JP6658291B2 - 超音波トランスデューサーデバイス、超音波プローブおよび超音波測定装置 - Google Patents

超音波トランスデューサーデバイス、超音波プローブおよび超音波測定装置 Download PDF

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Description

本発明は、超音波トランスデューサーデバイス、超音波プローブおよび超音波測定装置に関するものである。
対象物に向けて超音波を射出し、対象物内部における音響インピーダンスの異なる界面からの反射波を受信する超音波測定装置が知られている。超音波測定装置は、例えば、被検体である人体の内部を検査するために用いられる。
このような超音波測定装置では超音波ビームを対象物に対して射出し、対象物から反射してきた超音波エコーをダイアフラムで受ける。そして、超音波エコーの受信感度を高めた超音波測定装置が特許文献1に開示されている。それによると、超音波を射出する発信源に圧電素子を用いている。そして、超音波エコーを振動膜で受けて、振動膜の振動を光検出部が検出していた。光検出部は振動膜に光を照射して反射光を用いて振動膜の振動を検出する。従って、振動膜の周波数特性を超音波エコーに適した周波数特性にすることができた。
特開2014−127921号公報
特許文献1の超音波測定装置は開口が形成された基板を備えている。そして、基板の一方の面に振動膜が設置されている。光検出部は開口を通して光を振動膜に照射していた。そして、振動膜で反射した反射波を受光して振動膜の振動を検出していた。従って、光検出部は振動膜に照射する光と反射する光が開口を通過するように、開口と光検出部との相対位置を精度良く位置合わせする必要があった。圧電素子を配置する密度を高くするとき、開口のアスペクト比が高くなる。従って、開口と光検出部との位置合わせが難しくなっていた。そこで、基板の平面視において振動膜に対する光検出部の位置を位置精度良く設置しなくても良い超音波測定装置が望まれていた。
本発明は、上述の課題を解決するためになされたものであり、以下の形態または適用例として実現することが可能である。
[適用例1]
本適用例にかかる超音波トランスデューサーデバイスであって、開口部を有する基板と、前記基板上に設置された振動膜と、前記振動膜上に設置され前記振動膜を振動させる圧電素子と、光を用いて前記振動膜の振動を検出する光検出部と、を備え、前記光検出部は、前記振動膜に対して前記基板の反対側に位置することを特徴とする。
本適用例によれば、超音波トランスデューサーデバイスは基板を備え、基板には開口部が設置されている。基板上には振動膜が設置されており、開口部では振動膜が固定されていないので振動し易くなっている。振動膜上には圧電素子が設置され、圧電素子は振動膜を振動させる。さらに、超音波トランスデューサーデバイスは光検出部を備え、光を用いて振動膜の振動を検出する。そして、光検出部は、振動膜に対して基板の反対側に位置する。従って、光検出部と振動膜との間には基板が存在しない構造になっている。
光検出部が振動膜に対して基板側に位置するときには光検出部は開口部を通過した光を受光する。基板は振動膜を支持する部材であり構造面での強度を有する厚みを有する。このため基板は光を通過させない厚みになっている。このとき、開口部のアスペクト比が大きいとき光検出部を開口部に対して位置精度良く設置しないと光検出部は振動膜の振動を光で検出することができない。一方、本適用例では光検出部と振動膜との間に基板及び開口部が存在しない配置になっている。従って、基板の平面視において振動膜に対する光検出部の位置を位置精度良く設置しなくても光検出部は振動膜の振動を検出することができる。
[適用例2]
上記適用例にかかる超音波トランスデューサーデバイスにおいて、前記光検出部は前記圧電素子の振動を検出することを特徴とする。
本適用例によれば、圧電素子は振動膜に設置されている。これにより、振動膜が振動するとき圧電素子も振動する。そして、光検出部は圧電素子の振動を検出することにより振動膜の振動を検出できる。圧電素子を駆動することにより振動膜を振動させて、振動膜から超音波を発信する。超音波を発信させた後で圧電素子の駆動を停止する。そして、超音波の反射波が振動膜に到達するとき、振動膜及び圧電素子が振動する。このとき、光検出部は圧電素子及び振動膜の振動を検出する。1つの振動膜で超音波を発信させて、超音波の反射波を検出することができる。従って、少ない面積で超音波の発信及び受信ができる。
[適用例3]
上記適用例にかかる超音波トランスデューサーデバイスにおいて、前記光検出部は一部の前記圧電素子の振動を検出することを特徴とする。
本適用例によれば、光検出部は一部の圧電素子の振動を検出する。つまり、圧電素子には光検出部により振動を検出する対象となっている物と振動を検出する対象となっていない物とがある。光検出部が振動を検出する対象となっている圧電素子を第1圧電素子とする。光検出部が振動を検出する対象となっていない圧電素子を第2圧電素子とする。
第1圧電素子が設置された振動膜は超音波の反射波を受けて振動する必要がある。従って、第1圧電素子は超音波の反射波で振動し易い形態にする必要がある。一方、第2圧電素子が設置された振動膜は超音波の反射波を受けて振動する必要がない。第2圧電素子は超音波の反射波で振動し易い形状にする必要がない。そして、第2圧電素子は音圧の大きな超音波を出力する形態にすることができる。第1圧電素子及び第2圧電素子の両方の圧電素子から超音波を出力するので音圧の大きな超音波を出力することができる。
[適用例4]
上記適用例にかかる超音波トランスデューサーデバイスにおいて、前記圧電素子は複数の前記振動膜の一部に設置され、前記光検出部は前記圧電素子が設置されていない場所の前記振動膜の振動を検出することを特徴とする。
本適用例によれば、圧電素子は複数の振動膜の一部に設置されている。従って、振動膜には圧電素子が設置されている振動膜と圧電素子が設置されていない振動膜とがある。圧電素子が設置されている振動膜から超音波が射出される。超音波の反射波は両方の振動膜に入力される。そして、光検出部は圧電素子が設置されていない振動膜の振動を検出する。圧電素子が設置されていない振動膜は圧電素子が設置されている振動膜に比べて剛性が小さいので振動し易い。従って、光検出部は感度良く超音波の反射波を検出することができる。
[適用例5]
