JP6657982B2 - 半導体装置 - Google Patents

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Description

この発明は、半導体装置に関する。
従来、従来のスイッチング電源装置に用いられる起動回路の起動素子として、円形状の平面形状の入力パッドの周囲に沿って円周上の平面レイアウトに複数のソース領域を配置した高耐圧JFET(Junction FET:接合型電界効果トランジスタ)が知られている(例えば、下記特許文献1参照。)。下記特許文献1では、高耐圧JFETの入力パッドとゲート電極配線との間に、起動素子に並列接続した抵抗素子が配置されている。この抵抗素子は、起動素子の耐圧構造の上に渦巻き状の平面形状をなすように配置されたポリシリコン(poly−Si)等の薄膜抵抗でできている。
従来の起動素子となるJFETの構造について、図14〜16を参照して説明する。図14は、従来の半導体装置の平面レイアウトを示す平面図である。図15は、図14の切断線AA−AA’における断面図である。図16は、図14の一部を拡大して示す平面図である。図14,16には、各メタル配線を点線で示す。図16には、ポリシリコンでできた薄膜抵抗(以下、ポリシリコン抵抗とする)120で構成される抵抗素子の外周端部付近の一部の平面レイアウトを示す。図14〜16に示す従来のJFET100では、p型半導体基板101のおもて面の表面層に、p型ゲート領域102が選択的に設けられている。符号106は、p型ゲート領域102の内部のp+型コンタクト領域である。
また、p型半導体基板101のおもて面の表面層には、n型ドリフト領域103がp型ゲート領域102の一部に所定の幅で入り込むように選択的に設けられている。さらに、p型半導体基板101のおもて面の表面層の、n型ドリフト領域103の入り込んだ箇所に、n+型ソース領域104が選択的に設けられている。p型半導体基板101のおもて面の表面層の、n+型ソース領域104から離れた箇所には、n型ドリフト領域103を挟んでn+型ソース領域104と対向するn+型ドレイン領域105が選択的に設けられている。n+型ソース領域104はn+型ドレイン領域105から等間隔となる円周上に設けられている。
n型ドリフト領域103がp型ゲート領域102に接する箇所(不図示)には、p型ゲート領域102およびn型ドリフト領域103に跨がるようにゲートポリシリコン電極107が設けられている。n+型ソース領域104が形成されている箇所では、ゲートポリシリコン電極107は、n型ドリフト領域103上のLOCOS(Local Oxidation of Silicon)酸化膜108上に設けられている。LOCOS酸化膜108、ゲートポリシリコン電極107、およびp型半導体基板101のおもて面の表面層の各領域の上には、層間絶縁膜109が設けられている。
層間絶縁膜109の内部には、LOCOS酸化膜108を挟んで深さ方向にn型ドリフト領域103と対向する部分に、ポリシリコン抵抗120が設けられている。ポリシリコン抵抗120は、内側(n+型ドレイン領域105側)から外側(n+型ソース領域104側)へ向かう渦巻き状の平面形状をなす。ポリシリコン抵抗120は、外周端部において、層間絶縁膜109を貫通するグランド(接地)コンタクト部123を介して接地端子配線121に電気的に接続されている。ポリシリコン抵抗120は、最外周120bにおいてグランドコンタクト部123よりも内周端部側に、分圧点コンタクト部124を介して分圧端子配線122に接続されている。
層間絶縁膜109の上には、ゲート電極配線110、ドレイン電極配線111およびソース電極配線112が設けられている。ゲート電極配線110は、n+型ドレイン領域105、n型ドリフト領域103およびn+型ソース領域104を取り囲むように配置され、層間絶縁膜109を挟んで深さ方向にp型ゲート領域102に対向する。ゲート電極配線110は、層間絶縁膜109を貫通するゲートコンタクト部113を介してp型ゲート領域102およびゲートポリシリコン電極107に電気的に接続されている。ゲート電極配線110は、常に接地される。
ドレイン電極配線111は、層間絶縁膜109を挟んで深さ方向にn+型ドレイン領域105に対向する。ドレイン電極配線111は、層間絶縁膜109を貫通するドレインコンタクト部114を介してn+型ドレイン領域105に電気的に接続されている。また、ドレイン電極配線111は、層間絶縁膜109上を外側へ延在しており、層間絶縁膜109を挟んで深さ方向にポリシリコン抵抗120の最内周120aに対向する。ドレイン電極配線111は、層間絶縁膜109を貫通する抵抗素子コンタクト部116を介してポリシリコン抵抗120に電気的に接続されている。
ソース電極配線112は、n+型ドレイン領域105およびn型ドリフト領域103を取り囲むように配置され、層間絶縁膜109を挟んで深さ方向にn+型ソース領域104に対向する。ソース電極配線112は、層間絶縁膜109を貫通するソースコンタクト部115を介してn+型ソース領域104に電気的に接続されている。ソース電極配線112は、層間絶縁膜109上を内側へ延在しており、層間絶縁膜109を挟んで深さ方向にポリシリコン抵抗120の最外周120bおよびゲートポリシリコン電極107に対向する。
特開2008−153636号公報
しかしながら、上述した従来のJFET100(図14〜16参照)では、ポリシリコン抵抗120の最外周120bに接地点(グランドコンタクト部123)および分圧点(分圧点コンタクト部124)を形成するため、次の問題が生じる。図12は、従来の半導体装置の問題点を示す説明図である。図13は、従来の半導体装置の製造途中の問題点を示す断面図である。図12,13には、図15のポリシリコン抵抗120の最外周120b付近を拡大して示す。ポリシリコン抵抗120を渦巻き状の平面形状にパターニングするためのエッチング工程では、プロセス上、ポリシリコン抵抗120の内周側120cよりも最外周120bでエッチング量が多くなる。このため、図12に示すように、ポリシリコン抵抗120は、内周側120cの渦巻き線の幅w101に比べて最外周120bの渦巻き線の幅w102が狭くなりやすく(w101>w102)、ポリシリコン抵抗120の最外周120bで抵抗値がばらつきやすい。
