JP6909415B2 - センサ部品 - Google Patents

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Description

本発明は、センサ部品に関する。
従来、ワイヤハーネスの端末部に接続されたセンサ部品が知られている(例えば、下記特許文献1に記載)。センサ部品は、センサと、センサを保持するホルダとを有し、センサに接続されたケーブルが、ホルダから後方に延出している。ホルダは、インナ部と、インナ部の外側に一体成形されたアウタ部とを備え、アウタ部は、センサ、インナ部及びセンサに接続されたケーブルの一部を被覆するように、射出成形等によって形成される。アウタ部の成形熱により、ケーブルのシースとアウタ部とが融着し、ホルダ内部への水の浸入が防がれるようになっている。
特開2017−096828号公報
しかしながら、上記のような構成では、アウタ部とシースとの融着状態が、アウタ部の成形条件や、シースの材料等によるところがあるため、安定した止水性を確保することが難しかった。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、安定した止水性を確保することが可能なセンサ部品を提供することを目的とする。
本発明のセンサ部品は、センサと、前記センサを保持するホルダと、前記センサに電気的に接続されるとともに前記ホルダから後方に延出するケーブルと、前記ホルダの後方に配され、前記ケーブルが貫通する貫通穴を有して前記ケーブルの外周面に密着するとともに、前記ホルダの後面のうち前記ケーブルの周縁部に密着するゴム栓と、前記ゴム栓を前方へ押圧した状態で前記ホルダに係止するカバーと、を備えているものである。
本発明によれば、ゴム栓によりケーブルの周縁からホルダの内部に水が浸入することを防ぐことができるから、安定した止水性を確保することができる。
実施例1におけるセンサ部品を示す側面図 センサ部品を示す断面図 ホルダを示す斜視図 ホルダを示す側面図 ホルダを示す背面図 ゴム栓を示す斜視図 ゴム栓を示す側面図 ゴム栓を示す断面図 カバーを示す斜視図 カバーを示す断面図 実施例2におけるセンサ部品を示す側面図 センサ部品の一部を示す断面図であって、図11のA−A位置における断面に相当する断面図 ホルダを示す斜視図 ホルダを示す平面図 ホルダを示す側面図 ホルダを示す背面図 カバーを示す斜視図 カバーを示す断面図 実施例3におけるセンサ部品を示す側面図 センサ部品の一部を示す断面図 カバーを示す斜視図 カバーを示す断面図
本発明の好ましい形態を以下に示す。
本発明のセンサ部品は、前記ホルダが、前記センサを保持するインナ部と、前記インナ部の外側に一体成形されたアウタ部と、を有し、前記アウタ部が、前記ケーブルの長さ方向における一部を包囲して前記ケーブルのシースに全周にわたり融着しているものとしてもよい。このような構成によれば、ゴム栓による止水に加えて、アウタ部とシースとが融着しているから、より高い止水性を確保することができる。
また、本発明のセンサ部品は、前記ホルダの後端部に、前記カバーが外嵌可能なカバー嵌合部が設けられ、前記カバー嵌合部に雄ネジ部、前記カバーに雌ネジ部が形成されているものとしてもよい。このような構成によれば、ホルダのカバー嵌合部にカバーを螺合することにより、カバーをホルダに固定することができる。
<実施例1>
以下、本発明を具体化した一実施例について、図1〜図10を参照しつつ詳細に説明する。
本実施例におけるセンサ部品Sは、車両に取り付けられる車両用センサであり、なかでも車輪速の測定に使用される車輪速センサである。センサ部品Sは、車両の車輪と一体的に回転するロータに対向して車両に固定される。センサ部品Sは、車両に搭載された制御装置などに接続されるケーブル60を有し、車両の制御装置は、センサ部品Sからの出力信号に応じて車両の車輪速を算出し、ABS(アンチロックブレーキシステム)などの制御に用いることができる。以下、各構成部材において、図1の左側を前方、右側(ケーブル60の延出方向)を後方として説明する。
