JP5194384B2 - デジタル信号処理装置 - Google Patents

デジタル信号処理装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5194384B2
JP5194384B2 JP2006154859A JP2006154859A JP5194384B2 JP 5194384 B2 JP5194384 B2 JP 5194384B2 JP 2006154859 A JP2006154859 A JP 2006154859A JP 2006154859 A JP2006154859 A JP 2006154859A JP 5194384 B2 JP5194384 B2 JP 5194384B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
processing
dsp
signal processing
impulse
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006154859A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007325100A (ja
Inventor
直俊 西岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamaha Corp
Original Assignee
Yamaha Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yamaha Corp filed Critical Yamaha Corp
Priority to JP2006154859A priority Critical patent/JP5194384B2/ja
Publication of JP2007325100A publication Critical patent/JP2007325100A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5194384B2 publication Critical patent/JP5194384B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Control Of Amplification And Gain Control (AREA)

Description

この発明は、オーディオ機器等に好適なデジタル信号処理装置に関する。
周知の通り、オーディオ機器等に搭載されるDSP(Digital Signal Processor;デジタル信号処理装置)は、乗算処理および加算処理を高速実行可能な構成となっており、1サンプリング周期の間に、入力デジタル音声信号に対し、例えばサンプリングレート変換用フィルタ処理、イコライザ用フィルタ処理などの処理を含む多彩な信号処理を施して出力することが可能である。
特開昭62−294984号公報 特開平1−291515号公報
この種のDSPの開発においては、フィルタ設計ツール等を使用し、DSPに実行させる各信号処理について、要求仕様を満たすように信号処理の構成およびパラメータ(フィルタ処理の場合にはフィルタ構造、次数、係数等)の設計を行う。そして、この設計に基づいて、DSPを試作し、試作品であるDSPが要求仕様を満たすか否かの評価を行う。ここで、DSPに実行させる信号処理の構成およびパラメータの設計は、DSPのハードウェアが理想的なものであり、信号処理のための演算において演算誤差が生じないことを前提として行われるのが一般的である。しかし、ハードウェアであるDSPが行う演算にはどうしても演算誤差が発生する。このため、試作品であるDSPが要求仕様を満たさず、DSPの設計および試作がやり直しになる場合がある。このような設計および試作のやり直しを回避するために、DSPに設ける加算器や乗算器等の演算装置の演算精度を高くすることも考えられる。しかし、演算精度を高くすると、DSPのチップ面積が嵩んでコスト高となり、また、消費電力も増すため、この点において要求仕様を満たさなくなる場合もある。そこで、極力少ない設計および試作回数で要求仕様通りのDSPを得るためには、試作されたDSPの特性を評価した場合においてDSPが全体として要求仕様を満たしていないことが判明した場合に、その原因が何であるかを特定できなければならない。