また、ポリシリコン抵抗120の表面のダングリングボンド(未結合手)を水素(H)原子で終端するために行う水素ガス雰囲気での熱処理(以下、水素アニールとする)をおこなう必要がある。図13に示すように、ポリシリコン抵抗120の最外周120bはソース電極配線112に覆われた状態となっている。このため、この水素アニール時、水素ガス雰囲気中の水素原子131はソース電極配線112で遮蔽され、ソース電極配線112を通過することができない。かつ、ソース電極配線112とポリシリコン抵抗120との間に回り込んだ水素原子132は、ソース電極配線112の最下層のバリアメタル(不図示)であるチタン(Ti)膜に吸蔵されてしまう。このため、ポリシリコン抵抗120の最外周120bの、ソース電極配線112に覆われた部分では、ダングリングボンドを終端させることができず、抵抗値がばらつく。
また、JFET100の入力パッド(ドレイン電極配線111)への入力電圧を監視するための抵抗素子としてポリシリコン抵抗120を用いる場合、高温高電圧印加試験時や製品使用時、JFET100をオフ状態にするためにソース電極配線112の電位を上昇させる。このとき、ソース電極配線112の電位上昇の悪影響を受けて、ポリシリコン抵抗120の最外周120bの、ソース電極配線112に覆われた部分の抵抗値が変動する。このように、ポリシリコン抵抗120の最外周120bの抵抗値がばらついたり変動したりすることで、ポリシリコン抵抗120のグランドコンタクト部123から分圧点コンタクト部124までの抵抗値(分圧抵抗)がばらつく。このため、分圧点の電位にばらつきが生じてJFET100の特性が変動し、JFET100の信頼性が低下するという問題がある。
この発明は、上述した従来技術による問題点を解消するため、信頼性を向上させることができる半導体装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、本発明の目的を達成するため、この発明にかかる半導体装置は、次の特徴を有する。半導体基板の表面層に、第1導電型の第1領域が選択的に設けられている。前記半導体基板の表面層に、前記第1領域に接して第2導電型の第2領域が設けられている。前記半導体基板の表面層に、前記第2領域と対向して第2導電型の第3領域が設けられている。前記半導体基板の表面層に、前記第1領域と前記第3領域とに挟まれ両領域と接して、第2導電型の第4領域が設けられている。絶縁膜は、前記第4領域を覆う。抵抗体は、前記絶縁膜の内部に埋め込まれている。第1電極は、前記第3領域および前記抵抗体の一端に電気的に接続されている。前記第2電極は、前記第2領域に電気的に接続されている。前記第2電極は、前記絶縁膜を介して前記抵抗体の他端側を覆う。第3電極は、前記第1領域に電気的に接続されている。複数の抵抗接続配線は、前記抵抗体の、前記第2電極に覆われた部分以外の部分に電気的に接続されている。
また、この発明にかかる半導体装置は、上述した発明において、渦巻き状の平面形状をなすように前記抵抗体が配置されている。前記第1電極は、前記絶縁膜を介して前記抵抗体の最外周の渦巻き線を覆う。前記抵抗接続配線は、前記抵抗体の最外周よりも1本以上内周側の渦巻き線に電気的に接続されていることを特徴とする。
また、この発明にかかる半導体装置は、上述した発明において、前記抵抗体の最外周側の、前記抵抗接続配線との接続箇所よりも外周端部側は、当該接続箇所よりも内周端部側と分離されていることを特徴とする。
また、この発明にかかる半導体装置は、上述した発明において、前記抵抗体の渦巻き線から離れる方向に引き出されたポリシリコン層を介して前記抵抗体に前記抵抗接続配線が電気的に接続されている。前記ポリシリコン層は、サリサイド化または高不純物濃度化された低抵抗層であることを特徴とする。
また、この発明にかかる半導体装置は、上述した発明において、前記抵抗体のシート抵抗は、1kΩ/□以上であることを特徴とする。
また、この発明にかかる半導体装置は、上述した発明において、前記抵抗体は、ポリシリコンでできていることを特徴とする。
上述した発明によれば、抵抗体の、第3電極に覆われた部分以外の部分を抵抗素子として用いるため、抵抗体をパターニングためのエッチング工程のプロセスばらつきによる抵抗素子の抵抗値のばらつきは発生しない。抵抗体のダングリングボンドを終端するための水素アニールによる抵抗素子の抵抗値のばらつきは発生しない。かつ、第3電極の電位が上昇することによる抵抗素子の抵抗値の変動を低減させることができる。
本発明にかかる半導体装置によれば、信頼性を向上させることができるという効果を奏する。
実施の形態1にかかる半導体装置の平面レイアウトを示す平面図である。 図1の切断線A−A’における断面図である。 図1の一部を拡大して示す平面図である。 実施の形態1にかかる半導体装置の一部を拡大して示す断面図である。 実施の形態1にかかる半導体装置の製造途中の状態を示す断面図である。 実施の形態2にかかる半導体装置の要部の平面レイアウトを示す平面図である。 実施の形態3にかかる半導体装置の要部の平面レイアウトを示す平面図である。 実施の形態4にかかる半導体装置の要部の平面レイアウトを示す平面図である。 抵抗素子の不純物ドーズ量とシート抵抗との関係を示す説明図である。 ポリシリコン抵抗への不純物ドーズ量と抵抗素子のシート抵抗のばらつきとの関係を示す特性図である。 実施の形態5にかかる半導体装置の構造を示す断面図である。 従来の半導体装置の問題点を示す説明図である。 従来の半導体装置の製造途中の問題点を示す断面図である。 従来の半導体装置の平面レイアウトを示す平面図である。 図14の切断線AA−AA’における断面図である。 図14の一部を拡大して示す平面図である。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる半導体装置の好適な実施の形態を詳細に説明する。本明細書および添付図面においては、nまたはpを冠記した層や領域では、それぞれ電子または正孔が多数キャリアであることを意味する。また、nやpに付す+および−は、それぞれそれが付されていない層や領域よりも高不純物濃度および低不純物濃度であることを意味する。なお、以下の実施の形態の説明および添付図面において、同様の構成には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
(実施の形態1)