上記適用例にかかる超音波トランスデューサーデバイスにおいて、前記光検出部を支持する支持基板を備え、前記光検出部は前記振動膜が振動する場所と対向することを特徴とする。
本適用例によれば、光検出部は支持基板に支持されている。そして、光検出部は振動膜が振動する場所と対向する場所に位置している。このとき、基板の平面視において光検出部は振動膜と重なって配置されている。従って、光検出部の占める面積と振動膜が占める面積とが重なっている。その結果、超音波トランスデューサーデバイスは光検出部を高密度に配置することができる。
[適用例6]
上記適用例にかかる超音波トランスデューサーデバイスにおいて、前記光検出部は前記開口部の中央に位置する前記振動膜の振動を検出することを特徴とする。
本適用例によれば、光検出部は開口部の中央に位置する振動膜の振動を検出する。振動膜は超音波の反射波を受けて振動する。振動膜の振動モードは開口部の端に節ができて、開口部の中央に腹ができる。そして、光検出部は振動モードの腹の部分を用いて振動膜の振動を検出する。振動モードの腹の部分は振幅が最も大きくなる場所である為、光検出部は感度良く振動膜の振動を検出することができる。
[適用例7]
上記適用例にかかる超音波トランスデューサーデバイスにおいて、前記圧電素子は反射膜を備えることを特徴とする。
本適用例によれば、圧電素子は反射膜を備えている。光検出部は反射膜にて反射した光を用いて圧電素子の振動を検出することができる。そして、反射膜にて反射した光は光の強度が大きいので、外乱光によるノイズの比率を小さくすることができる。その結果、精度良く圧電素子の振動を検出することができる。
[適用例8]
本適用例にかかる超音波プローブであって、超音波を受信し電気信号を出力する超音波トランスデューサーデバイスを備え、前記超音波トランスデューサーデバイスが上記のいずれか一項に記載の超音波トランスデューサーデバイスであることを特徴とする。
本適用例によれば、超音波プローブは超音波を受信し電気信号を出力する超音波トランスデューサーデバイスを備えている。そして、超音波トランスデューサーデバイスには上記の超音波トランスデューサーデバイスが用いられている。上記の超音波トランスデューサーデバイスは基板の平面視において振動膜に対する光検出部の位置を位置精度良く設置しなくても光検出部は振動膜の振動を検出することができるので製造し易いデバイスである。従って、超音波プローブは製造し易い超音波トランスデューサーデバイスを備えた装置とすることができる。
[適用例9]
本適用例にかかる超音波測定装置であって、超音波を検出し電気信号を出力する超音波トランスデューサーデバイスと、前記超音波トランスデューサーデバイスが出力する電気信号をデータ信号に変換する変換部と、前記データ信号を表示する表示部と、を備え、前記超音波トランスデューサーデバイスが上記のいずれか一項に記載の超音波トランスデューサーデバイスであることを特徴とする。
本適用例によれば、超音波測定装置は超音波トランスデューサーデバイス、変換部及び表示部を備えている。超音波トランスデューサーデバイスが超音波を検出して電気信号を出力する。変換部が電気信号をデータ信号に変換する。そして、表示部がデータ信号を表示する。そして、超音波トランスデューサーデバイスには上記の超音波トランスデューサーデバイスが用いられている。上記の超音波トランスデューサーデバイスは基板の平面視において振動膜に対する光検出部の位置を位置精度良く設置しなくても光検出部は振動膜の振動を検出することができるので製造し易いデバイスである。従って、超音波測定装置は製造し易い超音波トランスデューサーデバイスを備えた装置とすることができる。
[適用例10]
本適用例にかかる超音波測定装置であって、超音波を検出し電気信号を出力する超音波トランスデューサーデバイスと、前記超音波トランスデューサーデバイスが出力する電気信号をデータ信号に変換する変換部と、前記データ信号を表示する表示部と、前記超音波トランスデューサーデバイスが射出する超音波の強度を制御する射出制御部と、を備え、前記超音波トランスデューサーデバイスが上記に記載の超音波トランスデューサーデバイスであり、前記光検出部は前記圧電素子が振動させる前記振動膜の振幅を検出し、前記表示部は前記振動膜の振幅を表示することを特徴とする。
本適用例によれば、光検出部は圧電素子が振動させる振動膜の振幅を検出する。そして、表示部は振動膜の振幅を表示する。操作者は表示部に表示された振動膜の振幅を確認することができる。そして、射出制御部は超音波トランスデューサーデバイスが射出する超音波の強度を制御する。操作者は射出制御部に超音波の強度を変更させて、適切な超音波の強度に調整することができる。
[適用例11]
本適用例にかかる超音波測定装置であって、超音波を検出し電気信号を出力する超音波トランスデューサーデバイスと、前記超音波トランスデューサーデバイスが出力する電気信号をデータ信号に変換する変換部と、前記データ信号を表示する表示部と、前記超音波トランスデューサーデバイスが射出する超音波の強度を制御する射出制御部と、を備え、前記超音波トランスデューサーデバイスが上記に記載の超音波トランスデューサーデバイスであり、前記光検出部は前記圧電素子が振動させる前記振動膜の振幅を検出し、前記射出制御部は前記振動膜の振幅データ信号を入力し前記振動膜の振幅を調整することを特徴とする。
本適用例によれば、光検出部は圧電素子が振動させる振動膜の振幅を検出する。そして、射出制御部は振動膜の振幅データ信号を入力する。そして、射出制御部は振動膜の振幅データ信号を参照して超音波トランスデューサーデバイスが射出する超音波の強度を制御する。従って、射出制御部は精度良く超音波の強度を調整することができる。
第1の実施形態にかかわる超音波トランスデューサーデバイスの構造を示す要部模式側断面図。 光検出部の構造を示すブロック図。 第2の実施形態にかかわる超音波トランスデューサーデバイスの構造を示す要部模式側断面図。 第3の実施形態にかかわる超音波トランスデューサーデバイスの構造を示す要部模式側断面図。 第4の実施形態にかかわる超音波測定装置の構成を示す概略斜視図。 超音波測定装置の電気ブロック図。 表示画像を説明するための模式図。 変形例にかかわる超音波トランスデューサーデバイスの構造を示す要部模式側断面図。 変形例にかかわる超音波トランスデューサーデバイスの構造を示す要部模式側断面図。
以下、実施形態について図面に従って説明する。尚、各図面における各部材は、各図面上で認識可能な程度の大きさとするため、各部材毎に縮尺を異ならせて図示している。
(第1の実施形態)
