッテリボックスに大きな外力が加わり内部のリチウムイオン電池が破壊されると、可燃性ガスが発生するおそれもある。
したがって、リチウムイオン電池を搭載するための車体構造に関しては、従来のニッケル水素電池を使用する場合よりも耐衝撃性を考慮しなければならず、電池が大型化して衝突時の外力がバッテリボックスに伝わり易くなっていることからもバッテリボックスを衝突時の外力から保護することがより求められている。
例えば、特許文献1には、リチウムイオン電池を衝突時の外力から保護するための車体後部の構造が開示されている。この技術によれば、バッテリボックスを載置するための1本のバッテリボックス用横メンバが、車体前後方向に伸びる左右のリヤフレーム間に車幅方向に架設されている。
そして、上記バッテリボックス用横メンバとその前方で車幅方向で伸張するように設置されたクロスメンバとの間には、前後方向にバッテリボックスを支持するための2本のボックス用縦メンバが架設されている。これらバッテリボックス用横メンバと2本のボックス用縦メンバを有するボックスフレームにバッテリボックスを設置している。さらに、バッテリボックスより後方に位置するリヤフレーム部分の上面には後部衝突時の衝撃力を分散させるための保護フレームが立設され、この保護フレームの上端部から前方にあるタイヤハウスを補強する部材であるタイヤハウス補強ガセットには、上方荷重伝達部材が設けられている。
この上方荷重伝達部材によって、後面衝突時に上記保護フレームが受けた衝撃荷重を、保護フレームが立設されている下方のリヤフレームと上端部に設けられた上方荷重伝達部材とに分散させることでバッテリボックスへの荷重の入力を抑制している。
特許第5597681号公報
上記特許文献1に係る技術では、上述のように「後面」衝突時の荷重がバッテリボックスに伝わることを抑制しているが、側面衝突時の場合については特別に考慮がされておらず、「側面」衝突時には、大きな外力がバッテリボックスに及んでしまうおそれがあった。また、大型かつ大重量の電池を搭載することによる車体剛性への影響についても特別に考慮がされていなかった。このため、車体剛性が十分でないために、側面衝突時には、車体のサイドストラクチャが車幅方向に倒れてしまうおそれがあった。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、車両の側面衝突時の外力からバッテリボックスを保護するとともに、車体剛性を向上させることのできる車体構造を提供することにある。
上記目的を解決するための請求項1に係る車体構造は、車体のフロアパネルの左右両側に設けられたサイドストラクチャ間にバッテリボックスが搭載される車体構造において、該バッテリボックスは左右の前記サイドストラクチャ間において、前記フロアパネルの上面に固定され、該バッテリボックスの近傍上方で、前記サイドストラクチャ間に車幅方向に架け渡されて固定設置された架け渡し部材を有し、該架け渡し部材と、前記サイドストラクチャの前記架け渡し部材が固定された左右の位置から前記フロアパネルまでの下側部分と、前記フロアパネルとによって側突時に外力から前記バッテリボックスを保護する補強構造を構成し、前記補強構造の架け渡し部材は、前記バッテリボックスと非結合か又は車幅方向中央部の1カ所のみで結合されることを特徴とする。

この構成によれば、サイドストラクチャに固定されている架け渡し部材の左右の端部が、バッテリボックスよりも車両幅方向外側に位置しているため、車両の側突時において、側突時の外力は、バッテリボックスよりも先に架け渡し部材に入力される。これにより、その外力による衝撃を架け渡し部材が吸収し、バッテリボックスへの衝撃を緩和することで、車両の側突時の外力からバッテリボックスを保護することができる。
また、架け渡し部材と、サイドストラクチャの下側部分と、フロアパネルとによって囲まれた構造体が、車体のせん断面方向の補強構造を形成するので、車両の側突時に受ける外力に対して車体剛性を向上させることができる。これにより車両の側突時の外力によってサイドストラクチャが車幅方向に倒れることを抑制することができ、また、前記せん断面方向の補強構造によって、車体剛性が向上し、車体の振動を抑制することができるので、フロアパネルや、シート等で低周波振動が生じることを抑制することができる。
