JP6664547B1 - プログラマブルロジックコントローラシステムおよびデータ解析方法 - Google Patents

プログラマブルロジックコントローラシステムおよびデータ解析方法 Download PDF

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Abstract

プログラマブルロジックコントローラ(10)は、被制御機器(2)を制御する。プログラマブルロジックコントローラ(10)は、被制御機器(2)の動作状態を示す状態データを取得するデータ取得部と、状態データの解析処理にて実行される機能を予め複数有し、外部からの選択指示に基づき複数の機能の中から実行される機能を選択する機能選択部と、機能選択部によって選択された機能を用いて状態データの解析処理を行う解析処理部と、を備える。

Description

本発明は、被制御機器の状態を示す状態データを解析するプログラマブルロジックコントローラシステムおよびデータ解析方法に関する。
プログラマブルロジックコントローラ(Programmable Logic Controller:PLC)は、生産装置または設備装置といった機器を制御する。また、PLCは、かかる機器である被制御機器の動作状態を示す状態データを被制御機器から取得して、状態データの解析を行うことがある。この場合、PLCは、PLCに接続された情報システムによるデータ解析が行われなくてもデータ解析の結果を得ることができ、かつ被制御機器の制御にデータ解析の結果を即座にフィードバックすることができる。
特許文献1には、被制御機器からのアナログ信号が入力されるPLCにおいて、高速フーリエ変換(Fast Fourier Transform:FFT)によるデータ解析を行うことが開示されている。
特開2006−209387号公報
PLCは、PLCが有するCPU(Central Processing Unit)ユニットにおいてデータ解析プログラムを実行することによって、状態データを解析する。従来技術にかかる上記の特許文献1のPLCでは、機能をFFT解析以外の機能に入れ換えてデータ解析を行いたい場合に、データ解析プログラムを作成し直す必要がある。そのため、従来技術では、機能を任意に入れ換えてデータ解析を行うことが困難であった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、被制御機器から得られるデータについて、機能を任意に入れ換えてデータ解析を実行可能とするプログラマブルロジックコントローラシステムを得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかるプログラマブルロジックコントローラシステムは、制御プログラムの実行によって被制御機器を制御するプログラマブルロジックコントローラを有する。本発明にかかるプログラマブルロジックコントローラシステムは、被制御機器の動作状態を示す状態データを取得するデータ取得部と、データ解析のための機能ごとに部品化された複数の機能ブロックを制御プログラムの一部に適用することにより作成されたデータ解析プログラムを実行することによって状態データの解析処理を行う解析処理部と、データ解析プログラムが有する機能ブロックの中から解析処理部によって実行される機能ブロックを接点機能部の切り替えによって選択する機能選択部と、解析処理の結果を表示する表示し、かつ解析処理にて実行される機能の指定を受け付ける表示器と、を備える。表示器は、機能ブロックの有効または無効の切り替えのための操作を受け付ける機能指定部を含む。データ解析プログラムには、複数の機能ブロックに状態データを入力する接点機能部と、複数の機能ブロックの解析結果を出力する出力プログラム部との接続関係が規定されている。機能指定部が押下されることによって、接点機能部が複数の機能ブロックの有効または無効の切り替えを行うとともに接点機能部と出力プログラム部とが選択される
本発明にかかるプログラマブルロジックコントローラシステムは、被制御機器から得られるデータについて、機能を任意に入れ換えてデータ解析を実行できるという効果を奏する。
本発明の実施の形態1にかかるPLCシステムを示す図 図1に示すPLCシステムが有するデータ解析システムの機能構成を示す図 図1に示すPLCシステムが有するCPUユニットによって実行されるデータ解析プログラムの一例を示す図 図2に示すデータ解析システムの構成例を示す図 図1に示すPLCシステムが有するCPUユニットのハードウェア構成を示すブロック図 図1に示すPLCシステムが有するアナログ入出力ユニットのハードウェア構成を示すブロック図 図1に示すPLCシステムが有する表示器のハードウェア構成を示すブロック図 図1に示すPLCシステムが有する表示器において表示される画面の第1の例を示す図 図1に示すPLCシステムによる動作手順の第1の例を示すフローチャート 図1に示すPLCシステムによる動作手順の第2の例を示すフローチャート 図1に示すPLCシステムが有する表示器において表示される画面の第2の例を示す図 図1に示すPLCシステムが有するエンジニアリングツールにおいて表示される画面の一例を示す図