本実施形態では、超音波トランスデューサーデバイスの特徴的な例について、図に従って説明する。第1の実施形態にかかわる超音波トランスデューサーデバイスについて図1及び図2に従って説明する。図1は、超音波トランスデューサーデバイスの構造を示す要部模式側断面図である。図1に示すように、超音波トランスデューサーデバイス1は基板2を備えている。基板2の平面方向をXY方向とし、基板2の厚み方向をZ方向とする。
基板2には開口部3が設置されている。開口部3は基板2を貫通する貫通孔である。基板2の+Z方向側の面には振動膜部材4が設置されている。そして、振動膜部材4のうち開口部3から露出する部分を振動膜5とする。従って、振動膜5も基板2上に設置されている。振動膜部材4のうち基板2に固定されている部分は振動せず、振動膜5の部分は開口部3で露出しているので振動し易くなっている。
振動膜5の+Z方向側には下電極6、圧電体7及び上電極8が重ねて設置されている。下電極6、圧電体7及び上電極8等により圧電素子9が構成されている。下電極6はX方向に延びる配線10と接続されている。上電極8はY方向に延びる配線11と接続されている。圧電体7は下電極6と上電極8とに挟まれている。圧電体7は逆圧電効果を有しており、下電極6と上電極8とにより電圧が印加されるとき歪む。下電極6と上電極8との間に交流電圧を印加することにより圧電素子9が振動する。そして、圧電素子9は振動膜5上に設置され、振動膜5を振動させて振動膜5から超音波12を射出する。
基板2の+Z方向側には基板2と所定の間隔をあけて支持基板13が設置されている。支持基板13と基板2とは図示しない支持部により連結されている。支持基板13には圧電素子9と対向する場所に光検出部14が設置されている。支持基板13は光検出部14を支持する。光検出部14は振動膜5が振動する場所と対向する。光検出部14は圧電素子9の上電極8に向けてレーザー光15aを射出する。
上電極8はレーザー光15aを反射する反射膜を兼ねている。上電極8はレーザー光15aを反射し易い金属膜で形成され、表面粗さが小さくなるように調整されている。これにより、上電極8は反射率の高い面を備えている。換言すれば圧電素子9は反射膜を備えている。光検出部14は上電極8にて反射した光を用いて圧電素子9の振動を検出する。そして、上電極8にて反射した光は光の強度が大きいので、外乱光によるノイズの比率を小さくすることができる。その結果、精度良く圧電素子9の振動を検出することができる。
レーザー光15aは上電極8にて反射して光としての反射光15bとなり、反射光15bは光検出部14を照射する。光検出部14は反射光15bを入力してレーザー光15aと反射光15bとの位相差を検出する。そして、光検出部14は圧電素子9の振動を検出することにより圧電素子9とともに振動する振動膜5の振動を検出する。
光検出部14は、振動膜5に対して基板2の反対側に位置している。換言すれば光検出部14と基板2との間に振動膜5が配置されている。さらに換言すれば光検出部14は、振動膜5に対して圧電素子9が設置される側に位置している。開口部3のアスペクト比が大きいとき光検出部14を開口部3に対して位置精度良く設置しないと光検出部14は振動膜5の振動を光で検出することができない。一方、本実施形態では光検出部14と振動膜5との間に基板2及び開口部3が存在しない配置になっている。従って、基板2の平面視において振動膜5に対する光検出部14の位置を位置精度良く設置しなくても光検出部14は振動膜5の振動を検出することができる。
基板2の材質は剛性があり開口部3を精度良く形成可能であり耐水性があれば良く特に限定されない。本実施形態では、例えば、基板2の材質はシリコンを用いている。振動膜部材4の材質は靱性があり超音波12を発信する振動に耐えられれば良く特に限定されない。本実施形態では、例えば、振動膜部材4の材質は2酸化シリコン膜上に酸化ジルコニウム膜を積層した膜を用いている。
下電極6は振動膜部材4及び圧電体7との密着性が良く、導電性があれば良く特に限定されない。本実施形態では、例えば、下電極6の材質はチタン(Ti)、イリジウム(Ir)、白金(Pt)及びチタン(Ti)の積層膜を用いている。圧電体7は、例えばPZT(ジルコン酸チタン酸鉛)、チタン酸鉛(PbTiO3)、ジルコン酸鉛(PbZrO3)、チタン酸鉛ランタン((Pb、La)TiO3)等を用いることができる。
上電極8は導電性があって圧電体7との親和性が高ければ良い。本実施形態では、例えば、上電極8の材質はチタン(Ti)、イリジウム(Ir)、白金(Pt)、チタン(Ti)及びAgの積層膜を用いている。支持基板13の材質も剛性があり精度良く形成可能であり耐水性があれば良く特に限定されない。本実施形態では、例えば、支持基板13の材質はシリコンを用いている。
超音波トランスデューサーデバイス1は制御部16を備えている。制御部16は発信駆動部17、受信駆動部18及び受発信制御部21を備えている。発信駆動部17は圧電素子9を駆動する。発信駆動部17は下電極6及び上電極8と接続され、下電極6及び上電極8に所定の駆動波形を印加する。駆動波形は電圧波形である。受信駆動部18は光検出部14を駆動する。受信駆動部18は光検出部14にレーザー光15aを射出させる。そして、上電極8にて反射した反射光15bを入力して振動膜5の振動波形を検出する。
受発信制御部21は発信駆動部17及び受信駆動部18と接続されている。受発信制御部21は発信駆動部17が超音波12を射出するタイミングと光検出部14が振動膜5の振動を検出するタイミングを制御する。
次に、超音波トランスデューサーデバイス1が超音波12を射出して被検体22の内部で反射する反射波23を検出する手順を説明する。まず、受発信制御部21が超音波12を発信する指示信号を発信駆動部17に出力する。発信駆動部17は所定の周波数の駆動波形を下電極6と上電極8との間に印加する。所定の周波数は超音波に対応する周波数である。これにより、圧電素子9及び振動膜5が振動して、超音波12が射出される。圧電素子9は所定の時間だけ振動して停止する。
超音波12は開口部3を通過して被検体22に到達し、さらに、被検体22の内部を進行する。超音波12は被検体22の内部で反射する。反射した超音波12を反射波23とする。反射波23が振動膜5に到達するとき、発信駆動部17は圧電素子9を駆動していない。従って、振動膜5及び圧電素子9は反射波23によってのみ振動させられる。