実施の形態1にかかる半導体装置の構造について、図1〜3を参照して説明する。図1は、実施の形態1にかかる半導体装置の平面レイアウトを示す平面図である。図2は、図1の切断線A−A’における断面図である。図3は、図1の一部を拡大して示す平面図である。図1,3には各メタル配線を点線で示す。図3には、ポリシリコン(poly−Si)でできた薄膜抵抗(ポリシリコン抵抗(抵抗体))20の外側(n+型ソース領域4側)端部付近の一部の平面レイアウトを示す。ここでは、スイッチング電源装置(不図示)に用いる起動回路の起動素子となるJFET30と、当該JFET30への入力電圧を監視(電圧センス)するための抵抗素子となるポリシリコン抵抗20と、を同一のp型半導体基板(半導体チップ)1に配置した集積回路(IC:Integrated Circuit)を例に説明する。
図1〜3に示す実施の形態1にかかる半導体装置は、n+型ソース領域(第2領域)4からn+型ドレイン領域(第3領域)5までをn型拡散領域で構成したJFET30と、当該JFET30の電圧センスのための抵抗素子となるポリシリコン抵抗20と、を備える。具体的には、p型半導体基板1のおもて面の表面層には、p型ゲート領域(第1領域)2が選択的に設けられている。p型ゲート領域2の内部には、p+型コンタクト領域6が選択的に設けられている。また、p型半導体基板1のおもて面の表面層には、n型ドリフト領域第4がp型ゲート領域2の一部(例えば20箇所)に所定の幅で入り込むように選択的に設けられている。さらに、p型半導体基板1のおもて面の表面層の、n型ドリフト領域3の入り込んだ箇所に、n+型ソース領域4が選択的に設けられている。
p型半導体基板1のおもて面の表面層の、n+型ソース領域4から離れた箇所には、n型ドリフト領域3を挟んでn+型ソース領域4と対向するn+型ドレイン領域5が選択的に設けられている。n+型ドレイン領域5は、円形状の平面形状を有する。n+型ソース領域4は、n+型ドレイン領域5から等間隔となる円周上に例えば歯車状の平面レイアウトに配置されている。n型ドリフト領域3がp型ゲート領域2に接する箇所(不図示)には、p型ゲート領域2およびn型ドリフト領域3に跨がるようにゲートポリシリコン電極7が設けられている。n+型ソース領域4が形成されている箇所では、ゲートポリシリコン電極7はn型ドリフト領域3上のLOCOS酸化膜(絶縁膜)8上に設けられている。
ゲートポリシリコン電極7は、n+型ドレイン領域5およびn型ドリフト領域3を取り囲む略リング状の平面レイアウトに配置されている。ゲートポリシリコン電極7は、後述するソース電極配線12の電位を上昇させてp型ゲート領域2とn+型ソース領域4との間のpn接合を逆バイアスさせたときに、当該pn接合から広がる空乏層の伸びを広げる機能を有する。これによって、ソース電極配線12の電位上昇が抑制される。LOCOS酸化膜8、ゲートポリシリコン電極7、p型ゲート領域2(p+型コンタクト領域6)、n+型ソース領域4およびn+型ドレイン領域5の上には、層間絶縁膜(絶縁膜)9が設けられている。層間絶縁膜9の上には、ゲート電極配線(第3電極)10、ドレイン電極配線(第1電極)11およびソース電極配線(第2電極)12が設けられている。
ゲート電極配線10は、n+型ドレイン領域5、n型ドリフト領域3およびn+型ソース領域4を取り囲むように配置され、層間絶縁膜9を挟んで深さ方向にp型ゲート領域2に対向する。ゲート電極配線10は、層間絶縁膜9を貫通するゲートコンタクト部13およびコンタクトプラグ17を介してp+型コンタクト領域6およびゲートポリシリコン電極7に電気的に接続されている。また、ゲート電極配線10は、歯車状の平面形状のn+型ソース領域4に沿って所定の幅で内側(n+型ドレイン領域5側)に入り込み、かつソース電極配線12を取り囲む平面レイアウトに配置されている。ゲート電極配線10は、常に接地される。
ドレイン電極配線11は、層間絶縁膜9を挟んで深さ方向にn+型ドレイン領域5に対向する。ドレイン電極配線11は、層間絶縁膜9を貫通するドレインコンタクト部14およびコンタクトプラグ18を介してn+型ドレイン領域5に電気的に接続されている。また、ドレイン電極配線11は、層間絶縁膜9上を外側へ張り出すように延在しており、層間絶縁膜9を挟んで深さ方向に後述するポリシリコン抵抗20の最内周の渦巻き線20aに対向する。ドレイン電極配線11は、層間絶縁膜9を貫通する抵抗素子コンタクト部16を介してポリシリコン抵抗20の最内周の渦巻き線20aに電気的に接続されている。ドレイン電極配線11は略円形状の平面形状を有する。
ソース電極配線12は、n+型ドレイン領域5およびn型ドリフト領域3を取り囲むように配置され、層間絶縁膜9を挟んで深さ方向にn+型ソース領域4に対向する。ソース電極配線12は、層間絶縁膜9を貫通するソースコンタクト部15およびコンタクトプラグ19を介してn+型ソース領域4に電気的に接続されている。また、ソース電極配線12は、層間絶縁膜9上を内側へ張り出すように延在しており、層間絶縁膜9を挟んで深さ方向にポリシリコン抵抗20の最外周の渦巻き線20bおよびゲートポリシリコン電極7に対向する。ソース電極配線12は、歯車状の平面形状のn+型ソース領域4に沿って所定の幅で外側に入り込むような平面レイアウトに配置されている。
ソース電極配線12は、ソース電極配線12の断線や、ソース電極配線12の部分的な位置ずれ(いわゆるアルミスライド)の発生を抑制することができる程度にJFET30の電流を十分に流すことができる所定幅w11を有する。ソース電極配線12の外側にはゲート電極配線10が配置されていることから、ソース電極配線12は層間絶縁膜9上を内側へ張り出すように延在される。一方、ソース電極配線12が内側へ張り出すほどポリシリコン抵抗20との電位差が大きくなり、絶縁破壊が起きる虞がある。このため、ソース電極配線12の内側への張り出し部分とポリシリコン抵抗20との電位差や、ソース電極配線12の内側への張り出し部分とポリシリコン抵抗20とに挟まれた部分における層間絶縁膜9の厚さt1等に基づいて、ソース電極配線12の内側への張り出し幅w12を適宜設定することが好ましい。