以下に、本発明の実施の形態にかかるプログラマブルロジックコントローラシステムおよびデータ解析方法を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1にかかるPLCシステム1を示す図である。PLCシステム1は、被制御機器2を制御するPLC10と、被制御機器2の状態を表示する表示器15とを有する。表示器15は、PLC10によって取得された被制御機器2からの情報と、データ解析の結果とを表示する。PLCシステム1は、PLC10が実行する制御プログラムおよびデータ解析プログラムを作成するツールであるエンジニアリングツール16を有する。エンジニアリングツール16は、制御プログラムおよびデータ解析プログラムの作成を支援するエンジニアリングツールプログラムがインストールされたコンピュータである。
PLC10は、電源ユニット11、CPUユニット12、アナログ入出力ユニット13および入出力ユニット14といった各種ユニットと、各種ユニットを電気的に接続するベースユニットとを有する。図1では、ベースユニットの図示を省略している。電源ユニット11は、PLC10の各ユニットへ電源を供給する。CPUユニット12は、制御プログラムの実行によって、被制御機器2を制御する。CPUユニット12と表示器15とは、USB(Universal Serial Bus)ケーブルにより互いに通信可能に接続される。CPUユニット12とエンジニアリングツール16とは、LAN(Local Area Network)ネットワークを介して互いに通信可能に接続される。
被制御機器2の動作状態を示す振動、流量、圧力および温度の各種状態量が、各種センサにて電流値あるいは電圧値に変換されて、アナログ入出力ユニット13へ入力される。アナログ入出力ユニット13は、各種アナログ信号の取り込みを行う。また、アナログ入出力ユニット13は、各種アナログ信号を出力する。各種センサのうち、振動センサ3は、被制御機器2が有するサーボモータといった駆動部に取り付けられて、振動を検出する。振動センサ3は、振動の検出結果を示す信号をアナログ入出力ユニット13へ出力する。
入出力ユニット14は、被制御機器2に接続されたセンサまたはスイッチといった外部機器4からのビット信号を取り込む。また、入出力ユニット14は、外部機器4へビット信号を出力する。
図2は、図1に示すPLCシステム1が有するデータ解析システム5の機能構成を示す図である。データ解析システム5は、被制御機器2の動作状態を示す状態データを取得するデータ取得部21と、状態データの解析処理を行う解析処理部22と、解析処理にて実行される機能を予め複数有し、複数の機能の中から実行される機能を選択する機能選択部23と、解析処理の結果を表示する表示部24と、情報が入力される入力部25とを備える。機能選択部23は、PLC10の外部からの選択指示に基づいて機能を選択する。
動作状態とは、被制御機器2の動作時における被制御機器2の構成要素の状態あるいは被制御機器2内の物質の状態であって、定量が可能であるものとする。状態とは、電気的な状態、機械的な状態、熱力学的な状態あるいは流体力学的な状態である。状態データは、動作状態を定量したデータである。状態データには、被制御機器2の内部から取り出されるデータと、被制御機器2の外部に設けられたセンサでの検出によって得られるデータとが含まれる。
データ取得部21は、取得された状態データを解析処理部22へ送る。解析処理部22は、データ解析のための各種機能の中から機能選択部23によって選択された機能を用いて状態データの解析処理を行い、解析処理の結果を表示部24へ出力する。
入力部25は、表示部24の表示に関して入力された情報を表示部24へ出力する。表示部24は、入力部25からの情報にしたがって、表示の切り換えなどを行う。また、入力部25は、解析処理にて実行される機能の指定を受け付ける。入力部25は、指定された機能を示す情報を機能選択部23へ出力する。機能選択部23は、指定された機能を示す情報にしたがって機能を選択する。
データ取得部21の機能は、アナログ入出力ユニット13が有する構成を用いて実現される。解析処理部22の機能と機能選択部23の機能とは、CPUユニット12が有する構成を用いて実現される。表示部24および入力部25の機能は、表示器15が有する構成を用いて実現される。
図3は、図1に示すPLCシステム1が有するCPUユニット12によって実行されるデータ解析プログラムの一例を示す図である。図3に示すデータ解析プログラム6は、シーケンス回路記号に機能ブロック31が組み合わせられて記述されているシーケンスプログラムである。機能ブロック31は、機能ごとに部品化された回路ブロックである。機能ブロック31のプログラムは、ST(Structured Text)言語を用いて記述される。
図3には、デジタルフィルタ処理のためのデジタルフィルタ機能ブロック31Aと、波形を滑らかにする処理のためのエンベロープ機能ブロック31Bと、波形のFFT解析のためのFFT解析機能ブロック31Cとの各種の機能ブロック31が示されている。また、各機能ブロック31には、機能ブロック31の有効と無効とを切り替える接点機能部32と、機能ブロック31による解析結果を出力する出力プログラム部33とが繋がれる。