受発信制御部21は圧電素子9を駆動するタイミングと同時に光検出部14を駆動する指示信号を受信駆動部18に出力する。受信駆動部18は光検出部14にレーザー光15aを射出させて、光検出部14に振動膜5及び圧電素子9の振動を検出させる。光検出部14は超音波12が射出された後に受信する反射波23による振動膜5及び圧電素子9の振動を検出する。
反射波23による振動膜5及び圧電素子9の振動を検出した後で、受発信制御部21が超音波12を発信する指示信号を発信駆動部17に出力する。そして、超音波トランスデューサーデバイス1は超音波12の発信と反射波23の検出とを交互に行う。また、光検出部14は圧電素子9が超音波12を射出しているときに振動する振幅を検出しても良い。圧電素子9の動作を確認するデータ信号として活用することができる。
光検出部14は開口部3の中央に位置する場所の圧電素子9にレーザー光15aを照射し、反射光15bを入力する。これにより、光検出部14は開口部3の中央に位置する振動膜5の振動を検出する。振動膜5は超音波の反射波23を受けて振動する。振動膜5の振動モードは開口部3の端に節ができて、開口部3の中央に腹ができる。そして、光検出部14は振動モードの腹の部分を用いて振動膜5の振動を検出する。振動モードの腹の部分は振幅が最も大きくなる場所である為、光検出部14は感度良く振動膜5の振動を検出することができる。
図2は光検出部の構造を示すブロック図である。図2に示すように、光検出部14はレーザー光源24を備えている。レーザー光源24はレーザー光15を射出する。レーザー光15の光軸上には第1ビームスプリッター25及び第2ビームスプリッター26が設置されている。
第1ビームスプリッター25はレーザー光15を2つの光束に分離する光学素子である。第1ビームスプリッター25はレーザー光15を直進するレーザー光15aと進行方向が変えられたレーザー光15cとに分離する。レーザー光15aは第2ビームスプリッター26に入力される。第2ビームスプリッター26はレーザー光15の偏光状態に応じて反射または通過させる光学素子である。第2ビームスプリッター26はレーザー光15aを通過させる。
第2ビームスプリッター26を通過したレーザー光15aは圧電素子9を照射する。レーザー光15aの一部は反射光15bとして第2ビームスプリッター26を照射する。尚、第2ビームスプリッター26と圧電素子9との間に対物レンズを配置しても良い。レーザー光15aの直径より圧電素子9が小さいときにも確実に圧電素子9の上電極8にレーザー光15aを照射することができる。
反射光15bは第2ビームスプリッター26に入力して進行方向が変えられる。これにより、同軸であったレーザー光15aと反射光15bとが分離される。
第1ビームスプリッター25にてレーザー光15から分離したレーザー光15cの光路上には鏡体27、周波数シフター28、第3ビームスプリッター29及びフォトディテクター30が設置されている。鏡体27はレーザー光15cの進行方向をかえる光学素子である。第1ビームスプリッター25から射出されたレーザー光15cは鏡体27に入力されて進行方向を変える。そして、周波数シフター28に入力される。
周波数シフター28はブラッグセルとも言われる光学素子である。周波数シフター28は柱状の透明体を有し、超音波により透明体に移動する疎密波が加えられる。その透明体内では疎密波が格子縞として機能する。周波数シフター28ではレーザー光15cの一部が移動する回折格子にて回折する。そして、回折したレーザー光15cの周波数がシフトする。その結果、レーザー光15cの一部は周波数がシフトしたレーザー光15dとなって周波数シフター28から出力される。
レーザー光15dは周波数シフター28から第3ビームスプリッター29に入力される。第3ビームスプリッター29はレーザー光15の偏光状態に応じて反射または通過させる光学素子である。そして、レーザー光15dは第3ビームスプリッター29を通過する。次に、レーザー光15dは第3ビームスプリッター29からフォトディテクター30に入力する。
第2ビームスプリッター26から出力された反射光15bも第3ビームスプリッター29に入力される。反射光15bは第3ビームスプリッター29により進行方向が変えられる。次に、反射光15bも第3ビームスプリッター29からフォトディテクター30に入力する。反射光15bとレーザー光15dとは同軸上に重なるように調整されている。
反射光15bとレーザー光15dとは周波数が少しだけ異なる光であり、干渉してうなりが生ずる。これにより、干渉波は周波数が下がるので、フォトディテクター30で波長の変化を検出することが可能になる。そして、振動膜5及び圧電素子9が振動するとき、反射光15bにドップラー効果が作用するので、反射光15bの波長が変化する。これにより、干渉波の波形が変化するので、光検出部14は振動膜5及び圧電素子9の振動を検出できる。光検出部14は反射光15bがドップラー効果により変化することを利用しているので、レーザドップラ振動計と言われている。
振動膜5が超音波12を発信するときの振動膜5の振幅は1μm〜0.1μmである。そして、振動膜5が反射波23を受信するときの振動膜5の振幅は約0.01μmである。このとき、圧電素子9が振動膜5の振動波形を検出するのは難しいが光検出部14では容易に振動膜5の振動波形を検出することができる。従って、超音波トランスデューサーデバイス1は精度良く反射波23の波形を検出できる。
上述したように、本実施形態によれば、以下の効果を有する。
(1)本実施形態によれば、光検出部14は、振動膜5に対して基板2の反対側に位置する。従って、光検出部14と振動膜5との間には基板2が存在しない構造になっている。光検出部14が振動膜5に対して基板2側に位置するときには光検出部14は開口部3を通過した反射光15bを受光する。基板2は振動膜5を支持する部材であり構造面での強度を有する厚みを有する。このため基板2は反射光15bを通過させない厚みになっている。
開口部3のアスペクト比が大きいときには、光検出部14を開口部3に対して位置精度良く設置しないと光検出部14は振動膜5の振動を反射光15bで検出することができない。一方、本実施形態では光検出部14と振動膜5との間に基板2及び開口部3が存在しない配置になっている。従って、基板2の平面視において振動膜5に対する光検出部14の位置を位置精度良く設置しなくても光検出部14は振動膜5の振動を検出することができる。さらに、光検出部14が射出するレーザー光15aは開口部3の大きさに限定されない。従って、レーザー光15aの径を大きくして光検出部14の感度を向上させることができる。