センサ部品Sは、対象とする物理量を電気的な量などに変換する検出素子を含んだ図示しないセンサと、センサを保持するホルダ10と、センサに電気的に接続されてホルダ10から後方に延出するケーブル60と、ホルダ10の後方に配されてケーブル60とホルダ10との間の隙間からホルダ10の内部に水が浸入することを防ぐゴム栓30と、ゴム栓30を前方へ押圧した状態でホルダ10に係止するカバー40と、を備えている。
ケーブル60は、2本の図示しない電線を一括してシース61で覆ったものである。シース61は、ウレタン樹脂製であり、後述するアウタ部16との融着が良好になされる。各電線は、導体が絶縁被覆によって被覆されたものであり、端末部においては絶縁被覆が除去され、露出した導体が図示しないセンサの接続端子にハンダ等により電気的に接続されている。
ホルダ10は、全体として前後方向に長い形状をなしている。ホルダ10の前側の部分(以後、ホルダ前部11と称する)は、図3に示すように、四角柱形状をなし、後側の部分(以後、ホルダ後部12と称する)は円柱形状をなしている。ホルダ前部11には、センサが埋め込まれ、ホルダ後部12にはケーブル60の一部が埋め込まれている。
ホルダ10には、車両に固定されるブラケット13が設けられている。ブラケット13は、ホルダ10の後端寄りの位置に備えられている。ブラケット13は、略長円形の板状をなし、長手方向の一端部にブラケット13を車両に固定するための固定用孔14が形成され、他端部には、ホルダ10が固定される挿通孔25が形成されている。ブラケット13とホルダ10とは、挿通孔25において一体化されている。
ホルダ10は、センサを保持するインナ部15と、インナ部15を樹脂封止するアウタ部16とを備えている。インナ部15及びアウタ部16は、例えばガラス繊維や炭素繊維等の強化繊維を含むポリアミド(PA)等の合成樹脂製とされている。
インナ部15は、センサをインサート品として、インサート成形(一次成形)されてなる。アウタ部16は、一次成形品にケーブル60が接続された状態のものをインサート品として、インサート成形(二次成形)されてなる。すなわちアウタ部16は、一次成形品がセットされた金型内に溶融状態の樹脂材を充填することにより一次成形品の外側に一体成形されている。
アウタ部16は、ホルダ後部12の概ね全体を構成している。アウタ部16は、ケーブル60の一部を全周にわたり包囲するとともに、アウタ部16を成形する際の熱により、ケーブル60のシース61に全周にわたり熱融着し、隙間なく密着している。
ホルダ10の後端部には、図2に示すように、ゴム栓30が嵌合するゴム栓嵌合部18と、カバー40が嵌合するカバー嵌合部19とが設けられている。
ゴム栓嵌合部18は、ケーブル60を包囲する筒状をなし、カバー嵌合部19の後面から後方に一段突出した形態をなしている。カバー嵌合部19は、ホルダ10のうちゴム栓嵌合部18の前方であって、ブラケット13の後方に設けられている。
ゴム栓嵌合部18及びカバー嵌合部19は、図5に示すように、ホルダ10を後方から見ると、ケーブル60を中心とした同軸の円環状をなしている。カバー嵌合部19は、ゴム栓嵌合部18より一回り大きく、すなわち厚さ寸法(径方向の寸法)が大きくされている。
ゴム栓嵌合部18の前端及びカバー嵌合部19の前端には、図2に示すように、ケーブル60の軸方向に対して交差(直交)する段差面22,23が形成されている。ゴム栓嵌合部18の前端に位置する第1段差面22は、ゴム栓嵌合部18に嵌合した状態のゴム栓30の前端面と前後方向に対向する。カバー嵌合部19の前端に位置する第2段差面23は、カバー嵌合部19に嵌合した状態のカバー40の前端面と前後方向に対向する。第2段差面23は、第1段差面22よりも径方向の寸法が小さく(段差が小さく)されている。なお、第2段差面23は、ブラケット13の後面に沿って設けられたフランジ部21の後面であり、ブラケット13に近接して配されている。
カバー嵌合部19には、カバー40が係止する係止受け部24が設けられている。係止受け部24は、図3及び図5に示すように、カバー嵌合部19の外周面に突設された突起である。係止受け部24は、カバー嵌合部19の中心軸を基準に対称となる位置に一対が設けられている。各係止受け部24は、円形のドーム状をなしている。また、各係止受け部24は、カバー嵌合部19の前後方向における中心部に設けられている。