ここで、DSPが単一のフィルタ処理を実行するものである場合には、外部からDSPに例えばインパルス信号を与え、その応答波形を観測する、といった方法によりそのフィルタ処理が妥当な内容か否かを確認するとともに、妥当でない場合にどのような改善を行えばよいかを検討することも可能である(例えば特許文献1または2参照)。しかしながら、多くのDSPでは、入力デジタル音声信号に対して幾重にも信号処理を重ね、その結果を出力デジタル音声信号として外部に出力する。このため、出力デジタル音声信号の波形を観測しても、要求仕様を満たさない原因となっている信号処理を特定し、改善策を検討するのが困難であるという問題があった。
この発明は、以上のような事情に鑑みてなされたものであり、入力信号に複数種類の信号処理を施して出力することが可能であり、かつ、各信号処理の特性を個別的に確認することが可能なデジタル信号処理装置を提供することを目的としている。
この発明は、信号処理のための演算機能を備えたデータパス部と、サンプリング周期毎に、処理対象信号に対し、前記データパス部により複数種類の信号処理を順次施し、所望の信号処理の選択的な実行を命じる指令が外部から与えられた場合には、処理対象信号に対し、前記データパス部により選択的な実行の命じられた信号処理のみを施す制御部とを具備することを特徴とするデジタル信号処理装置を提供する。
かかる発明によれば、1サンプリング周期内において実行する複数種類の信号処理のうち任意のものを選択的にデジタル信号処理装置に実行させ、この選択的に実行される信号処理の特性を確認することができる。
以下、図面を参照し、この発明の実施の形態を説明する。
図1はこの発明の一実施形態であるDSP50とその特性の解析を行う解析用コンピュータ10からなる特性解析システムの構成を示すブロック図である。DSP50は、信号処理のための演算機能を備えたデータパス部100と、データパス部100を用いて1サンプリング周期毎に信号処理を実行する制御部200と、解析用コンピュータ10を含む各種の装置との間で信号の授受を行うためのI/F(インタフェース)300とを有している。解析用コンピュータ10は、例えばパーソナルコンピュータであり、全体を制御するCPU11と、DSP50を含む各種の装置との間で信号の授受を行うためのI/F12と、HDD(ハードディスク装置)、ROM、RAMなどからなる記憶部13と、キーボード、マウスなどの各種の操作子からなる操作部14と、画像、文字などの情報の表示を行う表示部15とを有している。
本実施形態においてDSP50は、動作モードとして通常動作モードとテストモードとを有している。ここで、通常動作モードは、外部からDSP50に与えられる入力デジタル音声信号を処理対象信号とし、1サンプリング周期毎に、予め記憶したプログラムに従って信号処理を実行する動作モードである。また、テストモードは、DSP50内部において発生するインパルス信号を処理対象信号とし、プログラムにより定められた信号処理のうち解析用コンピュータ10から指示された信号処理のみを実行する動作モードである。DSP50には、この動作モードの切り換えのためのモード端子51が設けられている。DSP50の制御部200は、モード端子51にLレベルが与えられている場合には動作モードを通常動作モードとし、Hレベルが与えられている場合には動作モードをテストモードとする。本実施形態では、モード端子51は、図示のようにプルダウン抵抗を介して接地されている。従って、モード端子51が開放された状態では、DSP50の動作モードは通常動作モードとなる。
図2は本実施形態によるDSP50の構成を示すブロック図である。なお、この図では、図1におけるI/F300等は図示が省略されている。図2に示すように、DSP50のデータパス部100は、インパルス発生回路101を有している。このインパルス発生回路101は、内蔵のレジスタに制御部200からインパルス発生コマンドが書き込まれた場合に、その直後のサンプリング周期においてインパルス信号を出力するとともに、DSP50の外部にトリガ信号を出力する。セレクタ102は、制御部200からの指令に従い、外部から与えられる入力デジタル音声信号またはインパルス発生回路101から出力されるインパルス信号を選択し、処理対象信号として出力する回路である。そして、データパス回路100は、各種の信号処理のための演算手段として、メモリ110、レジスタ111〜113、セレクタ121〜123、乗算器131、加算器132および係数生成回路133を有している。