(2)本実施形態によれば、圧電素子9は振動膜5に設置されている。これにより、振動膜5が振動するとき圧電素子9も振動する。そして、光検出部14は圧電素子9の振動を検出することにより振動膜5の振動を検出できる。圧電素子9を駆動することにより振動膜5を振動させて、振動膜5から超音波12を発信する。超音波12を発信させた後で圧電素子9の駆動を停止する。そして、超音波12の反射波23が振動膜5に到達するとき、振動膜5及び圧電素子9が振動する。このとき、光検出部14は圧電素子9及び振動膜5の振動を検出する。1つの振動膜5で超音波12を発信させて、超音波12の反射波23を検出することができる。従って、少ない面積で超音波12の発信及び反射波23の受信ができる。
(3)本実施形態によれば、光検出部14は支持基板13に支持されている。そして、光検出部14は振動膜5が振動する場所と対向する場所に位置している。このとき、基板2の平面視において光検出部14は振動膜5と重なって配置されている。その結果、超音波トランスデューサーデバイス1は光検出部14を高密度に配置することができる。
(4)本実施形態によれば、光検出部14は開口部3の中央に位置する振動膜5の振動を検出する。振動膜5は超音波12の反射波23を受けて振動する。振動膜5の振動モードは開口部3の端に節ができて、開口部3の中央に腹ができる。そして、光検出部14は振動モードの腹の部分を用いて振動膜5の振動を検出する。振動モードの腹の部分は振幅が最も大きくなる場所である為、光検出部14は感度良く振動膜5の振動を検出することができる。
(5)本実施形態によれば、圧電素子9では上電極8が反射膜になっている。光検出部14は上電極8にて反射した反射光15bを用いて圧電素子9の振動を検出している。そして、上電極8にて反射した反射光15bは光の強度が大きいので、外乱光によるノイズの比率を小さくすることができる。その結果、精度良く圧電素子9の振動を検出することができる。
(6)本実施形態によれば、超音波トランスデューサーデバイス1は基板2側から被検体22へ超音波12が射出される。このとき、基板2と被検体22との間に音響インピーダンスを整合させるゲルを配置する。ゲルは水分を多く含む。水分は圧電体7を劣化させ易いが、基板2及び振動膜部材4によって水分が圧電体7に移動することを防止または抑制できる。さらに、圧電素子9、配線11及び光検出部14に水分が付着して短絡することを防止または抑制できる。
(7)本実施形態によれば、各開口部3と対向して圧電素子9及び光検出部14が設置されている。そして、開口部3と同数の圧電素子9及び光検出部14が設置されている。従って、圧電素子9及び光検出部14を高密度に配置することができる。
(第2の実施形態)
次に、超音波トランスデューサーデバイスの一実施形態について図3の超音波トランスデューサーデバイスの構造を示す要部模式側断面図を用いて説明する。本実施形態が第1の実施形態と異なるところは、光検出部14は一部の圧電素子9の振動を検出する点にある。尚、第1の実施形態と同じ点については説明を省略する。
すなわち、本実施形態では、図3に示すように、超音波トランスデューサーデバイス33では振動膜部材4上に圧電素子としての第1圧電素子34及び圧電素子としての第2圧電素子35が設置されている。第1圧電素子34の圧電体7は第2圧電素子35の圧電体7より薄くなっている。このため、第1圧電素子34が振動膜5から射出する超音波12は第2圧電素子35が振動膜5から射出する超音波12より弱い音圧になっている。
第1圧電素子34は第2圧電素子35より薄いので剛性が小さくなっている。従って、第1圧電素子34は第2圧電素子35より振動し易くなっている。そして、光検出部14は第1圧電素子34及び振動膜5が振動する場所の振動を検出する。つまり、光検出部14は一部の圧電素子9の振動を検出する。第1圧電素子34においても上電極8が反射膜を兼ねているので、第1圧電素子34は反射膜を備えている。
上述したように、本実施形態によれば、以下の効果を有する。
(1)本実施形態によれば、光検出部14は一部の圧電素子9の振動を検出する。つまり、圧電素子9には光検出部14により振動を検出する対象となっている第1圧電素子34と振動を検出する対象となっていない第2圧電素子35とがある。
第1圧電素子34が設置された振動膜5は超音波12の反射波23を受けて振動する必要がある。従って、第1圧電素子34は反射波23で振動し易い形態にする必要がある。一方、第2圧電素子35が設置された振動膜5は反射波23を受けて振動する必要がない。第2圧電素子35は反射波23で振動し易い形状にする必要がない。そして、第2圧電素子35は音圧の大きな超音波12を出力する形態にすることができる。第1圧電素子34及び第2圧電素子35の両方の圧電素子9から超音波12を出力するので音圧の大きな超音波12を出力することができる。
(第3の実施形態)
次に、超音波トランスデューサーデバイスの一実施形態について図4の超音波トランスデューサーデバイスの構造を示す要部模式側断面図を用いて説明する。本実施形態が第1の実施形態と異なるところは、光検出部14は一部の圧電素子9が設置されていない場所の振動膜5の振動を検出する点にある。尚、第1の実施形態と同じ点については説明を省略する。
すなわち、本実施形態では、図4に示すように、超音波トランスデューサーデバイス38では基板2に複数の開口部3が設置されている。開口部3により振動膜部材4が露出する場所が振動膜5になっている。振動膜部材4上に圧電素子9が設置されており、圧電素子9は複数の振動膜5の一部に設置されている。従って、振動膜5の一部には圧電素子9が設置されていない。光検出部14は圧電素子9が設置されていない場所の振動膜5と対向する場所に設置されている。そして、光検出部14は圧電素子9が設置されていない場所の振動膜5の振動を検出する。
光検出部14は配線11を反射膜として活用することができる。そして、光検出部14は配線11にレーザー光15aを照射して反射した反射光15bを検出する。尚、振動膜部材4の表面の反射率が高いときには、光検出部14は振動膜部材4にレーザー光15aを照射して反射した反射光15bを検出しても良い。
上述したように、本実施形態によれば、以下の効果を有する。
