JP6658700B2 - センサ部品、センサ、及びセンサの製造方法 - Google Patents
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Description
本発明のセンサは、前記センサ部品と、前記センサ部品を樹脂封止する外装部と、を備え、前記メルト部が溶けて前記外装部に密着しているものである。
本発明のセンサ部品は、前記メルト部が、前記ホルダ部の外面のうち隣接する前記接続部の間を仕切る位置に設けられているものとしてもよい。このような構成によれば、ホルダ部の外面のうち隣接する接続部の間の位置でメルト部が外装部に密着するから、電線の導体を伝ってホルダ部に至った水分が隣接する接続部に行き渡って短絡させることを防ぐことができる。
以下、本発明を具体化した一実施例について、図1〜図11を参照しつつ詳細に説明する。
本実施例におけるセンサは、車両に取り付けられる車両用センサであり、なかでも車輪速の測定に使用される車輪速センサSである。車輪速センサSは、図2に示すように、車両の車輪と一体的に回転するロータRに対向して車両の被固定部Bに固定される。車輪速センサSは、車両に搭載された制御装置などに接続されるワイヤハーネス10を有し、車両の制御装置は、車輪速センサSからの出力信号に応じて車両の車輪速を算出し、ABS(アンチロックブレーキシステム)などの制御に用いることができる。
センサ部20は、対象とする物理量を電気的な量などに変換する図示しない検出素子を含むセンサ本体21と、センサ本体21から延出した接続端子22とを有している。
接続端子22の接続部23は、後述するホルダ部30の後部に形成された載置部33の上面に載置されている。
次に、電線接続工程を行う。電線接続工程では、センサ部品Pの接続端子22にワイヤハーネス10の電線11の導体12を半田付けなどの方法で接続する。
本実施例における車輪速センサSは、センサ本体21及びセンサ本体21から延出した接続端子22を有するセンサ部20と、センサ部20を保持するホルダ部30と、を有するセンサ部品Pを備えている。センサ部品Pは、接続端子22が電線11の導体12に接続された状態で外装部40によって樹脂封止されるものであり、ホルダ部30の外面のうち接続部23とセンサ本体21との間を仕切る位置に、外装部40の成形時に溶けるメルト部50が設けられている。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施例に限定されるものではなく、例えば次のような実施例も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施例では、メルト部50の具体的な形成位置を例示したが、これに限らず、メルト部の形成位置は、上記実施例と異なるものとしてもよい。具体的には、例えば、メルト部50の形成位置は、図12〜図14に示すように、後側の第1上面メルト部51が第1仕切り壁34の後端縁に沿うようにしてもよく、また第2下面メルト部57が載置部33の左右両端縁に沿うようにしてもよい。
(2)上記実施例では、センサ部品Pは、センサ部20をインサート品としてホルダ部30をインサート成形してなるものとされているが、これに限らず、センサ部品は、センサ部をホルダ部に組み付けて一体化するものであってもよい。
(3)上記実施例では、樹脂封止工程においてブラケット43と外装部40とが一体化するものとされているが、これに限らず、例えば、樹脂封止工程の後、成形された外装部をブラケットの挿通孔に通して組み付けることで一体化してもよいし、また樹脂封止工程において外装部とともにブラケットを成形するものとしてもよい。
(4)上記実施例では、窪み部31に防湿材が塗布されているが、必ずしも防湿材を塗布しなくてもよい。
(5)上記実施例では、センサが車輪速センサSである場合について説明したが、これに限らず、本発明は各種のセンサに適用することができる。
(6)上記実施例では、メルト部50が、第1メルト部50Fと第2メルト部50Sとを有しているが、必ずしも第2メルト部を有さなくても良い。
(7)上記実施例では、メルト部50が、二重に形成されているが、必ずしもメルト部は二重に形成しなくてもよく、一重もしくは三重以上に形成してもよい。
S…車輪速センサ(センサ)
11…電線
12…導体
20…センサ部
21…センサ本体
22…接続端子
23…接続部
30…ホルダ部
40…外装部
50…メルト部
Claims (4)
- センサ本体及び前記センサ本体から延出した接続端子を有するセンサ部と、
前記センサ部を保持するホルダ部と、を有し、
前記接続端子が電線の導体に接続された状態で外装部によって樹脂封止されるセンサ部品であり、
前記ホルダ部は、前記接続端子の前記導体との接続部を上面側に載置する載置部を有し、前記載置部の上面は、前記接続端子の前記センサ本体からの延出方向に向かって次第に下るように傾斜しており、
前記センサ本体と前記接続部との間を仕切る第1仕切り壁に、前記接続端子に接続されたコンデンサの全体が埋め込まれ、
前記載置部の上面に、隣接する前記接続部の間を仕切る第2仕切り壁が立設され、前記第2仕切り壁の上面は、前記載置部の上面と同じ勾配で傾斜しているセンサ部品。 - 前記載置部は、前記ホルダ部の下面に沿って形成された板状をなしている請求項1に記載のセンサ部品。
- 前記載置部の下面は、前記接続端子の前記センサ本体からの延出方向の先端側が一段下がるような段差を有している請求項1または請求項2に記載のセンサ部品。
- 請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載のセンサ部品と、
前記センサ部品を樹脂封止する外装部と、を備えているセンサ。
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