各メタル配線(ゲート電極配線10、ドレイン電極配線11およびソース電極配線12)は、例えば、バリアメタル、アルミニウム(Al)金属膜および反射防止膜を順に積層した金属積層膜である。当該金属積層膜の、コンタクトホールに埋め込まれた部分がゲートコンタクト部13、ドレインコンタクト部14、ソースコンタクト部15および抵抗素子コンタクト部16となる。コンタクトプラグ17、コンタクトプラグ18およびコンタクトプラグ19は、バリアメタルおよびタングステン(W)膜を順に積層した金属積層膜である。アルミニウム金属膜とは、アルミニウムを含む金属膜であり、例えばアルミニウム−銅(Al−Cu)膜や、アルミニウム−シリコン−銅(Al−Si−Cu)膜であってもよい。
バリアメタルは、p型半導体基板1側への金属原子の拡散や、p型半導体基板1と金属膜との相互反応を防止する機能を有する。バリアメタルは、例えば、チタン(Ti)膜および窒化チタン(TiN)膜を順に積層した積層膜であってもよい。コンタクトプラグ17、コンタクトプラグ18およびコンタクトプラグ19のバリアメタルは、半導体部との反応によりシリサイド化(低抵抗化)されている。反射防止膜は、チタン膜および窒化チタン膜を順に積層した積層膜であってもよい。反射防止膜は、アルミニウム金属膜のパターニング用レジストマスクを露光する際にアルミニウム金属膜での光の乱反射を防止する機能を有する。
各メタル配線は、チップ最表面(ここでは層間絶縁膜31の上に設けられた層間絶縁膜34の表面)よりも深い位置に配置することが好ましい。その理由は、例えば高温高電圧印加試験時に、層間絶縁膜34の上に充填される封止材中の可動イオンの影響を受けにくくすることができるからである。また、各メタル配線はそれぞれ多層配線であってもよい。図2には、ドレイン電極配線を多層配線とした場合を示す。具体的には、層間絶縁膜9および各メタル配線の上に、さらに層間絶縁膜31が設けられている。層間絶縁膜31の上に、層間絶縁膜31を挟んで深さ方向にドレイン電極配線11と対向するドレイン電極配線32が配置されている。ドレイン電極配線32は、層間絶縁膜31を貫通するドレインコンタクト部33を介してドレイン電極配線11に電気的に接続されている。
層間絶縁膜9の内部には、LOCOS酸化膜8を挟んで深さ方向にn型ドリフト領域3と対向する部分に、ポリシリコン抵抗20が設けられている。ポリシリコン抵抗20は、ゲートポリシリコン電極7よりも内側に、ゲートポリシリコン電極7と離して配置される。また、ポリシリコン抵抗20は、n+型ドレイン領域5を取り囲む渦巻き状の平面形状をなすように配置されている。ポリシリコン抵抗20の最内周の渦巻き線20aは、上述したように層間絶縁膜9上に延在するドレイン電極配線11に覆われ、抵抗素子コンタクト部16を介してドレイン電極配線11に電気的に接続されている。
ポリシリコン抵抗20の最外周の渦巻き線20bは、上述したように層間絶縁膜9上に延在するソース電極配線12に覆われている。すなわち、ポリシリコン抵抗20の内径はドレイン電極配線11との抵抗素子コンタクト部16を形成可能な程度にドレイン電極配線11の直径よりも狭く、ポリシリコン抵抗20の外径はソース電極配線12の内径よりも広い。ポリシリコン抵抗20の最内周の渦巻き線20aとは、ポリシリコン抵抗20の渦巻き線の最も内周側に位置し、その内周側に他の渦巻き線と隣り合わない渦巻き線である。ポリシリコン抵抗20の最外周の渦巻き線20bとは、ポリシリコン抵抗20の渦巻き線の最も外周側に位置し、その外周側に他の渦巻き線と隣り合わない渦巻き線である。
また、ポリシリコン抵抗20に接続された電圧センス回路(内部回路:不図示)によってJFET30の入力パッド(ドレイン電極配線11,32)への入力電圧をセンスする場合、ポリシリコン抵抗20はJFET30に並列接続される。具体的には、ポリシリコン抵抗20は、一端をドレイン電極配線11に電気的に接続され、他端側の渦巻き線を接地端子配線(抵抗接続配線)21に接続され、その途中の部分を分圧端子配線(抵抗接続配線)22に接続される。ポリシリコン抵抗20の最内周の渦巻き線20aは抵抗素子コンタクト部16でシリサイド化され低抵抗化されており、最内周の渦巻き線20aよりも外周側の渦巻き線と異なる抵抗値を示す。
ポリシリコン抵抗20の最外周の渦巻き線20bは、ソース電極配線12に覆われることで後述するように抵抗値にばらつきが生じている。このため、ポリシリコン抵抗20の最内周の渦巻き線20aよりも1本外周側の渦巻き線20dから、最外周の渦巻き線20bよりも1本内周側の渦巻き線20eまでの部分が抵抗素子として用いられる。このため、接地端子配線21は、層間絶縁膜9を貫通するグランド(接地)コンタクト部23を介して、ポリシリコン抵抗20の最外周の渦巻き線20bよりも1本以上内周側の渦巻き線20cに電気的に接続されている。分圧端子配線22は、層間絶縁膜9を貫通する分圧点コンタクト部24を介して、ポリシリコン抵抗20の最外周の渦巻き線20bよりも1本以上内周側の渦巻き線20cに電気的に接続されている。分圧点コンタクト部24は、ポリシリコン抵抗20のグランドコンタクト部23よりも内周端部側R1に位置する。
すなわち、接地端子配線21および分圧端子配線22はともに、ポリシリコン抵抗20の、ソース電極配線12に覆われていない渦巻き線20cでコンタクトを形成している。接地端子配線21は、常に接地される。分圧端子配線22は、JFET30の入力パッドへの入力電圧をセンスするための端子であり、当該入力電圧を分圧して電圧センス回路に出力する。分圧端子配線22をポリシリコン抵抗20の最内周の渦巻き線20aに近い位置に接続するほど、電圧センス回路に出力される分圧端子配線22の電位が高くなる。このため、分圧端子配線22は、JFET30の入力パッドへの入力電圧を、電圧センス回路の耐圧未満で分圧可能な位置に接続される。例えば、分圧端子配線22は、JFET30の入力パッドへの入力電圧の1/250の電位を取り出す位置に接続される。
また、接地端子配線21および分圧端子配線22は、ソース電極配線12と異なる階層に配置されている。例えば、ソース電極配線12を多層配線の1層目とし、接地端子配線21および分圧端子配線22を多層配線の2層目としてもよい。この場合、具体的には、ゲート電極配線10、ドレイン電極配線11およびソース電極配線12の上に、層間絶縁膜31が設けられる。接地端子配線21および分圧端子配線22は層間絶縁膜31の上に設けられ、グランドコンタクト部23および分圧点コンタクト部24は層間絶縁膜31,9を貫通してポリシリコン抵抗20に達する。グランドコンタクト部23および分圧点コンタクト部24は、ポリシリコン抵抗20との反応によりシリサイド化されている。