ゴム栓30は、シリコンゴムなどのゴム製であって、図6に示すように、全体として略円形の筒状をなしている。ゴム栓30の内部には、図2に示すように、ケーブル60の外周面に密着する貫通穴31と、ゴム栓嵌合部18に外嵌する嵌合穴32とが、軸方向に連なって貫通形成されている。貫通穴31の径寸法は、嵌合穴32の径寸法より小さくされている。言い換えると、ゴム栓30のうち貫通穴31が形成された部分(以後、ケーブル貫通部33と称する)の厚さ寸法が、嵌合穴32が形成された部分(以後、ホルダ嵌合部34と称する)の厚さ寸法より大きくされている。ホルダ嵌合部34の軸方向の寸法は、ゴム栓嵌合部18の軸方向の寸法と同等とされている。
ゴム栓30には、図2に示すように、ホルダ10に装着された状態においてホルダ10の後面と対向する対向面35が形成されている。対向面35は、ゴム栓30の前端面とゴム栓30の内周面とに設けられている。ゴム栓30の対向面35は、ゴム栓30がホルダ10に装着された状態においてホルダ10の後面のうちケーブル60の全周を取り囲む周縁部に密着する。対向面35は、ゴム栓30の前端にある対向面35もしくは内周面にある対向面35の少なくとも一方(本実施例ではゴム栓30の内周面に設けられた対向面35)がホルダ10の後面に密着する。なお、対向面35は、ゴム栓30の軸方向に略直交している。ゴム栓30の内周面に設けられた対向面35は、ケーブル貫通部33とホルダ嵌合部34との間に位置している。
貫通穴31の内周面及び嵌合穴32の内周面には、図8に示すように、ケーブル60またはゴム栓嵌合部18にそれぞれ密着する内周リップ部36が設けられている。内周リップ部36は、貫通穴31の内周面及び嵌合穴32の内周面に、複数(本実施例では2条)ずつ設けられている。貫通穴31の内周リップ部36の内径寸法は、ケーブル60の外径寸法より小さくされている。嵌合穴32の内周リップ部36の内径寸法は、ゴム栓嵌合部18の外径寸法より小さくされている。
ゴム栓30の外周面には、カバー40の内周面に密着する外周リップ部37が設けられている。外周リップ部37は、略同形状をなすものがゴム栓30の軸方向に略一定の間隔をあけて複数(本実施例では4条)設けられている。外周リップ部37は、カバー40の内周面に全周にわたって弾性的に密着する。外周リップ部37は、ケーブル貫通部33とホルダ嵌合部34とで同数(本実施例では2条ずつ)が設けられている。ゴム栓30の軸方向において外周リップ部37の位置と内周リップ部36の位置とは同じ位置とされている。
カバー40は、合成樹脂材からなり、図9に示すように、全体として断面略円形の筒状をなしている。カバー40は、内部にゴム栓30を収容可能なカバー本体部41と、カバー本体部41の後方に連なってケーブル60を後方に引き出すケーブル導出部42とを備えている。
カバー本体部41のうちゴム栓30を収容するゴム栓収容部43は、図2に示すように、ゴム栓30の外周面を覆う外壁部44と、ゴム栓30の後面を覆う後壁部45とを備えている。外壁部44の内周面はゴム栓30の外周リップ部37が密着するシール面46とされている。後壁部45の前面はゴム栓30の後面を前方に押圧する押圧面47とされている。
カバー本体部41の前端部は、他の部分に比して内径寸法が大きくされた前端段差部48とされている。前端段差部48は、他の部分に比して厚さ寸法が小さくされている。これにより、前端段差部48の外周面は、カバー本体部41の他の部分の外周面と段差なく連なっている。
カバー本体部41には、ホルダ10に係止する係止部49が設けられている。係止部49は、図9に示すように、ホルダ10の係止受け部24が入り込み可能な溝状をなしている。係止部49は、全体として略L字形をなし、全体が前端段差部48に形成されている。係止部49は、カバー本体部41を内外方向に貫通するとともに、カバー本体部41の前端において前方に開口している。係止部49は、係止受け部24に対応して一対が設けられている。
各係止部49は、カバー本体部41の前端からカバー本体部41の軸方向に延びて係止受け部24を受け入れ可能な受け入れ部51と、受け入れ部51の後端からカバー本体部41の軸方向と交差方向に延びる交差部52とを備えている。受け入れ部51と交差部52とは略直交している。交差部52は、一対の係止部49において受け入れ部51の後端からカバー本体部41の周方向における同方向に延びている。
