JP6659568B2 - 特に舵取り機構のハンドルのための加熱冷却装置 - Google Patents

特に舵取り機構のハンドルのための加熱冷却装置 Download PDF

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Description

本教示に従った対象物は、少なくとも1つの環境パラメータに影響を及ぼすためのハンドル及び舵取り機構の加熱冷却装置である。本教示は例えば、車両ドアのハンドル、ステアリングホイール又は操縦桿の加熱、冷却又は通風において使用できる。
車両は現在、乗員に快適を提供する付加的な環境装置を含む。多くのステアリングホイールは、乗員の手を暖かく保つように寒い日にステアリングホイールの全部又は一部を加熱するヒータを含む。暑い日にステアリングホイールを冷却できるようにステアリングホイールに加熱冷却の両方を提供する試みもなされてきた。しかし、利用可能な包装空間が小さいために、ステアリングホイール内に加熱冷却システムを、及び/又は乗員に加熱及び/又は冷却を提供する関連組立品を配置することは難しい。このかなり小さい包装空間のために、車両の車載加熱冷却システムに接続し、ステアリングホイールを通じて調節した流体を流す試みがなされてきた。しかし、車両及びステアリングホイールの温度を独立して制御することは、車両の通風システムとの共通接続のために難しい。与えられた包装空間の中に適合するように構成要素を小型化する別の試みもなされているが、これらのシステムは一般に構成要素が小規模なために低性能に甘んじている。最後に、1個以上の他の舵取り装置に温度調節をもたらすことは、他の装置と比較して舵取り装置の相対移動のため、さらにステアリングホイール内よりも小さい包装空間のために、ますます難しい。ステアリングホイールを冷却するシステムの1例が、ヒートパイプをステアリングホイールに組込むことによってステアリングホイールを冷却する特許文献1に見られ、その教示は全部の目的で参照によって本書に完全に援用される。ステアリングホイールは衝突安全性、安定性、異なる大きさ又は力の手に合う良好な握りといった多くの重要な条件を満たさなければならないので、そのようなシステムを実施することは難しい。ステアリングホイールを調温する試みの他の例は、特許文献2、特許文献3、特許文献4及び特許文献5に見られ、それらの教示は全部の目的で参照によってそのまま本書に明白に援用される。
米国特許第5850741号明細書 米国特許第6007420号明細書 米国特許第6298750号明細書 米国特許第6533184号明細書 米国特許第7908941号明細書
必要とされるのは、可動構成要素に流体を供給する装置である。必要とされるのは、静止構成要素に位置する構成要素及び可動構成要素内に位置する構成要素を有する空気調和装置及び、可動構成要素の移動が流体移動を妨げることなく可動構成要素及び静止構成要素を流体的に接続する装置である。可動構成要素を静止構成要素に流体的に接続して、可動構成要素とともに、及びそれに対して移動する流体管路を排除する装置を有することが好ましいであろう。
こうしたことを背景として、本書で提案する技術的概念は、舵取り装置のハンドルの少なくとも1つの環境パラメータに影響を及ぼすための空気調和装置であって、空気調和装置は、空気の流れを供給するための空気移動装置と、ハンドルの少なくとも一部の内部で空気の流れを分配するためのハンドル分配器と、空気移動装置と分配器との間で空気を誘導するための空気誘導装置とを有しており、空気移動装置は舵取り装置の調整移動に関して静止したままである領域に取付けできるか、又は取付けられ、ハンドル分配器は舵取り装置が調整移動を受けている時に静止領域に関して移動する領域に取付けできるか、又は取付けられ、空気調和装置は空気移動装置及びハンドル分配器が互いに関して移動するのを可能にする接続装置を有する。本教示は空気調和装置(15)を提供し、これは(a)静止構成要素(110)と可動構成要素(2)との間に位置し静止構成要素(110)を可動構成要素(2)と流体的に接続する1個以上の接続装置(30、60、134)と、接続装置は(i)静止部分(62)及び(ii)可動部分(64)を含み、これらがともに流体的に接続されて、静止構成要素(110)から可動構成要素(2)への入口を各々有する1個以上の流路(33、34、37、37’、72)を創成しており、(b)静止構成要素(110)の内部に位置し、1個以上の接続装置によって可動構成要素(2)と流体連通している1個以上のエアムーバとを備えており、1個以上の接続装置の可動部分は、可動構成要素が移動する際に入口の各々が可動構成要素との静止関係を有するように可動構成要素とともに移動する。
本教示はここにおいて、本書の教示のいずれかに従った少なくとも1個の装置を装備したハンドル、車両又は舵取り機構を提供する。
本教示は、少なくとも1つの環境パラメータに影響を及ぼすための装置に関する。把握する区域に影響を及ぼすために装置が設けられた場合、使用者が触れる表面(特にハンドル)は適切に温度調節できる。特にステアリングホイール、ドアハンドル、ステップ、機械の操作ハンドル等がそうである。被接触表面は、温度が伝導によって除去されるように表面の下に流体を循環させることによって、温度が対流によって除去されるように表面の上に流体を循環させることによって、又は両方によって制御してもよい。
装置が加熱、通風又は冷却装置を有するか、又はそのものである場合、要求条件に応じて、ハンドルにおける温度、湿度又は空気組成が調整できる。
加えて、本教示はハンドル、車両又は舵取り装置に関する。これらが上述の装置を備えた場合、これは環境上好ましくない状況下でのその使用能力を改善する。
本教示は可動構成要素に流体を供給する装置を提供する。本教示は、静止構成要素に位置する構成要素及び可動構成要素内に位置する構成要素を有する空気調和装置を提供し、装置は、可動構成要素の移動が流体移動を妨げることなく可動構成要素及び静止構成要素を流体的に接続する。本教示は、可動構成要素を静止構成要素に流体的に接続し、可動構成要素とともに、及びそれに対して移動する流体管路を排除する装置を提供する。
更なる有利な実施形態は付加的なクレーム及び後続する明細書から収集できる。
本教示は特に、舵取り装置2のハンドル5の少なくとも1つの環境パラメータに影響を及ぼすための空気調和装置15に関連しており、空気調和装置15は、空気の流れを供給するための空気移動装置21と、ハンドル5の少なくとも一部内で空気の流れを分配するためのハンドル分配器26と、空気移動装置21と分配器26との間で空気を誘導するための空気誘導装置22とを有する。