ポリシリコン抵抗20の外周端部は、ポリシリコン抵抗20の、少なくともグランドコンタクト部23と分圧点コンタクト部24との間の部分の外側全体に最外周の渦巻き線20bが対向するように終端している。ポリシリコン抵抗20のグランドコンタクト部23から外周端部側R2の部分は接地電位となる。ポリシリコン抵抗20の外周端部の位置は、例えばゲートポリシリコン電極7のデザインルール(設計基準)で決定される。ポリシリコン抵抗20の最外周の渦巻き線20bから、その外側のゲートポリシリコン電極7までの距離は例えば2μmであってもよい。
また、ポリシリコン抵抗20に接続された電圧センス回路によってJFET30の入力パッドの電圧レベルを監視する場合、ポリシリコン抵抗20は比較的高い抵抗値に設定されることが好ましい。その理由は、次の2点である。1つ目の理由は、ポリシリコン抵抗20の外周端部を接地していることで、ポリシリコン抵抗20に流れる電流でIC待機時の消費電力が決まるからである。ポリシリコン抵抗20を高抵抗とすることで、IC待機時の消費電力を低減させることができる。2つ目の理由は、デザインルールを小さくするほど、ポリシリコン抵抗20の最外周の渦巻き線20bとソース電極配線12とに挟まれた層間絶縁膜9の部分の厚さt1が薄くなるため、絶縁破壊に至る虞が増すからである。ポリシリコン抵抗20の高抵抗とすることで、層間絶縁膜9での電界集中を抑制することができる。
例えば、1μmのデザインルールでICを作製(製造)する場合、ポリシリコン抵抗20のシート抵抗を1.7kΩ/□(kilo Ohms per Square)程度とし、ポリシリコン抵抗20の最外周の渦巻き線20bとソース電極配線12とに挟まれた層間絶縁膜9の部分の厚さt1を1.5μm程度としてもよい。0.35μmのデザインルールでICを作製する場合、ポリシリコン抵抗20のシート抵抗を8kΩ/□程度とし、ポリシリコン抵抗20の最外周の渦巻き線20bとソース電極配線12とに挟まれた層間絶縁膜9の部分の厚さt1を0.3μm〜0.4μm程度としてもよい。デザインルールとは、例えばゲートポリシリコン電極7や各メタル配線、コンタクトホールの幅の最小加工寸法である。
また、ポリシリコン抵抗20の最外周の渦巻き線20bの抵抗値は、後述するように、内周側の渦巻き線20cよりも最外周の渦巻き線20bでエッチング量が多くなること(図4参照)や、水素アニール時にダングリングボンドが水素(H)原子で終端されにくくなること(図5参照)によりばらつく。このポリシリコン抵抗20の最外周の渦巻き線20bの抵抗値のばらつきはポリシリコン抵抗20を高抵抗(具体的には例えば1kΩ/□以上程度)にするほど大きくなるが、本発明においては抵抗値のばらついている部分を抵抗素子として用いてない(図4参照)。すなわち、ポリシリコン抵抗20の最外周の渦巻き線20bよりも内側の、ソース電極配線12で覆われない渦巻き線に形成したグランドコンタクト部23から分圧点コンタクト部24までの抵抗値が分圧抵抗となる。
さらに、ポリシリコン抵抗20の最外周の渦巻き線20bの抵抗値のばらつきは、層間絶縁膜9の厚さを薄くするほど大きくなる。その理由は、次のとおりである。層間絶縁膜9の厚さを薄くするほど、ポリシリコン抵抗20の最外周の渦巻き線20bとソース電極配線12とに挟まれた層間絶縁膜9の部分の厚さt1が薄くなる。このため、水素アニール時にソース電極配線12の最下層のバリアメタルに水素原子が吸蔵される割合が多くなり、ポリシリコン抵抗20の最外周の渦巻き線20bの表面のダングリングボンドが水素終端されない割合が大きくなるからである。本発明は、層間絶縁膜9の厚さが1.4μm以下程度と薄い場合に特に有用である。水素アニールとは、ポリシリコン抵抗20の表面のダングリングボンドを水素原子で終端するために行う水素ガス雰囲気での熱処理である。
また、ポリシリコン抵抗20の抵抗値は、ポリシリコン抵抗20の不純物濃度(不純物ドーズ量)や、渦巻き線の幅w1、隣り合う渦巻き線間の幅w3、渦巻き線の巻き数等で調整可能である。例えば、隣り合う渦巻き線間の幅w1が狭すぎたり、渦巻き線の巻き数が多すぎたりする場合、p型半導体基板1とポリシリコン抵抗20との間で酸化膜(層間絶縁膜9およびLOCOS酸化膜8)容量が増大し、JFET30の動作速度やノイズ耐性が低くなってしまう。このため、p型半導体基板1とポリシリコン抵抗20との間で酸化膜容量が増大しないようにポリシリコン抵抗20の上記条件を設定することが好ましい。
このようなJFET30においては、分圧端子配線22の電位に基づいてJFET30をオフするか否かを決定する。具体的には、分圧端子配線22の電位に基づいて、ソース電極配線12に電気的に接続された図示省略する電圧センス回路によりソース電極配線12の電位を上昇させて、n+型ソース領域4とp型ゲート領域2との間のpn接合を逆バイアスする。これによって、n+型ソース領域4の両サイドのp型ゲート領域2から伸びる空乏層を、n+型ソース領域4とn型ドリフト領域3との間口(n+型ソース領域4の、n型ドリフト領域3との界面部分)でつなぐことでJFET30の電流が遮断され、JFET30がオフされる。
上述したJFET30およびポリシリコン抵抗20は、同一の半導体チップに作製される他の能動素子および受動素子と同時に一般的なCMOS製造プロセスにより製造される。図4は、実施の形態1にかかる半導体装置の一部を拡大して示す断面図である。図5は、実施の形態1にかかる半導体装置の製造途中の状態を示す断面図である。図4,5には、図2のポリシリコン抵抗20の最外周の渦巻き線20b付近を示す。ポリシリコン抵抗20は、例えば同一の半導体チップに作製される他の素子のゲート電極と同時に形成される。図4に示すように、ポリシリコン抵抗20を渦巻き状の平面形状にパターニングするためのエッチング工程では、ポリシリコン抵抗20の内周側の渦巻き線20cよりも最外周の渦巻き線20bで幅w2が狭くなるが、この幅w2の狭くなる最外周の渦巻き線20bはダミーポリシリコンとして用いる。すなわち、ポリシリコン抵抗20の最外周の渦巻き線20bをダミーポリシリコンとすることで、最外周の渦巻き線20bよりも1本以上内周側の渦巻き線20cが所定幅w1で確保される。