交差部52の延出端は閉じられており、係止受け部24に嵌合して係止受け部24をロックするロック部53となっている。ロック部53は、図10に示すように、交差部52の延出端において一段前方に広がったような形態で、係止受け部24の外形に沿う形状をなしている。ロック部53に嵌合した係止受け部24は、受け入れ部51側への戻りが規制される。
ケーブル導出部42は、図10に示すように、カバー本体部41の後壁部45から、カバー本体部41の軸方向に沿って後方に突出している。ケーブル導出部42の後端縁には、全周に連続して外向きに突出したリブ54が設けられている。ケーブル導出部42は、ケーブル60の外周面に沿う筒状をなしている。
次に、本実施例のセンサ部品Sにおいてゴム栓30及びカバー40を取り付ける作業の一例を説明する。
まず、ゴム栓30をホルダ10に取り付ける。ケーブル60が貫通した状態のゴム栓30を、ホルダ10に対し後方から接近させ、ゴム栓30のホルダ嵌合部34をホルダ10のゴム栓嵌合部18に被せ付ける。ゴム栓30をホルダ10に被せ付けた状態では、ゴム栓30の対向面35がホルダ10の後面に対向配置されるとともに、ゴム栓30の内周リップ部36が、ホルダ10の外周面及びケーブル60の外周面にそれぞれ密着した状態になる。
次に、カバー40をホルダ10に取り付ける。カバー本体部41をゴム栓30に外嵌し、係止部49にホルダ10の係止受け部24が入るようにして、カバー40を前方へ押し込む。係止受け部24は、係止部49の受け入れ部51に入り込み、やがて後端に至る。そこでカバー40を回転すると、係止受け部24が交差部52へ入る。このときゴム栓30はカバー40により前方に押圧されて弾性的に収縮している。係止受け部24が交差部52を通ってロック部53に至ったところで、カバー40から手を放すと、ゴム栓30が弾性復帰し、カバー40が後方に相対変位して、ロック部53が係止受け部24に嵌合した状態になる。こうして、係止受け部24がロック部53に係止してロック状態になり、カバー40の離脱が防がれる。
以上により、ゴム栓30及びカバー40の取り付け作業が完了する。
ゴム栓30及びカバー40をホルダ10に取り付けた状態では、図2に示すように、カバー40の前端が第2段差面23に近接または当接し、カバー嵌合部19の全体にカバー40が被さった状態になる。また、カバー40の後壁部45がゴム栓30を前方に押圧することによりゴム栓30の対向面35がホルダ10の後面に弾性的に密着した状態になる。さらにゴム栓30の外周リップ部37がカバー40に弾性的に密着し、内周リップ部36がホルダ10及びケーブル60に弾性的に密着している。
次に、上記のように構成された実施例の作用および効果について説明する。
本実施例のセンサ部品Sは、センサと、センサを保持するホルダ10と、センサに電気的に接続されるとともにホルダ10から後方に延出するケーブル60と、ホルダ10の後方に配され、ケーブル60が貫通する貫通穴31を有してケーブル60の外周面に密着するとともに、ホルダ10の後面のうちケーブル60の周縁部に密着するゴム栓30と、ゴム栓30を前方へ押圧した状態でホルダ10に係止するカバー40と、を備えている。この構成によれば、ゴム栓30によりケーブル60の周縁からホルダ10の内部に水が浸入することを防ぐことができるから、安定した止水性を確保することができる。すなわち、ケーブル60とアウタ部16との融着状態によらず安定した止水性を確保することができるため、ケーブル60のシース61及びアウタ部16の材料は、シース61とアウタ部16との融着性を考慮することなく選定することができる。よって、例えばシース61は、ウレタン樹脂製に限らず、塩化ビニル樹脂等、他の材料からなるものとすることができる。
また、ホルダ10が、センサを保持するインナ部15と、インナ部15の外側に一体成形されたアウタ部16と、を有し、アウタ部16が、ケーブル60の長さ方向における一部を包囲してケーブル60のシース61に全周にわたり融着している。この構成によれば、ゴム栓30による止水に加えて、アウタ部16とシース61とが、融着しているから、より高い止水性を確保することができる。
<実施例2>