制御部200は、データパス部100を制御して信号処理を実行するためのプログラムを記憶するプログラムメモリと、各種制御情報を記憶するレジスタを内蔵している。プログラムメモリは、ROMにより構成してもよいし、EEPROMなどの書き換え可能な不揮発性メモリにより構成してもよい。図2において、制御部200を表わすボックスの中には、制御部200のプログラムメモリに記憶されたプログラムの処理内容が例示されている。制御部200は、1サンプリング周期毎に、図示のプログラムを実行し、データパス部100に信号処理を実行させるための制御信号を供給する。図示の例において、制御部200が1サンプリング周期内に実行する処理は、サンプリングレート変換用フィルタ処理201a、ボリューム処理202a、イコライザ用フィルタ処理203a、エフェクタ用フィルタ処理204a、フェーダ処理205aおよびオーバーサンプリングフィルタ処理206aと、これらの各処理の前に各々配置されたテストモード判定処理201b〜206bとを含んでいる。
制御部200内のレジスタには、動作モードがテストモードである場合に選択的に実行する信号処理を指定する情報が記憶される。この情報は、前掲図1の解析用コンピュータ10により書き込まれる情報である。テストモード判定処理201b〜206bは、このレジスタ内の情報に基づき、各テストモード判定処理の後に配置された処理をスキップするか否かの切り換えを行う処理である。
次に本実施形態の動作を説明する。本実施形態によるDSP50は、モード端子51を開放状態または接地状態にしてオーディオ機器等に実装される。この場合、モード端子51がLレベルとなるため、制御部200は、動作モードを通常動作モードとし、外部から与えられる入力デジタル音声信号を選択すべき旨の指令をデータパス部100のセレクタ102に与える。また、制御部200は、通常動作モードにおけるテストモード判定処理201b〜206bでは、各テストモード判定処理の後に配置された処理のスキップを行わない。
このため、各サンプリング周期では、次のような動作が行われる。まず、各サンプリング周期において入力デジタル音声信号は1サンプル(入力デジタル音声信号がステレオ形式の信号である場合には、Lチャネル、Rチャネル各1サンプル)ずつセレクタ102を介してメモリ110に格納される。
そして、制御部200は、このメモリ110に格納された入力デジタル音声信号を処理対象信号とし、データパス部100の各部を制御してサンプリングレート変換用フィルタ処理201a、ボリューム処理202a、イコライザ用フィルタ処理203a、エフェクタ用フィルタ処理204a、フェーダ処理205aおよびオーバーサンプリングフィルタ処理206aを実行する。
その際、制御部200は、例えばサンプリングレート変換用フィルタ処理201aでは、サンプリングレート変換のためのフィルタ演算に用いる係数を係数発生回路133に発生させ、乗算器131および加算器132に処理対象信号に対する係数の乗加算を行わせる。イコライザ用フィルタ処理203a等の他のフィルタ処理においても同様である。そして、サンプリングレート変換用フィルタ処理201a等の各処理を経た信号は、処理結果信号としてセレクタ123を介してメモリ110に格納され、後続の処理(例えばサンプリングレート変換用フィルタ処理201aに対してはボリューム処理202a)に引き渡される。そして、サンプリング周期の終了点においてメモリ110に格納されている処理結果信号が出力デジタル音声信号として外部に出力される。
図1に示すようにDSP50が解析用コンピュータ10に接続された状態では、解析用コンピュータ10からの指令によりDSP50をテストモードで動作させ、サンプリングレート変換用フィルタ処理201a等の各処理のうち任意のものの特性解析を行うことが可能である。以下、その動作を説明する。
例えばサンプリングレート変換用フィルタ処理201aの特性解析を行う場合、ユーザは、操作部14の操作により、テストモードでの動作指示と、サンプリングレート変換用フィルタ処理201aの選択指示を解析用コンピュータ10に与える。この結果、解析用コンピュータ10のCPU11は、I/F12を介してモード端子51にHレベルを与えてDSP50をテストモードとし、サンプリングレート変換用フィルタ処理201aの選択的実行を指示する指令信号をDSP50に送る。