PLCシステム1のユーザは、エンジニアリングツール16の操作によって、制御プログラムの一部に機能ブロックを適用して、データ解析プログラム6を作成する。エンジニアリングツール16には、データ解析のための各種の機能ブロック31があらかじめ準備されている。ユーザは、あらかじめ準備された機能ブロック31をデータ解析プログラム6に追加していくことによって、データ解析プログラム6を容易に作成することができる。実施の形態1では、データ解析プログラム6は、ラダー言語で記述されたラダープログラムである。データ解析プログラム6は、ラダー言語以外の言語で記述されたプログラムであっても良く、構造化ラダー言語で記述されたプログラム、あるいはファンクションブロックダイアグラム言語で記述されたプログラムであっても良い。
シーケンスプログラムであるデータ解析プログラム6は、エンジニアリングツール16での表示によって処理の流れを視覚によって確認し易いという利点がある。このため、ユーザは、前処理あるいは後処理といった処理を要する解析処理について、処理手順を確認しながらデータ解析プログラム6を容易に作成することが可能となる。また、PLCシステム1は、新たな機能による解析処理を行う場合に、既存のデータ解析プログラム6とは別に新たなデータ解析プログラム6を作成しなくても、既存のデータ解析プログラム6に機能ブロック31を追加することによって、新たな機能を容易に実現することができる。
図4は、図2に示すデータ解析システム5の構成例を示す図である。アナログ入出力ユニット13は、アナログ信号が入力される端子ごとに設けられたAD(Analog-to-Digital)変換器40を有する。なお、ここでは、PLCシステム1が、状態データの1つである振動データについて解析を行う場合を例として説明する。振動データは、振動センサ3による振動の検出結果を示すデータとする。PLCシステム1は、サーボモータを駆動する電流値のデータといった、振動データ以外の状態データについても、振動データの場合と同様に解析を行い得る。
振動センサ3からの信号が入力される端子に接続されているAD変換器40は、アナログ形式の振動データを、デジタル形式の振動データへ変換する。図4では、端子の図示を省略している。アナログ入出力ユニット13は、デジタル形式の振動データをCPUユニット12へ出力する。アナログ入出力ユニット13は、図2に示すデータ取得部21の機能を担う。
CPUユニット12は、ベースユニットを介した通信のためのバスインタフェース(Interface:I/F)41を有する。また、CPUユニット12は、状態データの解析処理を行う各種機能部であるデジタルフィルタ部42、エンベロープ部43、FFT部44および加算平均部45と、解析処理にて実行される機能を選択するための分配器46,47,48,49とを有する。デジタルフィルタ部42、エンベロープ部43、FFT部44および加算平均部45は、図2に示す解析処理部22を構成する機能部であって、CPUユニット12におけるデータ解析プログラムの実行によって実現される。
デジタルフィルタ部42は、図3に示すデジタルフィルタ機能ブロック31Aに相当する。デジタルフィルタ部42は、振動データの波形をあらかじめ指定された波形にするデジタルフィルタ演算を振動データへ施す。エンベロープ部43は、図3に示すエンベロープ機能ブロック31Bに相当する。エンベロープ部43は、振動データの波形の包絡線を算出して、算出結果を出力する。FFT部44は、図3に示すFFT解析機能ブロック31Cに相当する。FFT部44は、振動データのFFT解析を行い、解析結果を出力する。加算平均部45は、振動データの加算平均処理を行い、処理結果を出力する。
分配器46,47,48,49は、図2に示す機能選択部23を構成する機能部であって、CPUユニット12におけるデータ解析プログラムの実行によって実現される。分配器46には、バスI/F41からの信号が入力される。分配器46には、デジタルフィルタ部42への状態データの出力の要否が設定される。分配器46は、デジタルフィルタ部42への出力が要と設定されている場合、入力された振動データをデジタルフィルタ部42へ出力する。分配器46は、デジタルフィルタ部42への出力が否と設定されている場合、入力された振動データを後続の分配器47へ出力する。分配器46は、図3に示す接点機能部32のうちデジタルフィルタ機能ブロック31Aに繋がれている接点機能部32に相当する。
分配器47には、デジタルフィルタ部42からの振動データと分配器46からの振動データとが入力される。分配器47には、エンベロープ部43への状態データの出力の要否が設定される。分配器47は、エンベロープ部43への出力が要と設定されている場合、入力された振動データをエンベロープ部43へ出力する。分配器47は、エンベロープ部43への出力が否と設定されている場合、入力された振動データを後続の分配器48へ出力する。分配器47は、図3に示す接点機能部32のうちエンベロープ機能ブロック31Bに繋がれている接点機能部32に相当する。