次に、本発明を具体化した実施例2に係るセンサ部品70を図11〜図18によって説明する。
本実施例のセンサ部品70は、ホルダ10とカバー40との係止構造が、雄ネジ部71と雌ネジ部72との螺合構造である点で、実施例1とは相違する。なお、実施例1と同様の構成には同一符号を付して重複する説明を省略する。
本実施例に係るセンサ部品70は、実施例1と同様に、センサと、センサを保持するホルダ10と、ホルダ10から後方に延出するケーブル60と、ホルダ10の後方に配されたゴム栓30と、ゴム栓30を前方へ押圧するカバー40と、を備えている。また、ホルダ10は、センサを保持するインナ部15と、インナ部15の外側に一体成形されたアウタ部16と、を有し、アウタ部16が、ケーブル60のシース61に熱融着している。
雄ネジ部71は、図13に示すように、ホルダ10の後端部の外周面に形成されている。ホルダ10の後端部には、実施例1と同様、ゴム栓嵌合部18及びカバー嵌合部19が設けられており、雄ネジ部71は、カバー嵌合部19の外周面に形成されている。
雄ネジ部71は、カバー嵌合部19の略後半部分に設けられている。雄ネジ部71には、カバー嵌合部19の後端の周方向における上端(図13において固定用孔14とは反対側の端)からカバー嵌合部19の約1周半にわたりねじ溝73が形成されている。ねじ溝73は、カバー嵌合部19の後端から次第に前方に至るように螺旋状に延びて形成されている。
雄ネジ部71には、ねじ溝73を分断するように、凹部74が形成されている。凹部74は、カバー嵌合部19を周方向に等分する位置に複数(本実施例では4つ)が設けられている。凹部74は、カバー嵌合部19の略後半部分に前後方向に若干長い溝形状をなすとともに後端が開口している。
雌ネジ部72は、図17に示すように、カバー40の前端部の内周面に形成されている。カバー40は、実施例1と同様、カバー本体部41の前端部が、他の部分に比して内径寸法が大きくされた前端段差部48とされ、雌ネジ部72は、前端段差部48の後側に設けられている。
雌ネジ部72には、前端段差部48の後側の位置からカバー本体部41の約1周半にわたりねじ山75が形成されている。ねじ山75は、前端段差部48の後側から次第に後方に至るように螺旋状に延びて形成されている。なお、本実施例の前端段差部48は、他の部分と同等の厚さ寸法を有し、前端段差部48の外周面は、カバー本体部41の他の部分の外周面より一段外側に突出している。
本実施例のセンサ部品70においてカバー40を取り付けるには、実施例1と同様、ゴム栓30をホルダ10に取り付けた後、カバー本体部41をゴム栓30に被せ付けるとともにカバー40の前端部をカバー嵌合部19に外嵌し、カバー40を回転させて雄ネジ部71と雌ネジ部72とを螺合する。カバー40の回転に伴って、カバー40はゴム栓30を前方に押圧する力を増しつつ前進する。カバー40の前端が第2段差面23に近接または当接し、カバー嵌合部19の全体にカバー40が被さった状態になると、ゴム栓30及びカバー40の取り付け作業が完了する。
ゴム栓及びカバー40をホルダ10に取り付けた状態では、実施例1と同様に、カバー40の後壁部45がゴム栓30を前方に押圧することによりゴム栓30の対向面35がホルダ10の後面に弾性的に密着した状態になる。さらにゴム栓30の外周リップ部37がカバー40に弾性的に密着し、内周リップ部36がホルダ10及びケーブル60に弾性的に密着している。
以上のように本実施例においては、実施例1と同様、ゴム栓30により、ケーブル60の周縁からホルダ10の内部に水が浸入することが防がれるから、安定した止水性を確保することができ、またゴム栓30による止水に加えて、アウタ部16とシース61とが融着していることにより、より高い止水性を確保することができる。さらに、ホルダ10に雄ネジ部71が形成され、カバー40に雌ネジ部72が形成されているから、ホルダ10の後端部にカバー40を螺合することにより、カバー40をホルダ10に固定することができる。
<実施例3>
次に、本発明を具体化した実施例3に係るセンサ部品80を図19〜図22によって説明する。
本実施例のセンサ部品80は、ホルダ10とカバー40との係止構造が、実施例1とは相違する。なお、実施例1と同様の構成には同一符号を付して重複する説明を省略する。