(1)本実施形態によれば、圧電素子9は複数の振動膜5の一部に設置されている。従って、振動膜5には圧電素子9が設置されている振動膜5と圧電素子9が設置されていない振動膜5とがある。圧電素子9が設置されている振動膜5から超音波12が射出される。超音波12の反射波23は両方の振動膜5に到達する。そして、光検出部14は圧電素子9が設置されていない振動膜5の振動を検出する。圧電素子9が設置されていない振動膜5は圧電素子9が設置されている振動膜5に比べて剛性が小さいので振動し易い。従って、光検出部14は感度良く超音波12の反射波23を検出することができる。
(第4の実施形態)
次に、超音波トランスデューサーデバイスが搭載された超音波プローブ及び超音波測定装置の一実施形態について図5及び図6を用いて説明する。本実施形態における超音波プローブ及び超音波測定装置に搭載された超音波トランスデューサーデバイスは第1実施形態〜第3の実施形態に記載の超音波トランスデューサーデバイスである。尚、第1の実施形態〜第3の実施形態と同じ点については説明を省略する。
図5は超音波測定装置の構成を示す概略斜視図である。図5に示すように、超音波測定装置41は超音波プローブ42を備えている。超音波プローブ42は一方向に長い略直方体の形状をしており、操作者が握り易い形状になっている。超音波プローブ42の長手方向をZ方向とする。超音波プローブ42の−Z方向の面は略平坦な面であり、平面形状が長方形になっている。平面形状の直交する2辺が延びる方向をX方向及びY方向とする。
超音波プローブ42の−Z方向側には超音波トランスデューサーデバイス43が設置されている。この超音波トランスデューサーデバイス43には上記に記載の超音波トランスデューサーデバイス1、超音波トランスデューサーデバイス33または超音波トランスデューサーデバイス38のいずれかが用いられている。
超音波プローブ42の−Z方向側の面では筐体から超音波トランスデューサーデバイス43が露出している。超音波プローブ42の内部には超音波トランスデューサーデバイス43を制御する制御部44が設置され、超音波トランスデューサーデバイス43と制御部44とがケーブル45により接続されている。制御部44にはCPU(中央演算装置)及び記憶装置を備えている。記憶装置には超音波トランスデューサーデバイス43を駆動する駆動波形のデータや超音波トランスデューサーデバイス43を駆動する手順を示すプログラムが記憶されている。そして、CPUはプログラムに沿って超音波トランスデューサーデバイス43に駆動波形を出力して超音波トランスデューサーデバイス43を駆動する。
超音波プローブ42はケーブル46を介して制御装置47と接続されている。制御装置47は超音波プローブ42が出力するデータ信号を入力し、データ信号を解析して表示する装置である。制御装置47もCPU及び記憶装置を備えている。そして、CPUはプログラムに沿って各種の演算や制御を行う。制御装置47には入力部48及び表示部49が設置されている。入力部48はキーボードやマウスパッド等の装置であり、操作者が制御装置47に指示する内容を入力するための装置である。表示部49はデータ信号を画像にして表示可能であれば良く特に限定されず、液晶表示装置やOLED(Organic light−emitting diodes)表示装置を用いることができる。本実施形態では、例えば、表示部49にOLEDを用いている。
超音波プローブ42は被検体22の表面に押圧して用いられる。超音波プローブ42は超音波トランスデューサーデバイス43から被検体22に向けて超音波12を射出する。そして、超音波トランスデューサーデバイス43は被検体22の内部で反射した反射波23を受信する。反射波23は反射して戻る時間が反射した面により異なるので、反射波23が戻る時間を解析することにより被検体22の内部の構造を非破壊検査することができる。超音波トランスデューサーデバイス43が受信した反射波23の信号は制御部44に出力される。制御部44はA/D変換(Analog−to−digital)をする変換部を備え、反射波23の信号をデジタル形式のデータ信号に変換する。そして、デジタル形式のデータ信号に変換されたデータ信号はケーブル46を介して制御部44から制御装置47に送信される。制御装置47は反射波のデータ信号を受信して解析する。そして、制御装置47は被検体22の内部構造を画像に変換して表示部49に表示する。
図6は超音波測定装置の電気ブロック図である。図6に示すように、超音波測定装置41は超音波プローブ42と制御装置47とがケーブル46にて接続されている。超音波プローブ42内では超音波トランスデューサーデバイス43と制御部44とがケーブル45にて接続されている。超音波トランスデューサーデバイス43には複数の圧電素子9が設置されている。さらに、超音波トランスデューサーデバイス43には複数の光検出部14が設置されている。従って、超音波トランスデューサーデバイス43は反射波23を受信し電気信号を出力する。
超音波トランスデューサーデバイス43に超音波トランスデューサーデバイス1または超音波トランスデューサーデバイス33を用いるとき、光検出部14は圧電素子9が振動させる振動膜5の振幅を検出する。
制御部44には発信駆動部17、受信駆動部18、受発信制御部21及び変換部50等が設置されている。発信駆動部17は複数の圧電素子9と接続され、圧電素子9を駆動する。受信駆動部18は複数の光検出部14と接続され、光検出部14を駆動する。受発信制御部21は発信駆動部17及び受信駆動部18と接続され、発信駆動部17及び受信駆動部18を駆動するタイミングを制御する。
変換部50は受信駆動部18及び制御装置47と接続されている。変換部50は受信駆動部18が出力する信号をデジタル形式のデータ信号に変換して制御装置47に出力する。つまり、変換部50は超音波トランスデューサーデバイス43が出力する電気信号としてのアナログ信号をデジタル形式のデータ信号に変換する。他にも、変換部50は制御装置47が出力するデータ信号をアナログ信号に変換して受発信制御部21に出力する。
制御装置47には射出制御部51、画像演算部52及び表示部49等が設置されている。射出制御部51は超音波トランスデューサーデバイス43が射出する超音波12の強度を制御する。超音波トランスデューサーデバイス43に超音波トランスデューサーデバイス1または超音波トランスデューサーデバイス33を用いるとき、光検出部14は圧電素子9が振動させる振動膜5の振幅を検出する。そして、圧電素子9が振動させる振動膜5の振幅データ信号は受信駆動部18から変換部50を介して射出制御部51に出力される。