分配器48には、エンベロープ部43からの振動データと分配器47からの振動データとが入力される。分配器48には、FFT部44への状態データの出力の要否が設定される。分配器48は、FFT部44への出力が要と設定されている場合、入力された振動データをFFT部44へ出力する。分配器48は、FFT部44への出力が否と設定されている場合、入力された振動データを後続の分配器49へ出力する。分配器48は、図3に示す接点機能部32のうちFFT解析機能ブロック31Cに繋がれている接点機能部32に相当する。
分配器49には、FFT部44からの振動データと分配器48からの振動データとが入力される。分配器49には、加算平均部45への状態データの出力の要否が設定される。分配器49は、加算平均部45への出力が要と設定されている場合、入力された振動データを加算平均部45へ出力する。分配器49は、加算平均部45への出力が否と設定されている場合、入力された振動データを後続の分配器50へ出力する。
分配器50には、加算平均部45からの振動データと分配器49からの振動データとが入力される。分配器49には、データ格納部51への状態データの出力の要否と、表示変換部52への状態データの出力の要否とが設定される。分配器50は、データ格納部51への出力が要、かつ表示変換部52への出力が否と設定されている場合、入力された振動データをデータ格納部51へ出力する。データ格納部51は、分配器50から入力された振動データを記憶する。データ格納部51は、CSV(Comma-Separated Values)形式あるいはその他の形式の振動データを格納する。なお、CPUユニット12は、分配器50から出力された状態データを一時的に記憶するメモリを有しても良い。データ格納部51への出力が否、または表示変換部52への出力が否と設定されている場合に、CPUユニット12は、かかるメモリに振動データを上書き保存しても良い。図4では、かかるメモリの図示を省略している。
一方、分配器50は、データ格納部51への出力が否、かつ表示変換部52への出力が要と設定されている場合、入力された振動データを表示変換部52へ出力する。表示変換部52は、振動データの様式を、表示器15において表示可能な様式へ変換する。表示変換部52は、様式が変換された振動データを表示器15へ出力する。
表示器15は、表示部24と入力部25とを有する。表示部24は、CPUユニット12から入力された振動データを基に、振動データの波形を表示する。入力部25は、解析処理にて実行される機能の指定を受け付けると、状態データの出力の要否を設定するための情報を各分配器46,47,48,49,50へ送る。
デジタルフィルタ機能の指定があった場合、入力部25は、デジタルフィルタ部42への出力を要と設定するための情報を分配器46へ送る。これにより、機能選択部23は、入力部25からの情報にしたがってデジタルフィルタ機能を選択する。エンベロープ機能の指定があった場合、入力部25は、エンベロープ部43への出力を要と設定するための情報を分配器47へ送る。これにより、機能選択部23は、入力部25からの情報にしたがってエンベロープ機能を選択する。
FFT解析機能の指定があった場合、入力部25は、FFT部44への出力を要と設定するための情報を分配器48へ送る。これにより、機能選択部23は、入力部25からの情報にしたがってFFT解析機能を選択する。加算平均機能の指定があった場合、入力部25は、加算平均部45への出力を要と設定するための情報を分配器48へ送る。これにより、機能選択部23は、入力部25からの情報にしたがって加算平均機能を選択する。PLCシステム1は、分配器46,47,48,49について、解析処理のための各機能部への出力の要否が適宜組み合わせられることによって、各機能を適宜組み合わせて状態データを解析することができる。
入力部25は、状態データの格納についての指示と、状態データの表示についての指示とを受け付ける。入力部25は、振動データの格納の指示が入力された場合、データ格納部51への出力を要と設定するための情報を分配器50へ送る。これにより、CPUユニット12は、データ格納部51へ振動データを格納する。また、入力部25は、振動データの表示の指示が入力された場合、表示変換部52への出力を要と設定するための情報を分配器50へ送る。これにより、CPUユニット12は、表示変換部52による振動データの変換と、表示器15への振動データの送信とを行う。
なお、CPUユニット12は、図2に示すデータ取得部21の機能を担うこととしても良い。この場合、アナログ形式の振動データは、CPUユニット12へ直接入力される。AD変換器40は、CPUユニット12に設けられても良い。
CPUユニット12は、デジタルフィルタ部42、エンベロープ部43、FFT部44および加算平均部45以外にも、解析処理部22を構成する種々の機能部を備えても良い。解析処理部22には、指定された波形が判定波形の範囲内であるか否かを判定する上下限波形判定のための機能部、または、指定された波形の二乗平均平方根である実効値を算出する機能部が含まれても良い。また、解析処理部22は、デジタルフィルタ部42、エンベロープ部43、FFT部44および加算平均部45のいずれかが除かれても良い。CPUユニット12は、データ解析プログラムに機能ブロックが追加されることによって、ユーザが所望するデータ解析処理を実行することができる。