また、JFET30の各メタル配線(ゲート電極配線10、ドレイン電極配線11およびソース電極配線12)は、同一の半導体チップに作製される他の素子のメタル配線と同時に形成される。このため、ポリシリコン抵抗20の表面のダングリングボンドを終端するための水素アニールは、同一の半導体チップに同一プロセスで形成される他の素子に悪影響を及ぼさないためにメタル配線の形成後に行う。水素アニールによる他の素子への悪影響とは、例えば、水素アニール時に他の素子のMOSゲートに水素原子が到達することにより生じるゲートしきい値変動などである。このため、図5に示すように、水素アニール時、ポリシリコン抵抗20の最外周の渦巻き線20bはソース電極配線12に覆われた状態となっている。
この水素アニール時、水素ガス雰囲気中の水素原子41はソース電極配線12で遮蔽され、ソース電極配線12を通過することができない。かつ、ソース電極配線12とポリシリコン抵抗20との間に回り込んだ水素原子42は、ソース電極配線12の最下層のバリアメタル(不図示)であるチタン膜に吸蔵されてしまう。このため、ポリシリコン抵抗20の最外周の渦巻き線20bの、ソース電極配線12に覆われた部分ではダングリングボンドを終端させることができず抵抗値がばらつくが、ポリシリコン抵抗20の最外周の渦巻き線20bを抵抗素子として用いていない。すなわち、水素原子43でダングリングボンドが終端された内周側の渦巻き線20cのみを抵抗素子として用いている。
以上、説明したように、実施の形態1によれば、ポリシリコン抵抗の最外周の渦巻き線を抵抗素子として用いないため、ポリシリコン抵抗をパターニングするためのエッチング工程のプロセスばらつきによる抵抗素子の抵抗値のばらつきは発生しない。また、実施の形態1によれば、ポリシリコン抵抗の最外周の、ソース電極配線に覆われた渦巻き線を抵抗素子として用いていないため、ポリシリコン抵抗のダングリングボンドを終端するための水素アニールによる抵抗素子の抵抗値のばらつきは発生しない。かつ、ソース電極配線の電位が上昇することによる抵抗素子の抵抗値の変動を低減させることができる。したがって、高温高電圧印加試験時や製品使用時に分圧端子配線の電位がばらつくことを回避することができる。また、実施の形態1によれば、例えばCAD(Computer Aided Design)による設計図作成時に、所定条件を設定するだけで所定プログラムにより渦巻き状の平面形状にポリシリコン抵抗を自動製図することができる。このため、ポリシリコン抵抗の設計や仕様変更しやすい。
(実施の形態2)
次に、実施の形態2にかかる半導体装置の構造について説明する。図6は、実施の形態2にかかる半導体装置の要部の平面レイアウトを示す平面図である。実施の形態2にかかる半導体装置が実施の形態1にかかる半導体装置と異なる点は、ポリシリコン抵抗20の、グランドコンタクト部23よりも外周端部側R2の部分を切り離してフローティング(浮遊)電位とした点である。
すなわち、ポリシリコン抵抗20の切り離し箇所25よりも外周端部側R2の部分がフローティング電位となる。これにより、ソース電極配線12の内側への張り出し部分の直下(ポリシリコン抵抗20側)に、ポリシリコン抵抗20の切り離し箇所25よりも内周端部側R1の電位がかからない。このため、ソース電極配線12の内側への張り出し部分付近での絶縁破壊を抑制することができる。
ポリシリコン抵抗20の切り離し箇所25よりも外周端部側R2の部分は、シリサイド化されるか、高不純物濃度化されることで低抵抗化されていてもよい。
このように、ポリシリコン抵抗20に切り離し箇所25を設ける場合、例えばCADによる設計図作成時に、所定プログラムにより渦巻き状の平面形状にポリシリコン抵抗20を自動で製図する。そして、ポリシリコン抵抗20の切り離し箇所25の位置条件を設定して再度製図すればよい。
以上、説明したように、実施の形態2によれば、実施の形態1と同様の効果を得ることができる。
(実施の形態3)
次に、実施の形態3にかかる半導体装置の構造について説明する。図7は、実施の形態3にかかる半導体装置の要部の平面レイアウトを示す平面図である。実施の形態3にかかる半導体装置が実施の形態2にかかる半導体装置と異なる点は、ポリシリコン抵抗20の渦巻き線から外側に延在するポリシリコン層27,28にそれぞれグランドコンタクト部23および分圧点コンタクト部24を形成している点である。
ポリシリコン層27,28は、実施の形態1と同様にポリシリコン抵抗20の最外周の渦巻き線20bよりも1本以上内周側の渦巻き線20cから外側に延在し、ポリシリコン抵抗20との接続点での電位を引き出している。ポリシリコン層27,28は、例えば、サリサイド(salicide:Self−ALIgn siliCIDE)化されるか、ポリシリコン抵抗20よりも高不純物濃度化されることで低抵抗化されている。グランドコンタクト部23および分圧点コンタクト部24とソース電極配線12とが深さ方向に対向しないように、ソース電極配線12に切欠き部12aを設けてもよい。
ポリシリコン抵抗20は、接地端子配線21および分圧端子配線22と交差する部分にさらに切り離し箇所26a,26bを有していてもよい。グランドコンタクト部23および分圧点コンタクト部24付近でポリシリコン抵抗20がフローティング電位となることで、グランドコンタクト部23および分圧点コンタクト部24の電位のばらつきを抑制することができる。
また、ポリシリコン抵抗20の、接地端子配線21および分圧端子配線22との交差部分に切り離し箇所26a,26bを有する場合、ポリシリコン抵抗20、接地端子配線21および分圧端子配線22は同じ階層に配置されてもよい。
また、図示省略するがソース電極配線12、接地端子配線21および分圧端子配線22が同じ階層に配置されていてもよい。この場合、ソース電極配線12の、接地端子配線21および分圧端子配線22との交差部分に切り離し箇所を設ければよい。
また、実施の形態3を実施の形態1に適用してもよい。
以上、説明したように、実施の形態3によれば、実施の形態1と同様の効果を得ることができる。実施の形態3によれば、接地端子配線および分圧端子配線をポリシリコン抵抗の渦巻き線から離すことができる。このため、水素アニール時に接地端子配線および分圧端子配線のバリアメタルに水素原子が吸蔵される割合を低減させることができ、抵抗素子の抵抗値のばらつきをさらに抑制することができる。実施の形態3によれば、接地端子配線および分圧端子配線との各コンタクト部の表面積を大きくすることができる。このため、デザインルールが大きく(例えば1μmのデザインルール)、コンタクト部の表面積が大きくなる場合に有用である。