請求項2に係る車体構造は、請求項1に記載の車体構造において、前記補強構造は、前記架け渡し部材を前記バッテリボックスの車両前方側の正面壁部の上端縁に沿って伸長するように設置し、かつ、前記バッテリボックスの正面壁部の上端縁の一部に固定することによって構成したことを特徴とする。
この構成によれば、上記架け渡し部材が、バッテリボックスの車両前方側の正面壁部の上端縁の少なくとも一部で固定されているので、バッテリボックスの正面壁部の略全体を面剛性のための構造として利用することができる。これにより、バッテリボックスの正面壁部を有効的に利用し、車体のせん断面方向の剛性を向上させることができる。
請求項3に係る車体構造は、請求項1に記載の車体構造において、前記補強構造は、前記架け渡し部材を構成要素の一部とする前記左右のサイドストラクチャ間に架け渡された枠状構造体によって形成されたことを特徴とする。
この構成によれば、左右のサイドストラクチャ間に架け渡された枠状構造体が、車体のせん断面方向の面剛性の補強構造として利用される。また、枠状の構造を採ったことで、上記架け渡し部材は、補強され、せん断面方向の剛性がより高められている。さらに、枠状構造体をバッテリボックスと非固定とすることで、側突時の衝撃が、枠状構造体を介してバッテリケースに伝わることが防止される。
請求項4に係る車体構造は、請求項1から3の何れか一項に記載の車体構造において、前記架け渡し部材の前記サイドストラクチャへの固定設置は、前記サイドストラクチャの構成要素である左右のタイヤハウス間に架け渡されて行われたことを特徴とする。
この構成によれば、タイヤハウスは、サイドストラクチャを構成する要素の中で剛性が低く、潰れ易い部分であるので、側突時にタイヤハウスが潰れることによって、側突時の衝撃が吸収される。したがって、衝撃力の架け渡し部材への伝達が抑制され、バッテリボックスへの衝突時の衝撃による影響が抑制される。
本発明によれば、車両の側突時の外力からバッテリボックスを保護することで、バッテリボックスの内部に収納された電池を保護することができ、また、車体のせん断面方向の剛性を向上させることで、車体剛性の強化が図られている。
本発明の実施の形態に係る車体構造において、架け渡し部材がサイドストラクチャ間に架け渡されて固定設置された状態を示す斜視図。 架け渡し部材の構造を説明するための一部分解斜視図。 架け渡し部材をサイドストラクチャ間に架け渡して固定設置する方法を説明するための分解斜視図。 左右のタイヤハウス間に架け渡された梯子状の枠状構造体を示す斜視図。 (A)及び(B)は、それぞれ、枠状構造体の変形例を示す斜視図。
以下、本発明に係る車体構造の実施の形態について、図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る車体構造において、架け渡し部材がサイドストラクチャ間に車幅方向に架け渡されて固定設置された状態を示している。車体10のフロアパネル16の左右両側にはそれぞれ、サイドストラクチャ18R,18Lがフロアパネル16の上面に対して略垂直に設けられている。フロアパネル16の上面の左右のサイドストラクチャ18R,18L間には、略直方体のバッテリボックス14が固定設置された状態で搭載されている。
バッテリボックス14の大きさは、バッテリボックス14の車両幅方向側の側面壁部がそれぞれ、サイドストラクチャ18R,18Lに接近するほどであり、バッテリボックス14内には、大容量で、かつ、約140kgの重量を有するリチウムイオン電池が収納されている。
略棒状の架け渡し部材12は、バッテリボックス14の車両前方側である略長方形の正面壁部14fの上辺である上端縁14uに沿って伸長するように設置されており、架け渡し部材12の長さ方向両端部は、サイドストラクチャ18R,18Lの構成要素である左右のタイヤハウス20R、20L間に架け渡されて固定されている。そして、架け渡し部材12は、架け渡し部材12に設けられたブラケット12bを介して、バッテリボックス14の正面壁部14fの上端縁14uで固定されている。