図4に示すCPUユニット12の各機能部は、データ解析プログラムがハードウェアで実行されることによって実現される。図5は、図1に示すPLCシステム1が有するCPUユニット12のハードウェア構成を示すブロック図である。
CPUユニット12は、各種処理を実行するCPU61と、データ格納領域を含むRAM(Random Access Memory)および不揮発性メモリであるROM(Read Only Memory)といったメモリ62と、表示器15との接続インタフェースである通信I/F63とを備える。CPUユニット12は、データ解析プログラムと各種情報とを記憶する外部記憶装置64と、ベースユニットとの接続インタフェースであるバスI/F65とを備える。データ解析プログラムは、メモリ62に記憶されても良い。
CPU61は、データ解析プログラムを実行する。図2に示す解析処理部22および機能選択部23の機能と図4に示す表示変換部52の機能とは、CPU61を使用して実現される。外部記憶装置64は、HDD(Hard Disk Drive)あるいはSSD(Solid State Drive)である。図4に示すデータ格納部51の機能は、外部記憶装置64を使用して実現される。データ解析プログラムは、メモリ62にロードされる。CPU61は、メモリ62にデータ解析プログラムを展開して解析処理を実行する。
図6は、図1に示すPLCシステム1が有するアナログ入出力ユニット13のハードウェア構成を示すブロック図である。アナログ入出力ユニット13は、各種処理を実行するCPU66と、データ格納領域を含むRAMおよびROMといったメモリ67と、信号の入力と信号の出力のためのインタフェースである入出力I/F68と、入出力に伴う処理のためのプログラムを記憶する外部記憶装置69と、ベースユニットとの接続インタフェースであるバスI/F70とを備える。CPU66は、入出力に伴う処理のためのプログラムを実行する。入出力に伴う処理には、入力されたアナログ信号からデジタル信号への変換と、デジタル信号から出力のためのアナログ信号への変換とが含まれる。入出力I/F68は、振動センサ3からの信号が入力される上記の端子を有する。図2に示すデータ取得部21の機能は、入出力I/F68を使用して実現される。図4に示すAD変換器40の機能は、CPU66を使用して実現される。
図7は、図1に示すPLCシステム1が有する表示器15のハードウェア構成を示すブロック図である。表示器15は、各種処理を実行するCPU71と、データ格納領域を含むRAMおよび不揮発性メモリであるROMといったメモリ72と、各種画面にて情報を表示するディスプレイ73とを有する。表示器15は、各種表示のためのプログラムと各種情報とを記憶する外部記憶装置74と、CPUユニット12との接続インタフェースである通信I/F75と、入力操作を受け付ける入力デバイス76とを有する。CPU71は、各種表示のためのプログラムを実行する。ディスプレイ73は、液晶ディスプレイあるいは有機エレクトロルミネッセンスディスプレイである。入力デバイス76は、ディスプレイ73に備えられたタッチパネルである。図2および図4に示す表示部24は、ディスプレイ73を使用して実現される。図2および図4に示す入力部25は、入力デバイス76を使用して実現される。
次に、表示器15によるデータ解析の結果の表示と機能の指定について説明する。図8は、図1に示すPLCシステム1が有する表示器15において表示される画面80の第1の例を示す図である。
第1の例にかかる画面80は、解析処理部22による解析処理の結果である状態データの波形を表示する波形表示部81と、機能の指定のための入力操作を受け付ける機能指定部82と、表示される波形を調整するための表示調整部83とを有する。機能指定部82は、入力部25のうち、機能の指定の受け付けを担う部分である。
機能指定部82には、機能を指定するための複数のスイッチが設けられている。各スイッチは、複数の機能の各々について指定のための操作と指定の解除のための操作とを受け付ける操作部である。機能指定部82のうち、「デジタルフィルタ波形」と表示されているスイッチは、デジタルフィルタ機能の指定を受け付けるスイッチである。「エンベロープ波形」と表示されているスイッチは、エンベロープ機能の指定を受け付けるスイッチである。「FFT解析波形」と表示されているスイッチは、FFT解析機能の指定を受け付けるスイッチである。機能指定部82は、これらのスイッチが押下されることにより、該当する機能の指定を受け付ける。波形表示部81は、機能指定部82にて指定された機能による解析処理を経た状態データの波形を表示する。
「FFT解析波形」と表示されているスイッチが押下された場合、図4に示す分配器49は、表示器15からの情報にしたがって、FFT部44への出力が要と設定される。図3に示すFFT解析機能ブロック31Cに繋がれている接点機能部32が有効となる。これにより、機能選択部23は、FFT解析機能を選択する。また、機能指定部82の各スイッチは、押下によって機能を指定している状態から、再度押下されることによって、機能の指定を解除する。