(実施の形態4)
次に、実施の形態4にかかる半導体装置の構造について説明する。図8は、実施の形態4にかかる半導体装置の要部の平面レイアウトを示す平面図である。実施の形態4にかかる半導体装置が実施の形態1にかかる半導体装置と異なる点は、ポリシリコン抵抗20の最外周の渦巻き線20bよりも1本以上内周側の渦巻き線20cに3つ以上の端子配線がコンタクト部を介して電気的に接続されている点である。図8には、3つの端子配線(抵抗接続配線)51〜53を配置した場合を示す。符号54〜56は、それぞれ端子配線51〜53とポリシリコン抵抗20とのコンタクト部であり、シリサイド化されて低抵抗化されている。
この場合、ポリシリコン抵抗20の最も外周端部側R2に配置された端子配線51を接地端子配線とし、他の端子配線52,53のいずれか一つを例えばトリミング回路などの外部回路で選択して分圧端子配線としてもよい。または、外部回路により、まず、接地端子配線となる例えば端子配線52を選択し、その後、この接地端子配線となる端子配線52よりもポリシリコン抵抗20の内周端部側R1の複数の端子配線から分圧端子配線となる端子配線53を選択してもよい。これにより、ポリシリコン抵抗20の利便性を向上させることができる。
また、端子配線51〜53は、それぞれ異なる電位の信号を取り出すための端子として用いられてもよい。また、実施の形態4を実施の形態2,3に適用してもよい。
以上、説明したように、実施の形態4によれば、実施の形態1と同様の効果を得ることができる。
(実施例1)
ポリシリコン抵抗への不純物ドーズ量について検証した。図9は、抵抗素子の不純物ドーズ量[cm-2]とシート抵抗[Ω/□]との関係を示す説明図である。図9の横軸にはポリシリコン抵抗への不純物ドーズ量を示し、縦軸にはポリシリコン抵抗のシート抵抗を示す。試料として用いたポリシリコン抵抗の厚さは200nmである。また、ポリシリコン抵抗の表面のダングリングボンドを終端するための水素アニールを行っている。
図9に示す結果より、ポリシリコン抵抗のシート抵抗が1kΩ/□以上となる場合に(図9には、シート抵抗=1kΩ/□(=1.0×103kΩ/□)を横破線61で示す)、シート抵抗が大きく変化することが確認された。これにより、ポリシリコン抵抗のシート抵抗が1kΩ/□以上であると、製造過程におけるポリシリコン抵抗への不純物ドーズ量のばらつきによりシート抵抗値がばらつく。さらに、シート抵抗が2kΩ/□以上となると(図9には、シート抵抗=2kΩ/□(=2.0×103kΩ/□)を横破線62で示す)、ポリシリコン抵抗への不純物ドーズ量に対するシート抵抗の変化率が顕著に大きくなる。
したがって、本発明は、シート抵抗が1kΩ/□以上のポリシリコン抵抗20を形成する場合に有効である。また、本発明は、シート抵抗が2kΩ/□以上のポリシリコン抵抗20を形成する場合にさらに有効である。
(実施例2)
ポリシリコン抵抗20の最外周の渦巻き線20bとソース電極配線12とに挟まれた層間絶縁膜9の部分の厚さt1について検証した。図10は、ポリシリコン抵抗への不純物ドーズ量と抵抗素子のシート抵抗のばらつきとの関係を示す特性図である。図10の横軸はポリシリコン抵抗への不純物ドーズ量である。図10の縦軸はポリシリコン抵抗20で構成される抵抗素子のシート抵抗についてポリシリコン抵抗20の上にソース電極配線12を形成しない場合のシート抵抗からの変動割合ΔRs[%]である。
ポリシリコン抵抗20の厚さは200nmである。ポリシリコン抵抗20の表面のダングリングボンドを終端するための水素アニールを行っている。ポリシリコン抵抗20とソース電極配線12とに挟まれた層間絶縁膜9は酸化膜からなり、その厚さt1は1.4μmである。
図10に示す結果より、ポリシリコン抵抗20への不純物ドーズ量が1.5×1015/cm2以下となる場合に、ポリシリコン抵抗20のシート抵抗が大きく変動することが確認された。さらに、ポリシリコン抵抗20への不純物ドーズ量が5×1014/cm2以下となるとポリシリコン抵抗20のシート抵抗の変動が顕著となる。図10には、ポリシリコン抵抗20への不純物ドーズ量=5×1014/cm2の位置を符号63で示す。
したがって、本発明は、ポリシリコン抵抗20とソース電極配線12とに挟まれた層間絶縁膜9の部分の厚さt1が1.4μm以下であって、ポリシリコン抵抗20への不純物ドーズ量が1.5×1015/cm2以下のときに有効である。さらには、本発明は、ポリシリコン抵抗20とソース電極配線12とに挟まれた層間絶縁膜9の部分の厚さt1が1.4μm以下であって、ポリシリコン抵抗20への不純物ドーズ量が5×1014/cm2以下のときに有効である。
以上の実施の形態では、JFETを用いた半導体装置について説明したが、本発明は、JFETに代えて、絶縁ゲート型のトランジスタ(MOSFET:Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)にも適用可能である。以下、実施の形態5において、nチャネル型MOSFETを例に図11を参照しながらMOSFETの構造を説明する。
(実施の形態5)
図11は、実施の形態5にかかる半導体装置の構造を示す断面図である。実施の形態5にかかる半導体装置は、実施の形態1を適用したnチャネル型MOSFETである。図11に示す実施の形態5にかかる半導体装置は、p型ベース領域72、n+型ソース領域73、ゲート絶縁膜74およびゲートポリシリコン電極75からなるMOSゲート(金属−酸化膜−半導体からなる絶縁ゲート)構造を備える。図11に示す実施の形態5にかかる半導体装置の平面レイアウトは、実施の形態1と同様である(図1参照)。実施の形態1のJFETにおけるp型ゲート領域(図2の符号2に相当)は、実施の形態5においてp型ベース領域72となる。
p型ベース領域72は、オン状態のときにn型の反転層(チャネル)が形成されるチャネル領域となる。n+型ソース領域73は、p型ベース領域72内の表面層に、n+型ドレイン領域5から等間隔となる円周上に、平面形状が環状をなすように設けられている。すなわち、n+型ソース領域73は、連続する1つの領域として配置されている。したがって、図1の平面レイアウトにおいて半径に相当する切断線(例えば切断線A−A’)で切断したいずれの断面にもp型ベース領域72とその内部のn+型ソース領域73とが出現する。n+型ソース領域73およびn+型ドレイン領域5は、拡散により同時に形成され、両領域73,5の深さはn型ドリフト領域3およびp型ベース領域72の深さよりも浅い。なお、n+型ドレイン領域5は設けられていなくてもよい。