ここで本教示は、舵取り装置2の調整移動に関して静止したままである領域に取付けできるか、又は取付けられる空気移動装置21を提供する。ハンドル分配器26は舵取り装置2が調整移動を受けている時に静止領域に関して移動する領域に取付けできるか、又は取付けられ、空気調和装置15は空気移動装置21及びハンドル分配器26が互いに関して移動するのを可能にする接続装置30を備えている。
これにより、かさばる部品をハンドルに組込むことなく、例えばハンドルの回転及び通風が可能になる。可動構成要素(例えば、ハンドル、舵取り装置又は両方)は、エアムーバ、ペルチェ素子、空気調節モジュール又はそれらの組合せを持たない。
接続装置30は舵取り装置2の旋回軸棒3のまわり少なくともおよそ180°、好ましくは少なくともおよそ270°、又はより好ましくは少なくともおよそ360°のハンドル装置26の回転を可能にすることがさらに提案される。それは例えば、少なくとも2個の空気誘導構成要素が互いに対して移動可能なようにするインタフェース40を設けることによって達成できる。その目的で、接続装置30は旋回軸棒3の軸に関して同心に配置された環状コネクタ流路37を有することがさらに提案される。
空気調和装置15は少なくとも2個のインタフェース40、40’を備え、ハンドル分配器26と少なくとも1個のコネクタ装置30との間で少なくとも2つの空気の流れの交換を可能にする2つの空気経路を創成し、少なくとも第1の空気の流れはハンドル分配器26に向けて誘導され、少なくとも第2の空気の流れはハンドル分配器26から離れるように誘導される。これにより排気を使用者に向けて吹きつけることなく効率的な温度調節が可能になる。
空気調和装置15は温度調節装置17に相当する少なくとも1個の熱電素子を有し、少なくとも第1の空気経路が第1の空気の流れを温度調節装置17の第1の側に沿って移動させるために設けられ、少なくとも第2の空気経路が第2の空気の流れを温度調節装置17の第2の側に沿って移動させるために設けられ、第1の側及び第2の側は少なくとも1つの動作モード中に異なる温度を有することが好ましいとしてよい。
これにより温度装置の単純な動作と同時にハンドル分配器内での効率的な分配が可能になる。
少なくとも1個の空気調和装置15を装備したハンドル、車両又は舵取り機構は、安全運転及び小型包装を保証しつつ、良好な温度快適性を提供する。
以下において、本教示の詳細を説明する。これらの実施形態により本教示は理解可能となるはずである。しかしそれらは例示的性格にすぎないものである。当然ながら、独立請求項によって規定される本教示の枠内において、記載された特定の個別又は複数の特徴を除外、変更又は補足することができる。また、異なる実施形態の特徴を互いに組合わせることもできよう。明確なことは本教示の概念がその本質において具体化されるということである。1つの特徴が少なくとも部分的に具体化される場合、それはまたこの特徴が完全に具体化されている、つまり本質的に全部具体化されているということを含む。「本質的に」とは特に、その具体化により所望の特徴が認識可能な程度まで達成できることを意味する。これは特に、対応する特徴が少なくとも50%、90%、95%又は99%達成されることを意味し得る。最小量が示された場合、当然ながら、この最小量を超えるものも使用できる。構成要素の数が少なくとも1又は不定冠詞によって示された場合、これは特に、2、3又はいくつかの他の複数の構成要素による実施形態も含む。1つの目的のために記述されたことは、本質的に同一の他の全部の目的の総体の最大部分にも適用できる。特段に何も示されていない場合、間隔はその両端点を含む。以下において、下記に言及する。
加熱又は冷却される舵取り装置の付いた車両1を部分縦断面で図示する。 図1からの舵取り装置を、取外されたカバーの下の空気分配装置による側面図で図示する。 サイドカバーを完全に取外した図2の舵取り装置の拡大側面図である。 図1〜3の開放ステアリングホイールの上面図である。 図1〜4のステアリングホイールのための気流接続装置に関する分解図の斜視図である。 図5の気流接続装置の拡大断面図である。 異なる角度からの図5及び6の気流接続装置の斜視図である。 別の加熱又は冷却される舵取り装置を部分縦断面で図示する。 図8からの舵取り装置の空気調和装置を斜視図において図示する。 接続装置の分解図を図示する。 図10の接続装置の部分断面図を図示する。
ここで提示する説明及び図解は、本教示、その原理及びその実際の適用を当業者に熟知させるように意図している。当業者は本教示を、特定の使用の要求条件に最も適するように、その多数の形態で適応及び適用してもよい。従って、記載した本教示の特定の実施形態は、本教示の網羅的又は限定的なものとして意図していない。従って、本教示の適用範囲は、上記の記述に関して決定するべきではなく、当該請求項が資格を与える全範囲の等価物とともに、添付クレームに関して決定しなければならない。特許出願書及び公報を含む全部の論文及び参考文献の開示は、全部の目的で参照によって援用される。同じくこれによってこの明細書に参照によって援用される以下のクレームから収集されるように、他の組合せもまた可能である。
本教示は、2014年11月6日付の米国特許仮出願第62/076107号、2014年10月20日付の国際特許出願第PCT/CN2014/074450号及び2014年3月31日出願の国際特許出願第PCT/CN2014/074450号の優先権を主張するものであり、それらの内容は全部の目的で参照によって全体として明白に本書に援用される。本教示は図1の通り特に車両1に関連している。車両は、例えば陸上、水上、鉄道及び空中の車両、特に航空機、船舶及び自動車といった、人及び/又は貨物の輸送のための装置を意味する。
本教示は1個以上の可動構成要素に空気調和をもたらすことに関連している。空気調和は、可動構成要素において、及び/又はそのまわりで、熱の除去、除湿、加熱、乱気流の生成、又はそれらの組合せを生じるべく機能し得る。空気調和は乗員に快適をもたらし得る。空気調和は乗員から空気及び/又は湿気を取除き得る。空気調和は乗員にもたらされ得て、湿った及び/又は熱い空気が乗員から取除かれ得る。空気調和は、対流によって(すなわち乗員接触領域の外側で流体を移動させる)、伝導によって(すなわち乗員接触域の内部で流体を移動させる)、又は両方の組合せによって、加熱及び/又は冷却する。空気調和は、乗員接触場所、可動である1個の装備、又は両方にもたらされ得る。ここで教示する可動構成要素とは、縦に移動可能、回転して移動可能、横に移動可能、又はそれらの組合せである構成要素としてよい。ステアリングホイールは1つの好適な構成要素である。1個以上の可動構成要素は、1個以上の静止構成要素とともに、それに沿って、又はそれに対して移動し得る。1個以上の可動構成要素は、ここに述べた舵取り装置のいずれか、シフトレバー、又は両方としてよい。1個以上の可動構成要素は接続装置と接続しているとしてよい。
