JP6701233B2 - 医療用ステープル - Google Patents
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- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
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- A61B17/08—Wound clamps or clips, i.e. not or only partly penetrating the tissue ; Devices for bringing together the edges of a wound
Description
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであって、挿入部を容易に変形させ、かつ、生体組織に確実に穿刺することができる医療用ステープルを提供することを目的とする。
40°>θ1>θ2>0°
上記態様の一実施形態において、前記針先部は、前記所定の方向に垂直な方向において、前記ベース部の前記一端部よりも前記他端部側に位置する。
上記態様の一実施形態において、前記挿入部は、前記ベース部の前記長手方向に対して垂直方向に突出し、前記針先部は、前記所定の方向に垂直な方向において、前記ベース部の前記一端部よりも前記他端部側に位置する。
上記態様の一実施形態において、前記挿入部は、全体が円弧形状である。
上記態様の一実施形態において、前記挿入部の前記所定の方向における寸法が、前記ベース部の長手方向の寸法よりも大きい。
上記態様の一実施形態において、前記外側側面の表面粗さが、前記内側側面の表面粗さよりも小さい。
上記態様の一実施形態において、前記挿入部における、前記平面に垂直な方向の軸回りの断面2次モーメントが、前記針先部から前記一端部に連結している根元部に向かって連続的に大きくなる。
まず、本実施形態に係る外科用ステープル1が使用される外科用ステープラについて説明する。
外科用ステープラは、図1(a)〜(c)に示されるように、外科用ステープル1によって生体組織Sを縫合するための器具であり、開閉可能に相互に連結されたカートリッジ11およびアンビル12を備えている。カートリッジ11およびアンビル12は、閉状態において互いに平行に対向する内面11a,12aを有し、内面11aと内面12aとの間に生体組織Sが把持される。
外科用ステープル1は、図2に示されるように、略L字型であり、長尺形状のベース部2と、該ベース部2の一端から延びる単一の挿入部3と、を備えている。略L字型とは、ベース部2の一端から該ベース部2の長手方向に交差する方向に挿入部3が延びる形状を意味する。
ベース部2および挿入部3は、チタン合金やステンレス等の生体親和性の高い金属から形成されている。
挿入部3は、生体組織Sを貫通し、アンビル12によって湾曲変形される部分である。挿入部3は、一端においてベース部2の第1の端部2aと連結され、該第1の端部2aからベース部2の長手方向に交差する方向に突出している。挿入部3は、ベース部2とは反対側に凸となる円弧形状を有している。挿入部3の形状は、一定の曲率を有する円弧形状に限らず、一端と他端との間で曲率が変化する円弧形状であってもよい。
(1) 60°>θ1>θ2>0°
第1の角度θ1は、38°±2°であることがさらに好ましい。このようにすることで、生体組織Sに対する針先部4の穿刺性能を高め、かつ、アンビル12による挿入部3の変形を容易にすることができる。
(2) R1<R2
上記のように表面粗さR1を表面粗さR2よりも小さくすることで、アンビル12による挿入部3の変形し易さと、生体組織Sに穿刺した後の生体組織Sに対する挿入部3の安定性との両方を達成することができる。
外科用ステープル1は、アンビル12に針先部4を向けてスロット11b内に収容され、スロット11b内において、ベース部2が内面11aと平行になるよう支持される。これにより、外科用ステープル1は、図示しない押出機構の作動によって、内面11a,12aに垂直な方向にスロット11b内から押し出されるようになっている。
返し8は、針先部4から根元部7に向かう方向の挿入部3に対する生体組織Sの移動を係止するように形成されている。これにより、挿入部3が生体組織Sから抜けてしまうことをさらに確実に防止することができる。
このようにすることで、さらに効率的に生体組織Sを縫合することができる。この変形例においては、複数の挿入部3の長さ寸法L3の和がベース部2の長さ寸法L2よりも大きくなるように、挿入部3の長さ寸法L3が設計される。
2 ベース部
2a 第1の端部(一端部)
2b 第2の端部(他端部)
3 挿入部
4 針先部
5 内側側面
6 外側側面
7 根元部
8 返し
11 カートリッジ
12 アンビル
11a,12a 内面
Claims (6)
- アンビルおよびカートリッジを有する外科用ステープラに使用され、前記カートリッジ内から前記アンビルに向かって押し出されて前記アンビルとの接触によって所定の方向の押圧力が作用する医療用ステープルであって、
一端部と他端部とを有する長尺形状のベース部と、
該ベース部の前記一端部から前記ベース部の長手方向に交差する方向に突出し、少なくとも一部が円弧形状の挿入部と、
を備え、
前記挿入部は、前記他端部側に位置する内側側面と、前記他端部とは反対側に位置する外側側面と、先端において前記内側側面と前記外側側面とによって形成される角部からなる針先部と、を有し、
前記ベース部の前記長手方向および前記挿入部の長手方向によって画定される平面上で、前記針先部の前記外側側面側の接線と前記押圧力の方向とによって画定される角度θ1と、前記針先部の前記内側側面側の接線と前記押圧力の方向とによって画定される角度θ2とが、下記条件式を満たし、