DSP50の制御部200は、解析用コンピュータ10からの指令信号を受け取ると、この指令信号に従い、サンプリングレート変換用フィルタ処理201aが選択的実行の対象である旨の情報を内蔵のレジスタに格納する。そして、制御部200は、モード端子51がHレベルであることから、動作モードをテストモードとし、インパルス発生回路101から出力されるインパルス信号を選択すべき旨の指令をデータパス部100のセレクタ102に与える。そして、制御部200は、動作モードがテストモードであり、かつ、サンプリングレート変換用フィルタ処理201aが選択的実行の対象となっていることから、テストモード判定処理201b〜206bのうちテストモード判定処理201bのみにおいてその直後のサンプリングレート変換用フィルタ処理201aを実行させる切り換え制御を行い、他のテストモード判定処理202b〜206bでは、各々の後に配置された各処理の実行を回避する切り換え制御を行う。このため、各サンプリング周期において、サンプリングレート変換用フィルタ処理201aのみが制御部200により実行される。なお、サンプリングレート変換用フィルタ処理201a以外の信号処理が選択的実行の対象とされた場合の動作も上記の動作と同様である。
図3は、このテストモード時におけるDSP50の動作を上述した通常動作モードでの動作と対比しつつ示したタイムチャートである。この図において、Fs同期信号は、サンプリング周期の開始タイミングを示す信号である。この図に示すように、通常動作モードでは、各サンプリング周期において、サンプリングレート変換用フィルタ処理201a、ボリューム処理202a、イコライザ用フィルタ処理203a、エフェクタ用フィルタ処理204a、フェーダ処理205aおよびオーバーサンプリングフィルタ処理206aの全てが実行される。これに対し、テストモードでは、各サンプリング周期において、サンプリングレート変換用フィルタ処理201a等のうち選択的実行の指示された処理のみが実行され、その後、新たなサンプリング周期が始まるまでの間は何も信号処理をしないアイドル状態となる。
次に、ユーザが特性解析開始の指示を操作部14の操作により解析用コンピュータ10に与えると、解析用コンピュータ10のCPU11は、インパルス応答の測定を指示する指令信号をI/F12を介してDSP50に送る。
DSP50の制御部200は、この指令信号をI/F300を介して受け取ると、インパルス発生回路101内のレジスタにインパルス発生コマンドを書き込む。すると、インパルス発生回路101は、図4に示すように、レジスタにインパルス発生コマンドが書き込まれた直後のサンプリング周期においてインパルス信号およびトリガ信号を出力する。ここで、トリガ信号はI/F300を介して解析用コンピュータ10に送られる。
一方、インパルス発生回路101により出力されたインパルス信号はセレクタ102により選択され、処理対象信号としてメモリ110に格納される。以後の各サンプリング周期では、このメモリ110に格納されたインパルス信号を処理対象信号とし、サンプリングレート変換用フィルタ処理201a、ボリューム処理202a、イコライザ用フィルタ処理203a、エフェクタ用フィルタ処理204a、フェーダ処理205aおよびオーバーサンプリングフィルタ処理206aのうち選択的実行の対象となっている信号処理が実行される。そして、図4に示すように、選択的に実行された信号処理のインパルス応答である出力デジタル音声信号がデータパス部100から出力され、I/F300を介して解析用コンピュータ10に送られる。
解析用コンピュータ10のCPU11は、DSP50から送られてくるトリガ信号により同DSP50から送られてくる出力デジタル音声信号(インパルス応答)の同期を取り、出力デジタル音声信号(インパルス応答)の波形を表示部15に表示させる。ユーザは、このようにして表示部15に表示されるインパルス応答波形を確認し、選択的に実行されている信号処理の特性が妥当なものであるか否かを判断することができる。
以上説明したように、本実施形態によれば、DSPが1サンプリング周期内に実行する複数種類の信号処理のうちの任意の信号処理を選択し、そのインパルス応答を採取することができる。従って、任意に選択した信号処理について、その特性が妥当なものであるか否かの判断を行うことができる。また、本実施形態によれば、DSP自体がインパルス応答の採取に必要なインパルス信号を発生するインパルス発生回路を内蔵しており、テストモードではこのインパルス発生回路により発生されるインパルス信号が選択的に実行される信号処理の処理対象とされるので、DSPの特性解析を行うに当たってインパルス信号を発生する装置を別途用意する必要がない。さらに本実施形態によれば、インパルス発生回路によるインパルス信号の発生を知らせるトリガ信号がDSP外部に出力されるように構成されているので、外部の装置は、このトリガ信号に同期して、インパルス応答である出力デジタル音声信号を取り込むことができる。