1個以上の接続装置は静止構成要素を可動構成要素に接続するべく機能し得る。1個以上の接続装置は、流体が静止構成要素から可動構成要素へ移動可能なようにする一方、流路、流体管路、空気誘導装置、供給管路又はそれらの組合せ(以下、それらの全部を空気誘導装置と呼ぶ)の屈曲、捻転、破断、回転、伸展又はそれらの組合せを防止するべく機能し得る。1個以上の接続装置は、可動構成要素が回転及び/又は移動する間、1個以上の空気誘導装置及び好ましくは複数の空気誘導装置が可動構成要素に対して静止したままにさせるべく機能し得る。接続装置は、空気誘導装置を可動構成要素に対して静止させておく一方、静止構成要素に対する空気誘導装置のいくつかの相対移動を可能にするべく機能し得る。接続装置は、その中に延在し静止構成要素の空気誘導装置を可動構成要素の空気誘導装置と接続する流路を有し得る。接続装置は、いずれの空気誘導装置(例えば管路)がなくても流体が静止構成要素と可動構成要素との間で通過可能なようにし得る。接続装置は流体を受入れる1個以上の室(すなわちコネクタ流路)を有し得る。接続装置は流体が静止構成要素から可動構成要素へ及ぶように1個以上の流体経路を有し得る。接続装置は、空気誘導装置が可動構成要素の移動を直接受けることなく、流体が空気誘導装置間で通過可能なようにする1個以上の密閉された室を提供し得る。1個以上の接続する1個以上の区分壁、1個以上の端壁、又は両方。
1個以上の区分壁は1個以上の流路を分離するべく機能し得る。1個以上の区分壁は1個以上の別個の流路を創成するべく機能し得る。1個以上の区分壁は内部壁であってもよい。1個以上の区分壁はその中に延在する1個以上の貫通穴を含み得る。1個以上の区分壁は、縦に、径方向に、又は両方に延在し得る。1個以上の区分壁は、1個以上の端壁のすぐ近くに位置するか、及び/又はその内部に位置し得る。
1個以上の端壁は接続装置を密閉するべく機能し得る。1個以上の端壁は1個以上の空気誘導装置に接続するべく機能し得る。1個以上の端壁は流路の端を創成するべく機能し得る。1個以上の端壁は外部壁であってもよい。1個以上の端壁は、静止部分、可動部分又は両方の一部であってもよい。接続装置は、その間で1個以上のコネクタ流路を形成する1個以上の可動部分及び1個以上の静止部分を含み得る。
1個以上の可動部分は可動構成要素とともに移動するべく機能し得る。1個以上の可動部分は、静止部分、静止構成要素又は両方に対して移動するべく機能し得る。1個以上の可動部分は、可動構成要素に位置する1個以上の空気誘導装置と静止接続を形成するべく機能し得る。1個以上の可動部分は流体移動を失うことなく回転移動、縦移動、横移動又はそれらの組合せを可能にし得る。1個以上の可動部分は、静止部分に接触する、1個以上の軸受に接触する、1個以上のシールに接触する、軸受面を形成する、又はそれらの組合せである1個以上の表面を有し得る。1個以上の可動部分は静止部分をシールし得るか、静止部分によってシールされ得るか、又は両方の組合せである。1個以上の可動部分は、室及び/又は流路(例えば、ここで述べた通り、流路による供給流路及び/又はコネクタ流路)を取り囲む1個以上の表面を形成し得る。1個以上の可動部分は一般に円筒形、方形、矩形、丸形、円形、トロイド形状又はそれらの組合せとし得る。1個以上の可動部分は静止部分に沿って縦に摺動でき、1個以上の流路が静止部分と可動部分との間に延在し得る。1個以上の流路は静止部分の中心位置にあるとしてよく、可動部分は常に1個以上の流路と流体連通しているように移動し得る。1個以上の可動部分は静止部分の外側のまわりに完全に又は部分的に延在し得る。1個以上の可動部分は流路(例えば供給流路、コレクタ流路、コネクタ流路又はそれらの組合せ)の全部又は一部分を創成し得る。1個以上の可動部分は静止部分の中まで延在し得る。1個以上の可動部分はシールを形成するために静止部分の一部分を受入れ得る。1個以上の可動部分は1個以上のシール(例えばガスケット、ゴム片、Oリング又はそれらの組合せ)によって分離され得る。1個以上の可動部分は1個以上の空気入口、1個以上の空気出口又は両方を含み得る。1個以上の可動部分は2個以上、3個以上、4個以上の空気入口を含み得る。1個以上の可動部分は2個以上、3個以上又は4個以上の空気出口を含み得る。1個以上の可動部分は複数の空気入口、複数の空気出口又は両方を含み得る。空気入口、空気出口又は両方とも空気誘導装置に接続され得る。空気入口、空気出口又は両方とも接続装置の供給流路と連通しているとしてよい。供給流路は可動部分と静止部分との間で流体連通しているとしてよい。供給流路はほぼ第1の端からほぼ第2の端まで延在し得る。供給流路は可動部分、静止部分又は両方の長さのおよそ半分に延在し得る。供給流路は、可動部分の第1の側から第2の側に、又は第1の半部分から第2の半部分に延在する貫通流路としてよい。貫通流路は、区分壁、静止部分の一部分又は両方を貫いて延在し得る。供給流路は可動部分、静止部分又は両方のほぼ全長に延在し得る。1個以上の可動部分は1個以上の静止部分のまわりに延在するとしてよく、その逆も同様である。
1個以上の静止部分は、操縦棒及び/又は舵取り装置に接続し静止構成要素に対する操縦棒及び/又は舵取り装置の移動を可能にするべく機能し得る。1個以上の静止部分は、静止構成要素、可動構成要素又は両方から延在する1個以上の空気誘導装置に接続するべく機能し得る。1個以上の静止部分は舵取り装置のシャフトに接続するシャフト開口を含み得る。1個以上の静止部分は供給流路、コネクタ流路又は両方の一部分を創成するべく機能し得る。1個以上の静止部分は縦流路、横流路、径方向流路又はそれらの組合せを創成し得る。静止部分は1個以上の流路(例えば供給流路及びコレクタ流路)を含み得る。静止部分は静止構成要素及び可動構成要素に接続され、且つ/又は部分は静止部分に関して移動し得る。静止部分は静止部分内で移動する可動構成要素を有し得る。静止部分は1個以上の空気誘導装置との固定接続を形成し得る。静止部分は、流体を入れる、流体を出す、又は両方である空気誘導装置と接続し得る。静止部分は一連の同心流路を有し得る。静止部分は円形、概ねL字形、方形、矩形又はそれらの組合せである流路を有し得る。静止部分は可動構成要素の軸と平行に延在する流路を有し得る。静止部分は可動構成要素の軸のまわりで外方に拡張する流路を有し得る。1個以上の静止部分は、静止部分の第1の側から静止部分の第2の側へ延在する1個以上の貫通流路を有し得る。例えば、静止部分は第1の半部分から仕切りを貫き第2の半部分へ延在する貫通流路を含み得る。静止部分及び可動部分は、1個以上のシール、1個以上の軸受、1個以上のガスケット、1個以上のOリング又はそれらの組合せによって分離され得る。静止部分及び可動部分はともに接続されて供給部、受器部又は両方を創成し得る。