機能指定部82のうち、「生波形」と表示されているスイッチは、解析処理を経ていない状態データの表示、すなわち全ての機能を選択しないことを指定するためのスイッチである。かかるスイッチが押下されることにより、全ての機能の指定が解除される。図4に示す分配器46,47,48,49は、各機能部への出力が否と設定される。図3に示す各接点機能部32が無効となる。これにより、機能選択部23は、全ての機能を非選択とする。この場合、波形表示部81は、解析処理を経ていない状態データの波形を表示する。
このように、PLCシステム1は、機能指定部82の各スイッチの操作によって、データ解析プログラムに機能ブロック31として記述されている各機能について、選択と選択解除とを容易に切り替えて解析処理を行うことができる。
図7に示すCPU71は、データ解析プログラム6に含まれる各機能ブロック31の名称をCPUユニット12から読み出し、読み出された名称を機能指定部82の各スイッチに表示させることとしても良い。これにより、PLCシステム1は、解析処理部22の各機能部と機能指定部82の各スイッチとの対応付けを自動的に行うことができる。
表示調整部83のうち、「FFT設定」と表示されている欄は、図4に示すFFT部44におけるFFT解析のパラメータを調整するための操作を受け付ける。「周波数レンジ」と表示されている欄は、解析処理部22において扱われる状態データの周波数レンジを調整するための操作を受け付ける。「周波数分解能」と表示されている欄は、解析処理部22において扱われる状態データの周波数分解能を調整するための操作を受け付ける。「サンプリング点数」と表示されている欄は、解析処理部22において扱われる状態データのサンプリング点数を調整するための操作を受け付ける。これにより、PLCシステム1は、表示調整部83への入力によって、解析処理のための各種パラメータを容易に調整することができる。
図7に示す通信I/F75は、表示調整部83に入力された情報をCPUユニット12へ送る。FFT部44は、FFT解析のパラメータ調整について表示器15から送られた情報に基づいて、パラメータを調整する。また、図5に示すCPU61は、周波数レンジ、周波数分解能およびサンプリング点数といった状態データの特性の調整について表示器15から送られた情報に基づいて、状態データの特性の調整のための処理を行う。例を挙げると、CPU61は、サンプリング点数の調整についての情報に基づいて、状態データを得るためのサンプリングの間隔の変更をアナログ入出力ユニット13に指示する。このほか、CPU61は、アナログ入出力ユニット13から取得した状態データを適宜間引くことによって、サンプリング点数を調整しても良い。
画面80において、保存指示部84は、データ格納部51への状態データの保存についての指示を受け付ける。保存指示部84において、「有効」と表示されているスイッチは、保存の指示を受け付けるスイッチである。「有効」と表示されているスイッチが押下された場合、図4に示す分配器50は、表示器15からの情報にしたがって、データ格納部51への出力が要と設定される。これにより、CPUユニット12は、状態データをデータ格納部51へ保存する。また、「無効」と表示されているスイッチは、保存指示の解除を受け付けるスイッチである。「無効」と表示されているスイッチが押下された場合、図4に示す分配器50は、表示器15からの情報にしたがって、データ格納部51への出力が否と設定される。これにより、CPUユニット12は、データ格納部51への状態データの格納を行わない。
画面80において、過去データ指示部85は、データ格納部51から読み出された過去の状態データの表示についての指示を受け付ける。過去データ指示部85において「選択」と表示されているスイッチが押下されると、データ格納部51に格納されている過去の状態データの名称一覧が画面80に表示される。かかる名称一覧から、読み出される状態データが選択される。過去データ指示部85において、「表示」と表示されているスイッチが押下されると、図7に示すCPU71は、データ格納部51に格納されている過去の状態データの中から、選択された状態データを読み出す。波形表示部81は、読み出された状態データの波形を表示する。また、過去データ指示部85において「非表示」と表示されているスイッチが押下されると、波形表示部81は、過去の状態データについての波形の表示を消す。データ格納部51から出力された状態データは、図4に示す表示変換部52での変換を経て表示器15へ送られる。なお、図4では、当該状態データについてデータ格納部51から表示変換部52への経路については図示を省略している。
画面80において、リピート指示部86は、解析処理の繰り返しの指示を受け付ける。リピート指示部86において、「リピート」と表示されたスイッチが押下された場合、PLCシステム1は、データ解析プログラムの最初のステップから最後のステップまでの処理を実行する1回のスキャンを終えた後に再び最初からのスキャンを続けるという動作を繰り返す。このようにして、PLCシステム1は、データ解析プログラムを繰り返し実行して、状態データの取得と状態データの解析とを繰り返す。これにより、PLCシステム1は、状態データの解析を継続して行うことができる。