射出制御部51は振動膜5の振幅データ信号を入力し振動膜5の振幅を調整する。詳しくは、射出制御部51は振動膜5の振幅を判定値と比較する。そして、振動膜5の振幅が判定値より小さいときには圧電素子9を駆動する交流電圧を大きくする指示信号を発信駆動部17に出力する。振動膜5の振幅が判定値より大きいときには圧電素子9を駆動する交流電圧を小さくする指示信号を発信駆動部17に出力する。このようにして、射出制御部51は振動膜5の振幅を目標とする振幅に近づける制御を行う。
画像演算部52は超音波プローブ42が出力するデータ信号を入力して表示部49に表示する画像を演算する。画像は特に限定されないが、本実施形態では、例えば、超音波画像、反射波23により振動膜5が振動する波形の振幅を示す受信振幅波形、圧電素子9により振動膜5が振動する波形の振幅を示す発信振幅波形等の画像を画像演算部52が形成する。
画像演算部52は形成した画像のデータ信号を表示部49に出力する。そして、表示部49は画像演算部52が形成した各種の画像を表示する。つまり、表示部49は超音波トランスデューサーデバイス43が検出したデータ信号を表示する。
図7は表示部が表示する表示画像を説明するための模式図である。図7に示すように表示画像53には画像演算部52が形成した超音波画像54が表示される。超音波画像54は被検体22の断面を示す2次元画像である。操作者は超音波画像54を観察して被検体22の内部構造を知ることができる。他にも、受信振幅波形56が表示される。他にも、超音波トランスデューサーデバイス43が超音波トランスデューサーデバイス1または超音波トランスデューサーデバイス33のとき、表示画像53には発信振幅波形55が表示される。
発信振幅波形55は圧電素子9により振動膜5が振動する波形の振幅の推移を示す。受信振幅波形56は反射波23により振動膜5が振動する波形の振幅の推移を示す。超音波トランスデューサーデバイス43には圧電素子9及び光検出部14が複数設置されている。発信振幅波形55及び受信振幅波形56は圧電素子9毎に表示される。図中発信振幅波形55及び受信振幅波形56は10個の波形が表示されている。画面を切り替えることにより総ての圧電素子9における発信振幅波形55及び光検出部14が検出した受信振幅波形56を表示することが可能になっている。
表示部49は振動膜5の振幅を表示する。そして、操作者は入力部48を操作して、圧電素子9により振動膜5が振動する振幅を変更することが可能になっている。詳しく述べると、まず、操作者が出力調整モードを手動に切り替える。表示画像53の左下には出力調整モードの状態が表示されている。出力調整モードは自動モードと手動モードとが選択可能になっている。操作者は入力部48を操作して出力調整モードを切り替える。自動モードは射出制御部51が振動膜5の振幅を判定値に近づけるように制御するモードである。手動モードは操作者が入力部48から入力して操作するモードである。
操作者は調整する圧電素子9の番号を入力部48から入力する。そして、操作者は振動膜5の振幅を大きくするか小さくするかの指示を入力する。射出制御部51が入力された指示に基づいて圧電素子9を駆動する電圧の大きさを変更する指示信号を発信駆動部17に出力する。発信駆動部17は指示信号に基づいて駆動電圧を変更し、振動膜5の振幅が変更される。このように、射出制御部51により振動膜5の振幅が変更される。
上述したように、本実施形態によれば、以下の効果を有する。
(1)本実施形態によれば、超音波プローブ42は超音波12の反射波23を受信し電気信号を出力する超音波トランスデューサーデバイス43を備えている。そして、超音波トランスデューサーデバイス43には上記の超音波トランスデューサーデバイス1、超音波トランスデューサーデバイス33または超音波トランスデューサーデバイス38が用いられている。超音波トランスデューサーデバイス1、超音波トランスデューサーデバイス33または超音波トランスデューサーデバイス38は基板2の平面視において振動膜5に対する光検出部14の位置を位置精度良く設置しなくても光検出部14は振動膜5の振動を検出することができるので製造し易いデバイスである。従って、超音波プローブ42は製造し易い超音波トランスデューサーデバイスを備えた装置とすることができる。
(2)本実施形態によれば、超音波測定装置41は超音波トランスデューサーデバイス43、変換部50及び表示部49を備えている。超音波トランスデューサーデバイス43が超音波12の反射波23を検出して電気信号を出力する。変換部50が電気信号をデータ信号に変換する。そして、表示部49がデータ信号を表示する。そして、超音波トランスデューサーデバイス43には上記の超音波トランスデューサーデバイス1、超音波トランスデューサーデバイス33または超音波トランスデューサーデバイス38が用いられている。上記の超音波トランスデューサーデバイス1、超音波トランスデューサーデバイス33または超音波トランスデューサーデバイス38は基板2の平面視において振動膜5に対する光検出部14の位置を位置精度良く設置しなくても光検出部14は振動膜5の振動を検出することができるので製造し易いデバイスである。従って、超音波測定装置41は製造し易い超音波トランスデューサーデバイスを備えた装置とすることができる。
(3)本実施形態によれば、光検出部14は圧電素子9が振動させる振動膜5の振幅を検出する。そして、表示部49は振動膜5の振幅を表示する。操作者は表示部49に表示された振動膜5の振幅を確認し、振動膜5の振幅の変更を指示する。そして、射出制御部51は超音波トランスデューサーデバイス43が射出する超音波12の強度を制御する。従って、操作者は射出制御部51に超音波12の強度を変更させて、適切な超音波12の強度に調整することができる。
(4)本実施形態によれば、超音波トランスデューサーデバイス43が超音波トランスデューサーデバイス1または超音波トランスデューサーデバイス33のとき、光検出部14は圧電素子9が振動させる振動膜5の振幅を検出する。そして、射出制御部51は振動膜5の振幅データ信号を入力する。そして、射出制御部51は振動膜5の振幅データ信号を参照して超音波トランスデューサーデバイス43が射出する超音波12の強度を制御する。従って、射出制御部51は精度良く超音波12の強度を調整することができる。
尚、本実施形態は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想内で当分野において通常の知識を有する者により種々の変更や改良を加えることも可能である。変形例を以下に述べる。
(変形例1)