1個以上の供給部は舵取り装置に向けて空気を移動させるべく機能し得る。1個以上の供給部は、静止したままであるか、流体を可動構成要素と静止構成要素との間で移動させるか、又は両方であるとしてよい。1個以上の供給部は、空気誘導装置内に配置されることなく空気が構成要素の中を移動するのを可能にし得る。1個以上の供給部は空気をエアムーバから乗員接触域、乗員接触域のすぐ近くの場所、又は両方に誘導し得る。1個以上の供給部は空気を供給し、空気を舵取り装置に向けて誘導し得る。1個以上の供給部は、静止部分、可動部分又は両方の一部としてよい。好ましくは、供給部は静止部分の一部である。供給部は受器部の中まで延在し、静止部分と可動部分との接続を形成し得る。1個以上の供給部は1個以上の受器部のすぐ近く、及び/又はその反対側に位置し得る。好ましくは、1個以上の供給部は1個以上の供給部から流体的に別個である。
1個以上の受器部は、空気を浪費し、空気をエアムーバに再循環し、舵取り装置から空気を除去し、又はそれらの組合せをするべく機能し得る。1個以上の受器部は、空気を乗員接触域から離れるように誘導する接続装置の流路に接続され得る。1個以上の受器部は、空気及び/又は流体がエアムーバに向けて戻されるように戻り回路を接続装置に接続し得る。1個以上の受器部は可動部分、静止部分又は両方の一部分としてよく、それは供給部の一部分を受入れる。好ましくは、受器部は可動部分の一部であり、静止部分の一部分を受入れる。受器部は接続装置が形成されるように供給部を受入れ得る。受器部は供給流路、供給流路の一部分又は両方を含み得る。
1個以上の供給流路はエアムーバから接続装置を通じて空気を供給するべく機能し得る。1個以上の供給経路は接続装置を通る流体経路としてよい。1個以上の供給流路はいずれの管路、チューブ、ホース又はそれらの組合せも持たないとしてよい。1個以上の供給流路は管路、チューブ、ホース又はそれらの組合せに代替し得る。1個以上の供給流路はエアムーバから乗員接触域に向けて延在し得る。1個以上の供給流路は、エアムーバから乗員接触域に向けて、接続装置から乗員接触域に向けて、又は両方で延在する空気誘導装置に接続され得る。1個以上の供給流路は静止部分、可動部分又は両方の内部に完全に密閉された一部分を有し得る。1個以上の供給流路は、静止部分、可動部分又は両方の間で形成される一部分を有し得る。1個以上の供給流路は、静止部分と可動部分との間で形成された一部分、静止部分において完全に形成された一部分、可動部分の内部で完全に形成された一部分、又はそれらの組合せを有し得る。好ましくは、接続装置は複数の供給流路を含む。接続装置は1個以上のコレクタ流路を含み得る。
1個以上のコレクタ流路は接続装置の内部に流体圧力を創出するべく機能し得る。1個以上のコレクタ流路は、舵取り装置への、舵取り装置から離れる、又は両方の流体の移動を可能にするべく機能し得る。1個以上のコレクタ流路は、ホース、チューブ、管路又はそれらの組合せを要さずに空気を移動可能なようにし得る。1個以上のコレクタ流路は、空気が舵取り装置、乗員接触域又は両方から離れるように移動可能なようにする流路としてよい。1個以上のコレクタ流路は接続装置内の流路の半分であるとしてよい。1個以上のコレクタ経路は静止部分、可動部分又は両方に位置する一部分とし得る。接続装置は複数のコレクタ流路を含み得る。コレクタ流路は受器部、供給部又は両方の一部であるとしてよい。コレクタ流路は供給流路と組合わせて完全な流路を創成し得る。好ましくは、供給流路及びコレクタ流路は別個である。より好ましくは、供給流路は空気入口に接続して空気を供給し、コレクタ流路は空気出口に接続して空気を取除く。
1個以上の空気出口は、接続装置から舵取り装置に向けて、乗員接触域に向けて、乗員接触域から離れるように、舵取り装置から離れるように、又はそれらの組合せで空気を誘導するべく機能し得る。1個以上の空気出口は静止部分、可動部分又は両方に位置し得る。1個以上の空気出口は静止部分に位置し可動部分に対して移動し得るか、又はその逆も同様である。1個以上の空気出口は、空気を接続装置から離れるように移動させるか、空気を接続装置に受入れるか、又は両方であるとしてよい。1個以上の空気出口は空気を接続装置から舵取り装置に、乗員接触域に、又は両方に供給し得る。1個以上の空気出口は空気を接続装置から浪費領域、エアムーバ又は両方に供給し得る。1個以上の空気出口は各々1個のコネクタ流路に接続され得る。
1個以上のコネクタ経路は接続装置内に位置する流路であるとしてよい。1個以上のコネクタ流路は空気を静止構成要素から可動構成要素に供給するべく機能し得る。1個以上のコネクタ流路は供給流路、コレクタ流路又は両方を含み得る、且つ/又はそれらである。1個以上のコネクタ経路は環状、L字形、方形、直線状、斜め、弧状又はそれらの組合せである。1個以上のコネクタ流路は方形、矩形、三角形、幅の狭い、又はそれらの組合せである断面を有し得る。1個以上のコネクタ流路は、空気が静止構成要素と可動構成要素との間で流れるようにその間に延在し得る。1個以上のコネクタ流路はエアムーバから乗員接触域に向けての気流を有するとしてよく、又はその逆も同様である。
インタフェースは接続装置の2部分間の接合部であるべく機能し得る。インタフェースは接続装置の2個以上の部分間の接続領域であるべく機能し得る。インタフェースは接続装置の可動部分と静止部分との間の接続領域に接続するか、且つ/又は接続領域であるべく機能し得る。インタフェースは、接続装置の2個以上の部分(例えば可動部分及び静止部分)の間で結合部を形成するべく機能し得る。インタフェースは2個以上の部分間の接触場所であるとしてよい。インタフェースは部分間の接触場所、シール又は両方であるとしてよい。インタフェースは、密閉された接続装置が形成されるように接続装置の2個以上の部分間の接続部を形成し得る。インタフェースは接点、接触線又は両方であるとしてよい。インタフェースは、接続装置の端に、接続装置の中央に、接続装置の周辺部に、接続装置の複数の周辺部に、又はそれらの組合せにあるとしてよい。例えば、接続装置は複数の流路を含んでもよく、インタフェースは、複数の流路が互いに流体的に別個であるようにシールを創成し得る。インタフェースは、空気誘導装置のすぐ近くに位置し得るか、空気誘導装置からの流体が漏れないようにシールを形成し得るか、又は両方である。