図9は、図1に示すPLCシステム1による動作手順の第1の例を示すフローチャートである。ステップS1では、PLCシステム1は、図8に示す機能指定部82において機能を指定する操作があったか否かを判断する。機能を指定する操作がない場合(ステップS1,No)、PLCシステム1は、手順をステップS1に戻す。
機能を指定する操作があった場合(ステップS1,Yes)、ステップS2において、PLCシステム1は、アナログ入出力ユニット13によって状態データを取得する。ステップS3において、PLCシステム1は、ステップS1での操作によって選択された機能による状態データの解析処理を、CPUユニット12によって実行する。ステップS4において、PLCシステム1は、ステップS3での解析処理による解析結果を、表示器15によって表示する。これにより、PLCシステム1は、図9に示す動作を終了する。
このように、第1の例にかかる動作手順によると、PLCシステム1は、機能指定部82への操作をトリガとしてデータ解析プログラムを実行する。PLCシステム1は、データ解析プログラムの実行によって、状態データの取得と、選択された機能による状態データの解析処理とを行う。
図10は、図1に示すPLCシステム1による動作手順の第2の例を示すフローチャートである。第2の例は、図8に示すリピート指示部86への操作によって解析処理の繰り返しが指示されている場合における動作手順の例とする。ステップS11では、PLCシステム1は、データ解析プログラムを繰り返し実行することによって、解析処理を継続して実行する。
ステップS12では、PLCシステム1は、ステップS11にて解析処理を継続して実行している間に、機能指定部82において機能を指定する操作があったか否かを判断する。機能を指定する操作がない場合(ステップS12,No)、PLCシステム1は、手順をステップS11に戻す。
機能を指定する操作があった場合(ステップS12,Yes)、PLCシステム1は、データ解析プログラムの最後のステップまでの処理を実行した後に、機能指定部82への操作にしたがって、解析処理のための機能の選択を変更する。ステップS13において、PLCシステム1は、データ解析プログラムの次のスキャンを開始することによって、変更された機能による解析処理を実行する。これにより、PLCシステム1は、図10に示す動作を終了する。
PLCシステム1は、エンジニアリングツール16に用意されている機能の中からユーザによって指定された2以上の機能を1つに纏めて、1つの機能として選択できるようにしても良い。図11は、図1に示すPLCシステム1が有する表示器15において表示される画面80の第2の例を示す図である。
第2の例にかかる画面80には、図8に示す第1の例において設けられている各部に加えて、ユーザ作成機能指定部87が設けられている。ユーザ作成機能指定部87は、2以上の機能がユーザにより1つに纏められることによって作成された機能の指定を受け付ける。ユーザは、2以上の機能を纏めるための操作をエンジニアリングツール16において行う。
図12は、図1に示すPLCシステム1が有するエンジニアリングツール16において表示される画面の一例を示す図である。エンジニアリングツール16は、データ解析プログラムの作成のための画面への操作によって、2以上の機能を纏めるための操作を受け付けるダイアログ90を表示する。ダイアログ90は、2以上の機能が纏められた新たな機能ブロックを作成するための画面である。ダイアログ90には、エンジニアリングツール16において用意されている機能ブロックの一覧と、機能ブロックごとのチェックボックスとが表示される。エンジニアリングツール16は、新たな機能に含められる機能を指定するための操作をダイアログ90において受け付ける。また、ダイアログ90には、新たな機能に名称を設定するための入力欄が設けられている。
例を挙げると、FFT解析の機能とデジタルフィルタの機能とを1つに纏めた新たな機能を作成する場合、ユーザは、「FFT解析」のチェックボックスと、「デジタルフィルタ」のチェックボックスとにチェックを入れる。また、ユーザは、名称の入力欄に任意の名称を書き込む。さらに、ダイアログ90のうち「OK」と表示されたスイッチが押下されることによって、PLCシステム1は、FFT解析の機能とデジタルフィルタの機能とが1つに纏められた新たな機能をデータ解析プログラムに設定する。なお、エンジニアリングツール16は、2以上の機能を纏めるための操作をダイアログ90以外において受け付けることとしても良い。
新たな機能を含むデータ解析プログラムがCPUユニット12に読み込まれると、図11に示すユーザ作成機能指定部87における「ユーザ作成機能ブロック」の文字列は、ダイアログ90にて設定された名称に置き換えられる。これにより、ユーザは、2以上の機能を1つに纏めることによって作成された機能をユーザ作成機能指定部87への操作によって選択して、PLCシステム1による解析処理を行わせることができる。
PLCシステム1は、振動データ以外の状態データについても、振動データの場合と同様に解析処理を行うことができる。PLCシステム1は、電流データまたは電圧データといった状態データの解析処理を行っても良い。