本実施例に係るセンサ部品80は、実施例1と同様に、センサと、センサを保持するホルダ10と、ホルダ10から後方に延出するケーブル60と、ホルダ10の後方に配されたゴム栓30と、ゴム栓30を前方へ押圧するカバー40と、を備えている。また、ホルダ10は、センサを保持するインナ部15と、インナ部15の外側に一体成形されたアウタ部16と、を有し、アウタ部16が、ケーブル60のシース61に熱融着している。
ホルダ10の後端部には、実施例1と同様、ゴム栓嵌合部18及びカバー嵌合部19が設けられている。カバー40は、実施例1と同様、内部にゴム栓30を収容可能なカバー本体部41と、カバー本体部41の後方に連なってケーブル60を後方に引き出すケーブル導出部42とを備えている。なお、カバー本体部41の前端部は、実施例1と異なり、他の部分と内径寸法が等しく、厚さ寸法が同等である([図20]参照)。
カバー嵌合部19には、カバー40が係止する係止受け部81が設けられている。係止受け部81は、図19及び図20に示すように、カバー嵌合部19の外周面に突設された突起である。係止受け部81は、カバー嵌合部19の中心軸を基準に対称となる位置に一対が設けられている。各係止受け部81は、カバー嵌合部19の中心軸に対して略直交する被係止面82と、前方に向かって次第に突出寸法が増すように傾斜する係止誘導面83とを有している。また、各係止受け部81は、カバー嵌合部19の前後方向における後端寄りの位置に設けられている。
カバー嵌合部19には、カバー40を組み付ける際のカバー40の前進を案内するガイド部84が設けられている([図19]参照)。ガイド部84は、カバー嵌合部19の外周面に突設された前後方向に長いリブ状の突起である。ガイド部84は、カバー嵌合部19の中心軸を基準に対称となる位置に一対が設けられている。各ガイド部84は、前後方向に延びる互いに略平行な一対の側面を有している。また、各ガイド部84の後端部は、前後方向において係止受け部81と概ね等しい位置に至っている。なお、係止受け部81とガイド部84とは、カバー嵌合部19の外周面を周方向に等分する位置に配されている。
カバー本体部41には、ホルダ10に係止する係止部86が設けられている。係止部86は、図19及び図20に示すように、ホルダ10の係止受け部81が入り込み可能な穴状をなしている。係止部86は、略方形をなす全周が閉じた穴であり、カバー本体部41を内外方向に貫通している。係止部86は、係止受け部81に対応して一対が設けられている。
各係止部86は、係止受け部81の被係止面82に係止する係止面87を有している。係止面87は、各係止部86の前面であり、カバー本体部41の軸線に対して略直交する面である。係止受け部81と係止部86とが嵌合した状態では、被係止面82と係止面87とが前後方向に対向配置される。
カバー本体部41には、カバー本体部41の前端から後側へカバー本体部41の軸方向に延びてガイド部84を受け入れ可能な受け入れ部88が設けられている([図19]参照)。受け入れ部88は、ガイド部84が前方から入り込み可能な前後方向に長い溝状をなしている。ガイド部84は、前端が前方に開口するとともに、カバー本体部41の内外方向に貫通している。受け入れ部88は、前後方向に延びる略平行な一対の側面を有している。受け入れ部88の側面とガイド部84の側面とが接することで、カバー本体部41の前進が直線的に案内される。なお、受け入れ部88の後端部は、閉じている。
本実施例のセンサ部品80においてホルダ10にカバー40を取り付けるには、実施例1と同様、ゴム栓30をホルダ10に取り付けた後、カバー本体部41をゴム栓30に被せ付けるとともにカバー40の前端部をカバー嵌合部19に外嵌する。このとき、受け入れ部88にガイド部84が入るようにして、カバー40を前方へ押し込む。受け入れ部88とガイド部84とにより、カバー40は直線的に前進する。カバー本体部41の前端部は、係止受け部81の係止誘導面83の傾斜によって次第に外側に弾性変形し、係止部86が係止受け部81の位置に至ると、内側に弾性復帰する。係止部86と係止受け部81とが嵌合し、係止面87と被係止面82とが係止してロック状態になり、カバー40の離脱が防がれる。
以上により、カバー40の取り付け作業が完了する。