図2は、架け渡し部材12の具体的構造を示しており、図3は、架け渡し部材12をサイドストラクチャ18R,18L間に架け渡して固定設置する方法を示している。なお、図2及び図3において、図1に示した要素と同様の要素には同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
図2において、架け渡し部材12は、金属製の角パイプで形成された架け渡し部材本体部12cと、架け渡し部材本体部12cの長さ方向中央部に幅方向外側に突出するように取り付けられている平板状のブラケット12bと、架け渡し部材本体部12cの長さ方向両端部にそれぞれ取り付けられている固定部材12a−R、12a−Lによって構成されている。
ブラケット12bは、2本のビス100b−1、100b−2によって架け渡し部材本体部12cに固定されており、また、固定部材12a−R、12a−Lの、架け渡し部材本体部12cへの取り付けは、図示のように、架け渡し部材本体部12cの長さ方向両端部を、それぞれ固定部材12a−R、12a−Lに形成されたそれぞれの内部空間に挿入することによって行われる。
さらに、ブラケット12bには、ボルトを通すための貫通孔12hが形成され、固定部材12a−R、12a−Lには、図示のように、それぞれ、ボルトを通すための2個の貫通孔が形成されている。
図3において、サイドストラクチャ18R,18Lの構成要素である左右のタイヤハウス20R、20Lの車内側の面上には、それぞれ取り付け部20a―R,20a―Lが突出して形成されており、それぞれ貫通孔が2個形成されている(20a―Rに形成された貫通孔は1個だけ図示されている)。
架け渡し部材12を左右のタイヤハウス20R、20L間に架け渡して固定設置する方法は、左右のタイヤハウス20R、20Lに形成された取り付け部20a―R,20a―Lを、それぞれ車両前後方向の両側から固定部材12a−R、12a−Lで挟んだ状態で、それぞれ2個の貫通孔にボルトを通すことによって行われる。
また、架け渡し部材12をバッテリボックス14に固定する方法は、ブラケット12bに形成された貫通孔12hと、バッテリボックス14の上面に形成された小孔14hが合わさるように、ブラケット12bをバッテリボックスの上面に載置し、貫通孔12hにボルトを通すことによって行われる。
図1において、タイヤハウス20R、20L間に車幅方向に架け渡された架け渡し部材12の長さ方向両端部に位置する左右の固定部材12a−R、12a−Lは、バッテリボックス14よりも車両幅方向外側に位置しているので、車両の側面衝突時の外力は、バッテリボックス14よりも先に架け渡し部材12に入力される。これにより、架け渡し部材12が側面衝突時の衝撃を吸収することで、バッテリボックス14に衝撃が及ぶことを抑制することができる。
また、架け渡し部材12が架け渡されているタイヤハウス20R、20Lは、サイドストラクチャ18R,18Lの構成要素の中でも、壊れ易く、潰れ易い部分である。このため、車両の側面衝突時には、タイヤハウス20R、20Lが潰れることによって、タイヤハウス20R、20Lが衝撃を吸収し、架け渡し部材12への衝撃を緩和することができる。これにより、架け渡し部材12を介して伝わるバッテリボックス14への衝撃の影響を緩和することができる。
タイヤハウス20R、20Lの付近には、燃料計やフィラーパイプ等の重要な装備が存在しない。架け渡し部材12の架け渡し位置をこれらの重要な装備から遠ざけることによって、側突時にこれらの装備を破損させるリスクを減少させることができる。これにより、架け渡し部材12を架け渡す場所としてタイヤハウス20R、20Lは最適である。