前記針先部は、前記所定の方向に垂直な方向において、前記ベース部の前記一端部よりも前記他端部側に位置する医療用ステープル。
40°>θ1>θ2>0° - アンビルおよびカートリッジを有する外科用ステープラに使用され、前記カートリッジ内から前記アンビルに向かって押し出されて前記アンビルとの接触によって所定の方向の押圧力が作用する医療用ステープルであって、
一端部と他端部とを有する長尺形状のベース部と、
該ベース部の前記一端部から前記ベース部の長手方向に交差する方向に突出し、少なくとも一部が円弧形状の挿入部と、
を備え、
前記挿入部は、前記他端部側に位置する内側側面と、前記他端部とは反対側に位置する外側側面と、先端において前記内側側面と前記外側側面とによって形成される角部からなる針先部と、を有し、
前記ベース部の前記長手方向および前記挿入部の長手方向によって画定される平面上で、前記針先部の前記外側側面側の接線と前記押圧力の方向とによって画定される角度θ1と、前記針先部の前記内側側面側の接線と前記押圧力の方向とによって画定される角度θ2とが、下記条件式を満たし、
前記挿入部は、前記ベース部の前記長手方向に対して垂直方向に突出し、
前記針先部は、前記所定の方向に垂直な方向において、前記ベース部の前記一端部よりも前記他端部側に位置する医療用ステープル。
40°>θ1>θ2>0° - アンビルおよびカートリッジを有する外科用ステープラに使用され、前記カートリッジ内から前記アンビルに向かって押し出されて前記アンビルとの接触によって所定の方向の押圧力が作用する医療用ステープルであって、
一端部と他端部とを有する長尺形状のベース部と、
該ベース部の前記一端部から前記ベース部の長手方向に交差する方向に突出し、少なくとも一部が円弧形状の挿入部と、
を備え、
前記挿入部は、前記他端部側に位置する内側側面と、前記他端部とは反対側に位置する外側側面と、先端において前記内側側面と前記外側側面とによって形成される角部からなる針先部と、を有し、
前記ベース部の前記長手方向および前記挿入部の長手方向によって画定される平面上で、前記針先部の前記外側側面側の接線と前記押圧力の方向とによって画定される角度θ1と、前記針先部の前記内側側面側の接線と前記押圧力の方向とによって画定される角度θ2とが、下記条件式を満たし、
前記挿入部は、全体が円弧形状である医療用ステープル。
40°>θ1>θ2>0° - アンビルおよびカートリッジを有する外科用ステープラに使用され、前記カートリッジ内から前記アンビルに向かって押し出されて前記アンビルとの接触によって所定の方向の押圧力が作用する医療用ステープルであって、
一端部と他端部とを有する長尺形状のベース部と、
該ベース部の前記一端部から前記ベース部の長手方向に交差する方向に突出し、少なくとも一部が円弧形状の挿入部と、
を備え、
前記挿入部は、前記他端部側に位置する内側側面と、前記他端部とは反対側に位置する外側側面と、先端において前記内側側面と前記外側側面とによって形成される角部からなる針先部と、を有し、
前記ベース部の前記長手方向および前記挿入部の長手方向によって画定される平面上で、前記針先部の前記外側側面側の接線と前記押圧力の方向とによって画定される角度θ1と、前記針先部の前記内側側面側の接線と前記押圧力の方向とによって画定される角度θ2とが、下記条件式を満たし、
前記挿入部の前記所定の方向における寸法が、前記ベース部の長手方向の寸法よりも大きい医療用ステープル。
40°>θ1>θ2>0° - アンビルおよびカートリッジを有する外科用ステープラに使用され、前記カートリッジ内から前記アンビルに向かって押し出されて前記アンビルとの接触によって所定の方向の押圧力が作用する医療用ステープルであって、
一端部と他端部とを有する長尺形状のベース部と、
該ベース部の前記一端部から前記ベース部の長手方向に交差する方向に突出し、少なくとも一部が円弧形状の挿入部と、
を備え、
前記挿入部は、前記他端部側に位置する内側側面と、前記他端部とは反対側に位置する外側側面と、先端において前記内側側面と前記外側側面とによって形成される角部からなる針先部と、を有し、
前記ベース部の前記長手方向および前記挿入部の長手方向によって画定される平面上で、前記針先部の前記外側側面側の接線と前記押圧力の方向とによって画定される角度θ1と、前記針先部の前記内側側面側の接線と前記押圧力の方向とによって画定される角度θ2とが、下記条件式を満たし、
前記外側側面の表面粗さが、前記内側側面の表面粗さよりも小さい医療用ステープル。
40°>θ1>θ2>0° - アンビルおよびカートリッジを有する外科用ステープラに使用され、前記カートリッジ内から前記アンビルに向かって押し出されて前記アンビルとの接触によって所定の方向の押圧力が作用する医療用ステープルであって、
一端部と他端部とを有する長尺形状のベース部と、
該ベース部の前記一端部から前記ベース部の長手方向に交差する方向に突出し、少なくとも一部が円弧形状の挿入部と、
を備え、
前記挿入部は、前記他端部側に位置する内側側面と、前記他端部とは反対側に位置する外側側面と、先端において前記内側側面と前記外側側面とによって形成される角部からなる針先部と、を有し、
前記ベース部の前記長手方向および前記挿入部の長手方向によって画定される平面上で、前記針先部の前記外側側面側の接線と前記押圧力の方向とによって画定される角度θ1と、前記針先部の前記内側側面側の接線と前記押圧力の方向とによって画定される角度θ2とが、下記条件式を満たし、
前記挿入部における、前記平面に垂直な方向の軸回りの断面2次モーメントが、前記針先部から前記一端部に連結している根元部に向かって連続的に大きくなる医療用ステープル。
40°>θ1>θ2>0°
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