ゴム栓30及びカバー40をホルダ10に取り付けた状態では、実施例1と同様に、カバー40の後壁部45がゴム栓30を前方に押圧することによりゴム栓30の対向面35がホルダ10の後面に弾性的に密着した状態になる。さらにゴム栓30の外周リップ部37がカバー40に弾性的に密着し、内周リップ部36がホルダ10及びケーブル60に弾性的に密着している。
以上のように本実施例においては、実施例1と同様、ゴム栓30により、ケーブル60の周縁からホルダ10の内部に水が浸入することが防がれるから、安定した止水性を確保することができ、またゴム栓30による止水に加えて、アウタ部16とシース61とが融着していることにより、より高い止水性を確保することができる。
<他の実施例>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施例に限定されるものではなく、例えば次のような実施例も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施例では、ゴム栓30及びカバー40を取り付ける作業の一例として、ゴム栓30をホルダ10に取り付けた後、カバー40をホルダ10に取り付けているが、これに限らず、ゴム栓をカバーに収容した後、ゴム栓が収容された状態のカバーをホルダに取り付けてもよい。
(2)上記実施例では、ホルダ10が、インナ部15と、インナ部15の外側に一体成形されたアウタ部16と、を有しているが、これに限らず、ホルダはセンサを保持するものであれば、どのように製造されたものであってもよい。
(3)上記実施例では、ゴム栓30が、ホルダ嵌合部34を備えているが、ゴム栓は、必ずしもホルダ嵌合部を備えなくてもよい。
(4)上記実施例では、カバー40が概ね筒状をなしているが、これに限らず、カバーはゴム栓を前方へ押圧した状態でホルダに係止するものであれば、どのような形状をなしていてもよい。
(5)上記実施例では、カバー40とホルダ10との係止構造を具体的に例示したが、カバーとホルダとの係止構造は任意に変更することができる。
(6)上記実施例2では、雄ネジ部71にねじ溝73が形成され、雌ネジ部72にねじ山75が形成されているが、反対に、雄ネジ部にねじ山、雌ネジ部にねじ溝を形成してもよい。
S,70,80…センサ部品
10…ホルダ
15…インナ部
16…アウタ部
19…カバー嵌合部
30…ゴム栓
31…貫通穴
40…カバー
60…ケーブル
61…シース
71…雄ネジ部
72…雌ネジ部

Claims (3)

  1. センサと、
    前記センサを保持するホルダと、
    前記センサに電気的に接続されるとともに前記ホルダから後方に延出するケーブルと、
    前記ホルダの後方に配され、前記ケーブルが貫通する貫通穴を有して前記ケーブルの外周面に密着するとともに、前記ホルダの後面のうち前記ケーブルの周縁部に密着するゴム栓と、
    前記ゴム栓を前方へ押圧した状態で前記ホルダに係止するカバーと、
    を備え
    前記ゴム栓は、前記ホルダの後面と対向して前記ホルダの後面に密着しうる対向面を有し、
    前記対向面は、前記ゴム栓の前端面と前記ゴム栓の内周面とに設けられているセンサ部品。
  2. センサと、
    前記センサを保持するホルダと、
    前記センサに電気的に接続されるとともに前記ホルダから後方に延出するケーブルと、
    前記ホルダの後方に配され、前記ケーブルが貫通する貫通穴を有して前記ケーブルの外周面に密着するとともに、前記ホルダの後面のうち前記ケーブルの周縁部に密着するゴム栓と、
    前記ゴム栓を前方へ押圧した状態で前記ホルダに係止するカバーと、
    を備え、
    前記ホルダが、前記センサを保持するインナ部と、前記インナ部の外側に一体成形されたアウタ部と、を有し、
    前記アウタ部が、前記ケーブルの長さ方向における一部を包囲して前記ケーブルのシースに全周にわたり融着しているセンサ部品。
  3. 前記ホルダの後端部に、前記カバーが外嵌可能なカバー嵌合部が設けられ、
    前記カバー嵌合部に雄ネジ部、前記カバーに雌ネジ部が形成されている請求項1または請求項2に記載のセンサ部品。
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