架け渡し部材12は、ブラケット12bを介してバッテリボックス14に間接的に固定されている。これにより、車両の側突時に架け渡し部材12に入力した外力が、架け渡し部材12を介してバッテリボックス14に伝わることを抑制することができる。また、ブラケット12bを、大きな外力が架け渡し部材12に入力した場合には、ブラケットが破損し、バッテリボックス14と分離する程度の強度に形成することで、側突時の衝撃がバッテリボックス14に伝わることを抑制することができる。
さらに、図1において、架け渡し部材12を、サイドストラクチャ18R,18Lの構成要素であるタイヤハウス20R、20L間に架け渡した状態で固定設置することで、架け渡し部材12と、サイドストラクチャ18R,18Lの構成要素であるタイヤハウス20R、20Lの架け渡し部材12が固定設置された左右の位置からフロアパネル16までの下側部分と、フロアパネル16とで囲まれた車両正面視ロ字型の構造部を形成する。
これにより、車体10のせん断面方向の補強構造を構成し、車両の側突時の外力に対して車体構造を向上させることができる。また、この補強構造により、車両の側面衝突時の外力によって、サイドストラクチャ18R,18Lが車両幅方向に倒れることを抑制することができる。さらに、車体剛性を向上させることにより、フロアパネル16やシートにおいて低周波振動が生ずることを抑制することができる。
また、図1に示すように、架け渡し部材12が、バッテリボックス14の車両前方側である略長方形の正面壁部14fの上端縁14uに沿って伸張するように設置され、その上端縁14uの中央部でバッテリボックス14に固定されている。これにより、略長方形の正面壁部14fの略全体を、車体10のせん断面方向の面剛性構造として利用し、せん断面方向の車体剛性を向上させることができる。
図4は、左右のタイヤハウス20R,20L間に架け渡された梯子状の枠状構造体22を示す。なお、図4において、図1に示した要素と同様の要素には同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
枠状構造体22は、タイヤハウス20R,20L間に架け渡された架け渡し部材12と、架け渡し部材12の真下で、かつ、フロアパネル16の上面に近接した位置でタイヤハウス20R,20L間に車幅方向に架け渡された第2の架け渡し部材22hと、架け渡し部材12と第2の架け渡し部材22hの両部材に直交し、架け渡し部材12と第2の架け渡し部材22hの間に等間隔に架け渡された5個の垂直部材22v−1、22v−2、22v−3、22v−4、22v−5によって構成されている。
第2の架け渡し部材22hは、上述の架け渡し部材12と材質、構造が同じであり、架け渡し部材12と同様の方法によってタイヤハウス20R,20L間に架け渡されて固定設置されている。垂直部材22v−1、22v−2、22v−3、22v−4、22v−5は、金属製の角パイプによって形成されており、架け渡し部材12及び第2の架け渡し部材22hとは、溶接によって固定されている。
また、第2の架け渡し部材22hは、第2の架け渡し部材22hに取り付けられた固定部材(図示せず)によってフロアパネル16の上面に固定されている。これにより、枠状構造体22は、フロアパネル16に対して略垂直に立設した状態で左右のタイヤハウス20R,20L間に架け渡されて固定設置されている。枠状構造体22は、タイヤハウス20R、20L間に架け渡された梯子状の面剛性構造を形成することで、少ない部材で、容易に、車体10のせん断方向の補強構造の剛性を向上させることができる。
また、枠状構造体22は、バッテリボックス14と固定されておらず、分離している状態であるため、車両の側面衝突時の外力が枠状構造体22に入力しても、その衝撃が枠状構造体22を介してバッテリボックス14に伝わることを抑制することができる。
なお、本発明は上記実施の形態に示した範囲に限定されるものではなく、発明の要旨の範囲内で種々の変形が可能である。
例えば、上記実施の形態では、枠状構造体22は、第2の架け渡し部材22hを構成要素としているが、第2の架け渡し部材22hを用いないことも可能である。