実施の形態1によると、PLC10は、機能選択部23によって選択された機能を用いて状態データの解析処理を行うことで、機能を任意に入れ換えて状態データを解析することができる。PLCシステム1は、状態データの解析結果を表示する表示器15にて機能の指定を受け付けることによって、任意の機能を組み合わせて状態データを解析することができる。これにより、PLC10およびPLCシステム1は、被制御機器2から得られるデータについて、機能を任意に入れ換えてデータ解析を実行することができるという効果を奏する。
以上の実施の形態に示した構成は、本発明の内容の一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略、変更することも可能である。
1 PLCシステム、2 被制御機器、3 振動センサ、4 外部機器、5 データ解析システム、6 データ解析プログラム、10 PLC、11 電源ユニット、12 CPUユニット、13 アナログ入出力ユニット、14 入出力ユニット、15 表示器、16 エンジニアリングツール、21 データ取得部、22 解析処理部、23 機能選択部、24 表示部、25 入力部、31 機能ブロック、31A デジタルフィルタ機能ブロック、31B エンベロープ機能ブロック、31C FFT解析機能ブロック、32 接点機能部、33 出力プログラム部、40 AD変換器、41,65,70 バスI/F、42 デジタルフィルタ部、43 エンベロープ部、44 FFT部、45 加算平均部、46,47,48,49,50 分配器、51 データ格納部、52 表示変換部、61,66,71 CPU、62,67,72 メモリ、63,75 通信I/F、64,69,74 外部記憶装置、68 入出力I/F、73 ディスプレイ、76 入力デバイス、80 画面、81 波形表示部、82 機能指定部、83 表示調整部、84 保存指示部、85 過去データ指示部、86 リピート指示部、87 ユーザ作成機能指定部、90 ダイアログ。

Claims (3)

  1. 制御プログラムの実行によって被制御機器を制御するプログラマブルロジックコントローラを有するプログラマブルロジックコントローラシステムであって、
    前記被制御機器の動作状態を示す状態データを取得するデータ取得部と、
    データ解析のための機能ごとに部品化された複数の機能ブロックを前記制御プログラムの一部に適用することにより作成されたデータ解析プログラムを実行することによって前記状態データの解析処理を行う解析処理部と、
    前記データ解析プログラムが有する機能ブロックの中から前記解析処理部によって実行される機能ブロックを接点機能部の切り替えによって選択する機能選択部と、
    前記解析処理の結果を表示し、かつ前記解析処理にて実行される機能の指定を受け付ける表示器と、
    を備え、
    前記表示器は、機能ブロックの有効または無効の切り替えのための操作を受け付ける機能指定部を含み、
    前記データ解析プログラムには、前記複数の機能ブロックに前記状態データを入力する前記接点機能部と、前記複数の機能ブロックの解析結果を出力する出力プログラム部との接続関係が規定されており、
    記機能指定部が押下されることによって、前記接点機能部が前記複数の機能ブロックの有効または無効の切り替えを行うとともに前記接点機能部と前記出力プログラム部とが選択されることを特徴とするプログラマブルロジックコントローラシステム。
  2. 前記機能指定部は、前記複数の機能ブロックの各々についての有効または無効の切り替えを受け付けることを特徴とする請求項1に記載のプログラマブルロジックコントローラシステム。
  3. 制御プログラムの実行によって被制御機器を制御するプログラマブルロジックコントローラと表示器とを有するプログラマブルロジックコントローラシステムが実行するデータ解析方法であって、
    前記被制御機器の動作状態を示す状態データの解析処理にて実行される機能の指定を前記表示器において受け付ける工程と、
    前記状態データを取得する工程と、
    データ解析のための機能ごとに部品化された複数の機能ブロックを前記制御プログラムの一部に適用することにより作成されたデータ解析プログラムを実行することによって前記状態データの前記解析処理を行う工程と、
    前記解析処理の結果を前記表示器により表示する工程と、
    を含み、
    前記データ解析プログラムには、前記複数の機能ブロックに前記状態データを入力する接点機能部と、前記複数の機能ブロックの解析結果を出力する出力プログラム部との接続関係が規定されており、
    前記解析処理のために実行される機能ブロックは、前記接点機能部の切り替えによって、前記データ解析プログラムが有する前記複数の機能ブロックの中から選択され、
    前記表示器に含まれる機能指定部が押下されることによって、前記接点機能部が前記複数の機能ブロックの有効または無効の切り替えを行うとともに前記接点機能部と前記出力プログラム部とが選択されることを特徴とするデータ解析方法。
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