1個以上の空気誘導装置は静止構成要素から可動構成要素への空気経路を付与するべく機能し得る。1個以上の空気誘導装置は、静止構成要素を接続装置に接続するか、接続装置から可動構成要素に接続するか、又は両方であるべく機能し得る。1個以上の空気誘導装置はチューブ、ホース、管路又はそれらの組合せであるとしてよい。1個以上の空気誘導装置は場所間で流体を輸送する任意のパイプであるとしてよい。1個以上の空気誘導装置は剛性、半剛性、好ましくは柔軟、又はそれらの組合せとし得る。1個以上の空気誘導装置は、ゴム、エラスティック、強化繊維、金属製、強化金属製、強化ナイロン、ステンレス鋼、又はそれらの組合せとし得る。1個以上の空気誘導装置は、それらが内部に位置するか、接続されているか、又は両方である構成要素に対して静止したままであるとしてよい。1個以上の空気誘導装置はエアムーバから問題の場所へ、問題の場所からエアムーバへ、又は両方で空気を誘導し得る。
本教示はさらに、図2の通り自動車のステアリングホイール、航空機の操縦桿又はモータサイクルのドラッグリンクといった舵取り装置2に関連している。
好ましくは、少なくとも1個の制御機構は旋回軸棒3を有する。旋回軸棒は、舵取り機構が移動して舵取り信号を生成する基準点又は基準軸を意味する。実例は、モータサイクルステアリングバーのいわゆるフロントエンド又は、ステアリングホイールのステアリングホイールカップ、多次元操作操縦桿のセンタリング点又は、スライド制御といった非回転操作ステアリングシステムによるいずれかの他の基準点である。
好ましくは、少なくとも1個の舵取り機構は少なくとも1個のハンドル5を有する。ハンドルは、特に、舵取り装置の手動調整、ドアの手動調整のための、又はモータの操作のための、把握し調整力を印加するための装置を意味する。実例は、モータサイクルのステアリングハンドル又はステアリングホイールのステアリングホイールリングである。これに特に適しているのは、握り、棒又は、例えば木、プラスチック若しくは金属でできた環状又は弧状の丸形異形材である。
さらに、本教示は空気調和装置15にも関連している。空気調和装置は、例えば暖房、通風、加湿又は除湿及び/又は冷房のために、少なくとも1つの環境パラメータに関して被作用領域に影響を及ぼすのに適している物体を意味する。
好ましくは、少なくとも1個の空気調和装置15は少なくとも1個の温度調節装置17を有する。温度調節装置は、加熱、冷却又は通風装置といった、特に温度を上げる、維持する、又は下げるために暖めるべき使用者又は物体の意図的な温度調節の働きをする装置を意味する。
さらに、本教示は加熱装置16に関連しており、それは好ましくは温度調節装置17又はその構成部分になる。加熱装置は、その環境の特定的な加熱のために熱エネルギーを供給し、そのエネルギーを対流式、伝導式及び/又は熱放射によってその環境に放出する装置を意味する。実例は、少なくとも1個の電気抵抗ヒータ、ヒートポンプ、放熱器又はヒーティングスパイラルによる装置であり、これらの構成要素の、また異なる形式のものによる多重品もおそらく存在する。ハンドル表面を加熱するために平面発熱体16bをジャケットに設け、さらに、舵取り装置2に誘導された気流を加熱するためにペルチェ素子16a又はPTC加熱モジュールを気流中に設ければ、それは好適である。
好ましくは、少なくとも1個の加熱装置16は、ハンドルの直接又は間接加熱のために少なくとも1個の加熱抵抗器を有する。加熱抵抗器は、電流が通過する時に電気エネルギーを熱エネルギーに変換するオーム抵抗又は他のいずれかの電気構成部品を意味する。実例は、複数の炭素繊維製加熱区画、気流中に接続されたPTC加熱モジュール、導電性プラスチック製の層、アルミニウム製のものといった金属箔又は、特にハンドルの表面の把握域における金属ストランド製の個別の大面積加熱区画である。
好ましくは、少なくとも1個の温度調節装置は、特にインソレーションによる過剰熱エネルギーの除去のために少なくとも1個の冷却装置19を有する。冷却装置とは、ペルチェ素子、熱伝導パイプ又は、ファンのような通風装置といった、冷却すべき表面又は冷却すべき物体の温度を下げる装置を意味する。温度調節区域からある距離をおいた位置により、例えば舵取り機構の旋回軸棒の特にすぐ近く又はそこでのファンのすぐ後の流れの方向で、単純な組立及び縮小構造空間が促進される。 一体型ペルチェモジュール付きファンはファン及び冷却装置のモジュール式組合せに好適である。
好ましくは、少なくとも1個の加熱又は冷却装置は少なくとも1個の通風装置20を有する。通風装置とは特定の二次元又は三次元領域の空気組成又は気流の意図的な変更に使用できる装置を意味する。
好ましくは、少なくとも1個の通風装置は少なくとも1個の空気移動装置21を有する。空気移動装置とは空気の移動のための装置を意味する。実例は、ファン、特にラジアルファン又は車載空気調和機である。
好ましくは、少なくとも1個の通風装置又は空気調和装置は少なくとも1個の空気誘導装置22を有する。空気誘導とは、空気調和すべき区域と空気供給装置との間の、又は通風すべき区域に沿った少なくとも1つの方向で空気を誘導できる装置を意味する。
好ましくは、少なくとも1個の通風装置はハンドルの通風又は背部通風のための少なくとも1個のハンドル分配器26を呈する。ハンドル分配器とは、例えば1個以上の付属品又は通風口を互いに接続する管又は隙間によって、ハンドルの内部で又はそれに沿って空気を収集、分配及び/又は誘導するための装置を意味する。
好ましくは、空気誘導装置22は、通風装置20及びハンドル分配器26を移動可能に接続する少なくとも1個の接続装置30を有する。接続装置30は好ましくは円板状の形をしている。好ましくはその中心軸は旋回軸棒3と同一である。好ましくは空気誘導装置22は旋回軸棒3に対し垂直な平原に配置される。
接続装置30は少なくとも2個の別個の部分31’及び32’を有し、それらの少なくとも一方は他方に対して摺動又は旋回によって移動可能である。一方の部分31’は空気を供給し、他方の部分32’は空気を受入れる。どちらが供給しどちらが受入れるかは通過する気流の方向に依存する。それゆえ、気流が反対方向に切り替わった場合、部分もまたそれぞれ反対の機能を有する。