前記第1の実施形態では、光検出部14はレーザー光15を上電極8に照射して上電極8を反射膜として活用した。図8は超音波トランスデューサーデバイスの構造を示す要部模式側断面図である。図8に示すように、上電極8上に反射膜59を設置しても良い。反射膜59は反射する機能だけに特化した膜として活用することができる。従って、反射率の良い材質を選択して、表面粗さの少ない鏡面に近い製造方法を選択することができる。その結果、光検出部14は効率良く反射光15bを入力することができる。
(変形例2)
前記第3の実施形態では、光検出部14はレーザー光15を配線11に照射して配線11を反射膜として活用した。図9は超音波トランスデューサーデバイスの構造を示す要部模式側断面図である。図9に示すように、配線11上または振動膜部材4上に反射膜60を設置しても良い。反射膜60は反射する機能だけに特化した膜として活用することができる。従って、反射率の良い金属を選択して、表面粗さの少ない鏡面に近い製造方法を選択することができる。その結果、光検出部14は効率良く反射光15bを入力することができる。
(変形例3)
前記第1の実施形態では、支持基板13は光検出部14を支持した。支持基板13は他にも配線を中継する中継基板を兼ねても良い。他にも、圧電素子9を駆動する駆動回路や光検出部14を駆動する駆動回路が設置された回路基板を兼ねても良い。他にも、基板2と支持基板13との間の空間を封止する封止基板を兼ねても良い。支持基板13に複数の機能を持たせることにより部品点数を減らすことができる。
(変形例4)
前記第4の実施形態では、表示画像53に発信振幅波形55及び受信振幅波形56を表示した。他にも、表示画像53に圧電素子9を駆動する駆動波形や光検出部14が検出した振動膜5の振動波形を表示しても良い。圧電素子9を駆動する駆動波形には矩形波や正弦波が用いられる。駆動波形の振幅の他、波長及び波形の形状を確認できる。そして、振動膜5の振動波形を確認することにより、振動膜5の振動する様子を確認することができる。
1,33,38,43…超音波トランスデューサーデバイス、2…基板、3…開口部、5…振動膜、8…反射膜としての上電極、9…圧電素子、13…支持基板、14…光検出部、15b…光としての反射光、34…圧電素子としての第1圧電素子、35…圧電素子としての第2圧電素子、41…超音波測定装置、42…超音波プローブ、49…表示部、50…変換部、51…射出制御部、59,60…反射膜。

Claims (11)

  1. 開口部を有する基板と、
    前記基板上に設置された振動膜と、
    前記振動膜上に設置され前記振動膜を振動させる圧電素子と、
    光を用いて前記振動膜の振動を検出する光検出部と、を備え、
    前記光検出部は、前記振動膜に対して前記基板の反対側に位置することを特徴とする超音波トランスデューサーデバイス。
  2. 請求項1に記載の超音波トランスデューサーデバイスであって、
    前記光検出部は前記圧電素子の振動を検出することを特徴とする超音波トランスデューサーデバイス。
  3. 請求項1に記載の超音波トランスデューサーデバイスであって、
    前記光検出部は一部の前記圧電素子の振動を検出することを特徴とする超音波トランスデューサーデバイス。
  4. 請求項1に記載の超音波トランスデューサーデバイスであって、
    前記圧電素子は複数の前記振動膜の一部に設置され、
    前記光検出部は前記圧電素子が設置されていない場所の前記振動膜の振動を検出することを特徴とする超音波トランスデューサーデバイス。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載の超音波トランスデューサーデバイスであって、
    前記光検出部を支持する支持基板を備え、
    前記光検出部は前記振動膜が振動する場所と対向することを特徴とする超音波トランスデューサーデバイス。
  6. 請求項1〜5のいずれか一項に記載の超音波トランスデューサーデバイスであって、
    前記光検出部は前記開口部の中央に位置する前記振動膜の振動を検出することを特徴とする超音波トランスデューサーデバイス。
  7. 請求項2または3に記載の超音波トランスデューサーデバイスであって、
    前記圧電素子は反射膜を備えることを特徴とする超音波トランスデューサーデバイス。
  8. 超音波を受信し電気信号を出力する超音波トランスデューサーデバイスを備え、
    前記超音波トランスデューサーデバイスが請求項1〜7のいずれか一項に記載の超音波トランスデューサーデバイスであることを特徴とする超音波プローブ。
  9. 超音波を検出し電気信号を出力する超音波トランスデューサーデバイスと、
    前記超音波トランスデューサーデバイスが出力する電気信号をデータ信号に変換する変換部と、
    前記データ信号を表示する表示部と、を備え、
    前記超音波トランスデューサーデバイスが請求項1〜7のいずれか一項に記載の超音波トランスデューサーデバイスであることを特徴とする超音波測定装置。
  10. 超音波を検出し電気信号を出力する超音波トランスデューサーデバイスと、
    前記超音波トランスデューサーデバイスが出力する電気信号をデータ信号に変換する変換部と、
    前記データ信号を表示する表示部と、
    前記超音波トランスデューサーデバイスが射出する超音波の強度を制御する射出制御部と、
    を備え、
    前記超音波トランスデューサーデバイスが請求項2または3に記載の超音波トランスデューサーデバイスであり、前記光検出部は前記圧電素子が振動させる前記振動膜の振幅を検出し、前記表示部は前記振動膜の振幅を表示することを特徴とする超音波測定装置。
  11. 超音波を検出し電気信号を出力する超音波トランスデューサーデバイスと、
    前記超音波トランスデューサーデバイスが出力する電気信号をデータ信号に変換する変換部と、
    前記データ信号を表示する表示部と、
    前記超音波トランスデューサーデバイスが射出する超音波の強度を制御する射出制御部と、
    を備え、
    前記超音波トランスデューサーデバイスが請求項2または3に記載の超音波トランスデューサーデバイスであり、前記光検出部は前記圧電素子が振動させる前記振動膜の振幅を検出し、前記射出制御部は前記振動膜の振幅データ信号を入力し前記振動膜の振幅を調整することを特徴とする超音波測定装置。
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