以上、この発明の一実施形態について説明したが、この発明には他にも実施形態があり得る。例えば次の通りである。
(1)上記実施形態では、インパルス発生回路をDSP内部に設けたが、インパルス発生回路をDSP内部に設けず、テストモードではDSP外部の装置がインパルス信号をDSPに与えるようにしてもよい。
(2)上記実施形態では、信号処理の解析を行うための信号としてインパルス信号を発生させるようにしたが、正弦波信号やステップ信号など、他の種類の信号をインパルス信号の代わりに発生させてもよい。あるいは様々な波形を記憶したメモリをDSP50内に設け、テストモードでは、解析用コンピュータ10がDSP50に所望の波形の選択指示を与え、DSP50の制御部200は、解析用コンピュータ10からの選択指示に従ってメモリ内の波形を選択して読み出し、データパス部100に与えるように構成してもよい。
(3)1サンプリング周期内に実行する一連の信号処理に用いるフィルタ係数等をユーザが任意に変更し得るような構成のDSPに上記実施形態を適用してもよい。この態様によれば、ユーザは、ある信号処理に用いるフィルタ係数等を変更した場合、その信号処理を選択的にDSPに実行させ、その選択的に実行される信号処理のインパルス応答を採取することができる。その際、ユーザは、インパルス応答に基づいて、変更したフィルタ係数等に関連した信号処理の特性が妥当なものになっているか否かを判断し、妥当なものでない場合にはフィルタ係数等を他のものに変更する、といった措置をとることができる。
(4)上記実施形態では、DSPが1サンプリング周期内に実行する複数種類の信号処理のうちの1つを選択的実行の対象としたが、2種類以上の信号処理を選択的実行の対象とし得るように構成してもよい。例えば、1サンプリング周期内に実行する一連の信号処理の中からインパルス信号を与える第1の信号処理とインパルス応答を取り出す第2の信号処理とをDSP外部から指定し、DSPでは第1の信号処理から第2の信号処理までの各信号処理を各サンプリング周期において実行するように構成してもよい。この態様によれば、例えばDSPが実行する複数種類の信号処理の中に全体としてイコライザ用フィルタ処理を構成する複数段のフィルタ処理が含まれている場合に、第1の信号処理を初段のフィルタ処理とし、第2の信号処理を第2段のフィルタ処理、第3段のフィルタ処理、…という具合に切り換えつつ、各場合について第1の信号処理から第2の信号処理までのインパルス応答を採取することができる。これにより初段から何段目までのフィルタ処理が正常であるか、といった判断を行うことができる。
(4)上記実施形態では、この発明をDSPとして具現する態様を挙げたが、この発明は、DSPの設計段階でのシミュレーションにおいても実施され得る。例えば上記実施形態におけるDSP50の設計段階において、データパス部100および制御部200のシミュレーションモデルを図2に示すように構成し、制御部200のシミュレーションモデルに選択的に実行させる信号処理を各種変えつつ各信号処理の特性が妥当なものになるか否かのシミュレーションを行うのである。なお、シミュレーションは、ソフトウェアによるシミュレーションモデルを用いるソフトウェアシミュレーションでもよく、ハードウェアによるシミュレーションモデルを用いるハードウェアシミュレーションでもよい。この態様によれば、DSPの設計段階において、同DSPに実行させる各信号処理が妥当な特性になるか否かを確認することができ、妥当な特性が得られない場合に直ちにそれを設計にフィードバックすることができる。
この発明の一実施形態であるDSPおよびその解析を行う解析用コンピュータからなる解析システムの構成を示すブロック図である。 同DSPの構成を示すブロック図である。 同DSPの動作を示すタイムチャートである。 同DSPの動作を示すタイムチャートである。
符号の説明
10……解析用コンピュータ、50……DSP、100……データパス部、200……制御部、51……モード端子、300……インタフェース、101……インパルス発生回路。