図5は、枠状構造体22の変形例を示している。なお、図5において、図4に示した要素と同様の要素には同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
図5(A)に示されている枠状構造体24は、枠状構造体22の構成要素から第2の架け渡し部材を除外した構造を有している。5個の垂直部材24v−1、24v−2、24v−3、24v−4、24v−5のそれぞれの一端は、架け渡し部材12に溶接されて固定され、それぞれの他端は、フロアパネル16(図示せず)の上面に固定されている。これにより、枠状構造体24は、枠状構造体22よりも少ない部材で面剛性構造を形成し、容易に、車体10のせん断方向の剛性を付加的に補強することができる。
図5(B)に示されている枠状構造体26は、上述した枠状構造体22の構成要素に、8個の交差部材26c−1、26c−2、26c−3、26c−4、26c−5、26c−6、26c−7、26c−8を追加した構造を有している。枠状構造体26においては、図示のように、それぞれの垂直部材26v−1、26v−2、26v−3、26v−4、26v−5間にそれぞれ2個の交差部材26c−1、26c−2、26c−3、26c−4、26c−5、26c−6、26c−7、26c−8が斜めに架け渡されて固定されている。
これにより、枠状構造体26は、面剛性構造としての強度をさらに向上させ、車体10のせん断方向の剛性を付加的に補強することができる。
10 車体
12 架け渡し部材
12b ブラケット
12c 架け渡し部材本体部
12h 貫通穴
12a−R、12a−L 固定部材
14 バッテリボックス
14f 正面壁部
14h 小孔
14u 上端部
16 フロアパネル
18R、18L サイドストラクチャ
20R、20L タイヤハウス
20a−R、20a−L 取り付け部
22、24、26 枠状構造体
22h、26h 第2の架け渡し部材
22v−1、22v−2、22v−3、22v−4、22v−5、26v−1、26v−2、26v−3、26v−4、26v−5、 垂直部材
26c−1、26c−2、26c−3、26c−4、26c−5、26c−6、26c−7、26c−8 交差部材

Claims (5)

  1. 車体のフロアパネルの左右両側に設けられたサイドストラクチャ間にバッテリボックスが搭載される車体構造において、
    該バッテリボックスは左右の前記サイドストラクチャ間において、前記フロアパネルの上面に固定され、
    該バッテリボックスの近傍上方で、前記サイドストラクチャ間に車幅方向に架け渡されて固定設置された架け渡し部材を有し、
    該架け渡し部材と、前記サイドストラクチャの前記架け渡し部材が固定された左右の位置から前記フロアパネルまでの下側部分と、前記フロアパネルとによって側突時に外力から前記バッテリボックスを保護する補強構造を構成し、
    前記補強構造の架け渡し部材は、前記バッテリボックスと非結合か又は車幅方向中央部の1カ所のみで結合されることを特徴とする車体構造。
  2. 記補強構造は、
    前記架け渡し部材を前記バッテリボックスの車両前方側の正面壁部の上端縁に沿って伸長するように設置し、かつ、前記バッテリボックスの正面壁部の上端縁の一部に固定することによって構成したことを特徴とする請求項1に記載の車体構造。
  3. 記補強構造は、
    前記架け渡し部材を構成要素の一部とする前記左右のサイドストラクチャ間に架け渡された枠状構造体によって形成されたことを特徴とする請求項1に記載の車体構造。
  4. 前記架け渡し部材の前記サイドストラクチャへの固定設置は、
    前記サイドストラクチャの構成要素である左右のタイヤハウス間に架け渡されて行われたことを特徴とする請求項1から3の何れか一項に記載の車体構造。
  5. 前記補強構造の架け渡し部材は、ブラケットを介して前記バッテリボックスに間接的に固定されていることを特徴とする請求項1に記載の車体構造。
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