好ましくは、接続装置30は、通常、部分31’の一方に対応する空気を供給するための供給部31及び通常、少なくとも第2の部分32’に対応する空気を受入れるための受器部32を有する。それらの部分の少なくとも一方は、著しい空気の損失を伴わず、他方の部分に対して移動可能である。それにより、部分間の相対移動が可能であると同時に、供給部31の本質的に全部の供給された空気が受器部32に移される。
両部分31’及び32’はその間で空気を交換するために少なくとも1個の共同インタフェース40を共有する。その目的で、部分31’及び32’は共同インタフェース40に沿って互いに向いて少なくとも部分的に開放している。そのインタフェース40を旋回軸棒3と同心の円筒周面に沿って少なくとも部分的に配置すれば、当該開口によって旋回軸棒3の軸に対しほぼ垂直な一方の部分31’、32’から他方への空気の移動が可能になる。
そのインタフェース40を図5〜7の通り旋回軸棒3の軸に垂直な平面に沿って少なくとも部分的に配置すれば、当該開口により、ほぼ旋回軸棒3の軸に沿った方向を有する空気の流れによって一方の部分31’、32’から他方への空気の移動が可能になる。特にこの場合、好ましくは両部分はその接続の締まりを高めるために互いに噛合する。これは例えば、組立中に旋回軸棒3の軸に沿った移動によって互いに挿入し合うことによって達成できる。
好ましくは、少なくとも1個の供給部31は、相対移動の経路の少なくとも一部に沿って空気を供給するために少なくとも1個の供給流路33を有する。それは好ましくは矩形又は台形の断面及び一方の開放側を備えた円形流路である。
好ましくは、少なくとも1個の受器部32は、相対移動の経路の少なくとも一部に沿って空気を収集するために少なくとも1個のコレクタ流路34を有する。その断面の少なくとも一部は供給流路33の断面の少なくとも一部に対応する。それは好ましくは矩形又は台形の断面及び、供給流路33の開放側に向いている一方の開放側を備えた円形流路である。
好ましくは、供給部31及び/又は供給流路33は、例えば1個以上の開口によって代表される空気出口35を有する。それは例えば円形、矩形又は細長い形態としてよい。好ましくはそれは環状であって、その中心は舵取り装置2の旋回軸棒3に配置されている。
好ましくは、受器部32及び/又はコレクタ流路34は、例えば1個以上の開口によって代表される空気入口36を有する。受器部32及び/又はコレクタ流路34は例えば円形、矩形又は細長い形態としてよい。好ましくは受器部32及び/又はコレクタ流路34は環状であって、その中心は舵取り装置2の旋回軸棒3に配置されている。
好ましい実施形態において、供給部31の供給流路33及び受器部32のコレクタ流路34は共通コネクタ流路37の少なくとも一部である。両部分とも互いに対して摺動可能又は旋回移動可能でありながら、協働して誘導空気を共通接続流路内に保持し、空気を両部分間の境界から逃がさない。
部分31及び32間の円滑な相対移動を可能にするために、供給部31の少なくとも1個の境界壁と受器部32の少なくとも1個の境界壁との間に少なくとも1個の転動要素38が配置される。好ましくは多数の転動要素38が、共通接続流路37の共同境界壁に沿って、好ましくはその側面の両方に、従って旋回軸棒3に対して内側及び外側に配置される。
転動要素38は好ましくは球状、円筒形又は円錐形の形態をしている。空間を節約するために円筒形の転動要素が好ましい。しかし、移動を可能にする軸受面をシールが付与してもよい。
転動要素間の空気の交換を防ぐために、好ましくは接続装置30は、例えばシール又はガスケットといった1個以上の密封装置39を備える。そうした密封装置39は好ましくは、転動要素(例えば軸受)の配列に沿って、又はそれに平行に配置される。
好ましくは、ラジアル通風装置が空気移動装置21として使用される。ラジアル通風装置は、舵取り装置2の調整移動に関して静止している区域に取付けられる。空気移動装置21の放出側に温度調節装置17が設けられる。ラジアル通風装置はまた、空気誘導装置22内に設けるか、それに取付けるか、又はさらに空気移動装置21と接続された空気経路に沿って取付けることもできよう。その温度調節装置17は、空気移動装置21の空気の流れを加熱するために取付けられる例えば正温度係数(PTC)ヒータといった第1の熱抵抗器とすることもできよう。
好ましくは温度調節装置は、放出空気を選択的に加熱又は冷却する熱電素子16aである。
好ましくは空気移動装置21は、熱電素子16aの片側に接続されて空気の流れに加熱又は冷却エネルギーを供給する。
好ましくは温度調節装置17は、2個以上のチューブ又は流路及び1個以上の接続装置30によって接続される。これにより多数の空気の流れが生成され、温度調節装置17と1個以上の接続装置30との間の1個以上の空気誘導装置22として働く。
好ましくは1個以上の空気誘導装置22は、1個以上の分配器部31及び/又は供給流路33又は1個以上の接続装置30と接続されている。空気誘導装置22内の空気の流れは供給流路33内の方向に対し垂直である。
同じ供給流路33と接続された2個以上の空気誘導装置が存在する場合、それらの接続点は好ましくは互いに分離されて供給流路33内での均一な空気分配を高める。その供給流路が環状形態をしている場合、接続点は好ましくは互いに大角度で分離され、それは本質的におよそ360°割る接続点の数又は接続された空気誘導装置22の数に対応する。従って本実施例では、2個の接続点は概ね互いにおよそ180°分離される。
本実施例での供給部31の供給流路33は、受器部32のコレクタ流路34も創成している。従ってこの区域では、結果として生じる空気の流れは、共通コネクタ流路37に相当する環状中空室を形成する。それは旋回軸棒3の軸に沿った空気移動だけでなく旋回軸棒3のまわりでの空気移動を可能にする。
受器部32及び/又はコレクタ流路34は好ましくは、舵取り装置2及び/又はハンドル5内のハンドル分配器26とともに更なる空気誘導装置22’、22”’に相当する1個以上のチューブによって接続される。
ハンドル5内での均一な空気の分配を可能にするために、空気の流れは多数の空気誘導装置22’によって分割され得る。好ましくはそれらの数は、空気移動装置21と接続装置30との間の空気誘導装置22の数と同じであるか、又はそれよりもいっそう多い。好ましくはそれらの数は、ハンドル5に沿った複数の方向での空気の分配を可能にするために2倍多い。
好ましくは空気調和装置15は複数の接続装置30を備える。好ましくは、空気調和装置15及び/又は接続装置30は追加的又は代替的に複数の供給部31及び/又は受器部32を備えることもできよう。これにより結果として生じる空気の供給量を複数の並行な空気の流れによって増やすことが可能である。
場合によっては、特に反対方向で、同時に2つ以上の空気の流れを可能にする手段を空気調和装置15及び/又は接続装置30に備えることも有利である。その場合、1つの空気の流れは空気移動装置21からハンドル5に向けて誘導し、ハンドル分配器26内で分配することができよう。同時に、後方流れはハンドル分配器26から並列の第2のコネクタ装置、第2のインタフェース40’又は第2のコネクタ流路37’へ向けて誘導できる。そこから空気の流れは更なる誘導装置22”’によって熱電素子16aの第2の側に向けて誘導できよう。このようにしてそれは、熱電素子16aから不要な排熱又は排冷気を取除く排出空気流れとして機能することができよう。その放出は、例えば放出チューブによって、それが妨げにならない場所、例えばキャビンの足部領域又は車両1の外部で行うことができよう。
図8は、本教示に従った別の空気調和装置102を有する舵取り装置100を図示している。舵取り装置100はステアリングコラム110及びステアリングホイール112を含む。ステアリングコラム110はステアリングシャフト114を含む。ステアリングホイール112はステアリングシャフト114で回転するべく従来の方法で固定されている。ステアリングホイール112は、中心ハブ120、スポーク122及び、スポーク122によって中心ハブ120と接続されたグリップピース又はリム124を含む。スポーク122の数は異なり得る。現在の目的では2本のスポーク122が示されている。リム124は車両運転者の手によって握持され舵取り装置100を操作するために使用される。
空気調和装置102は、空気調節モジュール130、空気分配モジュール132及び接続装置134を含む。空気調節モジュール130はステアリングコラム110に固定されその中に収容されている。空気分配モジュール132はステアリングホイール112に固定されている。接続装置134はステアリングシャフト114に固定され、空気調節モジュール130及び空気分配モジュール134を流体的に接続する。
空気調節モジュール130は調節した空気を空気分配モジュール132に供給する。空気調節モジュール130は通風装置140、温度調節装置142及び空気誘導装置144を含む。通風装置140は、入口を通じて空気を吸込み、温度調節装置142及び空気誘導装置144を通じて空気を図9の矢線で示す通り強制排出する。温度調節装置142は空気を所望の温度に加熱又は冷却する。例証のために、図示の温度調節装置142は、図8〜9の矢線で示す通り廃ガスを排出するペルチェ素子を含む。空気誘導装置144は空気を接続装置134の入口に分配する。空気誘導装置144はステアリングコラム110と一体化されたチューブ又は他の構造によって形成される流路を含む。例証のために、空気誘導装置144は4本のチューブを含む。流路又はチューブの数は、調節した空気が要求される場所の数及び接続装置134のバルブ構成に基づいて異なり得る。例えば、1、2、3、4又はそれ以上の流路又はチューブが存在し得る。空気調節モジュール130は、舵取り装置2の1以上の特徴、具体的には上述した空気調和装置15、温度調節装置17及び通風装置20を組込んでいるとしてよい。従って、簡潔のために空気調節モジュール130についてはさらに詳述しない。
空気分配モジュール132は、空気調節モジュール130から調節した空気を受取り、運転者の手が運転中に位置し得るリム124の部分に空気を誘導する。具体的には、空気分配モジュール132は調節した空気を手の露出した掌、指又は他の部位に誘導し得る。空気分配モジュール132は空気誘導装置150、通気穴152およびそらせ板モジュール154を含む。空気誘導装置150は接続装置134の1個以上の出口から調節した空気を受取り、調節した空気を通気穴152の入口に供給する。空気誘導装置150は、ステアリングホイール112と一体化されたチューブ又は他の構造によって形成される流路を含む。例証のために、空気誘導装置150は4本のチューブを含み、うち2本のチューブが図9で最善に見られる通り通気穴152の各々を接続装置134に接続する。流路又はチューブの数は、スポーク122、通気穴152の数、空気誘導装置144の流路又はチューブの数及び接続装置134のバルブ構成に基づいて異なり得る。例えば、空気誘導装置150の流路又はチューブの数は空気誘導装置144の流路又はチューブの数よりも少なくても、多くても、それと等しくてもよい。
通気穴152は、そらせ板モジュール154と協働してリム124に調節した空気を誘導する。通気穴152の1個以上は、そらせ板モジュール154を介して中心ハブ120及び/又はスポーク122に直接又は間接に固定できる。例証のために、それぞれのスポーク122に隣接してそらせ板モジュール154に固定された2個の通気穴152が示されている。通気穴152は図9の矢線で示す通り1以上の方向でそらせ板モジュール154に向けて空気を送り出す。
そらせ板モジュール154は、通気穴152からの調節した空気を図8の矢線で示す通り1以上の所要の方向にそらす。そらせ板モジュール154は中心ハブ120及び/又はスポーク122に固定されているが離間して隙間を創成し、その隙間を通じて調節した空気をそらすとしてよい。図8に示した好ましい実施例において、そらせ板モジュール154は各スポーク122に固定された別個のt字形そらせ板160を含む。そらせ板160は各々、調節した空気を誘導するスペーサフィン162を含む。
図10は、静止部分62及び可動部分64を有する接続装置60を図示している。可動部分64は円筒形であり、空気誘導装置(図示せず)に接続された複数の入口66及び複数の出口68を含む。可動部分64は静止部分62の上に延在しそれを収容する。図示した静止部分62は、一対の出口68と交互配列にある一対の入口66を含む。入口66及び出口68の流れ経路は区分壁76及び可動部分64によって分離されている。区分壁76は静止部分62を二分している。区分壁76及び端壁78は各々、接続装置60内に流路が形成されるように可動壁64と連通しているシール70を含む。入口66は、端壁78及び区分壁76を貫いて延在する貫通流路72を含み、それにより入口66は静止部分62の第1の半部分から静止部分62の第2の半部分まで及んでいる。出口68は入口66と同様、反対端の端壁78を貫いて延在し、区分壁76を貫通するのを妨げられ、それにより2個の別個の空気区画が創成される。しかし接続装置60は、出口68又は、空気が乗員接触領域(図示せず)から戻るための戻り経路がなくてもよい。
図11は、接続装置60を通る空気の種々の流れ経路を示す部分断面図を図示している。可動部分64は、シール70が可動部分64と接触し流路が形成されるように静止部分62の上に延在する。出口68は、可動構成要素(図示せず)から離れるように端壁78を貫いて延在し、可動部分64の出口68を通じて接続装置60から外へ誘導される。可動部分64における出口68は、シール70によって可動部分64にシールされた区分壁76のすぐ近くに位置する。接続装置60は、貫通流路72に接続された可動部分64の空気入口66を含み、それにより空気は端壁78を通って接続装置60から外へ誘導される。貫通流路72は静止部分62の区分壁76を貫通し、入口流の流れ及び出口流の流れを別個の関係に維持する。
1 車両
2 舵取り装置
3 旋回軸棒
5 ハンドル
15 空気調和装置
16 加熱装置
16a 熱電素子
16b 平面発熱体
17 温度調節装置
18 加熱抵抗器
20 通風装置
22、22’、22”’ 空気誘導装置
26 ハンドル分配器
30 接続装置
31 供給部
31’ (接続装置の)一部
32 受器部
32’ (接続装置の)一部
33 供給流路
34 コレクタ流路
35 空気出口
36 空気入口
37、37’ コネクタ流路
38 転動要素
39 密封装置
40、40’ インタフェース
60 接続装置
62 静止部分
64 可動部分
66 入口
68 出口
70 シール
72 貫通流路
74 シャフト開口
76 区分壁
78 端壁
100 舵取り装置
102 空気調和装置
110 ステアリングコラム
112 ステアリングホイール
114 ステアリングシャフト
120 中心ハブ
122 スポーク
124 リム
130 空気調節モジュール
132 分配モジュール
134 接続装置
140 通風装置
142 温度調節装置
144 空気誘導装置
150 空気誘導
152 通気穴
154 そらせ板モジュール
160 そらせ板
162 スペーサフィン

Claims (5)

  1. (a)ステアリングコラム(110)および前記ステアリングコラム(110)に回転可能に接続されたステアリングホイール(112)を含む舵取り装置(100)における該ステアリングコラム(110)に取付けられていて、調節した空気を供給するように構成された、空気調節モジュール(130)と、
    (b)前記ステアリングホイール(112)に取付けられていて、前記空気調節モジュール(130)によって提供された前記調節した空気を前記ステアリングホイール(112)の内部で分配するように構成された、空気分配モジュール(132)と、
    (c)前記空気調節モジュール(130)に取り付けられていて、前記空気調節モジュール(130)と前記空気分配モジュール(132)との間で前記調節した空気を誘導するように構成された空気誘導装置(144)と、
    (d)前記空気調節モジュール(130)および前記空気分配モジュール(132)が互いに関して移動するのを可能にするとともに前記ステアリングコラム(110)を前記ステアリングホイール(112)と流体的に接続するように構成されていて、該ステアリングコラム(110)と該ステアリングホイール(112)との間に位置している、1個以上の接続装置(60)と、
    を備えた、前記舵取り装置(100)の前記ステアリングホイール(112)の少なくとも1つの環境パラメータに影響を及ぼすための空気調和装置(102)であって、
    (イ)前記接続装置(60)が、
    (i)静止部分(62)と、
    (ii)前記静止部分(62)の上に延在され、該静止部分(62)を収容し、該静止部分(62)と流体的に接続され、かつ、その中心軸の周りに回転対称とされた本体を有する、回転して移動可能な可動部分(64)と、を含み、
    (ロ)前記静止部分(62)には、該静止部分(62)の端壁(78)を貫いてそれぞれ延在された入口(66)と出口(68)とが設けられているとともに、前記可動部分(64)には、前記静止部分(62)の前記入口(66)と流体連通されかつ前記空気誘導装置(144)と接続された入口(66)と、前記静止部分(62)の前記出口(68)に流体連通されかつ前記空気誘導装置(144)と接続された出口(68)とが設けられ、
    (ハ)前記静止部分(62)には、該静止部分(62)および前記可動部分(64)の前記入口(66)および前記出口(68)の流れ経路が区分壁(76)と前記可動部分(64)とによって分離されるように、該区分壁(76)が設けられ、
    (ニ)前記空気調節モジュール(130)が、前記ステアリングコラム(110)の内部に位置し、前記接続装置(60)によって前記ステアリングホイール(112)と流体連通され、そして、
    (ホ)前記接続装置(60)の前記可動部分(64)が、前記ステアリングホイール(112)が移動する際に前記入口(66)の各々が前記舵取り装置(100)との静止関係を有するように、前記ステアリングホイール(112)とともに移動するように構成されている
    ことを特徴とする、空気調和装置(102)。
  2. 温度調節装置(142)の少なくとも一部に相当する少なくとも1個の熱電素子をさらに備えており、
    少なくとも第1の空気経路が、前記熱電素子の第1の側に沿って第1の空気流れを移動させるために設けられており、
    少なくとも第2の空気経路が、前記熱電素子の第2の側に沿って第2の空気流れを移動させるために設けられており、かつ、
    前記第1の側および前記第2の側が、少なくとも1つの動作モード中に異なる温度を有することを特徴とする、請求項1に記載の空気調和装置(102)。
  3. 前記静止部分(62)が、前記区分壁(76)によって分離された2個の別個の半部分を含む、請求項1または2に記載の空気調和装置(102)
  4. 1個以上のシールが前記静止部分(62)と前記可動部分(64)との間に位置しており、前記1個以上のシールが、流体バリアを形成し、前記静止部分(62)に関して移動する前記可動部分(64)の軸受面を創成する、請求項1に記載の空気調和装置(102)
  5. 請求項1ないし4のいずれか1項に記載の少なくとも1個の空気調和装置(102)を装備した車両(1)
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