Claims (1)

  1. 信号処理のための演算機能を備えたデータパス部と、
    サンプリング周期毎に、処理対象信号に対し、前記データパス部により複数種類の信号処理を順次施し、所望の信号処理の選択的な実行を命じる指令が外部から与えられた場合には、処理対象信号に対し、前記データパス部により選択的な実行の命じられた信号処理のみを施す制御部と
    インパルス信号を発生するインパルス発生回路と、
    外部から与えられる入力信号に代えて、前記インパルス発生回路により発生されるインパルス信号を前記処理対象信号とする手段とを具備し、
    前記インパルス信号の発生を知らせるトリガ信号を外部に出力するように構成したことを特徴とするデジタル信号処理装置。
JP2006154859A 2006-06-02 2006-06-02 デジタル信号処理装置 Expired - Fee Related JP5194384B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006154859A JP5194384B2 (ja) 2006-06-02 2006-06-02 デジタル信号処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006154859A JP5194384B2 (ja) 2006-06-02 2006-06-02 デジタル信号処理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007325100A JP2007325100A (ja) 2007-12-13
JP5194384B2 true JP5194384B2 (ja) 2013-05-08

Family

ID=38857484

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006154859A Expired - Fee Related JP5194384B2 (ja) 2006-06-02 2006-06-02 デジタル信号処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5194384B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5605071B2 (ja) * 2010-08-10 2014-10-15 株式会社Jvcケンウッド ディジタルフィルタの係数設定方法、係数設定装置、及び係数設定プログラム、並びにディジタルフィルタを用いた音場補正方法

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01291515A (ja) * 1988-05-19 1989-11-24 Fujitsu Ltd フィルタの試験方式
JPH07191874A (ja) * 1993-12-27 1995-07-28 Csk Corp インサーキット・エミュレータ
JPH0983300A (ja) * 1995-09-12 1997-03-28 Matsushita Electric Ind Co Ltd オーディオ信号処理装置
JP3134806B2 (ja) * 1997-05-22 2001-02-13 ヤマハ株式会社 効果付与装置および記録媒体

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007325100A (ja) 2007-12-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5649748B1 (ja) プログラマブルコントローラの周辺装置およびデバッグ支援プログラム
KR100808257B1 (ko) 임베디드 시스템 프로토타입 개발 지원 장치 및 방법
JP2002535684A (ja) 集積回路のリアルバージョンテストとシミュレートバージョンテストを行うシステム
KR101110241B1 (ko) 프로그램 테스트 장치 및 프로그램
JPH0981355A (ja) 対話型インタフェース装置
JP2011107866A (ja) 接続機器シミュレータのシーケンス制御装置、方法、及びプログラム
JP5194384B2 (ja) デジタル信号処理装置
JP2024045464A (ja) 情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム
KR101403599B1 (ko) 로봇의 춤동작 표현 자동 생성 방법
JP2007218598A (ja) 回路基板の試験装置
JPH01177609A (ja) Pcのシュミレーション方式
JP2010224972A (ja) シミュレーションシステム
JP2004145685A (ja) シミュレ−ション装置、及び操作情報記憶方法
JP2004501472A (ja) テストプログラムを最適化するための方法および装置
JP2005157028A (ja) プラント運転訓練用シミュレータ及びプログラム
JP2007226567A (ja) 回路シミュレータおよび回路シミュレーションプログラム
JP6664547B1 (ja) プログラマブルロジックコントローラシステムおよびデータ解析方法
WO2004068347A1 (en) Method and apparatus for categorising test scripts
JP6124594B2 (ja) 電力系統監視制御装置およびその制御プログラム
JP2007156822A (ja) 計算機システムの模擬アプリケーション試験装置
JP4389753B2 (ja) 音楽情報表示編集装置及びプログラム
JP7483165B1 (ja) 集積回路試験システム、集積回路試験装置、集積回路試験方法、及びプログラム
CN110794758B (zh) 追踪装置
JP2011033467A (ja) 加振制御方法及び加振制御装置並びに振動試験装置
JP4924151B2 (ja) 効果付与装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090420

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120306

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120419

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130108

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130121

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160215

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5194384

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees