JP6663934B2 - 医療用ステープラ - Google Patents

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Description

本発明は、医療用ステープラに関するものである。
従来、生体組織を縫合するためにステープラが用いられている(例えば、特許文献1参照。)。ステープラに針として用いられるステープルは、長尺形状のベース部と、該ベース部の一端部からベース部の長手方向に交差する方向に突出する針状の挿入部と、を有する。挿入部は、生体組織を貫通した後に、ステープラが備えるアンビルによって湾曲変形され、反対側から生体組織に再度穿刺する。
特開2008−93480号公報
しかしながら、特許文献1のステープルの場合、生体組織および挿入部が有する弾性によって挿入部が所定の形状まで湾曲変形することができず、その結果挿入部の先端が生体組織に十分な深さまで穿刺しないことがあり得る。生体組織への挿入部の穿刺が浅いと、生体組織および挿入部の復元力によって挿入部の先端が生体組織から抜けてしまい、生体組織を確実に縫合することができないという問題がある。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであって、挿入部を所定の形状に確実に湾曲変形して生体組織を確実に縫合することができる医療用ステープラを提供することを目的とする。
本発明の参考例は、一端および他端を有する長尺形状のベース部と、該ベース部の前記一端側の端部から前記ベース部の長手方向に交差する方向に突出し、先端が前記ベース部の他端に向かうように略半円弧状に湾曲変形可能な挿入部と、を備え、前記ベース部の前記挿入部が突出する側における上側側面が、底部と、該底部よりも前記他端側かつ前記底部よりも前記挿入部が突出する側に設けられ、略半円弧状に湾曲変形した前記挿入部の径方向外側の外側側面が突き当てられる突き当て部と、を有し、前記ベース部および前記挿入部が、下記条件式(1)を満足する形状を有する医療用ステープルである。
(1) X < L
ただし、Xは、前記突き当て部から前記ベース部の前記一端までの前記長手方向の距離であり、Lは、前記挿入部の先端から、前記長手方向に垂直な方向において前記突き当て部と同一の位置までの、前記挿入部の前記外側側面の長さである。
本発明の態様は、上記の医療用ステープルと、該医療用ステープルの前記ベース部を保持するホルダと、を備え、該ホルダは、前記ベース部の前記突き当て部と連続するホルダ側突き当て部を有する医療用ステープラである。
本発明によれば、挿入部を所定の形状に確実に湾曲変形して生体組織を確実に縫合することができるという効果を奏する。
本発明の一実施形態に係る外科用ステープルが適用される外科用ステープラの一例を示す全体構成図である。 (a)〜(c)本発明の一実施形態に係る外科用ステープルが図1の外科用ステープラによって変形される過程を示す図である。 本発明の一実施形態に係る外科用ステープルの全体構成を示す正面図である。 図3の外科用ステープルの変形例の全体構成を示す正面図である。 図3の外科用ステープルの他の変形例の全体構成を示す正面図である。 図3の外科用ステープルの他の変形例の全体構成を示す斜視図である。 図3の外科用ステープルの他の変形例の全体構成を示す斜視図である。
以下に、本発明の一実施形態に係る外科用ステープル1について図面を参照して説明する。
まず、本実施形態に係る外科用ステープル1が使用される外科用ステープラについて説明する。
外科用ステープラは、図1および図2(a)〜(c)に示されるように、外科用ステープル1によって生体組織Sを縫合するための器具であり、開閉可能に相互に連結されたカートリッジ11およびアンビル12を備えている。カートリッジ11およびアンビル12は、互いに対向する内面11a,12aを有し、内面11aと内面12aとの間に生体組織Sが位置決めされる。図1の例においては、アンビル12がカートリッジ11に対して揺動することによって、アンビル12とカートリッジ11との間に生体組織Sが把持されるようになっている。図2(a)〜(c)において、図が煩雑になることを避けるために、一部の符号を省略している。
カートリッジ11の内面11aにはスロット11bが開口している。外科用ステープル1は、スロット11b内に収容され、図示しない押出機構の作動によってスロット11b内から押し出されるようになっている。スロット11b内から押し出された外科用ステープル1は、生体組織Sを貫通した後に、図2(a)に示されるように、アンビル12の内面12aに接触してベース部2に向かう方向の押圧力Fが作用する。この押圧力Fによって、図2(b),(c)に示されるように、外科用ステープル1が変形し、生体組織Sが縫合されるようになっている。
次に、本実施形態に係る外科用ステープル1について説明する。
外科用ステープル1は、図3に示されるように、略L字型であり、長尺形状のベース部2と、該ベース部2の一方の端部から延びる単一の挿入部3と、を備えている。略L字型とは、ベース部2の一方の端部から該ベース部2の長手方向に交差する方向に挿入部3が延びる形状を意味する。
ベース部2および挿入部3は、各々の延伸方向に交差する断面において矩形形状を有している。ベース部2および挿入部3は、チタン合金やステンレス等の生体親和性の高い金属から形成されている。
ベース部2は、長手方向の両端に第1端2aおよび第2端2bを有している。
挿入部3は、生体組織Sを貫通し、アンビル12によって湾曲変形される部分である。挿入部3は、根元3aとなる一端においてベース部2の第1端2a側の端部と連結され、第1端2a側の端部からベース部2の長手方向に交差する方向に突出している。挿入部3は、ベース部2とは反対側に凸となるように緩やかに湾曲した円弧形状を有している。挿入部3の形状は、一定の曲率を有する円弧形状に限らず、一端と他端との間で曲率が変化する円弧形状であってもよい。針先3bとなる挿入部3の他端は、自由端である。挿入部3は、外科用ステープラのアンビル12によって略半円弧状に湾曲変形可能な剛性を有している。略半円弧状とは、一定の曲率と180°の中心角とを有する半円弧形状に限らず、根元3aと針先3bとの間で曲率が変化する半円弧形状であってもよく、中心角は必ずしも180°でなくてもよい。
以下、ベース部2および挿入部3によって画定される平面に沿いベース部2の長手方向に垂直な方向を高さ方向と定義し、針先3b側を上、ベース部2側を下と定義する。また、ベース部2の長手方向を横方向と定義し、高さ方向および横方向の両方に垂直な方向を厚さ方向と定義する。
挿入部3は、円弧形状の径方向内側に位置する内側側面4と、径方向外側に位置する外側側面5と、を有している。また、挿入部3は、針先3bを含む針部6を端部に有している。針先3bは、内側側面4の縁と外側側面5の縁とが鋭角を成して接続することによって形成された角部からなる。針部6においても、外側側面5は、ベース部2とは反対側に凸となるように湾曲している。
ベース部2の4つの側面の内、挿入部3が突出する上側に位置する上側側面は、第1端2aと第2端2bとの間において下側に凹んだ窪み7を有している。窪み7は、ベース部2の厚さ方向の全寸法にわたって形成されている。窪み7の内面は、最も下側に位置する底部7aと、該底部7aの第2端2b側かつ底部7aの上側に位置する突き当て部7bとを有している。底部7aは、横方向に沿う平坦面からなる。突き当て部7bは、挿入部3とは反対側に凸となるように湾曲する曲面であり、底部7aと滑らかに連続している。
突き当て部7bは、アンビル12によって略半円弧状に湾曲した挿入部3の針部6の外側側面5が突き当たる位置に設けられている(図2(b)参照。)。アンビル12によって湾曲変形された挿入部3の外側側面5が針先3bから根元3aに向かって順に突き当て部7bに突き当たることによって、外側側面5に第1端2a側に向かう横方向の押圧力が針先3b側から順に加えられる。これにより、挿入部3のさらなる湾曲変形が誘導され、挿入部3が略4分の3円弧状に変形するようになっている(図2(c)参照。)。
ベース部2および挿入部3は、下記条件式(1)を満足する形状を有する。
(1) X < L
条件式(1)において、Xは、突き当て部7bの第2端2b側の端から第1端2aまでの横方向の距離であり、Lは、針先3bから根元3aまでの挿入部3の外側側面5の円弧形状に沿う長さである。根元3aは、高さ方向において、ベース部2の上側側面の第2端2b側の端部と同一の位置に位置している。条件式(1)を満足することによって、アンビル12によって略半円弧状に湾曲変形した挿入部3の針先3bをベース部2にまで到達させることができる。なお、根元3aの高さ方向の位置は、ベース部2の上側側面の第2端2b側の端部と同一の位置に限定されるものではなく、適宜変更可能である。
さらに、ベース部2および挿入部3は、下記条件式(2)を満足する形状を有する。
(2) L/2 < X < 2L/π
条件式(2)の下限は、1つの挿入部3が生体組織Sに穿刺する回数を2回に制限する条件を規定している。距離XをL/2よりも大きくすることによって、突き当て部7bによって湾曲変形した挿入部3の針先3bが、ベース部2側からもう1度生体組織Sに穿刺することがない。
条件式(2)の上限は、挿入部3の外側側面5の長さLが直径Xの半円の円弧長πX/2よりも大きくなることを規定している。距離Xを2L/πよりも小さくすることによって、針先3bが突き当て部7bよりも第1端2a側に位置するように、挿入部3を略4分の3円弧状に湾曲変形させることができる。
針部6における外側側面5の曲率R1および突き当て部7bの曲率R2は、下記条件式(3)を満足している。
(3) R1 ≧ R2
ここで、R1は、アンビル12による湾曲変形後の曲率の最大値である。外側側面5は、アンビル12による湾曲変形の過程においてアンビル12と接触することによって変形する。針部6における外側側面5の変形前後の曲率間の関係は、実験的に得られる。したがって、変形後の曲率R1が曲率R2以上となるように、変形前の針部6における外側側面5の曲率が設計される。条件式(3)を満足することによって、針部6の外側側面5は突き当て部7bと線接触または面接触し、針部6が突き当て部7bに沿って第1端2a側へ案内される。これにより、突き当て部7bによる挿入部3の変形形状を安定化することができる。
挿入部3は、針先3bから根元3aに向かってしだいに太くなるように形成されている。これにより、挿入部3の厚さ方向の軸回りの断面2次モーメントは、針先3bから根元3aに向かって連続的に大きくなっている。したがって、アンビル12による変形の過程において、挿入部3が、針先3bから根元3aに向かって順番に変形するようになっている。
また、ベース部2の厚さ方向の軸回りの断面2次モーメントは、根元3aにおける断面2次モーメントよりも大きくなっている。これにより、挿入部3の変形の過程においてベース部2に作用する曲げモーメントに耐える強度が、ベース部2に確保される。
次に、このように構成された外科用ステープル1の作用について説明する。
外科用ステープル1は、アンビル12に針部6を向けてスロット11b内に収容され、図示しない押出機構の作動によって、スロット11b内から押し出される。スロット11b内から押し出された挿入部3は、針部6によって生体組織Sに穿刺して、カートリッジ11側から生体組織Sを貫通し、その後、図2(a)に示されるように、針部6においてアンビル12の内面12aに接触する。
アンビル12の内面12aのスロット11bと対向する位置には、挿入部3を略半円弧状に湾曲変形させるためのアンビルポケット12bが形成されている。アンビルポケット12bの内面から針部6にベース部2に向かう方向の押圧力が作用することによって、挿入部3は折れ曲がり始める。
スロット11bからの挿入部3の突出量が増加するにつれて、挿入部3のアンビルポケット12bの内面との接触位置は、外側側面5に沿って針部6から根元3aへ向かって移動する。これにより、図2(b)に示されるように、挿入部3が略半円弧状に湾曲変形し、アンビル12側から生体組織Sを再度貫通する。ここで、挿入部3は、針先3bから根元3aに向かってしだいに大きくなる断面2次モーメントを有するので、針先3bから根元3aに向かって順に湾曲変形する。
アンビル12による挿入部3の変形において、挿入部3のアンビルポケット12bとの接触位置が押圧力の作用点となり、ベース部2の第1端2a側の端部が支点となるため、ベース部2にも大きな曲げモーメントが作用する。ただし、ベース部2が、挿入部3の根元3aよりも大きな断面2次モーメントを有することにより、ベース部2には、曲げモーメントに耐える強度が確保される。これにより、挿入部3の湾曲変形を安定的に行うことができる。
続いて、略半円弧状に変形した挿入部3の針部6の外側側面5が突き当て部7bに接触し、突き当て部7bから針部6に第1端2a側に向かう横方向の押圧力が作用することにより、挿入部3の針部6はさらに大きな曲率に湾曲する。スロット11bからの挿入部3の突出量が増加するにつれて、挿入部3の突き当て部7bとの接触位置は外側側面5に沿って針部6から根元3aへ向かって移動する。挿入部3は、針先3bが第1端2a側に移動しながら、針部6から順にさらに湾曲し、図2(c)に示されるように、挿入部3は略4分の3円弧状に湾曲変形する。
このように、本実施形態によれば、アンビル12によって略半円弧状に湾曲変形した挿入部3が突き当て部7bに突き当たることによって、挿入部3のさらなる湾曲変形が誘導される。これにより、挿入部3を所望の形状に確実に変形させることができるという利点がある。さらに、突き当て部7bによって略4分の3円弧状に変形した挿入部3の針先3b側の端部が生体組織Sとベース部2との間において横方向に配置されることにより、挿入部3の上下方向の移動が生体組織Sによって係止される。これにより、挿入部3が生体組織Sから抜けてしまうことを防止し、外科用ステープル1によって生体組織Sを確実に縫合することができるという利点がある。
本実施形態においては、突き当て部が曲面7bからなることとしたが、これに代えて、図4に示されるように、角部7cからなっていてもよい。この場合、窪み7の内面が、曲面に代えて高さ方向の平坦面を有することによって、底部7aの第2端2b側かつ底部7aの上側に角部7cが形成される。
このようにしても、図4において二点鎖線で示されるように、アンビル12によって略半円弧状に湾曲変形した挿入部3のさらなる湾曲変形を角部7cによって誘導することができる。
本実施形態においては、ベース部2の一方の端部に単一の挿入部3が設けられていることとしたが、これに代えて、単一のベース部2に、複数の挿入部3と、各挿入部3に対応する複数の窪み7と、が設けられていてもよい。図5に示される一例においては、ベース部21の両端21a,21bの端部に2本の挿入部31が設けられ、ベース部2の上側側面に2つの窪み7が形成されている。図5に示されるように、挿入部31は、円弧状ではなく、直線状であってもよい。
本実施形態においては、図6および図7に示されるように、外科用ステープラ(医療用ステープラ)100が、カートリッジ11のスロット11b内に設けられベース部2を保持するホルダ81,82をさらに備え。図6および図7は、外科用ステープラ100の構成のうち、外科用ステープル(医療用ステープル)およびホルダ81,82のみを示している。
ホルダ81,82は、略直方体状の部材であり、側面に形成された溝内にベース部2が嵌合することによってベース部2を支持している。溝が形成された上側側面には、ベース部2の上側側面と同様に窪み91,92が形成されている。ホルダ81,82は、スロット11b内を外科用ステープル1と一緒に移動することができるようにスロット11b内に配置され、スロット11b内からベース部2が押し出されたときにベース部2から分離されるように構成されている。あるいは、ホルダ81,82は、スロット11b内に固定されていてもよい。
窪み91,92の内面は、ベース部2の窪み7の内面と厚さ方向に滑らかに連続する形状を有する。したがって、ホルダ81,82は、底部7aと同様のホルダ側底部91a,92aと、突き当て部7bと同様のホルダ側突き当て部91b,92bと、を有する。窪み91,92の内面は、図6に示されるように、一方向に湾曲した形状であってもよく、図7に示されるように、球面の一部のように2方向に湾曲した形状であってもよい。
このようにすることで、アンビル12によって湾曲変形された針部6の位置が突き当て部7bから厚さ方向にずれたとしても、ホルダ81,82の突き当て部91b,92bに突き当たる。これにより、挿入部3のさらなる湾曲変形をより確実に誘導し、挿入部3を所望の形状にさらに確実に変形させることができるという利点がある。
1 外科用ステープル
2,21 ベース部
2a,21a 第1端(一端)
2b,21b 第2端(他端)
3,31 挿入部
3a 根元
3b 針先
4 内側側面
5 外側側面
6 針部
7 窪み
7a 底部
7b 突き当て部
81,82 ホルダ
91,92 窪み
91b,92b ホルダ側突き当て部
11 カートリッジ
12 アンビル
11a,12a 内面
11b スロット
100 外科用ステープラ

Claims (4)

  1. 一端および他端を有する長尺形状のベース部と、該ベース部の前記一端側の端部から前記ベース部の長手方向に交差する方向に突出し、先端が前記ベース部の他端に向かうように略半円弧状に湾曲変形可能な挿入部と、を備える医療用ステープルと、
    該医療用ステープルの前記ベース部を保持するホルダと、
    を備え、
    前記ベース部の前記挿入部が突出する側における上側側面が、底部と、該底部よりも前記他端側かつ前記底部よりも前記挿入部が突出する側に設けられ、略半円弧状に湾曲変形した前記挿入部の径方向外側の外側側面が突き当てられる突き当て部と、を有し、
    前記ベース部および前記挿入部が、下記条件式(1)を満足する形状を有し、
    前記ホルダは、前記ベース部の前記突き当て部と連続するホルダ側突き当て部を有する
    医療用ステープラ
    (1) X < L
    ただし、
    Xは、前記突き当て部から前記ベース部の前記一端までの前記長手方向の距離であり、
    Lは、前記挿入部の先端から、前記長手方向に垂直な方向において前記突き当て部と同一の位置までの、前記挿入部の前記外側側面の長さである。
  2. 前記医療用ステープルの前記ベース部および前記挿入部が、下記条件式(2)を満足する形状を有する
    請求項1に記載の医療用ステープラ
    (2) L/2 < X < 2L/π
  3. 前記医療用ステープルの前記挿入部が、前記先端を含む針部を有し、
    該針部の前記挿入部の延伸方向に交差する方向の断面が、矩形である
    請求項1または請求項2に記載の医療用ステープラ
  4. 前記医療用ステープルの前記挿入部が、前記先端を含む針部を有し、
    該針部の前記径方向外側の外側側面が、前記ベース部とは反対側に凸となる曲面からなり、
    前記突き当て部が、前記挿入部とは反対側に凸となる曲面からなり、
    前記針部の前記外側側面および前記突き当て部が、下記条件式(3)を満足する形状を有する
    請求項1から請求項3のいずれかに記載の医療用ステープラ
    (3) R1 ≧ R2
    ただし、
    R1は、前記針部の前記外側側面の曲率の最大値であり、
    R2は、前記突き当て部の曲率である。
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