また、p型ベース領域72は、n型ドリフト領域3に接している。p型ベース領域72の、n型ドリフト領域3とn+型ソース領域73に挟まれる部分の表面上には、ゲート絶縁膜74を介して制御電極であるゲートポリシリコン電極75が設けられている。ゲートポリシリコン電極75は、図11と異なる断面においてLOCOS酸化膜8の表面上に引き出され、図示省略するゲート電極配線に接続されている。層間絶縁膜9の内部には、実施の形態1と同様に、LOCOS酸化膜8を挟んで深さ方向にn型ドリフト領域3と対向する部分に、ポリシリコン抵抗20が設けられている。
ソース電極配線12となる金属配線は、層間絶縁膜9を貫通するソースコンタクト部15およびコンタクトプラグ(不図示)を介してp型ベース領域72およびn+型ソース領域73に電気的に接続されている。ドレイン電極配線11となる金属配線は、実施の形態1と同様に、層間絶縁膜9を貫通するドレインコンタクト部14およびコンタクトプラグ(不図示)を介してn+型ドレイン領域5に電気的に接続されている。また、ドレイン電極配線11は、実施の形態1と同様に、層間絶縁膜9を貫通する抵抗素子コンタクト部16を介してポリシリコン抵抗20の最内周の渦巻き線20aに電気的に接続されている。
以上において本発明では、起動回路の起動素子の電圧センスのための抵抗素子を例に説明しているが、渦巻き状の平面形状をなすように配置したポリシリコン抵抗を抵抗素子として用いるすべての回路に適用可能である。また、各実施の形態では第1導電型をp型とし、第2導電型をn型としたが、本発明は第1導電型をn型とし、第2導電型をp型としても同様に成り立つ。
以上のように、本発明にかかる半導体装置は、インバータなどの電力変換装置や種々の産業用機械などの電源装置や自動車のイグナイタなどに使用されるパワー半導体装置に有用である。
1 p型半導体基板
2 p型ゲート領域
3 n型ドリフト領域
4 n+型ソース領域
5 n+型ドレイン領域
6 p+型コンタクト領域
7 ゲートポリシリコン電極
8 LOCOS酸化膜
9,31,34 層間絶縁膜
10 ゲート電極配線
11,32 ドレイン電極配線
12 ソース電極配線
12a ソース電極配線の切欠き部
13 ゲートコンタクト部
14,33 ドレインコンタクト部
15 ソースコンタクト部
16 抵抗素子コンタクト部
17 コンタクトプラグ
18 コンタクトプラグ
19 コンタクトプラグ
20 ポリシリコン抵抗
20a 抵抗素子の最内周の渦巻き線
20b 抵抗素子の最外周の渦巻き線
20c 抵抗素子の最外周よりも1本以上内周側の渦巻き線
20d 抵抗素子の最内周よりも1本外周側の渦巻き線
20e 抵抗素子の最外周よりも1本内周側の渦巻き線
21 接地端子配線
22 分圧端子配線
23 グランドコンタクト部
24 分圧点コンタクト部
25,26a,26b 抵抗素子の切り離し箇所
27,28 ポリシリコン層
30 JFET
51〜53 抵抗素子の最外周よりも1本以上内周側の渦巻き線に電気的に接続された端子配線
54〜56 抵抗素子の最外周よりも1本以上内周側の渦巻き線と端子配線とのコンタクト部
R1 抵抗素子の渦巻き線の内周端部側
R2 抵抗素子の渦巻き線の外周端部側
t1 ソース電極配線の内側への張り出し部分とポリシリコン抵抗とに挟まれた部分における層間絶縁膜の厚さ
w1,w2 抵抗素子の渦巻き線の幅
w3 抵抗素子の隣り合う渦巻き線間の幅
w11 ソース電極配線の所定幅
w12 ソース電極配線の内側への張り出し幅

Claims (6)

  1. 半導体基板の表面層に選択的に設けられた第1導電型の第1領域と、
    前記第1領域に接して前記半導体基板の表面層に設けられた第2導電型の第2領域と、
    前記第2領域と対向して前記半導体基板の表面層に設けられた第2導電型の第3領域と、
    前記第1領域と前記第3領域とに挟まれ両領域と接し前記半導体基板の表面層に設けられた第2導電型の第4領域と、
    前記第4領域を覆う絶縁膜と、
    前記絶縁膜の内部に埋め込まれた抵抗体と、
    前記第3領域および前記抵抗体の一端に電気的に接続された第1電極と、
    前記第2領域に電気的に接続され、前記絶縁膜を介して前記抵抗体の他端側を覆う第2電極と、
    前記第1領域に電気的に接続された第3電極と、
    前記抵抗体の、前記第2電極に覆われた部分以外の部分に電気的に接続された複数の抵抗接続配線と、
    を備えることを特徴とする半導体装置。
  2. 前記抵抗体は、渦巻き状の平面形状をなすように配置され、
    前記第2電極は、前記絶縁膜を介して前記抵抗体の最外周の渦巻き線を覆い、
    前記抵抗接続配線は、前記抵抗体の最外周よりも1本以上内周側の渦巻き線に電気的に接続されていることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記抵抗体の最外周側の、前記抵抗接続配線との接続箇所よりも外周端部側は、当該接続箇所よりも内周端部側と分離されていることを特徴とする請求項1または2に記載の半導体装置。
  4. 前記抵抗接続配線は、前記抵抗体の渦巻き線から離れる方向に引き出されたポリシリコン層を介して前記抵抗体に電気的に接続されており、
    前記ポリシリコン層は、サリサイド化または高不純物濃度化された低抵抗層であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の半導体装置。
  5. 前記抵抗体のシート抵抗は、1kΩ/□以上であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の半導体装置。
  6. 前記抵抗体は、ポリシリコンでできていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の半導体装置。
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